JP2004277887A - ジェットルームにおける緯入れ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアの噴射圧の圧力波形を改善できる緯入れ装置を提供する。
【解決手段】緯入れ用補助ノズル群13〜16は、電磁開閉弁26A〜26Dを介して圧力上位のエアタンク19に接続されている。又、緯入れ用補助ノズル群13〜16は、電磁開閉弁27A〜27Dを介して圧力下位のエアタンク20に接続されている。制御装置Cは、緯糸選択パターンの読み取り結果に基づいて、電磁開閉弁26A〜26D又は電磁開閉弁27A〜27Dを励磁するための励磁信号として、基準信号又は補正信号を出力する。電磁開閉弁26A〜26D,27A〜27Dは、緯糸選択パターンに基づいて、励消磁制御される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノズルのエア噴射作用によって緯糸を緯入れするジェットルームにおける緯入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ジェットルームにおいて複数種類の緯糸を緯入れする場合、特許文献1に開示されるように、緯入れ用補助ノズルからのエア噴射の圧力を緯糸種類別に設定する対策が図られる。
【0003】
特許文献1の緯入れ装置では、共通の電磁開閉弁と圧力選択用の電磁開閉弁とからなる高圧エア供給経路が高圧のエアタンクに接続されている。これらの電磁開閉弁は、エアタンクから緯入れ用補助ノズルへのエアの供給を制御するものである。又、共通の電磁開閉弁と逆止弁とからなる低圧エア供給経路が低圧のエアタンクに接続されている。緯入れ用補助ノズルに高圧エアを供給する場合には、共通の電磁開閉弁と圧力選択用の電磁開閉弁とが励磁される。緯入れ用補助ノズルに低圧エアを供給する場合には、共通の電磁開閉弁のみが励磁される。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−273853号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
緯糸を緯入れするには、緯入れ用補助ノズルにおけるエア噴射の圧力波形が安定していることが望ましい。特許文献1の緯入れ装置においては、エアタンクから緯入れ用補助ノズルへのエア供給を制御する電磁開閉弁は、ホースを介してエアタンクに繋げられている。このようなホースの存在は、エアタンクから緯入れ用補助ノズルに至るエア経路長を長くするので、緯入れ用エアノズルから噴射されるエアの噴射圧の圧力波形が悪くなる。つまり、圧力波形の立ち上がりが遅くなり、緯入れ不良を生じるおそれがある。又、圧力下位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態から、圧力上位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、圧力上位のエアタンクのエアが供給される初期において、圧力上位のエアが圧力下位のエアタンクに対応する電磁開閉弁側へも流れる。この流れは、圧力波形の立ち上がりを遅くし、緯入れ不良を生じるおそれがある。
【0006】
本発明は、エアの噴射圧の圧力波形を改善できる緯入れ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、ノズルのエア噴射作用によって緯糸を緯入れするジェットルームを対象とし、請求項1の発明では、前記ノズルへ供給されるエアを貯えておく圧力の異なる複数のエアタンクと、前記複数のエアタンクに1対1に対応し、対応するエアタンクから前記ノズルへエアを供給可能な状態と、対応するエアタンクから前記ノズルへエアを供給不能な状態とに切り換えられる複数の電磁開閉弁と、圧力上位のエアタンクに対応する電磁開閉弁を励磁するための第1の基準信号よりも励磁開始タイミングを早めた第1の補正信号、又は圧力下位のエアタンクに対応する電磁開閉弁を励磁するための第2の基準信号よりも励磁開始タイミングを早めた第2の補正信号を出力する補正信号出力手段と、緯糸選択パターンの読み取りから補正信号の出力の是非を選択する選択手段とを備えた緯入れ装置を構成し、緯糸選択パターンの1サイクルのうちで、第1の補正信号又は第2の補正信号を出力するようにした。
