JP2004254787A - ブラシ - Google Patents

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敏男 渡辺
Hirobumi Moriwaka
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    • A46B2200/1066Toothbrush for cleaning the teeth or dentures

Abstract

【課題】植毛部が薄くても欠陥の発生が抑えられ、しかも用毛束の乱れや充填材のもれがなく、口腔内での操作性に優れたブラシを提供すること。
【解決手段】複数の植毛孔40を有する植毛基部41の植毛孔40に用毛束3が挿入され、用毛束3の片端部30に溶融塊31が形成され、溶融塊31が充填材で被覆され、植毛基部41と用毛束3とが固定化されて植毛部4が設けられたブラシである。充填材が固化して形成される植毛部4の背面部分に凸状面部43を有している。凸状面部43は、湾曲面で形成されていることが好ましく、凸状面部43の植毛部4の長手方向に直交する断面における輪郭は、曲率半径が20〜80mmの円弧又は略円弧であることが好ましい。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブラシ、特に、歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
歯ブラシの製造方法に関する従来技術として、用毛束の挿入孔を有する一次成形部分を成形し、該挿入孔に用毛束を挿入し、該挿入孔から突出する用毛束の端部を加熱して溶融し溶融塊を形成し、該溶融塊を含む該一次成形部分に充填材を射出して二次成形を行い、歯ブラシのハンドル部の先端部分(一次成形部と二次成形部)を一体的に成形する技術が知られている(下記特許文献1参照)。
【0003】
ところで、歯ブラシの使い易さの一つを現す口腔内での操作性を考慮すると、歯ブラシにおける用毛束が植毛された部分(植毛部)は、できるだけ薄くその背面部もフラットな形態にするのが好ましい。植毛部をフラットで薄くするためには、植毛基部の厚さとの関係から前記二次成形において充填材の量を少なくする必要があるが、該充填材の量を少なくすると、植毛基部の背面部がフラットなことも相まって充填材の流路の確保が困難になり、得られる歯ブラシが植毛部に充填材の充填不足(ショートショット)による欠陥を有するものとなる。充填圧力を高めて充填材を充填することも考えられるが、上述のような一次、二次成形工程を経て得られる歯ブラシでは、用毛束に乱れが生じたり、用毛束と植毛孔との隙間から充填材が漏れ出てしまう課題を有している。よって、上述のような一次、二次成形工程を経て得られる歯ブラシにおいて、斯かる課題の解決が望まれていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−182632号公報
【0005】
従って、本発明の目的は、植毛部が薄くても充填材の充填不足による欠陥の発生が抑えられ、しかも用毛束の乱れや充填材のもれがなく、口腔内での操作性に優れたブラシを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の植毛孔を有する植毛基部の該植毛孔に用毛束をその片端部が突出するように挿入した後、前記用毛束の前記片端部に溶融塊を形成し、該溶融塊を充填材で被覆し、前記植毛基部と前記用毛束とを固定化して植毛部を設けたブラシであって、前記充填材が固化して形成される前記植毛部の背面部分の中央部近傍に凸状面部を有しているブラシを提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のブラシを歯ブラシに適用した実施形態に基づいて図面を参照しながら説明する。
【0008】
まず、本実施形態の歯ブラシの製造方法について説明する。
【0009】
本実施形態の歯ブラシの製造方法においては、先ず、歯ブラシ本体の成形工程において、図1(a)に示すような、植毛基部41を先端に有する歯ブラシ本体2を成形する。歯ブラシ本体2の成形工程では、図1(b)に示すように、植毛基部41を有する歯ブラシ本体2の形態に対応したキャビティ11及びキャビティ11に通じる樹脂注入路12を有する成形金型10を用いる。そして、成形金型10を射出成形装置(図示せず)にセットし、所定の射出成形圧で樹脂注入路12から該キャビティ11内に熱可塑性樹脂(図示せず)を溶融状態で射出し、冷却した後に脱型する。
【0010】
