JP2004257875A - 風向計 - Google Patents
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Abstract
【課題】2つのホール素子を用いて風の方位を検出する風向計にあって、前記ホール素子の出力の変化から検出精度が低下することを防ぐことにある。
【解決手段】X軸の電圧(Xi)とY軸の電圧(Y)とから風の方向θを演算するものにあって、それぞれX軸、Y軸の各出力の一方がOVの時に他方の電圧を最大値又は最小値として取り込む。また他方がOVの時に一方の電圧を最大値又は最小値として取り込む。そして、このX軸とY軸との出力が比較され、相違があれば補正係数としてX軸の出力電圧(Xi)に乗じ、それからY軸の出力電圧(Y)とで風の方位を演算する。
【選択図】 図4
【解決手段】X軸の電圧(Xi)とY軸の電圧(Y)とから風の方向θを演算するものにあって、それぞれX軸、Y軸の各出力の一方がOVの時に他方の電圧を最大値又は最小値として取り込む。また他方がOVの時に一方の電圧を最大値又は最小値として取り込む。そして、このX軸とY軸との出力が比較され、相違があれば補正係数としてX軸の出力電圧(Xi)に乗じ、それからY軸の出力電圧(Y)とで風の方位を演算する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は風の方位を得る風向計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、風向計は、風向指示体が固定軸に回転自在に設けられていると共に、尾翼が設けられ、この尾翼にて風向指示体が風の方向に正体するように設けられている。この風向指示体が示す方位は、固定軸の外側に設けられた筒状の回転部材の回動になって現れ、この回転部材にセルシン発信器、ポテンショメータ、エンコーダなどの風向出力装置を連結して風向情報を得て、風向表示装置に出力していた(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、前述の風向出力装置は高価であると共に、ごみやほこりに対して弱く、問題点を有していた。そこで、風向に追従して回転する磁石を設け、この磁石の内側に2つのホール素子(センサ)を設けて、このセンサが得たX軸の電圧とY軸の電圧とにて風向を演算することが行われている(特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】実開昭58−49263号公報
【特許文献2】実開昭51−84579号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した風向を2つのホール素子の出力(電圧)からベクトル計算をして得る例では、磁石及びホール素子の温度変化や、経年変化により該ホール素子の出力が変化し、両出力に差が生じるようになり、そのまま出力を用いると精度に直接影響を及ぼすことになっていた。
【0006】
そこで、この発明は、2つのホール素子の電圧の特性を比較して両特性を合わせることで、精度的に安定した風向信号を得ることができる風向計を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る風向計は、風向に追従して回転する磁石を設け、この磁石の内側に2つのホール素子を90度への角度を有して固定し、風の向きに従って回転する磁石の位置から位相差を持つX軸の電圧とY軸の電圧を得て、この2つの電圧の特性を比較して補正係数を算出し、この補正係数を前記X軸の電圧に乗じた上でY軸の電圧とから方位を演算するものである(請求項1)。
【0008】
したがって、2つのホール素子から得られるそれぞれの電圧の最大値と最小値を比較し、その差がなければ精度的に影響はないが、両者の出力の相違が生じた時は、補正係数を算出し、この補正値をX軸の電圧に乗じた上で、両センサからの特性が合わせられ、そしてY軸の電圧とから方位が演算されるので、精度を維持することが出来る。
【0009】
また、補正係数はY軸の電圧の最大値から最小値を減じた値を、X軸の電圧の最大値から最小値を減じた値を除すことで得られることにある(請求項2)。この補正係数の演算がホール素子(センサ)からの出力電圧が正弦波である特徴から、特性の相違を最大値と最小値を押さえることで容易に検出できるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面により説明する。
【0011】
図1,図2において、風向計1が示され、円筒状の風向指示胴体2が固定軸3に回転自在に取付られると共に、この風向指示胴体2の後方に尾翼4が設けられ、この尾翼4により風向指示胴体2の頭部が風の方向に正体するように追従制御がなされる。
【0012】
風向指示胴体2の回動は、該風向指示胴体2の下端に突設の突軸5を介して、前記回転軸3の外側に配された回転カバー6と接合され、該回転カバー6を回転させる。7は軸受である。この回転カバー6の下端で内側には、それに添う円筒形の磁石10が取付られている。
【0013】
ホール素子11,12は、前記した磁石10の内側で、しかも、ホール素子11はY軸の出力を、ホール素子12はX軸の出力を司り、両ホール素子11,12は90度の角度を持たされて固定板13に取付られている。したがって、磁石10が一方向に回転すると、ホール素子11とホール素子12との出力は共に正弦波となると共に、その位相が90度ずれて表れる。
【0014】
