JP2002051843A - 歯ブラシハンドルの製造方法 - Google Patents

歯ブラシハンドルの製造方法

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JP2002051843A
JP2002051843A JP2000241208A JP2000241208A JP2002051843A JP 2002051843 A JP2002051843 A JP 2002051843A JP 2000241208 A JP2000241208 A JP 2000241208A JP 2000241208 A JP2000241208 A JP 2000241208A JP 2002051843 A JP2002051843 A JP 2002051843A
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handle
toothbrush
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Takao Kato
孝夫 加藤
Kazutoshi Endo
和俊 遠藤
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Lion Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/42Brushes
    • B29L2031/425Toothbrush

Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形法を利用してシリコーン樹脂と熱可
塑性硬質樹脂を組み合わせた歯ブラシハンドルを製造す
ることができる歯ブラシハンドルの製造方法を提供する
こと。 【解決手段】 ヘッド部7、首部4および把持部を備え
た歯ブラシハンドルの製造方法であって、予め所定形状
に成形しておいたシリコーン樹脂1a,1bを成形金型
内2a,2bの所定位置にインサートして定置した後、
加熱溶融した熱可塑性硬質樹脂5を成形金型2a,2b
内に注入し、該熱可塑性硬質樹脂5を冷却固化すること
によって完成品としての歯ブラシハンドル6を得るよう
にした。また、熱可塑性硬質樹脂として、ポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポ
リカーボネート(PC)から選ばれた樹脂を用いる。さ
らに、シリコーン樹脂の硬度を20〜60(測定方法:
JIS K6253、タイプA)の範囲とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシハンドル
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッド部全体を熱可塑性硬質樹脂(例え
ばポリプロピレン、プロピオン酸セルロース、ポリウレ
タン、ポリアミド、ABSなど)で形成した歯ブラシの
場合、ヘッド部に植毛される刷毛束は熱可塑性硬質樹脂
に直接固定されるため、ブラッシング時、刷毛はたわむ
もののヘッド部自体はまったく動くことがない。このた
め、奥歯の奥の磨きやすさを重視して歯ブラシハンドル
を設計した場合、前歯の表側がやや磨きにくくなった
り、また、歯並びがよくない場合、ブラッシング方法に
よっては歯面に対して毛先がフィットしにくいといった
問題があった。
【0003】そこで、このような問題をなくすために、
刷毛束にクッション性を付与したり、ヘッド部を可動構
造としたものなどが提案されている。例えば、刷毛束に
クッション性を付与したものとしては、ヘッド部の植毛
面をエラストマー素材で構成したもの(実開平6−38
653号)、刷毛束の根元部を弾性体で保持したもの
(例えば、実開平1−81924号)などがある。
【0004】また、ヘッド部を可動構造としたものとし
ては、ヘッド部、首部あるいは把持部の少なくとも1つ
をエラストマー素材で構成したもの(実開昭63−93
829号)、ヘッド部にエラストマー素材を用いてヘッ
ド部自体を可動可能としたもの(特表平6−50779
2号、特表平6−505895号、特開平9−1932
3号、特表平10−502846号、特表平11−51
