JP2004268515A - 機器の消耗部品と情報書き込み装置と自動販売機と情報処理機器と情報書き込みプログラム及び消耗部品の自動販売方法 - Google Patents

機器の消耗部品と情報書き込み装置と自動販売機と情報処理機器と情報書き込みプログラム及び消耗部品の自動販売方法 Download PDF

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輝人 小嶋
Tetsuo Yamagishi
徹雄 山岸
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Abstract

【課題】消耗部品本体に一体化されている、制御用ICのメモリを活用して、ユーザに情報サービスを提供する。
【解決手段】制御用IC10のメモリ4に様々なコンテンツを記録する。リードライト制御部6は、無線受信機7を通じて受信したコンテンツをメモリ4に書き込む機能を持つ。ユーザに対して提供するコンテンツには、ウェブデータ12と画像データ13がある。ウェブデータ12は、例えば、プリンタの操作マニュアル、プリンタドライバ更新通知、サービスサイトのURLなどを含む。画像データ13は、年賀葉書やクリスマスカードなどのデータである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御用ICを内蔵する消耗部品のメモリを利用して、所定のコンテンツ配信サービスをすることができる機器の消耗部品と情報書き込み装置と自動販売機と情報処理機器と情報書き込みプログラム及び消耗部品の自動販売方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータの普及に伴って、プリンタも個人用として広く使用されるようになった。また、インターネット等を通じて提供されるコンテンツはほとんどカラー画像を含むことから、カラー印刷を手軽にできる安価なインクジェットプリンタが急激に普及している。インクジェットプリンタでは、インクカートリッジを印字ヘッドに取り付けて印刷を行う。インクが無くなると、インクカートリッジを交換する。インクカートリッジは、パーソナルコンピュータやその周辺機器を販売している店で販売され供給される。インクカートリッジには、インクの残量を監視してその情報をプリンタドライバに伝えるために、制御用のIC(集積回路)が組み込まれているものがある。(特許文献1)
【特許文献1】特開2002−370386
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
インクカートリッジに組み込まれたICは、インクカートリッジで印刷した各色のドット数を個別にカウンタでカウントし、使用開始後何ドットの印字をしたか累積カウントしてメモリに記憶している。プリンタドライバはこのメモリの情報を読み取ってインク残量を計算し、制御画面上でユーザに知らせている。制御用ICのメモリは、小容量のものであるが、インク残量情報の記憶だけで、十分に空きがある。インクカートリッジに限らず、消耗品として交換の対象になる各種電子部品に、制御用ICが組み込まれているものものは少なくない。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、制御用ICのメモリを活用して、ユーザに情報サービスを提供することができる、機器の消耗部品と情報書き込み装置と自動販売機と情報処理機器と情報書き込みプログラム及び消耗部品の自動販売方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の点を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
本体ケースに本体制御用IC(集積回路)を一体化し、上記制御用ICのメモリ中に、上記本体制御を目的としない所定の情報を、上記本体ケースを装着する機器側で読み取り可能な形式で記憶させたことを特徴とする機器の消耗部品。
【0005】