図3において、2つのホール素子11,12から出力電圧の演算処理用の回路図が示され、共に演算増幅器14,15にて増幅されスキャナー16にて選択して入力され、A−D変換器17で信号がデジタル化され、公知のマイクロコンピュータ18に入力される。そして、このマイクロコンピュータ18にて下記するように方位が演算され、風向表示装置19に出力され、方位が表示される。
【0015】
図4は方位の演算のメインルーチンが示され、これを説明すると、スタートステップ30から始まり、ステップ31に至ってX軸の出力電圧(Xi)であるホール素子11の電圧の最大値(Xmax)と最小値(Xmin)を設定しステップ32に至る。ステップ32にあっては、Y軸の出力(Y)であるホール素子12の電圧の最大値(Ymax)と最小値(Xmin)を設定し、ステップ33に至る。ステップ33にあっては、α=1に設定する。αは下記の数式で得られる値である。
【0016】
【数1】
【0017】
ステップ34にあっては、X軸の出力であるホール素子11から得られる電圧の最大値(Xmax)と最小値(Xmin)が検出される。このX軸(Xmax,Xmin)の検出のサブルーチンは、図5に示され、説明すると、ステップ50に至ってX軸の出力であるホール素子11の現在の電圧(Xi)が取込まれ、ステップ51に至る。ステップ51では、Y軸の出力電圧YがOVなのか判断される。NOの時は、ただちにENDステップ55に至る。ステップ51で出力電圧Y=OVの時に、ステップ52に至ってXi>Oの判断がなされ、X軸の出力電圧(Xi)がOVより大きい正域ではステップ53に至り、X軸のホール素子11からの電圧(Xi)の最大値(Xmax)が更新される。またX軸の出力電圧(Xi)がOVより小さい負域では、ステップ54に至ってX軸のホール素子11からの電圧(Xi)の最小値(Xmin)が更新される。
【0018】
メインルーチンに戻り、ステップ35にあっては、Y軸の出力であるホール素子12から得られる電圧(Y)の最大値(Ymax)と最小値(Ymin)が検出される。このY軸のYmax,Xmin検出のサブルーチンは、図6に示され、説明すると、ステップ60に至ってY軸の出力であるホール素子12の現在の電圧(Y)が取込まれ、ステップ61に至る。ステップ61では、X軸の出力電圧(Xi)がOVなのか判断される。NOの時はただちにENDステップ65に至る。ステップ61で(出力電圧)Xi=OVの時に、ステップ62に至ってY>OVの判断がなされ、Y軸の電圧(Y)がOよりも大きい正域ではステップ63に至り、Y軸のホール素子12からの電圧(Y)の最大値(Ymax)が更新される。また、Y軸の出力電圧(Y)がOより小さい負域では、ステップ54に至ってX軸のホール素子12からの電圧(Y)の最小値(Ymin)が更新される。
【0019】
再びメインルーチンに戻り、ステップ36にあってはαの計算が前述した数式でなされる。即ち、X軸の出力であるホール素子11の最大値、最小値、Y軸の出力であるホール素子12の最大値、最小値に変化が生じてくる同じ波形であるか否かをαを求めることで判断される。このαの値が温度や経年変化にて変わり、このαの値を補正係数として、X軸の出力電圧(Xi)に乗じ(X=Xi×α)、ステップ38に至る。
【0020】
ステップ38にあっては、風向計算がなされる。即ち、θ=TAN−1Y/Xとして計算され、方位θが得られる。即ち、この方位は、前記したセンサであるホール素子11,12の出力が補正係数αにて補正されていることから、正確な角度θを出力することができる。そしてステップ39に至り、外部の風向表示機器へ出力される。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、2つのホール素子から得られるそれぞれの電圧の最大値と最小値を比較し、その差がなければ精度的に影響はないが、両者の出力の相違が生じた時は、補正値を算出し、この補正値をX軸の電圧に乗じた上で、両センサからの特性が合わせられることから精度を維持することができる。そして、両ホール素子が90度の角度を持つことから、一方の出力がOVの時に一方の出力が最大値又は最小値となり、該最大値又は最小値の検出が簡単である利点を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の風向計の側面図である。
【図2】同上の横断面図である。
【図3】同上の風向計の風向演算回路図である。
【図4】風向演算用のメインルーチンである。
【図5】X軸max.min検出用のサブルーチンである。
【図6】Y軸max.min検出用のサブルーチンである。
【符号の説明】
1 風向計
2 風向指示胴体
3 固定軸
4 尾翼
6 回転カバー
11 ホール素子
12 ホール素子
14 演算増幅器
15 演算増幅器
18 マイクロコンピュータ
19 風向表示装置
【発明の属する技術分野】
この発明は風の方位を得る風向計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、風向計は、風向指示体が固定軸に回転自在に設けられていると共に、尾翼が設けられ、この尾翼にて風向指示体が風の方向に正体するように設けられている。この風向指示体が示す方位は、固定軸の外側に設けられた筒状の回転部材の回動になって現れ、この回転部材にセルシン発信器、ポテンショメータ、エンコーダなどの風向出力装置を連結して風向情報を得て、風向表示装置に出力していた(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、前述の風向出力装置は高価であると共に、ごみやほこりに対して弱く、問題点を有していた。そこで、風向に追従して回転する磁石を設け、この磁石の内側に2つのホール素子(センサ)を設けて、このセンサが得たX軸の電圧とY軸の電圧とにて風向を演算することが行われている(特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】実開昭58−49263号公報
