JP2004254694A - グルコースおよびペントースの混合物の発酵によりl−アミノ酸を産生する方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】培地中でL−アミノ酸の生合成に関する遺伝子の発現が高められた細菌を培養すること、および生成および蓄積されるべき前記L−アミノ酸を前記培地から回収することを含み、ここで前記培地はグルコースならびにアラビノースおよびキシロースのようなペントース糖の混合物を含有する。
【選択図】なし
Description
本発明は、バイオテクノロジー、具体的にはペントース発酵によりL−アミノ酸を産生する方法、より具体的には炭素源としてグルコースと共にアラビノースおよび/またはキシロースの混合物を用いた発酵によりL−アミノ酸を産生する方法に関する。セルロース系バイオマスからのヘミセルロース画分のヘキソースおよびペントースの混合物を含む高価でない炭素源は、L−アミノ酸、例えば、L−イソロイシン、L−ヒスチジン、L−スレオニンンおよびL−トリプトファンの商業生産に利用することができる。
な変換のための工業プロセスは、ごく近い将来に開発されると予測される。したがって、有用な化合物の生産のためのセルロースおよびヘミセルロースのような再生可能なエネルギー源の利用は、極めて近い将来に増加すると予測される(Aristidou A., Pentila. M.,
Curr. Opin. Biotechnol, 2000, Apr., 11:2, 187-198)。しかし、大部分の公表論文および特許(または特許出願)は、代替燃料であると期待されるエタノールの産生のための生体触媒(細菌および酵母)によるセルロース系バイオマスの利用について記載している。かかるプロセスとしては、ザイモモナス・モビリス(Zymomonas mobilis)の種々の改変株(Deanda K. et al, Appl. Environ. Microbiol., 1996 Dec., 62:12, 4465-70; Mohagheghi A. et al, Appl. Biochem. Biotechnol., 2002, 98-100:885-98; Lawford H.G.,
Rousseau J.D., Appl. Biochem. Biotechnol, 2002, 98-100:429-48; PCT出願WO95/28476号、同WO98/50524号)、エシェリヒア・コリ(Escherichia coli)の改変株(Dien B.S. et al, Appl. Biochem. Biotechnol, 2000, 84-86:181-96; Nichols N.N. et al, Appl. Microbiol. Biotechnol., 2001 Jul, 56:1-2, 120-5; 米国特許第5,000,000号)を用いたセルロール系バイオマスの発酵が含まれる。キシリトールは、キャンディダ・トロピカリス(Candida tropicalis)を用いたヘミセルロース糖からのキシロースの発酵により生産することができる(Walthers T. et al, Appl. Biochem. Biotechnol., 2001, 91-93:423-35)。1,2−プロパンジオールは、アラビノース、フルクトース、ガラクトース、グルコース、ラクトース、マルトース、スクロース、キシロース、およびそれらの組合せの組換えエシェリヒア・コリ菌株を用いた発酵により生産することができる(米国特許第6,303,352号)。また、3−デヒドロシキミ酸は、エシェリヒア・コリ菌株を用いたグルコース/キシロース/アラビノース混合物の発酵により得ることができ、キシロースまたはグルコースのいずれかを単独で炭素源として使用した場合に対して、グルコース/キシロース/アラビノース混合物を炭素源として使用した場合に、3−デヒドロシキミ酸の最高濃度および収率が得られることが示された(Kai Li and J.W. Frost, Biotechnol. Prog., 1999, 15, 876-883)。エシェリヒア・コリは、L−アラビノースおよびD−キシロースのようなペントースを利用することができることが知られている。細胞へのL−アラビノースの輸送は、2つの誘導系、すなわちaraEによりコードされる低親和性パーミアーゼ(Km 約0.1mM)およびaraFGオペロンによりコードされる高親和性(Km 1〜3μM)系により行われる。araF遺伝子は、走化性受容体機能を有するペリプラズム結合タンパク質(306個のアミノ酸)をコードし、araG遺伝子座は、内膜タンパク質をコードする。糖は、araBADオペロンによりコードされる酵素セット、すなわちアルドースをL−リブロースへ可逆的に変換するイソメラーゼ(araA遺伝子によりコードされる)、ケトースをL−リブロース5−リン酸へリン酸化するキナーゼ(araB遺伝子によりコードされる)、およびD−キシロース5−リン酸の形成を触媒するL−リブロース−5−リン酸−4−エピメラーゼ(araD遺伝子によりコードされる)により代謝される(Escherichia coli and Salmonella, Second Edition,
