JP2004257637A - 空気調和機用マイナスイオン発生装置 - Google Patents

空気調和機用マイナスイオン発生装置 Download PDF

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Norifumi Oshima
則史 大嶋
Yoshimi Kawai
吉美 河合
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Abstract

【課題】安定した電極間距離を保つことにより安定したマイナスイオンを発生することのできる空気調和機用マイナスイオン発生装置を提供すること。
【解決手段】前面上部に設けられた吸込口1と、前面下部に設けられた吹出口2とを結ぶ空気通路3に、熱交換器4と送風ファン5を順次配設してなる本体と、前記空気通路に二等辺三角形状の底辺を円弧状に形成した高圧電極50と、略コ字状に形成され、その対向辺に先鋭な先端部を相対向して設けた電極部44を備えるアース電極40をそれぞれ固定するイオンホルダ31aと、同イオンホルダに被着され、前記高圧電極およびアース電極を覆う通風孔を備えるイオンカバー31bとで構成される空気調和機用マイナスイオン発生装置において、
前記電極部と前記高圧電極とを、その短手方向に折曲して剛性を増すことにより、安定した電極間距離を保つようにした。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁掛型の空気調和機用マイナスイオン発生装置に係わり、詳細にはマイナスイオン発生用電極の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の壁掛型の空気調和機は、図1の側断面図に示すように、取付具20を介して壁に取付けるベース10と、これに被着される前面パネル11とでなる本体の前面上部の吸込口1と、前面下部の吹出口2を結ぶ空気通路3にハ字状に折曲した熱交換器4と、送風ファン5を順次配設すると共に、同送風ファン5の風下側の前記ベース10にマイナスイオン発生装置31を配設している。
前記マイナスイオン発生装置31は、図2の要部分解図に示すように、高圧電極50およびアース電極40を固定して前記ベース10に固定するイオンホルダ31aと、同イオンホルダ31aに被着され、前記高圧電極50およびアース電極40を覆うイオンカバー31bとで構成されている。
そして、前記アース電極40と前記高圧電極50との間に高い電圧を印加することによりマイナスイオンを発生させ、この発生したマイナスイオンが前記熱交換器4により調和された空気と共に、前記吹出口2から室内に放出されるようになっている。
前記アース電極40は、図4(a)に示すように、薄い平板を略コ字状に打ち抜き、その対向辺41(41a、41b)を、連結辺42との境界からそれぞれ直角に折曲し、同折曲された対向辺41(41a、41b)を再度前記連結辺42と離れる方向に直角に折曲して形成されている。
そして、前記対向辺41の一方の対向辺41bに取付部43を備えると共に、両対向辺41(41a、41b)の略中央に、それぞれ直角に折曲され、その先鋭な先端部が相対向されるようにさらに折曲して略L字状に形成した電極部44(44a、44b)を設けている。
そして、前記取付部43から前記イオンホルダ31aに備える図示しないネジ孔にネジ61を螺合して固定されている。
一方、前記高圧電極50は、図4(b)に示すように、薄い平板を打ち抜いて二等辺三角形の底辺を円弧状に膨らませた形状に形成され、その略中央に取付孔51を備え、同取付孔51から前記イオンホルダ31aに備えるネジ孔32に取付ネジ60を螺合して固定されている。
そして、前記高圧電極50と前記アース電極40とを取付けた前記イオンホルダ31aに、前記イオンカバー31bを被せることにより、前記アース電極40の前記対向辺41(41a、41b)がイオンホルダ31aとイオンカバー31bとの間に挟持され、位置決めされるようになっている。
ところで、マイナスイオンを安定して発生させるには、電極の先端形状を先鋭にすると共に、電極間、とくにその先端間を安定した距離に保つ必要がある。
例えば、電極間の距離が長くなると、マイナスイオンの発生効率が落ち、また、短くすると、強い放電のため、雑音が発生するばかりか、電極を痛めるという問題がある。
しかし、前記従来の高圧電極50およびアース電極40は、上述したように薄い平板により先端を長く形成され、図4(c)に示すように、その断面は直線状となっており、剛性が弱く、図5に示すように、長手方向に曲がり易いという問題がある。
とくに、前記アース電極のL字状の電極部は細長く延びて配置されるため、剛性が弱く曲がり易く、電極間の距離が不安定になるという問題がある。
また、前記高圧電極は、前記イオンホルダのネジ孔にネジを螺合して取付ける時に、その先端の位置が安定せず、電極間の距離が不安定になるという問題がある。
従来の電極構造には、平板状の電極板310を各電極310A毎にジグザグ状の波形に折り曲げることにより、前もって補強しておき、これをスリット311Aに挿入することにより、弾性変形を加えて外力に対する剛性を付与したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、この構成は電極板に複数の電極を備える場合は効果があるが、電極が1つの場合には適用できない。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−137200号公報(第3−4頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、安定した電極間距離を保つことにより安定したマイナスイオンを発生することのできる空気調和機用マイナスイオン発生装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するため、前面上部に設けられた吸込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンを順次配設してなる本体と、前記空気通路に二等辺三角形状の底辺を円弧状に形成した高圧電極と、略コ字状に形成され、その対向辺に先鋭な先端部を相対向して備える電極部とをそれぞれ設けたアース電極を固定するイオンホルダと、同イオンホルダに被着され、前記高圧電極およびアース電極を覆う通風孔を備えるイオンカバーとで構成される空気調和機用マイナスイオン発生装置において、
