JP2004255211A - 転倒し難い本体から成るパチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本体のみであっても転倒を防止して簡単確実に保管、運搬等する。
【解決手段】 遊技場の島に開閉可能に設けられる本体1の最下部は、機構板2、下側機能部7等を支持するミドル枠10の最下部のみから成る。ミドル枠10の最下部は、正面側への折り曲げ部26を備えているとともに、球通路12の一部であるバケツ部材25の下壁が、折り曲げ部26と面一に位置し、合わせて平坦部27を構成している。平坦部27を略水平面に接するように置くと、本体1の重心は、平坦部27を鉛直方向に投影した空間内に位置する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、本体を自立するようにして転倒し難くし、運搬、製造、メンテナンス時における本体の取り回し性を良好として、本体のみの流通を可能としたパチンコ機に関する。
図14に示す従来のパチンコ機91は、メーカーにおいて、本体92が製造されるとともに、上下左右を覆う長方形状の機枠93に開閉自在に枢着されて出荷される。出荷に際しては、積載性を増すとともに運搬時の故障を防ぐべく、機枠93の外面を下にして置き、パチンコ機91を直立させた状態で、荷台に機枠93を固定する。パチンコ機91は、自立している場合、その重心が機枠93の下にした外面を鉛直方向に投影した空間内に位置している。一方、本体は、制御基板といった各種基板が搭載され、又、球通路が最短経路で巡らされており、外面において様々な凹凸を有する状態となっている。尚、パチンコ機91は、機枠93を遊技場の島に固着することにより設置され、この場合、本体92は、島に対して開閉可能となる。
以上のような従来のパチンコ機91では、機枠93が枢着される前の本体92について、外面に様々な凹凸があり、重心にも配慮がないため、安定して自立させることができず、転倒し易くなっている。従って、本体92のみを保管、運搬等する場合に、固定物にしっかり結び付けるといった配慮が必要となり、煩わしく、従って専ら機枠93とともに保管、運搬等していた。
よって、本発明の課題は、本体のみであっても転倒を防止して簡単確実に保管、運搬等することのできるパチンコ機を提供することにある。
本発明のうち、請求項1に記載の発明は、機枠を取り付け可能なパチンコ機本体の外側に、互いに分かれている面一の複数の平坦部が設けられるとともに、これら平坦部を水平面に接するように置いた場合に、面積が最大となるように各平坦部の外側を結んで形成される輪郭内に本体の重心の鉛直方向の投影点が位置するようにし、更に少なくとも1つの平坦部を柱部材の最下部としたことを特徴とする。
又、請求項2に記載の発明は、少なくとも柱部材の最下部が、高静止摩擦係数面とされていることを特徴とする。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1,請求項2に記載の発明において、柱部材が、収納可能とされていることを特徴とする。
加えて、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3に記載の発明において、パチンコ機本体の重心の鉛直方向の投影点が、面積が最大となるように各平坦部の外側を結んで形成される輪郭の少なくとも前後方向における中央に位置するようにしたことを特徴とする。
尚「機枠を取り付け可能な本体」にあっては、従来と同様な機枠に対する様々な取り付け構成を有すれば足り、遊技場の島に上記取り付け構成を受ける部材を備えさせる等して機枠を全く取り付けなくとも良い。
本発明のうち、請求項1に記載の発明は、機枠を取り付け可能なパチンコ機本体の外側に、互いに分かれている面一の複数の平坦部が設けられるとともに、これら平坦部を水平面に接するように置いた場合に、面積が最大となるように各平坦部の外側を結んで形成される輪郭内に本体の重心の鉛直方向の投影点が位置するようにし、更に少なくとも1つの平坦部を柱部材の最下部としたので、比較的に小さな柱部材を追加するだけで本体71のみで起立させることができ、簡単に保管、流通又はパチンコ機の取り替え等についてのコストを削減することができる、という効果を奏する。
又、請求項2に記載の発明は、上記の発明において、少なくとも柱部材の最下部が、高静止摩擦係数面とされているため、上記効果に加えて、略水平面との滑りを防止し、更に直立時の安定化を図ることができる、という効果を奏する。
