JP2004274369A - 手術支援システム - Google Patents

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Sumihito Konishi
純人 小西
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Abstract

【課題】携帯端末を保持することにより、場所を問わずどこででも遠隔地の手術の支援を行う。
【解決手段】手術支援システムでは、病院内には内視鏡システム1が設置されている複数の手術室があり、それぞれの内視鏡システム1はケーブルにより通信回線45と接続可能である。また、複数の手術室以外の場所には、通信回線45を介して手術室と通信可能な携帯端末48が設置されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠隔的に手術を支援する手術支援システム関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、手術は手術室の術者が患者に対して行うが、例えば、手術室の術者が過去に経験の少ない手術を行うことが必要となる場合には、その手術に詳しい遠隔支援術者と通信回線で接続して手術中に遠隔支援術者による切除する部分の指示等を受けられるような遠隔支援のもとに手術室の術者が手術を行うようにすることにより手術室の患者に対して適切な手術を行うことができるように支援するシステムが考えられる。
【0003】
このように、遠隔的に手細を支援する遠隔手術支援システムの先行技術として特開2000−245738号公報がある。
【0004】
この特開2000−245738号公報の遠隔支援システムの構成は、以下の通りである。
【0005】
手術室の第1のコントローラは、第1の信号伝送装置と接続され、第1の信号伝送装置は、通信回線を介して遠隔支援装置室の第2の信号伝送装置と接続されている。第2の信号伝送装置は、第2のコントローラとディスプレイに接続されている。
【0006】
手術室で行われている情報は手術室及び遠隔支援装置室の信号伝送装置、通信回線を通して遠隔支援装置室に設置されているディスプレイ等で得ることが出来るようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−245738号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−245738号公報では、以下の問題点がある。すなわち、従来の遠隔支援システムでは、実際に手術の行わない遠隔地にも大掛かりな装置を設置する必要があり、遠隔支援者が遠隔支援を行うことが出来る場所も限られている。そのため、場所を問わず、どこででも遠隔支援を行えるわけではなかった。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、携帯端末を保持することにより、場所を問わずどこででも遠隔地の手術の支援を行うことのできる手術支援システムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の手術支援システムは、1つ、あるいは複数の医療用機器と、前記医療機器を通信手段を介して集中制御する医療機器制御手段と、前記医療機器制御手段に接続された音声入力手段、音声出力手段、内視鏡画像表示手段と、前記医療機器制御手段に接続された遠隔支援システムと、前記遠隔支援システムと通信回線を介して通信可能な携帯端末とを備えて構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0012】
図1ないし図17は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は手術支援システムの構成を示す構成図、図2は図1の内視鏡システムの構成を示す構成図、図3は図2の内視鏡システムの接続構成を示すブロック図、図4は図3のシステムコントローラの構成を示すブロック図、図5は図1の携帯端末の外観構成を示す外観図、図6は図5の携帯端末の構成を示すブロック図、図7は図2の集中操作パネルに表示される第1の操作画面を示す図、図8は図2の集中操作パネルに表示される第2の操作画面を示す図、図9は図2の集中操作パネルに表示される第3の操作画面を示す図、図10は図2の集中操作パネルに表示される第4の操作画面を示す図、図11は図2の集中操作パネルに表示される第5の操作画面を示す図、図12は図2の集中操作パネルに表示される第6の操作画面を示す図、図13は図2の集中操作パネルに表示される第7の操作画面を示す図、図14は図1の携帯端末に表示される第1の操作画面を示す図、図15は図1の携帯端末に表示される第2の操作画面を示す図、図16は図1の携帯端末に表示される第3の操作画面を示す図、図17は図1の携帯端末を用いた遠隔支援方法を示すフローチャートである。
