JP2004278001A - 給排水管の接続構造及びその接続構造を使用した管トラップ及びsトラップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方を他方に嵌め入れた樹脂製の管12、22の端部近傍に設けられ管12、22同士を回動可能に接続する係止部6と、管端部相互間における外側の管22の内周面と内側の管12の外周面との間において環状収容部5とを備え、その環状収容部5に管12、22同士を接続した際外側の管22の内周面、内側の管の外周面全周に亘って水密状に密接する環状シール材Sを嵌装し、前記環状シール材Sを、ラジアル方向への弾性変形性に優れた所要断面形状に形成する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給排水管の接続構造及びその接続構造を使用した洗面台、流し台等の排水装置の管トラップ、Sトラップに関するものである。
【0002】
【従来技術】
旧来から建築物の水回りである排水管や給水管の接続構造は、管端部周面に螺刻したネジに、Oリングを介在した状態で袋ナット等のナット部材で接続する方法が主流を占めている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−13452号公報(第2頁、第3図)
【0004】
ところで、袋ナット方式の場合、部品点数が多くなり、高コストになる。
また、Oリングで止水力を持たせると、そのOリングに止水力と管の抜け力とが作用することから、Oリングに大きな負担がかかり、耐久性の劣化が早急になる問題があった。
更に、管に曲げモーメントが作用すると、弾性変形性が劣るため、その曲げ方向の変形に追随できずに隙間を作り止水性を悪くしたり、その曲げモーメントを吸収できずに管同士の接続部に無理な負荷を掛け、接続部の耐久性を低下させる問題もあった。
【0005】
また、Oリングを介して管同士を接続する構造としては、排水管や給水管の接続、詳細には、管同士を接続する例えば洗面台、流し台等の管トラップを構成する上部管部、下部管部等の接続もある。その内、Sトラップは、洗面台、流し台等の容体の排水管に接続される上部管部と、その上部管部に接続される下部管部とで構成しているが、その下部管部は、上部管部と一体なフレキシブル管や、別体なフレキシブル管で構成するタイプが主流を占め、そのフレキシブル管の可撓性で床下排水管との位置ズレ(芯ズレ)を吸収して同管に接続される。
ところで、住宅の品質確保等の促進に関する法律に基づく日本住宅性能表示基準の設計要綱(平成12年度)で、トラップと床下排水管との接続はフレキシブル管を使用してはならない。とする衛生面、安全性の両面から遵守させる特記事項が追加されている。
フレキシブル管は、汚物が付着し易い形状で不衛生。経年変化でクラックが発生し漏水する。等が改定要因である。
尚、実際面として注文住宅等で家主の希望で建築躯体(壁)から柱等が出っ張り、それを避けるべくオフセットして洗面台、流し台等を設置した場合には、前記するフレキシブル管を介してでないと床下排水管と接続できないケースもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、コスト高を招かず優れた止水性と耐久性を持続する構造簡単な給排水管の接続構造を提供することにある。
他の目的とする処は、前述する日本住宅性能表示基準の設計要綱に合致するSトラップを提供することである。
更に他の目的とする処は、床下排水管との大きな位置ズレ(芯ズレ)を吸収して接続するSトラップを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために講じた技術的手段は、樹脂製の管同士を互いに嵌め合わせることによって管端部近傍に形成されて管相互を回動可能に接続する係止部と、外側の管の内周面と内側の管の外周面との間に確保される環状収容部とを備え、その環状収容部に管同士を接続した際外側の管の内周面、内側の管の外周面全周に密接する環状シール材を嵌装して、管の抜け力を前記係止部で受圧して環状シール材に作用しないようにしていることを特徴とする給排水管の接続構造である(請求項1)。
ここで係止部は、通常使用時では管は抜けないがメンテナンス時に人為的に引き抜くことによって管が引き抜ける嵌脱可能な強度、管を引き抜く時には接続部分を破壊する嵌脱不能な強度をもって係止される双方を包含するものである。
この接続構造で接続される管としては、一方の管に対して他方の管を回動可能に接続する必要のある管、特にエルボ管、ベンド管等のように一方の管に対して他方の管を回動させる必要のある管の接続に特に好適なものである。
また、管各々は合成樹脂材、例えばポリプロピレン、ポリエチレン等で成形されている。
【0008】
この手段によれば、止水性は環状収容部に嵌装される環状シール材で保持され、管相互に発生する抜け力は管端部同士を回動可能に接続する係止部で環状シール材に負荷を掛けることなく受圧して、環状シール材の耐久性を耐用期まで維持させる。