3924号)などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、刷毛束
にクッション性を付与したり、ヘッド部を可動構造とし
て弾力性を与える場合、弾性材として熱可塑性エラスト
マーや天然ラバー、シリコーン樹脂などを用いている
が、歯ブラシハンドルの素材として見たとき、シリコー
ン樹脂は安全性が高く、歯ブラシハンドルの素材として
大変好ましい。特に、ヘッド部のように口腔内に挿入し
て使用する部分には適した素材といえる。
【0006】しかしながら、シリコーン樹脂は、熱可塑
性のエラストマーや天然ラバーとは異なり、熱硬化性の
樹脂であり、歯ブラシハンドルを製造する場合、従来よ
り使用されている射出成形法を利用することができなか
った。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、射出成形法を利用してシリコーン樹脂と熱
可塑性硬質樹脂を組み合わせた歯ブラシハンドルを製造
することができる歯ブラシハンドルの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のような手段を採用したものである。す
なわち、請求項1記載の発明は、ヘッド部、首部および
把持部を備えた歯ブラシハンドルの製造方法であって、
予め所定形状に成形しておいたシリコーン樹脂を成形
金型内の所定位置にインサートして定置した後、加熱溶
融した熱可塑性硬質樹脂を成形金型内に注入し、該熱可
塑性硬質樹脂を冷却固化することによって完成品として
の歯ブラシハンドルを得ることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、ヘッド部、首部お
よび把持部を備えた歯ブラシハンドルの製造方法であっ
て、 一次ハンドル用の成形金型内に加熱溶融した熱可
塑性硬質樹脂を注入して冷却固化することにより、熱可
塑性硬質樹脂からなる一次ハンドルを成形した後、二次
ハンドル用の成形金型内において前記一次ハンドルの所
定位置に液状シリコーンを注入し、該液状シリコーンを
加熱固化することによって完成品としての歯ブラシハン
ドルを得ることを特徴とするものである。
【0010】請求項3記載の発明は、前記請求項1また
は2記載の歯ブラシハンドルの製造方法において、前記
シリコーンの固化温度を90℃〜210℃の範囲とした
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の歯ブラシハンドルの製造方法において、前記熱可
塑性硬質樹脂が、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフ
ェニレンオキシド(PPO)、ポリカーボネート(P
C)から選ばれた樹脂であることを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の歯ブラシハンドルの製造方法において、シリコー
ン樹脂の硬度を20〜60(測定方法:JIS K62
53、タイプA)の範囲としたものである。
【0013】前記製造方法を採用した場合、従来は困難
であったシリコーン樹脂と熱可塑性硬質樹脂とを組み合
わせた歯ブラシハンドルを簡単に製造することができ、
しかも人体にとってより安全性の高い歯ブラシを提供す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明方法の第1の実施の
形態を示す。この第1の実施の形態に係る歯ブラシハン
ドルの製造方法は、ヘッド部にシリコーン樹脂を配置す
る場合の例を示すもので、予め所定形状に成形しておい
たシリコーン樹脂を成形金型内のヘッド部所定位置にイ
ンサートして定置した後、加熱溶融した熱可塑性硬質樹
脂を成形金型内に注入し、該熱可塑性硬質樹脂を冷却固
化することによって完成品としての歯ブラシハンドルを
得るようにしたものである。
【0015】図1(a)〜(c)は第1の実施の形態に
係る歯ブラシハンドルの製造方法の説明図、図1(d)
はこの方法によって作られた歯ブラシハンドルの略示拡
大側面図、図1(e)はその背面図である。以下、この
図1を参照して、第1の実施の形態に係る歯ブラシハン
ドルの製造方法について説明する。
【0016】まず、図1(a)に示すように、予め所定
