JP2004271760A - 熱定着装置、画像形成装置及び複写機 - Google Patents

熱定着装置、画像形成装置及び複写機 Download PDF

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Keizo Yasuda
恵三 安田
Jun Okamoto
潤 岡本
Mugijirou Uno
麦二郎 宇野
Atsuya Oojiya
篤哉 大慈彌
Osamu Ariizumi
修 有泉
Yasunari Mikutsu
泰成 御沓
Kensho Funamoto
憲昭 船本
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Abstract

【課題】熱定着装置の加熱部材に付着したトナーが定着分離爪に付着堆積して大きなトナー塊に成長することを防止し、大きく成長したトナー塊が記録媒体上に落下して記録媒体の画像を汚すという不具合を防止する。
【解決手段】熱定着装置における加熱部材の外周面に先端部を押し付けられる定着分離爪36を設け、この定着分離爪36の加熱部材に接触する接触部36aの爪幅“A”を1mm以下とする。これにより、記録媒体から加熱部材に付着したトナーが接触部36aに付着堆積してトナー塊が発生しても、そのトナー塊の大きさが1mm以下に小さく抑えられるので、そのトナー塊が定着分離爪36から落下して記録媒体上に付着してもあまり目立たず、トナー塊の落下により記録媒体上の画像が汚れるという不具合が防止される。しかも、この不具合防止は、画像形成動作を中断させることなく実現される。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱定着装置、画像形成装置及び複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式の画像形成装置では、内部に熱源を有する加熱ローラ等の加熱部材に加圧ローラ等の加圧部材を押し当て、それらの間のニップ部にトナー像を転写した記録媒体を通して搬送しながらトナー像を記録媒体に定着させる熱定着装置を備えている。この熱定着装置での定着過程では、記録媒体上のトナーが加熱ローラからの熱によって一旦溶融され、溶融されることにより記録媒体への定着が可能となる。
【0003】
このため、溶融されたトナーが加熱ローラの外周面に貼り付き、記録媒体が加熱ローラに巻き付くことがある。このような加熱ローラへの記録媒体の巻き付きを防止して加熱ローラに対する記録媒体の分離性能を高めるため、定着分離爪が設けられている。この定着分離爪は、記録媒体の搬送方向に沿った加熱ローラと加圧ローラとのニップ部より下流側に位置付けられ、先端部を加熱部材の外周面に押し当てられている。そして、記録媒体が加熱ローラの外周面に貼り付いても、記録媒体の搬送に伴い加熱ローラの外周面と記録媒体との間に定着分離爪が入り込むことにより記録媒体を加熱ローラから分離させ、加熱ローラへの記録媒体の巻き付きが防止される。
【0004】
ところで、熱定着装置では、記録媒体上のトナーが加熱ローラに付着する現象を生じることがある。記録媒体から加熱ローラへのトナーの付着が生じると、このトナーは定着分離爪に付着堆積し、定着分離爪上で次第に大きなトナー塊へと成長する。定着分離爪上で成長したトナー塊は、ある一定の大きさになると定着分離爪から分離して落下し、落下したトナー塊が記録媒体上に付着すると記録媒体上の画像を汚すことになる。定着分離爪上に形成される最大のトナー塊の大きさは、定着分離爪の加熱ローラと接触する接触部の爪幅と大きな関係があり、最大のトナー塊の直径は爪幅と略同じ寸法に形成される。
【0005】
そこで、加熱ローラや定着分離爪に付着したトナーを除去し、定着分離爪上で大きく成長したトナー塊が記録媒体上に落下することによる記録媒体上の画像の汚れを防止するようにした発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載された発明は、加熱ローラや定着分離爪に付着したトナーを除去するクリーニングモードを有し、そのクリーニングモードの選択時には画像形成作業を中断してクリーニングを行うものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−112279公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載された発明では、画像形成を行いながらその途中で加熱ローラや定着分離爪等のクリーニングを行うことができず、クリーニング時には画像形成動作を中断しなければならないので、生産性の低下につながりやすい。
