JP2004274909A - ステッピングモータ - Google Patents

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Naotarou Abe
尚太郎 阿部
Hideyuki Takahashi
英之 高橋
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    • H02K37/10Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type
    • H02K37/12Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K37/14Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/08Insulating casings

Abstract

【課題】寸法の増大を招くことなくロータと界磁コイルとの干渉を確実に防止し得るステッピングモータを提供する。
【解決手段】ハウジング11と、該ハウジング内に収容されたロータ12およびステータ13とを備えるステッピングモータ10。ステータ13はロータ12を取り巻く枠体部18と該枠体部からロータ12へ向けて突出する複数の突起部19とが設けられたヨーク13aを有する。突起部19には、パルス電流の供給を受ける筒状の界磁コイル13bが挿入されている。ハウジング11の内壁には、ヨーク13aの突起部19に挿入された界磁コイル13bをロータ12から間隔を置いて保持すべく界磁コイル13bを収容するための凹所27が形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステッピングモータに関し、特に車両用指示計器の駆動装置として用いるのに好適なステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ステッピングモータでは、ステータの界磁コイルに供給されるパルス電流を制御することにより、ステータとの間で磁気的な吸引力および反発力を受けて回転するロータの動作を制御することができる。
【0003】
車両用指示計器にその駆動源として組み込まれる小型のステッピングモータでは、ロータは、周方向へ磁極を交互に配列される円形の永久磁石で構成され、ステータは、界磁コイルが設けられるヨークで構成されている。このヨークは、ロータの永久磁石を取り巻いて配置される枠体部および該枠体部から永久磁石の磁極面へ向けて伸びる複数の突起部を有する。この突起部に界磁コイルが圧入されており、これら界磁コイルに供給されるパルス電流を制御することにより、ロータの回転が制御される。
【0004】
ところで、ヨークの突起部に圧入された界磁コイルが、がたつき等を生じて突起部上をロータへ向けて移動し、その結果、突起部先端に位置するロータに当接することにより該ロータが干渉を受けると、ロータの円滑かつ精巧な制御が妨げられる。
【0005】
そこで、界磁コイルとロータとの干渉を防止する手段として、ヨークの突起部に圧入された界磁コイルとロータとの間で、ステッピングモータのハウジングの底部から両者間に割り込むように部分的に突出する突起を形成し、このハウジング底部から立ち上がる突起により、ロータである永久磁石と界磁コイルとの当接による干渉を防止することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−320865号公報(第5頁、図18)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ロータおよび界磁コイルを収容するハウジングの底部から両者間に割り込むように突出する突起は、その厚さが薄く、強度的に不利である。また、その強度を高めるべく突起の厚さ寸法を増大させると、突起が界磁コイルおよびロータ間に割り込むことから、この突起の厚さ寸法の増大は、界磁コイルとロータとの間隔の増大及び性能の低下を招く。界磁コイルとロータとの間隔の増大は、モータ自体の寸法の増大を招く結果となる。
【0008】
従って、本発明の目的は、寸法の増大及び性能の低下を招くことなくロータと界磁コイルとの干渉を確実に防止し得るステッピングモータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る請求項1に記載の発明は、ハウジングと、該ハウジング内に収容されたロータおよびステータとを備えるステッピングモータであって、ステータはロータを取り巻く枠体部と該枠体部からロータへ向けて突出する複数の突起部とが設けられたヨークを有し、前記突起部には、パルス電流の供給を受ける筒状の界磁コイルが挿入されており、そのステッピングモータのハウジングの内壁に、突起部に挿入された界磁コイルをロータから間隔を置いて保持すべく、界磁コイルを収容するための凹所が形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の発明では、界磁コイルは、ステータのヨークの突起部に挿入された状態でハウジングの内壁に形成された凹所に収容されることから、該凹所の壁面との係合によりロータへ向けての移動が阻止される。