JP2004266786A - 緊急通信装置 - Google Patents

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大輔 井上
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Abstract

【課題】緊急特定番号先に通信したとき、ボタン操作を行うことなく通信元の位置を自動的に通話先に送信し、速やかに対処すること。
【解決手段】携帯電話機1から警察署等のような緊急特定番号先4に電話がかけられたとき、緊急特定番号先4に対し携帯電話機1の位置情報を送信する通信元位置情報送信手段5を備える。即ち、通信元位置情報送信手段5は、携帯電話機1から緊急特定番号先4に電話がかけられたとき、基地局2がGPS装置6へ信号を送信することでGPS装置6を稼動させ、GPS装置6が、通信元の携帯電話機1の位置情報を演算することで求めた後、その求めた位置情報を送信部7により緊急特定番号先4に音声データで送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、緊急通信装置に係り、特に、事故等に遭遇したとき、携帯電話機等からなる携帯通信装置で警察署のような緊急特定番号先に電話するのに好適な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日本中に敷設されている電話回線網にあっては、これに接続されている自宅の電話や公衆電話から通信しているとき、逆探知装置等を用いることで通信元の位置を特定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、今日、普及している携帯電話機やPHSからなる携帯通信装置にあっては、敷設された電話回線網の場合と異なり、逆探知装置等を使用することができず、かけている通信元の位置(場所)を特定することができない問題があった。
そのため、緊急の用事で携帯通信装置で緊急特定番号先に電話している場合、例えば警察署である110番や消防署である119番へ電話している場合、通信元の場所を聞かれても、本人がその位置を知らず、答えられないことがある。従って、犯罪等に関わるようなことで警察署に連絡したり、火災等の通報で消防署に連絡したとき、通信元の位置が明確に分からないと、大惨事を招くおそれがあった。
【0004】
一方、最近では、GPS(Global Positioning System)機能付き携帯電話機が使用されているものの、このような携帯電話機では、自分の位置を確認するとき、ボタン操作を行わなければならないので、時間的余裕のある場合に限られ、しかも使用に際しては月々の通信費がかかるという難点があった。
【0005】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、緊急特定番号先に通信したとき、ボタン操作を行うことなく通信元の位置情報を通話先に自動的に送信して、携帯通信装置の利用者及び緊急特定番号先の双方が速やかに対処することができる緊急通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明においては、以下の手段を採用している。
請求項1に係る発明は、携帯通信装置から緊急特定番号先へ通信したときに稼動する緊急通信装置であって、前記携帯通信装置から緊急特定番号先へ通信されたとき、その緊急特定番号先に対し、現在通信している前記携帯通信装置の位置情報を音声データで送信する通信元位置情報送信手段を備えることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、緊急特定番号先に電話をかけた場合、通信元位置情報送信手段により通信元の携帯通信装置の位置情報が緊急特定番号先に送信されるので、従来のように操作することで位置情報を確認する手間が不要になるばかりでなく、使用に際して月々の通信費を払うことも不要になり、時間の遅れによって大きく影響を受ける事故等を防止することが可能になると共に、緊急特定番号先でのその後の対処を速やかに行うことが可能となり、緊急特定番号先に対する位置情報の伝達が良好に行われる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の緊急通信装置において、前記緊急特定番号先は、少なくとも警察署と消防署と海上保安庁との何れか一方であることを特徴とする。
この発明によれば、緊急特定番号先が少なくとも警察署と消防署と海上保安庁との何れか一方であるので、その一方の通話先に関わる事故等の発生によって連絡した場合には、大事な情報の一つを良好に伝達することができる。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の緊急通信装置において、前記通信元位置情報送信手段は、前記携帯通信装置から緊急特定番号先へ通信された時点で、GPS装置が通信元の前記携帯通信装置の位置情報を特定すると共に、該位置情報を送信部により緊急特定番号先に音声データで送信することを特徴とする。
この発明によれば、GPS装置を利用して通信元の携帯通信装置の位置情報を送信するので、通話先には通信元の位置情報を正確に送信することができる。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項3記載の緊急通信装置において、前記送信部は、通信元の前記携帯通信装置の位置情報を、通信の終了した時点で通話先に送信することを特徴とする。
この発明によれば、通信元の携帯通信装置の位置情報が通信の終了した時点で通話先に送信されるので、通信元と通話先間の通話を阻害するおそれがない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る緊急通信装置を示す説明図である。
図1において、携帯通信装置としての携帯電話機1は、通信を行うとき、中継局を含む基地局2を経て通話先3と通信可能となっている。この場合、図1では通話先3が通信元と同様の携帯電話機となっているが、電話回線網に接続された一般電話のときには、基地局2から図示しない電話交換機を経て通信可能となる。
