JP2004258928A - 商品情報提供装置、ショッピングカート、サーバ、商品情報提供システム、商品情報提供方法および商品情報提供プログラム - Google Patents
商品情報提供装置、ショッピングカート、サーバ、商品情報提供システム、商品情報提供方法および商品情報提供プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供する。
【解決手段】店舗で買い物をしている顧客がタグ2が貼付されている商品1を、ショッピングカートに取り付けられている商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にかざすと、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5によってタグ2の商品1の商品識別情報を読み取られ、店舗サーバ20へ送信される。店舗サーバ20は、データ管理部22によって、商品情報表示装置4からの商品識別情報に従ってデータベース23から商品情報を読み出し、通信部21によって、商品情報表示装置4へ送信する。商品情報表示装置4は、店舗サーバ20からの商品情報を受信し、商品情報を表示部7に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】店舗で買い物をしている顧客がタグ2が貼付されている商品1を、ショッピングカートに取り付けられている商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にかざすと、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5によってタグ2の商品1の商品識別情報を読み取られ、店舗サーバ20へ送信される。店舗サーバ20は、データ管理部22によって、商品情報表示装置4からの商品識別情報に従ってデータベース23から商品情報を読み出し、通信部21によって、商品情報表示装置4へ送信する。商品情報表示装置4は、店舗サーバ20からの商品情報を受信し、商品情報を表示部7に表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品の情報を表示するとともに、顧客の商品選択に関する情報を提供する商品情報提供装置、ショッピングカート、サーバ、商品情報提供システム、商品情報提供方法および商品情報提供プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、店舗では、顧客に対するサービスとして、商品の購買意欲を高めるために商品情報を提示したり、購入金額を自動計算して勘定所(いわゆるレジ)での待ち時間を短縮したりする技術が提案されている。
【0003】
例えば、従来技術として、店舗での商品購買に際して、商品勘定を簡便化するための技術が提案されている(例えば、特許文献1)。この従来技術では、顧客が商品を選択してショッピングカートに入れる度に、該商品に取り付けられているタグから商品情報を読み取って合計金額を累算していき、勘定する際には、該合計金額を直ちに請求するようになっている。これにより、勘定での待ち時間を短縮することができる。
【0004】
また、他の従来技術として、店舗での顧客の商品購買意欲を高めるために、店舗内で顧客の位置に合わせて適切な広告を提供する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この従来技術では、店舗内を移動する顧客に対して、その現在位置に応じて適切な広告情報を、店舗内に設置された送信装置から送信し、ショッピングカートなどに取り付けられた広告表示装置により受信して表示するようになっている。これにより、顧客は、広告表示装置に表示される、近接する商品の広告情報を見ることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−29074
【特許文献2】
特表平2−501237
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術(特許文献1)では、商品を購入する際の合計金額を演算することができるほか、特売などの広告に関するストア情報を店舗側から顧客側に一方的に送信するものであり、顧客が購入したいという目的の商品と必ずしも一致するものではないので、直接あるいは間接的に関連する商品の商品情報を顧客に提示することができず、購買意欲を十分に高めることができないという問題があった。
また、上述した従来技術(特許文献2)では、顧客の移動先の売り場の位置を検出して、その売り場に関する商品の情報を店舗側から顧客側に送信するものであるため、顧客にとって、顧客が目的とする商品の商品情報が必ずしも得られるものではないので、購買意欲を十分に高めることができないという問題があった。
【0007】
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができる商品情報提供装置、ショッピングカート、サーバ、商品情報提供システム、商品情報提供方法および商品情報提供プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決するために、請求項1記載の発明では、商品を識別するための商品識別情報と商品に関する情報である商品情報とを対応付けて記憶する外部装置(実施の形態における「店舗サーバ20」に該当)と通信可能であり、店舗で販売される商品を取り置くショッピングカートに取り付けられる商品情報提供装置(実施の形態における「商品情報表示装置4」に該当)であって、前記店舗内に陳列される商品に取り付けられ、該商品の商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取る商品識別情報読取手段と、前記商品識別情報読取手段により読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を前記外部装置から無線通信により受信する通信手段と、前記通信手段により受信された商品情報を表示する表示手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の商品情報提供装置において、前記ショッピングカートから取り外しおよび取り付け可能に構成されていることを特徴とする。
【0010】
また、請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の商品情報提供装置の商品情報提供装置において、前記表示手段は、前記通信手段により受信された商品情報を一覧表示することを特徴とする。
【0011】
また、請求項4記載の発明では、請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の商品情報提供装置において、前記通信手段は、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して前記外部装置と通信することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5記載の発明では、請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の商品情報提供装置において、前記商品情報は、商品に関連する商品の関連情報を含み、前記表示手段は、前記関連情報を選択可能に表示することを特徴とする。
【0013】
また、請求項6記載の発明では、請求項5記載の商品情報提供装置において、前記表示手段は、前記関連情報で示される関連商品の陳列場所を表示することを特徴とする。
【0014】
また、請求項7記載の発明では、請求項1から請求項6のうちいずれかに記載の商品情報提供装置において、顧客を識別するための顧客識別情報を記録する記録媒体から該顧客識別情報を読み取る顧客識別情報読取手段と、顧客が購入すべく前記ショッピングカートに取り置いた商品に基づいて前記外部装置により更新された、前記顧客識別情報読取手段により読み取られた顧客識別情報に対応する顧客情報を、前記記録媒体に記録する顧客情報記録手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
また、上述した問題点を解決するために、請求項8記載の発明では、商品を識別するための商品識別情報と商品に関する情報である商品情報とを対応付けて記憶する外部装置と通信可能であり、店舗で販売される商品を取り置くショッピングカートであって、店舗内に配列される商品に取り付けられ、該商品の商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取る商品識別情報読取手段と、前記商品識別情報読取手段により読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を外部装置から無線通信により受信する通信手段と、前記通信手段により受信された商品情報を表示する表示手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
また、上述した問題点を解決するために、請求項9記載の発明では、店舗で商品を購入する顧客および店舗で販売される商品に関する情報を管理するサーバであって、店舗で販売される商品を識別する商品識別情報に対応付けて商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、店舗で販売される商品を識別するための商品識別情報に対応する商品情報を前記商品情報記憶手段から読み出す商品情報読出手段と、前記商品情報読出手段により読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信する通信手段とを具備することを特徴とする。
【0017】
また、請求項10記載の発明では、請求項9記載のサーバにおいて、顧客が購入すべく前記ショッピングカートに取り置いた商品に基づいて、前記顧客の顧客情報を更新する更新手段を具備することを特徴とする。
【0018】
また、請求項11記載の発明では、請求項9記載のサーバにおいて、前記通信手段は、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して前記商品情報表示装置と通信することを特徴とする。
【0019】
また、請求項12記載の発明では、請求項11記載のサーバにおいて、前記複数の中継局における前記商品情報表示装置からの電波強度に基づいて、前記ショッピングカートの位置を検出する位置検出手段を具備することを特徴とする。
【0020】
また、上述した問題点を解決するために、請求項13記載の発明では、顧客および商品に関する情報を管理するサーバと、店舗で販売される商品を取り置くショッピングカートとからなる商品情報提供システムであって、前記ショッピングカートは、店舗内に配列される商品に取り付けられ、該商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取る商品識別情報読取手段と、前記サーバから商品識別情報に対応付けられた商品情報を無線通信により受信する第1の通信手段と、前記第1の通信手段により受信された商品情報を表示する表示手段とを具備し、前記サーバは、店舗で販売される商品を識別する商品識別情報に対応付けて商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、前記読取手段により読み取られた商品識別情報に対応する商品情報を前記商品情報記憶手段から読み出す商品情報読出手段と、前記商品情報読出手段により読み出した商品情報を、前記ショッピングカートの前記第1の通信手段に無線通信により送信する第2の通信手段とを具備することを特徴とする。