【特許文献2】実開昭51−84579号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した風向を2つのホール素子の出力(電圧)からベクトル計算をして得る例では、磁石及びホール素子の温度変化や、経年変化により該ホール素子の出力が変化し、両出力に差が生じるようになり、そのまま出力を用いると精度に直接影響を及ぼすことになっていた。
【0006】
そこで、この発明は、2つのホール素子の電圧の特性を比較して両特性を合わせることで、精度的に安定した風向信号を得ることができる風向計を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る風向計は、風向に追従して回転する磁石を設け、この磁石の内側に2つのホール素子を90度への角度を有して固定し、風の向きに従って回転する磁石の位置から位相差を持つX軸の電圧とY軸の電圧を得て、この2つの電圧の特性を比較して補正係数を算出し、この補正係数を前記X軸の電圧に乗じた上でY軸の電圧とから方位を演算するものである(請求項1)。
【0008】
したがって、2つのホール素子から得られるそれぞれの電圧の最大値と最小値を比較し、その差がなければ精度的に影響はないが、両者の出力の相違が生じた時は、補正係数を算出し、この補正値をX軸の電圧に乗じた上で、両センサからの特性が合わせられ、そしてY軸の電圧とから方位が演算されるので、精度を維持することが出来る。
【0009】
また、補正係数はY軸の電圧の最大値から最小値を減じた値を、X軸の電圧の最大値から最小値を減じた値を除すことで得られることにある(請求項2)。この補正係数の演算がホール素子(センサ)からの出力電圧が正弦波である特徴から、特性の相違を最大値と最小値を押さえることで容易に検出できるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面により説明する。
【0011】
図1,図2において、風向計1が示され、円筒状の風向指示胴体2が固定軸3に回転自在に取付られると共に、この風向指示胴体2の後方に尾翼4が設けられ、この尾翼4により風向指示胴体2の頭部が風の方向に正体するように追従制御がなされる。
【0012】
風向指示胴体2の回動は、該風向指示胴体2の下端に突設の突軸5を介して、前記回転軸3の外側に配された回転カバー6と接合され、該回転カバー6を回転させる。7は軸受である。この回転カバー6の下端で内側には、それに添う円筒形の磁石10が取付られている。
【0013】
ホール素子11,12は、前記した磁石10の内側で、しかも、ホール素子11はY軸の出力を、ホール素子12はX軸の出力を司り、両ホール素子11,12は90度の角度を持たされて固定板13に取付られている。したがって、磁石10が一方向に回転すると、ホール素子11とホール素子12との出力は共に正弦波となると共に、その位相が90度ずれて表れる。
【0014】
図3において、2つのホール素子11,12から出力電圧の演算処理用の回路図が示され、共に演算増幅器14,15にて増幅されスキャナー16にて選択して入力され、A−D変換器17で信号がデジタル化され、公知のマイクロコンピュータ18に入力される。そして、このマイクロコンピュータ18にて下記するように方位が演算され、風向表示装置19に出力され、方位が表示される。
【0015】
図4は方位の演算のメインルーチンが示され、これを説明すると、スタートステップ30から始まり、ステップ31に至ってX軸の出力電圧(Xi)であるホール素子11の電圧の最大値(Xmax)と最小値(Xmin)を設定しステップ32に至る。ステップ32にあっては、Y軸の出力(Y)であるホール素子12の電圧の最大値(Ymax)と最小値(Xmin)を設定し、ステップ33に至る。ステップ33にあっては、α=1に設定する。αは下記の数式で得られる値である。
【0016】
【数1】
【0017】
ステップ34にあっては、X軸の出力であるホール素子11から得られる電圧の最大値(Xmax)と最小値(Xmin)が検出される。このX軸(Xmax,Xmin)の検出のサブルーチンは、図5に示され、説明すると、ステップ50に至ってX軸の出力であるホール素子11の現在の電圧(Xi)が取込まれ、ステップ51に至る。ステップ51では、Y軸の出力電圧YがOVなのか判断される。NOの時は、ただちにENDステップ55に至る。ステップ51で出力電圧Y=OVの時に、ステップ52に至ってXi>Oの判断がなされ、X軸の出力電圧(Xi)がOVより大きい正域ではステップ53に至り、X軸のホール素子11からの電圧(Xi)の最大値(Xmax)が更新される。またX軸の出力電圧(Xi)がOVより小さい負域では、ステップ54に至ってX軸のホール素子11からの電圧(Xi)の最小値(Xmin)が更新される。
【0018】
メインルーチンに戻り、ステップ35にあっては、Y軸の出力であるホール素子12から得られる電圧(Y)の最大値(Ymax)と最小値(Ymin)が検出される。このY軸のYmax,Xmin検出のサブルーチンは、図6に示され、説明すると、ステップ60に至ってY軸の出力であるホール素子12の現在の電圧(Y)が取込まれ、ステップ61に至る。ステップ61では、X軸の出力電圧(Xi)がOVなのか判断される。NOの時はただちにENDステップ65に至る。ステップ61で(出力電圧)Xi=OVの時に、ステップ62に至ってY>OVの判断がなされ、Y軸の電圧(Y)がOよりも大きい正域ではステップ63に至り、Y軸のホール素子12からの電圧(Y)の最大値(Ymax)が更新される。また、Y軸の出力電圧(Y)がOより小さい負域では、ステップ54に至ってX軸のホール素子12からの電圧(Y)の最小値(Ymin)が更新される。