上述のような植毛基部を有する歯ブラシ本体2は、従来から歯ブラシ本体(植毛基部以外に、いわゆるハンドル部及びネック部を含んでいる。)に用いられている通常の熱可塑性樹脂で製造される。該熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等が挙げられる。該熱可塑性樹脂は、単独で又は複数を適宜選択して用いることができる。
【0011】
次に、図2に示すように、得られたブラシ本体2の植毛基部41の植毛孔40に前記用毛束3を挿入する。この用毛束3の挿入方法に特に制限はなく、各挿入方式が採用可能である。
【0012】
前記用毛束3は、従来から歯ブラシの用毛に用いられている通常の材質のものが用いられる。該用毛の材質としては、例えば、ナイロン等のポリアミド、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル等が挙げられる。
【0013】
全ての用毛束3を植毛孔40に挿入した後、図3に示すように、熱加工工程において、植毛孔40の開口周縁部及び植毛孔40から突出する用毛束3の片端部30のそれぞれを熱源16で加熱し、片端部30を溶融して溶融塊31を形成する。
【0014】
溶融塊31は、植毛孔40の開口周縁部よりも断面が大きく形成されている。溶融塊31の大きさは、用毛束3の所望の抜け強度を確保できるように、植毛孔40の内径の1.05倍以上が好ましい。溶融塊31が過度に大きいと、用毛束抜け強度は強くなるが、溶融塊31の形成に時間がかかったり、溶融塊31が植毛基部からはみ出し、後述する樹脂の充填時に支障をきたす場合がある。
溶融塊31は、植毛孔40の開口周縁部と固着しており、各植毛孔40を塞いでいる。これにより、充填材の充填時の漏れが抑えられている。
【0015】
前記溶融塊31を形成する方式としては、非接触熱源で加熱する方式と、溶融塊31を加熱押圧する方式の双方が選択できる。尚、前記押圧する方式では、溶融塊31と植毛孔40の開口地周縁部の密着を強化することが可能であるが、押圧時に用毛の乱れが発生しやすく、その点では非接触熱源の方が用毛の乱れがなく優れている。
【0016】
次に、図4に示すように、溶融塊の被覆工程において、植毛基部41の背面側の凹部に充填材を充填して該充填材で前記溶融塊31を被覆し、固化させて被覆部42を形成する。
【0017】
この工程では、ブラシ本体2を用毛束保持治具13とともに搬送手段(図示せず)で搬送し、成形装置17の金型18に対して位置決めする。この際、金型18で植毛基部41を押圧し、植毛基部41と金型18との間の密閉性を高めて成形を行う。
【0018】
前記充填材には、前記植毛基部と同種の材料を用いることが好ましい。
植毛基部41に対して所望の接着性が得られる材料であれば、植毛基部41の材質と異なる充填材を充填することもできる。この場合には、充填材は、植毛基部41や前記溶融塊31との間の接着性を考慮し、これらの間との熱接着性や化学的接着性のよい材料を選択することが好ましい。
【0019】
図5(a)及び(b)に示すように、金型18には、後述する植毛部4の前記凸状面部43に対応した凹状面部18aを有するものを用いる。
このような金型18を用いることで、充填材の充填圧力が低い場合でも注入口180を通じて充填される充填材の流路が確保され、植毛部4に充填不足(ショートショット)が生じることがない。このため、射出成形時の充填圧力は、通常の歯ブラシの製造における充填圧力に比べて低い圧力範囲を含む10〜30Pa程度でも成形が可能である。そして、得られる歯ブラシ1は、植毛部4が薄くても欠陥の発生が抑えられたものとなる。また、充填圧力が低くても成形が可能であるため、用毛束3の乱れや用毛束3と植毛孔4との隙間から充填材がもれ出すこともない。
【0020】
また、植毛基部41と成形装置17の金型18との間に充填材を射出して前記溶融塊31を被覆するので、植毛基部41、溶融魂31に隙間無く充填材が注入されて植毛基部41及び溶融塊31と固化一体化される。このため、植毛基部41に板状のプラスチック部材を貼り付けて被覆する方法(図示せず)等に比べて、植毛部(ヘッド)の内部に空間が発生せず、歯磨き時に水分がヘッド内に入り込むことがないので、衛生的である。
【0021】
射出成形の終了後、用毛束保持治具13を成形装置17から取り外す。そして、歯ブラシ1を用毛保持治具13から取り外し、必要に応じてトリミング等の後工程の処理を行った後、歯ブラシ1の製造を完了する。
【0022】
次に、本発明のブラシを、その好ましい実施形態として、歯ブラシに適用した実施形態に基づいて図面を参照しながら説明する。
【0023】
図6は、本発明のブラシを歯ブラシに適用した第1実施形態を示すものである。図6において符号1は歯ブラシを示している。
【0024】
図6に示すように、歯ブラシ1は、前記充填材が固化して形成される植毛部4(被覆部42)の背面部分に凸状面部43を有している。本実施形態では、凸状面部43は、長手方向に直交する断面において中央部の厚みが漸次厚くなるような所定の曲率を有する湾曲面で成形されている。
