JP2004271150A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な室内の除湿が行え、快適な室温維持ができる空気調和装置を提供することにある。
【解決手段】室内熱交換器の室内コイル温度が低下し、目標室内コイル温度Dew−coilより低下した場合、圧縮機のモータの駆動周波数の上昇を禁止する制御を行い、前記目標室内コイル温度Dew−coilを下回る第三温度より低下した場合、前記圧縮機のモータの駆動周波数のHzダウンを行わせる制御を行い、前記室内コイル温度が反転上昇して、前記目標室内コイル温度Dew−coilを上回る第一温度より上昇した場合に前記制御を解除する露付き防止制御において、前記第一温度を上回る第二温度を設けて、前記室内熱交換器の室内コイル温度が前記第一温度を越え、前記第二温度に達するまでの間に前記駆動周波数を予め設定された上昇速度よりも遅い上昇速度で上昇させる領域Cを設ける。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内熱交換器の露付き防止を行う空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、モータの駆動周波数制御が可能な圧縮機、室外熱交換器、減圧装置および室内熱交換器を有した空気調和装置が知られている。
【0003】
この種のものでは、室内温度、および、その湿度に基づいて露点を演算し、この演算された露点に基づいて前記室内ユニットへの露付きが発生しない様、前記室内熱交換器の温度を制御する露付き防止制御を行っている。
【0004】
この様な露付き防止制御では、例えば、室内空間の空調を行う室内ユニット、或いは、前記空気調和装置の遠隔操作を行う遠隔制御装置(以下、リモコンという。)へ前記室内空間の温度を検出する室内温度センサと、前記室内空間の湿度を検出する湿度センサと、前記室内熱交換器の熱交換器温度を検出する室内熱交温度センサとを備えておき、前記室内温度センサで検出された温度信号、および、湿度センサで検出された湿度信号に基づいて露点温度が演算され、この露点温度と前記室内熱交温度センサの検出温度とを比較して、前記圧縮機のモータ駆動周波数を制御している。
【0005】
例えば、前記熱交換器温度が前記露点温度以下まで低下した場合には、前記駆動周波数の上昇禁止を行い、さらに、前記熱交換器温度が前記露点温度を下回る第三温度まで低下した場合には、前記駆動周波数の低減(Hzダウン)を行うものとしており、一旦、前記駆動周波数の上昇禁止、或いは、低減が行われた場合には、前記熱交温度センサの検出温度が、前記露点温度を上回る第一温度を上回るまで、前記駆動周波数の上昇を禁止するものとされている。(例えば、特許文献1参照)
【0006】
【特許文献1】
特開2002−71191号(第3−4頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記熱交換器温度が低下して前記露点温度に達し、前記圧縮機の駆動周波数の上昇禁止が行われても、前記上昇禁止が解除される前記第一温度の時点では、前記室内熱交換器を循環する冷媒の状態や、吸込み口から吸込まれる室内空気の状態は、前記上昇禁止が行われている時点と大差がないことから、前記露点温度を上回る前記第一温度を上回った時点で、前記露付き防止制御が解除されて前記駆動周波数が予め設定された上昇速度で上昇してしまい、前記熱交換器温度は、再度、前記露点温度まで低下してしまい、再度、前記露付き防止制御が行われ、前記駆動周波数の上昇禁止が行われてしまうため、室内の効率的な除湿や、快適な室温維持に懸念があった。
【0008】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、効率的な室内の除湿が行え、快適な室温維持ができる空気調和装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、モータの駆動周波数制御が可能な圧縮機および室外熱交換器を有する室外ユニットと、室内熱交換器および室内送風機を有する室内ユニットとを備え、ドライ運転中または冷房運転中に前記室内ユニットの吹出口に露が付き得ない前記室内熱交換器の目標温度を演算する演算手段と、前記室内熱交換器の室内コイル温度が下降して前記目標温度を下回った場合、前記モータの駆動周波数を制御する制御手段とを備える空気調和装置において、前記制御手段により前記モータの駆動周波数が制御され、前記室内熱交換器の室内コイル温度が反転上昇し、前記目標