JP2004276038A - レーザ溶接方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部とフランジ部が略直交する金属薄板の第1の部材及び第2の部材を、フランジ部が対向するように配置し、端面間にレーザビームを照射する溶接方法において、簡単な構成で迅速且つ適切に溶接接合し得るようにする。
【解決手段】第1案内部(ボールユニット12)及び第2案内部(ボールユニット22)を第1及び2の部材(アッパシェル100とロアシェル200)の本体部(101,201)に当接させると共に、第1把持部(ローラ部材11)と第2把持部(ローラ部材21)との間に第1及び第2の部材のフランジ部(102,202)を挟持する。この状態で、フランジ面に平行にレーザヘッド(31)からレーザビームを照射しながら、フランジ部に沿って第1及び第2の支持部材(支持アーム10、揺動アーム20)を第1及び第2の部材に対して相対駆動する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ溶接方法及び装置に関し、特に、本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を溶接して、燃料タンク等の大型の装置を製造するのに好適なレーザ溶接方法及び装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
燃料タンク等の大型容器の製造に好適なレーザ溶接方法に関し、例えば下記の特許文献1には、隙間なく重ね合わせた両面アルミメッキ鋼板に対しレーザビームを相対的に移動させながら溶接する方法において、相対速度を遅くすることによって溶接強度を向上させることが提案されている。この特許文献1には、アルミメッキ鋼板から成る半殻体のフランジ部を重ね合わせて溶接する方法として、三種の代表例が以下のように説明されている。
【0003】
先ず、(A)として、レーザの照射方向をフランジ面方向に対して略直角方向とし、レーザ溶接機を周縁に沿って全周に亘って移動させながら溶接する方法が示され、(B)として、レーザの照射方向をフランジ面と略平行にし、両フランジ部の端部の接合面端部に向けて照射しながら溶接機を周縁に沿って全周に亘って移動させ全周を溶接する方法が示されている。更に、(C)として、フランジ部の張出し幅を変化させ、張出し幅の狭い方の接合端部に向けて斜め方向からレーザ光を照射する方法が示されている。
【0004】
上記(A)の範疇のレーザ溶接方法として、下記の特許文献2には、立体薄板構造体の2枚の薄板の端部を重ね合わせた状態で、これら両薄板の端部を溶接接合する方法において、レーザー光発生器から光ファイバーで導光されるレーザー光を受ける溶接ヘッドと、その溶接ヘッドの近くに設けられた少なくとも1対の相対向するローラを用い、両薄板の端部を相対向するローラで挟圧した状態で、溶接ヘッドとローラとを両薄板の端部に沿って同期移動させながら、溶接ヘッドからレーザー光を両薄板端部の板厚方向に出射して連続的に溶接する立体薄板構造体の溶接方法が提案されている。
【0005】
また、上記(B)の範疇のレーザ溶接方法として、下記の特許文献3には、フランジ継目の所で重なる2つの金属板をフランジ継目の範囲で互いに押付け、溶接過程中に金属板とレーザビームとを互いに動かし、フランジ継目の面にあるレーザビームにより溶接を行い、溶接送り方向においてレーザビームより前にある位置で、金属板を互いに広げ、互いに広げられる金属板の間隙の底の範囲へレーザビームを照射するレーザ溶接方法において、金属板を互いに広げるため、溶接送り方法においてレーザビームより前にある楔状広げ部材を使用するレーザ溶接方法が提案されている。
【0006】
更に、上記(C)の範疇における変形例として、下記の特許文献4には、レーザ加工ロボットのロボットアームの先端部に、レーザ加工ヘッドを備えたキャリヤ部材に、それぞれワークの水平面内輪郭及び上下方向面に弾性的に圧接追随する機械的接触追随手段を設けたレーザ加工ロボットのワーク倣い装置が提案されている。これにより、初期のロボット動作プログラムの少数の要点のラフなティーチングのみで、各点間は実際のワーク形状の倣いにより高精度のティーチングが行われる旨記載されている。
【0007】
【特許文献1】
特許第3223172号公報
【特許文献2】
特開平5−154677号公報
【特許文献3】
特許第2981738号公報
【特許文献4】
