JP2004279172A - 巡回監視用ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】巡回監視を容易かつ迅速に行え、地下埋設物に対するデータの作成を安価に容易に行えるようにする。
【解決手段】地図データ取得部2と、地図データを地図画面として表示する表示部4と、管路等の地下埋設物に関するデータを記憶した外部メモリ11と、表示部4に表示された地図画面上に外部メモリ11から読み出した地下埋設物に関するデータを重ねて表示する制御部10とを備える。巡回監視を行う場合、表示部4には、道路と自車位置と管路とその付属施設が表示されるので、管路の埋設位置が素早く分かる。また、施設が設置された場所を検索して、詳細情報を参照したり、目的地として設定することにより、直ちにその場所へ急行することができる。さらに、データの変更があった場合には、外部メモリ11のデータのみを変更すればよい。
【選択図】 図1
【解決手段】地図データ取得部2と、地図データを地図画面として表示する表示部4と、管路等の地下埋設物に関するデータを記憶した外部メモリ11と、表示部4に表示された地図画面上に外部メモリ11から読み出した地下埋設物に関するデータを重ねて表示する制御部10とを備える。巡回監視を行う場合、表示部4には、道路と自車位置と管路とその付属施設が表示されるので、管路の埋設位置が素早く分かる。また、施設が設置された場所を検索して、詳細情報を参照したり、目的地として設定することにより、直ちにその場所へ急行することができる。さらに、データの変更があった場合には、外部メモリ11のデータのみを変更すればよい。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道管やガス管等の地下埋設物に対する保守管理業務に利用するナビゲーション装置、特に巡回監視を行う際に使用する巡回監視用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のナビゲーション装置は、CD−ROMやDVD−ROM等に格納された地図データを読み出して、モニター画面に道路地図を表示するとともに、GPS(Global Positioning System)を用いた電波航法および車速センサおよび方位センサを用いた自律航法を併用して車両の現在位置および走行方位を検出し、ユーザが目的地を設定すると、現在地から目的地までの最適な走行経路を算出して、その走行経路をモニター上の地図画面に重ねて表示することにより、ユーザを目的地まで誘導する機能を有していた。
【0003】
一方、地下埋設物の巡回監視においては、従来は紙地図または携帯用のパソコンの画面に表示した地図を用いて、担当者が地図を見ながら巡回監視を行っていた。この種の地図には、地下埋設物の中継点を示すマンホールや取水場などが表示されている。また、パソコンのディスプレイ上に表示した地図に配水管路を重ねて表示し、水管の管種、管径、敷設年度等の属性データをデータベース化して、配水管路網の維持管理を行う専用の水道管路情報管理装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−96039号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の紙地図やパソコンを用いた巡回監視では、管路やその付属施設についての実際の位置を特定するのが難しく、特に夜間、積雪時等には周囲の状況が確定できず、現場に到達するためには多くの時間がかかっていた。また巡回経路も長く(100km以上に及ぶことがある。)、巡回地点も多いため(500箇所以上に及ぶことがある)、その作業は多くの労苦が必要としていた。さらに、ナビゲーション装置用の地図データに管路の曲線や直線データを入れたり、埋設施設の位置を入れたりすることは、入力、編集に多大な時間がかかり、装置も高価になってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、埋設された施設に対して巡回監視の作業をを容易かつ迅速に行わしめることができ、また、地下埋設物に対するデータの作成や変更を安価に容易に行うことのできる巡回監視用ナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図データを取得する地図データ取得手段と、前記地図データを地図画面として表示する表示手段と、地下埋設物に関する情報を記憶した可搬型記憶媒体と、前記表示手段に表示された前記地図画面上に前記可搬型記憶媒体から読み出した前記地下埋設物に関する情報と前記現在位置に関する情報とを重ねて表示する制御手段とを備えたものである。この構成により、夜間、積雪等においても、巡回監視作業者は管路およびそれに付随するマンホール等の施設を地図画面上で、現在位置に関する情報と対応させることによって容易に確認することができ、保守管理を安全かつ迅速に行うことができる。また、管路および施設の変更があった場合でも、地図データを変更することなく、可搬型記憶媒体のデータのみを変更すればよいので、容易にデータの更新ができ、安価に、正確なデータを短期間に作成することができる。