温度を上回る第一温度より上昇した場合、この第一温度と、この第一温度よりも高い第二温度との間に前記室内コイル温度が存在する時に、前記モータの駆動周波数を、予め設定された上昇速度よりも遅い所定速度で上昇可能とする駆動周波数制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、モータの駆動周波数制御が可能な圧縮機および室外熱交換器を有する室外ユニットと、室内熱交換器および室内送風機を有する室内ユニットとを備え、ドライ運転中または冷房運転中に前記室内ユニットの吹出口に露が付き得ない前記室内熱交換器の目標温度を吸込み空気の露点に基づいて演算する演算手段と、前記室内熱交換器の室内コイル温度が下降して前記目標温度を下回った場合、前記モータの駆動周波数を制御する制御手段を備える空気調和装置において、前記制御手段により前記モータの駆動周波数が制御され、前記室内熱交換器の温度が反転上昇し、前記目標温度を上回る第一温度より上昇した場合、この第一温度と、この第一温度よりも高い第二温度との間に前記室内コイル温度が存在する時に、前記モータの駆動周波数を、予め設定された上昇速度よりも遅い所定速度で上昇可能とする駆動周波数制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のものにおいて、前記駆動周波数制御手段は、前記室内コイル温度が前記目標温度を下回り、前記制御手段により前記駆動周波数の上昇を禁止され、前記室内コイル温度が反転上昇し、前記目標温度よりも高い第一温度を上回り、さらに高い第二温度に達するまでの間に行なわれることを特徴とするものである。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載のものにおいて、前記駆動周波数制御手段は、前記室内熱交換器の温度が前記目標温度を下回り、さらに、前記目標温度よりも低い第三温度を下回り、前記制御手段により前記駆動周波数の上昇禁止、および、前記駆動周波数のHzダウンが行われ、前記室内熱交換器の温度が反転上昇し、前記目標温度よりも高い第一温度を上回り、さらに高い第二温度に達するまでの間に行なわれることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付の図面を参照して説明する。
【0014】
図1は室内ユニットの断面図である。この室内ユニット1は、例えば、図示を省略したモータの駆動周波数制御が可能な圧縮機及び室外熱交換器等を内蔵する室外ユニットとユニット間配管で接続されて空気調和装置を構成している。
【0015】
この室内ユニット1のケース2は、前面側の前ケース部2Aと、この前ケース部2Aの前部に設けられ、室内の空気の吸気口3を備えた吸込パネル2Bと、背面側の後ケース部2Cとで構成されている。このケース2内には、室内の空気を加熱/冷却/除湿する室内熱交換器4と、室内の空気を吸込パネル2Bから吸い込み、室内熱交換器4で加熱/冷却/除湿して再び室内に循環させる送風ファン5と、この送風ファン5により吸引される室内の空気の比較的大きな塵を除塵するエアフィルタ7と、エアフィルタ7を通過した室内の空気の比較的細かい塵を更に除塵する空気清浄フィルタ8とが設けられている。
【0016】
室内熱交換器4は、3つの熱交換部4A、4B、4Cに分割されている。そして、本空気調和装置が暖房運転されるときには、すべての熱交換部4A、4B、4Cが凝縮器として機能する。また、本空気調和装置が、冷房運転、又は通常のドライ運転(冷房運転よりも冷房能力の低い弱冷房運転)されるときには、すべての熱交換部4A、4B、4Cが蒸発器として機能する。尚、以下の説明において、冷房運転には、この通常のドライ運転も含むものとする。
【0017】
室内熱交換器4において、例えば、2つの熱交換部4A、4Bを蒸発器として機能させながら、残りの熱交換部4Cを再熱器として機能させると、冷却して除湿した空気を再加熱して室内に送風する本格ドライ運転が可能になる。以下の説明において、単にドライ運転といった場合は、この本格ドライ運転を示すものとする。
【0018】
室内熱交換器4には、冷房運転、又はドライ運転において蒸発器として機能する熱交換部(例えば、熱交換部4Bの内部)に室内熱交温度センサ10が設けられており、この室内熱交温度センサ10により、冷房運転時、又はドライ運転時に蒸発器として機能する室内熱交換器4の熱交換部4Bの温度(以下、「室内コイル温度」という。)が検出される。また、この室内熱交換器4(例えば、熱交換部4B)の空気吸込側には吸い込み空気の温度を検出する室内温度センサ11及び吸い込み空気の湿度を検出する室内湿度センサ12が設けられている。