【0008】
基準信号の出力では噴射圧力の立ち上がりが遅れる場合には、補正信号を出力することによって噴射圧力の立ち上がりの遅れを回避することができる。
請求項2の発明では、請求項1において、圧力上位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態から、圧力下位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、圧力下位のエアタンクに対応する電磁開閉弁を励磁するための励磁信号として、最初に第2の基準信号を出力し、2番目以降に第2の基準信号に対応する第2の補正信号を出力するようにした。
【0009】
圧力上位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態から、圧力下位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、圧力上位のエアの残圧が存在する。そのため、最初に第2の基準信号を出力した場合にも、噴射圧力の立ち上がりが遅れることはない。2番目以降に第2の基準信号に対応する補正信号を出力するのは、第2の基準信号の出力では噴射圧力の立ち上がりが遅れることを前提としている。
【0010】
請求項3の発明では、請求項1において、圧力下位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態から、圧力上位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、圧力上位のエアタンクに対応する電磁開閉弁を励磁するための励磁信号として、最初に第1の基準信号に対応する第1の補正信号を出力するようにした。
【0011】
圧力下位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態から、圧力上位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、圧力上位のエアが圧力下位のエアタンクに対応する電磁開閉弁側へも流れる。そのため、最初に第1の基準信号を出力すると、噴射圧力の立ち上がりが遅れる。最初に第1の基準信号に対応する補正信号を出力すれば、噴射圧力の立ち上がりの遅れを回避することができる。
【0012】
請求項4の発明では、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記基準信号は、過励磁信号と、この過励磁信号に引き続く保持励磁信号とを合成したものとし、補正信号は、基準信号の過励磁信号の信号幅を維持したまま出力開始タイミングを早めた補正過励磁信号と、基準信号の保持励磁信号の出力停止タイミングと同じ出力停止タイミングの補正保持励磁信号とを合成したものとした。
【0013】
過励磁信号とは、電磁開閉弁を開状態に保持するのに必要な印加電圧よりも高い電圧を印加するための信号のことである。このような過励磁信号の採用は、噴射圧力の立ち上がりの遅れを抑制するのに有利である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図12に基づいて説明する。
【0015】
図1に示す一対の緯入れ用メインノズル11,12は、予め設定された緯糸選択パターンに従って緯糸Y1,Y2を経糸の開口内へ射出する。緯入れ用補助ノズル群13,14,15,16は、緯入れ用メインノズル11,12側からリレー噴射する。このリレー噴射が経糸の開口内へ射出された緯糸Y1,Y2を牽引する。緯入れ用メインノズル11,12は、電磁開閉弁17,18を介して図示しないエアタンクに接続されており、このエアタンクは図示しない圧力エア供給源から圧力エアの供給を受ける。電磁開閉弁17,18は、緯糸選択パターンに従って励消磁制御される。
【0016】
緯入れ用補助ノズル群13〜16は、エアタンク19,20から圧力エアを供給される。エアタンク19は、供給管路21を介して前記圧力エア供給源に接続されており、供給管路21上には圧力調整器22が介在されている。圧力調整器22は、エアタンク19内の圧力を設定する圧力調整手段である。
【0017】
エアタンク20は、供給管路23を介して供給管路21に接続されており、供給管路23上には圧力調整器24が介在されている。圧力調整器24は、エアタンク20内の圧力を設定する圧力調整手段である。
