JP2004273450A - キートップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合成樹脂よりなるキートップ本体11の上面に文字、数字、記号、図形等のキースイッチの機能を表示するマーク12が印刷され、このマークが樹脂コーティング13によって覆われているキートップにおいて、上記樹脂コーティングを含むキートップ本体の表面全面に、軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティング21を施す。これによって指先に軟らかな感触が与えられ、かつ滑りにくくなるので、キートップの操作感触及び操作性が向上する。また、樹脂コーティングの端縁の線が見えなくなり、かつその艶を完全になくすことができるので、キートップの外観品位が良好となる。
【選択図】図2
Description
なお、マーク12を摩耗から保護する硬質樹脂のコーティングを、図示の例のようにマークの部分だけではなく、キートップ本体11の表面全面に形成したキートップも提案されているが、キートップ本体11の表面全面に樹脂コーティングを形成する際には、タンポ印刷によってではなく、例えばスプレーガンを使用して硬質樹脂の溶液を塗布することによって樹脂コーティングが形成される。
それ故、この発明の目的は、操作感触が良好であり、操作性に優れ、かつ外観品位が良好なキートップを提供することである。
この発明の他の面によれば、合成樹脂よりなるキートップ本体と、このキートップ本体の表面に印刷された文字、数字、記号、図形等のキースイッチの機能を表示する少なくとも1つのマークと、このマークを被覆する樹脂コーティングと、この樹脂コーティングを含む上記キートップ本体の表面に施された軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティングとを具備するキートップが提供される。
上記軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティングの1成分として、抗菌剤を加えてもよい。
上記軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティングは、ポリウレタン樹脂、シリコーン弾性体、硬化剤、及び流動剤を混合した塗料を上記キートップ本体の表面に塗布することによって形成できる。
或いは、ポリウレタン樹脂、シリコーン弾性体、硬化剤、流動剤、及び抗菌剤を混合した塗料を上記キートップ本体の表面に塗布することによって上記軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティングを形成してもよい。
図1はこの発明によるキートップの一実施形態を示す平面図であり、図2は図1を2−2線に沿って切断し、図示矢印方向に見た拡大断面図である。なお、説明を簡単にするために、図1及び図2において、図3及び図4と対応する部分や素子には同一符号を付けて示し、必要のない限りそれらの説明を省略する。また、用語「マーク」とはキートップ表面に付けられる文字、数字、記号、図形等の総称である。
上記実施形態では部分的に形成された樹脂コーティング13を含むキートップ本体11の表面全面に、軟質で、滑りにくい、かつ無光沢な透明のコーティング(以下、単に外側コーティングと称す)21を施すことによってキートップを構成した点に特徴がある。この外側コーティング21は、この実施形態では、ポリウレタン樹脂、シリコーン弾性体、硬化剤、流動剤及び抗菌剤よりなり、これら成分を混合した塗料を例えばスプレーガンを使用して樹脂コーティング13を含むキートップ本体11の表面全面に塗布することによって上記外側コーティング21を形成する。なお、流動剤は上記外側コーティング用塗料の分散及び流動性の確保(粘度調整)のために添加される。
ポリウレタン樹脂:86.6%(+3.4、−1.6%)=85〜90%
シリコーン弾性体:7%(±1%)=6〜8%
硬化剤:6%(±1%)=5〜7%
流動剤:0.2%(±0.1%)=0.1〜0.3%
抗菌剤:0.2%(±0.1%)=0.1〜0.3%
硬化剤として分子式CH(C6H4NCO)3 で表わされるイソシアン化アセタート エチルを使用し、抗菌剤にはイソチアゾール系の抗菌剤であるオクチルイソチアゾール(n-octyl-4-isothiazol-3-one)を使用した。また、外側コーティング21の厚さは約20μmであった。
なお、上記実施形態では約20μmの厚さの外側コーティング21を形成したが、外側コーティング21の厚さは20〜30μm程度であればよい。
上記構成のキートップによれば、キートップ本体11の表面全体が上記した特徴を備えた外側コーティング21によって被覆されているため、キートップに触れた時に指先に軟らかな感触が伝わり、良好な操作感触が得られる。また、操作時に指先とキートップとのすべりが抑制され、操作性が良好となる。従って、操作者は上記構成のキートップの操作時に高級感を実感できることになる。
また、マーク12を見やすくするために、キートップの表面としては一般に無光沢面が要求されるが、そのような無光沢面を上記成分の外側コーティング21により簡単に実現することができ、樹脂コーティング13の艶も完全になくすことができる。
上記実施形態では上記組成の外側コーティング用塗料をスプレーガンを使用してキートップの表面に塗布することによって外側コーティング21を形成したが、他の方法によって形成してもよいことは勿論である。
