JP2004281097A - フラットケーブルへの端子接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラットケーブルの各フラット導体に対して、フラット絶縁被覆を剥がないで、各接続端子を同時に能率よく接続できるフラットケーブルへの端子接続装置を得る。
【解決手段】フラットケーブルの各フラット導体のピッチで各接続端子をそれぞれ支えるための端子群受け具26と、フラットケーブルを一括して押圧して各接続端子の複数のクリンプ片を接続すべき各フラット導体の位置でフラットケーブルに突き刺すクリンプ片一括突き刺しヘッド42と、フラットケーブルを突き抜けた各クリンプ片をそれぞれ折り曲げて加締めるクリンプ片一括加締めヘッド43とをロータ44の外周に周方向に位置をずらして支持させる。ロータ44を回転して何れかのヘッド42,43を端子群受け具26に対向する作業位置に対向配置する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラットケーブルの各フラット導体に接続端子がそれぞれ接続された端子接続フラットケーブルを製造するフラットケーブルへの端子接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フラットケーブルの絶縁被覆であるフラット絶縁被覆を剥がないで各フラット導体に接続端子をそれぞれ接続する端子接続フラットケーブルの製造は、図10(A)(B)に示すような方法及び装置で行っていた。即ち、図10(A)に示すように、平行に並設されたフラット導体1にフラット絶縁被覆2が一括被覆されているフラットケーブル3の1条のフラット導体1の箇所に対して、雌形の接続部材4に一体の端子板部6の幅方向の両側に図示しないが2列に突片よりなるクリンプ片が千鳥配置で突設されている構造の接続端子8のクリンプ片が図10(B)に示す状態で突き刺され、各クリンプ片を接続すべきフラット導体1に導通させ、フラットケーブル3を突き抜けた2列のクリンプ片を折り曲げて加締めることにより1個の接続端子8の接続を終了し、次に、図10(C)に示すように,隣のフラット導体1の箇所で、同様にして、次の接続端子8を接続していた。このような接続端子8の接続作業は、端子接続装置9でそれぞれ行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフラットケーブルへの端子接続装置9では、複数条のフラット導体1が並設されているフラットケーブル3の各フラット導体1に対して接続端子8を1条毎に行っていたので、全部の接続端子8の接続が終了する迄に、かなりの時間と手間がかかり、端子接続の作業能率が悪い問題点があった。
【0004】
複数条のフラット導体が並設されているフラットケーブルの各フラット導体に対して各接続端子を、フラット絶縁被覆を剥がないで、一括して同時に接続する端子接続装置は提案されていない。
【0005】
本発明の目的は、複数条のフラット導体が並設されているフラットケーブルの各フラット導体に対して、フラット絶縁被覆を剥がないで、各接続端子を同時に能率よく接続することができるフラットケーブルへの端子接続装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、平行に並設されたフラット導体にフラット絶縁被覆が一括被覆されているフラットケーブルの接続すべき各フラット導体に対して、フラットケーブルの一方の面側に接続端子がそれぞれ配置され、それぞれの接続端子がもつ複数のクリンプ片が対応するフラット導体の箇所でフラットケーブルに突き刺され、それぞれの接続端子の各クリンプ片で対応するフラット導体との導通がとられ、各接続端子でフラットケーブルを突き抜けた各クリンプ片が折曲げて加締められている構造の端子接続フラットケーブルを製造するフラットケーブルへの端子接続装置を対象とする。
【0007】
本発明のフラットケーブルへの端子接続装置では、
フラットケーブルの各フラット導体のピッチで各接続端子をそれぞれ支えるための端子群受け具と、
フラットケーブルを一括して押圧して各接続端子の複数のクリンプ片を接続すべき各フラット導体の位置でフラットケーブルに突き刺すクリンプ片一括突き刺しヘッドと、フラットケーブルを突き抜けた各クリンプ片をそれぞれ折り曲げて加締めるクリンプ片一括加締めヘッドとがロータの外周に周方向に位置をずらして支持されていて、該ロータを回転して何れかのヘッドを端子群受け具に対向する作業位置に対向させるロータリー式端子接続具と、