前記電極部と前記高圧電極とを、その短手方向に折曲してなる空気調和機用マイナスイオン発生装置としている。
【0006】
前記電極部と前記高圧電極との短手方向の断面形状が、円弧状、またはへ字状に折曲形成されてなる空気調和機用マイナスイオン発生装置としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による空気調和機用マイナスイオン発生装置を詳細に説明する。
図1は本発明に係る空気調和機を示す側断面図、図2は従来および本発明に係る空気調和機用マイナスイオン発生装置を示す要部分解図、図3は本発明の空気調和機用マイナスイオン発生装置に使用するアース電極および高圧電極を示す要部分解図である。
本発明に係る空気調和機は、図1に示すように、取付具20を介して壁に取付けるベース10と、これに被着される前面パネル11とでなり、前面上部に設けられた吸込口1と、前面下部に設けられた吹出口2とを結ぶ空気通路3にハ字状に折曲した熱交換器4と、送風ファン5とを順次配設してなる本体の、前記送風ファン5の風下側の前記ベース10にマイナスイオン発生装置31を配設している。
前記マイナスイオン発生装置31は、図2に示すように、高圧電極50およびアース電極40を固定して前記ベース10に固定するイオンホルダ31aと、同イオンホルダ31aに被着され、前記高圧電極50およびアース電極40を覆うイオンカバー31bとで構成されている。
そして、前記アース電極40と前記高圧電極50との間に高い電圧を印加することによりマイナスイオンを発生させ、この発生したマイナスイオンが前記熱交換器4により調和された空気と共に、前記吹出口2から室内に放出されるようになっている。
【0008】
前記アース電極40は、図3(a)に示すように、薄い平板を略コ字状に打ち抜き、その対向辺41(41a、41b)を、連結辺42との境界からそれぞれ直角に折曲し、同折曲された対向辺41(41a、41b)を再度前記連結辺42と離れる方向に直角に折曲して形成されている。
そして、前記対向辺41の一方の対向辺41bに取付部43を備えると共に、両対向辺41(41a、41b)の略中央に、それぞれ直角に折曲され、その先鋭な先端部が相対向されるようにさらに折曲して略L字状に形成した電極部44(44a、44b)を設けている。
そして、前記取付部43から前記イオンホルダ31aに備える図示しないネジ孔にネジ61を螺合して固定されている。
【0009】
一方、前記高圧電極50は、図3(b)に示すように、薄い平板を打ち抜いて二等辺三角形の底辺を円弧状に膨らませた形状に形成され、その略中央に取付孔51を備え、同取付孔51から前記イオンホルダ31aに備えるネジ孔32に取付ネジ60を螺合して固定されている。
そして、前記高圧電極50および前記アース電極40を取付けた前記イオンホルダ31aに、前記イオンカバー31bを被せることにより、前記アース電極40の前記対向辺41(41a、41b)がイオンホルダ31aとイオンカバー31bとの間に挟持され、位置決めされるようになっている。
そして、前記アース電極40の電極部44(44a、44b)と、前記高圧電極50との短手方向(図3(a)のA−A矢視および図3(b)のA−A矢視)の断面は、図3(c)に示すように円弧状に形成されているか、または、図3(d)に示すように、ヘ字状に折曲して形成されている。
これにより、アース電極40の電極部44(44a、44b)および、高圧電極50は剛性を増し、従来のように、外力により簡単に動くことがなくなり、安定した電極間距離を保つことができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による空気調和機用マイナスイオン発生装置によれば、アース電極の電極部と高圧電極との短手方向の断面形状が円弧状または、ヘ字状に折曲形成されたので、電極そのものの外力に対する剛性が増し、安定した電極間距離を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機を示す側断面図である。
【図2】従来および本発明に係る空気調和機用マイナスイオン発生装置を示す要部分解図である。
【図3】本発明の空気調和機用マイナスイオン発生装置に使用するアース電極および高圧電極を示す要部分解図である。
【図4】従来の空気調和機用マイナスイオン発生装置に使用するアース電極および高圧電極を示す要部分解図である。
【図5】従来の空気調和機用マイナスイオン発生装置を示す要部側断面図である。
【符号の説明】
1 吸込口
2 吹出口
3 空気通路
4 熱交換器
5 送風ファン
31 マイナスイオン発生装置
31a イオンホルダ
31b イオンカバー
40 アース電極
41、41a、41b 対向辺
42 連結辺
43 取付部
44、44a、44b 電極部
50 高圧電極
51 取付孔
52 先端部
60、61 ネジ

Claims (2)

  1. 前面上部に設けられた吸込口と、前面下部に設けられた吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送風ファンを順次配設してなる本体と、前記空気通路に二等辺三角形状の底辺を円弧状に形成した高圧電極と、略コ字状に形成され、その対向辺に先鋭な先端部を相対向して備える電極部とをそれぞれ設けたアース電極を固定するイオンホルダと、同イオンホルダに被着され、前記高圧電極およびアース電極を覆う通風孔を備えるイオンカバーとで構成される空気調和機用マイナスイオン発生装置において、
    前記電極部と前記高圧電極とを、その短手方向に折曲してなることを特徴とする空気調和機用マイナスイオン発生装置。
  2. 前記アース電極の電極部と前記高圧電極との短手方向の断面形状が、円弧状、またはへ字状に折曲形成されてなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機用マイナスイオン発生装置。
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