特開平9−248683号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前掲の特許文献1には、前記(A)乃至(C)のレーザ溶接方法に関し、夫々の利害得失に言及されており、特許文献1では前記(A)のレーザ溶接方法における改良が提案されている。しかし、前記(A)のレーザ溶接方法では、前掲の特許文献2の溶接方法と同様、フランジ部の幅を広くせざるを得ず、また、溶接後、外観品質を保つため防錆塗装を施す必要がある。前記(B)のレーザ溶接方法では防錆塗装は不要であるが、レーザ照射位置を保持することが困難である。これに対し、前掲の特許文献3に記載のレーザ溶接方法においては、金属板を互いに広げるための広げ部材を用いているが、その駆動制御は容易ではなく、必ずしも量産に適するものではない。
【0009】
ここで、前記(B)のレーザ溶接方法は、本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドからフランジ面に平行にレーザビームを照射して第1の部材及び第2の部材を接合するレーザ溶接方法ということができる。このレーザ溶接方法によれば、加工対象は円形に限らず複雑な3次元形状であっても、また、フランジ部の幅を然程広くすることなく、適切に溶接することができるので、燃料タンクの製造に好適である。
【0010】
一方、前掲の特許文献4に記載のワーク倣い装置は、特許文献3において必須とされる広げ部材を必要とすることなく、レーザ照射位置を保持することができるが、特許文献4に記載の装置は、外形輪郭に沿ってその周縁を溶接する場合に用いられるものであることから、この溶接対象特有の構造であり、前記(B)又は(C)のレーザ溶接方法にそのまま適用することはできず、また、そのような適用に関する記載は見当たらない。
【0011】
例えば、前掲の特許文献4には、レーザ加工ロボットのロボットアームの先端部に配設されたキャリア部材に、それぞれ一対のサイドローラ及び上下ローラ3がZ方向軸心及びX方向軸心回りに自由回転可能に配設されていると記載され、加工ヘッドはワークとサイドローラ及び上下ローラにより、ワーク外形輪部(輪郭)に倣って溶接加工を実施することができる旨記載されている。しかし、このようなワーク倣い装置を前記(B)のレーザ溶接方法に適用するときには、ワーク外形輪郭とフランジ部の相違に対する適切な対応が必要であり、直ちに具体的手段が想起されるものではない。
【0012】
そこで、本発明は、本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドからフランジ面に平行にレーザビームを照射して接合するレーザ溶接方法において、簡単な構成で迅速且つ適切に第1の部材と第2の部材を溶接接合し得るようにすることを課題とする。
【0013】
また、本発明は、簡単な構成で迅速且つ適切に上記第1の部材と第2の部材を容易に溶接接合し得るレーザ溶接装置を提供することを別の課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のレーザ溶接方法は、請求項1に記載のように、本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドから当該フランジ部のフランジ面に平行にレーザビームを照射して前記第1の部材及び第2の部材を接合するレーザ溶接方法において、前記第1の部材の本体部に当接する第1案内部、及び前記第1の部材のフランジ部に当接する第1把持部を有し、該第1把持部の前記フランジ部との当接部に対し、先端を所定の位置関係に保持するように前記レーザヘッドを支持する第1の支持部材と、該第1の支持部材に対し相対移動可能に支持し、前記第2の部材の本体部に当接する第2案内部、及び前記第2の部材のフランジ部に当接する第2把持部を有し、該第2把持部が前記第2の部材のフランジ部に当接したときに前記第1把持部と対向するように配置する第2の支持部材とを備え、前記第1把持部と前記第2把持部との間に前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持した状態で、当該フランジ部のフランジ面に平行に前記レーザヘッドからレーザビームを照射しながら、当該フランジ部に沿って前記第1及び第2の支持部材を前記第1及び第2の部材に対して相対駆動するものである。
【0015】
前記レーザ溶接方法において、請求項2に記載のように、前記第2把持部が前記第2の部材のフランジ部に当接したときに前記第1把持部の方向に所定の圧力で付勢し、該付勢状態を維持するように、前記第2の支持部材を前記第1の支持部材に支持するとよい。
【0016】
尚、前記第1及び第2の案内部は着脱可能なボールユニットによって構成することができる。また、前記第1及び第2の把持部はローラ部材によって構成し、ローラ部材がフランジ面を転動しながらフランジ部を挟持するように構成するとよい。そして、ローラ部材によって第1及び第2の部材のフランジ部を挟持したときに、各フランジ部が弾性変形し端面間に微少間隙が形成されるように構成するとよい。