【0009】
また、前記管としては、インジェクション成形法ばかりでなく、複雑形状である場合が多い。その際、複雑形状に成形に適したブロー成形法、光造形法や、真空成形後張り合わせ、加熱後に外力を加えて変形させる等の適宜な成形方法で成形される。それら成形方法では、成形寸法にバラツキが出たり、管の同士の同軸度が低くなったり、嵌合部の芯ずれ等が発生し、Oリングでは所定の止水性を期待できないことがある。そのため、本発明では、ラジアル方向への弾性変形性に優れた所要断面形状を呈する環状シール材を使用して対処している(請求項2)。即ち、ラジアル方向への弾性範囲が広い形状、例えば、縦断面視山形、V形、U形、蛇腹形等に形成して、成形寸法のバラツキを吸収して、所定の止水性を発揮するようにしている。
この環状シール材は、環状収容部内の空間及び各構成片部間の空間を利用してその構成片部がラジアル方向に弾性範囲が大きな前記縦断面視形態であれば、前記例示に限定されるものではないものであるし、その縦断面視形態の形状性と、環状収容部からの突出量の設定によって、ラジアル方向への弾性範囲、即ち管の成形寸法のバラツキを吸収して、所定の止水性を発揮することも可能である。
【0010】
そして、双方の管が管トラップの一方を構成する上部管部と、その上部管部に回動可能に接続されて他方を構成する下部管部であったり(請求項3)、特に双方の管がSトラップを構成するものであり、一方の管が排水管に接続される上部管部、他方の管がその上部管部に回動可能に接続される下部管部であり、前記下部管部は、その出口中心を前記上部管部との接続部の中心に対して変位させてなり、該下部管部の上部管部に対する回動機能と上部管部の排水管に対する回動機能とで床下排水管との位置ズレ(芯ズレ)に対応してその下部管部を床下排水管に接続する構成にした場合、より有効なものである(請求項4)。
前記のような接続部として回動可能な接続方式を採用すると、上部管部に対する回動機能と上部管部の排水管に対する回動機能とで床下排水管との位置ズレ(芯ズレ)に対応して下部管部を床下排水管に接続することができる(請求項4)。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明給排水管の接続構造を説明すると、図1〜図8は、その接続構造を使用したSトラップの場合を、図9、図10は、他の管トラップの場合を各々示している。
このSトラップAは、図2で示す通り、洗面器、流し等の容体100の底に接続され最低部にドレン部11を有する排水管1に本体2を接続して構成されている。
本体2は、上部管部12と、中途部に水平管部もしくは下向き傾斜管部22cを有する下部管部22とを備え、相互に周方向に回動可能に接続されている。本実施の形態では、排水管1に対する上部管部12の接続部(本発明の実施の形態ではない)J1は、角パッキン3を介して袋ナット4で水密状に締結して接続されている(図2参照)。
【0012】
また、その上部管部12と下部管部22との接続部(本発明の実施の形態)J2は、嵌合方式で周方向に回動可能に接続される構成になっている。
以下、上部管部12を、図2〜図4に示すように嵌合方式で接続する際、その接続部J2において内側に位置するため内側の管、下部管部22を、外側に位置するため外側の管と称して説明する。
【0013】
内側の管12、外側の管22は各々ブロー成形品であり、そして内側の管(上部管部)12は、先端部分をその本体径よりも若干小径な細管部12aで形成すると共に、その細管部12aの基端部寄りに直角三角形状の環状係止用爪部12bを一体成形して、その基端部の段面12a−1と環状係止用爪部12bの立面12b−1との間に被嵌合用管部12cを構成し、最先端部分に先窄み部12dを一体に連設形成させてある。
【0014】
一方、外側の管(下部管部)22は、最先端部分に前記被嵌合用管部に12cに嵌合係止される嵌合係止管部22aを周設すると共に、嵌合係止管部22aとは逆側に環状収容部5を挟んで同径の嵌合管部22bを連設形成している。
【0015】
前記嵌合係止管部22aは、図3、図4に示すようにその先端部分にラッパ状の環状案内用ガイド部22a−1を形成して、環状係止用爪部12bの斜面12b−2を乗り越えてスムース且つ堅固に前記被嵌合用管部12cに嵌合係止するように構成されている。
そして、前記する被嵌合用筒部12cと、環状係止用爪部12bと、嵌合係止管部22a、嵌合管部22bとは、内側の管12、外側の管22を嵌合方式で接続した際、管同士を回動可能で且つ嵌脱不能に接続する係止部6を構成している(図3参照)。
【0016】
また、前記する環状収容部5は、本実施の形態では外側の管22の前記する嵌合係止管部22a、嵌合管部22bとの間を外側に膨出して形成され、その内部に外側の管22の内周面、内側の管12の外周面全周に亘って水密状に密接する環状シール材Sが嵌装されている。