形状に成形しておいたシリコーン樹脂を用意する。この
例の場合、シリコーン樹脂は、断面半円形状をした2個
一対のシリコーン樹脂1a、1bからなる。なお、この
シリコーン樹脂1a,1bはシリコーンを成形して造ら
れるが、その成形時、シリコーンの固化温度を90℃か
ら210℃の範囲とすれば、より効率的に成形すること
ができる。
【0017】そして、この断面半円形状をした2個一対
のシリコーン樹脂1a、1bを、図1(b)に示すよう
に、歯ブラシハンドルを型取った成形金型2a,2b内
のヘッド部空間3内の所定の位置、例えば首部4の付け
根からヘッド部先端方向に向かって約2/3の位置にイ
ンサートし、所定間隔をおいて対向配置する。
【0018】次いで、図1(c)に示すように、成形金
型2a,2b内に加熱溶融した熱可塑性硬質樹脂5を注
入する。そして、該注入した熱可塑性硬質樹脂5を冷却
固化した後、金型2a,2b内から取り出し、図1
(d)(e)に示すような完成品としての歯ブラシハン
ドル6を得る。
【0019】このようにして得られた歯ブラシハンドル
6は、熱可塑性硬質樹脂5によって構成されたヘッド部
7の先端側にシリコーン樹脂1a,1bが埋め込まれた
ものとなり、図1(d)中に鎖線で示すように、該埋め
込まれたシリコーン樹脂1a,1bの位置でヘッド部7
の先端側が上下方向に可動可能となる。
【0020】したがって、この歯ブラシハンドル6を用
いて製造した歯ブラシは、ヘッド部7の先端側がブラッ
シング時の押圧力に応じて上下方向に可動し、刷毛毛先
が歯面や口腔内の凹凸によくフィットするようになり、
優れた刷掃効果を上げることができる。
【0021】また、埋め込まれたシリコーン樹脂1a,
1bは、それぞれ断面半円形状とされているので、ヘッ
ド部7を構成する熱硬化性樹脂5内に埋め込まれた後
は、図1(d)のように、その周囲を熱硬化性樹脂5で
取り囲まれ、ヘッド部7から簡単に脱落するようなこと
もなくなる。
【0022】熱可塑性硬質樹脂としては、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレ
フタレート(PBT)、ポリフェニレンオキシド(PP
O)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリメタクリル酸メチル、プロピオン酸セ
ルロース、ポリウレタン、ポリアミド、ABSなどが用
いられるが、シリコーン樹脂との接着性の点から、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレ
フタレート(PBT)、ポリフェニレンオキシド(PP
O)、ポリカーボネート(PC)がより好ましい。
【0023】なお、ヘッド部7の植毛面への刷毛もしく
は刷毛束の植毛方法は、金属片(平線)を用いて固定す
る平線式植毛法の他、特開昭60−241404号のよ
うに刷毛束溶融部を溶融状態にある歯ブラシヘッド部の
植毛面へ圧入して固定する熱融着法、特開昭61−26
8208号,特表平9−512724号のように金型内
に臨ませた刷毛もしくは刷毛束の基端部を加熱して溶融
塊を形成した後、溶融した樹脂を金型内に注入して歯ブ
ラシを製造するインモールド法など、従来周知の方法を
利用することができる。
【0024】図2〜図7に、前記製造方法によって作ら
れた歯ブラシハンドルの他の例を示す。なお、これら歯
ブラシハンドルは、後述する第2の実施の形態に係る歯
ブラシハンドルの製造方法によっても同様に製造できる
ものである。
【0025】図2は下部側を一部切り欠いた断面半円形
状の2個一対のシリコーン樹脂1a,1bをインサート
した場合の例、図3は断面略卵形状の1個のシリコーン
樹脂1をインサートした場合の例、図4は頂部に蟻溝を
形成した1個のシリコン樹脂をインサートした場合の
例、図5は下部側を一部切り欠いた2個一対のシリコー
ン樹脂1a,1bをインサートするとともに、該インサ
ート位置においてヘッド部先端側を上方へ所定角度傾斜
させた場合の例、図6は側縁部に凹凸溝を備えた1個の
シリコーン樹脂1をインサートするとともに、該インサ
ート位置においてヘッド部先端側を上方へ所定角度傾斜
させた場合の例、図7は断面がバドミントンの追い羽根
(シャトルコック)状をした1個のシリコーン樹脂1を