この凹所の壁面は、ロータおよび界磁コイル間に割り込むことなく、確実に界磁コイルの移動を阻止する。従って、従来のようなロータおよび界磁コイル間への割り込み部分による寸法の増大を招くことなく、確実に両者の干渉が防止される。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステッピングモータにおいて、ハウジングは、上方ハウジング部と、該上方ハウジング部に嵌合可能であり上方ハウジング部と共同してその間にヨークを収容する下方ハウジング部とを有し、両ハウジング部の少なくとも一方には、他方のハウジング部の対向する壁面と共同して界磁コイルを収容するための凹所が形成され、該凹所の底面からロータの近傍側で立ち上がる壁面が界磁コイルとの当接により該界磁コイルとロータとの当接を防止することを特徴とする。一方のハウジング部に凹所を形成することにより、比較的容易かつ確実に界磁コイルの所定箇所からロータへ向けての移動を防止することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のステッピングモータにおいて、界磁コイルがボビンおよび巻き線を有し、ボビンには、ヨークの突起部に挿入され巻き線が施される胴部と該胴部の両端に形成される一対のフランジ部とが設けられ、ロータ側に位置する一方のフランジ部が前記ハウジング部の凹所の壁面に当接することにより、界磁コイルのロータへ向けての移動が阻止されることを特徴とする。凹所壁面が界磁コイルのボビンに設けられるフランジ部に当接することにより、界磁コイルとロータとの干渉が確実に防止される。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のステッピングモータにおいて、ハウジング部の凹所の立ち上がり壁面の上縁には、面取りが施されていることを特徴とする。凹所の壁面の上縁に形成された面取は、ステッピングモータの組み立て工程で、ヨークの突起部に挿入された界磁コイルをヨークと共に凹所が設けられた一方のハウジング部に組み込むとき、界磁コイルの凹所内へのはめ込み作業で、凹所上縁のエッジでの界磁コイルへの損傷を防止する。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のステッピングモータにおいて、ハウジング部の凹所の面取りは、該凹所の底面へ向けての俯角を有する傾斜面であることを特徴とする。傾斜面からなる面取りは、凹所内への界磁コイルのはめ込み作業で、界磁コイルを凹所内へ案内する案内面として作用することから、ヨークに組み付けられた界磁コイルのハウジング部への組み込み作業が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の特徴を図示の実施の形態に沿って、詳細に説明する。
【0016】
本発明に係るステッピングモータの要部は図1に示されているが、図1に沿っての説明に先立って、図2および図3の参照下でステッピングモータの全体的な構成を説明する。
【0017】
本発明に係るステッピングモータ10は、図2の分解斜視図で示されているように、ハウジング11(11a、11b)と、該ハウジング内に収容されるロータ12およびステータ13とを備え、図示の例では、さらに減速歯車列14(14a〜14d)がハウジング11内に組み込まれている。
【0018】
ハウジング11は、合成樹脂材料からなる上方ハウジング部11aおよび下方ハウジング部11bに分割可能である。両ハウジング部11a、11bは、上方ハウジング部11aに設けられた係止部15aを下方ハウジング部11bに設けられた突起部15bに係合させることにより、一体的に接合されてハウジング11を構成する。ハウジング11は、上方ハウジング部11aから下方ハウジング部11bの下方に伸長する一対の脚部16の先端に設けられたフック部16aを図示しない取付基板の取付孔の縁部に係止することにより、前記取付基板上に固定される。
【0019】
ハウジング11内に収容されるロータ12は、周方向に交互に異磁極の磁極面が配列された円形の磁石板12aを備える。磁石板12aは、両ハウジング部11aおよび11bによりそれぞれの端部を支持された支持軸17により、該支持軸の回りに回転可能に支承されている。磁石板12aの一方の面には、該磁石板と同軸的にピニオン14aが固定されており、ピニオン14aは磁石板12aと一体的に回転する。
【0020】
ロータ12すなわち磁石板12aに磁気作用を及ぼすためのステータ13は、ハウジング11内で磁石板12aを取り巻いて配置されるヨーク13aと、該ヨークに設けられる界磁コイル13bとを備える。ヨーク13aは継鉄の積層板からなる。ヨーク13aには、磁石板12aから間隔をおいて該磁石板を取り巻く枠体部18と、該枠体部から磁石板12aへ向けて伸長する2つの主突起部19と、複数の補助突起部20とが設けられている。2つの主突起部19は磁石板12aの回りで互いに直角な角度関係で該磁石板に向けて伸長すべく配置され、主突起部19および補助突起部20は、磁石板12aの周面に近接するそれぞれの先端面が該磁石板の周方向へ等間隔で配列されるように、形成されている。
【0021】