更に、請求項3に記載の発明は、上記発明において、柱部材が、収納可能とされているので、上記効果に加えて、本体の直立が不要である場合に、各柱部材を収納して、各柱部材が邪魔となる事態に対処することができ、又破損も防止することができる、という効果を奏する。
又更に、請求項4に記載の発明は、上記発明において、パチンコ機本体の重心の鉛直方向の投影点が、面積が最大となるように各平坦部の外側を結んで形成される輪郭の少なくとも前後方向における中央に位置するようにしたため、上記発明の効果に加えて、背面側に重心が寄りがちで更に寸法もとれないゆえに最も倒れ易い方向となっている前後方向への転倒を防止することができる、という効果を奏する。
以下、本発明の実施形態につき、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1から図3は、第1実施形態に係るパチンコ機の本体の背面側又は左側面の説明図、図4は本体の分解説明図であって、パチンコ機の本体1は、背面側の機構板2と、正面側の、遊技領域を覆う合成樹脂製の前枠3、その下側の供給皿4を有する合成樹脂製の中扉5、及び更に下側の合成樹脂製である貯留皿6を備えた下側機能部7と、前面に図示しない遊技領域が形成されるとともに、その略中央に設置された表示部の制御を行う表示装置8が組み付けられた遊技盤9と、背面側の一部を覆う合成樹脂製のカバー16と、これらが搭載された金属製のミドル枠10とからなる。尚、第1実施形態に係るパチンコ機は、従来と異なり、通常機枠を備えず、本体1のみから成る。
機構板2は、パチンコホール等の遊技場から補給される遊技球を受け入れる合成樹脂製のタンク11、タンク11から供給皿4又は貯留皿6に至る球通路12、球通路12の途中に設けられた払い出し装置13、その下側においてそれと電気的に接続された状態で設置された払い出し制御装置14、その横に配置される主制御装置15を備えている。払い出し装置13は、球通路12内における遊技球のせき止めをするとともに、所定数の遊技球を送り出すためにせき止めの一時的な解除を行う。尚、表示装置8とカバー16が、タンク11、払い出し装置13、主制御装置15の内側に位置している。
図5から図7にも示すミドル枠10には、従来と同様の機枠との枢着部21,22が片側の上下角に突設されるとともに、前枠枢着部23や図示しない上下の中扉枢着部も設けられており、前枠3が上側の枢着部21の下側と前枠枢着部23とに枢着され、中扉5が中扉枢着部に枢着され、中扉5の下側に下側機能部7が固定されている。
又、ミドル枠10の最下部には、正面側への折り曲げ部26が形成されている。更に、最下部の左右方向中心付近であって、貯留皿6の上側背面にあたる部分には、球通路12の末端としての孔24が開設されている。加えて、ミドル枠10の孔24の背面には、球通路12の一部である金属製のバケツ部材25が固定されている。バケツ部材25の下壁は、前後方向の寸法を、機構板2の前後方向の寸法と同等に形成されるとともに、図6に示すように、折り曲げ部26と面一とされている。
そして、機構板2が、バケツ部材25のすぐ上側においてミドル枠10に係止され、且つ、下側機能部5が、折り曲げ部26の上側においてミドル枠10に固定されるので、本体1の最下部は、図7に示すように、ミドル枠10の最下部である、バケツ部材25の下壁と折り曲げ部26とが面一となった、平坦部27となる。
又、平坦部27を略水平面の略全体に接するように置いた場合の、本体1の重心を平坦部27へ略鉛直に投影した投影点G1は、左右方向は簡単に略中央に設計することができるが、前後方向については、機構板2に各種装置が比較的多く組み込まれることから、背面側に位置する傾向が顕著である。しかし、左右方向において略中央に位置するバケツ部材25の下壁が、平坦部27の前後方向の寸法を、機構板2の前後方向の寸法と同等とする程幅広であるため、本体1の重心は、平坦部27のうち、バケツ部材25の下壁を鉛直方向に投影した空間内に位置する。尚、本体1の重心は、投影点G1から本体1の全高の1/3程度上方に位置する。
第1実施形態に係るパチンコ機では、本体1の下側に平坦部27が設けられるとともに、平坦部27を床等の略水平面に接するように置いた場合に、本体1の重心が、平坦部27を鉛直方向に投影した空間内に位置するので、本体1のみで直立することができ、特にメーカーにおいて本体1に関する調整あるいは保管等を行い易い。又、整然と並べ、簡易な固定をするだけで、本体1のみを確実に流通させることができ、従って、遊技場において、本体1の上下の枢着部に対応する枢着部材を島に一旦用意するだけで、本体1のみを取り替えることが実行可能となり、流通又はパチンコ機の取り替えについてのコストが大幅に削減される。