【0019】
熱交換部4A、4Bの下方にはドレンパン6Aが設けられ、熱交換部4Cの下方にはドレンパン6Bが設けられている。これにより熱交換部4A、4Bに生じた露は、ドレンパン6Aに滴下され、熱交換部4Cに生じた露は、ドレンパン6Bに滴下される。これらドレンパン6A、6Bのドレンは、図示しないドレン排水管を介して排水される。通常、室内熱交換器4の室内コイル温度が吸い込み空気の露点以下となるとき、室内熱交換器4に露付きが生じる。
【0020】
ドレンパン6Aの下方には冷風/温風の吹出口9が形成されている。そして、この吹出口9には上下風向変更羽根9Aと、複数の左右風向変更羽根9Bとが設けられている。上下風向変更羽根9Aを上下に揺動することにより上下に吹出風向が変更され、複数の左右風向変更羽根9Bを連動して左右に揺動することにより左右に吹出風向が変更される。
【0021】
本実施の形態では、冷房運転中、及びドライ運転中の吹出口9(上下風向変更羽根9A、左右風向変更羽根9Bを含む)への露付き防止制御が行われ、室内熱交温度センサ10で検出された室内コイル温度が上昇し、前記露付き防止制御が解除された後の前記圧縮機の駆動周波数制御に特徴を有する。尚、図示は省略したが、この室内ユニット1には制御装置が設けられている。この制御装置は、室内熱交温度センサ10、室内温度センサ11、室内湿度センサ12等の検知結果を基に露付き防止制御等を行う。
【0022】
図2〜図4は露付き防止制御のフローチャートである。この露付き防止制御は、室内熱交換器4の目標室内コイル温度(目標温度)を決定し、この目標室内コイル温度を基にゾーン(温度領域)を設け、室内熱交換器4の室内コイル温度の制御を行い、露付きを防止するものである。この図2及び図3は、露付き防止制御における目標室内コイル温度を決定するフローチャートであり、図4は、決定した目標室内コイル温度を基に室内コイル温度のゾーン制御を行うフローチャートである。
【0023】
図2のフローチャートを参照しながら露付き防止制御を説明する。まず、空気調和装置がドライ運転中か否かを判断する(S1)。
【0024】
ドライ運転中である場合、吸い込み空気の露点に基づいて、室内熱交換器4に露が付いても吹出口9に露が付き得ない室内熱交換器4の室内コイル温度が、目標室内コイル温度(以下、Dew−coilという。)として予め規定された所定演算式に基づいて演算される(S2)。
【0025】
ここで、吹出口9に露が付き得ないとは、吹出口9に全く露が付かない場合のみに限定するものではなく、吹出口9に微量(吹き飛ばされたり、滴下したりしない程度の量)の露が付く場合も含まれているものとする。
【0026】
この目標室内コイル温度Dew−coilを算出する所定演算式は、
Dew−coil=(吸い込み空気の露点)−(ドライ運転時の露付き猶予温度)
である。吸い込み空気の露点は、吸い込み空気の温度と吸い込み空気の湿度とから求められる。室内熱交換器4の室内コイル温度が吸い込み空気の露点以下であっても、吹出口9に露が付き得ない室内熱交換器4の温度範囲があり、ドライ運転時の露付き猶予温度は、室内熱交換器4の室内コイル温度をこの温度範囲内にするための定数である。この露付き猶予温度は、例えば、室内熱交換器4の室内コイル温度を、室内熱交換器4に露が付いても吹出口9に露が付き得ない最も低い温度となるように設定される。これによって、吹出口9に露が付くことなく除湿ができる。この露付き猶予温度は、例えば実験により求められる。
【0027】
ドライ運転中でない場合、即ち、冷房運転である場合、吸い込み空気の露点に基づいて、室内熱交換器4に露が付いても吹出口9に露が付き得ない室内熱交換器4の室内コイル温度が、目標室内コイル温度Dew−coilとして予め規定された所定演算式に基づいて演算される(S3)。この目標室内コイル温度Dew−coilを算出する所定演算式は、
Dew−coil=(吸い込み空気の露点)−(冷房運転時の露付き猶予温度)
である。冷房運転時の露付き猶予温度は、ドライ運転時の露付き猶予温度と同様に求められる。
【0028】
ドライ運転時の露付き猶予温度は、冷房運転時の露付き猶予温度よりも大きく設定される。例えば、ドライ運転時の露付き猶予温度が8℃、冷房運転時の露付き猶予温度が4℃に設定される。これにより、ドライ運転時の目標室内コイル温度Dew−coilが冷房運転時よりも低いため、ドライ運転時において、より効率よく除湿ができる。
【0029】