また、上記実施形態ではマーク12及びそれを覆う硬質の樹脂コーティング13を具備するキートップに上記成分の外側コーティング21を施したが、例えばパーソナルコンピュータのキーボードのスペースキーのように、キートップの上面にマークが印刷されていないキートップに対して、その表面に上記成分の外側コーティングを施してもよい。この外側コーティングを施すことにより、上記実施形態と同様に、操作感触及び操作性に優れた、かつ高級感のあるキートップを得ることができる。
また、キートップ本体11の表面全面に施されるコーティングは軟質で、滑りにくい、かつ光沢のない透明又は半透明のコーティングであればよいので、外側コーティング21の成分は上記実施形態の成分に限定されない。同様に、外側コーティング用塗料の成分及び含有量も上記実施形態の成分及び含有量に限定されないことは言うまでもない。
この発明を図示した好ましい実施形態について記載したが、この発明の精神及び範囲から逸脱することなしに、上述した実施形態に関して種々の変形、変更及び改良がなし得ることはこの分野の技術者には明らかであろう。従って、この発明は例示の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって定められるこの発明の範囲内に入る全てのそのような変形、変更及び改良をも包含するものであるということを理解すべきである。
12 マーク
13 樹脂コーティング
21 軟質で、滑りにくい、かつ無光沢な透明のコーティング
Claims (5)
- 合成樹脂よりなるキートップ本体と、
このキートップ本体の表面に施された軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティング
とを具備することを特徴とするキートップ。 - 合成樹脂よりなるキートップ本体と、
このキートップ本体の表面に印刷された文字、数字、記号、図形等のキースイッチの機能を表示する少なくとも1つのマークと、
このマークを被覆する樹脂コーティングと、
この樹脂コーティングを含む上記キートップ本体の表面に施された軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティング
とを具備することを特徴とするキートップ。 - 請求項1又は2に記載のキートップにおいて、
上記軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティングに抗菌剤が含まれていることを特徴とするキートップ。 - 請求項1又は2に記載のキートップにおいて、
上記軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティングは、ポリウレタン樹脂、シリコーン弾性体、硬化剤、及び流動剤を混合した塗料を上記キートップ本体の表面に塗布することによって形成されることを特徴とするキートップ。 - 請求項3に記載のキートップにおいて、
上記軟質で、滑りにくい、無光沢な透明又は半透明のコーティングは、ポリウレタン樹脂、シリコーン弾性体、硬化剤、流動剤、及び抗菌剤を混合した塗料を上記キートップ本体の表面に塗布することによって形成されることを特徴とするキートップ。
Priority Applications (1)
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JP2004041726A JP2004273450A (ja) | 2003-02-21 | 2004-02-18 | キートップ |
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---|---|---|---|
JP2003043770 | 2003-02-21 | ||
JP2004041726A JP2004273450A (ja) | 2003-02-21 | 2004-02-18 | キートップ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004273450A true JP2004273450A (ja) | 2004-09-30 |
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ID=33134213
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JP2004041726A Pending JP2004273450A (ja) | 2003-02-21 | 2004-02-18 | キートップ |
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JP (1) | JP2004273450A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007073463A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 押釦スイッチ部材およびその製造方法 |
-
2004
- 2004-02-18 JP JP2004041726A patent/JP2004273450A/ja active Pending
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JP2007073463A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 押釦スイッチ部材およびその製造方法 |
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