【0008】
本発明の目的は、画像形成動作を中断することなく、加熱ローラから定着分離爪に付着堆積したトナーが大きなトナー塊に成長することを防止することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、加熱部材と加圧部材とのニップ部に記録媒体を通して搬送しながら前記記録媒体上のトナー像を定着する熱定着装置において、前記記録媒体の搬送方向に沿った前記ニップ部の下流側に位置付けられて先端部を前記加熱部材の外周面に押し付けられた定着分離爪を有し、前記定着分離爪の前記加熱部材に接触部の爪幅が1mm以下であることを特徴とする。
【0010】
ここで、記録媒体から加熱部材にトナーが付着すると、そのトナーは加熱部材と接触する定着分離爪の接触部に付着堆積し、トナー塊が形成される。このトナー塊の大きさは、接触部の爪幅と大きな関係があり、最大のトナー塊の直径は接触部の爪幅と略同じ寸法に形成される。
【0011】
したがって、記録媒体から加熱部材に付着したトナーが定着分離爪の接触部に付着堆積しても、定着分離爪の加熱部材に接触する接触部の爪幅が1mm以下であるため、接触部に付着堆積したトナーが直径1mm以上の大きなトナー塊に成長することが防止される。このため、定着分離爪からトナー塊が落下してそのトナー塊が記録媒体に付着しても、そのトナー塊は小さいものであるためにあまり目立たず、落下したトナー塊により記録媒体上の画像が汚れるという不具合が防止される。しかも、トナー塊による記録媒体上の画像の汚れという不具合を防止するために画像形成動作を中断させる必要がない。
【0012】
請求項2記載の発明は、加熱部材と加圧部材とのニップ部に記録媒体を通して搬送しながら前記記録媒体上のトナー像を定着する熱定着装置において、前記記録媒体の搬送方向に沿った前記ニップ部の下流側に位置付けられて先端部を前記加熱部材の外周面に押し付けられた定着分離爪を有し、前記定着分離爪は前記加熱部材に接触する接触部の爪幅が前記ニップ部を通過した前記記録媒体に接触するガイド部の爪幅に比べて、少なくとも前記接触部と前記ガイド部とが連続する箇所以外は狭く設定されていることを特徴とする。
【0013】
ここで、記録媒体から加熱部材にトナーが付着すると、そのトナーは加熱部材と接触する定着分離爪の接触部に付着堆積し、トナー塊が形成される。このトナー塊の大きさは、接触部の爪幅と大きな関係があり、最大のトナー塊の直径は接触部の爪幅と略同じ寸法に形成される。
【0014】
また、加熱部材と加圧部材とのニップ部を通過した記録媒体は、定着分離爪のガイド部に接触して搬送されるが、このガイド部の爪幅が狭いと、記録媒体に筋や傷を付ける場合がある。
【0015】
したがって、この定着分離爪は、加熱部材に接触する接触部の爪幅がニップ部を通過した記録媒体に接触するガイド部の爪幅に比べて、少なくとも接触部とガイド部とが連続する箇所以外は狭く設定されているので、接触部の爪幅を狭くしてもガイド部の爪幅は接触部の爪幅より広くなる。このため、接触部の爪幅を狭くすることにより、記録媒体から加熱部材に付着したトナーが接触部に付着堆積してトナー塊が形成されてもそのトナー塊が小さいサイズに抑制され、定着分離爪からトナー塊が落下してそのトナー塊が記録媒体に付着しても、そのトナー塊は小さいものであるためにあまり目立たず、落下したトナー塊により記録媒体上の画像が汚れるという不具合が防止される。しかも、トナー塊による記録媒体上の画像の汚れという不具合を防止するために画像形成動作を中断させる必要がない。さらに、接触部の爪幅を狭くした場合でもガイド部の爪幅が広くなるため、ニップ部を通過した記録媒体がガイド部との接触により筋や傷が付くということが生じない。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の熱定着装置において、前記定着分離爪には、少なくとも前記接触部の表面に0.1mm以下の厚さの非粘着性のコーティング膜が形成されていることを特徴とする。
【0017】
したがって、定着分離爪の表面に非粘着性のコーティング膜が形成されることにより、加熱部材から定着分離爪へのトナーの付着が抑制されるとともに定着分離爪上でのトナー塊の発生が抑制され、定着分離爪からのトナー塊の落下により記録媒体上の画像が汚れるという不具合がより一層防止される。
