JP2004270939A - 中空ピニオンサポート - Google Patents
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Abstract
【課題】 軸受ジャーナルの機械加工問題を解決する改良型中空ピニオン支持構造を提供することである。
【解決手段】 中空ピニオンギアは、駆動ラインのある箇所から同駆動ラインの他の箇所へ動力を同軸伝達するため貫通シャフトと組み合わされて使用される。このピニオンギアは、貫通シャフトを収容する長手方向に延在した孔を備えたシャフト部を含み、かつこのシャフト部の一端に一体的に形成されたピニオンギアヘッドを含む。軸受メンバーが、孔内で貫通シャフトとピニオンシャフト部との間に設けられている。軸受メンバーは、ピニオンギアと貫通シャフトとの間の相対的な回転を可能にする。
【選択図】 図3
【解決手段】 中空ピニオンギアは、駆動ラインのある箇所から同駆動ラインの他の箇所へ動力を同軸伝達するため貫通シャフトと組み合わされて使用される。このピニオンギアは、貫通シャフトを収容する長手方向に延在した孔を備えたシャフト部を含み、かつこのシャフト部の一端に一体的に形成されたピニオンギアヘッドを含む。軸受メンバーが、孔内で貫通シャフトとピニオンシャフト部との間に設けられている。軸受メンバーは、ピニオンギアと貫通シャフトとの間の相対的な回転を可能にする。
【選択図】 図3
Description
本発明は概してピニオンサポートに関し、さらに詳しくは、アクスルアセンブリにおいて中空ピニオンを支持するための改良された軸受構造に関する。
ある車両応用は、貫通シャフトと組み合わせて使用される中空ピニオンギアを有するギアアセンブリを使用する駆動アクスル構造から有利な効果を得る。シャフトは、車両駆動トレーンの他の部分に、同軸上で動力を伝達するためにピニオンの孔を貫通する。このタイプのギア配置から有利な効果を得ることができる応用の一例は、タンデム駆動アクスルセットである。
タンデム駆動アクスルセットは、前部駆動アクスルアセンブリおよび後部駆動アクスルアセンブリのそれぞれを経て、駆動ライン入力部から前後輪の組に回転動力を分配するのに使用される。通常、このタンデム駆動アクスルセットは、前部駆動アクスルアセンブリが、後部駆動アクスルアセンブリのリングギアおよびピニオンギアセットの鏡像となっているリングギアおよびピニオンギアセットを有するよう設計される。たいてい、前部駆動アクスルアセンブリは右ねじれピニオンギアを有し、一方、後部駆動アクスルアセンブリは左ねじれピニオンギアを有する。前部および後部駆動アクスルアセンブリは、互いの鏡像となっていることが必要である。なぜなら、通常、前部駆動アクスルアセンブリは、回転動力の半分をインターアクスル差動装置から、前部駆動アクスルアセンブリピニオンおよびリングギアセットへ伝達するのに用いられるヘリカルギアのセットを含んでいたからである。
インターアクスル差動装置は、車両の駆動ラインから回転入力を受ける。そうした設計では、前部駆動アクスルアセンブリのピニオンギアは、インターアクスル差動装置のそれに対して反対方向に回転する。インターアクスル差動装置は、その入力の残りの半分を貫通シャフトへ伝達する。この貫通シャフトは、後部駆動アクスルアセンブリに入力を送り出す。後部駆動アクスルアセンブリにおいては、ピニオンギアはインターアクスル差動装置と同じ方向に回転する。ヘリカルギアは前部駆動アクスルアセンブリに必要であるから、前部駆動アクスルアセンブリへの入力の軸は、この前部駆動アクスルアセンブリにおいて、ヘリカルギアの中心線間距離だけピニオンギア軸からオフセットしている。それゆえ、後部駆動アクスルアセンブリの入力部は前部駆動アクスルピニオンギアと同じ軸上に存在するにもかかわらず、前部駆動アクスルアセンブリの出力部は入力部と同じ軸上に存在する。
前部アクスル出力部と後部アクスル入力部との間の軸高さに関するこの差は、駆動ラインにて使用されるUジョイントにおける駆動ライン角度をセットするために利用される異なるアクスルピニオン角度を必要とする。駆動ライン角度の設定および維持は難しい。Uジョイントにおいて駆動ライン角度が等しくないとき、それは、駆動トレーンアセンブリに、逆向きのねじり負荷および振動を発生させる。そうしたねじり負荷および振動は、駆動トレーンアセンブリの早期破損につながることがある。工場において駆動ライン角度が適切にセットされている場合でさえ、普通ヘビーデューティトラックに見られるエアライド(air-ride)サスペンションは、駆動ラインの動作角度を逆挙動で変えてしまうことがある。
