JPH09215572A - 造花スタンド - Google Patents

造花スタンド

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JPH09215572A
JPH09215572A JP4830296A JP4830296A JPH09215572A JP H09215572 A JPH09215572 A JP H09215572A JP 4830296 A JP4830296 A JP 4830296A JP 4830296 A JP4830296 A JP 4830296A JP H09215572 A JPH09215572 A JP H09215572A
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JP
Japan
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base
vase
artificial flower
flower stand
barrel
Prior art date
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Pending
Application number
JP4830296A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Shirayanagi
伊佐雄 白柳
Yosuke Shirayanagi
洋介 白柳
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】造花を挿すための造花スタンドにおいて、その
製造を容易にするべく花筒とベースとに分離すると共
に、使用に際して外力を受けて倒れることがないよう安
定なものにすることを目的とする。 【構成】造花Fを支える花筒20を中間に縮径部を有す
る軽合金製の円筒で構成し、その花筒20を支承するベ
ース30を花筒より重い亜鉛合金によって形成すると共
に、前記花筒20とベース30とを連結するボルト40
をベース30に設けた取付孔32を通して裏面から花筒
20内へ延長させ前記縮径部22の内面に螺合させ緊締
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は造花を立てるための金
属製の花瓶、すなわち、造花スタンドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、造花は取扱の容易さと技術の進
歩により、生花に近い外観が得られていることから、近
年、生花に代え花瓶に挿して用いられている。造花のた
めの花瓶、すなわち、造花スタンドは、それに飾られる
花に水を与える必要がないため、容器として水が漏れな
いことより外観上の美観、あるいは製造の容易さが強く
求められている。そのため、従来の造花スタンドは、ス
テンレス、銅合金その他、表面が美麗な金属を用いて複
雑な曲線を持つ円筒で作られ、製作上の都合を考慮し
て、図4で示すように、造花を支える花筒Aと、花筒A
に連なり造花を支えるための底板Dを有するベースBと
を別途に製作し、二点鎖線Cで示す溶接線で両者を溶接
して一体化した後、表面を研磨し、あるいはメッキ、塗
装その他の表面処理をして仕上げられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな製造法によって製作するときは、成形や研磨などの
機械的な加工の他、溶接あるいはろう付けなどの冶金的
加工を要するため異なる範疇の設備を要し、設備投資が
増える他、加工工程が増し生産コストを高騰させた。ま
た、ベースBと花筒Aとが同質の材料で作られていたゝ
め、両者の重量に大きな差がなく、造花スタンドの重心
が高くなり、必然的に、花筒Aへ造花Fを挿したとき、
それに作用する風その他の外力によって転倒し易いなど
安定性が劣る不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
消するべく、造花を支える花筒を中間に縮径部を有する
軽合金製の円筒によって形成し、その花筒を支承するベ
ースを花筒より重い金属によって形成すると共に、前記
花筒とベースとを連結するボルトをベースに設けた取付
孔を通して裏面からベース花筒内へ延長させ縮径部の内
面に螺合させ緊締したものである。具体的には前記花筒
より重い金属は亜鉛あるいは亜鉛合金のいずれかが採用
される。また、前記ベースは円板をなし、その中央部に
取付孔が設けられている。さらに、前記ベースは円板を
なし、その外周面には断面が略円形をなす玉縁が形成さ
れている。
【0005】
【作用】造花スタンドは造花を支えるための花筒と、そ
の花筒を支承するための底を備えたベースとをボルトで
結合して形成される。すなわち、花筒とベースとは製作
上の合理性のため別個に製作される。両者の結合部は花
筒の太くなった端面で相互に当接しており、接する部分
の面積が増して応力集中が回避でき、両者を結合する部
分の剛性が増す。さらに、造花スタンドは重量の大きい
ベースとボルトとが下方に位置しているので、その重心
が低くなる。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1中、10はテーブルTの上に載置された造花
スタンドである。造花スタンド10は造花Fを支える花
筒20と、その下端部を支承する円形のベース30とを
有し、それらは亜鉛メッキした鉄製のボルト40によっ
て連結されている。よって、風その他、造花Fに作用す
る外力が造花スタンド10を転倒させる力として作用し
たとき、その外力は造花スタンド10の重量とベース3
0の半径との積である反転倒トルクによって相殺され直
立位置が保持される。
【0007】この実施例において、花筒20は軽量で鋳
造や機械加工の容易なアルミニウム合金からなり、ベー
ス30と同等もしくはそれより軽量に作られる。すなわ
ち、インゴットから鋳造した素材や、アルミニウム管を
スピニング加工、スウェージング加工などの機械加工を
して成形して作られている。すなわち、花筒20は図
2、図3で示すように、比較的大径の端部21、21
と、それらの中間に形成される縮径部22とを有し、そ
の縮径部22に対応する内径部、すなわち、端部からや
ゝ離れた位置にある内径の一番細い部分に雌ねじ23が
形成されている。換言すれば、この部分の内径はボルト
40のねじ径に対応する雌ねじが形成できる寸法に設定
される。