【0018】
非粘着性のコーティング膜の材料としては、フッ素系樹脂が好適である。
【0019】
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の熱定着装置において、前記定着分離爪は、フッ素系樹脂により形成されていることを特徴とする。
【0020】
したがって、フッ素系樹脂は非粘着性を有するため、フッ素系樹脂で形成された定着分離爪にはトナーが付着しにくく、加熱部材から定着分離爪へのトナーの付着が抑制され定着分離爪上でのトナー塊の発生が抑制され、定着分離爪からのトナー塊の落下により記録媒体上の画像が汚れるという不具合がより一層防止される。
【0021】
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の熱定着装置において、前記定着分離爪は、剛性を有する基材と、この基材の両側に設けられたフッ素系樹脂側板とにより形成されていることを特徴とする。
【0022】
したがって、定着分離爪へのトナーの付着が抑制されるとともに定着分離爪上でのトナー塊の発生が抑制され、また、定着分離爪の剛性が高くなる。
【0023】
請求項6記載の発明は、請求項1又は2記載の熱定着装置において、前記定着分離爪は、複数のフィルム状の樹脂層を積層して形成されていることを特徴とする。
【0024】
フッ素系樹脂などの樹脂のなかには射出成型は不向きであるが、薄膜の形成は可能なものがある。したがって、複数のフィルム状の樹脂層を積層して定着分離爪を形成することにより、定着分離爪を形成する樹脂材料の選択幅が広くなるとともに、爪幅をより狭くすることが可能となる。
【0025】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか一記載の熱定着装置において、前記加熱部材への前記接触部の単位面積当りの押付力は一定に設定されていることを特徴とする。
【0026】
したがって、定着分離爪の接触部の爪幅が変更された場合でも、接触部の加熱部材への単位面積当りの押付力が同じであるので、加熱部材への接触部の食い込み量が一定に維持され、記録媒体の分離を安定して行えるとともに、加熱部材や定着分離爪の過大な磨耗が防止されて定着分離爪や加熱部材の耐久性が維持される。
【0027】
請求項8記載の発明の画像形成装置は、記録媒体上にトナー像を形成する画像形成部と、請求項1ないし7のいずれか一記載の熱定着装置とを有することを特徴とする。
【0028】
したがって、この画像形成装置は、請求項1ないし6のいずれか一記載の熱定着装置を有するので、定着分離爪からのトナー塊の落下により記録媒体上の画像が汚れるという不具合が防止され、しかも、記録媒体上の画像の汚れという不具合を防止するために画像形成動作を中断させる必要がないので、画像形成の生産性が維持される。
【0029】
請求項9記載の発明は、請求項8記載の画像形成装置において、前記画像形成部でトナー像の形成に用いられるトナーは、重合法で製造された重合トナーであることを特徴とする。
【0030】
重合法で製造された重合トナーは、粉砕法により製造したトナーに比べ、小粒径であって均一な形状に形成されるので、高画質の画像形成に適している。しかし、加熱部材へ付着しやすいという特性がある。
【0031】
したがって、高画質の画像形成に適するとともに加熱部材へのオフセットが生じ易い重合トナーを用いる場合に、請求項1ないし6のいずれか一記載の熱定着装置を用いることにより、定着分離爪からのトナー塊の落下により記録媒体上の画像が汚れるという不具合を防止しつつ高画質の画像形成を行え、しかも、記録媒体上の画像の汚れという不具合を防止するために画像形成動作を中断させる必要がないので、画像形成の生産性が維持される。
【0032】
請求項10記載の発明の複写機は、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置で読取った画像データに基づく画像形成を行う請求項7又は8記載の画像形成装置と、を有することを特徴とする。
【0033】
したがって、本発明の複写機では請求項7又は8記載の画像形成装置と同じ作用を奏する。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は複写機を示す断面図、図2は定着装置を拡大して示す断面図、図3は定着分離爪を示す斜視図である。
【0035】