上述したように、中空ピニオンギア構造は、前部駆動アクスルから後部駆動アクスルへと同軸上で動力を伝達することにより、この問題を解決する。この構造は、本発明の譲受人に譲渡された米国特許(特許文献1参照)においてさらに開示されている。貫通シャフトはインターアクスル差動装置から、中空ピニオンギアを貫通して延びる。この中空ピニオンギアは、前部駆動アクスルアセンブリにおけるメイン差動装置を駆動する。貫通シャフトは、後部差動装置を駆動するため従来型のピニオンギアを利用する、後部駆動アクスルアセンブリに向かって延びる。この構造は、前部駆動アクスルアセンブリへの入力部と後部駆動アクスルアセンブリへの入力部とが、共通軸線を共有することを可能とする。
米国特許第6,200,240号明細書
この構造に付随する一つの不利な点は、中空ピニオンシャフトに形成された軸受ジャーナルを機械加工するのが困難になる傾向があることである。中空ピニオンシャフトは、そのインボード端部に第1の軸受ジャーナル部を、そしてそのアウトボード端部に第2の軸受ジャーナル部を有する。歯付きピニオンギアヘッドは、第1および第2の軸受ジャーナル間のシャフトに形成される。第1の軸受ジャーナル部はピニオンギアヘッドの近くに位置させられているため、第1の軸受ジャーナル部は、歯刻設処理の間に損傷を受ける可能性がある。すなわち、材料が不注意で過度にこの第1の軸受ジャーナル領域から削除されてしまう可能性がある。これは第1の軸受ジャーナルの強度を低下させることがあり、好ましいものではない。さらに軸受ジャーナル部の欠損は、中空ピニオンシャフトのスクラップ率を増大させる結果を招き、これはコストを著しく増大させる。
ゆえに、軸受ジャーナルの機械加工問題を解決する改良型中空ピニオンサポート構造を提供することが望まれる。この改良型軸受構造は、従来構造のように車両を運転中、同様の強度、疲労寿命、そして動作性能を提供可能であるべきである。
本発明は、駆動ラインのある箇所から同駆動ラインの他の箇所へと動力を同軸伝達するため貫通シャフトと組み合わせて使用される中空ピニオンギアを提供する。このピニオンギアは、貫通シャフトを収容する長手方向に延在する孔を備えたシャフト部を含み、かつこのシャフト部の一端には、一体的に形成されたピニオンギアヘッドを含む。ラジアル軸受メンバーが、孔内で貫通シャフトとピニオンシャフト部との間に設けられている。軸受メンバーは、ピニオンギアと貫通シャフトとの間の相対的な回転を可能にする。
ピニオンシャフト軸受は、アクスルハウジングのような固定アクスルコンポーネントに対する回転のためピニオンギアを回転可能に支持する。好ましくは、このピニオンシャフトは、ピニオンシャフト軸受を直接支持するアウトボード軸受ジャーナルを含む。
好ましくは、貫通シャフト軸受は、貫通シャフトと固定アクスルコンポーネントとの間に設けられる。この貫通シャフト軸受は、ピニオンギアのインボード端面に隣接して配置される。ラジアル軸受メンバーは、ピニオンシャフトのインボード端部において、ピニオンシャフト孔内で貫通シャフト軸受に隣接して配置される。
ゆえに、ピニオンシャフトのインボードおよびアウトボード端部の両方において、固定アクスルコンポーネントとピニオンギアシャフトとの間のピニオンギアシャフトサポートの必要性を排するタンデム駆動アクスルセットが提供される。ピニオンシャフトインボード軸受ジャーナルを排することで、そして貫通シャフト軸受を使用することで、ピニオンギアヘッドに関する機械加工の難しさが軽減される。
本発明の上記および他の特徴および利点は、以下の目下好ましい実施形態の詳細な説明から当業者にとって、さらに明白になるであろう。