【0018】
本実施の形態では、エアタンク19内の圧力がエアタンク20内の圧力よりも高圧に設定されている。エアタンク19は、圧力上位のエアタンクとなり、エアタンク20は圧力下位のエアタンクとなる。
【0019】
緯入れ用補助ノズル群13〜16は、電磁開閉弁26A,26B,26C,26Dを介して圧力上位のエアタンク19に接続されている。又、緯入れ用補助ノズル群13〜16は、電磁開閉弁27A,27B,27C,27D及び専用管路であるエアホース28を介して圧力下位のエアタンク20に接続されている。
【0020】
図3及び図4に示すように、電磁開閉弁26A〜26D,27A〜27Dは、ソレノイド部29,33と弁部30,34とからなる。弁部30,34は、互いに結合して一体化されている。図4に示すように、電磁開閉弁26A〜26Dの弁部30は、バルブハウジング31と、バルブハウジング31内に収容された弁体32とを備えている。バルブハウジング31には流入流路311、共通流路312、複数の分配流路313及び流出流路314(図3に図示)が形成されている。弁体32は、復帰ばね291のばね力によって共通流路312側に付勢されている。分配流路313は、共通流路312から分岐している。分配流路313には緯入れ用補助ノズル群13〜16がフレキシブルチューブ25を介して接続されている。ソレノイド部29が励磁されていないときには、弁体32は、流入流路311と共通流路312との連通を遮断する。ソレノイド部29が励磁されたときには、弁体32は、流入流路311と共通流路312とを連通する弁開位置に配置される。
【0021】
バルブハウジング31は、エアタンク19に取り付けられており、流入流路311がエアタンク19に直通している。つまり、電磁開閉弁26A〜26Dは、圧力上位のエアタンクであるエアタンク19に直結されている。ここにおける直結とは、ホース等の配管部材を用いないでエアタンク19から電磁開閉弁26A〜26Dへエアを供給可能に、エアタンク19に電磁開閉弁26A〜26Dが取り付けられていることをいう。
【0022】
図3に示すように、電磁開閉弁27A〜27Dの弁部34は、バルブハウジング35と、バルブハウジング35内に収容された弁体36とを備えている。バルブハウジング35には流入流路351及び流出流路352が形成されている。弁体36は、復帰ばね331のばね力によって流出流路352側に付勢されている。流入流路351は、エアホース28を介してエアタンク20に連通している。バルブハウジング35は、バルブハウジング31に結合されていると共に、エアタンク19に取り付けられており、バルブハウジング35側の流出流路352がバルブハウジング31側の流出流路314に直通している。
【0023】
電磁開閉弁26A〜26Dの弁部30における流入流路311は、エアタンク19に対応する専用流路である。電磁開閉弁27A〜27Dの弁部34における流入流路351、流出流路352、及び電磁開閉弁26A〜26Dの弁部30における流出流路314は、エアタンク20に対応する専用流路である。電磁開閉弁26A〜26D,27A〜27Dは、専用流路上に1対1に介在されている。電磁開閉弁26A〜26D,27A〜27Dの下流側で前記専用流路を合流させる共通流路312は、圧力上位のエアタンク19に対応する電磁開閉弁26A〜26Dの弁部30内に設けられている。専用流路及び共通流路を含む弁部30,34は、バルブハウジング31,35を互いに結合することによって一体化されている。
【0024】
エアホース28の途中には逆止弁37が介在されている。逆止弁37は、エアタンク20側から電磁開閉弁27A〜27D側へのエア流を許容するが、電磁開閉弁27A〜27D側からエアタンク20側へのエアの逆流を阻止する。
【0025】
