JP2004258056A - 蓄光表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄光性材料を用いた表示装置の表面外観は、この材料特有の粗雑感と単調な色調を呈し、高級感に欠ける欠点があるので、蓄光性材料を直接視認できない構成にする。
【解決手段】蓄光部材と、この蓄光部材を表面からは直接視認できないように被覆する被覆部材と、表面に外光が照射される場合は、前記蓄光部材に外光を反射導入することで発光エネルギーを供給する反射部材であって、外光の照射が不足する場合は、前記蓄光部材の発光を表面に反射導出して照明するための前記反射部材と、を具備し、前記蓄光部材と、前記反射部材との間には透明な光路部分が形成されている蓄光表示装置。
【選択図】 図2
【解決手段】蓄光部材と、この蓄光部材を表面からは直接視認できないように被覆する被覆部材と、表面に外光が照射される場合は、前記蓄光部材に外光を反射導入することで発光エネルギーを供給する反射部材であって、外光の照射が不足する場合は、前記蓄光部材の発光を表面に反射導出して照明するための前記反射部材と、を具備し、前記蓄光部材と、前記反射部材との間には透明な光路部分が形成されている蓄光表示装置。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置に係わり、特に、蓄光性材料(以降、蓄光材と称す)を用いることにより、外光が不足ないしは照射されていない場合にも視認可能な表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、表示装置の表面に蛍光性材料や蓄光材を形成して夜間や照明の不足している場合でも、前記表面を視認できるように構成された表示装置は、例えば夜光時計などとして市販されている。特に蓄光材を利用したものは、かなりの長時間にわたり発光するため、視認に好適とされ、一例として特開平11−281764などがある。蓄光材を表札に利用した一例としては特開2002−251154がある。ただし蓄光材の表面外観は、この材料特有の粗雑感と特異な色調を呈するので、例えば特開平11−281365にも示されているように、蓄光材の表面側に、成形された表面を有する透明な被覆層を備えることで、蓄光材の粗雑感を低減し、時計に高級感を持たせたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来例において、蓄光材の発光は単調であり、たとえ透明な被覆層を通してでも、奥行き感に乏しく、外観上、深みに欠ける欠点がある。また蓄光材の粗雑感は、透明な被覆層を通して、ある程度、外観に現われてしまう弱点もある。といっても被覆層の光透過率を下げると、蓄光材に発光エネルギーを蓄える効率が落ちるので、被覆層の光透過率を、あまり下げることができないという限界がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下に示す本発明によって解決される。すなわち本発明は、表示装置の表面側から見て、最前部に被覆部材、この層の下側に蓄光材からなる部材(以降、蓄光部材と称す)、この更に下には、透明な光路部分が用意され、この光路部分の更に下には光学的な反射部材、を設けた階層的な構造であることを特徴とする、蓄光材を用いた表示装置であって、この装置に外光が照射されている場合には、表面の前記被覆部材や、反射部材を含む光路部分が視認可能であり、この外光が前記の反射部材によって反射されて前記蓄光部材に導かれ、それが、この蓄光部材を刺激して発光エネルギーとして蓄えられ、外光が不足あるいは照射されていない場合には、前記蓄光部材が発光し、前記反射部材によって反射された反射光が視認されることで、文字形状あるいは表示を目的とするパターン形状が形成されている被覆部材のシルエット、あるいは反射部材を含む光路部分が視認可能であるような表示装置、を開示して、従来無かった奥行き感の豊かな、上品な意匠性を付加し、産業上まことに有益なものとしている。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいた実施例により、本発明を詳細に具体的に説明するが、本発明が、これらによって何ら限定されるものではない。
【0006】
図1,2は、本発明における蓄光表示装置の実施例のひとつとしての装身具を示す。図1は、装身具の正面図、図2は、装身具の断面図、としてあらわしたものである。
【0007】
装飾を施したクロス(十字架)1を表面から見たとき、その裏面には、クロス1と同じ形状パターン輪郭の被覆部材2が具備されており、更に、その裏面には、やはり同じ輪郭の蓄光部材3が設けられている。蓄光部材3の、更に裏面には、透明な部材5が固着され、最も後面に配置された反射部材4と蓄光部材3との間で、この透明な部材5が光路部分を形成している。反射部材4は、以上に述べた各部材1,2,3,5と一体的に固着され、支持部材としての役割も有している。反射部材4の上部には、首にかけるための鎖4aが連結されている。
【0008】
このような構成の装身具が外光の照射を受けても、蓄光部材3は被覆部材2によって被覆されており、表面から視認することができないので、装飾されたクロス1など、この装身具の高い装飾性は、蓄光材の質感や色調によって損なわれるようなことがない。
【0009】
また物理的、化学的な観点から見て、比較的弱い蓄光部材3は、この構成によって外部から良く隔離保護されている。
【0010】
