JP2004262156A - ペン差し具 - Google Patents

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下 耕 平 山
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

【課題】筆記作業以外の作業が、筆記具を担持させた状態でもできるようにする。
【解決手段】本発明のペン差し具は、指の周囲で筆記具を担持させるペン差し具であって、人差指の付け根と第2関節との間に保持させる指輪体と、指輪体の外周面に設けたガイド部材と、ガイド部材に沿ってスライドするように、ガイド部材に嵌め込まれて設けたスライダーと、スライダーに連設して設けた筆記具の担持体とを備え、ガイド部材には一対の波形の弾性部材を対面させて設けたガイド溝が形成され、スライダーは略球形状に形成されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、指に筆記具を保持させながら、キーボード操作等の作業ができる保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、筆記具を指に保持させるように形成した保持具に関し、特開平11−245583号には、筆記具を人差指の先端から第2関節の間で持たせるようにしたものが開示されている。この公報に記載の保持具は、筆記具を紙面から人差指の第2関節までの長さに縮め、そこに指輪型や羽根型の保持具をつけるものである。その効果として、筆記具の正しい持ち方が身につくこと、及び、いちいち持ったり置いたりする必要が無く能率的であることが記載されている。また、登録番号第3058988号の登録実用新案公報には、指の把持力が弱くても筆記することができ、またペンだこのできるのを抑制し、筆記による手、指の疲労を極力少なくすることができるようにした筆記具用指支持体が開示されている。この筆記具用指支持体は、外周の縦方向にすり割りを入れたボールペン等の筆記具を支持する第1のテーパ状円筒体と、同じく外周方向にすり割りを入れた人差し指に挿入する第2のテーパ状円筒体とを有し、互いの中心軸が平行で、かつ、互いの中心軸がなす角度を調整可能に前記第1のテーパ状円筒体を接続部を介して第2のテーパ状円筒に取り付けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたもののうち前者においては、日常的に使用される筆記具を、手の指に一時的に保持させて利用できるものではなく、また、後者の支持体であっても、筆記具を、手の指に一時的に保持させて他の作業ができるものとはなっていなかった。
本発明は、従来の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、キーボード等の打ち込みなどの作業が、筆記作業から切り換えて、筆記具を担持させた状態でもできるものとすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のペン差し具は、指の周囲で筆記具を担持させるペン差し具であって、指の付け根と第2関節との間に保持させる指輪体と、前記指輪体の外周面に設けたガイド部材と、前記ガイド部材に沿ってスライドするように、前記ガイド部材に嵌め込まれて設けたスライダーと、前記スライダーに連設して設けた前記筆記具の担持体と、を備えていることを特徴とする。前記ガイド部材には、一対の波形の弾性部材を対面させて設けたガイド溝が形成されていることを特徴とする。前記スライダーは、略球形状に形成されていることを特徴とする。
【0005】
これにより、筆記作業中に、筆記作業以外の作業、例えば、キーボード等の打ち込み作業が、担持体を指の外周面上で移動させることにより、筆記具を保持した状態でもできるようになる。即ち、筆記具の置き場所が明確になり、筆記具を捜したり、紛失したりすることがなくなるものとなる。波形の弾性部材が設けられて形成されたガイド溝は、スライダーを段階的に弾性付勢し所定の位置で係止できるものとなる。スライダーは、略球形状に形成されることにより、回転する方向、及び、その方向と垂直な方向に若干の位置変更ができるようになり、筆記作業に支障がないものとすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のペン差し具10を人差指の付け根と第2関節との間に保持させて、筆記具20を保持したことを示したものである。また、図2は、筆記具20をペン差し具10の担持体3で保持させた状態で、筆記作業が可能であることを示したものである。これら、図1、及び、図2に示すように、筆記具20は、ペン差し具10で担持させた状態で、図2に示す筆記作業から、図1に示すようにして、他の作業(例えば、コンピュータのキーボードを打ち込む等)に移行できるものである。
【0007】
図3は、本発明のペン差し具10を示したものであり、(a)はその正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。この図3に示すペン差し具10は、人差指に挿入される指輪体1と、指輪体1の外周面に突出させて設けたガイド部材2と、筆記具20を担持させる担持体3と、から大略構成され、筆記具20の担持体3は、ガイド部材2に嵌め込まれて設けたスライダー4に連設されている。また、スライダー4は、円筒形状に形成されており、そのスライダー4の下端部には、突出部4aが形成されている。これにより、ガイド溝2a(図4参照)に設けられた凹所2bに嵌め込み係止された状態で、担持体3がガイド部材2のガイド溝2aに沿ってスライドするように構成されている。