【0017】
前記環状シール材Sは、ラジアル方向への弾性変形性に優れた所要断面形状に形成されている。
本実施の形態では、図3に示すように縦断面視山形状、詳細には縦断面視横向山形状を呈してなり、上下の両凹状斜面S2、S2の端部が環状収容部5のコーナーに丁度突き当たるように配置され、その状態で頂部S1が下部管部(外側の管)12の前記嵌合係止管部22a、嵌合管部22b内周面レベルよりも所要量突出する大きさに形成されており、予め環状収容部5に嵌装した状態で上部管部(内側の管)12と、下部管部(外側の管)22とが嵌合方式で接続されると、上部管部(内側の管)12で両凹状斜面S2、S2をラジアル方向(放射方向)に開脚するように弾性変形させて、下部管部(外側の管)22の内周面、上部管部(内側の管)12の外周面全周に亘って水密状に密接するようになっている。
【0018】
以上のように構成された給排水管の接続構造を使用したSトラップAでは、図2に示すように上部管部(内側の管)12と下部管部(外側の管)22とを嵌合方式で接続すると、上部管部(内側の管)12の被嵌合用管部12cに下部管部(外側の管)22の嵌合係止筒部22aが回動可能で且つ嵌脱不能となり、それと同時に下部管部(外側の管)22の内周面と上部管部(内側の管)12の外周面全周に亘って環状シール材Sが密接するように弾性変形される。
従って、上部管部(内側の管)12と下部管部(外側の管)22を嵌合方式で接続するだけで、回動可能で且つ嵌脱不能な状態で上部管部(内側の管)12と下部管部(外側の管)22とを接続し、上部管部(内側の管)12の細管部12aの外周面に弾性変形して密接する環状シール材Sで止水性を保持し、外し力が作用してもその環状シール材Sに負荷をかけず、安定した止水性を持続する。
【0019】
図5は、本実施の形態のSトラップの正面図であり、ブロー成形で上部管部12と下部管部22とを一体成形し、中間部の円錐台形状の筒部32を切除することによって成形されており、製造コストも非常に安価である。
【0020】
前記する下向き傾斜管部22cは、下部管部22の中途部に水平線に対して60度以下の範囲の角度をもって所望長さをもって形成されており、この下向き傾斜管部22cの下端に鉛直管部22dを連設して接続部J2に対してその鉛直管部22dを変位させて床下排水管200に接続する構成になっている。
【0021】
前記鉛直管部22dと床下排水管200との接続は、前記接続部J1と同様な角パッキンを介して袋ナットで接続する構成を採用したり、ゴム製のカップリングのような管継手で気密性と止水性とを発揮する構成で行われている。
また、前記する接続部J1の接続構造を、接続部J2の構造に変更すること自由である。
尚、施工現場では、洗面台、流し台等のキャビネットKの底板K1に予め開孔してある大径孔K2を利用して鉛直管部22dと床下排水管200とを接続したり、その孔が開孔されていない場合には、その場で連絡孔を開孔して接続に対処する。符号K3は、被蓋である。
【0022】
図7、図8は、各々環状シール材Sの他の実施の形態を示している。
図7の環状シール材Sは、前記する環状シール材Sの頂部S1に、内側の管12の嵌合時にその外周面に沿うように弾性変形してその外周面に密接する鰭部S3を一体成形した縦断面視形状になっている。
また、図8は、前記する環状シール材Sのその頂部S1に山形部S’1、S’1、S’1を連続して複数列有する縦断面視形状にして、内側の管12の嵌合時にその外周面に各山形部S’1、S’1、S’1が弾性的に密接するようになっている。
【0023】
【実施例1】
図6は、SトラップAの調整範囲を示している。
即ち、このSトラップAは、管内径を28mmとし、外側の管である下部管部22の中途部を傾斜角度(α)30度の下向き傾斜管部22cで構成することによって、本体2最下端部を構成する鉛直管部22dが内側の管である上部管部12との接続部J2の中心に対して半径(r1)を28mmとする範囲で回動可能とし、また、本体2が排水管1との接続部J1の中心に対して半径(r2)76mmの範囲で向きを調整する構成になっている(図2、図6参照)。
従って、この実施例によると、半径(r2)76mmと半径(r1)28mmの計104mmの半径で描かれる可動範囲であって、排水管1と干渉されない範囲全てが床下排水管200との接続用の調整範囲(斜線範囲)として有効利用される。
【0024】
図9、図10は、本発明管トラップを示し、洗面器、流し等の容体に接続される上部管部12、他方がその上部管部12に対して回動可能に接続される下部管部22で構成されている。
この上部管部12と下部管部22との接続部J2にも本発明の接続構造を使用している。
