JP2004281239A - 環境浄化機能付ヒーター - Google Patents

環境浄化機能付ヒーター Download PDF

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Masahiro Tajima
政弘 田島
Yuzuru Horie
譲 堀江
Kazuhide Nagano
和秀 長野
Seijo Satao
政丞 佐田尾
Ryuji Tano
竜司 多野
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Kodama Ltd
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Kodama Ltd
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  • Catalysts (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

【課題】脱臭等の環境浄化機能を備えたヒーターを提供する。
【解決手段】この発明は、セラミック製又は金属製ヒーターの基材表面にガーネットを溶射付着してなる遠赤外線放射層を形成し、該遠赤外線放射層の表面に環境浄化機能を備えた触媒層を付着させ、加熱又は加温と環境浄化機能を備えている。上記環境浄化機能としてヒーター周辺の臭気成分と揮発性有機化合物のいずれか一方又は両方の分解除去機能がある。
また遠赤外線放射層と触媒層の複合化は、遠赤外線放射層の形成後付着された触媒層を焼成したものである。さらに環境浄化触媒としては、Mn,Cu,Co,Fe,Ni,V,W,Mo,Au,Pt,Pd,Ag,Si,Al,Zr,Ti又はその酸化物の中から選ばれる一つ以上の成分を主成分とすることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は環境浄化機能付ヒーターに関し、主として脱臭および揮発性有機化合物(VOC)除去と暖房等の加温を行う遠赤外線ヒーターに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来暖房装置等に用いられる遠赤外線ヒーターのように、セラミックを電気ヒーターで加熱し、セラミックから遠赤外線を放出させるものや特許文献1に示すように表面にガーネット溶射皮膜を形成したもの等が知られているが、脱臭性能を付属している装置はほとんどない。そのため、活性炭フィルター等を搭載した空気清浄機を別に稼働させる必要があった。
【0003】
また、室内容積が大きくなると、一般家庭用の空気清浄機では性能が足らず、空調・換気設備とは別途に脱臭装置を追加する必要があった。さらに、脱臭装置には、吸着材として活性炭を使用することが多く、脱臭機能を維持するためには、定期的に交換しなければならず、メンテナンスが煩わしかった。
【0004】
一方エアコンなど空調機器の普及や、建築方法の進歩により、居住空間の密閉化が進んでいるため、室内の臭気や揮発性有機化合物(VOC)の濃度が高くなる傾向にあることが判明している。特に、暖房する冬季には、臭気やVOC濃度が特に高くなる傾向にある。臭気の除去はマスキング剤等の消臭剤によっている。またVOCは、健康に悪影響をおよぼすことが問題となっており、吸着性能を有する建材や、空気清浄機等による除去が行われているのが現状である。
【0005】
しかし、吸着材フィルターを備えたエアコンや空気清浄機が普及している一方、使用されている吸着材は一定の周期で取り替えないと性能が低下してしまうという問題があり、家庭では定期的に取り替えていないこと多く、装置の臭気やVOC除去機能が十分に発揮できないことになる。
【0006】
さらに、老人福祉施設や畜産施設のように屋内容積が大きくなると、空調・換気設備以外に脱臭設備を備える必要があるが、定期的に活性炭を取り替えなければならず、メンテナンスおよび費用の面からの負担により脱臭設備の設置が進まず、生活環境の悪さが問題となっている。
【0007】
このため、メンテナスフリーで、脱臭・VOC除去を行える装置の開発が望まれていた。また、従来より、有機樹脂バインダーを使用した脱臭および遠赤外線放射塗膜が開発されているが(例えば、特許文献2)、これらの場合有機樹脂により塗膜の密着性能は高いが、150℃以上の温度を長時間かけると徐々に炭化が進み、また触媒成分による酸化により、塗膜が劣化して剥がれるという問題点があり、ヒーターへは使用できなかった。
【0008】
さらに、無機バインダーを利用した塗膜も試みられているが、塗布する面が金属や磁性セラミックス等の滑らかで平らな面であるため、衝撃等によって、容易に触媒層である塗膜が剥がれてしまうという問題点があった。