【0017】
あるいは、本発明のレーザ溶接方法として、請求項3に記載のように、本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドから当該フランジ部のフランジ面に平行にレーザビームを照射して前記第1の部材及び第2の部材を接合するレーザ溶接方法において、夫々前記第1及び第2の部材のフランジ部に平行な誘導部を有し、前記第1及び第2の部材の本体部に対し略平行で、前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持するように配置する第3の部材及び第4の部材と、前記第3の部材の誘導部に当接する第1被誘導部、及び前記第4の部材の誘導部に当接する第2被誘導部を有し、該第2被誘導部と前記第1被誘導部との間の所定の位置に対し、先端を所定の位置関係に保持するように前記レーザヘッドを支持する支持部材とを備え、前記第3の部材と前記及び第4の部材との間に前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持し、当該フランジ部のフランジ面に平行に前記レーザヘッドからレーザビームを照射しながら、当該フランジ部に沿って前記支持部材を前記第1乃至第4の部材に対して相対駆動するように構成してもよい。
【0018】
例えば、前記誘導部としては、前記第3の部材及び第4の部材の外側表面に形成するV字溝とし、前記第1被誘導部及び第2被誘導部としては、V字溝に合致するV字断面を有するローラ部材とし、該ローラ部材を前記V字溝に沿って回動するように構成するとよい。
【0019】
そして、本発明のレーザ溶接装置としては、請求項4に記載のように、本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドから当該フランジ部のフランジ面に平行にレーザビームを照射して前記第1の部材及び第2の部材を接合するレーザ溶接装置において、前記第1の部材の本体部に当接する第1案内部、及び前記第1の部材のフランジ部に当接する第1把持部を有し、該第1把持部の前記フランジ部との当接部に対し、先端を所定の位置関係に保持するように前記レーザヘッドを支持する第1の支持部材と、該第1の支持部材に対し相対移動可能に支持し、前記第2の部材の本体部に当接する第2案内部、及び前記第2の部材のフランジ部に当接する第2把持部を有し、該第2把持部が前記第2の部材のフランジ部に当接したときに前記第1把持部と対向するように配置する第2の支持部材と、前記第1把持部と前記第2把持部との間に前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持した状態で、当該フランジ部のフランジ面に平行に前記レーザヘッドからレーザビームを照射しながら、当該フランジ部に沿って前記第1及び第2の支持部材を前記第1及び第2の部材に対して相対駆動する駆動手段を備えることとしたものである。
【0020】
更に、請求項5に記載のように、前記第2の支持部材を前記第1の支持部材に対し揺動自在に支持し、前記駆動手段は、前記第2把持部が前記第2の部材のフランジ部に当接したときに前記第1把持部の方向に所定の圧力で付勢し、該付勢状態を維持するように、前記第2の支持部材を駆動するとよい。
【0021】
前記駆動手段としては、例えばロボット装置のロボットアームに装着した構成とし、例えばリンク機構を介して、前記第2の支持部材を前記第1の支持部材に対し揺動可能に支持すると共に、例えば空気圧シリンダによって前記リンク機構を駆動して、前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持するように構成することができる。
【0022】
あるいは、本発明のレーザ溶接装置としては、請求項6に記載のように、本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドから当該フランジ部のフランジ面に平行にレーザビームを照射して前記第1の部材及び第2の部材を接合するレーザ溶接装置において、夫々前記第1及び第2の部材のフランジ部に平行な誘導部を有し、前記第1及び第2の部材の本体部に対し略平行で、前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持するように配置する第3の部材及び第4の部材と、前記第3の部材の誘導部に当接する第1被誘導部、及び前記第4の部材の誘導部に当接する第2被誘導部を有し、該第2被誘導部と前記第1被誘導部との間の所定の位置に対し、先端を所定の位置関係に保持するように前記レーザヘッドを支持する支持部材と、前記第3の部材と前記及び第4の部材との間に前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持し、当該フランジ部のフランジ面に平行に前記レーザヘッドからレーザビームを照射しながら、当該フランジ部に沿って前記支持部材を前記第1乃至第4の部材に対して相対駆動する駆動手段を備えたものとしてもよい。