本体ケースとは、消耗部品本体を収容したケースのことで、制御用ICのメモリは本体ケースのどの部分に一体化されていても構わない。制御用ICは、本体ケースの内部に収容されていてもよい。制御用ICは消耗部品の動作を管理したり消耗部品の動作履歴を記録したり、消耗部品と消耗部品を装着する機器との間の通信制御をしたりする目的で本体ケースに一体化されている。本体制御を目的としない所定の情報というのは、制御用ICが本体制御等の本来の目的で動作するときに直接使用する情報でないという意味である。制御パラメータや制御中に読み書きされるデータは本体制御を目的とする情報である。一方、プリンタの取り扱い説明等の情報は本体制御を目的としない情報である。本体ケースを装着する機器とは、この消耗部品を使用している機器である。上記所定の情報は機器側で読み取って、文書情報、画像情報、といった形で使用される。
【0006】
〈構成2〉
構成1に記載の機器の消耗部品において、上記所定の情報は、当該消耗部品に関するサービス情報を含むことを特徴とする機器の消耗部品。
【0007】
サービス情報とは、消耗部品の取り扱い説明書のほか、ドライバプログラムの更新の通知等であっても構わない。広告宣伝のための情報であっても構わない。この種の情報を本体とともにパンフレットとして同梱する方法に比べて販売コストを下げることができる。所定の情報にはサービス情報以外の情報を含んでいても構わない。
【0008】
〈構成3〉
構成1に記載の機器の消耗部品において、上記所定の情報は、ネットワークを通じて閲覧可能にされているコンテンツのURL(Uniform Resource Locator; ネットワーク上のアドレス)を含むことを特徴とする機器の消耗部品。
【0009】
小容量の制御用ICのメモリに、画像情報等のようなあまりサイズの大きい情報を書き込むことは難しいので、URLを格納し、ネットワークを通じて情報提供をする。
【0010】
〈構成4〉
構成3に記載の機器の消耗部品において、上記所定の情報は、ネットワークを通じてコンテンツの閲覧を許可するために使用する固有の認証情報を含むことを特徴とする機器の消耗部品。
【0011】
コンテンツは、消耗部品の購入者のみに閲覧できるようにして、購入者に特典を与える。認証情報は、例えば、アクセスIDやパスワード等である。コンテンツのユーザを確認し制限するための情報である。
【0012】
〈構成5〉
構成1に記載の機器の消耗部品において、非接触で外部から所定の情報を受信する無線受信機と、上記制御用ICのメモリに上記所定の情報を書き込む手段とを備えたことを特徴とする機器の消耗部品。
【0013】
梱包が終了した状態の消耗部品に、外部から非接触で情報の書き込みができるように無線受信部を設けた。生産工程では任意のタイミングでメモリに直接データの書き込みができるが、パッケージに包まれた後の流通段階では不可能である。このとき、無線による書き込みが有効に機能する。無線受信機の構成は任意である。無線受信機が制御用ICのメモリに前記所定の情報を直接書き込んでも構わない。コンテンツを出荷直前の最新のものにできる。
【0014】
〈構成6〉
制御用ICを一体化した消耗部品を配置する部分と、配置された上記消耗部品の上記制御用ICのメモリに書き込まれるべき、本体制御を目的としない所定の情報を送信する、無線送信機を備えたことを特徴とする情報書き込み装置。
【0015】
情報書き込み対象となる消耗部品は、所定の位置に配置されて位置決めされる。位置決め方法は任意である。消耗部品を固定する必要はない。無線送信機の構成も任意である。非接触で情報の書き込みができればよい。本体制御用の情報と本体制御を目的としない情報の両方を書き込んでも構わない。いずれの場合も任意のタイミングで最新の情報が書き込める。
【0016】
〈構成7〉
制御用ICを一体化した消耗部品を収納する収納部と、この収納部から所定の販売制御に従って上記消耗部品を排出する排出機構と、上記消耗部品の排出路上で、上記制御用ICのメモリに書き込まれるべき情報を送信する、無線送信機を備えたことを特徴とする自動販売機。
【0017】
自動販売機で消耗部品を販売するときに、最新のコンテンツを制御用ICのメモリに書き込む。収納部は、販売用の消耗部品を収納する容器である。形状や収納方法は任意である。所定の販売制御とは、代金の入金確認等の処理である。排出機構の形状や構造は任意である。排出路上の任意の場所で情報書き込みを行う。パッケージに包まれたまま排出路上で情報を書き込むので、無線送信機による情報の転送をする。