【0021】
また、上述した問題点を解決するために、請求項14記載の発明では、店舗で販売される商品に関する商品情報を、商品を取り置くショッピングカートで移動する顧客に提供する商品情報提供方法であって、顧客が手に取った商品に取り付けられ、該商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取り、前記読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を商品を識別するための商品識別情報と商品に関する情報である商品情報とを対応付けて記憶する外部装置から無線通信により受信し、前記受信された商品情報を前記ショッピングカートで移動する顧客に提示することを特徴とする。
【0022】
また、上述した問題点を解決するために、請求項15記載の発明では、店舗で顧客により選択された商品を識別するための商品識別情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置から受信するステップと、前記受信した商品識別情報に対応する商品情報をデータベースから読み出すステップと、前記読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による商品情報提示システムの構成を示すブロック図である。図1において、商品1は、店舗において販売される商品であり、商品を識別するための商品識別情報が記憶されたタグ2が備えられている。商品識別情報は、個々の商品毎に割り当てられた情報であり、これを利用してネットワーク等を通じて接続されたデータベースに記録されている「賞味期限」などの商品毎の情報と関連づけることができ、顧客は、タグ2を利用して、それらを情報を入することが可能となっている。タグ2は、商品1に直接貼付されるか、あるいは取り付け紐などで商品1に取り付けられている。
タグ2としては、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグであり、無線周波数帯の電磁波を利用した通信であり、そのデータ搬送波から電力を取り出し内蔵する電子回路の電源として動作するものである。すなわち、タグ2は、後述する商品情報表示装置4から送信されるデータ要求信号を受信すると、その電磁波から電源電力を得て、予め記憶している商品識別情報を送信するようになっている。
【0024】
次に、ICカード3は、顧客サービス用に店舗側から顧客に提供され、内蔵する電子回路には、顧客識別情報および顧客情報が記録されており、顧客は、店舗に来店の際、ICカードを介してと店舗側から種々のサービスの提供を受けることが可能である。この顧客情報としては、顧客の来店回数や、顧客の商品購入品目、利用金額、付与ポイントなどがある。なお、顧客情報は個人情報保護の観点からICカード3に記録する情報を最小限にし、重要な情報は店舗側のみに保持するようにしてもよい。
【0025】
ショッピングカート31は、商品1を販売する店舗に備え付けられ、店舗内を移動し商品を選択する顧客が購入することを決めた商品が投入される。このショッピングカード31の外観の一例は、図13のように示される。
商品情報表示装置4は、ショッピングカート31に取り付けられている。この商品情報表示装置4は、ショッピングカート31から取り外し可能とすることができ、通常のショッピングカートには取り付けず、ICカード3を有する顧客への限定サービスとしての利用として、商品情報表示装置4の使用の希望があれば、店舗の係員(店員)などがショッピングカートに商品情報表示装置4を取り付けることもできる。また、この情報表示装置4は、取り外した状態でも使用可能である。
【0026】
商品情報表示装置4は、タグ読み取り部5、ICカードリードライタ6、表示部7、入力部(タッチパネル)8、記憶部9、通信部10、および制御部11からなる。タグ読み取り部5は、上述した商品1に貼付されているタグ2から商品識別情報を読み取る。ICカードリーダライタ6は、顧客が所持するICカード3に記録されている顧客識別情報および顧客情報を読み取る一方、更新された顧客情報を書き込む。
【0027】
表示部7は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの軽量な薄型ディスプレイであり、その画面上に画面の表示画像に合わせて指等で触れることで、表示された画面情報に応じた入力が可能な接触式タッチパネルが入力手段として設けられている。また、入力手段は、薄型ディスプレイの画面脇のディスプレイ外装部分に形成されたキーやボタンによって行えるように構成されてもよい。記憶部9は、顧客が購入した商品や、その合計金額などを記憶する。通信部10は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信プロトコルに対応し、無線LAN(Local Area Network)などを利用して、店舗内の商品棚や壁、柱などに間隔をおいて既知の位置に適宜設置された通信ステーション15を介して、LANを構成したネットワーク16と接続され、店舗サーバ20とショッピングカート31に設置された商品情報表示装置4との間で通信が可能となっている。制御部11は、商品情報表示装置4内の各部の制御を行う。
【0028】
通信ステーション15は、店舗内、陳列棚などに所定の間隔で設置されており、商品情報表示装置4とデータ送受信を行なう。また、この通信ステーション15は、この通信ステーション15に設けられたアンテナから所定の周波数の電波を互いの電波が干渉しない程度の低出力で送信し、受信した商品情報表示装置4から返信される電波を既知の位置に設置された複数の通信ステーション15のアンテナによって受信し、受信した電波の受信電界強度を測定する。この測定結果において、もっともの大きな数値となった通信ステーション15の位置が商品情報表示装置4の位置であり、顧客の現在位置として特定することが可能である。ネットワーク16は、LANなどのネットワークである。
【0029】
次に、店舗サーバ20は、店舗側のサーバであり、店舗で販売する商品個々の商品情報、商品に関連する商品関連情報などを、複数の商品情報表示装置4に提供する。データベース23に記録される商品情報としては、商品名、メーカ・ブランド名、内容量、単価、付与ポイント数、商品コメント、賞味期限、商品使用例表示画像および商品使用例タイトルがある。また、商品関連情報としては、商品使用方法名、関連商品リスト、使用方法詳細、関連商品表示画像および関連商品名がある。さらに、データベース23は、ICカード3に記憶された顧客識別データを情報入手のためのキーとして、顧客情報を記憶している。この顧客情報は、ICカード3に記憶された顧客情報である顧客の来店回数や、顧客の商品購入品目、利用金額、付与ポイントなどの項目について記憶される。また、店舗サーバ20は、通信部21、データ管理部22、データベース23、および位置情報制御部24からなる。通信部21は、例えば、TCP/IPなどのプロトコルに対応し、無線LAN等を利用して、ネットワーク16と接続され、通信ステーション15を介して、複数のショッピングカート31に設置された各商品情報表示装置4との間で通信が可能になっている。なお、この店舗サーバ20が、上述の外部装置に相当する。
【0030】
データ管理部22は、商品識別情報に従って商品を特定し、該商品の商品情報や商品関連情報をデータベース23から取り出し、通信部21を介して、商品情報表示装置4に提供する。また、データ管理部22は、後述する位置情報制御部24からの位置情報(顧客の現在位置)に従って、顧客が選択した商品に関連する商品の陳列棚を店舗内地図上で表示するための案内図をデータベース23から取り出し、通信部21を介して、商品情報表示装置4に提供する。
【0031】
位置情報制御部24は、店舗内の通信ステーション15のアンテナから所定の周波数の電波を送信し、受信した商品情報表示装置4から返信される電波を既知の位置に設置された複数の通信ステーション15のアンテナが受信した電波の受信電界強度を測定する。もっともの大きな数値となった通信ステーション15の位置が商品情報表示装置4の位置であり、顧客の現在位置を特定することができる。
【0032】
次に、図2は、上述した商品情報提示システムが適用される店舗内構成を示す模式図である。陳列棚30,30,…には、例えば、その上部に複数の通信ステーション15,15,…が配設されている。また、ショッピングカート31には、例えば、そのハンドル部に商品情報表示装置4が固定されている。商品情報表示装置4は、図示するように、通信ステーション15と通信するためのアンテナ40や、表示部7、商品情報表示装置4の各部を駆動させるバッテリ41などを備えている。このバッテリ41は、1次電池または2次電池(充電可能な電池)が適用可能である。また、前述したように、商品情報表示装置4は、ショッピングカート31から取り外すことが可能となっている。
【0033】
B.実施形態の動作
次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。
【0034】
B−1.初期動作
まず、本実施形態による商品情報提示システムの初期動作について説明する。ここで、図3は、本実施形態の商品情報提示システムの初期動作を説明するためのフロー図である。
【0035】
まず、店舗に来店した顧客がショッピングカート31を取り、シッピングカート31に取り付けられている商品情報表示装置4のICカードリーダライタ6に顧客が保持するICカード3をかざす(もしくは図示しないが、ICカード3を差し込み口に挿入する)と、ICカード3に記憶された顧客識別情報を読み取る(ステップS100)。次に、商品情報表示装置4の通信部10は、上記顧客識別情報とを、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20へ送信する(ステップS105)。
【0036】
店舗サーバ20は、通信部21により顧客識別情報を受信し、データ管理部22によって、受信した顧客識別情報に従ってデータベース23から顧客情報と広告情報を読み出す(ステップS110)。次に、店舗サーバ20は、通信部21によって、顧客情報と広告情報を、ネットワーク16および通信ステーション15を介して、商品情報表示装置4へ送信する(ステップS115)。
【0037】
商品情報表示装置4では、通信部10により店舗サーバ20からの顧客情報と広告情報を受信し、図6(a)に示すように、顧客情報に従って、顧客名前とともにウェルカムメッセージを表示部7に表示した後(例えば、5秒後)、図6(b)に示すように、広告情報に従って、店舗情報と特定商品のキャンペーン告知とを数秒毎に切り替えるようにして表示部7に表示する(ステップS120)。
【0038】
B−2.商品購入時の動作
次に、顧客が店舗で商品を購入する際の商品情報提示システムの動作について説明する。ここで、図4は、本実施形態による商品情報提示システムを用いて商品購入する際の基本動作を説明するためのフロー図である。
