JP2004269416A - 経口用組成物 - Google Patents

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文佳 佐伯
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Abstract

【課題】ある特定の化合物の不快な味を改善した経口用組成物および不快な味を改善する方法を提供する。
【解決手段】不快な味を呈する化合物に対し、茶又は茶抽出物及び特定の有機酸を併用することによって、不快な味が顕著に改善するし、服用感が改善された経口用組成物を提供できる。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不快な味が改善された服用感のよい経口用組成物、および不快な味を改善する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム又は硫酸ナトリウムは瀉下作用のある医薬有効成分や食品添加物として用いられている。しかし、これらの化合物は、強烈は苦味と独特の塩味を呈するため、経口用組成物として服用するためにはこれらの不快な味の改善方法が求められていた。
【0003】
これらの化合物のうち、特に苦味が強烈な塩化マグネシウム又は硫酸マグネシウムを含む組成物において、苦味を改善する方法が報告されている。
例えば、水分散性植物粉末(例えば、緑茶)と塩化マグネシウムとを予め混合して攪拌して製造することで苦味を感じない飲食料用塩化マグネシウム含有食品が提供できることが報告されている(特許文献1 特開平11−103823号公報)。しかしながら、塩化マグネシウム(6水和物)1グラムに対して水分散性植物粉末を1グラム以上添加しなければ苦味が消失しないため、製剤設計が容易ではなかった。また、塩化マグネシウム含有物質と水分散性植物粉末とを予め混合・攪拌しておくという工程を経なければ苦味消失効果が得られないため、製造工程上も制約が大きく実用的ではなかった。
そこで、製造工程上の制約がなく、また製剤設計が容易な苦味改善方法が求められていた。また、苦味のみでなく塩味をも改善できる方法が求められていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−103823号公報
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種の化合物の不快な味を改善した経口用組成物、および不快な味を改善する方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記目的を達成すべく鋭意研究を行った結果、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種の化合物と、茶又は茶抽出物と、特定の有機酸とを併用することによって不快な味が顕著に改善することを見出し、本発明を完成した。
【0005】
すなわち本発明は、下記(A)乃至(G)に掲げる経口用組成物又は不快な味を改善する方法である。
(A)I)硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種の化合物、
II)茶又は茶抽出物、並びに
III)クエン酸、リンゴ酸、酒石酸及びアジピン酸からなる群より選択される少なくとも一種の有機酸を含有することを特徴とする経口用組成物、
(B)液剤である(A)に記載の経口用組成物、
(C)pHが2.5〜6.5の液剤である(A)又は(B)に記載の経口用組成物、
(D)医薬組成物である(A)乃至(C)のいずれかに記載の経口用組成物、
(E)下剤又は緩下剤である(A)乃至(D)のいずれかに記載の経口用組成物、
(F)硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種の化合物を、組成物全体に対して0.01〜99(w/w)%含有する(A)乃至(E)のいずれかに記載の経口用組成物、