【0012】
この実施形態の緊急通信装置は、図1に示すように、携帯電話機1から警察署等のような緊急特定番号先4に電話がかけられたとき、その緊急特定番号先4に対し、現在通信している携帯電話機1の位置情報を送信する通信元位置情報送信手段5を備えている。
【0013】
即ち、通信元位置情報送信手段5は、携帯電話機1から緊急特定番号先4に電話がかけられたとき、基地局2がGPS装置6へ信号を送信することでGPS装置6を稼動させ、該GPS装置6が、今現在通信している通信元の携帯電話機1の位置情報を演算することで求めた後、その求めた位置情報を送信部7によって緊急特定番号先4に音声データで送信するようになっている。そのため、携帯電話機1にはGPS装置6によってその位置を確認できるようにGPS受信器8が備えられている。
【0014】
送信部7は、GPS装置6から位置情報を送信する場合、携帯電話機1と緊急特定番号先4間での通話中に送信されると、会話が中断される不都合が生じるので、例えば携帯電話機1から緊急特定番号先4を呼び出す前の時点で送信したり、或いは緊急特定番号先4との間での通信が終了した時点で送信するのがよく、より好ましいのは後者の方である。
なお、緊急特定番号先4としては、本例では警察署である110番の他、消防署である119番と海上保安庁である118番とからなっているが、それ以外として、事故や災難等を防止かつ救済できるような箇所であれば、他のものでもよい。
【0015】
この実施形態の緊急通信装置は、上記のように構成されているので、次にその動作について説明する。
いま、携帯電話機1の利用者が、図1に示すように、通話先3である携帯電話機に電話すると、携帯電話機1から基地局2を経ることで通話先3と通信することができる。この場合、通話先3として携帯電話機に限らず、電話回線網と接続されている一般の電話であっても通信することができる。
【0016】
一方、携帯電話機1から緊急特定番号先4へ電話がかけられると、通信元位置情報送信手段5が稼動することで、その通信元の位置情報が緊急特定番号先4へ送信されることとなる。即ち、中継局2からの信号でGPS装置6が稼動し、GPS装置6が通信元である携帯電話機1のGPS受信器8に基づいてその位置情報を確認した後、送信部7がその位置情報を緊急特定番号先4に音声データで送信するので、例えば事件や事故に関わったりまた火災通報等のために緊急特定番号先4に電話をかけた場合には、その通信元の位置情報が自動的にかつ明確に音声データで送信されることとなる。
【0017】
従って、緊急特定番号先4に電話をかけた場合、通信元の位置情報が緊急特定番号先4に送信されるので、従来のように操作することで位置情報を確認する手間が不要になるばかりでなく、使用に際して月々の通信費を払うことも不要になり、時間の遅れによって大きく影響を受ける事故等を防止することが可能になると共に、緊急特定番号先4でのその後の対処を速やかに行うことが可能となり、極めて有益である。
【0018】
また、上述したように、通信元位置情報送信手段5は、GPS装置6を利用して携帯通信装置1の位置情報を求めるので、緊急特定番号先4に携帯電話機1の位置情報を正確に送信することができる。そして、送信部7による位置情報が、携帯電話機1から緊急特定番号先4を呼び出す前の時点で送信されたり、緊急特定番号先4との間での通信が終了した時点で送信されるようにしているが、特に通信が終了した時点で通話先に送信すれば、通信元と通話先間の通話を阻害するというおそれがないものとなる。
【0019】
なお、図示実施形態では、基地局2と別に設置されているGPS装置6が、携帯電話機1のGPS受信器8に基づいて位置情報を求めるようにした例を示したが、これに限らず、基地局自体がGPS装置を保有すると共に、その保有しているGPS装置によって得られた位置情報を、該GPS装置または基地局から緊急特定番号先に音声データで送信するように構成してもよい。また、携帯電話機を用いた例を示したが、PHSの場合も同様であり、従って、携帯電話機及びPHSからなる携帯通信装置全てに適用することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯通信装置によって緊急特定番号先に電話をかけたとき、ボタン操作を行うことなく通信元の携帯通信装置の位置情報を音声データで緊急特定番号先に送信できるように構成したので、携帯通信装置の利用者及び緊急特定番号先の双方が速やかに対処することができ、事故等を防げると共に人命救助等の効果が大となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る緊急通信装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機(携帯通信装置)
2…基地局
5…通信元位置情報送信手段
6…GPS装置
7…送信部

Claims (4)

  1. 携帯通信装置から緊急特定番号先へ通信したときに稼動する緊急通信装置であって、
    前記携帯通信装置から緊急特定番号先へ通信されたとき、その緊急特定番号先に対し、現在通信している前記携帯通信装置の位置情報を音声データで送信する通信元位置情報送信手段を備えることを特徴とする緊急通信装置。
  2. 請求項1記載の緊急通信装置において、
    前記緊急特定番号先は、少なくとも警察署と消防署と海土保安庁との何れか一方であることを特徴とする緊急通信装置。
  3. 請求項1又は2記載の緊急通信装置において、
    前記通信元位置情報送信手段は、前記携帯通信装置から緊急特定番号先へ通信された時点で、GPS装置が通信元の前記携帯通信装置の位置情報を特定すると共に、該位置情報を送信部により緊急特定番号先に音声データで送信することを特徴とする緊急通信装置。
  4. 請求項3記載の緊急通信装置において、
    前記送信部は、通信元の前記携帯通信装置の位置情報を、通信の終了した時点で送信することを特徴とする緊急通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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