さらに、可搬型記憶媒体のデータは、巡回監視者が簡単なGIS(Geographic Information System)ソフトを用いて作成できるので、ナビゲーション製造販売業者等の第三者が関わることがなく、機密保持が可能である。さらに、可搬型記憶媒体をナビゲーション装置から取り外せば、ナビゲーション装置は通常のナビゲーション装置としてしか動作せず、可搬型記憶媒体のデータが第3者に漏れることがない。さらに、通常のナビゲーション装置では、地上に見える道路や施設だけを表示するが、本発明のナビゲーション装置では、地上では見えない地下埋設物に関する情報を表示することができ、ナビゲーション装置の地図データに地下埋設物のデータを挿入する場合に比べると、コストを大幅に低減することができる。
【0008】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物に関する情報が、管路についてのデータおよび前記管路に付属する施設についてのデータを含むことを特徴とする。この構成により、管路を地図画面上に線情報として表示することができ、それに付属する施設を管路上に実際の位置に対応して表示することができる。
【0009】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物に関する情報が、前記地下埋設物に関する詳細情報を含むことを特徴とする。この構成により、地下埋設物の設置場所、管理者、連絡先、前回点検日、注意事項等の詳細情報について知ることができ、迅速な対応を取ることができる。
【0010】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物に関する情報が、前記地下埋設物の深さに関する情報を含むことを特徴とする。この構成により、水管等の損傷を修理する際の水抜きのための管路位置を知ることができ、迅速な対応を取ることができる。
【0011】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物に関する情報の表示または非表示を切り替える手段を備えたことを特徴とする。この構成により、機密情報である地下埋設物に関する情報を、作業者が必要なときにだけ表示することができる。
【0012】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物を含む施設を検索する施設検索手段を備えたことを特徴とする。この構成により、対象地下埋設物の埋設場所が分からない場合でも、その名称を入力するだけで、その埋設場所やその付属施設を知ることができる。
【0013】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記現在位置から前記検索された施設までの走行経路を探索する経路探索手段とを備えたことを特徴とする。この構成により、地下埋設物の設置場所を目的地または経由地として設定することにより、その場所までの走行ルートを探索することができ、設置場所へ短時間で容易に案内することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態における車載用ナビゲーション装置の概略構成を示している。ナビゲーション装置1において、地図データ取得部2は、地図データを記憶したCD−ROMまたはDVD−ROMから地図データを読み取るディスクドライブ、または地図データが格納されたハードディスクドライブである。この地図データ取得部2は、外部のサーバからネットワークを通じて地図データをダウンロードする通信装置であってもよい。記憶部3は、プログラムが記録されたROM、作業用のデータを一時的に蓄えるRAM、地図データ取得部2が取得した地図データを記憶するRAM、描画データを記憶するVRAM等を備えている。表示部4は、記憶部3から読み取った地図データを基に地図画面を表示する液晶ディスプレイである。入力操作部5は、命令や設定を入力するキーボードまたはタッチパネル等の入力手段であり、リモコンも含まれる。現在位置検出部6は、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナと、このアンテナで受信した電波から自装置の現在位置を算出するGPS受信器とを備え、また、車速センサからの信号を基に走行距離を算出し、方位センサからの信号を基に走行方位を算出して、GPS電波を受信できない場合の現在位置の検索を行うプログラムを含む。経路探索部7は、入力操作部5から目的地または経由地を設定すると、現在位置から目的地または経由地までの最適な走行経路を算出するプログラムである。この経路探索は、道路地図を構成するノード(交差点)の座標位置と2つのノードを結ぶリンク(道路)からなる道路ネットワークデータを用いて、出発ノード(現在位置)から目的ノード(目的地)に至る総ての経路のリンクコストを計算し、最もリンクコストが低い経路を選択するものである。施設検索部8は、施設の名称、住所等を入力することにより、その施設を検索するプログラムである。外部メモリインターフェイス部9は、スマートメディアやSDカード等の半導体メモリやFD、CD、MOなどの可搬型記憶媒体である外部メモリ11を挿着することにより、外部メモリ11内部の情報を読み出す読取装置である。制御部10は、ナビゲーション装置全体を制御するCPUであり、表示部4に表示する地図画像を制御するCPUも含まれる。なお、表示部4の液晶ディスプレイをナビゲーション装置1とケーブルにより接続して、液晶ディスプレイとナビゲーション装置1とを車両内の別の位置に配置するようにしてもよい。