(G)硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種の化合物、茶又は茶抽出物、並びにクエン酸、リンゴ酸、酒石酸及びアジピン酸からなる群より選択される少なくとも一種の有機酸とを併用することを特徴とする前記化合物の不快な味を改善する方法。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムから選択された少なくとも1種の化合物を含有することを特徴とする。これらの化合物の含有量は、配合目的に応じて常用量で適宜含有量を決定することができ、経口用組成物全体に対して通常、0.01〜99(w/w)%、好ましくは、0.01〜80(w/w)%、より好ましくは0.01〜50(w/w)%、特に好ましくは0.01〜20(w/w)%である。特に本発明の組成物が液剤の場合には、0.01〜20(w/v)%、好ましくは0.1〜15(w/v)%、より好ましくは0.5〜10(w/v)%、特に好ましくは1.0〜10(w/v)%である。本発明では、これらの化合物の不快な味が改善されているので、配合目的に応じて所望の含有量を組成物中に含有せしめることが可能となる。
【0007】
本発明において茶とは、チャ(Thea sinensis L.)の茶葉から得られる緑茶、抹茶、ウーロン茶、紅茶、ジャワ茶など各種茶の葉、茎、芽など任意の部分から種々の方法で得られた茶の生、乾燥品またはこれらの粉砕品等であり、例えば緑茶末、抹茶(微粉末)などが挙げられ、好ましくは緑茶末である。本発明に用いる茶は、植物の全草あるいは必要部位などから公知または慣用の方法によって製造することができ、また市販品を用いることができる。市販品では例えば、「緑茶末MK−花」(株式会社あいや)、「サンウーロン」(サントリー株式会社)、「ジャワ茶」(アスク薬品株式会社)、「紅茶」(三井農林株式会社)、「ウバ抹」(伊藤園株式会社)、「ダージリン抹」(伊藤園株式会社)、「アールグレイ抹」(伊藤園株式会社):いずれも商品名(製造・販売会社名)などが挙げられる。
【0008】
本発明において茶抽出物とは、前記茶の溶媒抽出液、その希釈液、濃縮液、乾燥固形物等である。抽出・希釈溶媒としては、水(熱水を含む)、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、グリセリン等のアルコール類、酢酸エチル等のエステル類、アセトンやメチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリルなどのニトリル類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ペンタン、ヘキサン、シクロペンタン、シクロヘキサンなどの飽和炭化水素類、トルエンなどの芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、その他ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの有機溶媒(すべて含水であってもよい)などを適宜用いることができ、1種または2種の任意の混合液であってもよい。本発明に用いる茶抽出物は、茶の全草あるいは必要部位などから、公知または慣用の方法などによって製造することができ、また市販の茶エキス、紅茶エキス、ウーロン茶エキス等を用いることができる。市販品では例えば、「緑茶抽出物MF」(丸善製薬株式会社)などが挙げられる。
【0009】
本発明において、茶又は茶抽出物の含有量は、組成物全体に対して、乾燥重量換算で0.001〜30(w/w)%、好ましくは、0.01〜20(w/w)%、より好ましくは0.01〜15(w/w)%、特に好ましくは、0.01〜10(w/w)%である。茶と茶抽出物は同時に用いてもよく、例えば、組成物が液剤であれば茶を配合することによって、茶から茶抽出物が液剤中に抽出・希釈されることになり、茶と茶抽出物を同時に含有していることにもなる。
【0010】
本発明に使用される特定の有機酸は、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸及びアジピン酸から選択される少なくとも1種の有機酸である。これらの有機酸は市販のものを利用することができる。本発明の経口用組成物において、有機酸の含有量は、経口用組成物全体に対して、0.01〜20(w/w)%、好ましくは、0.01〜15(w/w)%、特に好ましくは0.01〜10(w/w)%である。また、茶又は茶抽出物に対する有機酸の割合は、本発明の効果を奏すれば特に制限されないが、茶又は茶抽出物1重量部(乾燥重量換算)に対して、有機酸が0.01〜100重量部、好ましくは、0.01〜80重量部、特に好ましくは0.1〜40重量部である。
【0011】