ステップS2又はステップS3で求めた目標室内コイル温度Dew−coilは、吸い込み空気の露点に対応して変化し、室内コイル温度がこの目標室内コイル温度Dew−coilを下回れば、吹出口9に露付きが発生する。また、吸い込み空気の温度が変化すれば、この吸い込み空気の露点も変化し、該露点に基づいて目標室内コイル温度Dew−coilが演算されることから、吹出口9に露が付き得ない目標室内コイル温度Dew−coilをより正確に求めることができる。
【0030】
次に、吹出口9に露が付きやすい条件であるか否かが判断され、吹出口9に露が付きやすい条件であるとき、ステップS2又はステップS3で算出した目標室内コイル温度Dew−coilが補正される場合について説明する。
【0031】
まず、凍結制御中か否かが判断される(S4)。凍結制御中とは、例えば、凍結防止中、凍結マスク時間中、又は低温除湿中である場合を示している。凍結防止は、室内熱交換器4が凍結しないように、圧縮機の駆動周波数を制御するものであり、この制御は、前記圧縮機の周波数上昇禁止、或いは、前記圧縮機のHzダウンが行われる。凍結マスク時間とは、例えば運転開始時のように、室内熱交換器4への凍結が起こり得ない時間帯のことをいう。低温除湿とは、ドライ運転中にあって、外気温度が低いときに、凍結防止制御を無視して強制的に圧縮機を運転させる制御である。
【0032】
ステップS4で凍結制御中(即ち、凍結防止中、凍結マスク時間中及び低温除湿中)でなければ、左右風向変更羽根9Bが、左右にスイング中か、又は所定角度で固定されているか否かが判断される(S5)。図5に左右風向変更羽根9Bをスイングしたときの揺動範囲の一例を示す。図5中、ポジション▲1▼〜▲5▼は、左右風向変更羽根9Bの揺動範囲を示すものである。左右風向変更羽根9Bが左右にスイング中である場合、左右風向変更羽根9Bは、ポジション▲1▼〜▲5▼の範囲内で揺動し、固定される場合、ポジション▲1▼〜▲5▼の内、いずれか1つのポジションで固定される。
【0033】
冷房運転時、又はドライ運転時、左右風向変更羽根9Bを大きくスイングさせて(例えば図5中のポジション▲1▼〜▲5▼)運転すると、例えば左右風向変更羽根9Bがポジション▲1▼又は▲5▼のとき、吹出口9の左右から捲き込まれる空気と吹出空気とが混合されて、吹出口9に露が付くことがある。また、所定角度、例えば、ポジション▲1▼及び▲5▼に固定された場合も同様に吹出口9に露が付くことがあるため、ステップS5にて判断を行う。
【0034】
次に、左右風向変更羽根9Bがスイング中か、又は所定角度(ポジション▲1▼又は▲5▼)で固定されていれば、運転開始後、第一所定時間(例えば5分)経過したか否かが判断される(S6)。
【0035】
ステップS6で第一所定時間(例えば5分)経過していれば、吹出口9に露の付きやすい条件であると判断され、ステップS2、又はステップS3で算出した目標室内コイル温度Dew−coilが補正され、目標室内コイル温度Dew−coilが決定される(S7)。この補正は、目標室内コイル温度Dew−coilを(例えば1℃)上げる補正である。そしてこの目標室内コイル温度Dew−coilを基に室内コイル温度のゾーン制御(図4)が行われる。
【0036】
ステップS4で凍結制御中である場合(即ち、凍結防止中、凍結マスク中又は低温除湿中である場合)、送風ファン5の回転数が所定回転数以下であるか否かが判断される(S8)。ここで送風ファン5による吹出風速は、送風ファン5の回転数に対応しており、この送風ファン5の回転数が、例えば、複数の回転数のステップに段階的に規定されることにより、吹出風速が複数の風速ステップ、例えば、強風、中風、弱風、微弱風のように4つの風速ステップに段階的に規定される。通常、風速が弱まれば、吹出口9に露が付く可能性は高くなる。従って、例えば、風速ステップが弱風以下で運転中の場合、弱風が吹出口9への露付きの可能性がある風速であるとすれば、現在運転中の回転数は露付きの発生の可能性がある運転中とされる。
【0037】
そこで、ステップS8では、送風ファン5の回転数が吹出口9に露が付く可能性のある所定回転数(送風ファン5による風速が吹出口9に露が付く可能性のある所定風速、例えば弱風)以下であれば、ステップS5に移行する。
【0038】