【0013】
(構成)
本実施の形態の手術支援システムでは、図1に示すように、病院内には内視鏡システム1が設置されている複数の手術室があり、それぞれの内視鏡システム1は図示しないケーブルにより通信回線45と接続可能である。
【0014】
また、複数の手術室以外の場所には、通信回線45を介して手術室と通信可能な携帯端末48が設置されている。
【0015】
図2に示すように、内視鏡システム1は、患者3が横たわる手術台2の両側に第1のトロリー4及び第2のトロリー5とが配置され、これらの両トロリー4、5には観察、検査、処置、記録などを行う複数の内視鏡周辺機器が搭載されている。
【0016】
第1のトロリー4には、第1のTVカメラ装置6、第1の光源装置7、高周波焼灼装置(以下、電気メス)8、気腹装置9、ビデオプリンタ10、第1のディスプレイ12、非滅菌域に配置されナースが医療機器の操作を集中して行う図示しないマウスとタッチパネル等のポインティングデバイスを有した集中操作パネル14、システムコントローラ15等が搭載され、それぞれの機器は、後述するケーブルを介してシステムコントローラ15と接続され、双方向通信を行えるようになっている。
【0017】
第1の光源装置7は照明光を伝送するライトガイドケーブル16を介して第1の内視鏡17に接続され、第1の光源装置7の照明光を第1の内視鏡17のライトガイドに供給し、この第1の内視鏡17の挿入部が刺入された患者3の腹部内の患部等を照明する。
【0018】
この第1の内視鏡17の接眼部には撮像素子を備えた第1のカメラヘッド19が装着され、第1の内視鏡17の観察光学系による患部等の光学像を第1のカメラヘッド19内の撮像素子で撮像し、カメラケーブル20を介して第1のTVカメラ装置6に伝送し、第1のTVカメラ装置6内の信号処理回路で信号処理して、映像信号を生成し、システムコントローラ15を介して第1のディスプレイ12に出力して患部等の内視鏡画像を表示できるようにしている。
【0019】
システムコントローラ15には、図示しないMO等の外部媒体記録装置(DVDあるいはMO等)が内蔵されており、外部記録媒体に記録された画像を第1のディスプレイ12に出力して表示できるようにしている。
【0020】
また、システムコントコーラ15には、図示しない病院内に設けられた通信回線45と図示しないケーブルで接続され、通信回線45上の画像データ等を第1のディスプレイ12に出力して表示できるようにしている。
【0021】
気腹装置9にはCO2ボンベ21が接続され、気腹装置9から患者3に延びた気腹チューブ22を介して患者3の腹部内にCO2ガスを供給できるようにしている。
【0022】
第2のトロリー5には、第2のTVカメラ装置23、第2の光源装置24、超音波処置装置25、VTR26 第2のディスプレイ27、集中表示装置28及び中継ユニット29等が搭載され、それぞれの機器は図示しないケーブルで中継ユニット29に接続され、双方向の通信が可能になっている。
【0023】
第2の光源装置24は照明光を伝送するライトガイドケーブル31を介して第2の内視鏡32に接続され、第2の光源装置24の照明光を第2の内視鏡32のライトガイドに供給し、この第2の内視鏡32の挿入部が刺入された患者3の腹部内の患部等を照明する。
【0024】
この第2の内視鏡32の接眼部には撮像素子を備えた第2のカメラヘッド33が装着され、第2の内視鏡32の観察光学系による患部等の光学像を第2のカメラヘッド33内の撮像素子で撮像し、カメラケーブル34を介して第2のTVカメラ装置23に伝送し、第2のTVカメラ装置23内の信号処理回路で信号処理して、映像信号を生成し、第2のディスプレイ27に出力して患部等の内視鏡画像を表示できるようにしている。
【0025】
システムコントローラ15と中継ユニット29はシステムケーブル30で接続されている。
【0026】
さらに、システムコントローラ15には術者が滅菌域から機器操作を行うDrリモートコントローラ(以下、Drリモコンと記す)35が接続されている。
【0027】
また、システムコントローラ15には、ヘッドセット36が接続できるようになっており、システムコントローラ15はヘッドセット36から入力された音声を認識し、術者の音声により各機器を制御できるようになっている。また、ケーブル38を介してフットスイッチ37が超音波処置装置25に接続されている。
【0028】