本発明の組成物が液剤の場合において、pHは、2.5〜6.5、好ましくは、2.5〜5.0とすると、化合物の苦味を改善する効果を高め安定性を保持することができることから望ましい。かかるpHは、例えば、塩酸、硫酸、乳酸、酢酸、コハク酸、シュウ酸、グルコン酸、フマル酸、プロピオン酸、酢酸、アスパラギン酸、イプシロンアミノカプロン酸、グルタミン酸、アミノエチルスルホン酸、リン酸、ポリリン酸、ホウ酸、グルコノラクトン、酢酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、リジン、ホウ砂およびこれらの薬学上許容される塩などを用いて調整することができる。なお、本発明の必須成分である特定の有機酸を用いてpHを調整することもできる。
【0012】
本発明の組成物には、甘味剤または矯味剤を加えると、より不快な味の改善効果を高めることができるのでさらに好適である。具体的には、甘味剤としては、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、リボース、アラビノース、キシロース、デオキシリボース、マルトース、トレハロース、スクロース、ラクトース、ラクツロース、ラフィノース、マルチトール、エリスリトール、マンニトール、キシリトール、ソルビトール、白糖、精製白糖、精製白糖球状顆粒、乳糖、グルコース−6−リン酸、ガラクツロン酸、グルクロン酸、マンヌロン酸、アスパルテーム、アマチャ、液糖、果糖、果糖ブドウ糖液糖、高果糖液糖、ブドウ糖果糖液糖、高ブドウ糖水アメ、水アメ、還元麦芽糖水アメ、カンゾウ、カンゾウエキス、カンゾウ粗エキス、カンゾウ末、グリシン、グリセリン、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、黒砂糖、サッカリン、サッカリンナトリウム、ハチミツ、精製ハチミツ、単シロップ、異性化糖、粉糖などが挙げられ、矯味剤としては、アスコルビン酸、L−アスパラギン酸、L−アスパラギン酸ナトリウム、L−アスパラギン酸マグネシウム、アセンヤク末、アマチャ、アミノエチルスルホン酸、DL−アラニン、5´−イノシン酸二ナトリウム、ウイキョウ、ウイキョウチンキ、ウイキョウ末、ウイキョウ油、エタノール、塩化ナトリウム、塩酸、オノゲノール、オウバク末、オウヒエキス、オウレン、オウレン末、オレンジ、オレンジ油、カカオ末、カラメル、カルバコール、乾燥酵母、d−カンフル、dl−カンフル、5´−グアニル酸二ナトリウム、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸二アンモニウム、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グルコノ−δ−ラクトン、L−グルタミン酸、L−グルタミン酸L−アルギニン、L−グルタミン酸塩酸塩、L−グルタミン酸ナトリウム、クロレラエキス、クロレラ末、ケイヒチンキ、ケイヒ末、ケイヒ油、コンブ末、酢酸、サフラン、サフランチンキ、サリチル酸メチル、サンショウチンキ、サンショウ末、β−シクロデキストリン、シュクシャ末、ショウキョウチンキ、ショウキョウ末、食用ニンジン末、シンナムアルデヒド、ステアリン酸、センブリ、ソヨウ末、ダイズ油、タイソウ末、脱脂粉乳、炭酸水素ナトリウム、タンニン酸、チモール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、チョウジチンキ、チョウジ油、チンピチンキ、トウガラシ、トウガラシチンキ、銅クロロフィリンナトリウム、トウヒチンキ、トウヒ末、ニガキ末、乳酸、梅肉エキス、ハッカ水、ハッカ油、氷酢酸、ピロリン酸四ナトリウム、ブドウ酒、フマル酸、フマル酸一ナトリウム、ペパーミントパウダー、ペルーバルサム、ポビドン、d−ボルネオール、マルツエキス、ミルラ流エキス、無水エタノール、無水クエン酸、無水ピロリン酸ナトリウム、メチルセルロース、dl−メントール、l−メントール、メントールパウダー、ユーカリ油、リュウノウ、リュウノウ末、リンゲル液、レモン油、ローズ油、ローヤルゼリーなどが挙げられ、特に好ましくはマンニトール、キシリトール、l−メントールなどである。これらの甘味剤、矯味剤は、1種単独で使用しても、2種以上を適宜組み合わせて使用しても良い。これらの甘味剤、矯味剤の組成物中の配合量は特に限定されず、組成物の用途または剤型、化合物の種類などに応じて、適宜選択することができるが、医薬品添加物として許容される範囲であることが好ましい。
【0013】
本発明の組成物は、必要に応じて種々の薬効成分を組み合わせることができる。このような成分の種類は特に制限されず、例えば、細胞賦活成分、生薬成分、抗炎症成分、殺菌成分、健胃成分、制酸成分、粘膜修復成分、消化成分などが例示できる。本発明において好適な成分としては例えば、次のような成分が例示できる。