凍結制御中でないこと(S4)、左右風向変更羽根9Bが、スイング中か又は吹出口9に露が付く可能性がある所定角度(例えば図5中ポジション▲1▼又は▲5▼)で固定されていること(S5)、且つ運転開始後、第一所定時間(例えば5分)経過していること(S6)を条件とする場合、または、送風ファン5の回転数が吹出口9に露が付く可能性のある所定回転数(送風ファン5による吹出風速が吹出口9に露が付く可能性がある所定風速、例えば弱風)以下であること(S8)、左右風向変更羽根9Bが、スイング中か又は所定角度(例えば図5中ポジション▲1▼又は▲5▼)で固定されていること(S5)、且つ運転開始後、第一所定時間(例えば5分)経過していること(S6)を条件とする場合は、吹出口9に露が付きやすい条件ということになり、ステップS2又はステップS3で求めた目標室内コイル温度Dew−coilをステップS7で例えば1℃上げる補正が行われ、目標室内コイル温度Dew−coilが決定される。これによって、吹出口9に露が付きやすい条件である場合は、目標室内コイル温度Dew−coilが、補正される前よりも高い温度に決定されるので、吹出口9に露が付きやすい条件であっても、吹出口9の露付きが防止される。
【0039】
次に、ステップS2又はステップS3で求めた目標室内コイル温度Dew−coilが補正されない場合を図3のフローチャートを参照して説明する。
【0040】
ステップS6(図2)で運転開始後、第一所定時間(例えば5分)経過していない場合、または、ステップ4(図2)で凍結制御中でなく、ステップS8で前記所定風速(例えば弱風)以上である場合、或いは、ステップS5で左右風向変更羽根9Bが、スイング中か又は吹出口9に露が付く可能性がある所定角度に固定されていない場合、ステップS4(図2)と同様のステップS9が行われ、凍結制御中でなければ、運転開始後、第一所定時間(例えば5分)よりも長い第二所定時間(例えば1時間)経過したか否かが判断される(S10)。ここで、ステップS10で第一所定時間(例えば5分)よりも長い第二所定時間(例えば1時間)としたのは、第二所定時間(例えば1時間)の運転で吹出口9に露が付く可能性があるためである。
【0041】
ステップS10で第二所定時間(例えば1時間)経過したと判断されれば、目標室内コイル温度Dew−coilは、ステップS2又はステップS3(図2)で求めた目標室内コイル温度Dew−coilに決定される(S11)。そしてこの目標室内コイル温度Dew−coilを基に室内コイル温度のゾーン制御(図4)が行われる。
【0042】
ステップS9で凍結制御中であるか、ステップS10で運転開始後、第二所定時間(例えば1時間)経過していなければ、ステップS8(図2)と同様に送風ファン5の回転数が吹出口9に露が付く可能性のある所定回転数(送風ファン5による吹出風速が吹出口9に露が付く可能性のある所定風速、例えば弱風)以下であるか否かが判断される(S12)。ステップS12で送風ファン5の回転数が吹出口9に露が付く可能性のある所定回転数(送風ファン5による吹出風速が吹出口9に露が付く可能性のある所定風速、例えば弱風)以下であれば、ステップS6(図2)と同様に、運転開始後、第一所定時間(例えば5分)経過したか否かが判断される(S13)。
【0043】
ところで、ステップS6、S13で第一所定時間(例えば5分)としたのは、第一所定時間(例えば5分)の運転で吹出口9に露が付く可能性があるためである。即ち、第一所定時間程度の運転で吹出口9に露が付く可能性がある場合は、ステップS6又はステップS13で第一所定時間経過したか否かが判断され、第一所定時間よりも長い第二所定時間程度の運転で吹出口9に露が付く可能性がある場合は、ステップS10で第二所定時間経過したか否かが判断される。これにより、効率的に吹出口9付近への露付きが防止される。
【0044】
ステップS13で第一所定時間(例えば5分)経過していれば、ステップS11に移行してステップS2又はステップS3(図2)で求めた目標室内コイル温度Dew−coilに決定される。
【0045】
つまり、凍結制御中でないこと(S9)、且つ運転開始後、第二所定時間(例えば1時間)経過していること(S10)を条件とする場合、又は送風ファン5の回転数が吹出口9に露が付く可能性のある所定回転数(送風ファン5による吹出風速が吹出口9に露が付く可能性のある所定風速、例えば弱風)以下であること(S12)、且つ運転開始後、第一所定時間(例えば5分)経過していること(S13)を条件とする場合は、吹出口9に露が付く条件ではあるが、目標室内コイル温度Dew−coilを補正せずとも吹出口9の露付きが防止される。
【0046】
即ち、ステップS4の判断で否定され、ステップS5〜S6の判断で肯定される場合、ステップS4、S8、S5、S6の判断で肯定される場合は、ステップS7へ移行し、吹出口9に露の付きやすい条件であるので、目標室内コイル温度Dew−coilを補正することにより、吹出口9の露付きが防止される。