【0008】なお、雌ねじ23は必ずしも予め加工して
おく必要はなく、例えば、ボルト40をタッピングスク
リューとして、あるいはそうせずとも、強力にねじ込ん
でねじ山を創成させたものも包含する。また、図2、図
3に示された花筒20はデザイン上の要求により異なっ
た形態をしているが、発明の基本的構成は共通してい
る。すなわち、図3で示す花筒20が、一端から他端に
向けて中央部が小径で内側へ凸の比較的単純な形状をな
しているのに比し、図2で示す花筒20は造花Fを挿す
側が外方を膨大した外方へ凸の形状をなしている。
【0009】ベース30は花筒20より重い金属、具体
的には鋳造性のよい亜鉛、あるいは亜鉛合金をダイカス
トして円板形に作られている。ベース30は円板部31
とその中央部に形成され表裏を貫通する取付孔32、お
よび、円板部31の周囲を囲繞して形成された断面が略
円形をなす玉縁33によって形成されている。なお、こ
の実施例において、前記玉縁33は円板部31の外周面
に厚さ方向中央よりやゝ上方に偏位して形成されてお
り、その結果、ベース30には上面にやゝ深く、下面に
やゝ浅い円形の凹部が形成される。よって、玉縁33は
机面との接点が外周縁に限定され、直立する姿勢が安定
し外力に対する安定性が増す。また、取付孔32の下側
には、皿形の頭部を有するボルト40に対応した面取り
部が形成されており、ボルト40の頭部がベース30の
下面へ大きく突出しないよう配慮してある。
【0010】次に造花スタンド10の製造工程を説明す
る。造花スタンド10は予め用意した花筒20の端部を
ベース30の取付孔32の面取りのない側に当て、面取
りのある側からボルト40を挿入して花筒20の内部へ
進入させ、縮径部22の内面に形成した雌ねじ23に螺
合させ緊締して一体化される。その後、必要に応じて、
着色塗装、クリア塗装、その他の表面仕上げを行って完
成させる。
【0011】造花スタンド10はこのようにして製作さ
れているので、花筒20は端部の比較的大径の部分でベ
ース30と接し、接触する面積が大きく、外力を受けて
もガタツクことがない上、ボルト40による締結力を強
める。さらに、造花スタンド10は、その下部を形成す
るベース30が重い金属で作られ、かつ、ボルト40が
重い鉄であって重量が大きいため、重心が低くなり机上
に載置したとき、あるいは外力を受けたときの安定性が
高い。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、花筒
20が大径の端部21でベース30に当接するので、花
筒20とベース30との結合部の剛性が増し振動や衝撃
を与えたときにボルト40が緩む不具合がなくなる。ま
た、造花スタンド10は重いベース30やボルト40が
低い位置にあるから、その重心が低くなり、机上に載置
したとき花筒20に挿した造花Fに風その他の外力が作
用して倒れる不具合がなくなるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】載置したテーブル上に載置した造花スタンドの
外観図である。
【図2】その縦断面図である。
【図3】他の実施例を示す図2相当の縦断面図である。
【図4】従来の造花スタンドを示す図2相当の縦断面図
である。
【符号の説明】
10・・・・造花スタンド 20・・・・花筒 21・・・・大径
の端部 22・・・・縮径部 23・・・・雌ね
じ 30・・・・ベース 31・・・・円板
部 32・・・・取付孔 33・・・・玉縁 34・・・・円形の凹部 40・・・・ボル
ト F・・・・造花 T・・・・テーブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】造花を支える花筒を中間に縮径部を有する
    軽合金製の円筒によって形成し、その花筒を支承するベ
    ースを花筒より重い金属によって形成すると共に、前記
    花筒とベースとを連結するボルトをベースに設けた取付
    孔を通して裏面からベース花筒内へ延長させ縮径部の内
    面に螺合させ緊締してなる造花スタンド。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記花筒より重い金属
    は亜鉛あるいは亜鉛合金のいずれかである造花スタン
    ド。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記ベースは円板をな
    し、その中央部に取付孔が設けられている造花スタン
    ド。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記ベースは円板をな
    し、その外周面には断面が略円形をなす玉縁が形成され
    ている造花スタンド。
JP4830296A 1996-02-09 1996-02-09 造花スタンド Pending JPH09215572A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4830296A JPH09215572A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 造花スタンド

Applications Claiming Priority (1)

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JP4830296A JPH09215572A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 造花スタンド

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JP4830296A Pending JPH09215572A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 造花スタンド

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JP (1) JPH09215572A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004255211A (ja) * 2004-06-14 2004-09-16 Toyomaru Industry Co Ltd 転倒し難い本体から成るパチンコ機
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