図1及び図2に示すように、電磁開閉弁17,18,26A〜26D,27A〜27Dは、制御装置Cの励消磁制御を受ける。制御装置Cは、前記した緯糸選択パターンを記憶している。制御装置Cは、織機回転角度検出用のロータリエンコーダ38から得られる織機回転角度検出情報、及び緯糸選択パターンの読み取りに基づいて電磁開閉弁17,18,26A〜26D,27A〜27Dの励消磁を制御する。図1に示すように、緯糸Y1を緯入れするときには電磁開閉弁17,26A〜26Dが励磁される。電磁開閉弁26A〜26Dが励磁されると、圧力上位のエアタンク19の圧力エアが流入流路311、共通流路312及び分配流路313を経由して緯入れ用補助ノズル群13〜16へ供給される。図2に示すように、緯糸Y2を緯入れするときには電磁開閉弁18,27A〜27Dが励磁される。電磁開閉弁27A〜27Dが励磁されると、圧力下位のエアタンク20の圧力エアがエアホース28、流入流路351、流出流路352,314、共通流路312及び分配流路313を経由して緯入れ用補助ノズル群13〜16へ供給される。
【0026】
電磁開閉弁26A〜26Dが消磁状態にあるときには、電磁開閉弁26A〜26Dは、対応するエアタンクであるエアタンク19から緯入れ用補助ノズル群13〜16へエアを供給不能な状態(閉状態)にある。電磁開閉弁27A〜27Dが消磁状態にあるときには、電磁開閉弁27A〜27Dは、対応するエアタンクであるエアタンク20から緯入れ用補助ノズル群13〜16へエアを供給不能な状態(閉状態)にある。電磁開閉弁26A〜26D,27A〜27Dは、励消磁の切り換えによって、対応するエアタンクから緯入れ用補助ノズル群13〜16へエアを供給可能な状態(開状態)と供給不能な状態(閉状態)とに切り換えられる。
【0027】
図5の曲線Da1は、電磁開閉弁26Aを励磁するための第1の基準信号を表す。第1の基準信号Da1を表すためのグラフにおける横軸θは、織機回転角度を表し、縦軸は、電圧を表す。織機回転角度θoは、筬打ち時点を表す。第1の基準信号Da1は、先行する過励磁信号d1と、過励磁信号d1に引き続く保持励磁信号d2とを合成したものである。保持励磁信号d2は、電磁開閉弁26Aを開状態に保持するのに必要な印加電圧の信号のことである。過励磁信号d1は、電磁開閉弁26Aを開状態に保持するのに必要な印加電圧よりも高い電圧の信号のことである。
【0028】
図6の曲線Da2は、電磁開閉弁27Aを励磁するための第2の基準信号を表す。第2の基準信号Da2を表すためのグラフにおける横軸θは、織機回転角度を表し、縦軸は、電圧を表す。織機回転角度θoは、筬打ち時点を表す。第2の基準信号Da2は、先行する過励磁信号d3と、過励磁信号d3に引き続く保持励磁信号d4とを合成したものである。保持励磁信号d4は、電磁開閉弁27Aを開状態に保持するのに必要な印加電圧の信号のことである。過励磁信号d3は、電磁開閉弁27Aを開状態に保持するのに必要な印加電圧よりも高い電圧の信号のことである。
【0029】
図5の曲線Ha0は、第1の基準信号Da1の付与によって電磁開閉弁26Aが励磁されたときの緯入れ用補助ノズル群13〜16における噴射圧力の変化を表す圧力波形である。図5における圧力波形Ha0は、電磁開閉弁26Aの励磁と消磁との切り換えを連続的に繰り返して得られたものである。図6の曲線La0は、第2の基準信号Da2の付与によって電磁開閉弁27Aが励磁されたときの緯入れ用補助ノズル群13〜16における噴射圧力の変化を表す圧力波形である。図6における圧力波形La0は、電磁開閉弁27Aの励磁と消磁との切り換えを連続的に繰り返して得られたものである。
【0030】
図7のグラフにおける圧力波形Ha1は、電磁開閉弁27Aに対する第2の基準信号Da2の付与の後に、電磁開閉弁26Aに対して第1の基準信号Da1を付与したときの緯入れ用補助ノズル群13〜16における噴射圧力の変化を表す圧力波形である。圧力波形Ha1では立ち上がりが遅れているが、この遅れは、電磁開閉弁26Aの開状態の初期に、エアタンク19における高圧エアが電磁開閉弁27A側(つまり、流出流路314側)へも流れるためである。
【0031】
図8のグラフにおける圧力波形La1は、電磁開閉弁26Aに対する第1の基準信号Da1の付与の後に、電磁開閉弁27Aに対して第2の基準信号Da2を付与したときの緯入れ用補助ノズル群13〜16における噴射圧力の変化を表す圧力波形である。圧力波形La1では圧力の立ち上がりが圧力波形La0に比べて速いが、この圧力の立ち上がりの速さは、電磁開閉弁27Aの開状態の初期に、エアタンク19から供給されたエアが共通流路312や流出流路314に高圧で残留しているためである。
【0032】