【0039】
店舗で買い物をしている顧客は、商品1を購入する場合、あるいは、商品1に興味を持った場合、商品1を手に取り、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にタグ2が貼付されている商品1をかざす。商品1がかざされると、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5は、タグ2の商品1の商品識別情報を読み取る(ステップS130)。次に、商品情報表示装置4の通信部10は、商品識別情報を、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20へ送信する(ステップS135)。
【0040】
店舗サーバ20は、通信部21によって、商品情報表示装置4からの商品識別情報を受信し、データ管理部22によって、商品情報表示装置4から受信した商品識別情報に従ってデータベース23から商品情報を読み出す(ステップS140)。次に、店舗サーバ20は、通信部21によって、データベース23から読み取った商品情報を、ネットワーク16および通信ステーション15を介して、商品情報表示装置4へ送信する(ステップS145)。
【0041】
商品情報表示装置4では、通信部10によって店舗サーバ20からの商品情報を受信し、図6(c)または図6(d)に示すように、商品情報を表示部7に表示する(ステップS120)。なお、商品情報の表示例の詳細については後述する。
【0042】
B−3.商品情報表示装置の詳細動作
次に、上述した商品購入時の商品情報表示装置の詳細動作について説明する。ここで、図5は、本実施形態による商品情報提示システムを用いて商品購入する際の商品情報表示装置の詳細動作を説明するためのフローチャートである。
【0043】
店舗で買い物をしている顧客は、商品1を購入する場合、あるいは、商品1に興味を持った場合、商品1を手に取り、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にタグ2が貼付されている商品1をかざすと、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5は、タグ2の商品1の商品識別情報を読み取る(ステップS160)。次に、商品情報表示装置4の通信部10は、商品識別情報を、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20へ送信する(ステップS162)。
【0044】
商品情報表示装置4では、通信部10によって店舗サーバ20からの商品情報を受信する(ステップS120)。次に、商品情報表示装置4は、商品情報を、選択した商品1の商品情報を表示部7に表示する(ステップS166)。このときの表示部7には、商品情報が図7に示す形式で表示される。図において、項目A01は商品名、項目A02はメーカ・ブランド名、項目A03は内容量、項目A04は単価、項目A05は付与ポイント数、項目A06は商品コメント、項目A07は賞味期限、項目A08は商品使用例表示画像、項目A09は商品使用例タイトルである。ここで、図9は、商品情報の表示画面例の詳細を示す模式図である。図9に示すように、商品情報の表示画面には、接触式タッチパネルに入力が可能に、「商品リスト」ボタンが用意されている。
【0045】
次に、商品情報表示装置4では、図9に示す商品情報の表示画面において、「商品リスト」ボタンがタッチされたか否かを判断し(ステップS168)、続いて、商品画像部分がタッチされたか否かを判断する(ステップS170)。そして、いずれもタッチされなかった場合には、図6(c)に示すように、項目A08の商品の画像表示部分に、商品利用例を順次切り替え表示(スライドショー)する(ステップS172)。例えば、商品が食料品などの場合には、その食品を用いた調理例が表示される。
【0046】
一方、図9に示す商品情報の表示画面において、「商品リスト」ボタンがタッチされた場合には、図10に示す商品リスト画面を表示する(ステップS174)。商品リスト画面には、これまでに購入すべくショッピングカート31に投入した商品の一覧が表示される。商品リストには、商品、単価、個数、さらに合計購入商品点数、合計購入金額などが表示される。
【0047】
次に、商品リスト画面において、商品にタッチされたか否かを判断し(ステップS176)、いずれかの商品にタッチされると、ステップS166へ戻り、上述した図9に示す商品情報の表示画面へ切り替える。以下、「商品リスト」ボタンのタッチ、商品のタッチにより、図11に示すように、図9に示す商品の情報画面と図10に示す商品リスト画面とを切り替え表示する。
【0048】
一方、図9に示す商品情報の表示画面において、商品の画像が表示されている項目A08にタッチされると、図6(d)に示すように、選択された商品利用例の詳細を表示する(ステップS178)。このときの表示部7には、商品利用例が図8に示す形式で表示される。図において、項目B01は商品使用方法名、項目B02は関連商品リスト(調理例の場合、材料リスト)、項目B03は使用方法詳細(調理例の場合、レシピなど)、項目B04は関連商品表示画像、項目B05は関連商品名である。
【0049】
次に、商品情報表示装置4では、図8に示す商品利用例の表示画面において、項目B04で示される関連商品の画像部分がタッチされたか否かを判断する(ステップS180)。そして、タッチされなかった場合には、図6(d)に示すように、項目B04の関連商品の画像部分に、商品利用例で用いる関連商品(調理例の場合、材料)を順次切り替え表示(スライドショー)する(ステップS182)。
【0050】
一方、商品利用例で用いる関連商品(調理例の場合、材料)を切り替え表示(スライドショー)している際に、項目B04の画像部分がタッチされると、選択された関連商品の陳列棚までの店舗内売り場地図要求を、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20に送信する(ステップS184)。店舗サーバ20は、店舗内の通信ステーション15のアンテナから所定の周波数の電波を送信し、受信した商品情報表示装置4から返信される電波を既知の位置に設置された複数の通信ステーション15のアンテナが受信した電波の受信電界強度を測定し、もっともの大きな数値となった通信ステーション15の位置を商品情報表示装置4の位置として特定し、この特定された商品情報表示装置4の位置を顧客の現在位置として特定する。そして、特定された顧客の現在位置から選択された関連商品の陳列棚までの経路が明示された売り場地図を作成し、商品情報表示装置4へ送信する。
【0051】
商品情報表示装置4では、店舗サーバ20から売り場地図を受信し(ステップS186)、図12に示すように、顧客の現在位置、関連商品が陳列されている陳列棚の位置ならびにその経路を売り場地図で表示する(ステップS188)。図12において、項目C01は関連商品名、項目C02は店舗内売り場地図である。店舗内売り場地図には、店舗内の陳列棚と顧客の現在位置(○)、関連商品の位置(☆)で示され、その陳列棚までの経路が矢印で示される。
【0052】
B−4.勘定処理
本実施形態の商品情報提示システムは、勘定を行う場合について適用することも可能である。ここでは、商品情報表示装置4を用いて勘定処理を行う場合について簡単に説明する。
顧客は、購入する商品について、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にタグ2が貼付されている商品1をかざし、ショッピングカード31に取り入れる。商品情報表示装置4は、タグ読み取り部5によって読み取ったタグ2の商品1の商品識別情報についての商品識別情報を、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20へ送信し、この商品識別情報に対応付けされた単価を読み出し、読み出した単価に基づいて、商品の合計金額を計算する。この合計金額の計算は、商品が商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にかざされる毎に行われる。
そして、顧客は、買い物が終了すると、ショッピングカートを勘定所(レジ)に持って。ここでは、購入した商品の代金は既に合計されているので、すぐに店員(ならびに顧客)は代金を請求することができる。そして、代金の支払いが終了した時点で、店舗サーバ20において、顧客情報として記録してある顧客の来店回数や、顧客の商品購入品目、利用金額、付与ポイント、買い物経路などを更新してデータベース23に保存する。顧客の買い物経路などの行動履歴を保存することで、分析してよく売れる商品を割り出したり、商品の効果的な陳列場所、陳列方法などを割り出したりすることが可能となる。
【0053】
また、店舗サーバ20は、更新した顧客情報を、ネットワーク16および通信ステーション15を介して、商品情報表示装置4へ送信し、商品情報表示装置4のICカードリーダライタ6により、上記更新した顧客情報をICカード3に記録する。顧客は、ICカード3に記録された顧客情報(特に、店舗利用回数や、利用金額、付与ポイントなど)を、例えば、駐車場料金の割引などに用いることが可能となる。
【0054】
上述した実施形態においては、商品情報表示装置4への商品情報の表示について説明したが、表示情報に加えて、スピーカやイヤホンなどをさらに備えて、音声によって商品情報を提示するようにしてもよい。
また、店舗サーバ30は、店舗の事務所などに設置されるとしたが、これに限らず、外部にセンタサーバを設置し、これらとネットワーク(インターネットを含む)を介して接続するようにしてもよい。この場合、チェーン店や加盟店などの買い物において、センタサーバにより一括して集中管理することが可能となる。
【0055】
なお、上述した実施形態において、店舗サーバ20は、店舗内に設ける場合について説明したが、この店舗サーバ20を店舗内に設ける以外に、この店舗サーバ20の機能を実現するセンタサーバを店舗外に設け、商品情報表示装置4と通信を行い、商品情報を提供するようにしてもよい。
【0056】
また、図1における通信部21、データ管理部22、位置情報制御部24の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、コンピュータ内のCPU(中央処理装置)によって実行することにより商品情報の提供処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0057】
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0058】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、商品識別情報読取手段によって、店舗内に陳列される商品に取り付けられ、商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから商品識別情報を読み取り、通信手段により、商品識別情報読取手段により読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を外部装置から受信するようにしたので、容易に商品を識別することができ、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0059】