本実施の形態の複写機1は、画像形成装置であるプリンタ2と、プリンタ2の上部に取付けられた画像読取装置3とにより構成されている。
【0036】
プリンタ2内の略中央部には画像形成部4が設けられ、この画像形成部4は、像担持体であるドラム状の感光体5、この感光体5のまわりに配置された帯電装置6、現像装置7、転写装置8、クリーニング装置9等により形成されている。現像装置7にはトナー補給装置10が接続されている。この画像形成部4では、感光体5の外周面が帯電装置6により所定の電位に帯電され、帯電された感光体5の外周面が光書込装置11によって露光されることにより感光体5の外周面に静電潜像が形成され、この静電潜像に対して現像装置7からトナーが供給されることにより静電潜像がトナー像として顕像化され、顕像化されたトナー像が転写装置8により記録媒体S上に転写される。この転写時に記録媒体S上に転写されずに感光体5の外周面に残留したトナーは、クリーニング装置9により除去される。
【0037】
現像装置7では、重合法で製造された重合トナーが用いられている。
【0038】
プリンタ2における画像形成部4の下方には、記録媒体Sを収納する上下二段の給紙カセット12、記録媒体Sを手差し給紙可能な手差トレイ13等が設けられている。プリンタ2内には、給紙カセット12や手差トレイ13から給紙された記録媒体Sがプリンタ2と画像読取装置3との間の空隙部に形成された排紙トレイ14に向けて搬送される搬送経路15が形成され、この搬送経路15に沿って、搬送ローラ16、レジストローラ17、画像形成部4、熱定着装置18、排紙ローラ19等が配置されている。さらに、記録媒体Sの搬送方向に沿った熱定着装置18の下流側には、搬送経路15から分岐された反転搬送経路20が設けられている。熱定着装置18を通過した記録媒体Sを反転搬送経路20へ送り込み、この反転搬送経路20を経由して記録媒体Sを画像形成部4の上流側へ表裏逆向きにして送り出すことにより、記録媒体Sの両面へ画像形成を行える。
【0039】
画像読取装置3には、読取対象となる原稿を自動送りするADF(自動原稿搬送装置)21、コンタクトガラス22、原稿の読取面を照明する光源23、原稿の読取面からの反射光を順次反射させる複数のミラー24、結像用光学レンズ25、CCD等のイメージセンサ26などが設けられている。
【0040】
熱定着装置18は、それぞれ軸心周りに回転自在な加熱部材である加熱ローラ27と加圧部材である加圧ローラ28とを有し、画像形成部4でトナー像が転写された記録媒体Sがこれらの加熱ローラ27と加圧ローラ28とのニップ部29を通過し、その通過過程で熱と圧力とを加えられ、記録媒体S上のトナー像が記録媒体Sに定着される。
【0041】
加熱ローラ27は、例えば肉厚1mm以下のローラを用いて温度応答性を向上させ、定着温度までの昇温時間を10秒程度にまで短縮するようにしてもよい。加熱ローラ27の表面には、フッ素コート処理を施す。そして、内部に熱源30を備える。熱源30は、図示例では、2つであるが、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。
【0042】
加熱ローラ27の周りには、その周面に接触させたサーミスタ(温度検知手段)31およびサーモスタット32が設けられている。サーミスタ31で加熱ローラ27の温度を検知し、その検知結果に基づきサーモスタット32で熱源30をオンオフすることにより加熱ローラ27を所定温度に保持する。
【0043】
加圧ローラ28の周りには、加圧スプリング33により支点34を中心として反時計まわりに回動するように付勢された加圧アーム35が設けられている。加圧アーム35で加圧ローラ28を付勢して加熱ローラ27に押し当てることにより、加熱ローラ27と加圧ローラ28との間にニップ部29を形成する。
【0044】
記録媒体Sの搬送方向に沿ったニップ部29の下流側には、複数個の定着分離爪36が配置されている。定着分離爪36は、加熱ローラ27の軸心と平行に配設された支軸37に等間隔で取り付けられ、支軸37の軸心周りに回動自在に設けられている。また、定着分離爪36は、スプリング38の付勢力によって接触部36aを加熱ローラ27の外周面に押付けられている。加熱ローラ27への接触部36aの押付力はスプリング38の係止位置を変更することにより可変できる構造とされており、接触部36aの爪幅を変えた場合において単位面積当りの押付力を一定に維持することができる。
【0045】