【0015】
次に、本実施の形態における動作について説明する。初めに、ナビゲーション装置1の通常の動作について説明する。電源をオンして装置を立ち上げると、表示部4の液晶ディスプレイにはメニュー画面が表示され、制御部10が現在位置検出プログラムを起動させる。車両が走行を開始すると、現在位置検出部6が、GPS受信器からの位置情報と、方位センサや車速センサからの信号を基にナビゲーション装置1を搭載した車両の現在位置を算出する。この現在位置情報に基づき、制御部10が、地図データ取得部2から取得した記憶部3内の地図データのうち、現在位置付近の地図データを読み出し、その地図データを画像データに変換し、車両の現在位置を示すマークや緯度経度座標・標高などとともに、表示部4の液晶ディスプレイに地図画面を表示する。また、操作入力部5から目的地などの名称を入力すると、その地点が目的地として設定され、経路探索部7が、現在位置から設定された目的地までの最適な走行経路を算出して表示部4の地図画面上に重ねて表示する。この走行経路の表示により、使用者は目的地までの道順を知ることができ、迷うことなく目的地へ到達することができる。
【0016】
次に、本実施の形態における巡回監視動作について説明する。地下埋設物管理者または巡回監視者は、予めパソコンを使用して地下に埋設されている水道管やガス管などの管路データおよびその付属する施設データや詳細データを作成し、外部メモリ11に記録しておく。
【0017】
図2(a)は管路データの例を示しており、管理対象地区における管路のそれぞれについて、管路毎の管路番号、その管路を構成する複数区間の補間点番号、経度位置を示す座標X、緯度位置を示す座標Y、標高を示す座標Z、橋、トンネル、地下等の設置場所を示す属性1、鋳鉄、鉛等の材料名を示す属性2、管路の種類を示す属性3等のデータからなる。図2(b)は管路に付属する施設に関するデータであり、施設毎のID番号、施設の種類を示す施設コード、施設名称、詳細情報有無フラグ、その施設の経度位置を示す座標X、緯度位置を示す座標Y、その施設が埋設された位置の標高Z等のデータからなる。図3は施設の詳細情報を示しており、施設毎のID番号と施設名称、その所在地と電話番号、管理者の氏名、緊急連絡先とその電話番号、工事業者の名称、前回点検日、注意事項、図面番号等のデータから構成されている。このような管路データ、施設データ、詳細データをGISソフトを使用してテキストデータとして作成し、GISソフトの編集ツールにより、ナビゲーション装置1が読み取り可能なバイナリデータに変換して外部メモリ11に記録する。
【0018】
巡回監視者が巡回監視を行う場合は、データを記録した外部メモリ11を、ナビゲーション装置1のメモリスロットに挿着する。ナビゲーション装置1の電源を投入すると、現在位置検出部6が起動するとともに、表示部4の液晶画面には、ナビゲーション装置1の通常のメニュー画面に「業務メニュー」の項目が追加された画面が表示される。この画面で「業務メニュー」を選択すると、図4に示すように、現在位置を中心とする通常のナビゲーション画面と同様な地図画面上に、管路およびその付属施設が重ねて表示される。図4に示す画面では、道路21に沿って敷設された管路22が道路21とは別の色で表示され、また管路22の途中に設けられたマンホール等の施設23が丸印で表示され、自車位置マーク24が道路21上に表示されている。したがって、巡回監視者は、この地図画面を見ることにより、管路22とその施設23の設置位置や設置状況を即座に知ることができる。
【0019】
この地図画面は、「業務メニュー」が表示された画面に戻って、「管路表示OFF」を選択すると、図5に示すように、道路21上に施設23のみが表示された画面になり、また「施設表示OFF」を選択すると、図6に示すように、道路21に沿って敷設された管路22のみが表示され、さらに、「業務メニュー」の選択をやめると、図7に示すように、道路21と現在位置マーク24が表示された通常のナビゲーション画面に戻る。
【0020】
また、「業務メニュー」が表示された画面上で、例えば「用水情報」を選択すると、図8に示すように、作成した全ての施設についての情報一覧が表示される。この画面から巡回監視に必要な施設を選択すると、画面には、図9に示すように、選択した施設を中心とする地図画面が表示されるので、その中から「詳細情報」を選択すると、図3で示したようなその施設に関する詳細情報が表示される。ここで、選択可能な施設は、図9に示したもの以外にも、管路番号が付与された管路やマンホールなども含む。また、図9の画面で「ルート設定」を選択すると、図1の経路探索部7が起動し、その施設が目的地または経由地として設定されると、現在位置からその施設までの走行経路が探索され、通常のナビゲーション装置と同様にそのルートが地図上に表示される。また、図9の画面で「施設一覧」を選択すると、図8の施設一覧が表示され、「ポイント登録」を選択すると、その施設がポイント登録され、地図上でその施設を選択すると、その施設の詳細情報が表示される。