本実施の形態における緯糸選択パターンは、緯糸Y1を3回続けて緯入れした後に、緯糸Y2を3回緯入れするパターンとなっている。つまり、緯糸は、(Y1,Y1,Y1,Y2,Y2,Y2)という1サイクルのパターンで緯入れされる。図9のグラフは、3番目の緯糸Y2の緯入れの後に緯糸Y1を3回続けて緯入れした状態を表している。図10のグラフは、3番目の緯糸Y1の緯入れの後に緯糸Y2を3回続けて緯入れした状態を表している。
【0033】
図9における1番目の緯糸Y1の緯入れの場合には、第1の基準信号Da1を補正した第1の補正信号Fa1が電磁開閉弁26Aに付与されている。第1の補正信号Fa1は、過励磁信号d1の信号幅と同じ信号幅であって、過励磁信号d1の出力開始タイミングよりも早く出力される補正過励磁信号d5と、保持励磁信号d2よりも信号幅の長い補正保持励磁信号d6とから合成されている。補正保持励磁信号d6の出力停止タイミングは、第1の基準信号Da1の出力停止タイミングと同じである。図9のグラフにおける圧力波形Ha2は、電磁開閉弁26Aに対して第1の補正信号Fa1を付与したときの緯入れ用補助ノズル群13〜16における噴射圧力の変化を表す圧力波形である。
【0034】
図10における2番目及び3番目の緯糸Y2の緯入れの場合には、第2の基準信号Da2を補正した第2の補正信号Fa2が電磁開閉弁27Aに付与されている。第2の補正信号Fa2は、過励磁信号d3の信号幅と同じ信号幅であって、過励磁信号d3の出力開始タイミングよりも早く出力される補正過励磁信号d7と、保持励磁信号d4よりも信号幅の長い補正保持励磁信号d8とから合成されている。補正保持励磁信号d8の出力停止タイミングは、第2の基準信号Da2の出力停止タイミングと同じである。図10のグラフにおける圧力波形La2は、電磁開閉弁27Aに対して第2の補正信号Fa2を付与したときの緯入れ用補助ノズル群13〜16における噴射圧力の変化を表す圧力波形である。
【0035】
本実施の形態では、緯糸選択パターンは、第1の基準信号Da1、第2の基準信号Da2、第1の補正信号Fa1及び第2の補正信号Fa2の組み合わせ(Fa1,Da1,Da1,Da2,Fa2,Fa2)という1サイクルのパターンとして設定されている。制御装置Cは、緯糸選択パターン(Fa1,Da1,Da1,Da2,Fa2,Fa2)の読み取り結果に基づいて、読み取られた信号(第1の基準信号Da1、第2の基準信号Da2、第1の補正信号Fa1及び第2の補正信号Fa2のうちのいずれか1つ)を出力する。つまり、電磁開閉弁26A,27Aは、(Fa1,Da1,Da1,Da2,Fa2,Fa2)という1サイクルの信号パターンによって表される緯糸選択パターンに基づいて、励消磁制御される。
【0036】
制御装置Cは、第1の補正信号又は第2の補正信号を出力する補正信号出力手段、及び緯糸選択パターンの読み取りから補正信号の出力の是非を選択する選択手段である。
【0037】
制御装置Cは、他の電磁開閉弁26B,26C,26D及び電磁開閉弁27B,27C,27Dについても、同様の励消磁制御を行う。つまり、電磁開閉弁26B,26C,26D及び電磁開閉弁27B,27C,27Dは、(第1の補正信号,第1の基準信号,第1の基準信号,第2の基準信号,第2の補正信号,第2の補正信号)という1サイクルの信号パターンによって表される緯糸選択パターンに基づいて、励消磁制御される。
【0038】
図11(a)の第1の基準信号Db1,Dc1,Dd1は、第1の基準信号Da1に引き続いて、それぞれ電磁開閉弁26B,26C,26Dに対して出力される。第1の基準信号Db1,Dc1,Dd1は、第1の基準信号Da1と同様に、過励磁信号と保持励磁信号とを合成した信号である。圧力波形Hb0,Hc0,Hd0は、第1の基準信号Db1,Dc1,Dd1に対応した緯入れ用補助ノズル群14,15,16における噴射圧の変化を表す。
【0039】
図11(b)の第2の基準信号Db2,Dc2,Dd2は、第2の基準信号Da2に引き続いて、それぞれ電磁開閉弁27B,27C,27Dに対して出力される。第2の基準信号Db2,Dc2,Dd2は、第2の基準信号Da2と同様に、過励磁信号と保持励磁信号とを合成した信号である。圧力波形Lb0,Lc0,Ld0は、第2の基準信号Db2,Dc2,Dd2に対応した緯入れ用補助ノズル群14,15,16における噴射圧の変化を表す。
【0040】