また、請求項2記載の発明によれば、商品情報提供装置をショッピングカートから取り外し可能に構成するようにしたので、商品情報提供装置のみを携帯することが可能であり、これにより、ショッピングカートを利用しない顧客に対しても、店舗内の商品に関する情報を提供することができる効果を有する。
【0060】
また、請求項3記載の発明によれば、通信手段により受信された商品情報を表示手段に一覧表示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるとともに、購入した商品を容易に知ることができるという効果を有する。
【0061】
また、請求項4記載の発明によれば、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して外部装置と通信するようにしたので、簡便な設備で、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0062】
また、請求項5記載の発明によれば、商品情報に含まれる関連情報を表示手段に選択可能に表示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報に加えて、商品に関連する商品の情報をも顧客に提供することができるという効果を有する。
【0063】
また、請求項6記載の発明によれば、関連情報で示される関連商品の陳列場所を表示手段に表示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるとともに、顧客に関連商品を知らせ、その購入意欲を高めることができる効果を有する。
【0064】
また、請求項7記載の発明によれば、顧客識別情報読取手段により、顧客を識別するための顧客識別情報を記録する記録媒体から顧客識別情報を読み取り、顧客情報記録手段により、顧客が購入すべくショッピングカートに取り置いた商品に基づいて外部装置により更新された、顧客識別情報読取手段により読み取られた顧客識別情報に対応する顧客情報を、記録媒体に記録するようにしたので、この顧客情報の更新の履歴を利用することにより、商品購入に伴う特典などを顧客に対して提供することが可能となり、これにより、顧客の購買意欲を向上させることができ、販売店側の業者にとって、顧客のリピーターを増やし、固定客を増やすことができるという効果を有する。
【0065】
また、請求項8記載の発明によれば、商品識別情報読取手段により、店舗内に配列される商品に取り付けられ、商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから商品識別情報を読み取り、通信手段により、読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を外部装置から無線通信により受信し、受信された商品情報を表示手段に表示するようにしたので、容易に商品を識別することができ、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0066】
また、請求項9記載の発明によれば、店舗で販売される商品を識別する商品識別情報に対応付けて商品情報を商品情報記憶手段に記憶しておき、商品情報読出手段により、店舗で販売される商品を識別するための商品識別情報に対応する商品情報を商品情報記憶手段から読み出し、通信手段により、読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0067】
また、請求項10記載の発明によれば、更新手段により、顧客が購入すべくショッピングカートに取り置いた商品に基づいて、顧客の顧客情報を更新するようにしたので、この顧客情報の更新の履歴を利用することにより、商品購入に伴う特典などを顧客に対して提供することが可能となり、これにより、顧客の購買意欲を向上させることができ、販売店側の業者にとって、顧客のリピーターを増やし、固定客を増やすことができるという効果を有する。
【0068】
また、請求項11記載の発明によれば、通信手段により、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して商品情報表示装置と通信するようにしたので、簡便な設備で、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0069】
また、請求項12記載の発明によれば、位置検出手段により、複数の中継局における商品情報表示装置からの電波強度に基づいて、ショッピングカートの位置を検出するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができ、これにより、ショッピングカートの位置の近傍において販売されている商品の商品情報を顧客に提供し、顧客自身の近傍の商品に着目させることができ、購買意欲を向上させる異が可能となる効果を有する。
【0070】
また、請求項13記載の発明によれば、ショッピングカートの商品識別情報読取手段により、店舗内に配列される商品に取り付けられ、商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから商品識別情報を読み取り、サーバの商品情報読出手段により、読取手段により読み取られた商品識別情報に対応する商品情報を商品情報記憶手段から読み出し、第2の通信手段により、読み出した商品情報を、ショッピングカートの第1の通信手段に無線通信により送信し、ショッピングカートの第1の通信手段により、サーバから商品識別情報に対応付けられた商品情報を無線通信により受信し、第1の通信手段により受信された商品情報を表示手段に表示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0071】
また、請求項14記載の発明によれば、顧客が手に取った商品に取り付けられ、商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから商品識別情報を読み取り、読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を外部装置から無線通信により受信し、受信された商品情報をショッピングカートで移動する顧客に提示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0072】
また、請求項15記載の発明によれば、店舗で顧客により選択された商品を識別するための商品識別情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置から受信するステップと、受信した商品識別情報に対応する商品情報をデータベースから読み出すステップと、読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信するステップとをコンピュータに実行させるようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による商品情報提示システムの構成を示すブロック図である。
【図2】商品情報提示システムが適用される店舗内構成を示す模式図である。
【図3】本実施形態の商品情報提示システムの初期動作を説明するためのフロー図である。
【図4】本実施形態による商品情報提示システムを用いて商品購入する際の基本動作を説明するためのフロー図である。
【図5】本実施形態による商品情報提示システムを用いて商品購入する際の商品情報表示装置の詳細動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本実施形態における商品情報提示装置の画面遷移を示す模式図である。
【図7】商品情報の表示画面構成例を示す模式図である。
【図8】商品利用例の表示画面構成例を示す模式図である。
【図9】商品情報の表示画面例の詳細を示す模式図である。
【図10】商品リスト画面例の詳細を示す模式図である。
【図11】商品情報の表示画面と商品リスト画面との切り替え動作を示す模式図である。
【図12】関連商品までの経路を示す売り場地図表示画面例を示す模式図である。
【図13】ショッピングカード31の一例となる外観図である。
【符号の説明】
1 商品
2 タグ
3 ICカード(記録媒体)
4 商品情報表示装置
5 タグ読み取り部(商品識別情報読取手段)
6 ICカードリードライタ(顧客識別情報読取手段、顧客情報記録手段)
7 表示部(表示手段)
8 入力部
9 記憶部
10 通信部(通信手段)
11 制御部
15 通信ステーション(中継局)
16 ネットワーク
20 店舗サーバ(サーバ、外部装置)
21 通信部(通信手段、第2の通信手段)
22 データ管理部(商品情報読出手段、更新手段)
23 データベース(商品情報記憶手段)
24 位置情報制御部(位置検出手段)
30 陳列棚
31 ショッピングカート
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品の情報を表示するとともに、顧客の商品選択に関する情報を提供する商品情報提供装置、ショッピングカート、サーバ、商品情報提供システム、商品情報提供方法および商品情報提供プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、店舗では、顧客に対するサービスとして、商品の購買意欲を高めるために商品情報を提示したり、購入金額を自動計算して勘定所(いわゆるレジ)での待ち時間を短縮したりする技術が提案されている。
【0003】
例えば、従来技術として、店舗での商品購買に際して、商品勘定を簡便化するための技術が提案されている(例えば、特許文献1)。この従来技術では、顧客が商品を選択してショッピングカートに入れる度に、該商品に取り付けられているタグから商品情報を読み取って合計金額を累算していき、勘定する際には、該合計金額を直ちに請求するようになっている。これにより、勘定での待ち時間を短縮することができる。
【0004】
また、他の従来技術として、店舗での顧客の商品購買意欲を高めるために、店舗内で顧客の位置に合わせて適切な広告を提供する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この従来技術では、店舗内を移動する顧客に対して、その現在位置に応じて適切な広告情報を、店舗内に設置された送信装置から送信し、ショッピングカートなどに取り付けられた広告表示装置により受信して表示するようになっている。これにより、顧客は、広告表示装置に表示される、近接する商品の広告情報を見ることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−29074
【特許文献2】
特表平2−501237
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術(特許文献1)では、商品を購入する際の合計金額を演算することができるほか、特売などの広告に関するストア情報を店舗側から顧客側に一方的に送信するものであり、顧客が購入したいという目的の商品と必ずしも一致するものではないので、直接あるいは間接的に関連する商品の商品情報を顧客に提示することができず、購買意欲を十分に高めることができないという問題があった。