例えば、前記第3の部材及び第4の部材の外側表面にV字溝を形成して前記誘導部とすると共に、V字溝に合致するV字断面を有するローラ部材を前記第1被誘導部及び第2被誘導部とし、該ローラ部材を前記V字溝に沿って回動するように構成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図9は、本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置に関し、燃料タンクの溶接に供される。先ず、燃料タンク外周の溶接部を拡大して示す図1において、二分割の燃料タンクのアッパシェル100とロアシェル200が夫々本発明の第1の部材及び第2の部材を構成している。アッパシェル100及びロアシェル200は、何れも金属薄板、例えばアルミメッキ鋼板によって半割容器状に形成されており、本体部101及び201とフランジ部102及び202とが夫々略直交するように形成されている。
【0024】
これらのアッパシェル100及びロアシェル200の溶接時には、各々のフランジ部102及び202が対向するように配置される。そして、各々のフランジ部102及び202の端面103及び203間に対し、レーザヘッド31から各フランジ部102及び202のフランジ面に平行にレーザビームが照射されるように、レーザユニット30が配置される。このレーザユニット30は、本発明の第1の支持部材を構成する支持アーム10に支持され、レーザヘッド31が支持アーム10に対し所定の位置関係(これについては後述する)となるように固定されている。また、本発明の第2の支持部材を構成するL字状の揺動アーム20が、支持アーム10に対し揺動可能に支持されている。
【0025】
ここで、上記支持アーム10、揺動アーム20及びレーザユニット30を含むレーザ装置全体の構成について、図2乃至図4を参照して説明する。図2に示すように、支持アーム10はフローティング機構40を介してロボットアーム50に装着されている。ロボットアーム50はロボット装置(図示せず)の一部を構成するものであり、周知であるので説明は省略する。支持アーム10は、フローティグ機構40に固着されたアーム本体10bと、その先端に接合されたL字状のフィンガ部10aを有し、これに垂直にブラケット10c及び10dが支持されている。そして、ブラケット10cには、レーザユニット30が固定され、アーム本体10bと平行に支持され、レーザヘッド31がフィンガ部10aに対し図2に示す位置関係に保持されている。また、ブラケット10dには、揺動アーム20が揺動可能に支持されている。
【0026】
揺動アーム20は、L字状のフィンガ部20aとL字状のアーム本体20bが接合されてクランク形状とされ、アーム本体20bは、その角部にて軸C1を中心に回動可能に、ブラケット10dに軸支されている。更に、アーム本体20bの先端には、駆動アーム20cの一端が軸C2を中心に回動可能に軸支されている。この駆動アーム20cの他端は駆動ユニット60の空気圧シリンダ61に連結されており、空気圧シリンダ61によって図2の水平方向に移動し得るように構成されている。尚、空気圧シリンダ61に代えて、油圧シリンダを用いてもよく、電動モータを用いてもよい。而して、本実施形態においては、アーム本体20b及び駆動アーム20cによって揺動リンク機構が構成され、空気圧シリンダ61による駆動アーム20cの移動に応じて、アーム本体20bが軸C1を中心に揺動し、フィンガ部20aの先端がフィンガ部10aの先端に対し近接又は離隔するように構成されている。
【0027】
次に、図1に戻り、支持アーム10のフィンガ部10aの先端には、本発明の第1把持部を構成するローラ部材11が回動自在に支持され、支持アーム10のフィンガ部10aの角部には、本発明の第1案内部を構成するボールユニット12が装着されている。同様に、揺動アーム20のフィンガ部20aの先端には、本発明の第2把持部を構成するローラ部材21が回動自在に支持され、角部には、本発明の第2案内部を構成するボールユニット22が装着されている。
【0028】
ローラ部材11及び21は、図1に示すように、夫々ローラ11a及び21aがベアリング11b及び21bを介して軸11c及び21cに回動自在に支持され、軸11c及び21cはフィンガ部10a及び20aの先端部に固定されている。これらのローラ部材11及び21は、溶接作動時には、夫々フランジ部102及び202に当接すると共に、両者が対向するように配置される。
【0029】