図1には、動力トレーンアセンブリおよびタンデムアクスルセットが10で大まかに示されている。動力トレーンアセンブリ10は、この技術分野において公知であるように、駆動シャフト16を駆動するエンジン12および変速機14を含む。駆動シャフト16は、入力部20において、タンデムアクスルセットの前部駆動アクスル18に接続されている。この前部駆動アクスル18は、キャリア22、アクスルハウジング24、そしてアクスルハウジング24の両端に位置させられ横方向に離間したホイール端部26の対を含む。キャリア22は、キャリアハウジング28と、アクスルシャフト32の対を駆動するため作動可能に接続された差動装置アセンブリ30とを含む。アクスルシャフト32はホイール端部26を駆動するが、このホイール端部26は、この技術分野においては公知であるようにタイヤ34を支持する。
タンデムアクスルセットはまた、接続駆動シャフト38を備え前部駆動アクスル18に接続された後部駆動アクスル36を含む。インターアクスル差動装置(IAD)40(前部キャリア22内に配置されている)は、入力部20に供給される駆動力を、前部駆動アクスル18と後部駆動アクスル36との間で分配する。このIADアセンブリ40は、前部駆動アクスル18において差動装置アセンブリ30を駆動するとともに、貫通シャフト42を介して、後部駆動アクスル26用の接続駆動シャフト38に駆動力を伝達する。この接続駆動シャフト38は、入力部44において後部駆動アクスル26に接続されている。
後部駆動アクスル36は、キャリア46、アクスルハウジング48、そしてこのアクスルハウジング48の両端に位置させられ横方向に離間したホイール端部50の対を含む。キャリア46は、キャリアハウジング52と、アクスルシャフト56の対を駆動するため作動可能に接続された差動装置アセンブリ54とを含む。このアクスルシャフト56はホイール端部50を駆動するが、これは上述したようにタイヤ58を支持する。
図2に示すように、前部キャリア22への入力部20は、後部キャリア46への入力部44と共通軸線60を共有する。上述したように、前部キャリア22への入力部20は、IADアセンブリ40に作動可能に接続されているが、これは同様に貫通シャフト42に作動可能に接続されている。前部駆動アクスル18は、接続駆動シャフト38の一端に接続された出力部62を含む。一方、接続駆動シャフト38の他端は、後部キャリア46の入力部44に接続されている。この入力部44は後部差動装置アセンブリ54の後部ピニオン64を駆動する。これについては、以下でさらに詳しく説明する。
図3に示すように、前部駆動アクスル18は、好ましくはファスナー66によって入力部20に固定されたIADアセンブリ40を含む。入力部20は好ましくは、駆動シャフト16からの回転入力を受けるヨークアセンブリである。IADアセンブリ40は、IADハウジング68およびIADギアアセンブリを含む。IADギアアセンブリは、複数のスパイダーシャフト70と、複数のスパイダーギア72と、アウトボードサイドギア74と、インボードサイドギア76とを含む。IADアセンブリ40は、ただ一つの円錐ころ軸受80によって、インターアクスル差動装置カバー78内で支持されている。アウトボードサイドギア74とインボードサイドギア76とは、実質上、IADハウジング68で取り囲まれている。軸受80は、アウトボードサイドギア74から外側に寄ったポジションにおいて、インターアクスル差動装置ハウジング68と直接係合する。軸受80は、IADカバー78とIADハウジング68との間に直接支持される。
駆動シャフト16の回転は、入力部20を経てIADアセンブリ40に伝達される。IADアセンブリ40は同様に、スパイダーギア72を回転させるスパイダーシャフト70を回転させる。スパイダーギア72はサイドギア74,76を回転させる。IADギアアセンブリの動作については、この技術分野において公知であり、詳しくは説明しない。
貫通シャフト42は、アウトボードサイドギア74に固定された第1の端部82を含む。貫通シャフト42は、中空ピニオンギア84を経て、アウトボードサイドギア74から延びる。中空ピニオンギア84はピニオンギアヘッド86を含むとともに、インボードサイドギア76によって回転させられる。貫通シャフト42は、インボードサイドギア76とともに回転するようには固定されていない。貫通シャフト42およびサイドギア74,76は、実に、全てが同じ速度で回転する傾向がある。サイドギア74,76は、一緒に回転するようには固定されていない。ただ一つの円錐ころ軸受90は、メイン差動装置カバー88内で中空ピニオンギア84を支持する。このメイン差動装置カバー88は、好ましくはアクスルハウジング24のようなアクスルコンポーネントに設けられる。中空ピニオンギア84は前部差動装置アセンブリ30を駆動する。この前部差動装置アセンブリ30の動作および構造については、この技術分野において公知であり、本発明に関する新規な部分を形成するものではない。