図3に示すように、集中操作パネル14、第1のTVカメラ装置6、第1の光源装置7、電気メス8、気腹装置9、ビデオプリンタ10、第1のディスプレイ12はそれぞれ通信ケーブル40によりシステムコントローラ15と接続され、データ及び映像信号を送受できるようになっている。
【0029】
第2のTVカメラ装置23、第2の光源装置24、超音波処置装置25、VTR26、第2のディスプレイ27は、通信ケーブル41により中継ユニット29に接続され、データ及び映像信号を送受できるようになっている。
【0030】
また、中継ユニット29はケーブル30(図2参照)によりシステムコントローラ15と接続されている。さらに集中操作パネル14は集中操作パネルケーブル42を介し、ヘッドセット36はヘッドセットケーブル47を介し、またDrリモコン35はリモコンケーブル44を介し、さらには集中表示パネル13,28がシステムケーブル46a,46bを介してそれぞれシステムコントローラ15と接続さている。
【0031】
図4は、システムコントローラ15の内部構成を示す。
手術室に設置されているシステムコントローラ15には、CPU58、通信インターフェース(以下、I/Fと略記)34、集中操作パネルI/F55、ディスプレイI/F56、モデム57、記憶装置59、ヘッドセットI/F53が備えられている。
【0032】
各医療機器とは通信ケーブル51を介して通信I/F54で接続され、集中操作パネル14とは集中操作パネルケーブル42を介して集中操作パネルI/F55で接続され、ディスプレイ12とは通信ケーブル40を介してディスプレイI/F56で接続され、通信回線45とはLANケーブル52を介してモデム57で接続され、ヘッドセット36とはヘッドセットケーブル47を介してヘッドセットI/F53で接続されている。これらI/F及びモデム37と記憶装置59は、集中制御するCPU58と接続されている。
【0033】
図5は、携帯端末48の外観図を示す。
携帯端末48は携帯可能な大きさで、タッチパネルを有したディスプレイ61が設けられており、ディスプレイ61に表示される各種スイッチを選択するキースイッチ62a〜62d、実行スイッチ63が設けられている。
【0034】
また、外部からのアクセスを受信する受信スイッチ64、外部からのアクセスを切断する切断スイッチ65、外部と通信回線45を介して会話をするためのマイク66、スピーカー67が設けられている。また、後述する携帯端末ケーブルを着脱可能なコネクタ68が設けられている。
【0035】
図6は、携帯端末48の内部構成を示す。
携帯端末48は、CPU71、ディスプレイI/F72、記憶装置73、モデム74及び前記ディスプレイ61を備えている。ディスプレイI/F72、記憶装置73、モデム74は集中制御するCPU71と接続されており、ディスプレイI/F72はディスプレイ61と接続されている。
【0036】
ディスプレイI/F72は、62a〜62d、実行スイッチ63により携帯端末48のディスプレイ61に表示される各スイッチが選択&実行された際に入力を受け付け、入力に対して携帯端末48のCPU71が対応する制御動作を行う。
【0037】
図7ないし図13は、集中操作パネル14の各種操作画面を示す。
図7はメイン画面75であって、遠隔支援システムを起動する遠隔支援スイッチ76が設けてある。遠隔支援スイッチ76を選択すると、図8に示す通信先選択画面77が表示される。
【0038】
図8は通信先選択画面77であって、新規に通信先を登録する新規登録スイッチ78と、通信先が登録済の通信先登録済スイッチ79が設けてある。通信先登録済スイッチ79を選択すると、図9に示すアクセス画面81が表示される。また新規登録スイッチ70を選択すると、図12に示す新規登録画面が表示される。
【0039】
図9はアクセス画面80であって、通信先ヘアクセス中であることを示す画面で、通信が完了すると、図10に示す通信画面81が表示される。通信が遮断されると、図8に示す通信先選択画面77に戻る。
【0040】
図10は通信画面81であって、通信先の名称を表示する通信先表示欄82と通信を切断する切断スイッチ83が設けられている。切断スイッチ83を選択すると、図11に示す通信切断画面84が表示される。
【0041】
図11は通信切断画面84であって、YESスイッチ85とNOスイッチ86が設けられている。
【0042】
YESスイッチ85を選択すると、通信を切断し、図7に示すメイン画面75に戻る。また、NOスイッチ86を選択すると、図10に示す通信画面81に戻る。
【0043】