図12(a)の第1の補正信号Fb1,Fc1,Fd1は、第1の補正信号Fa1に引き続いて、それぞれ電磁開閉弁26B,26C,26Dに対して出力される。第1の補正信号Fb1,Fc1,Fd1は、第1の補正信号Fa1と同様に、過励磁信号と保持励磁信号とを合成した信号である。第1の補正信号Fb1,Fc1,Fd1に対応した圧力波形(緯入れ用補助ノズル群14,15,16における噴射圧の変化)は、それぞれ圧力波形Ha2と同様に、噴射開始タイミングが圧力波形Ha1よりも早い圧力波形となる。
【0041】
図12(b)の第2の補正信号Fb2,Fc2,Fd2は、第2の補正信号Fa2に引き続いて、それぞれ電磁開閉弁27B,27C,27Dに対して出力される。第2の補正信号Fb2,Fc2,Fd2は、第2の補正信号Fa2と同様に、過励磁信号と保持励磁信号とを合成した信号である。第2の補正信号Fb2,Fc2,Fd2に対応した圧力波形(緯入れ用補助ノズル群14,15,16における噴射圧の変化)は、それぞれ圧力波形La2と同様に、噴射開始タイミングが圧力波形La1よりも早い圧力波形となる。
【0042】
第1の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1−1)圧力上位のエアタンク19のエアを供給する緯入れ状態から、圧力下位のエアタンク20のエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、最初に第2の基準信号Da2,Db2,Dc2,Dd2が電磁開閉弁27A〜27Dを励磁するための励磁信号として出力される(図10参照)。そして、第2の基準信号Da2,Db2,Dc2,Dd2の出力に引き続いて電磁開閉弁27A〜27Dを励磁するための2番目及び3番目の励磁信号として、第2の基準信号Da2,Db2,Dc2,Dd2に対応する第2の補正信号Fa2,Fb2,Fc2,Fd2が出力される。
【0043】
圧力上位のエアタンク19のエアを供給する緯入れ状態から、圧力下位のエアタンク20のエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、圧力上位のエアの残圧が流出流路314や共通流路312に存在する。そのため、最初に第2の基準信号Da2,Db2,Dc2,Dd2を出力した場合にも、緯入れ用補助ノズル群13〜16における噴射圧力の立ち上がりは、図10に圧力波形L3で示すように遅れることはない。しかし、2番目以降に第2の基準信号Da2,Db2,Dc2,Dd2を出力すると、噴射圧力の立ち上がりが遅れる。本実施の形態では、2番目以降に第2の基準信号Da2,Db2,Dc2,Dd2に対応する第2の補正信号Fa2,Fb2,Fc2,Fd2を出力するので、噴射圧力の立ち上がりが遅れることはない。
【0044】
(1−2)圧力下位のエアタンク20のエアを供給する緯入れ状態から、圧力上位のエアタンク19のエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、最初に第1の補正信号Fa1,Fb1,Fc1,Fd1が電磁開閉弁26A〜26Dを励磁するための励磁信号として出力される(図9参照)。そして、第1の補正信号Fa1,Fb1,Fc1,Fd1の出力に引き続いて電磁開閉弁26を励磁するための2番目及び3番目の励磁信号として、第1の基準信号Da1,Db1,Dc1,Dd1が出力される。
【0045】
圧力下位のエアタンク20のエアを供給する緯入れ状態から、圧力上位のエアタンク19のエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、圧力上位のエアタンク19のエアを供給開始する初期にはこのエアが電磁開閉弁27側(即ち、流出流路314側)へも流れる。そのため、最初に第1の基準信号Da1,Db1,Dc1,Dd1を出力すると、緯入れ用補助ノズル群13〜16における噴射圧力の立ち上がりが遅れる。本実施の形態では、1番目に第1の基準信号Da1,Db1,Dc1,Dd1に対応する第1の補正信号Fa1,Fb1,Fc1,Fd1を出力するので、噴射圧力の立ち上がりが遅れることはない。
【0046】