軸受90は、中空ピニオンギア84の外側に寄った端部上で、メイン差動装置カバー88間に直接支持されている。軸受90はまた、好ましくはIADアセンブリ40から内側に寄って位置させられている。
貫通シャフト42は前部アクスル18から外側に延びており、しかも密接に隣り合い上側あるいは下側に位置するアクスルシャフト32を横切っている。シール94は、IADカバー78の一端部を入力部20に対してシールするために用いられている。図2に示すように、貫通シャフト42および中空ピニオンギア84は、IADアセンブリ40からの貫通シャフト42への入力部20および前部アクスル18からの出力部62と同様、同じ軸線60の上にある。
中空ピニオンギア84は、長手方向に延在する中心孔が形成された中空ピニオンシャフト96を具備し、しかもピニオンギアヘッド86とともに一つの部品として一体的に形成されている。ピニオンギアヘッド86は、ピニオンシャフト96のインボード端部に形成されている。貫通シャフト42は、それが中空ピニオンシャフト96の両端から外側に延在するよう、その中心孔を貫通して延びている。軸受90はピニオンシャフト96と直接係合し、かつピニオンギアヘッド86に隣接する。
中空ピニオンシャフト96は、アウトボードサイドギア74内に収容された第1の部分96aと、第1の軸受90を支持するための第2の部分96bと、ピニオンギアヘッド86を形成する第3の部分96cとを含む。インボードサイドギア76の反力用のスラスト面100を形成するため、第1の部分96aは第1の直径D1を有し、かつ第2の部分96bは第1の直径D1よりも大きな第2の直径D2を有する。
第2の円錐ころ軸受92は、貫通シャフト42と直接係合した状態で、ピニオンギアヘッド86の端面に隣接して設けられている。軸受92は好ましくは、たとえば貫通シャフト42とメイン差動装置カバー88との間に直接設けられる。軸受メンバー98は孔内で、ピニオンシャフト96と貫通シャフト42との間に直接設けられる。軸受98は好ましくは、軸方向負荷に抗するラジアル軸受あるいはラジアルブシュである。このラジアル軸受メンバー98は、ある作動条件では必要とされる、ピニオンギア84と貫通シャフト42との間の相対的な回転を可能にする。IADギアアセンブリのインボード側のスラスト負荷には、円錐ころ軸受90,92の少なくとも一つが抗する。この軸受構造については、以下でさらに詳細に説明する。
図4は、後部駆動アクスルの後部キャリアアセンブリ46の横断平面図である。後部ピニオンギア64は、好ましくはファスナー108を介して入力部44に固定された入力端部106を有する。入力部44は接続駆動シャフト38から回転入力を受ける。上述したように、入力端部106は貫通シャフト42と同様、同じ軸線60の上に存在する。ある実施形態では、複数のころ軸受110とピニオンケージ112とは、後部差動装置カバー114内で後部ピニオンギア64を支持する。好ましくは、ころ軸受110は、図示のとおりの円錐ころ軸受である。後部ピニオンギア64の回転は、後部差動装置アセンブリ54を駆動する。後部差動装置アセンブリ54の設計は、この技術分野において公知である。後部差動装置アセンブリ54は後部駆動アクスルシャフト56を駆動する。シール116は、ピニオンケージ112と入力部44との間の間隙をシールする。好ましくは、シール116およびシール94は、この技術分野でよく知られた環状シールからなる。
本発明の改良された軸受構造は、ピニオンシャフト96のインボード端部における軸受ジャーナルの必要性を排除する。図5には、公知のピニオンギアが120で概略的に示されている。このピニオンギア120は、インボード軸受ジャーナル124を有するピニオンシャフト122と、アウトボード軸受ジャーナル126と、インボード軸受ジャーナル124とアウトボード軸受ジャーナル126との間に形成されたピニオンギアヘッド128とを含む。シャフト122は、上述したように、貫通シャフト132を収容する長手方向に延在する中心孔130を含む。円錐ころ軸受134の対は、ピニオンシャフト122を回転可能に支持する。