ロータリー式端子接続具を昇降させる昇降機構とを備えていることを特徴とする。
【0008】
このようなフラットケーブルへの端子接続装置では、フラットケーブルに並設されている各フラット導体に対して、フラット絶縁被覆を剥がないで、各接続端子を一括して接続できるので、手間が掛からず、各フラット導体に対して各接続端子を能率よく接続することができる。特に、ロータリー式端子接続具では、クリンプ片一括突き刺しヘッドとクリンプ片一括加締めヘッドとがロータの外周に周方向に位置をずらして支持されているので、クリンプ片一括突き刺しヘッドを各接続端子に対して位置決めすると、クリンプ片一括加締めヘッドも同時に位置決めできることになり、各ヘッドの位置決め作業が容易になる。さらに、各ヘッドの突き出し・後退の操作も共通の昇降機構で行うことができ、構造が簡単になる利点がある。
【0009】
また、ロータリー式端子接続具が、装置フレームのレールに沿って水平方向に可動可能な可動台に支持されて昇降する昇降台に支持されていると、準備時にロータリー式端子接続具等を作業の邪魔にならない位置に移動しておき、作業時に作業位置に戻す作業を容易に行うことができる。また、可動台に昇降機構も支持させることにより、該昇降機構の移動も一緒に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1(A)(B)乃至図9は本発明に係るフラットケーブルへの端子接続装置の実施の形態の一例を示したもので、図1(A)(B)は本例のフラットケーブルへの端子接続装置の概略構成を示す側面図及び平面図、図2は本例で用いている接続端子の斜視図、図3はこの端子接続装置で製造された端子接続フラットケーブルの一例を示す平面図、図4(A)(B)は本例のフラットケーブルへの端子接続装置の正面図及び側面図、図5は図4(A)の要部を拡大した拡大図、図6は図4(B)の要部を拡大した拡大図、図7は図5の要部を拡大した拡大図、図8(A)(B)は本例で用いている端子群位置決め具の平面図及び正面図、図9は本例で用いている作業ベース台やパレット等の位置関係を示す斜視図である。
【0011】
本例では、図1乃至図3、特に図2に示すような接続端子8を用いている。この接続端子8は接続部材4を備え、この接続部材4はリード線5の絶縁被覆5aを把持するインシュレーションバレル部4aと、リード線5の導体5bを把持するワイヤーバレル部4bと、図示しないが下面に位置決め孔を有して該接続端子8の位置決めを行う位置決め部4cとで構成されている。また、この接続端子8は、接続部材4に一体の端子板部6を備え、該端子板部6にはその幅方向の両側に2列に突片よりなるクリンプ片7が千鳥配置で突設されている。
【0012】
本例のフラットケーブルへの端子接続装置9においては、図4乃至図7に示すように、直方体状の装置フレーム10を有し、この装置フレーム10の横フレーム部11上にはベース板11aが固設されている。このベース板11a上には、図9に示すように作業ベース台12が固設されている。この作業ベース台12上には、パレット位置決めベース12aが固設されている。このパレット位置決めベース12a上には、このパレット位置決めベース12a上に突設された複数の位置決めピン12bで位置決めされてパレット24が着脱自在に載置されている。
【0013】
パレット24は、図1(A)(B)に示すように、その上面に凹部24aを備え、この凹部24aにフラットケーブル3を嵌めてフラットケーブル位置決め具25で押さえられて位置決めされている。
【0014】
作業ベース台12上には、フラットケーブル3の各フラット導体1のピッチで各接続端子8をそれぞれ位置決めして支えるための端子群位置決め具13が、図1(B)及び図9に示すように、その基部の左右のエッジ部を作業ベース台12上の左右の位置決めコーナ部13aに当てて、この端子群位置決め具13の反対側の基部をベース板11a上の固定シリンダー13bで押圧することにより固定して設置されている。
【0015】