Editor in Chief: F.C. Neidhardt, ASM Press, Washington D.C., 1996)。
ンリーティングフレームの前に位置している。しかし、それはここでは必須ではない。低親和性パーミアーゼは未関連のxylEにより規定されるため、xylT遺伝子座はおそらく高親和性輸送系をコードし、したがって少なくとも2つの遺伝子(一方はペリプラズムタンパク質に関する遺伝子、もう一方は内在性膜タンパク質に関する遺伝子)を含有しているはずである(Escherichia coli and Salmonella, Second Edition, Editor in Chief: F.C. Neidhardt, ASM Press, Washington D.C., 1996)。
本発明の目的は、糖の混合物を含有する培地中でL−アミノ酸産生微生物を培養することにより、グルコースのようなヘキソース糖およびキシロースまたはアラビノースのようなペントース糖の混合物からL−アミノ酸を生産する方法を提供することである。セルロース系バイオマスから得られる発酵原料は、培地のための炭素源として使用され得る。発酵原料上で生育することが可能であり、L−アミノ酸の生産に有効な微生物は、炭素源としてグルコースと共にキシロースおよびアラビノースから構成される発酵原料を用いたL−アミノ酸の産生に使用することができる。
本発明のさらなる目的は、L−アミノ酸を生産する細菌を培地に培養し、生成および蓄積しL−アミノ酸を前記培地から回収することを含み、前記培地はグルコースおよびペントース糖の混合物を含有する、L−アミノ酸の製造方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記ペントース糖はアラビノースおよびキシロースである、前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記糖の混合物は、セルロース系バイオマスから得られる糖の原料混合物である、前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記L−アミノ酸を生産する細菌がエシェリヒア属に属する細菌である、前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記L−アミノ酸を生産する細菌は、ペントース糖の利用の割合が増加するように改変された、前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記L−アミノ酸がL−イソロイシンである前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記細菌は、L−イソロイシン生合成に関する遺伝子の発現が高められた、前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記L−アミノ酸がL−ヒスチジンである前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記細菌は、L−ヒスチジン生合成に関する遺伝子の発現が高められた、前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記L−アミノ酸がL−スレニオンである前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記細菌は、L−スレニオン生合成に関する遺伝子の発現が高められた、前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、産生される前記L−アミノ酸はL−トリプトファンである、前記方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前記細菌は、L−トリプトファン生合成に関する遺伝子の発現が高められた、前記方法を提供することである。
かくして、本発明は完成された。