【0018】
〈構成8〉
制御用ICを一体化した消耗部品を収納する収納部と、この収納部から所定の販売制御に従って上記消耗部品を排出する排出機構と、上記消耗部品の収納部に収納された全ての消耗部品の制御用ICのメモリに、所定の情報を送信して書き込みをする、無線送信機を備えたことを特徴とする自動販売機。
【0019】
自動販売機に収納された消耗部品に一括して情報の書き込みをしておくこともできる。書き込むべきコンテンツが一律であるから、ブロードキャスト式に一斉に情報を送信して書き込みを実行すればよい。
【0020】
〈構成9〉
制御用ICを一体化したものであって、上記制御用ICのメモリに、上記制御を目的としない所定の情報を書き込んだ消耗部品に対して接続されるものであって、上記情報の表示用アプリケーションを起動する手段を組み込んだ、上記消耗部品の駆動制御をするドライバプログラムを備えたことを特徴とする情報処理機器。
【0021】
情報処理機器は消耗部品に直接接続されていてもよいし、ネットワーク等を介して間接的に接続されていてもよい。情報処理機器には、この消耗部品を搭載した機器を駆動するドライバプログラムが備えられている。またあるいは、情報処理機器には、この消耗部品を駆動するドライバプログラムが備えられている。表示用アプリケーションは任意のプログラムであって、所定の情報を表示できればよい。ドライバプログラムは情報処理機器と消耗部品との間の情報通信用インターフェイスとして機能する。例えば、ドライバプログラムが上記所定の情報を情報処理機器の記憶装置にダウンロードした後に、ブラウザ等の表示用アプリケーションプログラムを起動する。
【0022】
〈構成10〉
本体ケースに本体制御用ICを一体化し、上記制御用ICのメモリ中に、上記本体ケースを装着するプリンタ側で読み取り可能な画像情報を記憶させたことを特徴とするインクカートリッジ。
【0023】
インクカートリッジの制御用ICのメモリに年賀状とかクリスマスカードのようなコンテンツ(画像情報)を記憶させておくことにより、インクカートリッジの購入促進を図り、さらにプリンタの活用を図ることができる。
【0024】
〈構成11〉
制御用ICを一体化したものであって、上記制御用ICのメモリに、上記制御を目的としない所定の情報を書き込んだインクカートリッジを装着したプリンタに接続されるものであって、上記情報の表示用アプリケーションを起動する手段を組み込んだ、上記インクカートリッジの駆動制御をするドライバプログラムを備えたことを特徴とする情報処理機器。
【0025】
パーソナルコンピュータ等の情報処理機器において、プリンタドライバが、インクカートリッジの制御用ICのメモリに書き込まれたコンテンツを読み出して、ブラウザに渡して表示させる。
【0026】
〈構成12〉
所定の箇所に配置された消耗部品を検出する処理と、消耗部品の制御用ICに上記所定の情報を電波送信する処理とを、コンピュータに実行させる情報書き込みプログラム。
【0027】
所定の箇所に範囲された消耗部品を検出するセンサの種類は任意である。所定の箇所も任意である。消耗部品は静止していても搬送中でもよい。検出された消耗部品は単数でも複数でも構わない。所定の信号は、制御用ICに書き込むコンテンツである。所定の情報は電波送信される。制御用ICからの応答を確認しなくても構わない。ブロードキャスト処理によって多数の制御用ICに一挙に情報を送信して書き込みすることもできる。
【0028】
〈構成13〉
構成12に記載の情報書き込みプログラムにおいて、所定の情報を、指定されたタイミングで、ネットワークを通じてダウンロードする処理を、コンピュータに実行させる情報書き込みプログラム。
【0029】
所定の情報は、内蔵する記憶装置にダウンロードする。ダウンロードするタイミングは任意である。つねに最新の情報を取得しておくために、例えば、情報のバージョンアップ等の通知があったときにダウンロードを実行する。また、あるいは、毎日1回夜間に実行するとよい。
【0030】
〈構成14〉
構成12に記載の情報書き込みプログラムにおいて、消耗部品は梱包されており、梱包されたままの状態の消耗部品の制御用ICに上記所定の情報を電波送信する処理を、コンピュータに実行させる情報書き込みプログラム。