【0021】
また、「業務メニュー」が表示された画面上で「検索」を選択すると、図1の施設検索部8が起動し、表示画面の案内に応じて施設の名称または電話番号、所在地等を入力操作部5から入力すると、施設検索部8が該当する施設を検索して、図9に示すように、その施設を含む地図画面を表示するので、同様にしてルート設定を行ったり、詳細情報を見たりすることができる。
【0022】
また、管路の破断や水漏れの通知を受けた場合は。その位置情報から図2(a)の標高データを参照し、その両側に配設された複数の施設のバルブのうち、最も効果的なバルブを検索し、そのバルブを閉じることにより水漏れ個所の修繕を効率的かつ迅速に行うことができる。
【0023】
このように、本実施の形態によれば、巡回監視者が管路に沿って巡回監視を行う場合に、ナビゲーション装置1の表示部4に、道路と自車位置と管路およびその付属施設が表示されているので、自車位置から管路の埋設位置が素早く分かり、従来の紙地図やパソコン上の地図を見る場合と比較して、安全かつ迅速に巡回監視作業を行うことができる。また、管路の破断等の緊急事態が発生した場合は、その施設が設置された場所を検索して目的地として設定することにより、直ちにその場所へ急行することができる。また、その施設の詳細情報も知ることができるので、現場における素早い対応が可能となる。また、外部メモリ11をナビゲーション装置から取り外すことにより、第三者が管路データ等を見ることができなくなり、機密保持を図ることができる。
【0024】
なお、上記実施の形態では、ナビゲーション装置1を車載用として説明したが、携帯用のナビゲーション装置を使用して本発明を実施してもよい。また、水管やガス管等の地下埋設物について説明したが、電線や通信線等の他の地下埋設物についても同様に本発明を適用することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図データを取得する地図データ取得手段と、地図データを地図画面として表示する表示手段と、地下埋設物に関する情報を記憶した可搬型記憶媒体と、表示手段に表示された地図画面上に可搬型記憶媒体から読み出した地下埋設物に関する情報を重ねて表示する制御手段とを備えているので、夜間、積雪等においても、管路およびそれに付随するマンホール等の施設を地図画面上で容易に確認することができ、保守管理を安全かつ迅速に行うことができる。また、管路および施設の変更があった場合でも、ナビゲーション装置の地図データを変更することなく、可搬型記憶媒体のデータのみを変更すればよいので、容易にデータの更新ができ、安価に、正確なデータを短期間に作成することができる。さらに、可搬型記憶媒体のデータは、巡回監視者が簡単なGISソフトを用いて作成できるので、ナビゲーション製造販売業者等の第三者が関わることがなく、機密保持が可能である。さらに、可搬型記憶媒体をナビゲーション装置から取り外せば、ナビゲーション装置は通常のナビゲーション装置としてしか動作せず、可搬型記憶媒体のデータが第三者に漏れることがない。さらに、通常のナビゲーション装置では、地上に見える道路や施設だけを表示するが、本発明のナビゲーション装置では、地上では見えない地下埋設物に関する情報を表示することができ、ナビゲーション装置の機能拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図
【図2】(a)本発明の実施の形態における管路データの構成を示す一覧図
(b)本発明の実施の形態における施設データの構成を示す一覧図
【図3】本発明の実施の形態における施設詳細データを示す一覧図
【図4】本発明の実施の形態における地図表示例を示す画面図
【図5】本発明の実施の形態における別の地図表示例を示す画面図
【図6】本発明の実施の形態における別の地図表示例を示す画面図
【図7】本発明の実施の形態における別の地図表示例を示す画面図
【図8】本発明の実施の形態における情報一覧の表示例を示す画面図
【図9】本発明の実施の形態における別の地図表示例を示す画面図
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置
2 地図データ取得部
3 記憶部
4 表示部
5 入力操作部
6 現在位置検出部
7 経路探索部
8 施設検索部
9 外部メモリインターフェイス部
10 制御部
11 外部メモリ
21 道路
22 管路
23 施設
24 自車位置マーク