この端子群位置決め具13は、図8(A)(B)に示すように、下部に端子群セット台14を備え、この端子群セット台14の上面には複数の接続端子8をフラットケーブル3のフラット導体1のピッチで設置する接続端子セット溝15が、その上面を開口させた状態で前後方向に貫通させて設けられている。各接続端子セット溝15内には、その中にセットされた接続端子8の位置決めを図1(A)に示すように該接続端子8の位置決め部4cの下面の窓に係入して行うピン状の端子位置決め具16の先端部が端子群セット台14から突出させて設けられている。また、端子群位置決め具13は、端子群セット台14の上に設置されて各接続端子セット溝15内の各接続端子8の脱出を押さえる端子ホルダー17を備えている。この端子ホルダー17は、その長手方向の一端がヒンジ18で開閉可能に端子群セット台14に支持されている。端子ホルダー17の長手方向の他端側は、この端子ホルダー17を開閉操作するための摘み19が設けられている。この摘み19側の作業ベース台12上には、端子ホルダー17が開かないように保持する閉じ手段20が設けられている。閉じ手段20は、作業ベース台12上に設置されたシリンダ21でロック爪22を押し出して、端子群セット台14に軸23aで回動自在に支持された押え片23の一端の下に入って、該押え片23の図8(B)での時計方向の回動でその他端で端子ホルダー17を押さえるようになっている。
【0016】
本例では、端子ホルダー17が端子群セット台14上に上記の如く固定された状態で、各接続端子セット溝15内に各接続端子8が差し込まれ、位置決め部4cの下面の窓に端子位置決め具16の先端部が嵌まって位置決めされるようになっている。この状態では、各接続端子8のクリンプ片7側が反対側に突出する状態になっている。
【0017】
これら各接続端子8のクリンプ片7が突出された側で、図1(A)(B)及び図9に示すように、作業ベース台12上には各接続端子8のクリンプ片7の群の下面をそれぞれ支えるための端子群受け具26が設置されている。端子群受け具26には、各接続端子8を支持する複数(本例では、8個)のアンビル(図示せず)が設けられている。
【0018】
この端子群受け具26上には、図7に示すように、発生したゴミ等を吸引する吸引具28が配置されていて、昇降手段29により昇降されるようになっている。
【0019】
パレット24の上方の装置フレーム10の両側の部分には、図4乃至図7に示すように、水平方向にレール30がそれぞれ設置されていて、これらレール30にスライダー31を係合させて可動台32が水平方向に可動可能に設置されている。可動台32は、装置フレーム10に支持されたモータ33と、このモータ33により正逆の回転駆動がなされる水平向きのネジ軸34と、このネジ軸34の先端部を回転自在に支持する軸受35と、このネジ軸34に螺合されて可動台32上に固定されたナット部材36とからなる走行手段37によりレール30の方向に走行されるようになっている。
【0020】
吸引具28及び昇降手段29は、この可動台32に支持されている。また、この可動台32には、ロータリー式端子接続具38が昇降台39を介して昇降されるようになっている。昇降台39は、その上に立設された複数本の昇降アーム40が可動台32の昇降ガイド41でガイドされて垂直方向に昇降されるようになっている。
【0021】
ロータリー式端子接続具38は、図4乃至図7に示すように、フラットケーブル3を一括して押圧して各接続端子8の複数のクリンプ片7を接続すべき各フラット導体1の位置でフラットケーブル3に突き刺すクリンプ片一括突き刺しヘッド42と、フラットケーブル3を突き抜けた各クリンプ片7をそれぞれ折り曲げて加締めるクリンプ片一括加締めヘッド43とがロータ44の外周に周方向に90°位置をずらして支持されていて、該ロータ44をモータの如き駆動手段45で回転して何れかのヘッド42または43を端子群受け具26に対向する作業位置に対向させるようになっている。
【0022】
このロータリー式端子接続具38は、可動台32に支持された昇降機構46により昇降駆動されるようになっている。
【0023】
ロータ44には、ロータリー式端子接続具38の下降位置を制限する当て止め47が各ヘッド42,43に並設されている。
【0024】
駆動手段45や昇降機構46等に給電するケーブルを可動台32の走行時にキンクしないようにガイドするフレキシブルのケーブルガイド48が装置フレーム10と可動台32に跨がって設けられている。
【0025】
装置フレーム10には、この他に、作業の操作を行う操作パネル49やクリンプ片7の加締め状態の品質チェックを行うモニタ部50が設けられている。
【0026】
装置フレーム10の下部には、この端子接続装置9の移動を可能にする車輪51と、この端子接続装置9の所定位置での定置を可能にする脚部52とが並設されている。定置位置では、脚部52を延ばして車輪51を浮かせることができるようになっている。
【0027】
次に、このようなフラットケーブルへの端子接続装置9の動作について説明する。