【0047】
ステップS12で送風ファン5の回転数が吹出口9に露が付く可能性のある所定回転数(送風ファン5による吹出風速が吹出口9に露が付く可能性のある所定風速、例えば弱風)よりも高い場合、又はステップS13で運転開始後、第一所定時間(例えば5分)を経過していない場合は、露付き防止制御におけるゾーン制御は行われず(S14)、スタート(図2)に戻って判断が繰り返される。
【0048】
ここで、例えば、図示しないリモートコントローラ等による人為的操作で設定の変更(例えば運転の切り替えや、室温設定の切り替え)が行われたときは、ステップS6、ステップS10、又はステップS13では、その設定が変更された時から第一所定時間(例えば5分)又は第二所定時間(例えば1時間)経過したか否かが判断される。これによって、設定が変更されても、その設定に対応して露付き防止制御が行われるため、吹出口9への露付きが防止される。
【0049】
図6は、露付き防止制御および本発明による駆動周波数制御におけるゾーン制御のモデル図であり、図4のフローチャートの説明において、この図6を参照して説明する。
【0050】
ステップS7(図2)又はステップS11(図3)で、目標室内コイル温度Dew−coilが決定されると、室内コイル温度がこの目標室内コイル温度Dew−coilを下回らないように露付き防止制御が行われる。この露付き防止制御では、まず、目標室内コイル温度Dew−coilを基に、目標室内コイル温度Dew−coilよりも0.5℃低い第三温度と、目標室内コイル温度Dew−coilよりも0.5℃高い第一温度と、目標室内コイル温度Dew−coilよりも1.0℃高い第二温度とが設定される。そして、室内コイル温度が目標室内コイル温度Dew−coilよりも低い第三温度と比較される(S15)。室内コイル温度が第三温度よりも低ければ、図6に示すように、直ちに前記圧縮機のHzダウン制御が実行される(S16)。このHzダウン制御は、モータの駆動周波数を、例えば、30秒に1Hzずつダウンさせる制御である。ただし、下限周波数が設けられる。ステップS16の後、図2のスタートに戻って判断が繰り返される。
【0051】
ステップS15で室内コイル温度が第三温度よりも高ければ、室内コイル温度が目標室内コイル温度Dew−coilと比較される(S17)。ステップS17で室内コイル温度が目標室内コイル温度Dew−coilよりも低い場合、図6に示すように、モータの駆動周波数の上昇が禁止される(S18)。この場合、図示を省略したリモートコントローラの設定等により、前記圧縮機のモータの駆動周波数上昇要求が出力されたとしても、周波数の上昇は禁止される。このステップS18の後、図2のスタートに戻って判断が繰り返される。
【0052】
ステップS17で室内コイル温度が目標室内コイル温度Dew−coilよりも高い場合、室内コイル温度が目標室内コイル温度Dew−coilよりも高い第一温度と比較される(S19)。
【0053】
室内コイル温度がこの第一温度よりも低い場合には、図6に示す領域A、Bのいずれの領域にあるかによって制御が異なる。領域B(温度上昇中)にある場合、前回の判定ではモータの駆動周波数の上昇禁止のゾーンにあり、領域A(温度下降中)にある場合、前回の判定ではモータの駆動周波数の上昇禁止のゾーンにないはずである。
【0054】
ステップS19で第一温度よりも低い場合、前回の判定がモータの駆動周波数上昇禁止のゾーンにあったか否かが判断され(S20)、前回の判定がモータの駆動周波数上昇禁止であれば、今回は領域Bにあるから、モータの駆動周波数の上昇が禁止され(S18)、前回の判定がモータの駆動周波数上昇禁止でなければ、今回は領域Aにあるから、前記圧縮機のHzダウン並びにモータの駆動周波数の上昇禁止が解除される(S21)。このステップS21の後、図2のスタートに戻って判断が繰り返される。
【0055】
ステップS19で室内コイル温度が目標室内コイル温度Dew−coilを上回る第一温度よりも高い場合、室内コイル温度が、前記第一温度より更に高い第二温度と比較される(S22)。
【0056】
室内コイル温度がこの第二温度よりも低い場合には、図6に示す領域A、Cのいずれの領域にあるかによって制御が異なる。領域C(温度上昇中)にある場合、前回の判定ではモータの駆動周波数の上昇禁止のゾーンの領域Bにあり、領域A(温度下降中)にある場合、前回の判定ではモータの駆動周波数の上昇禁止のゾーンにないはずである。
【0057】