この実施の形態において、洗面器、流し等の容体から垂設する排水管に上部管部を接続する接続部にも本発明の接続構造を使用すること任意である。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成した給排水管の接続構造であり、止水性を環状収容部に嵌装される環状シール材で維持し、管の抜け力は、管端部同士を回動可能に接続する係止部で前記環状シール材に負荷を掛けることなく受圧して、環状シール材と係止部とで止水性と抜け防止性とを分担しているから、環状シール材による耐水性を低下させることなく、一方の管に対して他方の管を回動可能な状態で水密状に接続することができる。
【0026】
しかも、環状シール材が、ラジアル方向への弾性変形性に優れた所要断面形状、例えば縦断面視横向山形状を呈していると、その環状シール材の形状の特殊性で、例えばブロー成形法等の管の成形寸法にバラツキが出る方法で製造され、管の肉厚が一定しない場合や、管同士の同軸度が低く芯ズレする場合等であっても環状シール材の優れた弾性変形性で両管間を確実に止水し、優れた水密性を発揮することができるし、管の一方に曲げモーメントが作用してもその弾性変形性で吸収するので、隙間が空いたり、接続部に無理な負荷が掛って耐久性が低下するようなことがない(請求項2)。
【0027】
また、請求項4にあっては、日本住宅性能表示基準の設計要綱に合致するSトラップを提供することができる。
しかも、洗面器、シンク等の収容キャビネット内の収容物で曲げモーメント(外力)を受けても、接続部における環状シール材の優れたラジアル方向への弾性変形性で対応してSトラップの弾性変形を許容し、Sトラップの耐久性が低下したり、止水性を損なう虞れもない。
また、双方の管がSトラップを構成するものであり、一方の管が排水管に水平方向に回動可能に接続される上部管部、他方の管が下部管部であり、前記下部管部は、その出口中心を前記上部管部との接続部の中心に対して変位させているため、排水管との接続部を中心とする半径距離が描く平面視範囲と、下部管部が、上部管部との接続部を中心とする半径距離が描く平面視範囲において、排水管が干渉しない範囲全てが床下排水管との接続用の調整範囲として利用可能となり、例えば注文住宅のように個々で設計が異なり、洗面台、流し台の設置位置をズラさざるをえない場合でも、即応して床下排水管と接続する自在性を具備することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給排水管の接続構造を使用したSトラップの斜視図。
【図2】使用状態を示す正面図で一部切欠して示す。
【図3】嵌合方式で接続される上部管部(内側の管)、下部管部(外側の管)の要部の拡大断面図。
【図4】上部管部(内側の管)、下部管部(外側の管)、環状シール材の分解斜視図で一部切欠して示す。
【図5】ブロー成形した本体の正面図。
【図6】図2の(6)−(6)線拡大断面図で、下部管部の調整範囲を示している。
【図7】他の実施の形態の環状シール材を使用して接続される上部管部(内側の管)、下部管部(外側の管)の要部の拡大断面図。
【図8】更に他の実施の形態の環状シール材を使用して接続される上部管部(内側の管)、下部管部(外側の管)の要部の拡大断面図。
【図9】給排水管の接続構造を使用した管トラップの正面図で概略的に示す。
【図10】同給排水管の接続構造を使用した管トラップの正面図で概略的に示す。
【符号の説明】
22:外側の管(管、下部管部) 12:内側の管(管、上部管部)
S:環状シール材 6:係止部
5:環状収容部 1:排水管
200:床下排水管
Claims (4)
- 樹脂製の管同士を互いに嵌め合わせることによって管端部近傍に形成されて管相互を回動可能に接続する係止部と、外側の管の内周面と内側の管の外周面との間に確保される環状収容部とを備え、その環状収容部に管同士を接続した際外側の管の内周面、内側の管の外周面全周に密接する環状シール材を嵌装して、管の抜け力を前記係止部で受圧して環状シール材に作用しないようにしていることを特徴とする給排水管の接続構造。
- 前記環状シール材が、ラジアル方向への弾性変形性に優れた所要断面形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の給排水管の接続構造。
- 前記双方の管が管トラップの一方を構成する上部管部と、その上部管部に回動可能に接続されて他方を構成する下部管部であることを特徴とする請求項1または2記載の給排水管の接続構造を使用した管トラップ。
- 前記双方の管がSトラップを構成するものであり、一方の管が排水管に接続される上部管部、他方の管がその上部管部に回動可能に接続される下部管部であり、前記下部管部は、その出口中心を前記上部管部との接続部の中心に対して変位させてなり、該下部管部の上部管部に対する回動機能と上部管部の排水管に対する回動機能とで床下排水管との位置ズレ(芯ズレ)に対応してその下部管部を床下排水管に接続することを特徴とする請求項1または2記載の給排水管の接続構造を使用したSトラップ。
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