【0028】
パレット24を設置する前には、可動台32を走行手段37による駆動によって退避位置に退避させておく。
【0029】
かかる状態で、端子群位置決め具13における端子ホルダー17で押えられて端子群セット台14の各接続端子セット溝15に前述したように各接続端子8を差し込んでセットしておく。また、フラットケーブル3をフラットケーブル位置決め具25で位置決めしたパレット24を、パレット位置決めベース12a上に水平向きで位置決めして設置する。この状態では、フラットケーブル3の先端部は、図1(A)(B)に示すように、端子群受け具26上の各接続端子8におけるクリンプ片7の上に各フラット導体1が対応して存在するようになっている。
【0030】
次に、走行手段37による駆動により可動台32を作業位置に前進移動させ、クリンプ片一括突き刺しヘッド42が端子群受け具26に対応した位置で停止させる。
【0031】
かかる状態で、昇降機構46によりロータリー式端子接続具38を下降させると、クリンプ片一括突き刺しヘッド42でフラットケーブル3が押し下げられ、各フラット導体1の位置でフラットケーブル3に各接続端子8のクリンプ片7が突き刺さり、各接続端子8と対応するフラット導体1とが導通接続状態になる。
【0032】
この状態になったならば、昇降機構46によりロータリー式端子接続具38を上昇させ、クリンプ片一括突き刺しヘッド42をフラットケーブル3から上に離す。
【0033】
しかる後、ロータ44を駆動手段45で90°回転し、クリンプ片一括加締めヘッド43が端子群受け具26に対応した位置にする。クリンプ片一括加締めヘッド43は、クリンプ片一括突き刺しヘッド42を支持するロータ44に支持されているので、フラットケーブル3の各フラット導体1や端子群受け具26に対する位置決めは完了している。
【0034】
かかる状態で、昇降機構46によりロータリー式端子接続具38を下降させると、各フラット導体1の箇所でフラットケーブル3を突き抜けている各クリンプ片7が端子毎に図3に示す如く向かい合う方向に互い違いに折り曲げられて加締められ、抜止め状態になる。
【0035】
このようなフラットケーブルへの端子接続装置9では、フラットケーブル3に並設されている各フラット導体1に対して、フラット絶縁被覆2を剥がないで、各接続端子8を一括して接続できるので、手間が掛からず、各フラット導体1に対して各接続端子8を能率よく接続することができる。特に、ロータリー式端子接続具38では、クリンプ片一括突き刺しヘッド42とクリンプ片一括加締めヘッド43とがロータ44の外周に周方向に位置をずらして支持されているので、クリンプ片一括突き刺しヘッド42を各接続端子8に対して位置決めすると、クリンプ片一括加締めヘッド43も同時に位置決めできることになり、各ヘッド42,43の位置決め作業が容易になる。さらに、各ヘッド42,43の突き出し・後退の操作も共通の昇降機構46で行うことができ、構造が簡単になる利点がある。
【0036】
また、ロータリー式端子接続具38は装置フレーム10のレール30に沿って水平方向に可動可能な可動台32に支持されて昇降する昇降台39に支持されているので、準備時にロータリー式端子接続具38等を作業の邪魔にならない位置に移動しておき、作業時に作業位置に戻す作業を容易に行うことができる。また、可動台32に昇降機構46も支持させることにより、該昇降機構46の移動も一緒に行うことができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明に係るフラットケーブルへの端子接続装置では、フラットケーブルに並設されている各フラット導体に対して、フラット絶縁被覆を剥がないで、各接続端子を一括して接続できるので、手間が掛からず、各フラット導体に対して各接続端子を能率よく接続することができる。特に、本発明ではロータリー式端子接続具を用い、クリンプ片一括突き刺しヘッドとクリンプ片一括加締めヘッドとをロータの外周に周方向に位置をずらして支持させているので、クリンプ片一括突き刺しヘッドを各接続端子に対して位置決めすると、クリンプ片一括加締めヘッドも同時に位置決めできることになり、各ヘッドの位置決め作業が容易になる利点がある。さらに、各ヘッドの突き出し・後退の操作も共通の昇降機構で行うことができ、構造が簡単になる利点がある。
【0038】