ステップS22で第二温度よりも低い場合、図示を省略したリモートコントローラの設定等により、前回の判定がモータの駆動周波数上昇禁止のゾーンにあったか否かが判断され(S23)、前回の判定がモータの駆動周波数上昇禁止であれば、今回領域Cにあるから、本発明による駆動周波数制御が行われ、モータの駆動周波数を予め設定された上昇速度よりも遅い、例えば、30秒に1Hzずつの上昇速度での上昇を可能とさせる(S24)。ただし、上限周波数が設けられる。前回の判定がモータの駆動周波数上昇禁止でなければ、今回領域Aにあるから、Hzダウン並びにモータの駆動周波数の上昇禁止が解除される(S21)。このステップS24の後、図2のスタートに戻って判断が繰り返される。
【0058】
なお、図示を省略した制御装置では、この露付き防止制御、および、本発明による駆動周波数制御などが全て解除されている場合、予め設定された駆動周波数の上昇下降速度として、モータの駆動周波数の上昇速度は、例えば、0.5秒に1Hzずつの上昇速度で可変できるものとなっている。
【0059】
ステップS19で前記第一温度を上回り、肯定の判断が行われた時点では、ステップS17での肯定の判断により、駆動周波数の上昇が禁止されていたため、前記室内コイル温度は、徐々に上昇する傾向となっているが、室内ユニット1の吸込口3から吸込まれる室内空気、および、前記室内熱交換器内で蒸発する冷媒の状態は、ステップS19で肯定の判断がされた場合と、否定の判断がされた場合とでは大差無い状態にある。そのため、前記駆動周波数の上昇禁止を解除して、上記通常の前記可変速度で前記駆動周波数を上昇させた場合、室内熱交換器を循環する前記冷媒の冷媒量が急増し、前記室内熱交換器内で急激な前記冷媒の蒸発が生じるため、前記室内コイル温度は低下して、再度、ステップS17で否定の判断をされる可能性が高い。
【0060】
このため、本発明による駆動周波数制御手段では、前記目標室内コイル温度を上回る第一温度よりも高い第二温度を設け、前記室内熱交換器の室内コイル温度が反転上昇し、前記第一温度を上回り、前記第二温度に達するまでの間に、前記駆動周波数を予め設定された前記上昇速度よりも遅い上昇速度で上昇可能とするゾーンを設けて、前記室内熱交換器で蒸発する前記冷媒を徐々に増加させている。これにより、再度、前記室内コイル温度が低下して、露付き防止制御が行われてしまうことを防止できるとともに、効率的な除湿が行なえ、快適な室温維持が図られる。
【0061】
尚、本実施の形態において、ステップS2又はステップS3で目標室内コイル温度Dew−coilが吸い込み空気の露点に基づいて演算される場合を説明したが、これに限るものではなく、ステップS2又はステップS3で目標室内コイル温度Dew−coilが室温に基づいて演算される場合であってもよい。この場合、目標室内コイル温度Dew−coilは、例えば実験により求められる演算式で求められる。
【0062】
また、本実施の形態において、ステップS4及びステップS9で凍結制御中とは、凍結防止中、凍結マスク時間中又は低温除湿中の場合である説明したが、これに限るものではない。例えば、凍結防止、凍結マスク時間又は低温除湿の内、いずれかが省略される構成である場合は、ステップS4及びステップS9の判断においても省略される。
【0063】
また、本実施の形態において、ステップS6、S13で第一所定時間(例えば5分)経過したか否かが判断され、ステップS10で第二所定時間(例えば1時間)経過したか否かが判断される場合を説明したが、これに限るものではなく、例えば、ステップS13において、第一所定時間とは異なる第三所定時間(第二所定時間よりも短い時間)経過したか否かが判断される場合であってもよいし、また、これらステップS6、S10及びS13の判断が省略される場合であってもよい。
【0064】
また、本実施の形態において、ステップS5で左右風向変更羽根9Bが、左右にスイング中か、又は吹出口9に露が付く可能性がある所定角度で固定されているか否かが判断される場合を説明したが、これに限るものではなく、ステップS5で上下風向変更羽根9Aが、上下にスイング中か、又は吹出口9に露が付く可能性がある所定角度で固定されているか否かが判断される場合であってもよい。上下風向変更羽根9Aが上下にスイング中であるか否かの判断は、上下風向変更羽根9Aの揺動角度によっては吹出口9に露が付く可能性があるためである。
【0065】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは明らかである。
【0066】
【発明の効果】
