JP2004278090A - 浴室の排水トラップ - Google Patents

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drain trap
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Akio Motohashi
昭夫 本橋
Takahiro Yasui
崇博 安井
Satoshi Katayama
敏 片山
Yoshifumi Sugiyama
好文 杉山
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Abstract

【課題】排水トラップの上下幅寸法を圧縮した低床浴室ユニットに好適に使用される排水トラップの提供。
【解決手段】洗い場側排水口に接続する排水トラップ本体1と、下側部で排水トラップ本体1に接続し、上部では浴槽側排水口に接続する排水エルボ11とからなる排水トラップで、排水トラップ本体1は、封水部2と、封水壁部3と、その封水部2に連なる排水排出部4とを備え、排水トラップ本体1内の下部又は底部には、這うようにして管トラップを設けるとともに、排水エルボ11の下側部から排水配管14を延設させて管トラップ15へと繋げる。洗い場排水は洗い場側排水口から排水トラップ本体を経て排水管へ、また、浴槽排水は浴槽側排水口から排水エルボ及び管トラップを経て排水管へ流れる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室ユニットの洗い場からの排水や浴槽からの排水を排水管(下水管)へ導き、また、排水管内の臭気や虫・ネズミ等が浴室内に進入するのを阻止する排水トラップに関するものである。更に詳しくは、排水トラップの上下幅寸法を圧縮した低床浴室ユニット、特に集合住宅(マンションなど)の低床浴室ユニットに好適に使用される排水トラップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
浴室ユニットやシャワールーム等に設ける防水パンの排水部には、下水側からの臭気や害虫類等を室内側に進入させないために、通常、排水トラップを設ける。典型的な排水トラップの一例を図4に示した。排水トラップは、フランジ部材12、防臭筒部材13等の主要部材(トラップ本体1)のほかに、浴槽10からの排水をトラップ本体側へ導入させる排水エルボ11等で構成されている。
【0003】
特開2000−336724公報には、また、封水を溜める封水部を防臭筒と排水壁部とで形成した排水トラップが提案されている。排水トラップの上下幅寸法を圧縮し、床下の配管スペースを効率よく利用できるようにしているので、特に集合住宅(マンションなど)の低床浴室ユニットに好適に使用されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−336724公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、高齢者も使いやすいように浴槽のまたぎ高さを低く抑え、また配管工事を施工しやすいように排水トラップの排水排出部をできるだけ高くした浴室ユニットが強く望まれている。これを実現するためには、(浴槽を載置する)浴槽側防水パンの高さを低く抑える一方で、洗い場側防水パンの高さをできるだけ高くすることが必要となる。
【0006】
ところで、浴槽側防水パンの高さを低く抑えようとすると、浴槽排水をトラップ本体側へ導入させる排水エルボの取付位置は低くなる。また、洗い場側防水パンをできるだけ高く設けようとすると、排水トラップの排水排出管の位置は高くなり、排水トラップ本体の上部開口部から流入した洗い場排水が、排水トラップの排水排出管に流れ込むと同時に排水エルボにも流れ込み、浴槽排水口から溢れ出る(逆流する)問題が生じる。
また、排水トラップの排水排出管の位置が高いと、浴槽水を排水した際に、浴槽排水が排水トラップの上部開口部から洗い場側防水パン上へ溢れ出る(逆流する)問題も生じる。
本発明は、排水トラップの上下幅寸法を圧縮した低床浴室ユニット、特に集合住宅(マンションなど)の低床浴室ユニットに好適に使用される排水トラップであって、上記したような問題点を解消できる排水トラップを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では次の構成をとった。すなわち、本発明の排水トラップは、洗い場側排水口に接続する排水トラップ本体1と、下側部(下部もしくは側部)で排水トラップ本体1(の下側部)に接続し、上部では浴槽側排水口に接続する排水エルボ11とからなる排水トラップ20であって、排水トラップ本体1は、封水部2と、封水壁部(土手部)3と、封水壁部(土手部)3を介して封水部2に連なる排水排出部4とを備え、排水トラップ本体1内の下部又は底部には、這うようにして管トラップ(浴槽排水の通路)を設け、更に、排水エルボ11の下側部から排水トラップ本体側へ排水配管14を延設させて管トラップ15へと繋げたものである。そして、洗い場排水は洗い場側排水口から排水トラップ本体を経て排水管へ、また、浴槽排水は浴槽側排水口から排水エルボ及び管トラップを経て排水管へと排出させる構造である。
【0008】
ここで、排水エルボ11の下側部から延びた排水配管14は、好ましくは、可撓性を有する配管とする。防水パン下での作業がやりやすいからである。
【0009】
また、排水エルボ11の下側部から延びた排水配管14の排水トラップ本体側には、その底部の高さを変えないまま管の頭の位置を低くかつ扁平にした(接続管の)扁平部5aをもつ接続管5を形成させることが好ましい。防臭や防虫等に必要な封水高さを確保するためである。