図12は新規登録画面87であって、新規に登録する名称入力欄88及び連絡先入力欄89、キーボードスイッチ90、登録スイッチ91が設けられている。キーボードスイッチ90により入力された名称及び連絡先が名称入力欄88、連絡先入力欄89に表示される。入力完了後に登録スイッチ(NEXT)91を選択すると、図13に示す登録完了画面92が表示される。
【0044】
図13は登録完了画面92であって、YESスイッチ93とNOスイッチ94が設けられている。入力した新規通信先を登録する場合は、YESスイッチ93を選択する。もう一度入力し直す場合はNOスイッチ4を選択し、図12に示す新規登録画面87に戻る。
【0045】
図14ないし図16は、携帯端末48の各種操作画面を示す。
図14は受信画面95であって、手術室からアクセスを受けると表示される画面である。ここで、携帯端末48の受信スイッチ64(図5参照)を選択すると、図15に示す手術室情報画面96が表示される。
【0046】
図15は手術室情報画面96であって、通信先を表示する通信先表示欄97と、手術室のディスプレイ12に表示される術画像を表示する術画像表示エリア98が設けられている。ここで、携帯端末48の受信スイッチ65(図5参照)を選択すると、図16に示す通信切断画面99が表示される。
【0047】
図16は通信切断画面99であって、 YESスイッチ100とNOスイッチ101が設けられている。YESスイッチ100を選択すると、通信を切断する。NOスイッチ101を選択すると、図15に示す手術室情報画面96に戻る。
【0048】
(作用)
図7ないし図9において、手術室から遠隔地へのアクセス方法を示す。まず、図示しないシステムコントローラ15の電源スイッチをONにし、図7に示すメイン画面75を表示させる。
【0049】
次に、メイン画面75の遠隔支援スイッチ76を選択すると、図8に示す通信先選択画面77が表示される。通信先登録済スイッチ79を選択すると、本実施の形態では、例えばKONISHIと表示されているスイッチを選択すると、図9に示すアクセス画面80が表示される。
【0050】
アクセス画面80が表示されると、アクセス先の携帯端末48のディスプレイ61に図14に示す受信画面95が表示される。
【0051】
図14,15,16において、手術室からのアクセスを携帯端末48で受信する方法を示す。この作用は、場所、時間に関わらず、携帯端末48を携帯していればどこでも行える。
【0052】
まず、手術室から携帯端末48にアクセスがあると、携帯端末48のディスプレイ61に図14に示す受信画面95が表示される。携帯端末48の受信スイッチ64が選択されると、通信が確保され、集中操作パネル14には図10に示す通信画面81が、携帯端末48には図15に示す手術室情報画面96が表示され、携帯端末48には手術室のディスプレイ12に表示されている画像と同様の画像が携帯端末48のディスプレイ61にも表示される。また、手術室と携帯端末48は音声による情報交換も可能になる。
【0053】
図7、8、12、13において、通信先の登録方法を示す。
まず、図示しないシステムコントローラー15の電源スイッチをONにし、図7に示すメイン画面75を表示させる。次に、メイン画面75の遠隔支援スイッチ76を選択すると、図8に示す通信先選択画面77が表示され、新規登録スイッチ70を選択すると、図12に示す新規登録画面87が表示される。
【0054】
新規登録画面87でキーボードスイッチ90により名称及び連絡先を名称入力欄88、連絡先入力欄89に入力する。入力完了後に登録スイッチ(NEXT)91を選択すると、図13に示す登録完了画面92が表示される。 YESスイッチ93を選択し、入力した新規通信先を記憶装置59に登録する。
【0055】
図17は、携帯端末48を用いた遠隔支援方法を示すフローチャートである。図17において、手術室から遠隔地の携帯端末にアクセスし、手術室と遠隔地で同様の画像を観察する方法を示す。
【0056】
まずステップS1では、システムコントローラ15の電源をONにし、集中操作パネル14に図7のメイン画面75を表示させ、ステップS2へ移行する。
【0057】
ステップS2では、メイン画面75の遠隔支援スイッチ76を選択すると、図8の通信先選択画面78が表示され、ステップS3へ移行し、ステップS3において通信先を選択しステップS4へ移行する。
【0058】
ステップS4では、通信先選択画面78において選択されたスイッチが通信先登録済スイッチ79であるかCPU58が判断する。通信先登録済スイッチ79である場合はステップS5へ移行し、新規登録スイッチである場合は、ステップS10へ移行する。
【0059】
ステップS5では、選択されたスイッチに登録されている連絡先にアクセスしステップS6へ移行する。
【0060】
ステップS6では、アクセスが受信されたかCPU58が判断する。受信された場合、ステップS7へ移行する。受信されない場合はステップS5へ戻る。
【0061】
ステップS7では、通信が成立し、携帯端末48に手術室のディスプレイ12と同様の画像が表示され、ステップS8へ移行する。
【0062】
ステップS8では、手術室と携帯端末48の間で音声による通信が可能になり、ステップS9へ移行する。
【0063】
ステップS9では、通信が切断されたかどうかをCPU58が判断する。切断された場合は通信が終了し、切断されない場合は、ステップS7へ戻る。
【0064】
また、ステップS10として、図12の新規登録画面87で新規連絡先を登録する。キーボードスイッチ90により名称及び連絡を名称入力欄88、連絡先入力欄89に入力する。入力完了後に登録スイッチ(NEXT)91を選択すると、図13に示す登録完了画面92が表示され、ステップS11へ移行する。
【0065】
ステップS11では、登録完了画面92で入力した連絡先を記憶装置59に登録するか判断する。YESスイッチ93を選択した場合、入力した新規通信先を記憶装置59に登録する。ステップ3へ移行し、NOスイッチ94を選択した場合、ステップS4へ移行する。
【0066】
(効果)
このように本実施の形態では、携帯端末を所持していれば、場所を間わずどこででも手術室からのアクセスを受信でき、手術室と遠隔地で同様の画像をリアルタイムで観察できる為、容易に手術の支援を行えて使い勝手がよい。
【0067】
図18ないし図24は本発明の第2の実施の形態に係わり、図18はスイッチング装置の構成を示す構成図、図19は図18のスイッチング装置を利用した際の集中操作パネルに表示される通信画面を示す図、図20は図18のスイッチング装置を利用した際の携帯端末に表示される第1の操作画面を示す図、図21は図18のスイッチング装置を利用した際の携帯端末に表示される第2の操作画面を示す図、図22は図18のスイッチング装置を利用した際の携帯端末に表示される第3の操作画面を示す図、図23は図18のスイッチング装置を利用した際の1台の携帯端末を用いて複数の手術室の遠隔支援を行う方法を示す第1のフローチャート、図24は図18のスイッチング装置を利用した際の1台の携帯端末を用いて複数の手術室の遠隔支援を行う方法を示す第2のフローチャートである。
【0068】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0069】
(構成)
図18は、スイッチング装置109の内部構成を示す。スイッチング装置109にはCPU110、携帯端末I/F111、複数のモデム112が設けられている。携帯端末I/F 111は携帯端末ケーブル48aを介して携帯端末48と接続される。後数のモデム112はLANケーブル52を介してそれぞれ通信回線45と接続可能である。
【0070】
図19は集中操作パネル14の通信画面114であって、アクセス先と通信が完了した場合に表示される画面である。通信先を表示する通信先表示欄115と、通信状態を表示する通信状態表示欄116、アクセススイッチ117、切断スイッチ113が設けられている。
【0071】
アクセススイッチ117を選択すると、携帯端末48に図20に示すアクセス受信画面118が表示される。切断スイッチ113を選択すると、図7に示すメイン画面75が表示される。
【0072】
図20ないし図22は携帯端末48の各種操作画面を示す。
図20はアクセス受信画面118であって、手術室からアクセスがあった場合に表示される画面である。アクセス中であることを示す通信先アクセス表示欄120と、通信先切替スイッチ121、保留スイッチ119が設けられている。通信先切替スイッチ121を選択すると、図21に示す手術室情報画面122が表示される。
【0073】
図21は手術室情報画面122であって、通信先を表示する通信先表示欄123と、手術室のディスプレイ12に表示される画像を表示する術画像表示エリア124と、通信先切替スイッチ125が設けられている。通信先切替スイッチ125を選択すると、通信中の通信を保留状態にし、図22に示す通信先切替画面126が表示される。
【0074】
図22は通信先切り換え画面1 2 6であって、現在通信可能な通信先が表示されている。通信先選択スイッチ127a〜127hが設けられており、選択した通信先との通信が完了され、図21に示す手術室情報画面122が表示される。
【0075】
(作用)
図20,21において手術室と遠隔地の通信を確保する方法を示す。
【0076】
第1の実施例と同様に遠隔地ヘアクセスする。スイッチング装置109のCPU110 が手術室からのアクセスを受信すると、使用されていないモデム112を用いてその手術室との通信を保留状態に保つ。