また、上述した従来技術(特許文献2)では、顧客の移動先の売り場の位置を検出して、その売り場に関する商品の情報を店舗側から顧客側に送信するものであるため、顧客にとって、顧客が目的とする商品の商品情報が必ずしも得られるものではないので、購買意欲を十分に高めることができないという問題があった。
【0007】
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができる商品情報提供装置、ショッピングカート、サーバ、商品情報提供システム、商品情報提供方法および商品情報提供プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決するために、請求項1記載の発明では、商品を識別するための商品識別情報と商品に関する情報である商品情報とを対応付けて記憶する外部装置(実施の形態における「店舗サーバ20」に該当)と通信可能であり、店舗で販売される商品を取り置くショッピングカートに取り付けられる商品情報提供装置(実施の形態における「商品情報表示装置4」に該当)であって、前記店舗内に陳列される商品に取り付けられ、該商品の商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取る商品識別情報読取手段と、前記商品識別情報読取手段により読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を前記外部装置から無線通信により受信する通信手段と、前記通信手段により受信された商品情報を表示する表示手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の商品情報提供装置において、前記ショッピングカートから取り外しおよび取り付け可能に構成されていることを特徴とする。
【0010】
また、請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の商品情報提供装置の商品情報提供装置において、前記表示手段は、前記通信手段により受信された商品情報を一覧表示することを特徴とする。
【0011】
また、請求項4記載の発明では、請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の商品情報提供装置において、前記通信手段は、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して前記外部装置と通信することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5記載の発明では、請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の商品情報提供装置において、前記商品情報は、商品に関連する商品の関連情報を含み、前記表示手段は、前記関連情報を選択可能に表示することを特徴とする。
【0013】
また、請求項6記載の発明では、請求項5記載の商品情報提供装置において、前記表示手段は、前記関連情報で示される関連商品の陳列場所を表示することを特徴とする。
【0014】
また、請求項7記載の発明では、請求項1から請求項6のうちいずれかに記載の商品情報提供装置において、顧客を識別するための顧客識別情報を記録する記録媒体から該顧客識別情報を読み取る顧客識別情報読取手段と、顧客が購入すべく前記ショッピングカートに取り置いた商品に基づいて前記外部装置により更新された、前記顧客識別情報読取手段により読み取られた顧客識別情報に対応する顧客情報を、前記記録媒体に記録する顧客情報記録手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
また、上述した問題点を解決するために、請求項8記載の発明では、商品を識別するための商品識別情報と商品に関する情報である商品情報とを対応付けて記憶する外部装置と通信可能であり、店舗で販売される商品を取り置くショッピングカートであって、店舗内に配列される商品に取り付けられ、該商品の商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取る商品識別情報読取手段と、前記商品識別情報読取手段により読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を外部装置から無線通信により受信する通信手段と、前記通信手段により受信された商品情報を表示する表示手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
また、上述した問題点を解決するために、請求項9記載の発明では、店舗で商品を購入する顧客および店舗で販売される商品に関する情報を管理するサーバであって、店舗で販売される商品を識別する商品識別情報に対応付けて商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、店舗で販売される商品を識別するための商品識別情報に対応する商品情報を前記商品情報記憶手段から読み出す商品情報読出手段と、前記商品情報読出手段により読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信する通信手段とを具備することを特徴とする。
【0017】
また、請求項10記載の発明では、請求項9記載のサーバにおいて、顧客が購入すべく前記ショッピングカートに取り置いた商品に基づいて、前記顧客の顧客情報を更新する更新手段を具備することを特徴とする。
【0018】
また、請求項11記載の発明では、請求項9記載のサーバにおいて、前記通信手段は、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して前記商品情報表示装置と通信することを特徴とする。
【0019】
また、請求項12記載の発明では、請求項11記載のサーバにおいて、前記複数の中継局における前記商品情報表示装置からの電波強度に基づいて、前記ショッピングカートの位置を検出する位置検出手段を具備することを特徴とする。
【0020】
また、上述した問題点を解決するために、請求項13記載の発明では、顧客および商品に関する情報を管理するサーバと、店舗で販売される商品を取り置くショッピングカートとからなる商品情報提供システムであって、前記ショッピングカートは、店舗内に配列される商品に取り付けられ、該商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取る商品識別情報読取手段と、前記サーバから商品識別情報に対応付けられた商品情報を無線通信により受信する第1の通信手段と、前記第1の通信手段により受信された商品情報を表示する表示手段とを具備し、前記サーバは、店舗で販売される商品を識別する商品識別情報に対応付けて商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、前記読取手段により読み取られた商品識別情報に対応する商品情報を前記商品情報記憶手段から読み出す商品情報読出手段と、前記商品情報読出手段により読み出した商品情報を、前記ショッピングカートの前記第1の通信手段に無線通信により送信する第2の通信手段とを具備することを特徴とする。
【0021】
また、上述した問題点を解決するために、請求項14記載の発明では、店舗で販売される商品に関する商品情報を、商品を取り置くショッピングカートで移動する顧客に提供する商品情報提供方法であって、顧客が手に取った商品に取り付けられ、該商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取り、前記読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を商品を識別するための商品識別情報と商品に関する情報である商品情報とを対応付けて記憶する外部装置から無線通信により受信し、前記受信された商品情報を前記ショッピングカートで移動する顧客に提示することを特徴とする。
【0022】
また、上述した問題点を解決するために、請求項15記載の発明では、店舗で顧客により選択された商品を識別するための商品識別情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置から受信するステップと、前記受信した商品識別情報に対応する商品情報をデータベースから読み出すステップと、前記読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による商品情報提示システムの構成を示すブロック図である。図1において、商品1は、店舗において販売される商品であり、商品を識別するための商品識別情報が記憶されたタグ2が備えられている。商品識別情報は、個々の商品毎に割り当てられた情報であり、これを利用してネットワーク等を通じて接続されたデータベースに記録されている「賞味期限」などの商品毎の情報と関連づけることができ、顧客は、タグ2を利用して、それらを情報を入することが可能となっている。タグ2は、商品1に直接貼付されるか、あるいは取り付け紐などで商品1に取り付けられている。
タグ2としては、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグであり、無線周波数帯の電磁波を利用した通信であり、そのデータ搬送波から電力を取り出し内蔵する電子回路の電源として動作するものである。すなわち、タグ2は、後述する商品情報表示装置4から送信されるデータ要求信号を受信すると、その電磁波から電源電力を得て、予め記憶している商品識別情報を送信するようになっている。
【0024】
次に、ICカード3は、顧客サービス用に店舗側から顧客に提供され、内蔵する電子回路には、顧客識別情報および顧客情報が記録されており、顧客は、店舗に来店の際、ICカードを介してと店舗側から種々のサービスの提供を受けることが可能である。この顧客情報としては、顧客の来店回数や、顧客の商品購入品目、利用金額、付与ポイントなどがある。なお、顧客情報は個人情報保護の観点からICカード3に記録する情報を最小限にし、重要な情報は店舗側のみに保持するようにしてもよい。
【0025】
ショッピングカート31は、商品1を販売する店舗に備え付けられ、店舗内を移動し商品を選択する顧客が購入することを決めた商品が投入される。このショッピングカード31の外観の一例は、図13のように示される。
商品情報表示装置4は、ショッピングカート31に取り付けられている。この商品情報表示装置4は、ショッピングカート31から取り外し可能とすることができ、通常のショッピングカートには取り付けず、ICカード3を有する顧客への限定サービスとしての利用として、商品情報表示装置4の使用の希望があれば、店舗の係員(店員)などがショッピングカートに商品情報表示装置4を取り付けることもできる。また、この情報表示装置4は、取り外した状態でも使用可能である。
【0026】
商品情報表示装置4は、タグ読み取り部5、ICカードリードライタ6、表示部7、入力部(タッチパネル)8、記憶部9、通信部10、および制御部11からなる。タグ読み取り部5は、上述した商品1に貼付されているタグ2から商品識別情報を読み取る。ICカードリーダライタ6は、顧客が所持するICカード3に記録されている顧客識別情報および顧客情報を読み取る一方、更新された顧客情報を書き込む。