【0014】
細胞賦活成分:レチナール、レチノール、レチノイン酸、カロチン、デヒドロレチナール、リコピンなどのビタミンA類、チアミン、チアミンジスルフィド、ジセチアミン、オクトチアミン、シコチアミン、ビスイブチアミン、ビスベンチアミン、プロスルチアミン、ベンフォチアミン、フルスルチアミン、リボフラビン、フラビンアデニンジヌクレオチド、ピリドキシン、ピリドキサール、ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミン、メチルコバラミン、デオキシアデノコバラミン、葉酸、テトラヒドロ葉酸、ジヒドロ葉酸、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチニックアルコール、パントテン酸、パンテノール、ビオチン、コリン、イノシトールなどのビタミンB類、アスコルビン酸、エリソルビン酸などのビタミンC類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ヒドロキシコレカルシフェロール、ジヒドロキシコレカルシフェロール、ジヒドロタキステロールなどのビタミンD類、トコフェロールおよびその誘導体、ユビキノン誘導体などのビタミンE類、フィトナジオン、メナキノン、メナジオン、メナジオール、納豆抽出物、納豆菌抽出物などのビタミンK類、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、オロチン酸、ルチン、エリオシトリン、ヘスペリジンなどのその他のビタミン類またはこれらの薬学上許容される塩など、タウリン、アスパラギン酸またはこれらの薬学上許容される塩など。
【0015】
生薬成分:カミツレ、ケイヒ、葛根湯、マオウ、ナンテンジツ、オウヒ、オンジ、カンゾウ、キョウニン、シャゼンジ、シャゼンソウ、セキサン、セネガ、トコン、バイモ、アセンヤク、ウイキョウ、オウゴン、カロニン、ケイヒ、ゴオウ、ゴミン、サイシン、シオン、ジャコウ、シャジン、ショウキョウ、ソウハクヒ、ソヨウ、チクセツニンジン、チンピ、ニンジン、バクモンドウ、ハンゲなど。
【0016】
抗炎症成分:例えば、インドメタシン、ジクロフェナク、プラノプロフェン、ピロキシカム、イプシロン−アミノカプロン酸、ベルベリン、グリチルリチン酸、リゾチーム、アラントイン、アズレン、ブロメライン、セラペプターゼ、セミアルカリプロティナーゼおよび薬理学的に許容される塩(例えば、塩化ベルベリン、硫酸ベルベリン、ジクロフェナクナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸アンモニウム、塩化リゾチームなど)など。
【0017】
殺菌成分:例えば、塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩酸クロルヘキシジンなど。
【0018】
健胃成分:例えば、アニス実、アロエ、茴香、鬱金、烏薬、延命草、黄ごん、黄柏、黄連、加工大蒜、ガジュツ、かっ香、キナ、ホミカ、ショウキョウ、カラムス根、乾薑、枳殻、只実、桂皮、ゲンチアナ、コウジン、厚朴、呉茱萸、胡椒、コロンボ、コンズランゴ、山椒、山奈、紫蘇子、縮砂、生姜、ショウズク、青皮、石菖根、センタウリウム草、センブリ、蒼朮、蘇葉、大茴香、大黄、竹節人参、丁字、陳皮、唐辛子、トウヒ、動物胆、ニガキ、ニクズク、人参、薄荷、ヒハツ、白朮、ホップ、ホミカエキス、睡菜葉、木香、益知、竜胆、良姜、クジン、ゴバイシ、サンザシ、ヨウバイヒ、赤芽柏、アセンヤク、ウバイ、ケツメイシ、ゲンノショウコ等の生薬;カルニチン、ネオスチグミン、ベタネコール、カルプロニウム、トラゾリン等の副交感神経興奮成分;メトクロプラミド、ドンペリドン、スルピリド等の抗ドーパミン薬;トリメブチン、メントール、グルタミン酸など。
【0019】
制酸成分:乾燥水酸化アルミニウムゲル、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ヒドロタルサイト、水酸化マグネシウム、ゲル炭酸水素ナトリウム、炭酸マグネシウム、沈降炭酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、ヒスタミンH2受容体拮抗成分(シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、ロキサチジン、ニザチジン並びにそれらの薬学的に許容される塩等)、プロトンポンプ阻害成分(ランソプラゾール、オメプラゾール、パントプラゾール、ラベプラゾール、レミノプラゾール、エソメプラゾール並びにそれらの薬学的に許容される塩等)など。