また、ロータリー式端子接続具が装置フレームのレールに沿って水平方向に可動可能な可動台に支持されて昇降する昇降台に支持されていると、準備時にロータリー式端子接続具等を作業の邪魔にならない位置に移動しておき、作業時に作業位置に戻す作業を容易に行うことができる。また、可動台に昇降機構も支持させることにより、該昇降機構の移動も一緒に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明に係るフラットケーブルへの端子接続装置の実施の形態の一例の概略構成を示す側面図及び平面図である。
【図2】本発明で用いる接続端子の一例を示す斜視図である。
【図3】図1に示す端子接続装置で製造された端子接続フラットケーブルの一例を示す平面図である。
【図4】(A)(B)は本例のフラットケーブルへの端子接続装置の正面図及び側面図である。
【図5】図4(A)の要部を拡大した拡大図である。
【図6】図4(B)の要部を拡大した拡大図である。
【図7】図5の要部を拡大した拡大図である。
【図8】(A)(B)は本例で用いている端子群位置決め具の平面図及び正面図である。
【図9】(A)(B)は本例で用いている本例で用いている作業ベース台やパレット等の位置関係を示す斜視図である。
【図10】(A)〜(C)は従来の端子接続装置によるフラットケーブルに対する各接続端子の接続工程図である。
【符号の説明】
1 フラット導体
2 フラット絶縁被覆
3 フラットケーブル
4 接続部材
4a インシュレーションバレル部
4b ワイヤーバレル部
4c 位置決め部
5 リード線
5a 絶縁被覆
5b 導体
6 端子板部
7 クリンプ片
8 接続端子
9 端子接続装置
10 装置フレーム
11 横フレーム部
11a ベース板
12 作業ベース台
12a パレット位置決めベース
12b 位置決めピン
13 端子群位置決め具
13a 位置決めコーナ部
13b 固定シリンダー
14 端子群セット台
15 接続端子セット溝
16 端子位置決め具
17 端子ホルダー
18 ヒンジ
19 摘み
20 閉じ手段
21 シリンダ
22 ロック爪
23 押え片
23a 軸
24 パレット
24a 凹部
25 フラットケーブル位置決め具
26 端子群受け具
28 吸引具
29 昇降手段
30 レール
31 スライダー
32 可動台
33 モータ
34 ネジ軸
35 軸受
36 ナット部材
37 走行手段
38 ロータリー式端子接続具
39 昇降台
40 昇降アーム
41 昇降ガイド
42 クリンプ片一括突き刺しヘッド
43 クリンプ片一括加締めヘッド
44 ロータ
45 駆動手段
46 昇降機構
47 当て止め
48 ケーブルガイド
49 操作パネル
50 モニタ部
51 車輪
52 脚部

Claims (2)

  1. 平行に並設されたフラット導体にフラット絶縁被覆が一括被覆されているフラットケーブルの接続すべき前記各フラット導体に対して、前記フラットケーブルの一方の面側に接続端子がそれぞれ配置され、それぞれの前記接続端子がもつ複数のクリンプ片が対応する前記フラット導体の箇所で前記フラットケーブルに突き刺され、それぞれの前記接続端子の前記各クリンプ片で対応する前記フラット導体との導通がとられ、前記各接続端子で前記フラットケーブルを突き抜けた前記各クリンプ片が折曲げて加締められている構造の端子接続フラットケーブルを製造するフラットケーブルへの端子接続装置において、
    前記フラットケーブルの前記各フラット導体のピッチで前記各接続端子をそれぞれ支えるための端子群受け具と、
    前記フラットケーブルを一括して押圧して前記各接続端子の複数の前記クリンプ片を接続すべき前記各フラット導体の位置で前記フラットケーブルに突き刺すクリンプ片一括突き刺しヘッドと、前記フラットケーブルを突き抜けた前記各クリンプ片をそれぞれ折り曲げて加締めるクリンプ片一括加締めヘッドとがロータの外周に周方向に位置をずらして支持されていて、該ロータを回転して何れかの前記ヘッドを前記端子群受け具に対向する作業位置に対向させるロータリー式端子接続具と、
    前記ロータリー式端子接続具を昇降させる昇降機構とを備えていることを特徴とするフラットケーブルへの端子接続装置。
  2. 前記ロータリー式端子接続具は装置フレームのレールに沿って水平方向に可動可能な可動台に支持されて昇降する昇降台に支持され、前記昇降機構は前記可動台に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブルへの端子接続装置。
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