又、厳密には、本体1の重心が、図7に二点鎖線で示すように、平坦部27の外周を、内部面積が最大となるように結んで描かれる輪郭(仮想平坦部、尚、凹部形状等、同一平坦部の外部も、面積が最大となれば結ぶようにする)を鉛直方向に投影した空間内に位置しても、本体1は転倒することなく自立することができる。従って、例えば本体1の重心が投影点G2になっても転倒しない。ここで、バケツ部材25の下壁が、平坦部27の前後方向の寸法を、機構板2の前後方向の寸法と同等とする凸状部を与えることによって、重心の包含により転倒を免れる空間が大幅に増し、従って重心設計の自由度を高めることができ、各種部材を取り外すことにより重心が変動しても、直立を保つことができるし、多数の部材が搭載される機構板2と同等の前後方向寸法を平坦部27に与えることができ、安定性の向上に寄与している。尚、本体1の重心が投影点G3に移ったとき、本体1は背面側に倒れ、投影点G4となったときは、前方に倒れる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係るパチンコ機は、第1実施形態に係るパチンコ機に対して、バケツ部材と機構板の下部のみが相違する。以下、同様な部分には同符号を付して、相違点を中心に説明する。
図8から図10に示す第2実施形態に係るパチンコ機の本体51(図において前枠3、中扉5、下側機能部7、表示装置8、遊技盤9、払い出し制御装置14、主制御装置15、枢着部21,22を除く)のうち、機構板52は、下部を、球通路12のうち、主に供給皿4から貯留皿6までの部分を内包した下側通路部材53とされている。下側通路部材53の最下部は、図10に示すように、内包する球通路12に沿うように、前後方向が機構板52の厚み程度と幅広に、又左右方向は略2/3程度を占める状態で形成された平坦な下壁体54とされている。一方、ミドル枠60は、バケツ部材61の下壁が最下部に含まれないようにされ、最下部は平坦な折り曲げ部26のみとなっている。
そして、機構板52をミドル枠60に取り付けた場合には、下壁体54と折り曲げ部26とが、上下方向を合致させ、2部分に分かれている面一の平坦部62,62を構成する。又、平坦部62を略水平面に接するように置いた場合においての本体51の重心の平坦部62への投影点G5は、機構板52の下壁体54に含まれる(図10)。尚、本体51の重心は、投影点G5から全高の1/3程度上方に位置する。
第2実施形態のパチンコ機では、本体51の下側に平坦部62,62が設けられるとともに、平坦部62,62を床に接触するよう置いた場合に、本体51の重心が、平坦部62,62の一方を鉛直方向に投影した空間内に位置するので、第1実施形態と同様に、保管、流通又はパチンコ機の取り替え等についてのコストを削減することができるし、平坦部62,62が複数部材に亘っているので、本体51を直立時において安定性に優れたものとすることができる。又、下側通路部材53の下壁体54が、機構板52の最下部に位置するため、球通路12を利用して平坦部62の一部である下壁体54を形成して効率的な構成とすることができる。
又、本体51の重心が、図10に二点鎖線で示すように、各平坦部62の外側を、内側面積が最大となるように互いに及び/又は自身を結んで描かれる輪郭(仮想平坦部)を鉛直方向に投影した空間内(例えば投影点G6,G7等)に位置しても、本体1は転倒することなく自立することができ、重心設計の自由度を高め、又特に平坦部62の前後方向を拡張して、最も倒れ易い方向への転倒を防止することができる。
[第3実施形態]
図11から図13に前枠等を除いて示す、第3実施形態に係るパチンコ機の本体71は、第2実施形態に係るパチンコ機の、最下部が折り曲げ部26のみのミドル枠60と、第1実施形態に係るパチンコ機の、最下部に至らない機構板2に、柱部材73,73及びそのための孔(図示せず)及び溝76,76を付加した機構板72等から成る。