【0020】
粘膜修復成分:グリチルリチン酸又はその塩、甘草又はその抽出物、ショ糖硫酸エステルアルミニウム塩(スクラルファート)、アズレンスルホン酸ナトリウム、アルジオキサ、アルジオキサ・メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ソファルコン、L−グルタミンなど。
【0021】
消化成分:澱粉消化酵素、蛋白消化酵素、脂肪分解酵素、繊維素消化酵素、ウルソデスオキシコール酸、胆汁末、胆汁エキスなど。
【0022】
本発明の組成物の剤形は特に限定されないが、通常、固形剤、半固形剤または液剤であり、好ましくは固形剤または液剤、特に好ましくは液剤である。具体的には、錠剤(素錠、糖衣錠、口腔内速崩壊錠、咀嚼可能錠、発泡錠、トローチ剤、ゼリー状ドロップ剤、フィルムコーティング錠などを含む)、丸剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤、ドライシロップ剤、液剤(ドリンク剤、油性溶液剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤を含む)、ゲル剤、リポソーム剤、エキス剤、チンキ剤、リモナーデ剤、エリキシル剤、ゼリー剤などの公知の形態をとることができ、好ましくは錠剤(口腔内速崩壊錠、咀嚼可能錠、発泡錠、トローチ剤、ゼリー状ドロップ剤など)、顆粒剤、細粒剤、散剤、液剤(ドライシロップ剤、ドリンク剤、油性溶液剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤など)である。
【0023】
本発明の組成物の用途は、本発明の効果を奏すれば特に限定されないが例えば、医薬品、医薬部外品、食品(健康食品、栄養補助食品(バランス栄養飲料やサプリメントなど)、栄養機能食品、特定保健用食品などを含む)などとして服用するものであるが、特に医薬品や医薬部外品として好適である。具体的には、下剤、緩下剤、カルシウム補強剤、マグネシウム補強剤、ミネラル補強剤、制酸剤、胃腸薬などとして用いることができる。
【0024】
本発明の組成物は、上記成分の他に、組成物の用途あるいは剤形に応じて、食品、医薬部外品、医薬品に通常使用される成分を適宜配合しても良い。配合できる成分としては、特に制限されないが、例えば、賦形剤、滑沢剤、崩壊剤、結合剤、防腐・抗菌剤、pH調整剤、キレート剤、抗酸化剤、清涼化剤の他、コーティング剤、可溶化剤又は溶解補助剤、崩壊補助剤、安定化剤、懸濁化剤、流動化剤、乳化剤、増粘剤、粘稠化剤、緩衝剤、消泡剤、発泡剤、溶剤、等張化剤、香料、着色剤、分散剤、吸着剤、湿潤剤、防湿剤、帯電防止剤などが挙げられる。
【0025】
以下に任意に配合できる成分を具体的に例示するが、これらの成分に限定されるものではない。
【0026】
賦形剤:例えば、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、砂糖、ショ糖、乳糖、マンニトール、ソルビトール、エリスリトール、タルク、カオリン、硫酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、軽質無水ケイ酸、システイン、結晶セルロースなど。
【0027】
滑沢剤:例えば、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコール、硬化ヒマシ油、タルクなど。
【0028】
崩壊剤:例えば、デンプン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換度ヒドロキシメチルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、クロスカルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、架橋化ポリビニルピロリドンなど。
【0029】
結合剤:例えば、デンプン、α−デンプン、ショ糖、デキストリン、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、結晶セルロース、エチルセルロース、セルロース高分子、アクリル酸系高分子、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、マクロゴール、プルランなど。