定着分離爪36の接触部36aが加熱ローラ27の外周面に押付けられていることにより、ニップ部29を通過した記録媒体Sがトナーの溶融により加熱ローラ27の外周面に貼り付いた状態となった場合でも、定着分離爪36の接触部36aがその先端部から加熱ローラ27の外周面と記録媒体Sとの間に入り込むことにより記録媒体Sが加熱ローラ27から分離され、記録媒体Sが加熱ローラ27に巻き付くことが防止される。
【0046】
定着分離爪36は、図3に示すように、加熱ローラ27に接触する接触部36aの爪幅“A”が1mm以下、例えば、0.5mmに設定されている。一方、定着分離爪36におけるニップ部29を通過した記録媒体Sに接触するガイド部36bの爪幅“B”は、定着分離爪36の先端部では爪幅“A”と同じであるが、記録媒体Sの搬送方向に沿って“A”より次第に大きくなるように設定されている。また、この定着分離爪36は、フッ素系樹脂により形成されている。
【0047】
このような構成において、搬送経路15を搬送される記録媒体Sに対して画像形成部4においてトナー像が転写され、記録媒体Sに転写されたトナー像は熱定着装置18において定着され、トナー像が定着された記録媒体Sは排紙トレイ14上に排紙され、又は、両面印刷のために反転搬送経路20に送り込まれる。記録媒体Sが熱定着装置18のニップ部29を通過するとき、定着分離爪36の先端部が加熱ローラ27の外周面に押付けられ、定着分離爪36が加熱ローラ27の外周面と記録媒体Sとの間に入り込むことにより、加熱ローラ27への記録媒体Sの巻き付きが防止される。
【0048】
熱定着装置18では、記録媒体S上のトナーが加熱ローラ27に付着する現象を生じることがある。このような記録媒体Sから加熱ローラ27へのトナーの付着が生じると、加熱ローラ27に付着したトナーは、定着分離爪36における加熱ローラ27に押付けられている接触部36aに付着堆積する。しかし、この接触部36aの爪幅“A”が1mm以下に設定されているため、トナーが定着分離爪36に付着堆積しても、付着堆積したトナーは定着分離爪36の接触部36aの爪幅である1mm以上の大きなトナー塊に成長することが防止される。このため、定着分離爪36から落下するトナー塊は1mm以下の小さなものとなり、そのような小さなトナー塊が落下して記録媒体S上に付着しても、そのトナー塊はあまり目立たず、記録媒体S上の画像を汚すという不具合にはならない。しかも、トナー塊の落下による記録媒体S上の画像の汚れという不具合を防止するために画像形成動作を中断させる必要がない。定着分離爪36の接触部36aの爪幅“A”が狭くなればなるほど発生するトナー塊の大きさは小さくなるので、爪幅“A”が狭くなればなるほど、トナー塊の落下による記録媒体S上の画像の汚れという不具合を防止する効果が高くなる。
【0049】
また、本実施の形態では、定着分離爪36をフッ素系樹脂で形成したことにより、フッ素系樹脂は非粘着性を有するためにこの定着分離爪36に対してトナーが付着しにくく、加熱ローラ27から定着分離爪36へのトナーの付着堆積や、付着堆積したトナーのトナー塊への成長が抑制され、定着分離爪36からのトナー塊の落下により記録媒体S上の画像が汚れるという不具合がより一層防止される。
【0050】
また、この定着分離爪36では、ガイド部36bの爪幅“B”が接触部36aの爪幅“A”より広く形成されているので、接触部36aの爪幅“A”を狭くして大きなトナー塊の発生による記録媒体Sの画像の汚れを防止するようにした場合であっても、ガイド部36bと記録媒体Sとの接触面積を広くして記録媒体Sに筋や傷が付くことを防止でき、さらに、定着分離爪36の剛性を確保することができる。
【0051】
また、定着分離爪36の接触部36aの爪幅を小さくした場合にはそれに伴って加熱ローラ27への接触部36aの押付力を小さくし、加熱ローラ27に作用する接触部36aの単位面積当りの押付力を一定に維持することにより、接触部36aの爪幅“A”が狭くなった場合でも接触部36aの加熱ローラ27への食い込み量を一定に維持することができ、爪幅“A”を狭くしてトナー塊の落下による不具合の発生をより一層防止する場合でも、加熱ローラ27や定着分離爪36の磨耗量が増大せず、定着分離爪36や加熱ローラ27の耐久性を維持しつつ定着分離爪36による記録媒体Sの分離性能が維持される。
【0052】
また、本実施の形態では、トナーとして重合法で製造された重合トナーを用いており、この重合トナーは、粉砕法により製造したトナーに比べ、小粒径であって均一な形状に形成されるので、高画質の画像形成に適している。しかしその反面、加熱ローラ27へ付着し易く、定着分離爪36上にトナー塊が発生しやすいという特性がある。したがって、本実施の形態の複写機1において重合トナーを用いた場合には、定着分離爪36からの大きなトナー塊の落下により記録媒体S上の画像が汚れるという不具合を防止しつつ高画質の画像形成を行える。
【0053】
なお、本実施の形態では、加熱部材として加熱ローラ27を例に挙げて説明しているが、加熱部材としては加熱ローラ27に限るものではなく、加熱ベルトを用いることもできる。
【0054】
本発明の第二の実施の形態を図4に基づいて説明する。なお、図1ないし図3において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する(以下の実施の形態でも同じ)。
【0055】
本実施の形態では、定着分離爪41をフッ素系樹脂以外の材料で形成し、定着分離爪41の表面であって加熱ローラ27と接触する接触部36aの表面に非粘着性のコーティング膜42を0.1mm以下の厚さに形成したものである。非粘着性のコーティング膜42としては、例えば、フッ素系樹脂のコーティング膜が好適であり、その厚さとしては例えば20μm程度が好適である。なお、定着分離爪41の形状等は第一の実施の形態の定着分離爪36と同じであり、加熱ローラ27に接触する接触部36aの爪幅“A”が1mm以下、例えば、0.5mmに設定され、ガイド部36bの爪幅“B”が接触部36aの爪幅“A”より広く形成されている。
【0056】
なお、コーティング膜42の形成は、加熱ローラ27と接触する接触部36aのみに限定する必要はなく、その周囲に及んでもよい。
【0057】
このような構成において、定着分離爪41の表面における加熱ローラ27と接触する領域に非粘着性のコーティング膜42が形成されることにより、加熱ローラ27から定着分離爪41へのトナーの付着が抑制され、定着分離爪41からのトナー塊の落下により記録媒体S上の画像が汚れるという不具合がより一層防止される。
【0058】
本発明の第三の実施の形態を図5に基づいて説明する。本実施の形態の定着分離爪51は、剛性を有する基材52の両側にフッ素系樹脂側板53、54を設けることにより形成されている。基材52に対してフッ素系樹脂側板53、54は、アウトサート成型されている。剛性を有する基材52としては、液晶ポリマー、PEK(ポリエーテルケトン)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の樹脂を用いることができる。なお、定着分離爪51の形状等は第一の実施の形態の定着分離爪36と同じであり、加熱ローラ27に接触する接触部の爪幅“A”が1mm以下、例えば、0.5mmに設定されている。
【0059】
このような構成において、定着分離爪51へのトナーの付着を抑制しつつ剛性有する基材52を用いることにより定着分離爪51の剛性を高めることができる。これにより、定着分離爪51からのトナー塊の落下により記録媒体S上の画像が汚れるという不具合の防止を図りつつ、定着分離爪51の耐久性を高めることができる。
【0060】
本発明の第四の実施の形態を図6に基づいて説明する。本実施の形態の定着分離爪61は、複数のフィルム状の樹脂層62を積層して形成されている。なお、複数の樹脂層62を積層した後の定着分離爪61の形状等は第一の実施の形態の定着分離爪36と同じであり、加熱ローラ27に接触する接触部の爪幅“A”が1mm以下、例えば、0.5mmに設定されている。
【0061】
ここで、フッ素系樹脂などの樹脂のなかには射出成型は不向きであるが、薄膜の形成は可能なものがある。したがって、複数のフィルム状の樹脂層62を積層して打ち抜くことにより定着分離爪61を形成するができ、これにより、定着分離爪61を形成する樹脂材料の選択幅を広くすることができるとともに、爪幅をより狭くすることが可能となる。さらに、剛性の高い材料、非粘着性の高い材料等の組み合わせが容易になる。
【0062】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の熱定着装置によれば、記録媒体から加熱部材に付着したトナーが定着分離爪の接触部に付着堆積しても、接触部の爪幅が1mm以下であるため、接触部に付着堆積したトナーが直径1mm以上の大きなトナー塊に成長することを防止でき、このため、定着分離爪からトナー塊が落下してそのトナー塊が記録媒体に付着しても、そのトナー塊は小さいものであるためにあまり目立たず、落下したトナー塊により記録媒体上の画像が汚れるという不具合を防止でき、しかも、この不具合防止を画像形成動作を中断させることなく実現できる。