次に、この構成での作用を述べる。図2に一例を示すように、外光6がじゅうぶん照射されているときは、透明な部材5を介して反射部材4で反射される光路が形成され、この外光6は蓄光部材3に到達できる。これにより、外光6は蓄光部材3を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材4の有効平面積は、蓄光部材3の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0011】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材3の発光7が、反射部材4で反射されて表面に導出されるように、透明な部材5のなかに光路が形成される。この結果、図1の表面から見ると、クロス1の形状を暗いシルエットに変えながら、その周囲に蓄光部材の発光7が視認されることとなる。発光7はクロス1のシルエットから離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、クロス1周囲の明るさに、傾斜的な変化が付く。即ちクロス1の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、明るさが少ない社交場などの雰囲気のなかで、好ましい高級感を演出することができる。また言うまでもなく、電池など別のエネルギー源を必要としないので、余計なコストがかからず、環境に対する負荷が小さい。
【0012】
図3,4は、本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての表札を示す。図3は、表札の正面図、図4は、表札の断面図、としてあらわしたものである。
【0013】
表札を表面から見たとき、視認される文字8は、光を透過しない被覆部材(塗料なども含む)からなっている。この裏面には、文字8と同じ輪郭の蓄光部材9が設けられている。蓄光部材9の、更に裏面には、透明な部材10が固着され、最も後面に配置された反射部材11と蓄光部材9との間で、この透明な部材10が光路部分を形成している。反射部材11は、以上に述べた各部材8,9,10と一体的に固着されている。
【0014】
このような構成の表札が外光の照射を受けても、蓄光部材9は被覆部材8によって被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光部材の質感や色調によって、表札の格調を損なうようなことがない。
【0015】
次に、この構成での作用を述べる。図4に一例を示すように、外光12がじゅうぶん照射されているときは、透明な部材10を介して反射部材11で反射される光路が形成され、この外光12は蓄光部材9に到達できる。これにより、外光12は蓄光部材9を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材11の有効平面積は、蓄光部材9の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0016】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材9の発光13が、反射部材11で反射されて表面に導出されるように、透明な部材10のなかに光路が形成される。この結果、図3の表面から見ると、文字8の輪郭形状を暗いシルエットに変えながら、その周囲に蓄光部材の発光13が視認されることとなる。発光13は文字8のシルエットから離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、文字8周囲の明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち文字8の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、明るさが少ない夜間などの雰囲気のなかで、好ましい高級感を演出することができる。
【0017】
図5,6は、本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての時計を示す。図5は、時計の正面図、図6は、時計の断面図、としてあらわしたものである。
【0018】
時計の短針14を表面から見たとき、その裏面には、短針14と同じ輪郭の蓄光部材16が設けられている。短針14は光を透過しない材料で作られており、表面から見ると蓄光部材16を被覆していることになる。時計の長針15の裏面にも、同様にして蓄光部材16が設けられている。短針14と長針15は、図示しない公知の時計ムーブメントによって回転駆動される。短針14と長針15から透明空間部をへだてて、時計の文字盤を兼ねた反射部材17が配置される。反射部材17の表面側には時刻を読み取るのに便利な数字あるいはマーク18が固着されている。これらを保護するための透明カバー19が最前部に具備され、これらが全体としてケース20の中に収納されている。
【0019】
このような構成の時計が外光の照射を受けても、蓄光部材16は短針14、長針15によって被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光材の質感や色調によって、この時計の装飾性や高級感を損なうようなことがない。
【0020】