【0009】
その他特許文献3に示すように、発熱体となる金属基板の表面に形成されたホーロー層に、金属酸化物(触媒)及び無機接着剤を混合した触媒層を塗布して両層を同時に焼成付着させる方法が知られている。
【0010】
この方法で、ホーロー(セラミック)層と触媒層を同時焼成すると、セラミック層の含有成分(Na等)が触媒層に悪影響を及ぼして触媒機能を低下させる欠点があるほか、基材及び両層の付着(固着)性を確保するために焼成温度を高くする必要があり、また高温焼成による触媒機能の低下を招く欠点がある。
【0011】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、冬季の暖房時に発生する熱を利用して、暖房と脱臭を同時に行うとともに、脱臭およびVOC除去機能を維持するためのメンテナンスが不要な環境浄化機能を有する遠赤外線ヒーターを提供するものである。
【0012】
【特許文献1】
特開平6−172956号公報
【特許文献2】
特開平11−335596号公報
【特許文献3】
特開昭58−145086号公報
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明のヒーターは第1に、セラミック製又は金属製ヒーターの基材表面にガーネットを溶射付着してなる遠赤外線放射層を形成し、該遠赤外線放射層の表面に環境浄化機能を備えた触媒層を付着させ、加熱又は加温と環境浄化機能を備えたことを特徴としている。
【0014】
第2に、環境浄化機能がヒーター周辺の臭気成分及び/又は揮発性有機化合物の分解除去機能であることを特徴としている。
【0015】
第3に、遠赤外線放射層と触媒層の複合化が、遠赤外線放射層の形成後付着された触媒層を焼成したものであることを特徴としている。
【0016】
第4に、ガーネットがウォータージェットの廃棄研磨材であることを特徴としている。
【0017】
第5に、環境浄化触媒が、Mn,Cu,Co,Fe,Ni,V,W,Mo,Au,Pt,Pd,Ag,Si,Al,Zr,Ti又はその酸化物の中から選ばれる一つ以上の成分を主成分とすることを特徴としている。
【0018】
第6に、環境浄化触媒が、La,Ce,Ba,Cs,Pr,Nd,Bi,Mg,Ca,Sr,K,Naの中から選ばれる1つ以上の成分を助触媒とすることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態につき説明すると部屋内の暖房および臭気やVOC除去を行うにおいて、セラミックス製または金属製ヒーターの表面に高効率な遠赤外線効果を有するガーネット溶射皮膜を形成し、さらに環境浄化触媒を複合化したヒーターを提供することである。
【0020】
すなわち、本発明は、ガーネット溶射皮膜が高効率な遠赤外線を放射することに着目し、また部屋内の環境浄化には脱臭性能を有する脱臭等が可能な環境浄化触媒を利用することが最適であることから、遠赤外線効果と環境浄化効果を複合させることによって完成するに至ったものである。さらに、ガーネット溶射皮膜は、セラミックスおよび金属に限らず、ほとんど全てのものと密着性がよく、衝撃による剥離に強い。また、ガーネット溶射皮膜は、細かい凹凸があり、環境浄化触媒を複合化する際、極めて強固に固定化でき、衝撃に強くなる。
【0021】
さらに、本実施形態ではパネルヒーターを使用するが、通常の小型赤外線ヒーターでは部屋の容積に較べてヒーターの面積が小さいため、ヒーター温度は300℃を超える温度で作動している。このような高い温度では、複合化した触媒は、熱による構造破壊によって脱臭性能が低下してしまうという問題があった。しかしパネルヒーターによれば、広い面積を持つことから、ヒーター温度を150〜300℃と低くすることが可能であり、触媒の性能が低下しない。
【0022】
ガーネット溶射皮膜を形成するパネルヒーターは、セラミックス製,金属製等、耐熱性を有するものであれば特に材質の限定はない。耐熱性としては、300℃以上、好ましくは500℃以上を有することが必要である。
【0023】
ガーネット溶射皮膜形成の方法であるが、まずブラスト処理によりヒーター表面に凹凸を形成する。これは表面の粗面化により溶射皮膜の付着力を強化し、皮膜が剥がれにくくするためである。ブラスト処理に使用する材料は、石英,サンド,鋼粒,ガラス等様々な材料が使用可能である。またブラストによる凹凸であるが、深さ等の制限はなくガーネットを溶射した後に溶射皮膜が剥がれなければよい。ガーネットを溶射するにはプラズマ溶射を利用することが好ましい。プラズマ溶射に使用するガスは、特に特定されずヘリウム−アルゴン,水素−アルゴン等様々な組み合わせが使用できる。
【0024】
溶射原料に使用するガーネットは、粉砕により粒径を揃えることが望ましい。ガーネット粒子が大きすぎると、プラズマガンの噴出口が詰まったり、被溶射物まで届かないことになり、操作上好ましくない。またガーネット粒子が小さすぎると被溶射物まで届かず、ガーネットの利用効率が悪く好ましくない。
【0025】
また原料のガーネットは研磨材として販売されているものを使用しても良いが、ウォータージェットの研磨剤として使用した後のガーネットスラッジを使用することも可能である。ウォータージェットの研磨剤として使用した後もガーネット自体は変質していないため、溶射後の遠赤外線性能は劣化せず、本発明の機能発現に支障はない。
【0026】
ガーネット溶射皮膜の表面状態は、凹凸があることが望ましく且つガーネットの性質上適度な凹凸面を得易いという利点がある。溶射表面が滑らかでは触媒の溶射表面への固着は平面的となり、衝撃等により容易に剥離してしまうことになる。しかし溶射表面が凹凸であれば触媒の溶射表面への固着は3次元的となり、衝撃等でも容易に剥離しない強固な複合化が可能となる。
【0027】
ガーネット溶射皮膜に複合化する脱臭・VOC除去用の環境浄化触媒は、特に限定しないが、高比表面積を有し低温で脱臭・VOC除去性能を発揮することが好ましい。触媒の例としては、酸化銅等の既存の触媒が利用可能であるが、好ましくは、酸化銅,酸化鉄,酸化コバルト,酸化マンガン,白金,パラジウム,金を主成分とする触媒が良い。またこれらの触媒は、ランタン,セリウム等の助触媒を含むことが好ましい。さらに、これらの触媒は、比表面積を大きくするために、ゼオライト,アルミナ,シリカ,シリカ−アルミナ等の担体に担持して使用することもできる。
【0028】
これらの触媒はヒーター通電時は、加熱による臭気物質・VOCを分解するが、ヒーターに通電していない時でも臭気物質・VOCを吸着することが可能である。すなわちヒーター非通電時は吸着効果により脱臭・VOC除去を行い、ヒーター通電時は触媒効果により脱臭・VOC除去を行うこととなる。
【0029】
環境浄化触媒を溶射表面に複合化する場合、無機化合物の結合材を利用することが必要である。無機結合材の例としては、シリカゾル,アルミナゾル,シリコーン樹脂,粘土,アルミナ,シリカ等が利用できる。樹脂等の有機化合物では、ヒーターの熱、または触媒の酸化作用により、樹脂が劣化して、最終的には炭化・燃焼して、触媒の固着力が弱くなり容易に剥がれることが考えられるため、利用することは好ましくない。
【0030】
このようにして制作したパネルヒーターは、ガーネット溶射皮膜の高効率な遠赤外線効果だけでなく、ガーネット溶射皮膜上に複合化した環境浄化触媒により脱臭・VOC除去を行うことができる。
【0031】
【実施例】
以下に、実施例を記すが、これにより、本特許が制限されることはない。
【比較例1】
45〜75μmに粒子を揃えたガーネットをMETCO社製 7MC−II型プラズマ溶射装置を用いて、ブラスト処理した3cm×5cmのSS板に、200μmの厚さで溶射した。
【0032】
【実施例1】
比較例1で作製した溶射皮膜に、二酸化マンガンおよび銅担持USY型ゼオライトを同重量比で混合した触媒を、アルミナゾルをバインダーとして塗布した。塗布後、120℃で乾燥し、さらに300℃で焼成して触媒と溶射皮膜を複合化した。図1は本実施例によって作成した試料の50℃における遠赤外線放射特性を示すもので、この図から明らかなように本実施例のものは在来のものと比較しても高い放射率で広い波長域において安定している。
【0033】
【実施例2】
比較例1および実施例1で作製した試料をそれぞれ10Lのテドラバックに入れ、10ppmのアンモニアガスおよび硫化水素ガスを10L入れて、アンモニアおよび硫化水素濃度の変化を測定した。結果を、表1,2に示す。
【0034】
【表1】
Figure 2004281239
【0035】
【表2】
Figure 2004281239
【0036】
【実施例3】
比較例1および実施例1で作製した試料をそれぞれ210Lのステンレス容器にヒーターに載せて入れ、ヒーター温度が300℃になるように加熱した。次に、100ppmになるように99%アンモニアガスを入れて、アンモニア濃度の変化を測定した。また、ブランクとして、試料を入れない場合の濃度変化も測定した。結果を表3に示す。
【0037】
【表3】
Figure 2004281239
【0038】
【実施例4】