【0008】
ガイド部材2は、指輪体1の最上部から親指方向に90度の位置まで、指輪体1の外周面上に突出させて設けられている。即ち、スライダー4及び担持体3は、人差指の最上部から親指方向に90度移動させることができるように構成されており、これにより、筆記具20を使用する際には、人差指の側面で係止されて使用(図2参照)されるが、筆記具20を使用しない時には、担持体3を最上部に移動(図1参照)させて保持できるものとなっている。尚、図3は、担持体3を指輪体1の最上部に位置させた状態の図である。
【0009】
図4の(a)は筆記具20を保持するために、担持体3を指輪体1の最上部に位置させた状態を示し、(b)は筆記具20が使用できるようにした状態を示したペン差し具10の平面図である。この図4の(a)、(b)に示すように、ガイド部材2に設けられたガイド溝2aは、一対の弾性部材5で波形に形成され、対面する波形の弾性部材5の凹部と凹部とで形成される略円形状に形成された係止部位で、スライダー4を係止できるようにしている。これにより、スライダー4は、抜け止めされた状態で係止され、その係止位置は、ガイド部材上で複数箇所形成された係止部位であり、利用者は任意の位置で、スライダー4を止めて担持体3を保持できるようになっている。即ち、スライダー4は、ガイド部材2の外周面で段階的に移動できるように構成されている。
【0010】
担持体3は、弾性部材5で弾性付勢されているが、スライダー4が略円形状に形成されていることから、ガイド部材2の外周面上で回転できる。即ち図4の(a)の状態では、ガイド部材2の外周面が水平面であるので、担持体3が水平方向(図中矢印Bで示す)に回転でき、図4の(b)の状態では、ガイド部材2の外周面が垂直面となるため、担持体3が垂直方向(図中矢印Bで示す)に回転できるものとなっている。尚、担持体3の回転は、弾性部材5の弾性付勢力により調節されるものであり、弾性付勢力を強めて適度に調節するのがよい。
【0011】
図5は、ペン差し具10の第2の実施の形態を示したものであり、(a)はその正面図、(b)は(a)のC−C線断面図である。また、(c)は担持体3の係止状態が、抜け止め方向にのみ有効で、ガイド部材2の外周面上で回転できる他、ガイド部材2の外周面と直交する方向であっても若干の移動ができるものとして示したものである。即ち、この図5に示すペン差し具10は、スライダー4を略球形状に形成して、ガイド部材2に係止させたものであり、ガイド部材2の凹所は、スライダー4の略球形状に合わせて形成されている。ペン差し具10を上述したように構成することにより、図5の(a)において、一点鎖線で示したスライダー4及び担持体3は、ガイド部材2で保持されながらも自在な動きができるものとなり、筆記作業(図2参照)での状態で不自由がないものとなる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、上述のように構成されているので、次に記載する効果を奏する。
即ち、指輪体の外周面で、筆記具を担持する担持体が移動できるように構成されているので、筆記作業以外の作業が、担持体を移動させることにより、筆記具を保持した状態でもできるようになる。また、ガイド溝が波形の弾性部材で形成されているので、筆記具を段階的に弾性付勢し所定の位置で係止できるものとなる。スライダーを略球形状に形成したことにより、筆記具を担持させた状態でも筆記作業に支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】筆記具の保持状態を示した本発明のペン差し具の斜視図である。
【図2】筆記作業状態でのペン差し具を示した本発明の説明図である。
【図3】(a)は、本発明のペン差し具を示した正面図である。
(b)は、(a)のA−A線断面図である。
【図4】(a)は、担持体を最上部に位置させた状態を示した平面説明図である。
(b)は、担持体を側面に位置させた状態を示した平面説明図である。
【図5】(a)は、第2の実施の形態を示したペン差し具の正面図である。
(b)は、(a)のC−C線断面図である。
(c)は、担持体の自在な動きを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 指輪体
2 ガイド部材
2a ガイド溝
2b 凹所
3 担持体
4 スライダー
4a 突出部
5 波型弾性部材
10 ペン差し具
20 筆記具

Claims (3)

  1. 指の周囲で筆記具を担持させるペン差し具であって、
    前記ペン差し具は、指の付け根と第2関節との間に保持させる指輪体と、
    前記指輪体の外周面に設けたガイド部材と、
    前記ガイド部材に沿ってスライドするように、前記ガイド部材に嵌め込まれて設けたスライダーと、
    前記スライダーに連設して設けた前記筆記具の担持体と、を備えていることを特徴とするペン差し具。
  2. 前記ガイド部材には、一対の波形の弾性部材を対面させて設けたガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のペン差し具。
  3. 前記スライダーは、略球形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のペン差し具。
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