【0019】
再びメインルーチンに戻り、ステップ36にあってはαの計算が前述した数式でなされる。即ち、X軸の出力であるホール素子11の最大値、最小値、Y軸の出力であるホール素子12の最大値、最小値に変化が生じてくる同じ波形であるか否かをαを求めることで判断される。このαの値が温度や経年変化にて変わり、このαの値を補正係数として、X軸の出力電圧(Xi)に乗じ(X=Xi×α)、ステップ38に至る。
【0020】
ステップ38にあっては、風向計算がなされる。即ち、θ=TAN−1Y/Xとして計算され、方位θが得られる。即ち、この方位は、前記したセンサであるホール素子11,12の出力が補正係数αにて補正されていることから、正確な角度θを出力することができる。そしてステップ39に至り、外部の風向表示機器へ出力される。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、2つのホール素子から得られるそれぞれの電圧の最大値と最小値を比較し、その差がなければ精度的に影響はないが、両者の出力の相違が生じた時は、補正値を算出し、この補正値をX軸の電圧に乗じた上で、両センサからの特性が合わせられることから精度を維持することができる。そして、両ホール素子が90度の角度を持つことから、一方の出力がOVの時に一方の出力が最大値又は最小値となり、該最大値又は最小値の検出が簡単である利点を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の風向計の側面図である。
【図2】同上の横断面図である。
【図3】同上の風向計の風向演算回路図である。
【図4】風向演算用のメインルーチンである。
【図5】X軸max.min検出用のサブルーチンである。
【図6】Y軸max.min検出用のサブルーチンである。
【符号の説明】
1 風向計
2 風向指示胴体
3 固定軸
4 尾翼
6 回転カバー
11 ホール素子
12 ホール素子
14 演算増幅器
15 演算増幅器
18 マイクロコンピュータ
19 風向表示装置
Claims (2)
- 風向に追従して回転する磁石を設け、この磁石の内側に2つのホール素子を90度への角度を有して固定し、風の向きに従って回転する磁石の位置から位相差を持つX軸の電圧とY軸の電圧を得て、この2つの電圧の特性を比較して補正係数を算出し、この補正係数を前記X軸の電圧に乗じた上でY軸の電圧とから方位を演算するようにしたことを特徴とする風向計。
- 補正係数はY軸の電圧の最大値から最小値を減じた値を、X軸の電圧の最大値から最小値を減じた値で除することで得られることを特徴とする請求項1記載の風向計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003049356A JP2004257875A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 風向計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003049356A JP2004257875A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 風向計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004257875A true JP2004257875A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33115096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003049356A Pending JP2004257875A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 風向計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004257875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113982857A (zh) * | 2021-10-27 | 2022-01-28 | 国家电网有限公司 | 一种智慧风场监测的涡振变流防护装置 |
-
2003
- 2003-02-26 JP JP2003049356A patent/JP2004257875A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113982857A (zh) * | 2021-10-27 | 2022-01-28 | 国家电网有限公司 | 一种智慧风场监测的涡振变流防护装置 |
CN113982857B (zh) * | 2021-10-27 | 2023-09-01 | 国家电网有限公司 | 一种智慧风场监测的涡振变流防护装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060203 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090414 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090825 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |