JP2004274038A - コモンモードコイル - Google Patents

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Abstract

【課題】 端子電極部が優れた機械的強度を有すると共に、一の端子電極部に接続されたワイヤの、同一フランジ部において隣接する他の一の端子電極部への接触が回避された巻線型コモンモードコイルを提供すること。
【解決手段】 巻芯部2の両端側にそれぞれ一体的に配設されたフランジ部16a、16bの上部を切欠き溝22a、22bによって二分して形成した突部24a〜24dを、各々、相対するフランジ部に向かって巻芯部14上に延出せしめると共に、かかる延出部の設けられた側における突部の内側角部を平面形態をもって面取りして、該延出部の一部を、延出残部26a〜26dとして、巻芯部14上に配置せしめた。
【選択図】 図 1

Description

本発明は、コモンモードコイルに係り、特に、端子電極部が優れた機械的強度を有すると共に、一の端子電極部に接続されたワイヤの、同一フランジ部において隣接する他の一の端子電極部への接触が効果的に回避された巻線型コモンモードコイルに関するものである。
従来より、電気信号に含まれるノイズ成分を効果的に除去することを目的として、様々な形態のコモンモードコイルが電気回路に組み込まれ、使用されているが、そのようなコモンモードコイルの一形態として、フェライト等よりなる巻芯部と、巻芯部の両端側に各々一体的に配設されるフランジ部と、それらフランジ部の上部に形成され、上方へ突出せしめられた二つの突部と、2本のワイヤとから構成され、前記巻芯部にバイファイラ巻きされたワイヤが、それぞれの突部の頂面に形成された端子電極部に接続されてなる構造を呈するものが、広く知られている。
ところで、かかる構造を呈する従来のコモンモードコイルにあっては、その構造上、頂面に端子電極部が設けられた突部が小さく、その機械的強度が弱いものであるところから、例えば、その巻芯部にワイヤを巻回して、上記のような構造のコモンモードコイルを作製する際や、作製されたコイルを回路基板のランド部に実装せしめる際等において、端子電極部(突部)に力が集中して加わり、その結果、端子電極部(突部)が破損する恐れがあった。
また、このような構造のコモンモードコイルにあっては、フランジ部の一の突部に設けられた端子電極部に接続されたワイヤが、同一のフランジ部において隣接して設けられた他の一の端子電極部と近接しているために、それらワイヤと他の一の端子電極部とが接触して、短絡したり、また、接触しない場合であっても、両者が近接していることに起因して、耐圧の低下や絶縁不良を生ずる等の問題も、内在していた。
そこで、これらの問題を解決すべく、従来より、様々な形態のコモンモードコイルが提案されているのであって、例えば、特許文献1(特許第3168972号公報)においては、所定の脚状電極部の外周部の、ワイヤと接するか又は前記ワイヤが近傍を通過する面に、前記ワイヤの短絡及び耐圧劣化が抑制されるように、巻芯部の軸方向に平行な垂直面に対して90°未満の角度をつけたことを特徴とするチップ型コモンモードチョークコイルが、提案されている。
しかしながら、かかるチップ型コモンモードチョークコイルにあっては、一の端子電極部に接続されたワイヤが、同一フランジ部に設けられた他の一の端子電極部と接触することを効果的に回避出来るものではあるが、かかるコイルにおける端子電極部は、矩形角柱状の脚状電極部の一部を、単に切り欠いた形状とされたものであるため、その機械的強度は低いものであると言わざるを得ないものであった。
尤も、端子電極部を大型化して、その機械的強度を向上せしめることも考えられるが、このように端子電極部を大型化して、優れた機械的強度を有しつつ、ワイヤと他の端子電極部との短絡等の問題をも解決したコモンモードコイルについては、未だ提案されていないのが現状である。
特許第3168972号公報
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、一の端子電極部に接続されたワイヤの、同一フランジ部において隣接する他の一の端子電極部への接触を、効果的に回避しつつ、端子電極部が設けられる突部に優れた機械的強度が付与されてなる構造の巻線型コモンモードコイルを提供することにある。
そして、本発明は、かくの如き課題の解決のために、水平方向に延びる巻芯部と、該巻芯部の両端側にそれぞれ一体的に配設されて、該巻芯部を支持する矩形のフランジ部と、それらフランジ部の上部を切欠き溝によって二分して形成された、上方に突出する左右の矩形角柱状の突部と、それら突部の少なくとも頂面に形成された端子電極部と、前記巻芯部に巻回され、始端及び終端が該端子電極部に接続された2本のワイヤとを備え、且つ同一フランジ部の左右の矩形角柱状突部に形成された二つの端子電極部のそれぞれに、異なるワイヤが接続されてなる構造を呈する巻線型コモンモードコイルにおいて、前記矩形角柱状突部が前記フランジ部の一方の側から他方の側に向かって前記巻芯部上に延出せしめられていると共に、該延出部の設けられた側における該突部の内側角部が平面形態乃至は湾曲面形態をもって面取りされて、該延出部の一部が前記巻芯部上に位置せしめられてなる構造とされていることを特徴とする巻線型コモンモードコイルを、その要旨とするものである。