【0030】
防腐・抗菌剤:例えば、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、アクリノール、塩化メチルロザニリン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、臭化セチルピリジニウム、ポリヘキサメチレンビグアニド、アルキルポリアミノエチルグリシン、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、クロロブタノール、イソプロパノール、エタノール、フェノキシエタノール、イオウ、リン酸ジルコニウムの銀、亜鉛、酸化亜鉛などの担持体、銀亜鉛アルミノケイ酸塩、マーキュロクロム、チメロサール、ポビドンヨード、デヒドロ酢酸、クロルキシレノール、クレゾール、クロロフェン、フェノール、レゾルシン、オルトフェニルフェノール、イソプロピルメチルフェノール、チモール、ヒノキチオール、スルファミン、リゾチーム、ラクトフェリン、トリクロサン、8−ヒドロキシキノリン、ウンデシレン酸、カプリル酸、プロピオン酸、安息香酸、プロピオン酸、ソルビン酸、トリクロカルバン、ハロカルバン、チアベンダゾール、ポリミキシンB、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、ポリリジン、過酸化水素、オルトフタルアルデヒドなど、およびその薬学上許容される塩など。
【0031】
キレート剤:例えば、エデト酸、クエン酸、ポリリン酸、メタリン酸、アスコルビン酸、コハク酸、フィチン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸など、およびその薬学上許容される塩など。
【0032】
抗酸化剤:例えば、アスコルビン酸およびその誘導体、エリソルビン酸およびその誘導体、トコフェロールおよびその誘導体、カロチン、リコピン、グルタチオン、没食子酸プロピル、タンニン酸、エピガロカテキンなどのカテキン類、アントシアニンなどのポリフェノール類、ノルヒドログアセレテン酸、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ヒドロキシシチロソール、p−ヒドロキシアニソールなど、およびその薬学上許容される塩など。
【0033】
清涼化剤:例えば、l−メントール、d−メントール、dl−メントール、d−カンフル、dl−カンフル、d−ボルネオール、dl−ボルネオール、ゲラニオール、ユーカリ油、ベルガモット油、ウイキョウ油、ハッカ油、ケイヒ油、ローズ油、ペパーミント油などの精油や精油成分など。
【0034】
これらの組成物の製造は、当該技術分野で慣用の方法をそのまま、又は適宜応用して用いればよい。例えば、錠剤は、当該技術分野で慣用の造粒法(例えば、押し出し造粒法、粉砕造粒法、乾式圧密造粒法、流動層造粒法、転動造粒法、高速攪拌造粒法など)、打錠法(例えば、湿式打錠法、直接打錠法など)などを目的に応じて適宜組み合わせて製造できる。また、液剤は、例えば、水(精製水など)や植物油(オリーブ油、大豆油、ごま油、綿実油など)などの基剤および界面活性剤などの添加剤を用いて、前記成分を溶解又は懸濁させ、当該技術分野で慣用の方法により製造できる。
【0035】
また本発明は、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種の化合物、茶又は茶抽出物並びにクエン酸、リンゴ酸、酒石酸及びアジピン酸からなる群より選択される少なくとも一種の有機酸を併用することを特徴とする前記化合物の不快な味を改善する方法をも包含する。本発明の方法は、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種の化合物と、茶又は茶抽出物と、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸及びアジピン酸からなる群より選択される少なくとも一種の有機酸とを組成物中で併存することによって達成できる。
【0036】
【実施例】
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
【0037】
試験例1 官能試験