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道管やガス管等の地下埋設物に対する保守管理業務に利用するナビゲーション装置、特に巡回監視を行う際に使用する巡回監視用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のナビゲーション装置は、CD−ROMやDVD−ROM等に格納された地図データを読み出して、モニター画面に道路地図を表示するとともに、GPS(Global Positioning System)を用いた電波航法および車速センサおよび方位センサを用いた自律航法を併用して車両の現在位置および走行方位を検出し、ユーザが目的地を設定すると、現在地から目的地までの最適な走行経路を算出して、その走行経路をモニター上の地図画面に重ねて表示することにより、ユーザを目的地まで誘導する機能を有していた。
【0003】
一方、地下埋設物の巡回監視においては、従来は紙地図または携帯用のパソコンの画面に表示した地図を用いて、担当者が地図を見ながら巡回監視を行っていた。この種の地図には、地下埋設物の中継点を示すマンホールや取水場などが表示されている。また、パソコンのディスプレイ上に表示した地図に配水管路を重ねて表示し、水管の管種、管径、敷設年度等の属性データをデータベース化して、配水管路網の維持管理を行う専用の水道管路情報管理装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−96039号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の紙地図やパソコンを用いた巡回監視では、管路やその付属施設についての実際の位置を特定するのが難しく、特に夜間、積雪時等には周囲の状況が確定できず、現場に到達するためには多くの時間がかかっていた。また巡回経路も長く(100km以上に及ぶことがある。)、巡回地点も多いため(500箇所以上に及ぶことがある)、その作業は多くの労苦が必要としていた。さらに、ナビゲーション装置用の地図データに管路の曲線や直線データを入れたり、埋設施設の位置を入れたりすることは、入力、編集に多大な時間がかかり、装置も高価になってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、埋設された施設に対して巡回監視の作業をを容易かつ迅速に行わしめることができ、また、地下埋設物に対するデータの作成や変更を安価に容易に行うことのできる巡回監視用ナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図データを取得する地図データ取得手段と、前記地図データを地図画面として表示する表示手段と、地下埋設物に関する情報を記憶した可搬型記憶媒体と、前記表示手段に表示された前記地図画面上に前記可搬型記憶媒体から読み出した前記地下埋設物に関する情報と前記現在位置に関する情報とを重ねて表示する制御手段とを備えたものである。この構成により、夜間、積雪等においても、巡回監視作業者は管路およびそれに付随するマンホール等の施設を地図画面上で、現在位置に関する情報と対応させることによって容易に確認することができ、保守管理を安全かつ迅速に行うことができる。また、管路および施設の変更があった場合でも、地図データを変更することなく、可搬型記憶媒体のデータのみを変更すればよいので、容易にデータの更新ができ、安価に、正確なデータを短期間に作成することができる。さらに、可搬型記憶媒体のデータは、巡回監視者が簡単なGIS(Geographic Information System)ソフトを用いて作成できるので、ナビゲーション製造販売業者等の第三者が関わることがなく、機密保持が可能である。さらに、可搬型記憶媒体をナビゲーション装置から取り外せば、ナビゲーション装置は通常のナビゲーション装置としてしか動作せず、可搬型記憶媒体のデータが第3者に漏れることがない。さらに、通常のナビゲーション装置では、地上に見える道路や施設だけを表示するが、本発明のナビゲーション装置では、地上では見えない地下埋設物に関する情報を表示することができ、ナビゲーション装置の地図データに地下埋設物のデータを挿入する場合に比べると、コストを大幅に低減することができる。
【0008】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物に関する情報が、管路についてのデータおよび前記管路に付属する施設についてのデータを含むことを特徴とする。この構成により、管路を地図画面上に線情報として表示することができ、それに付属する施設を管路上に実際の位置に対応して表示することができる。
【0009】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物に関する情報が、前記地下埋設物に関する詳細情報を含むことを特徴とする。この構成により、地下埋設物の設置場所、管理者、連絡先、前回点検日、注意事項等の詳細情報について知ることができ、迅速な対応を取ることができる。
【0010】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物に関する情報が、前記地下埋設物の深さに関する情報を含むことを特徴とする。この構成により、水管等の損傷を修理する際の水抜きのための管路位置を知ることができ、迅速な対応を取ることができる。