【0077】
図20,21においてアクセスのあった手術室を通信先として切替える方法を示す。
【0078】
手術室Aと通信中の携帯端末48に別の手術室Bからアクセスがあると、携帯端末48には図20に示すアクセス受信画面118が表示される。アクセス受信画面118において通信先切替スイッチ121を選択すると、アクセスのあった手術室Bとの通信を優先し、そのアクセス先の図21に示す手術室情報画面122が表示される。別の手術室からのアクセスを受け入れない場合は保留スイッチ119を選択し、通信中のアクセス先を優先する。
【0079】
図21,22において、携帯端末48から通信先を変更する方法を示す。
【0080】
図21に示す手術室情報画面122において、通信先切替スイッチ125を選択すると図22に示す通信先切替画面126が表示される。本実施の形態では、例えば通信先選択スイッチ127a に示し“KONISHI”から通信先選択スイッチ127b に示す“TANAKA”に切り替える。通信先選択スイッチ127bを選択すると、通信先選択スイッチ127aに登録されている“KONISHI”との通信を保留状態にし、通信先選択スイッチ127bに登録されている“TANAKA”との通信を完了させ、“TANAKA”で登録されている通信先の図21に示す手術室情報画面122を表示する。
【0081】
図23及び図24は、1台の携帯端末48を用いて複数の手術室の遠隔支援を行う方法を示すフローチャートである。図23及び図24において、1台の携帯端末48を用いて複数の手術室の遠隔支援を行う方法を示す。
【0082】
ステップS21として、システムコントローラ15の電源をONにし、集中操作パネル14に図7のメイン画面75を表示させ、ステップS22へ移行する。
【0083】
ステップS22として、遠隔支援スイッチ66を選択すると、図8の通信先選択画面77が表示され、ステップS23へ移行する。
【0084】
ステップS23として、通信先登録済スイッチ79を選択し、通信先を選択し、ステップS24へ移行する。
【0085】
ステップS24として、選択されたスイッチに登録されている連絡先にアクセスし、ステップS25へ移行する。
【0086】
ステップS25として、スイッチング装置109によるスイッチングシステムとの通信が成立したかどうかをシステムコントローラ15のCPU58が判断する。受信した場合は、ステップS26へ移行する。受信しない場合は、ステップS24へ戻る。
【0087】
ステップS26として、手術室とスイッチング装置109によるスイッチングシステム間で通信が保留状態に保たれる。
【0088】
ステップS27として、集中操作パネル14の通信画面114のアクセススイッチ117が選択されたかシステムコントローラ15のCPU58が判断する。選択された場合システムコントローラ15から通信回線45を介してスイッチング装置109へアクセス要求信号が送信され、スイッチング装置109のCPU110が携帯端末48へその信号を送信する。
【0089】
ステップS28として、携帯端末48により、アクセス要求のあった手術室が通信先として選択されたかスイッチング装置109のCPU 110が判断する。通信先として選択された場合は、ステップS29へ移行する。選択されなかった場合は、ステップS26へ戻る。
【0090】
ステップS29として、通信が成立し、携帯端末48に手術室のディスプレイ12と同様の画像が表示される(図21)。ステップS30へ移行する。
【0091】
ステップS30として、手術室と携帯端末48の間で音声による通信が可能になり、ステップS31へ移行する。
【0092】
ステップS31として、通信が切断されたかどうかをシステムコントローラ15のCPU58が判断する。切断された場合は通信が終了し、切断されていない場合は、ステップS32へ移行する。
【0093】
ステップS32として、他の遠隔地からアクセスがあったかスイッチング装置109のCPU110が判断する。アクセスがあった場合、スイッチング装置109のCPU110が携帯端末48へ他の手術室からのアクセス要求信号を送信しステップS33へ移行する。アクセスがない場合、ステップS29へ戻る。
【0094】
ステップS33として、携帯端末48の通信先切替スイッチ125が選択されたかどうか携帯端末48のCPU 71が判断する。選択された場合、ステップS34へ移行する。選択されなかった場合、ステップS29へ戻る。
【0095】
ステップS34として、通信先として他の手術室が選択されたか携帯端末48のCPU71が判断する。選択された場合、ステップS26へ戻る。選択されなかった場合、ステップS29へ戻る。
【0096】