一方、ボールユニット12及び22は、図5乃至図7に示すように構成されており、フィンガ部10a及びフィンガ部20aに対し着脱可能に支持されている。即ち、ボール12aがベース12bに収容され、所定距離外方に突出した状態で回転可能に支持されており、フィンガ部10aに形成された凹部にベース12bが嵌合され、ボルトBによって固定されている。従って、ベース12bの厚さ(図5の左右方向の寸法)を適宜設定し、あるいは種々の厚さのベースを用意しておき、その中から適宜選択することにより、ボール12aのフィンガ部10aからの突出距離を適宜設定することができる。これにより、ローラ部材11及び21によって把持する位置を、フランジ部102及び202の幅に応じて適宜調整することができる。
【0030】
上記のボールユニット12及び22は、溶接作動時には、夫々本体部101及び201の外側表面に当接するように配置される。そして、ボール12aはアッパシェル100の本体部101の外側表面上を滑らかに移動するので、フィンガ部10a(ひいてはローラ部材11)を、本体部101に対し所定の間隙を維持し乍ら、円滑に移動させることができる。従って、ローラ部材11のローラ11aは本体部101から所定距離離隔した位置でフランジ部102に当接し、この当接位置からフランジ部102の端面103までの距離は、成形時のフランジ部102の幅が略均一であれば、略一定に維持することができる。例えば、周長が1m以上の燃料タンクを対象とする本実施形態においても5乃至20mmの範囲で一定に維持することができる。尚、ボールユニット22も同一の構成であるので、説明は省略する。
【0031】
而して、上記の構成になるレーザ溶接装置によってアッパシェル100とロアシェル200を溶接接合する場合には、図8に示すように、先ずアッパシェル100及びロアシェル200のフランジ部102及び202が対向するように配置する。このとき、レーザ溶接装置の駆動アーム20cは図8の左方の初期位置に保持されており、揺動アーム20の先端に装着されたローラ部材21が、支持アーム10の先端に装着されたローラ部材11から最も離隔した位置に保持された状態にある。
【0032】
そして、ロボットアーム50を駆動し、ボールユニット12のボール12aが本体部101の外側表面に当接する共に、ローラ部材11のローラ11aがフランジ部102に当接するように支持アーム10を配置すると、フランジ部102及び202の端面103及び203間に対し、フランジ面に平行にレーザヘッド31が指向する図8の位置関係となる。この状態で、空気圧シリンダ61を図8の右方に駆動し、駆動アーム20cを同方向に駆動すると、揺動アーム20は軸C1を中心に右回転で揺動する。従って、図9に示すように、ローラ部材21がフランジ部202に当接するまで揺動アーム20を駆動し所定の圧力で付勢した状態に維持する。このとき、ローラ部材21はローラ部材11に対向する位置となるので、両者によってフランジ部102及び202を所定の圧力で挟持する状態となる。この結果、図1に示すローラ部材11及び21のフランジ部102及び202への当接位置から端面103及び203までの間が弾性変形し、端面103及び203の位置で約0.1mmの微少間隙が形成される。
【0033】
而して、ローラ部材11及び21によってフランジ部102及び202を挟持した状態で、上記端面103及び203間に対し、レーザヘッド31からフランジ部102及び202のフランジ面に平行にレーザビームを照射し乍ら、フランジ部102及び202に沿って移動させることにより、3次元形状の溶接対象に対しても連続して溶接することができる。この間、ローラ部材11及び21がフランジ面を転動しながら移動すると共に、ボール12a及び22aが本体部101及び201に対し所定の間隙を維持し乍ら、円滑に移動するので、レーザヘッド31を上記端面103及び203間に対し所定の位置関係に維持した状態で、比較的高速(例えば3m/分以上)で移動し乍ら適切に溶接することができる。しかも、この溶接時に発生する蒸気は上記端面103及び203間の微少間隙から放出されるので安定した接合状態を確保することができる。尚、必要に応じ、上記端面103及び203間の微少間隙を略零にすることもできる。
【0034】
次に、本発明の他の実施形態に係るレーザ溶接装置を図10乃至図13を参照して説明する。本実施形態においては、前述のアッパシェル100及びロアシェル200を所定の間隙を隔てて囲繞するように押え型300及び400が配置され、これらが本発明の第3の部材及び第4の部材を構成している。これらの押え型300及び400は、開口端部302及び402が前述のローラ11a及び11bの先端部と同様の断面形状に形成されており、これらの開口端部302及び402によってフランジ部102及び202を所定の圧力で挟持するように構成されている。更に、押え型300及び400の外側表面には、本発明の誘導部として、フランジ部102及び202から所定距離隔てて平行に、V字溝301及び401が形成されている。これらのV字溝301及び401は、溶接面の3/100乃至10/100mmの精度で形成することが望ましい。