【0027】
表示部7は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの軽量な薄型ディスプレイであり、その画面上に画面の表示画像に合わせて指等で触れることで、表示された画面情報に応じた入力が可能な接触式タッチパネルが入力手段として設けられている。また、入力手段は、薄型ディスプレイの画面脇のディスプレイ外装部分に形成されたキーやボタンによって行えるように構成されてもよい。記憶部9は、顧客が購入した商品や、その合計金額などを記憶する。通信部10は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信プロトコルに対応し、無線LAN(Local Area Network)などを利用して、店舗内の商品棚や壁、柱などに間隔をおいて既知の位置に適宜設置された通信ステーション15を介して、LANを構成したネットワーク16と接続され、店舗サーバ20とショッピングカート31に設置された商品情報表示装置4との間で通信が可能となっている。制御部11は、商品情報表示装置4内の各部の制御を行う。
【0028】
通信ステーション15は、店舗内、陳列棚などに所定の間隔で設置されており、商品情報表示装置4とデータ送受信を行なう。また、この通信ステーション15は、この通信ステーション15に設けられたアンテナから所定の周波数の電波を互いの電波が干渉しない程度の低出力で送信し、受信した商品情報表示装置4から返信される電波を既知の位置に設置された複数の通信ステーション15のアンテナによって受信し、受信した電波の受信電界強度を測定する。この測定結果において、もっともの大きな数値となった通信ステーション15の位置が商品情報表示装置4の位置であり、顧客の現在位置として特定することが可能である。ネットワーク16は、LANなどのネットワークである。
【0029】
次に、店舗サーバ20は、店舗側のサーバであり、店舗で販売する商品個々の商品情報、商品に関連する商品関連情報などを、複数の商品情報表示装置4に提供する。データベース23に記録される商品情報としては、商品名、メーカ・ブランド名、内容量、単価、付与ポイント数、商品コメント、賞味期限、商品使用例表示画像および商品使用例タイトルがある。また、商品関連情報としては、商品使用方法名、関連商品リスト、使用方法詳細、関連商品表示画像および関連商品名がある。さらに、データベース23は、ICカード3に記憶された顧客識別データを情報入手のためのキーとして、顧客情報を記憶している。この顧客情報は、ICカード3に記憶された顧客情報である顧客の来店回数や、顧客の商品購入品目、利用金額、付与ポイントなどの項目について記憶される。また、店舗サーバ20は、通信部21、データ管理部22、データベース23、および位置情報制御部24からなる。通信部21は、例えば、TCP/IPなどのプロトコルに対応し、無線LAN等を利用して、ネットワーク16と接続され、通信ステーション15を介して、複数のショッピングカート31に設置された各商品情報表示装置4との間で通信が可能になっている。なお、この店舗サーバ20が、上述の外部装置に相当する。
【0030】
データ管理部22は、商品識別情報に従って商品を特定し、該商品の商品情報や商品関連情報をデータベース23から取り出し、通信部21を介して、商品情報表示装置4に提供する。また、データ管理部22は、後述する位置情報制御部24からの位置情報(顧客の現在位置)に従って、顧客が選択した商品に関連する商品の陳列棚を店舗内地図上で表示するための案内図をデータベース23から取り出し、通信部21を介して、商品情報表示装置4に提供する。
【0031】
位置情報制御部24は、店舗内の通信ステーション15のアンテナから所定の周波数の電波を送信し、受信した商品情報表示装置4から返信される電波を既知の位置に設置された複数の通信ステーション15のアンテナが受信した電波の受信電界強度を測定する。もっともの大きな数値となった通信ステーション15の位置が商品情報表示装置4の位置であり、顧客の現在位置を特定することができる。
【0032】
次に、図2は、上述した商品情報提示システムが適用される店舗内構成を示す模式図である。陳列棚30,30,…には、例えば、その上部に複数の通信ステーション15,15,…が配設されている。また、ショッピングカート31には、例えば、そのハンドル部に商品情報表示装置4が固定されている。商品情報表示装置4は、図示するように、通信ステーション15と通信するためのアンテナ40や、表示部7、商品情報表示装置4の各部を駆動させるバッテリ41などを備えている。このバッテリ41は、1次電池または2次電池(充電可能な電池)が適用可能である。また、前述したように、商品情報表示装置4は、ショッピングカート31から取り外すことが可能となっている。
【0033】
B.実施形態の動作
次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。
【0034】
B−1.初期動作
まず、本実施形態による商品情報提示システムの初期動作について説明する。ここで、図3は、本実施形態の商品情報提示システムの初期動作を説明するためのフロー図である。
【0035】
まず、店舗に来店した顧客がショッピングカート31を取り、シッピングカート31に取り付けられている商品情報表示装置4のICカードリーダライタ6に顧客が保持するICカード3をかざす(もしくは図示しないが、ICカード3を差し込み口に挿入する)と、ICカード3に記憶された顧客識別情報を読み取る(ステップS100)。次に、商品情報表示装置4の通信部10は、上記顧客識別情報とを、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20へ送信する(ステップS105)。
【0036】
店舗サーバ20は、通信部21により顧客識別情報を受信し、データ管理部22によって、受信した顧客識別情報に従ってデータベース23から顧客情報と広告情報を読み出す(ステップS110)。次に、店舗サーバ20は、通信部21によって、顧客情報と広告情報を、ネットワーク16および通信ステーション15を介して、商品情報表示装置4へ送信する(ステップS115)。
【0037】
商品情報表示装置4では、通信部10により店舗サーバ20からの顧客情報と広告情報を受信し、図6(a)に示すように、顧客情報に従って、顧客名前とともにウェルカムメッセージを表示部7に表示した後(例えば、5秒後)、図6(b)に示すように、広告情報に従って、店舗情報と特定商品のキャンペーン告知とを数秒毎に切り替えるようにして表示部7に表示する(ステップS120)。
【0038】
B−2.商品購入時の動作
次に、顧客が店舗で商品を購入する際の商品情報提示システムの動作について説明する。ここで、図4は、本実施形態による商品情報提示システムを用いて商品購入する際の基本動作を説明するためのフロー図である。
【0039】
店舗で買い物をしている顧客は、商品1を購入する場合、あるいは、商品1に興味を持った場合、商品1を手に取り、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にタグ2が貼付されている商品1をかざす。商品1がかざされると、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5は、タグ2の商品1の商品識別情報を読み取る(ステップS130)。次に、商品情報表示装置4の通信部10は、商品識別情報を、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20へ送信する(ステップS135)。
【0040】
店舗サーバ20は、通信部21によって、商品情報表示装置4からの商品識別情報を受信し、データ管理部22によって、商品情報表示装置4から受信した商品識別情報に従ってデータベース23から商品情報を読み出す(ステップS140)。次に、店舗サーバ20は、通信部21によって、データベース23から読み取った商品情報を、ネットワーク16および通信ステーション15を介して、商品情報表示装置4へ送信する(ステップS145)。
【0041】
商品情報表示装置4では、通信部10によって店舗サーバ20からの商品情報を受信し、図6(c)または図6(d)に示すように、商品情報を表示部7に表示する(ステップS120)。なお、商品情報の表示例の詳細については後述する。
【0042】
B−3.商品情報表示装置の詳細動作
次に、上述した商品購入時の商品情報表示装置の詳細動作について説明する。ここで、図5は、本実施形態による商品情報提示システムを用いて商品購入する際の商品情報表示装置の詳細動作を説明するためのフローチャートである。
【0043】
店舗で買い物をしている顧客は、商品1を購入する場合、あるいは、商品1に興味を持った場合、商品1を手に取り、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にタグ2が貼付されている商品1をかざすと、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5は、タグ2の商品1の商品識別情報を読み取る(ステップS160)。次に、商品情報表示装置4の通信部10は、商品識別情報を、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20へ送信する(ステップS162)。
【0044】
商品情報表示装置4では、通信部10によって店舗サーバ20からの商品情報を受信する(ステップS120)。次に、商品情報表示装置4は、商品情報を、選択した商品1の商品情報を表示部7に表示する(ステップS166)。このときの表示部7には、商品情報が図7に示す形式で表示される。図において、項目A01は商品名、項目A02はメーカ・ブランド名、項目A03は内容量、項目A04は単価、項目A05は付与ポイント数、項目A06は商品コメント、項目A07は賞味期限、項目A08は商品使用例表示画像、項目A09は商品使用例タイトルである。ここで、図9は、商品情報の表示画面例の詳細を示す模式図である。図9に示すように、商品情報の表示画面には、接触式タッチパネルに入力が可能に、「商品リスト」ボタンが用意されている。
【0045】
次に、商品情報表示装置4では、図9に示す商品情報の表示画面において、「商品リスト」ボタンがタッチされたか否かを判断し(ステップS168)、続いて、商品画像部分がタッチされたか否かを判断する(ステップS170)。そして、いずれもタッチされなかった場合には、図6(c)に示すように、項目A08の商品の画像表示部分に、商品利用例を順次切り替え表示(スライドショー)する(ステップS172)。例えば、商品が食料品などの場合には、その食品を用いた調理例が表示される。
【0046】
一方、図9に示す商品情報の表示画面において、「商品リスト」ボタンがタッチされた場合には、図10に示す商品リスト画面を表示する(ステップS174)。商品リスト画面には、これまでに購入すべくショッピングカート31に投入した商品の一覧が表示される。商品リストには、商品、単価、個数、さらに合計購入商品点数、合計購入金額などが表示される。
【0047】