【0031】
梱包されていない場合はコネクタ等を用いてコンテンツの書き込みができる。梱包したまま電波送信による書き込みができれば、製造時でなく販売時にコンテンツの書き込み処理が可能になる。
【0032】
〈構成15〉
制御用ICを一体化した消耗部品を収納して販売する自動販売機の内部において、任意のタイミングで、コンピュータプログラムが、電波送信により、上記各消耗部品の制御用ICのメモリに対して、所定の情報を書き込むことを特徴とする、消耗部品の自動販売方法。
【0033】
請求項6を実施する方法の発明である。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施に適するインクカートリッジの具体的構成を示す説明図である。
機器の消耗部品としては、例えば、プリンタの場合、トナーのカートリッジや感光体ドラム、インクカートリッジ、印字ヘッドなど、各種のものが存在する。これらの消耗部品のいずれに対しても本発明の実施が可能であるが、以下の実施例ではインクカートリッジを例にとって説明する。図1に示すインクカートリッジ1の本体ケースに収容された本体制御用IC(集積回路)10は、図1の(a)に示すような回路ブロックを備える。
【0035】
[消耗部品の内部構成]
制御用IC10の内部バス2には、演算処理部3、メモリ4、印字ヘッドインターフェイス(I/F)5、リードライト(R/W)制御部6、及び無線受信機7が接続されている。印字ヘッドインターフェイス5には、コネクタ8が接続されている。無線受信機7には、アンテナ9が接続されている。演算処理部3は、インクカートリッジ1のインク消費量を示す情報をメモリ4に書き込む制御を行うために設けられている。インクカートリッジ1を図示しない印字ヘッドに装着すると、コネクタ8を通じて印字ヘッドの内部回路と接続し、印字ヘッドインターフェイス5を通じて印字情報が受け入れられる。演算処理部3は、この印字情報に基づいて各色ごとの印字ドット数をカウントし、その結果をメモリ4に記録する。これによって各色ごとのインク消費量がメモリ4に記録される。
【0036】
一方、この発明では、制御用IC10のメモリ4に様々なコンテンツを記録する。リードライト制御部6は、無線受信機7を通じて受信したコンテンツをメモリ4に書き込む機能を持つ。なお、メモリ4に書き込まれたコンテンツは、プリンタの印字ヘッドに装着された後、印字ヘッドインターフェイス5とコネクタ8を通じて読み出されて利用される。リードライト制御部6は、コンテンツの読み書き処理の際のアドレス制御等を実行する。
【0037】
[コンテンツ]
図1の(b)には、制御用IC10のメモリ4に記憶された情報の例を示す。図のメモリ4には、既に説明した演算処理部3の演算処理によるインク使用量11が記録されている。さらに、メモリの残り領域に、ユーザに対して提供するコンテンツとして、ウェブデータ12と画像データ13が記憶されている。ウェブデータ12は、例えば、プリンタの操作マニュアル、プリンタドライバ更新通知、サービスサイトのURLなどを含んでいる。サービスサイトというのは、プリンタのユーザに様々な情報を提供するウェブサイトのことである。なお、このサービスサイトでは、プリンタに関する情報の他、様々なオプションの情報を提供することができる。画像データ13は、年賀葉書やクリスマスカードなどのデータで、例えば、ビットマップ形式、あるいはGIF形式でメモリ4に記憶されている。これは、そのままプリンタで印刷して利用できるようにされるとよい。
【0038】