次に、この構成での作用を述べる。図6に一例を示すように、外光21がじゅうぶん照射されているときは、透明空間部を経由して反射部材17で反射される光路が形成され、この外光21は蓄光部材16に到達できる。これにより、外光21は蓄光部材16を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材17の有効平面積は、蓄光部材16の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0021】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材16の発光22が、反射部材17で反射されて表面に導出されるよう、透明空間部のなかに光路が形成される。この結果、図5の表面から見ると、短針14、長針15の形状を暗いシルエットに変えながら、その周囲に蓄光部材の発光22が視認されることとなる。発光22は長針14、短針15のシルエットから離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、短針14、長針15の周囲の明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち短針14、長針15の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、夜間など明るさが少ない雰囲気のなかで、所有者に満足感を持たせることができる。
【0022】
図7,8は、本発明の実施例である時計として、更なる別の例を示す。図7は、時計の正面図、図8は、時計の断面図、としてあらわしたものである。
【0023】
短針23と長針24は、図示しない公知の時計ムーブメントによって回転駆動される。これらを保護するための透明カバー29が最前部に具備され、これらが全体としてケース30の中に収納されている。透明カバー29の裏面中央には被覆部材25が固着されている。表面から見たとき、被覆部材25は、短針23と長針24の回転中心部分を被覆しているが、先端部分は被覆していないために、時刻の確認には全く支障ない。被覆部材25の裏面には、蓄光部材26が設けられている。蓄光部材26から、透明空間部をへだてて、時計の文字盤を兼ねた反射部材27が配置される。図8に示す通り、この透明空間部のなかに、短針23と長針24も位置することになる。反射部材27の表面側には時刻を読み取るのに便利な数字あるいはマーク28が固着されている。
【0024】
このような構成の時計が外光の照射を受けても、蓄光部材26は被覆部材25によって被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光材の質感や色調によって、この時計の装飾性や高級感を損なうようなことがない。
【0025】
次に、この構成での作用を述べる。図8に一例を示すように、外光31がじゅうぶん照射されているときは、透明空間部を経由して反射部材27で反射される光路が形成され、この外光31は蓄光部材26に到達できる。これにより、外光31は蓄光部材26を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材27の有効平面積は、蓄光部材26の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0026】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材26の発光32が、反射部材27で反射されて表面に導出されるように、透明空間部のなかに光路が形成される。この結果、図7の表面から見ると、短針23と長針24の先端部が発光32に照射されて、視認されることとなる。発光32は被覆部材25から離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち被覆部材25の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、夜間など明るさが少ない雰囲気のなかで、所有者に満足感を持たせることができる。
【0027】
図9,10は、本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての案内表示板を示す。図9は、案内表示板の正面図、図10は、案内表示板の断面図、としてあらわしたものである。
【0028】
案内表示板は、例えば劇場の客席椅子の背もたれ上部に設置されて、その椅子の座席番号を特定する用途などに使用されるが、これに限定されず、各種の表示に用いられることができる。図10に示すように、この案内表示板を表面から見たとき、蓄光部材34は、被覆部材33の裏面に具備されている。蓄光部材34の、更に裏面には、透明部材35が固着され、最も後面に配置された反射部材36と蓄光部材34との間で、この透明部材35が光路部分を形成している。反射部材36の上面には、表示すべき文字37が設けられる。なお、反射部材36を、ネジ止めなどの既知の方法で、透明部材35と接離可能にすれば、文字37を変更するときなどに便利である。この場合、蓄光部材34など、反射部材36以外の部品は、文字37の種類にかかわらず単一のものを共通に使うことができて、大量生産が可能となり生産上のメリットがある。
【0029】
このような構成の案内表示板が外光の照射を受けても、蓄光部材34は被覆部材33によって被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光材の質感や色調によって、案内表示板の格調を損なうようなことがない。また物理的、化学的な観点から見て、比較的弱い蓄光部材34は、この構成によって外部から良く隔離保護されている。
【0030】