【0063】
請求項2記載の発明の熱定着装置によれば、定着分離爪が、加熱部材に接触する接触部の爪幅がニップ部を通過した記録媒体に接触するガイド部の爪幅に比べて、少なくとも接触部とガイド部とが連続する箇所以外は狭く設定されているので、接触部の爪幅を狭くすることにより、記録媒体から加熱部材に付着したトナーが定着分離爪の接触部に付着堆積してトナー塊が形成されてもそのトナー塊を小さな大きさに抑制することができ、定着分離爪からトナー塊が落下してそのトナー塊が記録媒体に付着してもそのトナー塊は小さいものであるためにあまり目立たず落下したトナー塊により記録媒体上の画像が汚れるという不具合を防止でき、しかも、その不具合防止を画像形成動作を中断させることなく実現でき、さらに、接触部の爪幅を狭くした場合でもガイド部の爪幅が広くなるため、ニップ部を通過した記録媒体がガイド部との接触により筋や傷が付くということを防止できるとともに分離接触爪の剛性を高めることができる。
【0064】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の熱定着装置において、前記定着分離爪は、少なくとも前記接触部の表面に0.1mm以下の厚さの非粘着性のコーティング膜が形成されているので、コーティング膜によって加熱部材から定着分離爪へのトナーの付着を抑制できるとともに接触部上でのトナー塊の発生を抑制でき、定着分離爪からのトナー塊の落下により記録媒体上の画像が汚れるという不具合をより一層防止できる。
【0065】
請求項4記載の発明によれば、請求項1又は2記載の熱定着装置において、前記定着分離爪は、フッ素系樹脂により形成されているので、加熱部材から定着分離爪へのトナーの付着を抑制できるとともに接触部でのトナー塊の発生を抑制でき、定着分離爪からのトナー塊の落下により記録媒体上の画像が汚れるという不具合をより一層防止できる。
【0066】
請求項5記載の発明によれば、請求項1又は2記載の熱定着装置において、前記定着分離爪は、剛性を有する基材と、この基材の両側に設けられたフッ素系樹脂側板とにより形成されているので、定着分離爪へのトナーの付着を抑制できるとともに接触部でのトナー塊の発生を抑制でき、さらに、定着分離爪の剛性を高めることができる。
【0067】
請求項6記載の発明によれば、請求項1又は2記載の熱定着装置において、前記定着分離爪は、複数のフィルム状の樹脂層を積層して形成されているので、定着分離爪を形成する樹脂材料の選択幅を広くすることができるとともに爪幅をより狭くすることが可能となる。
【0068】
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし6のいずれか一記載の熱定着装置において、前記加熱部材への前記接触部の単位面積当りの押付力は一定に設定されているので、加熱部材への接触部の食い込み量を一定に維持することができ、記録媒体の分離を安定して行えるとともに、加熱部材や定着分離爪の過大な磨耗を防止して定着分離爪や加熱部材の耐久性を維持することができる。
【0069】
請求項8記載の発明の画像形成装置によれば、記録媒体上にトナー像を形成する画像形成部と、請求項1ないし7のいずれか一記載の熱定着装置とを有するので、この画像形成装置では定着分離爪からのトナー塊の落下により記録媒体上の画像が汚れるという不具合を防止でき、しかも、記録媒体上の画像の汚れという不具合の防止を画像形成動作を中断させることなく実現できるので画像形成の生産性を維持できる。
【0070】
請求項9記載の発明によれば、請求項8記載の画像形成装置において、前記画像形成部でトナー像の形成に用いられるトナーは、重合法で製造された重合トナーであるので、重合法で製造された重合トナーは、粉砕法により製造したトナーに比べ、小粒径であって均一な形状に形成されるので高画質の画像形成に適しているもののその反面、加熱部材への付着し易いという特性があるが、請求項1ないし7のいずれか一記載の熱定着装置を用いることにより、定着分離爪からのトナー塊の落下により記録媒体上の画像が汚れるという不具合を防止しつつ高画質の画像形成を行うことができる。
【0071】
請求項10記載の発明の複写機によれば、請求項8又は9記載の画像形成装置と同じ効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の複写機を示す断面図である。