インサートするとともに、該インサート位置においてヘ
ッド部先端側を上方へ所定角度傾斜させた場合の例をそ
れぞれ示すものである。
【0026】前記インサートされるシリコーン樹脂1,
1a,1bの硬度は、ヘッド部7に最適な可動性を与え
るために、20〜60(測定方法:JIS K625
3、タイプA)の範囲とすることが望ましい。なお、こ
のシリコーン樹脂1,1a,1bの硬度は、液状シリコ
ーンに無機物であるシリコン微粉末を配合して加熱固化
する際に、シリコン微粉末の添加量を調整することによ
り、調製することができる。
【0027】また、前記インサートされるシリコーン樹
脂1、1a、1bは、歯ブラシハンドル6の成形後に熱
可塑性硬質樹脂5内から分離脱落することを防止するた
めに、前述した各例に示されるように、少なくともその
一部に幅の大きな膨大部や凹凸部を形成することが望ま
しい。
【0028】シリコーン樹脂1,1a,1bと熱可塑性
硬質樹脂5の嵌合方法は、シリコーン樹脂側がオス、熱
可塑性硬質樹脂側がメスでも、その逆でもよい。また、
それぞれの側にオス、メスをそれぞれ組み合わせた凹凸
を形成して嵌合してもよい。また、嵌合強度を与えるた
めに、あらかじめシリコーン樹脂表面をプライマー処理
してもよい。
【0029】なお、上記の例では、シリコーン樹脂をヘ
ッド部に設けた場合について例示したが、シリコーン樹
脂はヘッド部だけでなく、首部、柄部、あるいはこれら
の間にまたがって設けてもよい。
【0030】ヘッド部にシリコン樹脂が配置される場
合、シリコーン樹脂はヘッド部全体にわたってもよく、
偏在してもよい。
【0031】偏在する場合において、シリコーン樹脂が
1個所の場合、その配置位置は、ヘッド部中央よりヘッ
ド部先端方向の間の位置、より好ましくは首部付け根か
ら先端方向に向かって約2/3の位置がよい。
【0032】偏在する場合において、シリコーン樹脂が
複数個の同一の大きさからなる場合、その配置位置は、
複数個のうちの中央位置のシリコーン樹脂がヘッド部中
央よりヘッド部先端方向の間の位置、より好ましくは首
部付け根から先端方向に向かって約2/3の位置がよ
い。
【0033】偏在する場合において、シリコーン樹脂部
が複数個の不揃いの大きさからなる場合、その位置は、
複数個の中で一番大きなシリコーン樹脂部がヘッド部中
央よりヘッド部先端方向の間の位置、より好ましくは首
部付け根から先端方向に向かって約2/3の位置がよ
い。
【0034】また、首部にシリコーン樹脂が配置される
場合、シリコーン樹脂は首部全体にわたってもよく、そ
の一部に偏在してもよい。また、把持部にシリコーン樹
脂が配置される場合、シリコーン樹脂は把持部全体にわ
たってもよく、その一部に偏在してもよい。
【0035】刷毛の材質は特に限定はないが、例えばポ
リアミド(ナイロン6−10、ナイロン6−12など)
やポリエステル(PBT、PETなど)が用いられる。
毛の太さも特に限定はないが、通常6ミル(0.152
4mm)〜11ミル(0.2794mm)のものが使用
され、毛先の先端部を毛先丸め加工することが好まし
い。また、毛切り形状についても特に限定はなく、平切
り、山切りカット、船底カットなど、一般的な毛切り形
状を採用することができる。
【0036】図8に本発明に係る歯ブラシハンドルの製
造方法の第2の実施の形態を示す。この第2の実施の形
態に係る歯ブラシハンドルの製造方法は、前記第1の実
施の形態の場合と同じく、ヘッド部にシリコーン樹脂を
配置した場合の例を示すもので、一次ハンドル用の成形
金型内に加熱溶融した熱可塑性硬質樹脂を注入して冷却
固化することにより、熱可塑性硬質樹脂からなる一次ハ
ンドルを成形した後、二次ハンドル用の成形金型内にお
いて前記一次ハンドルのヘッド部所定位置に液状シリコ
ーンを注入し、該液状シリコーンを加熱固化することに
よって完成品としての歯ブラシハンドルを得るようにし
たものである。
【0037】図8(a)〜(d)は第2の実施の形態に
係る歯ブラシハンドルの製造方法の説明図、図8(e)
はこの方法によって作られた歯ブラシハンドルの略示拡
大側面図である。以下、この図8を参照して、第2の実
施の形態に係る歯ブラシハンドルの製造方法について説
明する。
【0038】まず、図8(a)に示すように、一次ハン