(1−3)圧力上位のエアタンク19のエアを供給する緯入れ状態から、圧力上位のエアタンク20のエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、最初に電磁開閉弁27A〜27Dを励磁する場合には、第2の基準信号Da2が出力される(図10参照)。これは、圧力上位のエアタンク19に対応する高圧エアの残圧の影響のために圧力波形の立ち上がりが遅れないためである。1番目に電磁開閉弁27A〜27Dを励磁する場合にも、第2の補正信号Fa2,Fb2,Fc2,Fd2を出力してもよいが、そうすると、第2の基準信号Da2の出力に比べてエアの消費が多くなる。圧力上位のエアタンク19のエアを供給する緯入れ状態から、圧力上位のエアタンク20のエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際に、最初に第2の基準信号Da2を出力する励磁制御は、エアの消費増の抑制に寄与する。
【0047】
(1−4)基準信号Da1,Da2を構成する過励磁信号d1,d3、及び補正信号F1,F2を構成する補正過励磁信号d5,d7は、電磁開閉弁を開状態に保持するのに必要な印加電圧よりも高い電圧を印加するための信号のことである。緯入れ用補助ノズル群13〜16における噴射圧力の立ち上がりを速めるには、閉状態にある電磁開閉弁26A〜26D,27A〜27Dを開状態に迅速に切り換える必要がある。電磁開閉弁を開状態に保持するのに必要な印加電圧よりも高い過励磁信号や補正過励磁信号の採用は、閉状態にある電磁開閉弁26A〜26D,27A〜27Dを開状態に迅速に切り換える上で有利である。
【0048】
本発明では、図13に示すように、電磁開閉弁26A〜26D(図13では図示略)を励磁するための信号として、全ての場合に第1の補正信号Fa1を出力するようにしてもよい。又、図14に示すように、電磁開閉弁27A〜27D(図14では図示略)を励磁するための信号として、全ての場合に第2の補正信号Fa2を出力するようにしてもよい。
【0049】
本発明では、以下のような実施の形態も可能である。
(1)1サイクルの緯糸選択パターン〔例えば、(Y1,Y1,Y1,Y2,Y2,Y2)というパターン〕の読み取りに基づいて、基準信号から補正信号を生成して出力するようにしてもよい。補正信号は、例えば、基準信号における過励磁信号の出力開始タイミングを織機回転角度で所定の角度だけ早め、基準信号における保持励磁信号の出力開始タイミングを織機回転角度で所定の角度だけ早めるようにして生成される。この場合、保持励磁信号の出力停止タイミングを変えないように補正信号を生成してもよいし、保持励磁信号の出力停止タイミングを変えるように補正信号を生成してもよい。
【0050】
(2)圧力の異なる3つ以上のエアタンクから緯入れ用補助ノズルにエアを供給するジェットルームに本発明を適用すること。
(3)単一の緯入れ用メインノズルに圧力の異なる複数のエアタンクからエアを供給するジェットルームに本発明を適用すること。このようなジェットルームは、例えば製織中に織機回転速度を変化させる織機である。一例としてタオル織機があげられ、ボーダー織りとパイル織りとにおける一方から他方への移行時に織機の回転速度が変えられる。
【0051】
(4)緯入れされた緯糸の先端部を緯入れ末端側でノズルからの噴射エア流によって捕捉して緯糸に張力を付与する装置に適用すること。このような張力付与装置は緯入れ装置の一部である。この場合、緯糸の先端部を捕捉するためのノズルは、前記した実施の形態のように圧力の異なる複数のエアタンクから緯糸種類に応じてエア供給を受けることになる。
【0052】
前記した実施の形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
〔1〕請求項1乃至請求項4のいずれか1項において、前記ノズルは、経糸の開口内を飛走する緯糸に対してエアを作用させる緯入れ用補助ノズルであるジェットルームにおける緯入れ装置。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明では、エアの噴射圧の圧力波形を改善できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示し、一方の緯糸を射出した状態を示すエア配管図。
【図2】他方の緯糸を射出した状態を示すエア配管図。
【図3】要部正断面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】第1の基準信号の付与による圧力波形を示すグラフ。
【図6】第2の基準信号の付与による圧力波形を示すグラフ。