コンテンツには、有償のものと無償のものがあってよい。無償のものとしては、例えば、プリンタの解説やプリンタドライバの更新のお知らせ、新しいプリンタの広告等がある。プロモーションビデオでもよい。有償のコンテンツとしては、シーズンに応じて年賀葉書や暑中見舞い、クリスマスカード等の印刷用画像ファイル、絵画等がある。URLを用いてサーバにアクセスする場合には、コンテンツは文書や画像ファイルだけでなく、例えば、音楽等でもよい。インクカートリッジのICメモリに多量のコンテンツを記憶させるのは、メモリ容量が増えるおそれがある。この場合には、メモリにコンテンツのURLとアクセスIDとパスワードとを書き込んでおく。これにより、ユーザがコンテンツをネットワークを通じて閲覧できる。このコンテンツを有料にして、カード決済等を利用してユーザに販売することができる。また、インクカートリッジを購入したユーザにのみ提供するコンテンツであることを明確にして、インクカートリッジの購入促進を図ることができる。メモリにコンテンツのURLとアクセスID等を書き込んでおくだけであれば、これらの情報は不変でも構わない。URLで特定されるウェブページのみを最新の状態に保持すればよい。その場合には、コンテンツ書き込み装置側の管理が簡素化できる。
【0039】
[コンテンツの書き込み]
コンテンツは可能な限り最新のものが好ましい。従って、インクカートリッジの販売時にコンテンツをメモリに書き込むことが好ましい。このために、インクカートリッジ販売窓口やインクカートリッジ自動販売機にコンテンツ書き込み手段を設ける。インクカートリッジはパッケージに厳重に梱包されているから、開封をしてコンテンツを書き込む方法は必ずしも適していない。 そこで、インクカートリッジに定期券や高速道路の料金所などで利用されている無線通信機能を持たせる。また、メモリの容量を増やす。すなわち、インクカートリッジに無線通信機能とコンテンツ記憶機能を持たせる。メモリ4、リードライト制御部6、無線通信機7がこの機能を持つ。また、後で説明するように、インクカートリッジ販売窓口や自動販売機のインクカートリッジ受け取り口に、無線通信によりインクカートリッジのメモリにコンテンツを書き込むデータ書き込み装置を設ける。インクカートリッジには、販売時にコンテンツが書き込まれる。
【0040】
[コンテンツの閲覧]
図2は、上記のような構成のインクカートリッジをプリンタに装着した場合の具体的なシステムブロック図である。
図に示すようにインクカートリッジ1は、プリンタ20の印字ヘッド25に装着される。なお、このメモリ4には、販売前にコンテンツ書き込み制御部22及び無線送信機23からなるコンテンツ書き込み装置を用いてコンテンツが書き込まれている。このプリンタ20をパーソナルコンピュータ30にプリンタケーブル26を通じて接続する。パーソナルコンピュータ30のプリンタドライバ31は、例えば、アイコンを右クリックした時のメニューにインクカートリッジのコンテンツを読むといった選択肢を表示する。この処理を実行すると、プリンタドライバ31は、インクカートリッジ1のメモリ4からコンテンツ15を読み出してパーソナルコンピュータ30の記憶装置33にダウンロードする。パーソナルコンピュータ30のブラウザ34は、このコンテンツ15に含まれたウェブデータをパーソナルコンピュータ30のディスプレイに表示する。また、画像処理アプリケーションソフトウエア35は、コンテンツ15に含まれた画像データ13を表示する。
【0041】
[プリンタドライバの動作]
図3は、プリンタドライバ31の具体的な操作画面を示す説明図である。また、図4は、その動作フローチャートである。図2〜図4を参照しながら、動作説明を行う。
まず、パーソナルコンピュータ30(図2)の画面に表示されたプリンタ形のアイコン36(図3)をカーソル28で指定して、マウスの右クリックをする(ステップS1)。こうしてプロパティウィンドウ37を表示する(ステップS2)。このプロパティウィンドウ37には、一般的なプリンタの印刷条件設定画面の他に、コンテンツを利用する操作のための画面が含まれている。このコンテンツのタグ3aをクリックする(ステップS3)。このコンテンツ操作用の画面には、チェックボックス3bが設けられている。このチェックボックス3bを利用して、コンテンツを利用するか、利用するのはウェブデータか、画像データかという選択ができる。各データのファイル名リストは、詳細ボタン3c、3dをクリックすることによって確認できる。
【0042】