【0011】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物に関する情報の表示または非表示を切り替える手段を備えたことを特徴とする。この構成により、機密情報である地下埋設物に関する情報を、作業者が必要なときにだけ表示することができる。
【0012】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記地下埋設物を含む施設を検索する施設検索手段を備えたことを特徴とする。この構成により、対象地下埋設物の埋設場所が分からない場合でも、その名称を入力するだけで、その埋設場所やその付属施設を知ることができる。
【0013】
また、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、前記現在位置から前記検索された施設までの走行経路を探索する経路探索手段とを備えたことを特徴とする。この構成により、地下埋設物の設置場所を目的地または経由地として設定することにより、その場所までの走行ルートを探索することができ、設置場所へ短時間で容易に案内することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態における車載用ナビゲーション装置の概略構成を示している。ナビゲーション装置1において、地図データ取得部2は、地図データを記憶したCD−ROMまたはDVD−ROMから地図データを読み取るディスクドライブ、または地図データが格納されたハードディスクドライブである。この地図データ取得部2は、外部のサーバからネットワークを通じて地図データをダウンロードする通信装置であってもよい。記憶部3は、プログラムが記録されたROM、作業用のデータを一時的に蓄えるRAM、地図データ取得部2が取得した地図データを記憶するRAM、描画データを記憶するVRAM等を備えている。表示部4は、記憶部3から読み取った地図データを基に地図画面を表示する液晶ディスプレイである。入力操作部5は、命令や設定を入力するキーボードまたはタッチパネル等の入力手段であり、リモコンも含まれる。現在位置検出部6は、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナと、このアンテナで受信した電波から自装置の現在位置を算出するGPS受信器とを備え、また、車速センサからの信号を基に走行距離を算出し、方位センサからの信号を基に走行方位を算出して、GPS電波を受信できない場合の現在位置の検索を行うプログラムを含む。経路探索部7は、入力操作部5から目的地または経由地を設定すると、現在位置から目的地または経由地までの最適な走行経路を算出するプログラムである。この経路探索は、道路地図を構成するノード(交差点)の座標位置と2つのノードを結ぶリンク(道路)からなる道路ネットワークデータを用いて、出発ノード(現在位置)から目的ノード(目的地)に至る総ての経路のリンクコストを計算し、最もリンクコストが低い経路を選択するものである。施設検索部8は、施設の名称、住所等を入力することにより、その施設を検索するプログラムである。外部メモリインターフェイス部9は、スマートメディアやSDカード等の半導体メモリやFD、CD、MOなどの可搬型記憶媒体である外部メモリ11を挿着することにより、外部メモリ11内部の情報を読み出す読取装置である。制御部10は、ナビゲーション装置全体を制御するCPUであり、表示部4に表示する地図画像を制御するCPUも含まれる。なお、表示部4の液晶ディスプレイをナビゲーション装置1とケーブルにより接続して、液晶ディスプレイとナビゲーション装置1とを車両内の別の位置に配置するようにしてもよい。
【0015】
次に、本実施の形態における動作について説明する。初めに、ナビゲーション装置1の通常の動作について説明する。電源をオンして装置を立ち上げると、表示部4の液晶ディスプレイにはメニュー画面が表示され、制御部10が現在位置検出プログラムを起動させる。車両が走行を開始すると、現在位置検出部6が、GPS受信器からの位置情報と、方位センサや車速センサからの信号を基にナビゲーション装置1を搭載した車両の現在位置を算出する。この現在位置情報に基づき、制御部10が、地図データ取得部2から取得した記憶部3内の地図データのうち、現在位置付近の地図データを読み出し、その地図データを画像データに変換し、車両の現在位置を示すマークや緯度経度座標・標高などとともに、表示部4の液晶ディスプレイに地図画面を表示する。また、操作入力部5から目的地などの名称を入力すると、その地点が目的地として設定され、経路探索部7が、現在位置から設定された目的地までの最適な走行経路を算出して表示部4の地図画面上に重ねて表示する。この走行経路の表示により、使用者は目的地までの道順を知ることができ、迷うことなく目的地へ到達することができる。
【0016】
次に、本実施の形態における巡回監視動作について説明する。地下埋設物管理者または巡回監視者は、予めパソコンを使用して地下に埋設されている水道管やガス管などの管路データおよびその付属する施設データや詳細データを作成し、外部メモリ11に記録しておく。