表1及び2に示す実施例又は比較例の液剤を、日本薬局方 製剤総則「液剤」に準じて製造した。具体的には、表1及び表2に示す処方に従って、硫酸マグネシウム及び緑茶末(「緑茶末MK−花」株式会社あいや)及び有機酸などの成分を秤量し、硫酸マグネシウムを蒸留水中に溶解後にそれ以外の他の成分を加え室温で30分攪拌した。その後、水酸化ナトリウム又は塩酸を適量添加して各液剤のpHを3.0に調整し、フィルター濾過して官能試験に用いる液剤を製造した。専用パネラー10名を対象にして下記5段階評価基準に従って苦味及び塩味を採点してもらい、その平均値を算出した。結果を表1に示す。
【0038】
苦味の評価基準
5 苦味が消失した
4 苦味が改善した
3 苦味がやや改善した
2 苦味があり服用しづらい
1 苦味が強く服用できない
塩味の評価基準
5 塩味が消失した
4 塩味が改善した
3 塩味がやや改善した
2 塩味があり服用しづらい
1 塩味が強く服用できない
【0039】
【表1】
Figure 2004269416
【0040】
5(w/v)%硫酸マグネシウムと緑茶末を配合した比較例1、クエン酸を配合した比較例2では、いずれも苦味及び塩味ともに改善効果が低かった。同様に、緑茶末とコハク酸を配合した比較例3でも苦味及び塩味の改善効果が低かった。一方、5(w/v)%硫酸マグネシウムと緑茶末とクエン酸とを配合した実施例1では苦味及び塩味が共に顕著に改善された。また、同様の改善効果は酒石酸、リンゴ酸においても確認された。
【0041】
【表2】
Figure 2004269416
【0042】
各実施例において、塩化マグネシウム又は硫酸マグネシウムの苦味及び塩味が、抹茶末及びクエン酸を加えることにより顕著に改善されることが確認された。また、塩化マグネシウム又は硫酸マグネシウムの苦味及び塩味が、抹茶末とアジピン酸又はリンゴ酸を配合することによっても顕著に改善されることが確認された。
【0043】
以下に実施例を挙げるが、本発明はこれに限られるものではない。
【0044】
実施例10 (液剤:100ml中)
硫酸マグネシウム 5g
ニンジンエキス 0.1g
デキストリン 6g
ソルビトール 18g
アスパルテーム 0.005g
クエン酸 0.25g
緑茶末 0.1g(乾燥重量換算で0.1g)
( 商品名「緑茶末MK−花」株式会社あいや )
安息香酸ナトリウム 0.03g
香料 微量
精製水 適量
全量 100ml
上記処方に従い、各成分を水に溶解し、加熱殺菌、冷却、無菌濾過後に容器に充填して、成人一日あたり100ml服用する内服液剤(緩下剤)を調製した。
【0045】
実施例11 (液剤:100ml)
硫酸ナトリウム 2g
高果糖液糖 3.5g
グラニュー糖 0.6g
dl−リンゴ酸 0.15g
酒石酸 0.15g
緑茶末 0.1g(乾燥重量換算で0.1g)
( 商品名「緑茶末MK−花」株式会社あいや )
安息香酸ナトリウム 0.03g
香料 微量
精製水 適量
全量 100ml
上記処方に従い、各成分を水に溶解し、加熱殺菌、冷却、無菌濾過後に容器に充填して、成人一日あたり100ml服用する内服液剤(緩下剤)を調製した。
【0046】
実施例12(ドライシロップ剤:1包中)
硫酸マグネシウム 1700mg
リン酸リボフラビンナトリウム 0.1mg
白糖 240.85mg
アラビアゴム末 3mg
サッカリンナトリウム 5mg
クエン酸 30mg
緑茶末 0.03mg(乾燥重量換算で0.03mg)
( 商品名「緑茶末MK−花」株式会社あいや )
ヒドロキシプロピルセルロース 20mg
メチルパラベン 1mg
香料 0.02mg
全量 2000mg
日本薬局方製剤総則「散剤」の項に準じ、1包中の成分量が上記した処方となるように各成分を秤量し混合した後、混合粉末を造粒して、成人一日当たり3包を服用するドライシロップ剤(緩下剤)を調製した。
【0047】
実施例13(ゼリー剤:1個中)
硫酸マグネシウム 2000mg
アロエエキス 100mg
カンゾウエキス 250mg
クエン酸 30mg
酒石酸 25mg
寒天 330mg
黒糖 150mg
茶抽出物 50mg(乾燥重量換算で350mg)
( 商品名「緑茶抽出物MF」 丸善製薬株式会社 )
香料 微量
精製水 適量
全量 50ml
上記処方に従い、各成分を熱水中で加熱溶解し、加熱殺菌後容器に充填して、冷却し成人一日あたり3個服用するゼリー剤(緩下剤)を調製した。
【0048】
実施例14(顆粒剤:1包中)
硫酸ナトリウム 250mg
アロエ 100mg
キシリトール 232mg
マンニトール 135mg
茶末 45mg(乾燥重量換算で45mg)