ドル(硬質樹脂)用の成形金型12a,12bを用意す
る。この一次ハンドル用の成形金型12a,12bに
は、硬質樹脂のみからなる一次ハンドルを形成するため
のヘッド部空間13や首部空間14など、一次ハンドル
として必要な空間が予め型取られている。
【0039】そして、図8(b)に示すように、この一
次ハンドル用の成形金型12a,12b内に加熱溶融し
た熱可塑性硬質樹脂15を注入した後、冷却固化するこ
とによって、全体が熱可塑性硬質樹脂からなる一次ハン
ドルを成形する。
【0040】次いで、下側の一次ハンドル用の成形金型
12bを取り外した後、図8(c)に示すように、二次
ハンドル(シリコーン樹脂)用の成形金型12cと組み
合わせる。この二次ハンドル用成形金型12cには、熱
可塑性硬質樹脂15によって構成された一次ハンドルの
ヘッド部に位置して、シリコーン樹脂注入用空間16な
どが予め型取られている。
【0041】そして、図8(d)に示すように、前記シ
リコーン樹脂注入用空間16に液状シリコーン17を注
入した後、成形金型12a,12cを規定温度まで加熱
し、あるいは予め規定温度まで加熱しておくことによっ
て、シリコーン樹脂注入用空間16内に充填した液状シ
リコーン17を加熱固化させ、液状シリコーン17が加
熱固化した後、金型12a,12c内から取り出す。
【0042】これによって、図8(e)に示すように、
熱可塑性硬質樹脂15からなる歯ブラシハンドルのヘッ
ド部18の背面側にシリコーン樹脂20(加熱固化した
液状シリコーン)を積層された完成品としての歯ブラシ
ハンドル21が得られる。
【0043】このようにして得られた歯ブラシハンドル
21は、熱可塑性硬質樹脂15によって構成されたヘッ
ド部18の背面側にシリコーン樹脂20が一体に積層さ
れた二層構造の歯ブラシハンドルとなり、図1(e)中
に矢印で示すように、ヘッド部7全体がその弾性によっ
て上下方向に可撓可能となる。
【0044】したがって、この歯ブラシハンドル21を
用いて作った歯ブラシは、ヘッド部18全体がブラッシ
ング時の押圧力に応じて上下方向に可動し、刷毛毛先が
歯面や口腔内の凹凸によくフィットするようになり、優
れた刷掃効果を上げることができる。
【0045】なお、前記シリコーンの固化温度を90℃
から210℃の範囲とすれば、より効率的に射出成形を
行なうことができる。
【0046】また、加熱固化後のシリコーン樹脂の硬度
は、ハンドル成形性およびハンドル弾力性の点から20
〜60(測定方法:JIS K6253、タイプA)の
範囲が好ましい。20より低い場合は射出成形時の金型
からの離型性が悪く、60より高いとハンドルの弾力性
が劣る。また、シリコーン樹脂20の硬度は、液状シリ
コーンに無機物であるシリコン微粉末を配合するに際
に、その添加量を調整することにより調整することがで
きる。
【0047】熱可塑性硬質樹脂としては、前述した第1
の実施の形態の場合と同じく、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PB
T)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリカーボ
ネート(PC)、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
メタクリル酸メチル、プロピオン酸セルロース、ポリウ
レタン、ポリアミド、ABSなどが用いられるが、シリ
コーン樹脂との接着性の点から、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PB
T)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリカーボ
ネート(PC)がより好ましい。
【0048】この第2の実施の形態の場合も、シリコー
ン樹脂をヘッド部に配置した場合の例を挙げたが、前述
した第1の実施の形態の場合と同じく、シリコーン樹脂
はヘッド部だけでなく、首部、柄部、あるいはこれらの
間にまたがって設けてもよいものである。
【0049】また、刷毛の材質や太さについても、第1
の実施の形態と同様のものを使用することができる。
【0050】さらに、ヘッド部植毛面への刷毛もしくは
刷毛束の植毛方法についても、前述した第1の実施の形