なお、本発明に従う巻線型コモンモードコイルの好ましい態様の一つにおいては、前記延出部の対向するフランジ部側への突出長さ:aが、巻回せしめられるワイヤの直径:dとの間において、a≦1.5dとなるように設定されており、且つ前記面取りされた後の延出部における、対向するフランジ部側の辺の長さ:bが、0〜0.1mmに設定されることとなる。
このように、本発明に従う巻線型コモンモードコイルにあっては、その頂面に端子電極部が形成された矩形角柱状突部が、他のフランジ部側に向かって巻芯部上に延出せしめられていると共に、かかる延出部の設けられた側における矩形角柱状突部の内側(同一フランジ部にて隣接する突部側)角部が、平面形態乃至は湾曲面形態をもって面取りされて、該延出部の一部が、前記巻芯部上に位置せしめられてなる構造とされているところから、フランジ部の一の端子電極部に接続されたワイヤと、同一フランジ部における他の一の端子電極部との間における接触乃至は干渉等を、効果的に回避しつつ、その頂面に端子電極部が設けられた突部の大きさが十分に確保され得ることとなり、以て、優れた機械的強度を発揮することが出来るのである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、図面を参照しつつ、本発明の代表的な実施形態について、詳細に説明することとする。
先ず、図1には、本発明に従う構造とされた巻線型コモンモードコイルの一例が、その上面側(端子電極部が形成された側)より観察された平面図において示され、また、図2には、図1におけるA部の部分拡大説明図が示されている。それらの図から明らかなように、本発明の一例に係る巻線型コモンモードコイル10は、コア12と、2本のワイヤ20a、20bとからなり、かかるコア12の巻芯部14上にバイファイラ巻きされたワイヤ20a、20bが、コア12の左右両端に設けられた端子電極部18a、18b、18c、18dに接続されて、構成されているのである。
具体的には、巻線型コモンモードコイル10を構成するコア12の斜視図が示されている図3からも明らかなように、コア12は、横断面が矩形形状を呈する、水平方向(図において、左右方向)に延びる巻芯部14と、かかる巻芯部14の両端側において側面より上下、左右に突出するように一体的に配設されて、巻芯部14を空間内に(非接触状態で)支持する矩形のフランジ部16a、16bとから、構成されている。そこで、それらフランジ部16b、16bにおける巻芯部14の上面より上方に突出した部分にあっては、各々、巻芯部14の中央部分においてその延びる方向に抜ける切欠き溝22a、22bによって左右に二分され、4つの角柱状の突部24a、24b、24c、24dが、巻芯部14の上面より所定高さ突出した形態において、形成されている。
そして、そこにおいては、かかるコア12の上面より突出する4つの突部24a〜24dが、フランジ部16a、16bの一方の側から他方の側に向かって、巻芯部14上に延出せしめられていると共に、それら延出部が設けられた側における各突部の内側角部が、各々、上下方向に延びる矩形の平面をもって面取りされて、延出部の一部が巻芯部14上に位置せしめられてなる形態とされているのである。
すなわち、それら各突部のうち、突部24a、24dについてはフランジ部16b(突部24b、24c)側に、また、突部24b、24cについてはフランジ部16a(突部24a、24d)側に、それぞれ、巻芯部14上に所定長さ延出せしめられて、延出部25(図2参照)が設けられていると共に、かかる延出部25が設けられた側の角部であって、突部24a、24b、24c、24dにおける切欠き溝22a、22b側の角部が、それぞれ、平坦面28a、28b、28c、28dをもって切り落されて、面取りされ、上下方向に延びる矩形面として構成されている一方、前記延出部の一部が、延出残部26a、26b、26c、26dとして、巻芯部14上に位置せしめられている。
そして、上述の如き構造を呈するコア12に対して、その巻芯部14上に、各々の両端の絶縁被覆が除去されたワイヤ20a及び20bがバイファイラ巻きされていると共に、ワイヤ20aについては、一の先端が端子電極部18bに、他の一の先端が端子電極部18aに電気的に接続される一方、ワイヤ20bについては、一の先端が端子電極部18cに、他の一の先端が端子電極部18dに電気的に接続されることにより、図1に示される如き、目的とする巻線型コモンモードコイル10が、構成されているのである。
従って、かくの如き構成の巻線型コモンモードコイル10に用いられるコア12にあっては、各々の突部24a〜24dが、巻芯部14上の対向するフランジ部(突部)側に、延出残部26a〜26dを有しているところから、少なくともそれら延出残部26a〜26dの存在部位においては、従前のコモンモードコイルにおけるコアと比較して、十分な大きさが確保され得ているのであり、それら各突部24a〜24dの頂面に端子電極部18a〜18dを設け、かかる端子電極部18a〜18dにワイヤ20a、20bを接続してコイルを作製する際や、作製されたコイルを回路基板のランド部に実装する際等に、突部24a〜24d(端子電極部18a〜18d)に対して大きな負荷がかかった場合においても、優れた機械的強度を発揮し、それら突部24a〜24dや端子電極部18a〜18dの欠損等の問題が有利に回避され得るのである。
しかも、そのような突部24a〜24dの内側角部にあっては、各々、平坦面28a〜28dをもって、それら突部24a〜24dの高さの全長に亘って面取りされているのであり、一の突部24a〜24dの頂面に設けられた端子電極部18a〜18dに接続されたワイヤ20a又は20bと、同一フランジ部において隣接する他の一の突部24d、24c、24b、24a、及びそれらの各頂面に設けられた端子電極部18d、18c、18b、18aとを効果的に離間せしめて、両者が接触することをも有利に阻止することとなる。
具体的には、巻線型コモンモードコイル10における端子電極部18d周辺の拡大説明図である図2からも明らかなように、延出部25の内側角部が平坦面28dをもって面取りされたことにより、巻芯部14上に所定回数、巻回せしめられた後のワイヤ20aは、フランジ部16aにおける突部24d、及びその頂面に設けられた端子電極部18dと接触することなく、かかる端子電極部18d(突部24d)から所定距離離れた位置に配設された状態において、突部24aの頂面に設けられた端子電極部18a(図2において図示せず。)に接続されることとなるのであり、以て、端子電極部18aに接続されたワイヤ20aと、他の端子電極部18d及び突部24dとの間における接触等が、効果的に回避されることとなるのである。また、他の一のワイヤ20bにあっても、同様に、フランジ部16bにおける突部24b、及びその頂面に設けられた端子電極部18bと接触することなく、かかる端子電極部18b(突部24b)から所定距離離れた位置に配設された状態において、突部24cの頂面に設けられた端子電極部18cに接続されるのである。
なお、対向するフランジ部側に向かって巻芯部14上に延出せしめられてなる延出残部26a〜26dにあっては、その大きさが大きすぎると、例えば、一の端子電極部18aに接続されたワイヤ20aが、同一フランジ部16aにおいて隣接する他の一の端子電極部18dと接触する恐れがある。
このため、そのようなワイヤ20aと端子電極部18dとの接触を避けるべく、有利には、延出残部26dについては、対向するフランジ部16b側への突出長さ(図2中のa)が、巻回せしめられるワイヤ20aの直径(絶縁被覆部分を含めた最大直径):dとの間において、a≦1.5dとなるように、好ましくは、a≦1.2dとなるように設定され、また、延出残部26dにおける対向するフランジ部16b側の辺の長さ:bについては、0〜0.1mmと設定されることが望ましい。特に、図4に示されているように、延出残部32a〜32dにおける対向するフランジ部34b又は34a側の辺の長さ:bが0とされたコア30であっても、本発明に従う巻線型コモンモードコイルを構成するコアとして好適に用いることが出来る。
このように、図1〜図3に示される如き、延出残部26a〜26dを所定の大きさとしたコア12を用いてなる巻線型コモンモードコイル10にあっては、一の端子電極部に接続されたワイヤが、他の一の端子電極部と接触することをより一層有利に回避しつつ、その頂面に端子電極部が設けられた突部の機械的強度も優れたものとなるのである。
なお、上述したような、本発明において用いられるコア12は、従来より公知の各種の方法に従って作製され得るものであり、例えば、所望の透磁率が得られるように選定された各種フェライト原材料を、粉砕後、混合せしめ、その得られた混合物を一定の形状に成形した後、その成形体を、大気中、或いは加圧状態下において焼成し、更にその後、得られた焼成体を切削する方法等によって、作製されることとなる。また、突部24a〜24dの各々の頂面には、浸漬法等の公知の手法によって、端子電極部18a〜18dが設けられることとなる。
そして、そのようにして作製されたコア12の巻芯部14上には、2本のワイヤ20a及び20bが並列に巻回せしめられる(バイファイラ巻きされる)と共に、その絶縁被覆が除去されたワイヤ20a、20bの両端が、ワイヤ20aについては、一の先端が端子電極部18bに、他の一の先端が端子電極部18aに電気的に接続され、また、ワイヤ20bについては、一の先端が端子電極部18cに、他の一の先端が端子電極部18dに電気的に接続されることにより、コア12にワイヤ20a、20bが一体的に組み付けられてなる、目的とする本発明に従う巻線型コモンモードコイル10が作製されるのである。
なお、本発明において用いられるワイヤ20a及び20bとしては、従来の巻線型コモンモードコイルにおいて採用されているワイヤと同様のもの、具体的には、ポリウレタン樹脂等の絶縁材料にて被覆された銅線等の中から、コイルの特性、用途等に応じたものが適宜に選択されて、用いられることとなる。また、ワイヤ20a、20bを、端子電極部18a〜18dに電気的に接続せしめる際には、半田付けや熱圧着等の公知の手法が採用される。
以上、本発明の代表的な具体例について詳述したが、それは、あくまでも例示に過ぎないものであって、本発明が、そのような記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまでもないところである。
例えば、本発明においては、図3及び図4に示されている如き、巻芯部上の他方のフランジ部側に延出せしめられた延出部における内側角部が、平坦面をもって面取りされたコア(12、30)のみならず、図5に示されているように、湾曲面(38a〜38d)をもって面取りされたコア36であっても、有利に用いることが出来る。
具体的には、図5に示されているコア36は、突部40a、40b、40c、40dの延出部における内側角部、即ち、同一フランジ部42a、42bにおいて隣接する突部側の角部が、各々、それら突部40a〜40dの高さの全長に亘って、対向する突部側へ(外方に)突出する凸状湾曲面38a、38b、38c、38dをもって面取りされ、更に、そのように面取りされた突部40a〜40dにおける各々の頂面に、端子電極部44a〜44dが設けられてなる構造を呈している。そして、このような構造のコア30においても、一の端子電極部44a〜44dに接続されたワイヤの、同一フランジ部42a又は42bにおいて隣接する他の一の端子電極部44a〜44dへの接触等を、効果的に回避しつつ、端子電極部44a〜44d(突部40a〜40d)の大きさが十分に確保され得、以て、優れた機械的強度を発揮することとなるのである。
また、図1乃至図5に示されたコア12、30及び36における巻芯部14、35及び46は、何れも、水平方向に延びる、矩形角柱形状とされているが、そのような矩形角柱形状に代えて、円柱形状や楕円柱形状とすることも、可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明が、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであって、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもないところである。
本発明に従う構造とされた巻線型コモンモードコイルの一例を、その上面側より観察した平面図である。 図1におけるA部の部分拡大説明図である。 図1に示される巻線型コモンモードコイルを構成するコアの斜視図である。 本発明に従う構造とされた巻線型コモンモードコイルを構成するコアの、他の一例を示す斜視図である。 本発明に従う構造とされた巻線型コモンモードコイルを構成するコアの、更に他の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10 巻線型コモンモードコイル
12 コア
14 巻芯部
16a、16b フランジ部
18a、18b、18c、18d 端子電極部
20a、20b ワイヤ
22a、22b 切欠き溝
24a、24b、24c、24d 突部
25 延出部
26a、26b、26c、26d 延出残部
28a、28b、28c、28d 平坦面
30 コア
32a、32b、32c、32d 延出残部
34a、34b フランジ部
35 巻芯部
36 コア
38a、38b、38c、38d 湾曲面
40a、40b、40c、40d 突部
42a、42b フランジ部
44a、44b、44c、44d 端子電極部
46 巻芯部

Claims (2)

  1. 水平方向に延びる巻芯部と、該巻芯部の両端側にそれぞれ一体的に配設されて、該巻芯部を支持する矩形のフランジ部と、それらフランジ部の上部を切欠き溝によって二分して形成された、上方に突出する左右の矩形角柱状の突部と、それら突部の少なくとも頂面に形成された端子電極部と、前記巻芯部に巻回され、始端及び終端が該端子電極部に接続された2本のワイヤとを備え、且つ同一フランジ部の左右の矩形角柱状突部に形成された二つの端子電極部のそれぞれに、異なるワイヤが接続されてなる構造を呈する巻線型コモンモードコイルにおいて、
    前記矩形角柱状突部が前記フランジ部の一方の側から他方の側に向かって前記巻芯部上に延出せしめられていると共に、該延出部の設けられた側における該突部の内側角部が平面形態乃至は湾曲面形態をもって面取りされて、該延出部の一部が前記巻芯部上に位置せしめられてなる構造とされていることを特徴とする巻線型コモンモードコイル。
  2. 前記延出部の対向するフランジ部側への突出長さ:aが、巻回せしめられるワイヤの直径:dとの間において、a≦1.5dとなるように設定されており、且つ前記面取りされた後の延出部における、対向するフランジ部側の辺の長さ:bが、0〜0.1mmに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の巻線型コモンモードコイル。
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