図12に拡大して示すように、溝76は、機構板72の背面側下部角部に設けられた水平部77,77と、各水平部77を結ぶ垂直部78と、各水平部77の端部に設けられる上方への係止部79から成る。一方、各柱部材73は、直径4mm程度の円柱状部81からレバー75が分岐した形状とされており、溝76のうち下の係止部79にレバー75を位置させることにより、円柱状部81が、ミドル枠60最下部の折り曲げ部26と面一となった状態で突出するようになっている。尚、各柱部材73は、上下に移動可能且つ軸を中心に回動可能に設置されており、レバー75が溝76を辿れるようになっていて、溝76の各水平部77は略円柱状部81の突出寸法だけ上下に離れている。又、機構板72と各柱部材73とには、図示しないスプリングが、各柱部材73を上方へ付勢すべく介装されている。更に、各柱部材73の最下部は、下部にゴム74が固着されることにより、高静止摩擦係数を有する面とされている。
第3実施形態に係るパチンコ機では、図13に示すように、本体71の下側を下として置いたときに、略水平面に接触する部分が、折り曲げ部26と各柱部材73のゴム74となる。従って、本体71の下側に、図13に二点鎖線で示すような、各ゴム74と折り曲げ部26との外方を結んで形成される仮想平坦部80が設けられる。そして、本体71の重心の最下部への投影点G8は、背面側の各柱部材73を結ぶ線の中央正面側に、即ち仮想平坦部80内に位置するので、本体71を、各ゴム74及び折り曲げ部26(又は仮想平坦部80)で支えることができ、よって、比較的に小さな柱部材73,73を追加するだけで本体71のみで起立させることができ、簡単に保管、流通又はパチンコ機の取り替え等についてのコストを削減することができる。尚、仮想平坦部80の一部としての柱部材73の最下部は、ゴム74による高静止摩擦係数面とされているので、略水平面との滑りを防止し、更に直立時の安定化を図ることができる。
又、レバー75を、回動して進入させた垂直部78から上の水平部77にずらし、更に回動して上の係止部79に至るよう操作して、各柱部材73を機構板72内に収納することができ、従って、本体71の直立が不要である場合に、出没自在である各柱部材73を没入させて、各柱部材73が邪魔となる事態に対処することができ、又破損も防止することができる。尚、係止部79,79を含む溝76の形状とスプリングによる付勢とにより、各柱部材73の使用時及び収納時の双方において、柱部材73が誤動作してしまう事態を防止している。
尚、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、次に一部示すように様々に変更可能である。平坦部は、略方形状に形成することができ、この場合には、本体につき、何れの方向へも等しく転倒を防止し、安定したものとすることができる。又、平坦部の設計若しくは搭載位置の設計等により、本体の重心は、特に前後方向について、平坦部の中央付近に位置させることができ、この場合には、自立時の安定性が更に増す。尚、本体の重心は、安定性のため、左右方向等の方向においても同様に平坦部の中央付近に位置させ、更には平坦部の中心に位置させることが好ましいが、前後方向のみ中央付近としても、本体は特に前後方向の寸法に余裕がないため、安定性確保に効果的である。
更に、平坦部は、4つ以上の部分に分かれていても良いし、3つ以上の部材に設けられても良く、柱部材は1つあるいは3つ以上設けることができる。又更に、平坦部は、最下部にのみ設けられる必要はなく、片側や上側にのみ設けられたり、これらを組み合わせたりすることができ、特に側面に設けられた場合には、遊技領域を覆う正面や基板が搭載される背面を保護しながら、高さを最小限にして自立させることができるし、又組み合わせて設けられた場合には、様々な姿勢にて自立可能とし、更に取り回しを良好にできる。加えて、平坦部は、略水平面に接した場合の上方向への凹部を備えていても良い。又、平坦部の外周は、曲線を含むことができる。一方、上記した全てあるいはその他の平坦部の輪郭を連続的あるいは断続的に辿る、例えば2mm幅程度の線状部分(リブ)のみを設けて、仮想平坦部を設けることもできる。
又、パチンコ機は、本体のみからなる必要はなく、蝶番等のように、島に取り付けられて開閉しない部分を備えていても良い。同様に、装置の形状若しくは構成や、装置の取り付け先あるいは装置を何れの枠に分類するかは様々に変更することができ、例えば前枠と中扉とを1つの部材としたり、バケツ部材を機構板に含めたり、本体の枢着部を左右にしたり、柱部材を、ゴムのないものとし、又は機構板と固着され若しくは一体形成されたものとしたり、ミドル枠といった他の部材に設けたり、ゴムを柱部材のみならず本体平坦部の一部又は全部に配置したりできる。柱部材を上記のように変更すれば、より簡単且つ低コストに仮想平坦部を設けることができるし、ゴムを大部分に亘って設けた場合には、滑り防止の効果が更に顕著に現れる。又更に、柱部材の出没は、枢着により内側へ倒れ得るものとしたり、本体及び別体の柱部材に、弾性爪及びその係止部やネジ溝等の係合部を設け、起立時は係合させ、島導入後といった場合に取り外すものとしたりできる。