態と同じく、平線式植毛法、熱融着法、インモールド法
など、従来周知の方法を利用することができる。
【0051】図9に、上記植毛方法のうち、インモール
ド法を利用して植毛した場合の一例を示す。刷毛束22
の基端部に形成された毛束溶融塊23は、刷毛束22を
構成している複数本の刷毛がブラッシング時に脱落(1
本毛抜け)しないように毛束端部を一体化する目的で形
成されるものであり、その大きさについては特に限定は
ないが、毛束溶融塊23の横断面積を刷毛束22の横断
面積よりも大きくすることによって、刷毛束22の植毛
強度を大きくすることができる。なお、毛束端部の毛束
溶融塊の固定位置は、硬質樹脂部に設けてもよいし、軟
質樹脂部に設けてもよい。
【0052】図10〜図17に、前記第2の実施の形態
に係る歯ブラシハンドルの製造方法によって作られた歯
ブラシハンドルを用いた歯ブラシの他の例を示す。な
お、これら歯ブラシハンドルは、前述した第1の実施の
形態に係る歯ブラシハンドル製造方法によっても同様に
製造できるものである。
【0053】図10は、刷毛束22を植毛された熱可塑
性硬質樹脂15からなるヘッド部18の背面側に位置し
て、断面三角形状のシリコーン樹脂20を首部19の付
け根位置からヘッド部18の先端方向に向かって約2/
3の位置に埋め込んだ歯ブラシの例である。
【0054】この図10の例の場合、先端側3列の刷毛
束22は刷毛径8ミル(0.203mm)/44本、後
端側7列の刷毛束22は刷毛径7ミル(0.1778m
m)/58本とされている。また、植毛孔径は1.7m
mとした。熱可塑性硬質樹脂15からなるヘッド部18
およびそれにつながる首部19、把持部は、ポリブチレ
ンテレフタレート(PBT)樹脂で構成した。ポリブチ
レンテレフタレート(PBT)樹脂の物性は、曲げ弾性
率2540MPa(ASTM D790)である。ま
た、シリコーン樹脂20の硬さは35(JIS K62
53、タイプA)である。このような構成の歯ブラシと
した場合、刷掃時にヘッド部18がその弾性により可動
し、刷毛毛先が歯面や口腔内の凹凸にフィットし、磨き
心地が向上する。
【0055】図11は、刷毛束22を植毛された熱可塑
性硬質樹脂15からなるヘッド部18を、首部19の付
け根位置からヘッド部先端方向に向かって約2/3の位
置で約20度上方へ傾斜させるとともに、屈曲部位のヘ
ッド部背面側に位置して、断面三角形状をした大小三個
のシリコーン樹脂20を埋め込んだ歯ブラシの例であ
る。傾斜部に植毛された刷毛束22の直径は4mm、そ
れ以外の部分の刷毛束22の直径は1.5mmであり、
傾斜部の刷毛束の直径を他の刷毛束の直径の2.7倍大
きくしてある。これによって、奥歯の清掃機能をより高
めることができる。
【0056】図12は、前記図11に示した歯ブラシと
ほぼ同様な構造において、シリコーン樹脂20をヘッド
部18の表裏を貫いて設けた歯ブラシの例である。
【0057】図13(a)(b)は、刷毛束22を植毛
された熱可塑性硬質樹脂15からなるヘッド部18の植
毛面側に位置して、断面くさび状のシリコーン樹脂20
を首部19の付け根位置からヘッド部18先端方向に向
かって約2/3の位置に埋め込んだ歯ブラシの例であ
る。
【0058】図14は、刷毛束22を植毛した熱可塑性
硬質樹脂15からなるヘッド部18の先端側を上方へ傾
斜させるとともに、屈曲位置の植毛面側に位置して、シ
リコーン樹脂20を埋め込んだ歯ブラシの例である。
【0059】図15は、刷毛束22を植毛した熱可塑性
硬質樹脂15からなるヘッド部18の全体を凹曲面状に
形成するととともに、植毛面側に細長い断面三日月状の
シリコーン樹脂20を埋め込んだ歯ブラシの例である。
【0060】図16は、刷毛束22を植毛した熱可塑性
硬質樹脂15からなるヘッド部18の先端側を上方へ傾
斜させるとともに、屈曲位置の植毛面側と背面側の両方
に、シリコーン樹脂20をそれぞれ埋め込んだ歯ブラシ
の例である。
【0061】図17は、刷毛束22を植毛したヘッド部
18の全面にわたって熱可塑性硬質樹脂15を薄肉に構
成するとともに、該薄肉の熱可塑性硬質樹脂15を凹曲
面状に形成し、この凹曲面状をした熱可塑性硬質樹脂1
5の背面側に、シリコーン樹脂20を薄肉に積層した歯