( 商品名「ウバ抹」 伊藤園株式会社 )
リンゴ酸 150mg
アジピン酸 10mg
ヒドロキシプロピルセルロース 25mg
軽質無水ケイ酸 2mg
香料 1mg
合 計 950mg
上記処方に従って、日本薬局方製剤総則「顆粒剤」の項に準じて、成人一日当たり3包を服用する顆粒剤(緩下剤)を調製した。
【0049】
実施例15(錠剤:1錠中)
硫酸マグネシウム 100mg
緑茶末 33mg(乾燥重量換算で33mg)
( 商品名「緑茶末MK−花」株式会社あいや )
クエン酸 50mg
リンゴ酸 25mg
パインファイバ 40mg
ラクチュロース 140mg
アメ粉 500mg
ショ糖脂肪酸エステル 10mg
香料 2mg
合 計 900mg
1錠中の成分量が上記処方となるように各成分を秤量後、混合した後打錠し、錠剤(マグネシウム補強剤)を調製した。
【0050】
実施例16(顆粒剤:1包中)
塩化マグネシウム 50mg
ビタミンC 100mg
茶末 50mg(乾燥重量換算で50mg)
( 商品名「ジャワ茶」アスク薬品株式会社 )
アップルファイバー 297mg
クエン酸 50mg
軽質無水ケイ酸 2mg
香料 1mg
合 計 550mg
1包中の成分量が上記処方となるように各成分を秤量後、混合した後造粒して、顆粒剤(マグネシウム補強剤)を調製した。
【0051】
実施例17(錠剤:3錠中)
塩化マグネシウム 30mg
卵殻カルシウム 60mg
アジピン酸 30mg
茶末 10mg(乾燥重量換算で10mg)
( 商品名「アールグレイ抹」伊藤園株式会社 )
ビタミンB1 6mg
トウモロコシデンプン 576mg
ショ糖脂肪酸エステル 4mg
香料 4mg
合 計 720mg
3錠中の成分量が上記処方となるように各成分を秤量後、混合した後打錠して、錠剤(カルシウムマグネシウム補強剤)を調製した。
【0052】
実施例18(クッキー:1個中)
硫酸マグネシウム 200mg
大豆プロテイン 100mg
ビタミンC 50mg
ビタミンE 10mg
ビタミンB6 5mg
ビタミンB1 2mg
ビタミンA 6mg
茶末 10mg(乾燥重量換算で10mg)
( 商品名「アールグレイ抹」伊藤園株式会社 )
クエン酸 100mg
薄力粉 6007mg
マーガリン 2000mg
上白糖 1500mg
合 計 10000mg
上記処方に従って、1個あたり10gのクッキー(栄養調整用食品)を調整した。
【0053】
【発明の効果】
本発明は、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種と、茶又は茶抽出物と、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸及びアジピン酸からなる群より選択される少なくとも一種の有機酸とを含有することによって、硫酸マグネシウム等の不快な塩味及び苦味を顕著に改善することができる。苦味のみならず塩味をも改善することができることにより不快な味による服用時の抵抗感を消散し、服用しやすくすることができる。そのため、例えば医薬組成物のように、本来の薬理作用を十分に発揮するためには比較的多量で配合することが要求される組成物に対して有用である。さらに、本発明は、散剤、顆粒剤、咀嚼可能な錠剤及び液剤など、表面積が広く口腔内にしばらく滞留する剤型で用いると特に有用である。

Claims (3)

  1. a)硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種の化合物、
    b)茶又は茶抽出物、並びに
    c)クエン酸、リンゴ酸、酒石酸及びアジピン酸からなる群より選択される少なくとも一種の有機酸を含有することを特徴とする経口用組成物。
  2. 液剤である請求項1に記載の経口用組成物。
  3. 硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム及び硫酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも一種の化合物、茶又は茶抽出物並びにクエン酸、リンゴ酸、酒石酸及びアジピン酸からなる群より選択される少なくとも一種の有機酸を併用することを特徴とする前記化合物の不快な味を改善する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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