界磁コイル13bはそれぞれの主突起部19に設けられる。各界磁コイル13bは、電気絶縁体からなるボビン21と、該ボビンに巻回される巻き線22とを備える。ボビン21は、図1に示すように、ヨーク13aの対応する主突起部19を受け入れる貫通孔23が形成された胴部21aと、該胴部の両端に形成される一対のフランジ部21bとを備える。巻き線22は両フランジ部21b間で胴部21aに巻き付けられ、一方のフランジ21bをその板厚方向と直角な方向へ貫通する一対の接続端子24を経て、給電を受ける。
【0022】
各界磁コイル13bは、それぞれの接続端子24が主突起部19の基部側に位置しかつ接続端子24が下方へ向けて伸長するように、対応する主突起部19に、ボビン21の貫通孔23で圧入される。
【0023】
各界磁コイル13bが対応する主突起部19に圧入されたヨーク13aは、図3に示すように、ヨーク13aの突起部19および補助突起部20のそれぞれの伸長する端面で構成される磁極面が磁石板12aの周面に近接するように、下方ハウジング部11bに設けられた切り欠き部25に一部が受け入れられて、下方ハウジング部11b内に配置される。また、図1に明確に示されているように、ヨーク13aの下方ハウジング部11b内への配置により、各主突起部19に挿入された界磁コイル13bは、下方ハウジング部11bの底壁26の内面26aに形成された矩形平面形状を有する凹所27内に下部が収容されるように、他方のフランジ部21bを磁石板12aに近接させて凹所27内に配置される。各界磁コイル13bの接続端子24は、凹所27の底面27aに形成された案内孔28を経て、下方ハウジング部11bの外部に突出する。
【0024】
各界磁コイル13bには、それぞれの接続端子24を経て位相をずらせたパルス電流が供給されると、従来よく知られているように、ヨーク13aの各突起部19、20の先端面である磁極面と磁石板12aの磁極面との間に、磁気的吸引力および磁気的排斥力が作用する。この磁気作用力により、各界磁コイル13bへのパルス電流の給電に応じて、磁石板12aが支持軸17の回りに回転する。
【0025】
この磁石板12aの回転を出力軸29に減速して伝えるために、磁石板12aに設けられたピニオン14aを含む減速歯車列14が組み込まれている。図2および図3に示すように、両ハウジング部11aおよび11bに支持された回転軸30を有する中間ギヤ14bはピニオン14aに噛合し、中間ギヤ14bに同軸的かつ一体的に回転するピニオン14cに噛合する出力ギヤ14dは、出力軸29に固定的に結合されている。この減速歯車列14の噛合関係により、磁石板12aの回転すなわちロータ12の回転は、減速されて出力軸29の回転として出力される。
【0026】
ヨーク13aの前記した下方ハウジング部11bへ組込後に、これら減速歯車列14が組み込まれ、その後、下方ハウジング部11bに設けられた一対の位置決め用ボス部31を上方ハウジング部11aに設けられた位置決め用穴32に嵌合させることにより、両ハウジング部11aおよび11bを相互の適正位置に合わせることができる。この位置合わせ後、前記したように上方ハウジング部11aに設けられた係止部15aを下方ハウジング部11bに設けられた突起部15bに係合させることにより、ステッピングモータ10の組み立てが終了する。 この組み立て状態では、各界磁コイル13bは、下方ハウジング部11bに設けられた凹所27と、該凹所に対向する上方ハウジング部11aの壁面との空所内に収容される。また、ステッピングモータ10の組み立てにより、出力軸29は上方ハウジング部11aに設けられたボス部33から突出する。ボス部33から突出する出力軸29の先端には、図示しないが例えば車両用計器の表示板の目盛りを指すための指針34(図2参照)が固定される。
【0027】
本発明に係るステッピングモータ10では、図1に示すように、ステータ13の界磁コイル13bは、ヨーク13aの主突起部19に圧入された状態で、下方ハウジング部11bの凹所27内に配置される。
【0028】
この凹所27は、下方ハウジング部11bの底壁26の内面26aに形成された段部により規定されており、該段部の凹所27の底面27aから立ち上がる垂直壁面27bが磁石板12aと界磁コイル13bの磁石板12aに近接するフランジ21bとの中間に位置するように、形成されている。従って、主突起部19に圧入された界磁コイル13bが、たとえ振動等により緩みを生じ、その結果主突起部19に沿って磁石板12aに向けて移動しようとしても、凹所27の垂直壁面27bが界磁コイル13bの隣接する一方のフランジ部21bに当接することにより、この界磁コイル13bの垂直壁面27bを越えての磁石板12aすなわちロータ12へ向けての移動が確実に阻止される。
【0029】
この垂直壁面27bは、従来の突起のように磁石板12aと界磁コイル13bとの間に割り込むことはなく、このため、この割り込みによる磁石板12aと界磁コイル13bとの間隙の増大を招くことはない。従って、ステッピングモータ10の界磁コイル13bの長手方向に沿ったステッピングモータ10の寸法の縮小化を図ることをが可能となる。しかも、垂直壁面27bは、凹所27の一辺に沿って下方ハウジング部11bの底壁26に一体的に連続して伸長することから、界磁コイル13bの移動を阻止するのに十分な強度が与えられる。
【0030】