ピニオンギアヘッド128がインボード軸受ジャーナル124に接近しているため、ピニオンギアヘッドを機械加工する際、材料が過度に削除されてしまう可能性が高い。工具経路136は、ピニオンギアヘッド128にピニオンギア歯を刻むために工具が進む経路を示している。刻まれたこの工具経路136の影響を受けるインボード軸受ジャーナル124における欠損可能性のある部位を138で示す。過度に材料がインボード軸受ジャーナル124から削除された場合、ジャーナル強度が深刻な影響を受ける可能性がある。これは好ましいものではなく、早期破損にいたる可能性がある。インボード軸受ジャーナル124の排除はまた、インボード軸受140を不要にする。
好ましい改良型軸受構造は図3に示される。この構造では、インボード軸受ジャーナルは排されている。インボード端部においてピニオンギア84を回転可能に支持する代わりに、軸受92がピニオンギアヘッド86に隣接する貫通シャフト42を支持するのに用いられている。この軸受92は、アクスルメンバーと貫通シャフト42との間に直接設けられている。軸受92は、IADアセンブリ40によって生み出されるスラスト負荷に抗する。
軸受92は貫通シャフト42上で直接支持されているので、ピニオンシャフト122のインボード軸受ジャーナル124に設けられた軸受に比べて、そのサイズを小さくできる。また、ピニオンの軸ポジションの調整は容易になされ、しかもピニオンギア84と軸受92との間にシムを配置することによって簡単に行える。最後に、ピニオンギア86に関するピニオンギア歯の機械加工は、インボード軸受ジャーナルから干渉を受けないので容易になされる。
図6には代替的な軸受構造が示されている。この構造では、中空ピニオンシャフト96円錐ころ軸受142の対が、ピニオンギアヘッド86から外側に寄ったピニオンシャフト96に使用されている。ラジアル軸受メンバー98がピニオンシャフト孔内に位置させられ、かつスラスト軸受メンバー144が、スラスト負荷をピニオンギア84から軸受92に伝達するため、軸受92とラジアル軸受メンバー98との間に位置させられている。
ラジアル軸受メンバー98は、孔内面146および貫通シャフト42の外面148と直接係合する。スラスト軸受メンバー144は、貫通シャフト42の外面148およびピニオンギアヘッド86の端面150と直接係合する。そしてさらには、軸受92と直接係合状態となっている。
図1〜図6に示すように、本設計は、共通軸線60が、IADアセンブリ40、貫通シャフト42、中空ピニオンギア84、そして後部ピニオンギア64によって共有されることを可能にする。ゆえに本設計では、入力部あるいは出力部の端部上のヨークとタンデム駆動アクスルセットとの間の駆動ライン角度を調整する必要がない。加えて本設計では、前部駆動アクスル18における従来型ヘリカルギアセットを排することができる。さらに、インボードジャーナル部の排除および別体貫通シャフト軸受92の付加は、さらに強靭な軸受構造をもたらす。
本発明の好ましい実施形態について開示したが、この技術分野における通常の知識を有する者は、本発明の範囲内である程度の変更が可能なことを認識するであろう。こうした理由で、本発明の真の範囲および内容を定めるためには特許請求の範囲を検討すべきである。
10 動力トレーンアセンブリ(タンデムアクスルセット)
12 エンジン
14 変速機
16 駆動シャフト
18 前部駆動アクスル
20,44 入力部
22,46 キャリア
24,48 アクスルハウジング
26,50 ホイール端部
28,52 キャリアハウジング
30 差動装置アセンブリ
32,56 アクスルシャフト
34,58 タイヤ
36 後部駆動アクスル
38 接続駆動シャフト
40 インターアクスル差動装置
42 貫通シャフト
46 後部キャリア
54 差動装置アセンブリ
60 共通軸線
62 出力部
64 後部ピニオン
66,108 ファスナー
68 インターアクスル差動装置ハウジング
70 スパイダーシャフト
72 スパイダーギア