以上の説明の様に、本発明では、ドライ運転中、又は冷房運転中、室内熱交換器の室内コイル温度が下降して室内熱交換器の目標室内コイル温度を下回り、圧縮機のモータの駆動周波数が制御された場合、前記室内コイル温度が、反転上昇し、この制御が解除される第一温度から、この第一温度を上回る第二温度に達するまでの間に、前記駆動周波数を、予め設定された上昇速度よりも遅い上昇速度で上昇させる駆動周波数制御手段を設けているので、前記駆動周波数の急な上昇が抑えられ、再び、前記室内コイル温度が下降してしまうことを防止できるため、効率的な室内の除湿が行え、快適な室温維持を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の一例を示す断面図である。
【図2】露付き防止制御における目標室内コイル温度を決定するフローチャートである。
【図3】露付き防止制御における目標室内コイル温度を決定するフローチャートである。
【図4】露付き防止制御におけるゾーン制御のフローチャートである。
【図5】左右風向変更羽根の揺動範囲の一例を示す図である。
【図6】露付き防止制御におけるゾーン制御のモデル図である。
【符号の説明】
1 室内ユニット
2 ケース
2A 前ケース部
2B 吸込パネル
2C 後ケース部
3 吸気口
4 室内熱交換器
4A、4B、4C 熱交換部
5 送風ファン
9 吹出口
9A 上下風向変更羽根
9B 左右風向変更羽根
10 室内熱交温度センサ
11 室内温度センサ
12 室内湿度センサ

Claims (4)

  1. モータの駆動周波数制御が可能な圧縮機および室外熱交換器を有する室外ユニットと、室内熱交換器および室内送風機を有する室内ユニットとを備え、ドライ運転中または冷房運転中に前記室内ユニットの吹出口に露が付き得ない前記室内熱交換器の目標温度を演算する演算手段と、前記室内熱交換器の室内コイル温度が下降して前記目標温度を下回った場合、前記モータの駆動周波数を制御する制御手段とを備える空気調和装置において、
    前記制御手段により前記モータの駆動周波数が制御され、前記室内熱交換器の室内コイル温度が反転上昇し、前記目標温度を上回る第一温度より上昇した場合、この第一温度と、この第一温度よりも高い第二温度との間に前記室内コイル温度が存在する時に、前記モータの駆動周波数を、予め設定された上昇速度よりも遅い所定速度で上昇可能とする駆動周波数制御手段を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  2. モータの駆動周波数制御が可能な圧縮機および室外熱交換器を有する室外ユニットと、室内熱交換器および室内送風機を有する室内ユニットとを備え、ドライ運転中または冷房運転中に前記室内ユニットの吹出口に露が付き得ない前記室内熱交換器の目標温度を吸込み空気の露点に基づいて演算する演算手段と、前記室内熱交換器の室内コイル温度が下降して前記目標温度を下回った場合、前記モータの駆動周波数を制御する制御手段を備える空気調和装置において、
    前記制御手段により前記モータの駆動周波数が制御され、前記室内熱交換器の温度が反転上昇し、前記目標温度を上回る第一温度より上昇した場合、この第一温度と、この第一温度よりも高い第二温度との間に前記室内コイル温度が存在する時に、前記モータの駆動周波数を、予め設定された上昇速度よりも遅い所定速度で上昇可能とする駆動周波数制御手段を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  3. 前記駆動周波数制御手段は、前記室内コイル温度が前記目標温度を下回り、前記制御手段により前記駆動周波数の上昇を禁止され、前記室内コイル温度が反転上昇し、前記目標温度よりも高い第一温度を上回り、さらに高い第二温度に達するまでの間に行なわれることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 前記駆動周波数制御手段は、前記室内熱交換器の温度が前記目標温度を下回り、さらに、前記目標温度よりも低い第三温度を下回り、前記制御手段により前記駆動周波数の上昇禁止、および、前記駆動周波数のHzダウンが行われ、前記室内熱交換器の温度が反転上昇し、前記目標温度よりも高い第一温度を上回り、さらに高い第二温度に達するまでの間に行なわれることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。
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