次に、この構成での作用を述べる。図10に示すように、外光38がじゅうぶん照射されているときは、透明な部材35を介して反射部材36で反射される光路が形成され、この外光38は蓄光部材34に到達できる。これにより、外光38は蓄光部材34を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材36の有効平面積は、蓄光部材34の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0031】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材34の発光39が、反射部材36で反射されて表面に導出されるように、透明部材35のなかに光路が形成される。この結果、図9の表面から見ると、反射部材36と、そのうえに設けられた文字37が、蓄光部材34の発光39によって照射され、視認されることとなる。発光39は被覆部材33から離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち文字37の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、明るさが少ない劇場などの雰囲気のなかで、好ましい高級感を演出することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の蓄光表示装置によれば、外光の照射を受けても、蓄光部材は被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光材の粗い質感や単調な色調によって、格調を損なうようなことがない。また、蓄光部材の外観性に配慮した、特殊な表面処理や高い寸法精度は不要であり、蓄光部材のムラやばらつきに対する許容範囲が広いことから、コストのかからない生産工程を採用できるという産業上のメリットがある。部分的な発光を効果的に生かしているために、高価な蓄光性材料の使用を、比較的少なくできるメリットもある。更には、物理的、化学的な観点から見て、比較的弱い蓄光部材は、外部から良く隔離保護されている。また更には、明るさが少ない夜間などで、蓄光表示装置の表面から視認できる蓄光部材の発光は、明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、上品な意匠性を付加し、好ましい高級感を効果的に演出することができて、商品の価値を高め、産業上まことに有益なものとしている。また言うまでもなく、電池など別のエネルギー源を必要としないので、余計な初期コスト、維持コストがかからず、環境に対する負荷が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における蓄光表示装置の実施例のひとつとしての装身具の正面図。
【図2】本発明における蓄光表示装置の実施例のひとつとしての装身具の断面図。
【図3】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての表札の正面図。
【図4】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての表札の断面図。
【図5】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての時計の正面図。
【図6】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての時計の断面図。
【図7】本発明における蓄光表示装置の更に別の実施例としての時計の正面図。
【図8】本発明における蓄光表示装置の更に別の実施例としての時計の断面図。
【図9】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての案内表示板の正面図。
【図10】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての案内表示板の断面図。
【符号の説明】
1……クロス(十字架)
2……被覆部材
3……蓄光部材
4……反射部材
4a……鎖
5……透明部材
6……外光
7……発光
8……文字
9……蓄光部材
10……透明部材
11……反射部材
12……外光
13……発光
14……短針
15……長針
16……蓄光部材
17……反射部材
18……マーク
19……透明カバー
20……ケース
21……外光
22……発光
23……短針
24……長針
25……被覆部材
26……蓄光部材
27……反射部材
28……マーク
29……透明カバー
30……ケース
31……外光
32……発光
33……被覆部材
34……蓄光部材
35……透明部材
36……反射部材
37……文字
38……外光
39……発光
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置に係わり、特に、蓄光性材料(以降、蓄光材と称す)を用いることにより、外光が不足ないしは照射されていない場合にも視認可能な表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、表示装置の表面に蛍光性材料や蓄光材を形成して夜間や照明の不足している場合でも、前記表面を視認できるように構成された表示装置は、例えば夜光時計などとして市販されている。特に蓄光材を利用したものは、かなりの長時間にわたり発光するため、視認に好適とされ、一例として特開平11−281764などがある。蓄光材を表札に利用した一例としては特開2002−251154がある。