セラミックヒーター(日本碍子株式会社製 H7G−21200)をブラスト処理後、45〜75μmに粒子を揃えたガーネットをMETCO社製 7MC−IIプラズマ溶射装置を用いて、200μmの厚さで溶射した。さらに、二酸化マンガンおよび銅担持USY型ゼオライトを同重量比で混合した触媒を、アルミナゾルをバインダーとして塗布した。塗布後、120℃で乾燥し、さらに300℃で焼成して触媒と溶射皮膜を複合化した。この触媒複合化ヒーターを実施例3と同じように試験した。ただし、本実施例では、触媒複合化ヒーター自体を300℃に加熱した。結果を表4に示す。
【0039】
【表4】
Figure 2004281239
【0040】
【実施例5】
実施例1で作製した試料の遠赤外線放射特性を、日本電子株式会社製FT−IR WINSPEC100型の付属装置 赤外線放射測定ユニット IR−IRR200を使用して、50℃の温度で測定した。結果は、図1に示すように、ほとんどの波長で95%以上の放射率を示し、高効率な遠赤外線放射性能を有することが確認できた。
【0041】
【比較例2】
3cm×5cmの無加工のSS(一般構造用圧延鋼材)板上に、二酸化マンガンおよび銅担持USY型ゼオライトを同重量比で混合した触媒を、アルミナゾルをバインダーとして塗布した。塗布後、120℃で乾燥し、さらに300℃で焼成して触媒と、溶射皮膜を複合化した。
【0042】
【実施例6】
実施例1および比較例2で作製した試料について、1/2インチの300gのボールを30cmの高さから試料に落として、耐衝撃試験を行った。実施例1の試料では、塗膜の剥離はまったく認められなかったが、比較例1では、塗膜の剥離が認められた。
【0043】
【発明の効果】
本発明に係わる遠赤外線ヒーターを用いて、臭気成分やVOC成分を吸着および分解することにより、屋内の換気を必要とせずに、有害成分を除去できる。それにより、換気不足によるシックハウス症等が予防でき、快適な環境を提供することができる。
【0044】
特に本件発明では下地層としてのガーネット溶射皮膜上に触媒層を焼成付着させることにより次のような独自の効果を奏するものである。
(1)硬質で表面凹凸が多く且つ粗いガーネット溶射皮膜により、溶射皮膜に対する触媒層の付着性(固着性)が高くなる。
【0045】
(2)基板自体に対し触媒層が溶射皮膜を介して強力に固着するので、両層が共に強力な固着性を備えたものになる。
【0046】
(3)ガーネット自体の含有成分の点でも、既に溶射によってセラミック化された面に触媒層を比較的低温で焼成付着させる面でも、触媒の焼成付着による触媒機能の低下等の悪影響がなく、触媒層の機能的な安定性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で使用した試料の遠赤外線放射特性を示すグラフである。

Claims (6)

  1. セラミック製又は金属製ヒーターの基材表面にガーネットを溶射付着してなる遠赤外線放射層を形成し、該遠赤外線放射層の表面に環境浄化機能を備えた触媒層を付着させ、加熱又は加温と環境浄化機能を備えた環境浄化機能付ヒーター。
  2. 環境浄化機能がヒーター周辺の臭気成分及び/又は揮発性有機化合物の分解除去機能である環境浄化機能付ヒーター。
  3. 遠赤外線放射層と触媒層の複合化が、遠赤外線放射層の形成後付着された触媒層を焼成したものである請求項1又は2の環境浄化機能付ヒーター。
  4. ガーネットがウォータージェットの廃棄研磨材である請求項1,2又は3の環境浄化機能付ヒーター。
  5. 環境浄化触媒が、Mn,Cu,Co,Fe,Ni,V,W,Mo,Au,Pt,Pd,Ag,Si,Al,Zr,Ti又はその酸化物の中から選ばれる一つ以上の成分を主成分とする請求項1,2,3又は4の環境浄化機能付ヒーター。
  6. 環境浄化触媒が、La,Ce,Ba,Cs,Pr,Nd,Bi,Mg,Ca,Sr,K,Naの中から選ばれる1つ以上の成分を助触媒とする請求項1,2,3,4又は5の環境浄化機能付ヒーター。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007175612A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Central Res Inst Of Electric Power Ind 分解除去装置及びそれを用いた分解除去方法
JP2007268520A (ja) * 2006-03-08 2007-10-18 Sumiko Eco-Engineering Co Ltd 窒素化合物分解触媒及び窒素化合物処理方法
CN114501703A (zh) * 2022-02-09 2022-05-13 北京小米移动软件有限公司 电暖器加热组件及其制备方法、电暖器

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