(効果)
第1の実施例の効果に加え、一度に複数の手術室と通信可能で、アクセスを受けた手術室に対してのみ遠隔支援を行えばよいため、術中常時手術を観察している必要がなく、また1度に複数の手術の支援が行え、使い勝手がよい。
【0097】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、携帯端末を保持することにより、場所を問わずどこででも遠隔地の手術の支援を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る手術支援システムの構成を示す構成図
【図2】図1の内視鏡システムの構成を示す構成図
【図3】図2の内視鏡システムの接続構成を示すブロック図
【図4】図3のシステムコントローラの構成を示すブロック図
【図5】図1の携帯端末の外観構成を示す外観図
【図6】図5の携帯端末の構成を示すブロック図
【図7】図2の集中操作パネルに表示される第1の操作画面を示す図
【図8】図2の集中操作パネルに表示される第2の操作画面を示す図
【図9】図2の集中操作パネルに表示される第3の操作画面を示す図
【図10】図2の集中操作パネルに表示される第4の操作画面を示す図
【図11】図2の集中操作パネルに表示される第5の操作画面を示す図
【図12】図2の集中操作パネルに表示される第6の操作画面を示す図
【図13】図2の集中操作パネルに表示される第7の操作画面を示す図
【図14】図1の携帯端末に表示される第1の操作画面を示す図
【図15】図1の携帯端末に表示される第2の操作画面を示す図
【図16】図1の携帯端末に表示される第3の操作画面を示す図
【図17】図1の携帯端末を用いた遠隔支援方法を示すフローチャート
【図18】本発明の第2の実施の形態に係るスイッチング装置の構成を示す構成図
【図19】図18のスイッチング装置を利用した際の集中操作パネルに表示される通信画面を示す図
【図20】図18のスイッチング装置を利用した際の携帯端末に表示される第1の操作画面を示す図
【図21】図18のスイッチング装置を利用した際の携帯端末に表示される第2の操作画面を示す図
【図22】図18のスイッチング装置を利用した際の携帯端末に表示される第3の操作画面を示す図
【図23】図18のスイッチング装置を利用した際の1台の携帯端末を用いて複数の手術室の遠隔支援を行う方法を示す第1のフローチャート
【図24】図18のスイッチング装置を利用した際の1台の携帯端末を用いて複数の手術室の遠隔支援を行う方法を示す第2のフローチャート
【符号の説明】
1…手術支援システム
4…第1のトロリー
5…第2のトロリー
6…第1のTVカメラ装置
7…第1の光源装置
8…電気メス
9…気腹装置
10…超音波観測装置
11…プリンタ
12…第1のディスプレイ
13,28…集中表示パネル
14…集中操作パネル
15…システムコントローラ
16、31…ライトガイドケーブル
17…第1の内視鏡
19…第1のカメラヘッド
20…カメラケーブル
21…CO2ボンベ
23…第2のTVカメラ装置
24…第2の光源装置
25…超音波処置装置
26…VTR
27…第2のディスプレイ
29…中継ユニット
35…Drリモコン
36…ヘッドセット
37…フットスイッチ
45…通信回線
48…携帯端末

Claims (2)

  1. 1つ、あるいは複数の医療用機器と、
    前記医療機器を通信手段を介して集中制御する医療機器制御手段と、
    前記医療機器制御手段に接続された音声入力手段、音声出力手段、内視鏡画像表示手段と、
    前記医療機器制御手段に接続された遠隔支援システムと、
    前記遠隔支援システムと通信回線を介して通信可能な携帯端末と
    を備えたことを特徴とする手術支援システム。
  2. 前記通信回線及び前記携帯端末と接続可能なスイッチィングシステムを有し、
    複数の遠隔地と同時に通信を確保でき、1度に複数の手術の支援を行える
    ことを特徴とする請求項1に記載の手術支援システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077968A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Olympus Medical Systems Corp 医療機器管理装置
JP2014076215A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Toshiba Corp 医用作業支援システムおよび手術着

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