チェックボックス3bによりコンテンツを指定して(ステップS4)、ダウンロードボタン3eをクリックする(ステップS5)と、プリンタドライバは、カートリッジ1のメモリ4からコンテンツ15をパーソナルコンピュータの記憶装置33にダウンロードする(ステップS6)。その後コンテンツを利用したいときは、メニューボタン3fをクリックする(ステップS7)。プリンタドライバはコンテンツ閲覧用のメニュー画面38を表示する(ステップS8)。ここには、コンテンツの内容を示す表示3g、3h、3j、3kなどが表示されている。プリンタ操作マニュアルの表示3gをクリックすると、プリンタの操作方法が表示される。お知らせの表示3hをクリックすると、プリンタドライバの更新通知などが表示される。これらの強い理はフローチャートには示していない。サービスサイトの表示3jをクリックすると(ステップS9)、所定のURLが指定される。これにより、インターネットへの接続が開始され(ステップS10)、該当するURLのコンテンツが閲覧できる(ステップS11)。
【0043】
一方、カード作成と表示したボタン3kをクリックすると(ステップS12)画面39を表示する(ステップS13)。このアプリケーションプログラムは、プリンタドライバに付属したプログラムで、画像データコンテンツの表示機能と印刷機能を持つ。このアプリケーションプログラムを使用して、コンテンツに含まれた葉書やクリスマスカードの画面3kを表示し、年賀葉書やグリーティングカードの作成に利用される。消耗部品の制御用ICに記憶されたコンテンツはこのようにして利用される。
【0044】
[コンテンツの書き込み]
図5は、インクカートリッジを販売店で販売する場合にコンテンツを書き込む方法を説明する説明図である。
図の(a)は、POSレジの近くにコンテンツ書き込み装置を設置した例の斜視図、(b)はコンテンツ書き込み装置の操作パネルの平面図である。図に示すPOS端末40を用いてパッケージ43で包装されたインクカートリッジ1を販売する場合に、コンテンツ書き込み装置44の上面にパッケージ43を置く。そして、操作パネル45を操作する。パッケージ43を装置44上に置くと、装置44とインクカートリッジ1の間で通信が開始され、パッケージのセットと表示されたランプ46が点灯する。このランプ46が点灯した後、コンテンツの書き込みが開始される。スタートボタン49を押すとコンテンツの書き込みが始まり、ランプ47が点滅する。書き込みが終了すると、ランプ47が消えて、ランプ48が点灯する。
【0045】
これで、インクカートリッジ1へのコンテンツの書き込み処理が終了する。ランプ48が点灯したのを確認して、パッケージ43を顧客に渡す。このような方法で、パッケージに包まれたインクカートリッジに無線によってコンテンツを書き込み、最新のコンテンツを顧客に提供することができる。同様のことがインクカートリッジの自動販売機でも行える。なお、上記の無線通信は、既知の無線LAN技術を使用し、ftp(ファイル転送プロトコル)でコンテンツの送信をすればよい。もちろん他の方法も可能である。自動改札で実行されている非接触情報送受信方式も採用可能である。
【0046】
[自動販売機]
図6は、自動販売機の動作を説明する説明図である。
図に示す自動販売機50は、インクカートリッジ専用の自動販売機である。この自動販売機50の主要な内部機構を図の下側に示した。収納部51には、販売用のインクカートリッジ42積み上げられている。コイン投入口59からインクカートリッジ購入代金が投入されると、既知のメカニズムによってそのコインの鑑定計数処理が実行される。その後、収納部51から1個のインクカートリッジ42が取り出され、ガイド53を滑り降りて、トレイ54に排出される。顧客はこのトレイ54からインクカートリッジ42を取り出す。
【0047】
図のガイド53とトレイ54の部分を排出機構52と呼ぶことにする。この排出機構52上をインクカートリッジ42が通過する際に、コンテンツ書き込み装置55が動作して、無線によるコンテンツの書き込み処理を行う。このコンテンツ書き込み装置55は、コンテンツ書き込み制御部57と無線送信機56とを備える。コンテンツ書き込み制御部57は、ネットワーク20に接続されている。即ち、自動販売機はそれぞれネットワーク20を通じてコンテンツサーバ60に接続されており、常に最新のコンテンツを受け入れるように構成されている。これにより、自動販売機50に収納されているインクカートリッジ42には、任意のタイミングでコンテンツの書き込みができる。図の例のように、排出機構52上のインクカートリッジ42だけでなく、収納部51中の全てのインクカートリッジ42に一括してコンテンツの書き込み処理を行なうこともできる。