ただし蓄光材の表面外観は、この材料特有の粗雑感と特異な色調を呈するので、例えば特開平11−281365にも示されているように、蓄光材の表面側に、成形された表面を有する透明な被覆層を備えることで、蓄光材の粗雑感を低減し、時計に高級感を持たせたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来例において、蓄光材の発光は単調であり、たとえ透明な被覆層を通してでも、奥行き感に乏しく、外観上、深みに欠ける欠点がある。また蓄光材の粗雑感は、透明な被覆層を通して、ある程度、外観に現われてしまう弱点もある。といっても被覆層の光透過率を下げると、蓄光材に発光エネルギーを蓄える効率が落ちるので、被覆層の光透過率を、あまり下げることができないという限界がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下に示す本発明によって解決される。すなわち本発明は、表示装置の表面側から見て、最前部に被覆部材、この層の下側に蓄光材からなる部材(以降、蓄光部材と称す)、この更に下には、透明な光路部分が用意され、この光路部分の更に下には光学的な反射部材、を設けた階層的な構造であることを特徴とする、蓄光材を用いた表示装置であって、この装置に外光が照射されている場合には、表面の前記被覆部材や、反射部材を含む光路部分が視認可能であり、この外光が前記の反射部材によって反射されて前記蓄光部材に導かれ、それが、この蓄光部材を刺激して発光エネルギーとして蓄えられ、外光が不足あるいは照射されていない場合には、前記蓄光部材が発光し、前記反射部材によって反射された反射光が視認されることで、文字形状あるいは表示を目的とするパターン形状が形成されている被覆部材のシルエット、あるいは反射部材を含む光路部分が視認可能であるような表示装置、を開示して、従来無かった奥行き感の豊かな、上品な意匠性を付加し、産業上まことに有益なものとしている。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいた実施例により、本発明を詳細に具体的に説明するが、本発明が、これらによって何ら限定されるものではない。
【0006】
図1,2は、本発明における蓄光表示装置の実施例のひとつとしての装身具を示す。図1は、装身具の正面図、図2は、装身具の断面図、としてあらわしたものである。
【0007】
装飾を施したクロス(十字架)1を表面から見たとき、その裏面には、クロス1と同じ形状パターン輪郭の被覆部材2が具備されており、更に、その裏面には、やはり同じ輪郭の蓄光部材3が設けられている。蓄光部材3の、更に裏面には、透明な部材5が固着され、最も後面に配置された反射部材4と蓄光部材3との間で、この透明な部材5が光路部分を形成している。反射部材4は、以上に述べた各部材1,2,3,5と一体的に固着され、支持部材としての役割も有している。反射部材4の上部には、首にかけるための鎖4aが連結されている。
【0008】
このような構成の装身具が外光の照射を受けても、蓄光部材3は被覆部材2によって被覆されており、表面から視認することができないので、装飾されたクロス1など、この装身具の高い装飾性は、蓄光材の質感や色調によって損なわれるようなことがない。
【0009】
また物理的、化学的な観点から見て、比較的弱い蓄光部材3は、この構成によって外部から良く隔離保護されている。
【0010】
次に、この構成での作用を述べる。図2に一例を示すように、外光6がじゅうぶん照射されているときは、透明な部材5を介して反射部材4で反射される光路が形成され、この外光6は蓄光部材3に到達できる。これにより、外光6は蓄光部材3を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材4の有効平面積は、蓄光部材3の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0011】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材3の発光7が、反射部材4で反射されて表面に導出されるように、透明な部材5のなかに光路が形成される。この結果、図1の表面から見ると、クロス1の形状を暗いシルエットに変えながら、その周囲に蓄光部材の発光7が視認されることとなる。発光7はクロス1のシルエットから離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、クロス1周囲の明るさに、傾斜的な変化が付く。即ちクロス1の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、明るさが少ない社交場などの雰囲気のなかで、好ましい高級感を演出することができる。また言うまでもなく、電池など別のエネルギー源を必要としないので、余計なコストがかからず、環境に対する負荷が小さい。
【0012】
図3,4は、本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての表札を示す。図3は、表札の正面図、図4は、表札の断面図、としてあらわしたものである。
【0013】
表札を表面から見たとき、視認される文字8は、光を透過しない被覆部材(塗料なども含む)からなっている。この裏面には、文字8と同じ輪郭の蓄光部材9が設けられている。蓄光部材9の、更に裏面には、透明な部材10が固着され、最も後面に配置された反射部材11と蓄光部材9との間で、この透明な部材10が光路部分を形成している。反射部材11は、以上に述べた各部材8,9,10と一体的に固着されている。
【0014】