【0035】
そして、前述の支持アーム10に代えて支持アーム70がフローティング機構40に固定されると共に、揺動アーム20に代えて支持アーム80が設けられ、フローティング機構40に固定されている。即ち、本実施形態においては、図11に示すように支持アーム70及び80は左右対称で、何れもフローティング機構40に固定されており、これらによって支持部材が構成されている。従って、前述の駆動ユニット60は備えていない。また、本実施形態においては、前述のローラ部材11及び21並びにボールユニット12及び22は備えておらず、図11に示すV字溝301及び401に合致するV字断面を有するローラ部材71及び81が支持アーム70及び80に回動自在に支持されている。
【0036】
即ち、図10に示すように、支持アーム70及び80の支持部70a及び80aには、夫々本発明の第1及び第2被誘導部を構成するローラ部材71及び81が回動自在に支持されている。ローラ部材71及び81は、夫々V字断面を有するローラ71a及び81aがベアリング71b及び81bを介して軸71c及び81cに回動自在に支持され、軸71c及び81cは支持部70a及び80aの先端部に固定されている。これらのローラ部材71及び81は、ローラ71a及び81aがV字溝301及び401に嵌合するように配置される。従って、レーザヘッド31はV字溝301とV字溝401との間に配置され、所定の位置関係、即ち、フランジ部102及び202の端面103及び203間に対し、フランジ面に平行に先端が指向するように保持される。尚、図10乃至図13においては、前述の図1乃至図4に記載の部材と実質的に同じ部材については同一の符号を付している(尚、70b及び80bはアーム本体)。
【0037】
而して、図10乃至図13に記載の構成になるレーザ溶接装置によってアッパシェル100とロアシェル200を溶接接合する場合には、図10に示すように、先ずアッパシェル100及びロアシェル200のフランジ部102及び202が対向するように配置する。そして、これらのアッパシェル100及びロアシェル200を所定の間隙を隔てて囲繞するように、押え型300及び400を配置し、開口端部302及び402によってフランジ部102及び202を所定の圧力で挟持する。この結果、図10に示す開口端部302及び402のフランジ部102及び202への当接位置から端面103及び203までの間が弾性変形し、端面103及び203の位置で約0.1mmの微少間隙が形成される。
【0038】
この状態でロボットアーム50を駆動し、ローラ部材71及び81が押え型300及び400のV字溝301及び401に嵌合するように、支持アーム70及び80を配置すると、レーザヘッド31はフランジ部102及び202の端面103及び203間に対し、フランジ面に平行に指向する。而して、ローラ部材71及び81はV字溝301及び401に誘導され、押え型300及び400ひいてはアッパシェル100及びロアシェル200の本体部101及び201に対し所定の間隙を維持し乍ら、円滑に移動する。
【0039】
而して、レーザヘッド31からフランジ部102及び202のフランジ面に平行にレーザビームを照射し乍ら、フランジ部102及び202に沿って移動させることにより、連続して溶接することができる。この間、レーザヘッド31を上記端面103及び203間に対し所定の位置関係に維持した状態で、移動し乍ら適切に溶接することができる。しかも、この溶接時に発生する蒸気は上記端面103及び203間の間隙から放出されるので安定した接合状態を確保することができる。尚、上記の何れの実施形態においてもアッパシェル100及びロアシェル200を固定しレーザユニット30側を駆動することとしたが、固定側と駆動側を逆にしてもよく、要は相対的に駆動すればよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成されているので以下に記載の効果を奏する。即ち、請求項1及び4に記載のレーザ溶接方法及び装置においては、第1案内部及び第2案内部を第1及び2の部材の本体部に当接させると共に、第1把持部と第2把持部との間に第1及び第2の部材のフランジ部を挟持した状態で、フランジ面に平行にレーザヘッドからレーザビームを照射しながら、フランジ部に沿って第1及び第2の支持部材を第1及び第2の部材に対して相対駆動するように構成されているので、3次元形状の溶接対象に対しても連続して溶接することができ、レーザヘッドをフランジ部の端面間に対し所定の位置関係に維持した状態で、フランジ部に沿って移動し乍ら、円滑且つ適切に溶接することができる。