【0017】
図2(a)は管路データの例を示しており、管理対象地区における管路のそれぞれについて、管路毎の管路番号、その管路を構成する複数区間の補間点番号、経度位置を示す座標X、緯度位置を示す座標Y、標高を示す座標Z、橋、トンネル、地下等の設置場所を示す属性1、鋳鉄、鉛等の材料名を示す属性2、管路の種類を示す属性3等のデータからなる。図2(b)は管路に付属する施設に関するデータであり、施設毎のID番号、施設の種類を示す施設コード、施設名称、詳細情報有無フラグ、その施設の経度位置を示す座標X、緯度位置を示す座標Y、その施設が埋設された位置の標高Z等のデータからなる。図3は施設の詳細情報を示しており、施設毎のID番号と施設名称、その所在地と電話番号、管理者の氏名、緊急連絡先とその電話番号、工事業者の名称、前回点検日、注意事項、図面番号等のデータから構成されている。このような管路データ、施設データ、詳細データをGISソフトを使用してテキストデータとして作成し、GISソフトの編集ツールにより、ナビゲーション装置1が読み取り可能なバイナリデータに変換して外部メモリ11に記録する。
【0018】
巡回監視者が巡回監視を行う場合は、データを記録した外部メモリ11を、ナビゲーション装置1のメモリスロットに挿着する。ナビゲーション装置1の電源を投入すると、現在位置検出部6が起動するとともに、表示部4の液晶画面には、ナビゲーション装置1の通常のメニュー画面に「業務メニュー」の項目が追加された画面が表示される。この画面で「業務メニュー」を選択すると、図4に示すように、現在位置を中心とする通常のナビゲーション画面と同様な地図画面上に、管路およびその付属施設が重ねて表示される。図4に示す画面では、道路21に沿って敷設された管路22が道路21とは別の色で表示され、また管路22の途中に設けられたマンホール等の施設23が丸印で表示され、自車位置マーク24が道路21上に表示されている。したがって、巡回監視者は、この地図画面を見ることにより、管路22とその施設23の設置位置や設置状況を即座に知ることができる。
【0019】
この地図画面は、「業務メニュー」が表示された画面に戻って、「管路表示OFF」を選択すると、図5に示すように、道路21上に施設23のみが表示された画面になり、また「施設表示OFF」を選択すると、図6に示すように、道路21に沿って敷設された管路22のみが表示され、さらに、「業務メニュー」の選択をやめると、図7に示すように、道路21と現在位置マーク24が表示された通常のナビゲーション画面に戻る。
【0020】
また、「業務メニュー」が表示された画面上で、例えば「用水情報」を選択すると、図8に示すように、作成した全ての施設についての情報一覧が表示される。この画面から巡回監視に必要な施設を選択すると、画面には、図9に示すように、選択した施設を中心とする地図画面が表示されるので、その中から「詳細情報」を選択すると、図3で示したようなその施設に関する詳細情報が表示される。ここで、選択可能な施設は、図9に示したもの以外にも、管路番号が付与された管路やマンホールなども含む。また、図9の画面で「ルート設定」を選択すると、図1の経路探索部7が起動し、その施設が目的地または経由地として設定されると、現在位置からその施設までの走行経路が探索され、通常のナビゲーション装置と同様にそのルートが地図上に表示される。また、図9の画面で「施設一覧」を選択すると、図8の施設一覧が表示され、「ポイント登録」を選択すると、その施設がポイント登録され、地図上でその施設を選択すると、その施設の詳細情報が表示される。
【0021】
また、「業務メニュー」が表示された画面上で「検索」を選択すると、図1の施設検索部8が起動し、表示画面の案内に応じて施設の名称または電話番号、所在地等を入力操作部5から入力すると、施設検索部8が該当する施設を検索して、図9に示すように、その施設を含む地図画面を表示するので、同様にしてルート設定を行ったり、詳細情報を見たりすることができる。
【0022】
また、管路の破断や水漏れの通知を受けた場合は。その位置情報から図2(a)の標高データを参照し、その両側に配設された複数の施設のバルブのうち、最も効果的なバルブを検索し、そのバルブを閉じることにより水漏れ個所の修繕を効率的かつ迅速に行うことができる。
【0023】
このように、本実施の形態によれば、巡回監視者が管路に沿って巡回監視を行う場合に、ナビゲーション装置1の表示部4に、道路と自車位置と管路およびその付属施設が表示されているので、自車位置から管路の埋設位置が素早く分かり、従来の紙地図やパソコン上の地図を見る場合と比較して、安全かつ迅速に巡回監視作業を行うことができる。また、管路の破断等の緊急事態が発生した場合は、その施設が設置された場所を検索して目的地として設定することにより、直ちにその場所へ急行することができる。また、その施設の詳細情報も知ることができるので、現場における素早い対応が可能となる。また、外部メモリ11をナビゲーション装置から取り外すことにより、第三者が管路データ等を見ることができなくなり、機密保持を図ることができる。