次に、商品リスト画面において、商品にタッチされたか否かを判断し(ステップS176)、いずれかの商品にタッチされると、ステップS166へ戻り、上述した図9に示す商品情報の表示画面へ切り替える。以下、「商品リスト」ボタンのタッチ、商品のタッチにより、図11に示すように、図9に示す商品の情報画面と図10に示す商品リスト画面とを切り替え表示する。
【0048】
一方、図9に示す商品情報の表示画面において、商品の画像が表示されている項目A08にタッチされると、図6(d)に示すように、選択された商品利用例の詳細を表示する(ステップS178)。このときの表示部7には、商品利用例が図8に示す形式で表示される。図において、項目B01は商品使用方法名、項目B02は関連商品リスト(調理例の場合、材料リスト)、項目B03は使用方法詳細(調理例の場合、レシピなど)、項目B04は関連商品表示画像、項目B05は関連商品名である。
【0049】
次に、商品情報表示装置4では、図8に示す商品利用例の表示画面において、項目B04で示される関連商品の画像部分がタッチされたか否かを判断する(ステップS180)。そして、タッチされなかった場合には、図6(d)に示すように、項目B04の関連商品の画像部分に、商品利用例で用いる関連商品(調理例の場合、材料)を順次切り替え表示(スライドショー)する(ステップS182)。
【0050】
一方、商品利用例で用いる関連商品(調理例の場合、材料)を切り替え表示(スライドショー)している際に、項目B04の画像部分がタッチされると、選択された関連商品の陳列棚までの店舗内売り場地図要求を、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20に送信する(ステップS184)。店舗サーバ20は、店舗内の通信ステーション15のアンテナから所定の周波数の電波を送信し、受信した商品情報表示装置4から返信される電波を既知の位置に設置された複数の通信ステーション15のアンテナが受信した電波の受信電界強度を測定し、もっともの大きな数値となった通信ステーション15の位置を商品情報表示装置4の位置として特定し、この特定された商品情報表示装置4の位置を顧客の現在位置として特定する。そして、特定された顧客の現在位置から選択された関連商品の陳列棚までの経路が明示された売り場地図を作成し、商品情報表示装置4へ送信する。
【0051】
商品情報表示装置4では、店舗サーバ20から売り場地図を受信し(ステップS186)、図12に示すように、顧客の現在位置、関連商品が陳列されている陳列棚の位置ならびにその経路を売り場地図で表示する(ステップS188)。図12において、項目C01は関連商品名、項目C02は店舗内売り場地図である。店舗内売り場地図には、店舗内の陳列棚と顧客の現在位置(○)、関連商品の位置(☆)で示され、その陳列棚までの経路が矢印で示される。
【0052】
B−4.勘定処理
本実施形態の商品情報提示システムは、勘定を行う場合について適用することも可能である。ここでは、商品情報表示装置4を用いて勘定処理を行う場合について簡単に説明する。
顧客は、購入する商品について、商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にタグ2が貼付されている商品1をかざし、ショッピングカード31に取り入れる。商品情報表示装置4は、タグ読み取り部5によって読み取ったタグ2の商品1の商品識別情報についての商品識別情報を、通信ステーション15およびネットワーク16を介して、店舗サーバ20へ送信し、この商品識別情報に対応付けされた単価を読み出し、読み出した単価に基づいて、商品の合計金額を計算する。この合計金額の計算は、商品が商品情報表示装置4のタグ読み取り部5にかざされる毎に行われる。
そして、顧客は、買い物が終了すると、ショッピングカートを勘定所(レジ)に持って。ここでは、購入した商品の代金は既に合計されているので、すぐに店員(ならびに顧客)は代金を請求することができる。そして、代金の支払いが終了した時点で、店舗サーバ20において、顧客情報として記録してある顧客の来店回数や、顧客の商品購入品目、利用金額、付与ポイント、買い物経路などを更新してデータベース23に保存する。顧客の買い物経路などの行動履歴を保存することで、分析してよく売れる商品を割り出したり、商品の効果的な陳列場所、陳列方法などを割り出したりすることが可能となる。
【0053】
また、店舗サーバ20は、更新した顧客情報を、ネットワーク16および通信ステーション15を介して、商品情報表示装置4へ送信し、商品情報表示装置4のICカードリーダライタ6により、上記更新した顧客情報をICカード3に記録する。顧客は、ICカード3に記録された顧客情報(特に、店舗利用回数や、利用金額、付与ポイントなど)を、例えば、駐車場料金の割引などに用いることが可能となる。
【0054】
上述した実施形態においては、商品情報表示装置4への商品情報の表示について説明したが、表示情報に加えて、スピーカやイヤホンなどをさらに備えて、音声によって商品情報を提示するようにしてもよい。
また、店舗サーバ30は、店舗の事務所などに設置されるとしたが、これに限らず、外部にセンタサーバを設置し、これらとネットワーク(インターネットを含む)を介して接続するようにしてもよい。この場合、チェーン店や加盟店などの買い物において、センタサーバにより一括して集中管理することが可能となる。
【0055】
なお、上述した実施形態において、店舗サーバ20は、店舗内に設ける場合について説明したが、この店舗サーバ20を店舗内に設ける以外に、この店舗サーバ20の機能を実現するセンタサーバを店舗外に設け、商品情報表示装置4と通信を行い、商品情報を提供するようにしてもよい。
【0056】
また、図1における通信部21、データ管理部22、位置情報制御部24の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、コンピュータ内のCPU(中央処理装置)によって実行することにより商品情報の提供処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0057】
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0058】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、商品識別情報読取手段によって、店舗内に陳列される商品に取り付けられ、商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから商品識別情報を読み取り、通信手段により、商品識別情報読取手段により読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を外部装置から受信するようにしたので、容易に商品を識別することができ、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0059】
また、請求項2記載の発明によれば、商品情報提供装置をショッピングカートから取り外し可能に構成するようにしたので、商品情報提供装置のみを携帯することが可能であり、これにより、ショッピングカートを利用しない顧客に対しても、店舗内の商品に関する情報を提供することができる効果を有する。
【0060】
また、請求項3記載の発明によれば、通信手段により受信された商品情報を表示手段に一覧表示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるとともに、購入した商品を容易に知ることができるという効果を有する。
【0061】
また、請求項4記載の発明によれば、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して外部装置と通信するようにしたので、簡便な設備で、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0062】
また、請求項5記載の発明によれば、商品情報に含まれる関連情報を表示手段に選択可能に表示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報に加えて、商品に関連する商品の情報をも顧客に提供することができるという効果を有する。
【0063】
また、請求項6記載の発明によれば、関連情報で示される関連商品の陳列場所を表示手段に表示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるとともに、顧客に関連商品を知らせ、その購入意欲を高めることができる効果を有する。
【0064】
また、請求項7記載の発明によれば、顧客識別情報読取手段により、顧客を識別するための顧客識別情報を記録する記録媒体から顧客識別情報を読み取り、顧客情報記録手段により、顧客が購入すべくショッピングカートに取り置いた商品に基づいて外部装置により更新された、顧客識別情報読取手段により読み取られた顧客識別情報に対応する顧客情報を、記録媒体に記録するようにしたので、この顧客情報の更新の履歴を利用することにより、商品購入に伴う特典などを顧客に対して提供することが可能となり、これにより、顧客の購買意欲を向上させることができ、販売店側の業者にとって、顧客のリピーターを増やし、固定客を増やすことができるという効果を有する。
【0065】
また、請求項8記載の発明によれば、商品識別情報読取手段により、店舗内に配列される商品に取り付けられ、商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから商品識別情報を読み取り、通信手段により、読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を外部装置から無線通信により受信し、受信された商品情報を表示手段に表示するようにしたので、容易に商品を識別することができ、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0066】
また、請求項9記載の発明によれば、店舗で販売される商品を識別する商品識別情報に対応付けて商品情報を商品情報記憶手段に記憶しておき、商品情報読出手段により、店舗で販売される商品を識別するための商品識別情報に対応する商品情報を商品情報記憶手段から読み出し、通信手段により、読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0067】
また、請求項10記載の発明によれば、更新手段により、顧客が購入すべくショッピングカートに取り置いた商品に基づいて、顧客の顧客情報を更新するようにしたので、この顧客情報の更新の履歴を利用することにより、商品購入に伴う特典などを顧客に対して提供することが可能となり、これにより、顧客の購買意欲を向上させることができ、販売店側の業者にとって、顧客のリピーターを増やし、固定客を増やすことができるという効果を有する。
【0068】
また、請求項11記載の発明によれば、通信手段により、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して商品情報表示装置と通信するようにしたので、簡便な設備で、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0069】