加えて、本体を取り付ける島は、従来の機枠を固着したものであっても良いし、本体は、平坦部を有しても、場合によっては従来の機枠を取り付けて運搬、保管又は島への設置等することもできる。島が従来の機枠を固着したものである場合は、更に、枢着部を導入する初期費用を減ずることができる。同様のことが、本体に機枠を取り付けてから島へ固定する場合にもいえる。又、本体の島への取り付けは、枢着したり蝶番を介したりするものの他、弾性係止片を介したり、弾性係止片を受け入れたり、レールと溝とを摺動するしないを問わずはめ合わせたりするもの等、あらゆる種類を採用することができる。
更に、各種部材の材質は、ミドル枠を合成樹脂製としたり、様々な素材を組み合わせたものとしたりすることができる。又、単なるゴムの代わりに、その他あらゆる樹脂といったように高い静止摩擦係数を有する素材で形成されたもの、靴底や砂ヤスリ、金属ヤスリの如く、あらゆる素材の固定若しくは一体形成又はこれらの組み合わせをすることにより凹凸を付与したもの、あるいはゴムあるいはこれらに液体を封入したもの等を採用し、更に滑り止め効果を向上することができる。そして、平坦部に関する変更例は、仮想平坦部に同様に適用することができるし、平坦部と仮想平坦部は併存して設けることができるし(通常これらの間に仮想平坦部が形成される)、更に本発明は、他のタイプのパチンコ機や他の遊技機に適用できる。
第1実施形態に係るパチンコ機本体の背面側斜視説明図である。 パチンコ機本体の背面説明図である。 パチンコ機本体の左側面説明図である。 パチンコ機本体の分解斜視説明図である。 ミドル枠の背面側斜視説明図である。 ミドル枠の(a)背面,(b)左側面の説明図である。 第1実施形態に係る平坦部の説明図である。 第2実施形態に係るパチンコ機本体の背面側斜視説明図である。 パチンコ機本体の分解斜視説明図である。 第2実施形態に係る平坦部の説明図である。 第3実施形態に係るパチンコ機本体の背面側斜視説明図である。 図11の下部拡大説明図である。 第3実施形態に係る仮想平坦部の説明図である。 従来のパチンコ機本体を示す説明図である。
符号の説明
1,51,71・・本体、2,52,72・・機構板、3・・前枠、4・・供給皿、5・・中扉、6・・貯留皿、7・・下側機能部、8・・表示装置、9・・遊技盤、10,60・・ミドル枠、11・・タンク、12・・球通路、13・・払い出し装置、14・・払い出し制御装置、15・・主制御装置、16・・カバー、21,22・・枢着部、23・・前枠枢着部、24・・孔、25,61・・バケツ部材、26・・折り曲げ部、27,62・・平坦部、53・・下側通路部材、54・・下壁体、73・・柱部材、74・・ゴム、75・・レバー、76・・溝、77・・水平部、78・・垂直部、79・・係止部、80・・仮想平坦部、81・・円柱状部、G1〜G8・・(重心の平坦部及び/又は仮想平坦部への)投影点。

Claims (4)

  1. 機枠を取り付け可能なパチンコ機本体の外側に、互いに分かれている面一の複数の平坦部が設けられるとともに、これら平坦部を水平面に接するように置いた場合に、面積が最大となるように各平坦部の外側を結んで形成される輪郭内に本体の重心の鉛直方向の投影点が位置するようにし、更に少なくとも1つの平坦部を柱部材の最下部としたことを特徴とする転倒し難い本体から成るパチンコ機。
  2. 少なくとも柱部材の最下部が、高静止摩擦係数面とされていることを特徴とする請求項1に記載の転倒し難い本体から成るパチンコ機。
  3. 柱部材が、収納可能とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の転倒し難い本体から成るパチンコ機。
  4. パチンコ機本体の重心の鉛直方向の投影点が、面積が最大となるように各平坦部の外側を結んで形成される輪郭の少なくとも前後方向における中央に位置するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の転倒し難い本体から成るパチンコ機。
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