【0024】
なお、上記実施の形態では、ナビゲーション装置1を車載用として説明したが、携帯用のナビゲーション装置を使用して本発明を実施してもよい。また、水管やガス管等の地下埋設物について説明したが、電線や通信線等の他の地下埋設物についても同様に本発明を適用することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の巡回監視用ナビゲーション装置は、現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図データを取得する地図データ取得手段と、地図データを地図画面として表示する表示手段と、地下埋設物に関する情報を記憶した可搬型記憶媒体と、表示手段に表示された地図画面上に可搬型記憶媒体から読み出した地下埋設物に関する情報を重ねて表示する制御手段とを備えているので、夜間、積雪等においても、管路およびそれに付随するマンホール等の施設を地図画面上で容易に確認することができ、保守管理を安全かつ迅速に行うことができる。また、管路および施設の変更があった場合でも、ナビゲーション装置の地図データを変更することなく、可搬型記憶媒体のデータのみを変更すればよいので、容易にデータの更新ができ、安価に、正確なデータを短期間に作成することができる。さらに、可搬型記憶媒体のデータは、巡回監視者が簡単なGISソフトを用いて作成できるので、ナビゲーション製造販売業者等の第三者が関わることがなく、機密保持が可能である。さらに、可搬型記憶媒体をナビゲーション装置から取り外せば、ナビゲーション装置は通常のナビゲーション装置としてしか動作せず、可搬型記憶媒体のデータが第三者に漏れることがない。さらに、通常のナビゲーション装置では、地上に見える道路や施設だけを表示するが、本発明のナビゲーション装置では、地上では見えない地下埋設物に関する情報を表示することができ、ナビゲーション装置の機能拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図
【図2】(a)本発明の実施の形態における管路データの構成を示す一覧図
(b)本発明の実施の形態における施設データの構成を示す一覧図
【図3】本発明の実施の形態における施設詳細データを示す一覧図
【図4】本発明の実施の形態における地図表示例を示す画面図
【図5】本発明の実施の形態における別の地図表示例を示す画面図
【図6】本発明の実施の形態における別の地図表示例を示す画面図
【図7】本発明の実施の形態における別の地図表示例を示す画面図
【図8】本発明の実施の形態における情報一覧の表示例を示す画面図
【図9】本発明の実施の形態における別の地図表示例を示す画面図
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置
2 地図データ取得部
3 記憶部
4 表示部
5 入力操作部
6 現在位置検出部
7 経路探索部
8 施設検索部
9 外部メモリインターフェイス部
10 制御部
11 外部メモリ
21 道路
22 管路
23 施設
24 自車位置マーク
Claims (7)
- 現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図データを取得する地図データ取得手段と、前記地図データを地図画面として表示する表示手段と、地下埋設物に関する情報を記憶した可搬型記憶媒体と、前記表示手段に表示された前記地図画面上に前記可搬型記憶媒体から読み出した前記地下埋設物に関する情報と前記現在位置に関する情報とを重ねて表示する制御手段とを備えた巡回監視用ナビゲーション装置。
- 前記地下埋設物に関する情報は、管路についてのデータおよび前記管路に付属する施設についてのデータを含むことを特徴とする請求項1記載の巡回監視用ナビゲーション装置。
- 前記地下埋設物に関する情報が、前記地下埋設物に関する詳細情報を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の巡回監視用ナビゲーション装置。
- 前記地下埋設物に関する情報が、前記地下埋設物の深さに関する情報を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の巡回監視用ナビゲーション装置。
- 前記地下埋設物に関する情報の表示または非表示を切り替える手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の巡回監視用ナビゲーション装置。
- 前記地下埋設物を含む施設を検索する施設検索手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の巡回監視用ナビゲーション装置。
- 前記現在位置から前記検索された施設までの走行経路を探索する経路探索手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の巡回監視用ナビゲーション装置。
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