【0025】
前記湾曲面に形成されている凸状面部は、植毛部4の長手方向に直交する断面の輪郭が円弧又は略円弧状で、その曲率半径Rc(図6(a)参照)が、20〜80mmであることが好ましい。該曲率半径Rcがこの範囲であると、植毛部の側壁寸法t2の増加がないため、口腔内での操作性も比較的確保でき、且つ、充填材42が流動する流路(流路寸法t4、流路面積f)が拡大でき、充填材の充填不足(ショートショット)の防止がさらに容易となる。
【0026】
また、前記湾曲面に形成されている凸状面部43は、植毛部4の長手方向における断面の輪郭が、円弧又は略円弧で、その曲率半径Rm(図6(c)参照)が、50〜400mmであることが好ましい。前記曲率半径Rmを付与することで、前記該曲率半径Rcの付与と同様に充填材が流動する流路(流路寸法t4、流路面積f)が拡大でき、充填材の充填不足(ショートショット)の防止がさらに容易にとなる。
【0027】
前記植毛部4の総厚みt(最も厚い部分における厚み:図6(a)及び(b)参照))は、口腔内での操作性の観点から、3〜5.5mmであることが好ましく、3〜5mmであることがより好ましい。
【0028】
植毛基面部410の厚みt1については、用毛束3の用毛の乱れを防止する点や、充填材前記の充填時に用毛束の片端部30(溶融塊31)と植毛孔40の間からの充填材のもれ防止を考慮すると、1.0〜3.0mmが好ましい。更に歯ブラシの操作性を重要視し、植毛基部41の厚みt1を特に薄くする場合は、1〜2mmであることが好ましい。
【0029】
植毛基部41は、植毛孔40を囲繞するように基面部410から立ち上がり部411が立ち上がって形成された凹部412を有している。立ち上がり部411の高さt3は、前記の厚みtとの関係、溶融塊の形成後における充填材の流路を確保すること、溶融塊をどの程度被覆するかを考慮して設定する。立ち上がり部411は、充填材と植毛基部41の接着部の面積を増加し、また基面部410と略直交する面を形成するので、複数方向の剥離応力に対応することができる。また、溶融塊31形成時に溶融塊31が植毛基部41からはみだすのを防止できる。
【0030】
また、植毛基部の厚みt1と立ち上がり壁部411の厚みt3は植毛部4の総厚みtに対し、できるだけ低くすることが好ましいが、基面部410の厚みt1や、充填材の流路寸法t4を考慮すると、1〜4.5mmが好ましい。なお、立ち上がり壁部411の登頂部413には、R面(RZ)や面取り面等を適意配置することで口腔内の操作性をさらに向上できる。
【0031】
前記充填材が流動する流路寸法t4は、充填材の充填不足(ショートショット)の発生を防止する点から0.2mm以上にすることが好ましく、関連部の寸法(植毛部総厚みt、植毛基面部厚みt1、溶融塊厚みt2、被覆部曲率半径Rc)の寸法により可能な範囲で流路寸法t4を大きくすることが充填材の充填不足の発生を防止する上で好ましい。また、充填材が流動する流路面積fについても前記同様に可能な範囲で大きくすることが望ましい。
【0032】
また、図7に示すように、植毛部4における前記充填材が固化して形成される部分を背面視したときの凸状部43の寸法A1と植毛部4の寸法A0との比(A1/A0)は、30〜100%であることが好ましく50〜100%であることがより好ましい。該割合を上記範囲とすることで、歯ブラシ1は植毛部4が薄くても充填材の充填不足による欠陥の発生をより確実に防止することができる。
【0033】
上述のように、歯ブラシ1は、植毛部の立ち上がり部411の厚さ寸法t3(図6(a)参照)の高さは変更せずに、植毛部4総厚みtを増やし、植毛部4の中央近傍の被覆部42を凸状面に形成したので、流路寸法4は同等の増加が達成でき、また、植毛部の側壁寸法t3の増加がない分口腔内の操作性も比較的確保でき、且つ、充填材が流動する流路も拡大でき、充填材の充填不足(ショートショット)が発生を防止できる。
【0034】
従って、本実施形態の歯ブラシ1は、植毛部4が薄くても欠陥(充填材の充填不足)の発生が抑えられており、口腔内での操作性に優れたものである。しかも、被覆部の凸状面部(曲率半径Rc)により、樹脂充填流路の確保ができた点から、樹脂充填圧力の低減が可能となり、また、凸状面部(曲率半径Rc)は充填材の充填後における樹脂収縮に対し、アーチ状の形状の抗力を発揮し、樹脂収縮を抑制する。よって、充填圧力の低圧化ができ、用毛束の乱れや充填材のもれがない優れた歯ブラシとなる。
【0035】
また、歯ブラシ1は、凸状面部43を有しているため、淡い色合いの充填材を用いた場合には、溶融塊が透けて見えることを防ぐことができ、美観的にも優れたものである。
【0036】