74 アウトボードサイドギア
76 インボードサイドギア
78 インターアクスル差動装置カバー
80,90,134 円錐ころ軸受
82 第1の端部
84 中空ピニオンギア
86,128 ピニオンギアヘッド
88 メイン差動装置カバー
92 第2の円錐ころ軸受
94 シール
96 中空ピニオンシャフト
98 軸受メンバー
100 スラスト面
106 入力端部
110 ころ軸受
112 ピニオンケージ
114 後部差動装置カバー
116 シール
120 ピニオンギア
122 ピニオンシャフト
124 インボード軸受ジャーナル
126 アウトボード軸受ジャーナル
130 中心孔
132 貫通シャフト
136 工具経路
138 欠損する可能性がある部位
140 インボード軸受
144 スラスト軸受メンバー
146 孔内面
148 貫通シャフトの外面
150 ピニオンギアヘッドの端面
12 エンジン
14 変速機
16 駆動シャフト
18 前部駆動アクスル
20,44 入力部
22,46 キャリア
24,48 アクスルハウジング
26,50 ホイール端部
28,52 キャリアハウジング
30 差動装置アセンブリ
32,56 アクスルシャフト
34,58 タイヤ
36 後部駆動アクスル
38 接続駆動シャフト
40 インターアクスル差動装置
42 貫通シャフト
46 後部キャリア
54 差動装置アセンブリ
60 共通軸線
62 出力部
64 後部ピニオン
66,108 ファスナー
68 インターアクスル差動装置ハウジング
70 スパイダーシャフト
72 スパイダーギア
74 アウトボードサイドギア
76 インボードサイドギア
78 インターアクスル差動装置カバー
80,90,134 円錐ころ軸受
82 第1の端部
84 中空ピニオンギア
86,128 ピニオンギアヘッド
88 メイン差動装置カバー
92 第2の円錐ころ軸受
94 シール
96 中空ピニオンシャフト
98 軸受メンバー
100 スラスト面
106 入力端部
110 ころ軸受
112 ピニオンケージ
114 後部差動装置カバー
116 シール
120 ピニオンギア
122 ピニオンシャフト
124 インボード軸受ジャーナル
126 アウトボード軸受ジャーナル
130 中心孔
132 貫通シャフト
136 工具経路
138 欠損する可能性がある部位
140 インボード軸受
144 スラスト軸受メンバー
146 孔内面
148 貫通シャフトの外面
150 ピニオンギアヘッドの端面
Claims (18)
- 入力部と、
前記入力部に作動可能に接続され、かつ中心孔およびピニオンシャフト部の外面の周囲に形成されたピニオンギアヘッド部を備えた前記ピニオンシャフト部を含む中空ピニオンギアと、
前記入力部から出力部へ駆動力を伝達するため前記中心孔内に収容された貫通シャフトと、
所定の条件下で、前記貫通シャフトと前記中空ピニオンギアとの間の相対的な回転を可能にするよう、前記孔内で前記ピニオンギアヘッド部と前記貫通シャフトとの間に位置させられた少なくとも一つの軸受メンバーと、
を具備してなることを特徴とする駆動アクスル。 - 前記軸受メンバーは、前記貫通シャフトの外面および前記ピニオンシャフト部の孔内面と直接係合することを特徴とする請求項1に記載の駆動アクスル。
- 前記軸受メンバーは、ラジアル軸受であることを特徴とする請求項2に記載の駆動アクスル。
- 前記軸受メンバーは、ラジアルブシュであることを特徴とする請求項2に記載の駆動アクスル。
- 少なくとも一つのピニオンシャフト軸受を含むとともに、前記ピニオンシャフト部はインボード端部およびアウトボード端部を含み、前記インボード端部には前記ピニオンギアヘッド部が形成され、かつ、前記アウトボード端部には前記ピニオンシャフト軸受を直接支持するための軸受ジャーナルが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動アクスル。
- 前記貫通シャフトとアクスルハウジング部材との間に直接設けられ、かつ前記ピニオンギアヘッド部に隣接する、少なくとも一つの貫通シャフト軸受を含むことを特徴とする請求項5に記載の駆動アクスル。
- 前記ピニオンギアヘッド部の端面と前記貫通シャフト軸受との間に設けられた少なくとも一つのスラスト軸受を含むことを特徴とする請求項6に記載の駆動アクスル。