ブラシの例である。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、予め所定
形状に成形しておいたシリコーン樹脂を成形金型内の所
定位置にインサートして定置した後、加熱溶融した熱可
塑性硬質樹脂を成形金型内に注入し、該熱可塑性硬質樹
脂を冷却固化することによって完成品としての歯ブラシ
ハンドルを得るようにしたので、従来用いられている射
出成形法を利用してシリコーン樹脂と熱可塑性硬質樹脂
を組み合わせた歯ブラシハンドルを作ることができる。
また、シリコーン樹脂を使用しているので、安全性の高
い歯ブラシを提供することができる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、一次ハンド
ル用の成形金型内に加熱溶融した熱可塑性硬質樹脂を注
入して冷却固化することにより、熱可塑性硬質樹脂から
なる一次ハンドルを成形した後、二次ハンドル用の成形
金型内において前記一次ハンドルの所定位置に液状シリ
コーンを注入し、該液状シリコーンを加熱固化すること
によって完成品としての歯ブラシハンドルを得るように
したので、従来用いられている射出成形法を利用してシ
リコーン樹脂と熱可塑性硬質樹脂を組み合わせた歯ブラ
シハンドルを作ることができる。また、シリコーン樹脂
を使用しているので、安全性の高い歯ブラシを提供する
ことができる。
【0064】請求項3記載の発明によれば、シリコーン
の固化温度を90℃〜210℃の範囲としたので、より
効率的に射出成形を行なうことができる。
【0065】請求項4記載の発明によれば、熱可塑性硬
質樹脂としてポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレ
ンオキシド(PPO)、ポリカーボネート(PC)から
選ばれた樹脂を用いたので、熱可塑性硬質樹脂部とシリ
コーン樹脂部の接着性に優れた歯ブラシハンドルを作る
ことができる。
【0066】請求項5記載の発明によれば、シリコーン
樹脂の硬度が20〜60(測定方法:JIS K625
3、タイプA)の範囲となるようにしたので、歯ブラシ
ハンドルに最適な弾力性を与えることができ、ブラッシ
ング時における刷毛毛先の歯列への密着性をより高め、
歯や歯肉への当たり心地に優れた歯ブラシハンドルを作
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の第1の実施の形態を示すもので、
(a)〜(c)は製造方法の説明図、(d)は第1の実
施の形態に係る製造方法によって作られた歯ブラシハン
ドルの略示拡大側面図、(e)はその略示拡大背面図で
ある。
【図2】第1の実施の形態に係る製造方法によって作ら
れた歯ブラシハンドルの第2の例を示す略示拡大側面図
である。
【図3】第1の実施の形態に係る製造方法によって作ら
れた歯ブラシハンドルの第3の例を示す略示拡大側面図
である。
【図4】第1の実施の形態に係る製造方法によって作ら
れた歯ブラシハンドルの第4の例を示す略示拡大側面図
である。
【図5】第1の実施の形態に係る製造方法によって作ら
れた歯ブラシハンドルの第5の例を示す略示拡大側面図
である。
【図6】第1の実施の形態に係る製造方法によって作ら
れた歯ブラシハンドルの第6の例を示す略示拡大側面図
である。
【図7】第1の実施の形態に係る製造方法によって作ら
れた歯ブラシハンドルの第7の例を示す略示拡大側面図
である。
【図8】本発明方法の第2の実施の形態を示すもので、
(a)〜(d)は製造方法の説明図、(e)は第2の実
施の形態に係る製造方法によって作られた歯ブラシハン
ドルの略示拡大側面図である。
【図9】インモールド法を利用して刷毛束を植毛した歯
ブラシの一例を示す一部切断側面図である。
【図10】第2の実施の形態に係る製造方法を利用して
作られた歯ブラシの例を示す略示側面図である。
【図11】第2の実施の形態に係る製造方法を利用して
作られた歯ブラシの例を示す略示側面図である。
【図12】第2の実施の形態に係る製造方法を利用して
作られた歯ブラシの例を示す略示側面図である。
【図13】第2の実施の形態に係る製造方法を利用して
作られた歯ブラシの例を示すもので、(a)は略示側面
図、(b)はその平面図である。
【図14】第2の実施の形態に係る製造方法を利用して