本発明は前記実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
【0037】
本発明は、前記実施形態のように、前記充填材が固化して形成される前記植毛部の背面部分の凸状面部が、該植毛部の長手方向及び該長手方向に直交する断面の何れにおいても所定の曲率を有していることが好ましいが、例えば、図8(a)及び(b)に示す歯ブラシ1’のように、凸状面部43の長手方向の断面を直線状に設けた形態とすることもできる。
【0038】
また、凸状面部は、植毛部の長手方向に直交する断面における輪郭が円弧状又は略円弧状の形態であることが好ましいが、これ以外に、例えば図9(a)及び(b)に示す歯ブラシ1のように、該輪郭が所定の曲率に面取りされた三角形や台形状の形態の凸状面部43’を有するものとすることもできる。この場合、立ち上がり部の外側は面取り加工を施しておくことが好ましいが、エッジ状に成形することもできる。
【0039】
また、前記実施形態のように、植毛孔を囲繞するように全周に亘って立ち上がり部を設けることが好ましいが、本発明の効果を損なわない範囲において、立ち上がり部は部分的に設けることもできるし、省略することもできる。部分的に設ける場合には、立ち上がり部は、歯ブラシの使用時に繰り返し作用する応力に抗し得るようにブラシ本体のネック部側に設けることが好ましい。
【0040】
また、立ち上がり部は、前記第1実施形態のように、植毛基部の基面部から略垂直に立ち上がるように設けることが好ましいが、本発明の効果を損なわない範囲において、傾斜面や曲面とすることもできる。
【0041】
本発明は、前記実施形態におけるように、歯ブラシに特に好適であるが、歯ブラシ以外のブラシ、例えば、ヘアブラシ、マッサージブラシ、洗浄ブラシ、マスカラ等の化粧料用ブラシ等の各種ブラシにも適用することができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明のブラシによれば、植毛部が薄くても欠陥の発生が抑えられ、しかも用毛束の乱れや充填材のもれがなく、口腔内での操作性に優れたブラシが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラシを歯ブラシに適用した場合の製造方法の一実施形態において用いられる歯ブラシ本体及び成形金型を模式的に示す図であり、(a)は歯ブラシ本体の側断面図、(b)は成形金型の側断面図である。
【図2】同実施形態における用毛束の挿入工程を模式的に示す要部断面図である。
【図3】同実施形態における熱加工工程を模式的に示す要部断面図である。
【図4】同実施形態における溶融塊の被覆工程を模式的に示す要部断面図である。
【図5】溶融塊の被覆工程における金型と植毛基部との配置を模式的に示す図であり、(a)は要部正断面図、(b)は要部側断面図である。
【図6】本発明のブラシを歯ブラシに適用した第1実施形態における、歯ブラシの先端部の形態を模式的に示す図であり、(a)は要部正断面図、(b)は要部平面図、(c)は要部側断面図である。
【図7】同実施形態の歯ブラシにおける植毛部の寸法関係を説明するための概略断面図である。
【図8】本発明のブラシを歯ブラシに適用した他の実施形態を模式的に示す図であり、(a)は植毛部の要部正断面図、(b)は要部側断面図である。
【図9】本発明のブラシを歯ブラシに適用した他の実施形態を模式的に示す図であり、(a)は凹面状部の断面輪郭が三角形状の輪郭を有する実施形態の要部正断面図、(b)は凹面状部の断面輪郭が六角形状の輪郭を有する実施形態の要部正断面図である。
【符号の説明】
1 歯ブラシ
2 ブラシ本体
3 用毛束
30 端部
31 溶融塊
4 植毛部
40 植毛孔
41 植毛基部
42 被覆部
43 凸状面部
17 成形装置
18 金型

Claims (4)

  1. 複数の植毛孔を有する植毛基部の該植毛孔に用毛束が挿入され、該用毛束の片端部に溶融塊が形成され、該溶融塊が充填材で被覆され、前記植毛基部と前記用毛束とが固定化されて植毛部が設けられたブラシであって、
    前記充填材が固化して形成される前記植毛部の背面部分の中央部近傍に凸状面部を有しているブラシ。
  2. 前記凸状面部が湾曲面で形成されており、該凸状面部の前記植毛部の長手方向に直交する断面における輪郭が、曲率半径が20〜80mmの円弧又は略円弧である請求項1記載のブラシ。
  3. 前記植毛基部の基面部の厚みが1〜3mmであり、前記植毛部の総厚みが3〜5mmである請求項1又は2記載のブラシ。
  4. 前記植毛基部は、前記基面部及び該基面部から立ち上がり部が立ち上がって形成された凹部を有している請求項1〜3の何れかに記載のブラシ。
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