【図7】第2の基準信号の付与から第1の基準信号の付与への切り換えによる圧力波形の変化を示すグラフ。
【図8】第1の基準信号の付与から第2の基準信号の付与への切り換えによる圧力波形の変化を示すグラフ。
【図9】第2の補正信号の付与から第1の補正信号の付与への切り換えによる圧力波形の変化を示すグラフ。
【図10】第1の基準信号の付与から第2の基準信号の付与への切り換えによる圧力波形の変化を示すグラフ。
【図11】(a)は、第1の基準信号Da1に引き続く第1の基準信号Db1,Dc1,Dd1の付与を示すグラフ。(b)は、第2の基準信号Da2に引き続く第2の基準信号Db2,Dc2,Dd2の付与を示すグラフ。
【図12】(a)は、第1の補正信号Fa1に引き続く第1の補正信号Fb1,Fc1,Fd1の付与を示すグラフ。(b)は、第2の補正信号Fa2に引き続く第2の補正信号Fb2,Fc2,Fd2の付与を示すグラフ。
【図13】別例を示すグラフ。
【図14】別例を示すグラフ。
【符号の説明】
13〜16…緯入れ用補助ノズル群。19…圧力上位のエアタンク。20…圧力下位のエアタンク。26A〜26D…圧力上位のエアタンクに対応する電磁開閉弁。27A〜27D…圧力下位のエアタンクに対応する電磁開閉弁。C…補正信号出力手段及び選択手段としての制御装置。Y1,Y2…緯糸。Da1,Db1,Dc1,Dd1…第1の基準信号。Da2,Db2,Dc2,Dd2…第2の基準信号。Fa1,Fb1,Fc1,Fd1…第1の補正信号。Fa2,Fb2,Fc2,Fd2…第2の補正信号。d1,d3…過励磁信号。d2,d4…保持励磁信号。d5,d7…補正過励磁信号。d6,d8…補正保持励磁信号。

Claims (4)

  1. ノズルのエア噴射作用によって緯糸を緯入れするジェットルームにおいて、
    前記ノズルへ供給されるエアを貯えておく圧力の異なる複数のエアタンクと、
    前記複数のエアタンクに1対1に対応し、対応するエアタンクから前記ノズルへエアを供給可能な状態と、対応するエアタンクから前記ノズルへエアを供給不能な状態とに切り換えられる複数の電磁開閉弁と、
    圧力上位のエアタンクに対応する電磁開閉弁を励磁するための第1の基準信号よりも励磁開始タイミングを早めた第1の補正信号、又は圧力下位のエアタンクに対応する電磁開閉弁を励磁するための第2の基準信号よりも励磁開始タイミングを早めた第2の補正信号を出力する補正信号出力手段と、
    緯糸選択パターンの読み取りから補正信号の出力の是非を選択する選択手段とを備え、
    緯糸選択パターンの1サイクルのうちで、第1の補正信号又は第2の補正信号を出力するようにしたジェットルームにおける緯入れ装置。
  2. 圧力上位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態から、圧力下位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、圧力下位のエアタンクに対応する電磁開閉弁を励磁するための励磁信号として、最初に第2の基準信号を出力し、2番目以降に第2の基準信号に対応する第2の補正信号を出力するようにした請求項1に記載のジェットルームにおける緯入れ装置。
  3. 圧力下位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態から、圧力上位のエアタンクのエアを供給する緯入れ状態への切り換えの際には、圧力上位のエアタンクに対応する電磁開閉弁を励磁するための励磁信号として、最初に第1の基準信号に対応する第1の補正信号を出力するようにした請求項1に記載のジェットルームにおける緯入れ装置。
  4. 前記基準信号は、過励磁信号と、この過励磁信号に引き続く保持励磁信号とを合成したものであり、補正信号は、基準信号の過励磁信号の信号幅を維持したまま出力開始タイミングを早めた補正過励磁信号と、基準信号の保持励磁信号の出力停止タイミングと同じ出力停止タイミングの補正保持励磁信号とを合成したものである請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のジェットルームにおける緯入れ装置。
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