このような構成の表札が外光の照射を受けても、蓄光部材9は被覆部材8によって被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光部材の質感や色調によって、表札の格調を損なうようなことがない。
【0015】
次に、この構成での作用を述べる。図4に一例を示すように、外光12がじゅうぶん照射されているときは、透明な部材10を介して反射部材11で反射される光路が形成され、この外光12は蓄光部材9に到達できる。これにより、外光12は蓄光部材9を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材11の有効平面積は、蓄光部材9の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0016】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材9の発光13が、反射部材11で反射されて表面に導出されるように、透明な部材10のなかに光路が形成される。この結果、図3の表面から見ると、文字8の輪郭形状を暗いシルエットに変えながら、その周囲に蓄光部材の発光13が視認されることとなる。発光13は文字8のシルエットから離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、文字8周囲の明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち文字8の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、明るさが少ない夜間などの雰囲気のなかで、好ましい高級感を演出することができる。
【0017】
図5,6は、本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての時計を示す。図5は、時計の正面図、図6は、時計の断面図、としてあらわしたものである。
【0018】
時計の短針14を表面から見たとき、その裏面には、短針14と同じ輪郭の蓄光部材16が設けられている。短針14は光を透過しない材料で作られており、表面から見ると蓄光部材16を被覆していることになる。時計の長針15の裏面にも、同様にして蓄光部材16が設けられている。短針14と長針15は、図示しない公知の時計ムーブメントによって回転駆動される。短針14と長針15から透明空間部をへだてて、時計の文字盤を兼ねた反射部材17が配置される。反射部材17の表面側には時刻を読み取るのに便利な数字あるいはマーク18が固着されている。これらを保護するための透明カバー19が最前部に具備され、これらが全体としてケース20の中に収納されている。
【0019】
このような構成の時計が外光の照射を受けても、蓄光部材16は短針14、長針15によって被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光材の質感や色調によって、この時計の装飾性や高級感を損なうようなことがない。
【0020】
次に、この構成での作用を述べる。図6に一例を示すように、外光21がじゅうぶん照射されているときは、透明空間部を経由して反射部材17で反射される光路が形成され、この外光21は蓄光部材16に到達できる。これにより、外光21は蓄光部材16を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材17の有効平面積は、蓄光部材16の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0021】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材16の発光22が、反射部材17で反射されて表面に導出されるよう、透明空間部のなかに光路が形成される。この結果、図5の表面から見ると、短針14、長針15の形状を暗いシルエットに変えながら、その周囲に蓄光部材の発光22が視認されることとなる。発光22は長針14、短針15のシルエットから離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、短針14、長針15の周囲の明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち短針14、長針15の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、夜間など明るさが少ない雰囲気のなかで、所有者に満足感を持たせることができる。
【0022】
図7,8は、本発明の実施例である時計として、更なる別の例を示す。図7は、時計の正面図、図8は、時計の断面図、としてあらわしたものである。
【0023】
短針23と長針24は、図示しない公知の時計ムーブメントによって回転駆動される。これらを保護するための透明カバー29が最前部に具備され、これらが全体としてケース30の中に収納されている。透明カバー29の裏面中央には被覆部材25が固着されている。表面から見たとき、被覆部材25は、短針23と長針24の回転中心部分を被覆しているが、先端部分は被覆していないために、時刻の確認には全く支障ない。被覆部材25の裏面には、蓄光部材26が設けられている。蓄光部材26から、透明空間部をへだてて、時計の文字盤を兼ねた反射部材27が配置される。図8に示す通り、この透明空間部のなかに、短針23と長針24も位置することになる。反射部材27の表面側には時刻を読み取るのに便利な数字あるいはマーク28が固着されている。