また、請求項12記載の発明によれば、位置検出手段により、複数の中継局における商品情報表示装置からの電波強度に基づいて、ショッピングカートの位置を検出するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができ、これにより、ショッピングカートの位置の近傍において販売されている商品の商品情報を顧客に提供し、顧客自身の近傍の商品に着目させることができ、購買意欲を向上させる異が可能となる効果を有する。
【0070】
また、請求項13記載の発明によれば、ショッピングカートの商品識別情報読取手段により、店舗内に配列される商品に取り付けられ、商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから商品識別情報を読み取り、サーバの商品情報読出手段により、読取手段により読み取られた商品識別情報に対応する商品情報を商品情報記憶手段から読み出し、第2の通信手段により、読み出した商品情報を、ショッピングカートの第1の通信手段に無線通信により送信し、ショッピングカートの第1の通信手段により、サーバから商品識別情報に対応付けられた商品情報を無線通信により受信し、第1の通信手段により受信された商品情報を表示手段に表示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0071】
また、請求項14記載の発明によれば、顧客が手に取った商品に取り付けられ、商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから商品識別情報を読み取り、読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を外部装置から無線通信により受信し、受信された商品情報をショッピングカートで移動する顧客に提示するようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【0072】
また、請求項15記載の発明によれば、店舗で顧客により選択された商品を識別するための商品識別情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置から受信するステップと、受信した商品識別情報に対応する商品情報をデータベースから読み出すステップと、読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信するステップとをコンピュータに実行させるようにしたので、顧客が購入しようとした商品もしくは興味を持った商品に関する商品情報を顧客に提供することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による商品情報提示システムの構成を示すブロック図である。
【図2】商品情報提示システムが適用される店舗内構成を示す模式図である。
【図3】本実施形態の商品情報提示システムの初期動作を説明するためのフロー図である。
【図4】本実施形態による商品情報提示システムを用いて商品購入する際の基本動作を説明するためのフロー図である。
【図5】本実施形態による商品情報提示システムを用いて商品購入する際の商品情報表示装置の詳細動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本実施形態における商品情報提示装置の画面遷移を示す模式図である。
【図7】商品情報の表示画面構成例を示す模式図である。
【図8】商品利用例の表示画面構成例を示す模式図である。
【図9】商品情報の表示画面例の詳細を示す模式図である。
【図10】商品リスト画面例の詳細を示す模式図である。
【図11】商品情報の表示画面と商品リスト画面との切り替え動作を示す模式図である。
【図12】関連商品までの経路を示す売り場地図表示画面例を示す模式図である。
【図13】ショッピングカード31の一例となる外観図である。
【符号の説明】
1 商品
2 タグ
3 ICカード(記録媒体)
4 商品情報表示装置
5 タグ読み取り部(商品識別情報読取手段)
6 ICカードリードライタ(顧客識別情報読取手段、顧客情報記録手段)
7 表示部(表示手段)
8 入力部
9 記憶部
10 通信部(通信手段)
11 制御部
15 通信ステーション(中継局)
16 ネットワーク
20 店舗サーバ(サーバ、外部装置)
21 通信部(通信手段、第2の通信手段)
22 データ管理部(商品情報読出手段、更新手段)
23 データベース(商品情報記憶手段)
24 位置情報制御部(位置検出手段)
30 陳列棚
31 ショッピングカート
Claims (15)
- 商品を識別するための商品識別情報と前記商品に関する情報である商品情報とを対応付けて記憶する外部装置と通信可能であり、販売される商品を取り置くショッピングカートに取り付けられる商品情報提供装置であって、
前記店舗内に陳列される商品に取り付けられ、該商品の商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取る商品識別情報読取手段と、
前記商品識別情報読取手段により読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を前記外部装置から無線通信により受信する通信手段と、
前記通信手段により受信された商品情報を表示する表示手段と
を具備することを特徴とする商品情報提供装置。 - 前記商品情報提供装置は、前記ショッピングカートから取り外しおよび取り付け可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の商品情報提供装置。
- 前記表示手段は、前記通信手段により受信された商品情報を一覧表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の商品情報提供装置。
- 前記通信手段は、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して前記外部装置と通信することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の商品情報提供装置。
- 前記商品情報は、商品に関連する商品の関連情報を含み、
前記表示手段は、前記関連情報を選択可能に表示することを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の商品情報提供装置。 - 前記表示手段は、前記関連情報で示される関連商品の陳列場所を表示することを特徴とする請求項5記載の商品情報提供装置。
- 顧客を識別するための顧客識別情報を記録する記録媒体から該顧客識別情報を読み取る顧客識別情報読取手段と、
顧客が購入すべく前記ショッピングカートに取り置いた商品に基づいて前記外部装置により更新された、前記顧客識別情報読取手段により読み取られた顧客識別情報に対応する顧客情報を、前記記録媒体に記録する顧客情報記録手段と
を具備することを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれかに記載の商品情報提供装置。 - 商品を識別するための商品識別情報と前記商品に関する情報である商品情報とを対応付けて記憶する外部装置と通信可能であり、店舗で販売される商品を取り置くショッピングカートであって、
店舗内に配列される商品に取り付けられ、該商品の商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取る商品識別情報読取手段と、
前記商品識別情報読取手段により読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を外部装置から無線通信により受信する通信手段と、
前記通信手段により受信された商品情報を表示する表示手段と
を具備することを特徴とするショッピングカート。 - 店舗で商品を購入する顧客および店舗で販売される商品に関する情報を管理するサーバであって、
店舗で販売される商品を識別する商品識別情報に対応付けて商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、
店舗で販売される商品を識別するための商品識別情報に対応する商品情報を前記商品情報記憶手段から読み出す商品情報読出手段と、
前記商品情報読出手段により読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信する通信手段と
を具備することを特徴とするサーバ。 - 顧客が購入すべく前記ショッピングカートに取り置いた商品に基づいて、前記顧客の顧客情報を更新する更新手段を具備することを特徴とする請求項9記載のサーバ。
- 前記通信手段は、店舗内に所定の間隔で配置された複数の中継局を介して前記商品情報表示装置と通信することを特徴とする請求項9記載のサーバ。
- 前記複数の中継局における前記商品情報表示装置からの電波強度に基づいて、前記ショッピングカートの位置を検出する位置検出手段を具備することを特徴とする請求項11記載のサーバ。
- 顧客および商品に関する情報を管理するサーバと、店舗で販売される商品を取り置くショッピングカートとからなる商品情報提供システムであって、
前記ショッピングカートは、
店舗内に配列される商品に取り付けられ、該商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取る商品識別情報読取手段と、
前記サーバから商品識別情報に対応付けられた商品情報を無線通信により受信する第1の通信手段と、
前記第1の通信手段により受信された商品情報を表示する表示手段と
を具備し、
前記サーバは、
店舗で販売される商品を識別する商品識別情報に対応付けて商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、
前記読取手段により読み取られた商品識別情報に対応する商品情報を前記商品情報記憶手段から読み出す商品情報読出手段と、
前記商品情報読出手段により読み出した商品情報を、前記ショッピングカートの前記第1の通信手段に無線通信により送信する第2の通信手段と
を具備することを特徴とする商品情報提供システム。 - 店舗で販売される商品に関する商品情報を、商品を取り置くショッピングカートで移動する顧客に提供する商品情報提供方法であって、
顧客が手に取った商品に取り付けられ、該商品を識別するための商品識別情報を記憶するタグから該商品識別情報を読み取り、
前記読み取られた商品識別情報に対応付けられた商品情報を前記商品識別情報と前記商品情報を対応付けて記憶する外部装置から無線通信により受信し、
前記受信された商品情報を前記ショッピングカートで移動する顧客に提示することを特徴とする商品情報提供方法。 - 店舗で顧客により選択された商品を識別するための商品識別情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置から受信するステップと、
前記受信した商品識別情報に対応する商品情報をデータベースから読み出すステップと、
前記読み出した商品情報を、商品を取り置くショッピングカートに設けられた商品情報表示装置に無線通信により送信するステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする商品情報提供プログラム。
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