また、垂直壁面27bの上縁に面取りを施すことにより、該上縁に凹所27の底面27aへ向けて俯角を有する傾斜面27cを形成することができる。垂直壁面27bの上縁に面取を施すことにより、界磁コイル13bが組み込まれたヨーク13aを下方ハウジング部11bの所定箇所に組み込むとき、垂直壁面27bの上縁エッジでの界磁コイル13bのフランジ部21b等への損傷を防止することができ、また傾斜面27cの案内作用により、界磁コイル13bを凹所27内に確実に案内することができるので、下方ハウジング部11bへのヨーク13aの配置およびその主突起部19に設けられた界磁コイル13bの組込作業を容易に行うことができる。
【0031】
従って、傾斜面27cを不要とすることができるが、界磁コイル13bの組み付け時における該界磁コイルへの損傷を防止し、界磁コイル13bを確実に所定箇所である凹所27内に容易に位置させ、容易な組付けを可能とする上で、傾斜面27cからなる面取を施すことが望ましい。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ハウジング内の界磁コイルは、ヨークの突起部に挿入された状態でハウジングの内壁に形成された凹所に収容され、ロータおよび界磁コイル間に割り込むことのない前記凹所の壁面との係合によりロータへ向けての移動が阻止されるので、従来のようなロータおよび界磁コイル間への割り込み部分による寸法の増大を招くことなく、確実に両者の干渉を防止することができる。
【0033】
請求項2に記載の発明によれば、ハウジングの上方ハウジング部および下方ハウジング部のいずれか一方のハウジング部に凹所を形成することにより、比較的容易かつ確実に界磁コイルの所定箇所からロータへ向けての移動を防止することができる。
【0034】
請求項3に記載の発明によれば、ハウジング部の凹所壁面が界磁コイルのボビンに設けられるフランジ部に当接することにより、界磁コイルとロータとの干渉を確実に防止することができる。
【0035】
請求項4に記載の発明によれば、ハウジング部の凹所の立ち上がり壁面の上縁に形成された面取により、ヨークの突起部に挿入された界磁コイルを凹所が設けられた一方のハウジング部に組み込むとき、界磁コイルの凹所内へのはめ込み作業で、凹所上縁のエッジでの界磁コイルへの損傷を防止することができる。
【0036】
請求項5に記載の発明によれば、ハウジング部の凹所の底部から立ち上がる壁面の上縁を該凹所の底面へ向けての俯角を有する傾斜面とすることにより、該傾斜面が、凹所内への界磁コイルのはめ込み作業で、界磁コイルを凹所内へ案内する案内面として作用することから、ヨークに組み付けられた界磁コイルのハウジング部への組み込み作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステッピングモータの要部を拡大して示す断面図である。
【図2】本発明に係るステッピングモータを分解して示す斜視図である。
【図3】本発明に係るステッピングモータを上部ハウジング部を取り外して示す平面図である。
【符号の説明】
10 ステッピングモータ
11 ハウジング
11a 上方ハウジング部
11b 下方ハウジング部
12 ロータ
12a 磁石板
13 ステータ
13a ヨーク
13b 界磁コイル
18 ヨークの枠体部
19 ヨークの突起部(主突起部)
21 ボビン
21a ボビンの胴部
21b ボビンのフランジ部
22 巻き線
27 凹所
27a 凹所の底面
27b 垂直壁面
27c 面取り(傾斜面)

Claims (5)

  1. ハウジングと、該ハウジング内に収容されたロータおよびステータとを備え、該ステータは前記ロータを取り巻く枠体部と該枠体部から前記ロータへ向けて突出する複数の突起部とが設けられたヨークを有し、前記突起部に、パルス電流の供給を受ける筒状の界磁コイルが挿入されて成るステッピングモータであって、前記ハウジングの内壁には、前記突起部に挿入された前記界磁コイルを前記ロータから間隔を置いて保持すべく前記界磁コイルを収容するための凹所が形成されていることを特徴とする。
  2. 前記ハウジングは、上方ハウジング部と、該上方ハウジング部に嵌合可能であり前記上方ハウジング部と共同してその間に前記ヨークを収容する下方ハウジング部とを有し、前記両ハウジング部の少なくとも一方には、他方の前記ハウジング部の対向する壁面と共同して前記界磁コイルを収容するための前記凹所が形成され、該凹所の底面から前記ロータの近傍側で立ち上がる壁面が前記界磁コイルとの当接により該界磁コイルと前記ロータとの当接を防止する請求項1記載のステッピングモータ。
  3. 前記界磁コイルは、前記突起部に挿入される胴部と該胴部の両端に形成される一対のフランジ部とが設けられたボビンと、両フランジ部間で前記胴部に巻き付けられる巻き線とを有し、前記ロータ側に位置する一方の前記フランジ部が前記壁面に当接することにより、前記界磁コイルの前記ロータへ向けての移動が阻止される請求項2記載のステッピングモータ。
  4. 前記凹所の立ち上がり壁面の上縁には、面取りが施されている請求項2記載のステッピングモータ。
  5. 前記面取りは、前記界磁コイルの前記凹所内への配置を容易とすべく前記凹所の底面へ向けての俯角を有する傾斜面である請求項4記載のステッピングモータ。
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