【0024】
このような構成の時計が外光の照射を受けても、蓄光部材26は被覆部材25によって被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光材の質感や色調によって、この時計の装飾性や高級感を損なうようなことがない。
【0025】
次に、この構成での作用を述べる。図8に一例を示すように、外光31がじゅうぶん照射されているときは、透明空間部を経由して反射部材27で反射される光路が形成され、この外光31は蓄光部材26に到達できる。これにより、外光31は蓄光部材26を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材27の有効平面積は、蓄光部材26の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0026】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材26の発光32が、反射部材27で反射されて表面に導出されるように、透明空間部のなかに光路が形成される。この結果、図7の表面から見ると、短針23と長針24の先端部が発光32に照射されて、視認されることとなる。発光32は被覆部材25から離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち被覆部材25の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、夜間など明るさが少ない雰囲気のなかで、所有者に満足感を持たせることができる。
【0027】
図9,10は、本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての案内表示板を示す。図9は、案内表示板の正面図、図10は、案内表示板の断面図、としてあらわしたものである。
【0028】
案内表示板は、例えば劇場の客席椅子の背もたれ上部に設置されて、その椅子の座席番号を特定する用途などに使用されるが、これに限定されず、各種の表示に用いられることができる。図10に示すように、この案内表示板を表面から見たとき、蓄光部材34は、被覆部材33の裏面に具備されている。蓄光部材34の、更に裏面には、透明部材35が固着され、最も後面に配置された反射部材36と蓄光部材34との間で、この透明部材35が光路部分を形成している。反射部材36の上面には、表示すべき文字37が設けられる。なお、反射部材36を、ネジ止めなどの既知の方法で、透明部材35と接離可能にすれば、文字37を変更するときなどに便利である。この場合、蓄光部材34など、反射部材36以外の部品は、文字37の種類にかかわらず単一のものを共通に使うことができて、大量生産が可能となり生産上のメリットがある。
【0029】
このような構成の案内表示板が外光の照射を受けても、蓄光部材34は被覆部材33によって被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光材の質感や色調によって、案内表示板の格調を損なうようなことがない。また物理的、化学的な観点から見て、比較的弱い蓄光部材34は、この構成によって外部から良く隔離保護されている。
【0030】
次に、この構成での作用を述べる。図10に示すように、外光38がじゅうぶん照射されているときは、透明な部材35を介して反射部材36で反射される光路が形成され、この外光38は蓄光部材34に到達できる。これにより、外光38は蓄光部材34を刺激して発光エネルギーとして蓄えられることになる。より多くの発光エネルギー蓄積のために、反射部材36の有効平面積は、蓄光部材34の有効平面積より大きいことが望ましい。
【0031】
外光が不足するか照射されない場合には、蓄光部材34の発光39が、反射部材36で反射されて表面に導出されるように、透明部材35のなかに光路が形成される。この結果、図9の表面から見ると、反射部材36と、そのうえに設けられた文字37が、蓄光部材34の発光39によって照射され、視認されることとなる。発光39は被覆部材33から離れるほど視認できる発光度合いが弱くなり、明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち文字37の周囲には、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、明るさが少ない劇場などの雰囲気のなかで、好ましい高級感を演出することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の蓄光表示装置によれば、外光の照射を受けても、蓄光部材は被覆されており、表面から視認することができないので、蓄光材の粗い質感や単調な色調によって、格調を損なうようなことがない。また、蓄光部材の外観性に配慮した、特殊な表面処理や高い寸法精度は不要であり、蓄光部材のムラやばらつきに対する許容範囲が広いことから、コストのかからない生産工程を採用できるという産業上のメリットがある。部分的な発光を効果的に生かしているために、高価な蓄光性材料の使用を、比較的少なくできるメリットもある。更には、物理的、化学的な観点から見て、比較的弱い蓄光部材は、外部から良く隔離保護されている。また更には、明るさが少ない夜間などで、蓄光表示装置の表面から視認できる蓄光部材の発光は、明るさに、傾斜的な変化が付く。即ち、いわゆるグラデーションの効果と奥行き感が得られるので、上品な意匠性を付加し、好ましい高級感を効果的に演出することができて、商品の価値を高め、産業上まことに有益なものとしている。また言うまでもなく、電池など別のエネルギー源を必要としないので、余計な初期コスト、維持コストがかからず、環境に対する負荷が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における蓄光表示装置の実施例のひとつとしての装身具の正面図。