【0048】
図7は、自動販売機におけるコンテンツ書き込み動作のフローチャートである。
まず、一定時間ごとにコンテンツサーバ60と接続してコンテンツの更新を確認するためにタイマを使用する。タイマは例えば、1日に1回動作する(ステップS21)。タイマが動作すると、コンテンツ書き込み制御部57をネットワーク20を通じてコンテンツサーバ60に接続させる(ステップS22)。ここでコンテンツのバージョンをチェックして、コンテンツサーバ60のコンテンツが更新されていると判断すると、ステップS23からステップS24に進む。そして、コンテンツ書き込み制御部57の内部メモリに新コンテンツのダウンロードを開始する。
【0049】
このフローチャートの例は、コンテンツの更新準備ができると、収納部51中の全てのインクカートリッジ42に対して、一括してコンテンツの書き込みを実行する。始めに、収納部へ初期化命令を電波送信する(ステップS25)。通信開始信号を送信して応答を確認してから初期化命令を送信してもよいが、無条件で初期化命令を同報送信して同時に初期化を実行させることが好ましい。初期化完了応答を受けて、収納部51に収納された全てのインクカートリッジ42が初期化を完了したことを確認してからでもよいが、通信手順が複雑になるので、無条件で初期化命令送信後一定時間経過したときコンテンツを送信するようにして構わない(ステップS26)。これで一斉に各インクカートリッジ42へのコンテンツ書き込みが終了する。コンテンツ書き込みの失敗は、検査用の通信を行なって、個別に救済すればよい。なお、排出機構52上のインクカートリッジ42にコンテンツを書き込む場合の流れをステップS27以下に例示した。ステップS27で、インクカートリッジ42の排出を検出すると、コンテンツ書き込み制御部57が起動して、初期化命令を送信し(ステップS28)、コンテンツを送信する(ステップS29)。
【0050】
なお、上記の演算処理装置にインストールされたコンピュータプログラムは、それぞれ独立したプログラムモジュールを組み合わせて構成してもよいし、全体を一体化したプログラムにより構成してもよい。コンピュータプログラムにより制御される処理の全部または一部を同等の機能を備えるハードウエアで構成しても構わない。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用してもよい。上記のような本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情報処理装置にインストールして利用することができる。また、ネットワークを通じて任意のコンピュータのメモリ中にダウンロードして利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に適するインクカートリッジの具体的構成を示す説明図である。
【図2】インクカートリッジをプリンタに装着した場合の具体的なシステムブロック図である。
【図3】プリンタドライバ31の具体的な操作画面を示す説明図である。
【図4】プリンタドライバ31の動作フローチャートである。
【図5】インクカートリッジを販売店で販売する場合にコンテンツを書き込む方法を説明する説明図である。
【図6】自動販売機の動作を説明する説明図である。
【図7】自動販売機におけるコンテンツ書き込み動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ
2 内部バス
3 演算処理部
4 メモリ
5 印字ヘッドインターフェイス
6 リードライト制御部
7 無線受信機
8 コネクタ
9 アンテナ
11 インク使用量情報
12 ウェブデータ
13 画像データ

Claims (15)

  1. 本体ケースに本体制御用IC(集積回路)を一体化し、
    前記制御用ICのメモリ中に、
    前記本体制御を目的としない所定の情報を、前記本体ケースを装着する機器側で読み取り可能な形式で記憶させたことを特徴とする機器の消耗部品。
  2. 請求項1に記載の機器の消耗部品において、
    前記所定の情報は、当該消耗部品に関するサービス情報を含むことを特徴とする機器の消耗部品。