【0041】
前記レーザ溶接方法及び装置において、請求項2及び5に記載のように構成すれば、溶接時に発生する蒸気はフランジ部の端面間の微少間隙から放出されるので安定した接合状態を確保することができる。尚、フランジ部の端面間の微少間隙を略零にすることもできる。
【0042】
また、請求項3及び6に記載のレーザ溶接方法及び装置においては、第1及び第2の部材の本体部に対し略平行で第1及び第2の部材のフランジ部を挟持するように配置する第3の部材及び第4の部材を備え、これら第3の部材と第4の部材との間に第1及び第2の部材のフランジ部を挟持し、フランジ面に平行にレーザヘッドからレーザビームを照射しながら、フランジ部に沿って支持部材を第1乃至第4の部材に対して相対駆動するように構成されているので、レーザヘッドをフランジ部の端面間に対し所定の位置関係に維持した状態で、フランジ部に沿って移動し乍ら、円滑且つ適切に溶接することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置において、燃料タンク外周の溶接部を拡大して示す一部断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置の側面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置の底面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置に供するボールユニットの一例を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置に供するボールユニットの一例を示す平面図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置に供するボールユニットの一例を示す側面図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置の溶接作動前の状態を示す正面図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るレーザ溶接装置の溶接作動状態を示す正面図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係るレーザ溶接装置において、燃料タンク外周の溶接部を拡大して示す一部断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係るレーザ溶接装置の正面図である。
【図12】本発明の他の実施形態に係るレーザ溶接装置の側面図である。
【図13】本発明の他の実施形態に係るレーザ溶接装置の底面図である。
【符号の説明】
10 支持アーム, 20 揺動アーム, 11,21 ローラ部材,
12,22 ボールユニット, 30 レーザユニット,
31 レーザヘッド, 40 フローティング機構,
50 ロボットアーム, 60 駆動ユニット, 61 空気圧シリンダ,
71,81 ローラ部材, 100 アッパシェル, 200 ロアシェル,
101,201 本体部, 102,202 フランジ部,
300,400 押え型, 301,401 V字溝

Claims (6)

  1. 本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドから当該フランジ部のフランジ面に平行にレーザビームを照射して前記第1の部材及び第2の部材を接合するレーザ溶接方法において、前記第1の部材の本体部に当接する第1案内部、及び前記第1の部材のフランジ部に当接する第1把持部を有し、該第1把持部の前記フランジ部との当接部に対し、先端を所定の位置関係に保持するように前記レーザヘッドを支持する第1の支持部材と、該第1の支持部材に対し相対移動可能に支持し、前記第2の部材の本体部に当接する第2案内部、及び前記第2の部材のフランジ部に当接する第2把持部を有し、該第2把持部が前記第2の部材のフランジ部に当接したときに前記第1把持部と対向するように配置する第2の支持部材とを備え、前記第1把持部と前記第2把持部との間に前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持した状態で、当該フランジ部のフランジ面に平行に前記レーザヘッドからレーザビームを照射しながら、当該フランジ部に沿って前記第1及び第2の支持部材を前記第1及び第2の部材に対して相対駆動することを特徴とするレーザ溶接方法。
  2. 前記第2把持部が前記第2の部材のフランジ部に当接したときに前記第1把持部の方向に所定の圧力で付勢し、該付勢状態を維持するように、前記第2の支持部材を前記第1の支持部材に支持することを特徴とする請求項1記載のレーザ溶接方法。