- タンデム駆動アクスルセットの前部駆動アクスルと後部駆動アクスルとの間で駆動力を分配するため、前記貫通シャフトに作動可能に接続されたインターアクスル差動装置を含むことを特徴とする請求項1に記載の駆動アクスル。
- 前記後部駆動アクスルに後方入力駆動力を供給するための後部ピニオンギアと、前記出力部から前記後部ピニオンギアへ駆動力を伝達するための接続シャフトとを含み、前記後部ピニオンギア、前記貫通シャフトおよび前記中空ピニオンギアは、全て同軸上に存在することを特徴とする請求項8に記載の駆動アクスル。
- 前記ピニオンシャフト部の前記外面に直接設けられた少なくとも一つのピニオンシャフト軸受と、前記貫通シャフトとアクスルハウジング部材との間に直接設けられた少なくとも一つの貫通シャフト軸受とを含むことを特徴とする請求項1に記載の駆動アクスル。
- 前記軸受メンバーはラジアル軸受を具備し、前記ピニオンシャフト軸受は第1の円錐ころ軸受を具備し、そして前記貫通シャフト軸受は第2の円錐ころ軸受を具備することを特徴とする請求項10に記載の駆動アクスル。
- 車両の駆動シャフトに作動可能に接続された前部入力部と、前記前部入力部に作動可能に接続されたインターアクスル差動装置アセンブリと、前部アクスルシャフトの対を駆動するため前記インターアクスル差動装置アセンブリから前部差動装置アセンブリへ駆動力を伝達するための前部ピニオンギアと、前記インターアクスル差動装置アセンブリから出力部へ駆動力を伝達するための貫通シャフトとを含む前部駆動アクスルと、
長手方向に延びる中心孔と前記ピニオンシャフトの一端に形成されたピニオンギアヘッドとを備えたピニオンシャフトを含む前記前部ピニオンギアと、
前記中心孔内に収容され、かつ一端が前記インターアクスル差動装置に接続されてなるとともに他端が前記出力部に接続された前記貫通シャフトと、
前記貫通シャフトと前記前部ピニオンギアとの間の相対的な回転を可能にするよう前記孔内に位置させられた少なくとも一つの軸受メンバーと、
後部入力部と、後部アクスルシャフトの対を駆動するべく前記後部入力部から後部差動装置アセンブリへ駆動力を伝達するため前記後部入力部に作動可能に接続された後部ピニオンギアとを含む後部駆動アクスルと、
駆動力を前記出力部から前記後部入力部へ伝達するため前記前部駆動アクスルと前記後部駆動アクスルとの間に延びる接続シャフトと、
を具備し、
前記ピニオンシャフトおよび前記ピニオンギアヘッドは、単一部品として一体的に形成されており、
前記貫通シャフト、前記前部ピニオンギアおよび前記後部ピニオンギアは同軸上に存在することを特徴とするタンデム駆動アクスルセット。 - 前記軸受メンバーは、前記貫通シャフトの外面と前記ピニオンシャフトの孔内面との間に直接設けられていることを特徴とする請求項12に記載のタンデム駆動アクスルセット。
- 少なくとも一つのピニオンシャフト軸受を含むとともに、前記ピニオンシャフトはインボード端部およびアウトボード端部を含み、前記インボード端部には前記ピニオンギアヘッドが形成され、かつ前記アウトボード端部には前記ピニオンシャフト軸受を支持するためのジャーナル部が形成されていることを特徴とする請求項12に記載のタンデム駆動アクスルセット。
- 前記少なくとも一つのピニオンシャフト軸受は、円錐ころ軸受の対を具備することを特徴とする請求項14に記載のタンデム駆動アクスル。
- 前記貫通シャフトと前部アクスルハウジング部材との間に直接設けられた、少なくとも一つの貫通シャフト軸受を含むことを特徴とする請求項14に記載のタンデム駆動アクスルセット。
- 前記ピニオンギアヘッドの端面と前記貫通シャフト軸受との間に設けられた少なくとも一つのスラスト軸受を含むことを特徴とする請求項16に記載のタンデム駆動アクスルセット。
- 前記少なくとも一つのピニオンシャフト軸受はただ一つの円錐ころ軸受を具備し、前記軸受メンバーはラジアル軸受アセンブリを具備し、そして前記少なくとも一つの貫通シャフト軸受はただ一つの円錐ころ軸受を具備することを特徴とする請求項16に記載のタンデム駆動アクスル。
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