【図2】定着装置を拡大して示す断面図である。
【図3】定着分離爪を示す斜視図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態の定着分離爪を示す斜視図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態の定着分離爪を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の第四の実施の形態の定着分離爪を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 複写機
2 画像形成装置
3 画像読取装置
4 画像形成部
18 熱定着装置
27 加熱部材
28 加圧部材
29 ニップ部
36 定着分離爪
36a 接触部
36b ガイド部
41 定着分離爪
42 コーティング膜
51 定着分離爪
52 基材
53、54 フッ素系樹脂側板
61 定着分離爪
62 樹脂層
S 記録媒体

Claims (10)

  1. 加熱部材と加圧部材とのニップ部に記録媒体を通して搬送しながら前記記録媒体上のトナー像を定着する熱定着装置において、
    前記記録媒体の搬送方向に沿った前記ニップ部の下流側に位置付けられて先端部を前記加熱部材の外周面に押し付けられた定着分離爪を有し、前記定着分離爪の前記加熱部材に接触する接触部の爪幅が1mm以下であることを特徴とする熱定着装置。
  2. 加熱部材と加圧部材とのニップ部に記録媒体を通して搬送しながら前記記録媒体上のトナー像を定着する熱定着装置において、
    前記記録媒体の搬送方向に沿った前記ニップ部の下流側に位置付けられて先端部を前記加熱部材の外周面に押し付けられた定着分離爪を有し、前記定着分離爪は前記加熱部材に接触する接触部の爪幅が前記ニップ部を通過した前記記録媒体に接触するガイド部の爪幅に比べて、少なくとも前記接触部と前記ガイド部とが連続する箇所以外は狭く設定されていることを特徴とする熱定着装置。
  3. 前記定着分離爪には、少なくとも前記接触部の表面に0.1mm以下の厚さの非粘着性のコーティング膜が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の熱定着装置。
  4. 前記定着分離爪は、フッ素系樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の熱定着装置。
  5. 前記定着分離爪は、剛性を有する基材と、この基材の両側に設けられたフッ素系樹脂側板とにより形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の熱定着装置。
  6. 前記定着分離爪は、複数のフィルム状の樹脂層を積層して形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の熱定着装置。
  7. 前記加熱部材への前記接触部の単位面積当りの押付力は一定に設定されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一記載の熱定着装置。
  8. 記録媒体上にトナー像を形成する画像形成部と、請求項1ないし7のいずれか一記載の熱定着装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記画像形成部でトナー像の形成に用いられるトナーは、重合法で製造された重合トナーであることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、
    前記画像読取装置で読取った画像データに基づく画像形成を行う請求項8又は9記載の画像形成装置と、
    を有することを特徴とする複写機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10606194B2 (en) 2017-03-01 2020-03-31 Kyocera Document Solutions Inc. Fixing device that reduces growth of toner attaching onto separation claw for separating medium from fixing device and image forming apparatus

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