【0010】
また、排水トラップ本体1内の下部又は底部に設けた管トラップ15には、その管内を掃除可能とする開口とその開口を取り外し可能に塞ぐ蓋9を設けることが好ましい。
【0011】
【作用】
浴槽から大量に排水した場合に、浴槽排水は、排水エルボ11から排水配管14及び管トラップ(浴槽排水の通路)15を経て、排水排出管4から排水管(下水管)へ導かれるので、その排水は排水トラップ本体の上部開口部6から洗い場へは溢れ出ない。
また、洗い場からの洗い水(排水)が大量に排水トラップ本体の上部開口部6から封水部2へ流れ込んでも、その排水は管トラップ15又はその仕切り壁8によって遮られるので、その排水が(浴槽の)排水口10aから浴槽内へ溢れ出ない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明を更に具体的に説明する。
図1は、本発明の第1実施例の排水トラップで、(イ)は平面図、(ロ)はA−A断面図、(ハ)はB−B断面図、(ニ)はC−C断面図である。
排水トラップ20は、図示するように、主として、浴室洗い場側からの排水を受ける上部開口部6のある排水トラップ本体1と、浴槽からの排水を受ける口を有するL字状の排水エルボ11とで構成され、排水トラップの出口は排水管(汚水管)に繋がる排水排出管4である。
ここで、排水トラップ本体1の外観は略箱型形状ないしは略四角錐形状で、封水部2と、封水壁部(土手部)3と、封水壁部(土手部)3を介して封水部2に連なる排水排出部4とを備えるほか、その封水部2中には開口部6に固定するように防臭筒13が懸垂・配置され、また、排水トラップ本体1の下部又は底部には、這うようにして管トラップ(浴槽排水の通路)15を設けている。
【0013】
また、排水エルボ11側では、その下側部には横方向に突出する可撓性を有する(蛇腹の)排水配管14が接続され、その先に扁平部5aを有する接続部5が接続され、扁平部5aの先は管トラップ15に接続している。
【0014】
ここで、開口部6は洗い場側防水パン7aの排水口7cに対応した開口である。また、浴槽排水の通路となる管トラップ15は、図1(ニ)に示されるように、排水トラップ本体内側の外壁部1aと仕切り壁8とで形成された(縦断面)略四角の管状トラップである。なお、略四角管状に代えて円管状等であってもよい。
【0015】
また、管トラップ(浴槽排水の通路)15には、開口部6寄りに(防臭筒13近傍に)、図1(ニ)に示すように、取り外し可能な蓋9を設けている。
【0016】
排水配管14のトラップ本体側では、一部に底部の高さを変えないままに管の頭の位置を低くかつ扁平にした(接続管の)扁平部5aを形成させている。
また、排水配管14は、蛇腹の可撓性の排水配管を用いている。
【0017】
図2は、本発明の排水トラップを用いた場合の、排水トラップの清掃手順を説明する図である。トラップ本体側の防臭筒13を外したのち、管トラップ15(又は、仕切り壁8)に設けた開口を塞ぐ蓋9を取り外し、上部開口部6側から、管トラップ15内の清掃を行なうことができる。
【0018】
図3は、本発明の第2実施例の排水トラップである。排水配管14から排水排出部4へは管トラップ15を通じて連なっている点は先の第1実施例と同様であるが、その管トラップ15内の一部に仕切り壁8の上部から垂れ下がるもので、防臭や防虫等に必要な封水高さを確保する(断面形状が台形の)垂れ壁8aを設けている例である。
【0019】
【発明の効果】
本発明の排水トラップによれば、洗場排水の排水経路と浴槽経路の排水経路は管トラップの管壁(もしくは仕切壁8)によって区画されているので、浴槽排水は排水トラップ本体側の上部開口部6から洗い場上へ溢れ出ることなく排水できる。また、洗い場排水は(浴槽)排水口10aから溢れ出ることなく排水できる。
排水エルボの下側部から延びた排水配管14の材質を可撓性を有する配管を用いれば、防水パン下での施工がしやすい。
排水エルボの下側部から延びた排水配管の排水トラップ本体側に、底部の高さを変えないまま管の頭の位置を低くかつ扁平にした(接続管の)扁平部をもつ接続管が形成されているものでは、防臭や防虫等に必要な封水高さを確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の排水トラップで、(イ)は平面図、(ロ)はA−A断面図、(ハ)はB−B断面図、(ニ)はC−C断面図である。なお、(イ)において浴槽や防水パンは図示していない。
【図2】本発明の第1実施例の排水トラップを用いた場合の、排水トラップの清掃手順の説明図である。
【図3】本発明の第2実施例の排水トラップで、(イ)は平面図、(ロ)はB−B断面図である。なお、(イ)において浴槽や防水パンは図示していない。
【図4】従来例の排水トラップで、(イ)は平面図、(ロ)はD−D断面図である。なお、(イ)において浴槽や防水パンは図示していない。
【符号の説明】
1:排水トラップ本体
1a:(排水トラップ本体の)外壁部
2:封水部 3:排水壁部(土手部)
4:排水排出管(排水排出部)
5:接続管
5a:(接続管の)扁平部
6:(排水トラップ本体の)上部開口部
7:防水パン
7a:洗い場側防水パン 7b:浴槽側防水パン
8:仕切壁 8a:垂れ壁
9:蓋 10:浴槽 10a:(浴槽の)排水口
11:排水エルボ 11a:(排水エルボの)接続部
12:フランジ部 13:防臭筒
14:(浴槽排水用)排水配管
15:管トラップ(浴槽排水の通路)
20:排水トラップ