【図2】本発明における蓄光表示装置の実施例のひとつとしての装身具の断面図。
【図3】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての表札の正面図。
【図4】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての表札の断面図。
【図5】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての時計の正面図。
【図6】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての時計の断面図。
【図7】本発明における蓄光表示装置の更に別の実施例としての時計の正面図。
【図8】本発明における蓄光表示装置の更に別の実施例としての時計の断面図。
【図9】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての案内表示板の正面図。
【図10】本発明における蓄光表示装置の別の実施例としての案内表示板の断面図。
【符号の説明】
1……クロス(十字架)
2……被覆部材
3……蓄光部材
4……反射部材
4a……鎖
5……透明部材
6……外光
7……発光
8……文字
9……蓄光部材
10……透明部材
11……反射部材
12……外光
13……発光
14……短針
15……長針
16……蓄光部材
17……反射部材
18……マーク
19……透明カバー
20……ケース
21……外光
22……発光
23……短針
24……長針
25……被覆部材
26……蓄光部材
27……反射部材
28……マーク
29……透明カバー
30……ケース
31……外光
32……発光
33……被覆部材
34……蓄光部材
35……透明部材
36……反射部材
37……文字
38……外光
39……発光
Claims (4)
- 蓄光部材と、この蓄光部材を表面からは直接視認できないように被覆する被覆部材と、表面に外光が照射される場合は、前記蓄光部材に外光を反射導入することで発光エネルギーを供給する反射部材であって、外光の照射が不足する場合は、前記蓄光部材の発光を表面に反射導出するための前記反射部材と、を具備し、前記蓄光部材と、前記反射部材との間には透明な光路部分が形成されていることを特徴とする蓄光表示装置。
- 前記反射部材の有効平面積は、前記蓄光部材の有効平面積より大きいことを特徴とする、請求項1の蓄光表示装置。
- 前記被覆部材は、文字形状あるいは表示を目的とするパターン形状に形作られていることを特徴とする、請求項1ないしは請求項2の蓄光表示装置。
- 前記反射部材を含む前記光路部分に、文字形状あるいは表示を目的とするパターン形状を設けたことを特徴とする、請求項1ないしは請求項2の蓄光表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003045314A JP2004258056A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 蓄光表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003045314A JP2004258056A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 蓄光表示装置 |
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JP2004258056A true JP2004258056A (ja) | 2004-09-16 |
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Family Applications (1)
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JP2003045314A Pending JP2004258056A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 蓄光表示装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004258056A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110310567A (zh) * | 2018-03-20 | 2019-10-08 | 株式会社丰田自动织机 | 显示装置 |
-
2003
- 2003-02-24 JP JP2003045314A patent/JP2004258056A/ja active Pending
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CN110310567A (zh) * | 2018-03-20 | 2019-10-08 | 株式会社丰田自动织机 | 显示装置 |
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