作られた歯ブラシの例を示す略示側面図である。
【図15】第2の実施の形態に係る製造方法を利用して
作られた歯ブラシの例を示す略示側面図である。
【図16】第2の実施の形態に係る製造方法を利用して
作られた歯ブラシの例を示す略示側面図である。
【図17】第2の実施の形態に係る製造方法を利用して
作られた歯ブラシの例を示す略示側面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b シリコーン樹脂 2a、2b 成形金型 3 ヘッド部空間 4 首部 5 熱可塑性硬質樹脂 6 歯ブラシハンドル 7 ヘッド部 12a、12b 一次ハンドル用の成形金型 12c 二次ハンドル用の成形金型 13 ヘッド部空間 14 首部空間 15 熱可塑性硬質樹脂 16 シリコーン樹脂注入用空間 17 液状シリコーン 18 ヘッド部 19 首部 20 シリコーン樹脂 21 歯ブラシハンドル 22 刷毛束 23 毛束溶融塊

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド部、首部および把持部を備えた歯
    ブラシハンドルの製造方法であって、 予め所定形状に成形しておいたシリコーン樹脂を成形金
    型内の所定位置にインサートして定置した後、加熱溶融
    した熱可塑性硬質樹脂を成形金型内に注入し、該熱可塑
    性硬質樹脂を冷却固化することによって完成品としての
    歯ブラシハンドルを得ることを特徴とする歯ブラシハン
    ドルの製造方法。
  2. 【請求項2】 ヘッド部、首部および把持部を備えた歯
    ブラシハンドルの製造方法であって、 一次ハンドル用の成形金型内に加熱溶融した熱可塑性硬
    質樹脂を注入して冷却固化することにより、熱可塑性硬
    質樹脂からなる一次ハンドルを成形した後、二次ハンド
    ル用の成形金型内において前記一次ハンドルの所定位置
    に液状シリコーンを注入し、該液状シリコーンを加熱固
    化することによって完成品としての歯ブラシハンドルを
    得ることを特徴とする歯ブラシハンドルの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の歯ブラシハンド
    ルの製造方法において、 前記シリコーンの固化温度を90℃〜210℃の範囲と
    したことを特徴とする歯ブラシハンドルの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の歯ブラシハンド
    ルの製造方法において、 前記熱可塑性硬質樹脂がポリエチレンテレフタレート
    (PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、
    ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリカーボネート
    (PC)から選ばれた樹脂であることを特徴とする歯ブ
    ラシハンドルの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の歯ブラシハンド
    ルの製造方法において、 シリコーン樹脂の硬度を20〜60(測定方法:JIS
    K6253、タイプA)の範囲としたことを特徴とす
    る歯ブラシハンドルの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003265504A (ja) * 2002-03-20 2003-09-24 Ichiro Sugimoto 自動進退歯ブラシ
WO2007148420A1 (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Narutoya Co., Ltd. 歯ブラシ、その製造方法及び製造装置
EP2135526A1 (de) * 2008-06-20 2009-12-23 M + C Schiffer GmbH Bürste, insbesondere Zahnbürste und Verfahren zu deren Herstellung

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