Claims (4)

  1. 洗い場側排水口に接続する排水トラップ本体と、下側部で前記排水トラップ本体に接続し、上部では浴槽側排水口に接続する排水エルボとからなる排水トラップであって、
    前記排水トラップ本体は、封水部と、封水壁部と、前記封水壁部を介して前記封水部に連なる排水排出部とを備え、
    前記排水トラップ本体内の下部又は底部には、這うようにして管トラップが設けられ、
    前記排水エルボの下側部から排水トラップ本体側へ延びた排水配管は前記管トラップに繋がっており、
    洗い場排水は洗い場側排水口から排水トラップ本体を経て排水管へ、そして
    浴槽排水は浴槽側排水口から排水エルボ及び管トラップを経て排水管へと排出される構造の排水トラップ。
  2. 排水エルボの下側部から延びた排水配管は可撓性を有する配管である、請求項1の排水トラップ。
  3. 排水エルボの下側部から延びた排水配管の排水トラップ本体側には、その底部の高さを変えないまま管の頭の位置を低くかつ扁平にした扁平部をもつ接続管が形成されている、請求項1又は2の排水トラップ。
  4. 排水トラップ本体内の下部又は底部に設けた管トラップには、その管内を掃除可能とする開口とその開口を取り外し可能に塞ぐ蓋が取り付けられている、請求項1〜3のいずれかの排水トラップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006283517A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室ユニット
JP2008169575A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Bridgestone Corp 排水トラップシステム及びこれを用いたサイフォン排水システム

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