  3. 本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドから当該フランジ部のフランジ面に平行にレーザビームを照射して前記第1の部材及び第2の部材を接合するレーザ溶接方法において、夫々前記第1及び第2の部材のフランジ部に平行な誘導部を有し、前記第1及び第2の部材の本体部に対し略平行で、前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持するように配置する第3の部材及び第4の部材と、前記第3の部材の誘導部に当接する第1被誘導部、及び前記第4の部材の誘導部に当接する第2被誘導部を有し、該第2被誘導部と前記第1被誘導部との間の所定の位置に対し、先端を所定の位置関係に保持するように前記レーザヘッドを支持する支持部材とを備え、前記第3の部材と前記及び第4の部材との間に前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持し、当該フランジ部のフランジ面に平行に前記レーザヘッドからレーザビームを照射しながら、当該フランジ部に沿って前記支持部材を前記第1乃至第4の部材に対して相対駆動することを特徴とするレーザ溶接方法。
  4. 本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドから当該フランジ部のフランジ面に平行にレーザビームを照射して前記第1の部材及び第2の部材を接合するレーザ溶接装置において、前記第1の部材の本体部に当接する第1案内部、及び前記第1の部材のフランジ部に当接する第1把持部を有し、該第1把持部の前記フランジ部との当接部に対し、先端を所定の位置関係に保持するように前記レーザヘッドを支持する第1の支持部材と、該第1の支持部材に対し相対移動可能に支持し、前記第2の部材の本体部に当接する第2案内部、及び前記第2の部材のフランジ部に当接する第2把持部を有し、該第2把持部が前記第2の部材のフランジ部に当接したときに前記第1把持部と対向するように配置する第2の支持部材と、前記第1把持部と前記第2把持部との間に前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持した状態で、当該フランジ部のフランジ面に平行に前記レーザヘッドからレーザビームを照射しながら、当該フランジ部に沿って前記第1及び第2の支持部材を前記第1及び第2の部材に対して相対駆動する駆動手段を備えたことを特徴とするレーザ溶接装置。
  5. 前記第2の支持部材を前記第1の支持部材に対し揺動自在に支持し、前記駆動手段は、前記第2把持部が前記第2の部材のフランジ部に当接したときに前記第1把持部の方向に所定の圧力で付勢し、該付勢状態を維持するように、前記第2の支持部材を駆動することを特徴とする請求項4記載のレーザ溶接装置。
  6. 本体部とフランジ部が略直交するように夫々金属薄板によって形成して成る第1の部材及び第2の部材を、各々のフランジ部が対向するように配置し、各々のフランジ部の端面間に対し、レーザヘッドから当該フランジ部のフランジ面に平行にレーザビームを照射して前記第1の部材及び第2の部材を接合するレーザ溶接装置において、夫々前記第1及び第2の部材のフランジ部に平行な誘導部を有し、前記第1及び第2の部材の本体部に対し略平行で、前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持するように配置する第3の部材及び第4の部材と、前記第3の部材の誘導部に当接する第1被誘導部、及び前記第4の部材の誘導部に当接する第2被誘導部を有し、該第2被誘導部と前記第1被誘導部との間の所定の位置に対し、先端を所定の位置関係に保持するように前記レーザヘッドを支持する支持部材と、前記第3の部材と前記及び第4の部材との間に前記第1及び第2の部材のフランジ部を挟持し、当該フランジ部のフランジ面に平行に前記レーザヘッドからレーザビームを照射しながら、当該フランジ部に沿って前記支持部材を前記第1乃至第4の部材に対して相対駆動する駆動手段を備えたことを特徴とするレーザ溶接装置。
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KR101439932B1 (ko) 2014-02-18 2014-09-17 이은동 파이프 절단기
JP2017001068A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 日本碍子株式会社 レーザー溶接装置および接合体を生産する方法

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