  3. 請求項1に記載の機器の消耗部品において、
    前記所定の情報は、ネットワークを通じて閲覧可能にされているコンテンツのURL(Uniform Resource Locator; ネットワーク上のアドレス)を含むことを特徴とする機器の消耗部品。
  4. 請求項3に記載の機器の消耗部品において、
    前記所定の情報は、ネットワークを通じてコンテンツの閲覧を許可するために使用する固有の認証情報を含むことを特徴とする機器の消耗部品。
  5. 請求項1に記載の機器の消耗部品において、
    非接触で外部から所定の情報を受信する無線受信機と、
    前記制御用ICのメモリに前記所定の情報を書き込む手段とを備えたことを特徴とする機器の消耗部品。
  6. 制御用ICを一体化した消耗部品を配置する部分と、
    配置された前記消耗部品の前記制御用ICのメモリに書き込まれるべき、本体制御を目的としない所定の情報を送信する、無線送信機を備えたことを特徴とする情報書き込み装置。
  7. 制御用ICを一体化した消耗部品を収納する収納部と、
    この収納部から所定の販売制御に従って前記消耗部品を排出する排出機構と、前記消耗部品の排出路上で、前記制御用ICのメモリに書き込まれるべき情報を送信する、無線送信機を備えたことを特徴とする自動販売機。
  8. 制御用ICを一体化した消耗部品を収納する収納部と、
    この収納部から所定の販売制御に従って前記消耗部品を排出する排出機構と、前記消耗部品の収納部に収納された全ての消耗部品の制御用ICのメモリに、所定の情報を送信して書き込みをする、無線送信機を備えたことを特徴とする自動販売機。
  9. 制御用ICを一体化したものであって、前記制御用ICのメモリに、前記制御を目的としない所定の情報を書き込んだ消耗部品に対して接続されるものであって、
    前記情報の表示用アプリケーションを起動する手段を組み込んだ、前記消耗部品の駆動制御をするドライバプログラムを備えたことを特徴とする情報処理機器。
  10. 本体ケースに本体制御用ICを一体化し、
    前記制御用ICのメモリ中に、
    前記本体ケースを装着するプリンタ側で読み取り可能な画像情報を記憶させたことを特徴とするインクカートリッジ。
  11. 制御用ICを一体化したものであって、前記制御用ICのメモリに、前記制御を目的としない所定の情報を書き込んだインクカートリッジを装着したプリンタに接続されるものであって、
    前記情報の表示用アプリケーションを起動する手段を組み込んだ、前記インクカートリッジの駆動制御をするドライバプログラムを備えたことを特徴とする情報処理機器。
  12. 所定の箇所に配置された消耗部品を検出する処理と、
    消耗部品の制御用ICに前記所定の情報を電波送信する処理とを、コンピュータに実行させる情報書き込みプログラム。
  13. 請求項12に記載の情報書き込みプログラムにおいて、
    所定の情報を、指定されたタイミングで、ネットワークを通じてダウンロードする処理を、コンピュータに実行させる情報書き込みプログラム。
  14. 請求項12に記載の情報書き込みプログラムにおいて、
    消耗部品は梱包されており、
    梱包されたままの状態の消耗部品の制御用ICに前記所定の情報を電波送信する処理を、コンピュータに実行させる情報書き込みプログラム。
  15. 制御用ICを一体化した消耗部品を収納して販売する自動販売機の内部において、
    任意のタイミングで、コンピュータプログラムが、電波送信により、前記各消耗部品の制御用ICのメモリに対して、所定の情報を書き込むことを特徴とする、消耗部品の自動販売方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20220223997A1 (en) * 2021-01-13 2022-07-14 Zebra Technologies Corporation User-Installable Wireless Communications Module

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