本発明においては、「L−アミノ酸を生産する細菌」とは、本発明の細菌う培地中で培養した場合、培地中にL−アミノ酸を蓄積する能力を有する細菌を意味する。L−アミノ酸生産能は、育種により付与され得るか、または増強され得る。本明細書中で使用される「L−アミノ酸を生産する細菌」という用語はまた、野生株たは親株よりも多量にL−アミノ酸を生成し、培地中に蓄積することが可能な細菌を意味し、好ましくは微生物が0.5g/L以上、より好ましくは1.0g/L以上の量の目的L−アミノ酸を培地中に生成および蓄積することが可能であることを意味する。L−アミノ酸としては、L−アラニン、L−アルギニン、L−アスパラギン、L−アスパラギン酸、L−システイン、L−グルタミン酸、L−グルタミン、L−グリシン、L−ヒスチジン、L−イソロイシン、L−ロイシン、L−リジン、L−メチオニン、L−フェニルアラニン、L−プロリン、L−セリン、L−スレニオン、L−トリプトファン、L−チロシンおよびL−バリンが挙げられる。
エシェリヒア属に属するL−アミノ酸を生産する細菌の例を以下に記載する。
L−イソロイシン生産能を有するエシェリヒア属細菌としては、エシェリヒア・コリAJ12919株(日本国特許出願公開第8−47397号)、エシェリヒア・コリVL1892株およびKX141株(VKPM B−4781)(US5,658,766号)、エシェリヒア・コリH−9146株(FERM BP−5055)およびH−9156株(FERM BP−5056)(US5,695,972号)、エシェリヒア・コリH−8670株(FERM BP−4051)およびH−8683株(FERM BP−4052)(US5,460,958号)、エシェリヒア・コリFERM BP−3757株(US5,474,918号)等が含まれる。ilvオペロンが増幅されたVKPM B−3996株(TDV5株)もまた、好適なL−イソロイシン産生細菌である(Hashiguchi K. et al, Biosci. Biotechnol. Biochem., 1999, 63(4), 672-9)。
L−ヒスチジン生産能を有するエシェリヒア属に属する細菌としては、エシェリヒア・コリ24株(VKPM B−5945、RU2003677号)、エシェリヒア・コリ80株(VKPM B−7270、RU2119536号)、エシェリヒア・コリNRRL
B−12116株〜B−12121株(US4388405号)、エシェリヒア・コリH−9342株(FERM BP−6675)およびH−9343株(FERM BP−6676)(US6344347号)、エシェリヒア・コリH−9341株(FERM BP−6674)(EP1085087号)、エシェリヒア・コリAI80/pFM201株(US6258554号)等が含まれる。
L−スレニオン生産能を有するエシェリヒア属に属する細菌としては、エシェリヒア・コリTDH6/pVIC40株(VKPM B−3996)(米国特許第5,175,107号、米国特許第5,705,371号)、エシェリヒア・コリNRRL−21593株(米国特許第5,939,307号)、エシェリヒア・コリFERM BP−3756株(米国特許第5,474,918号)、エシェリヒア・コリFERM BP−3519株およびFERM BP−3520株(米国特許第5,376,538号)、エシェリヒア・コリMG442株(Gusyatiner et al., Genetika(ロシア) 14, 947-956 (1978))、エシェリヒア・コリVL643株およびVL2055株(EP1149911A号)等が含まれる。
L−トリプトファン生産能を有するエシェリヒア属に属する細菌としては、変異trpS遺伝子によりコードされるトリプトファニル−tRNAシンテターゼを欠損したエシェリヒア・コリJP4735/pMU3028株(DSM10122)およびJP6015/pMU91株(DSM10123)(米国特許第5,756,345号)、セリンによるフィードバック阻害が解除されたserA対立遺伝子を有するエシェリヒア・コリSV164(pGH5)株(米国特許第6,180,373号)、酵素トリプトファナーゼを欠損したエシェリヒア・コリAGX17(pGX44)株(NRRL B−12263)およびAGX6(pGX50)aroP(NRRL B−12264)(米国特許第4,371,614号)、ホスホエノールピルビン酸生産能が高められたエシェリヒア・コリAGX17/pGX50株,pACKG4−pps株(WO97/08333号、米国特許第6,319,696号)等が含まれる。
。グルコース、キシロース、アラビノースおよび他の炭水化物は、蒸気および/または濃酸加水分解、希酸加水分解、セルラーゼのような酵素を用い加水分解、又はアルカリ処理により、植物バイオマスから遊離され得る。基質がセルロース系材料である場合、セルロースは同時にまたは個々に糖に加水分解されて、またL−アミノ酸に発酵され得る。ヘミセルロースは一般にセルロースよりも糖へ加水分解され易いため、セルロース系材料を予め加水分解してペントースを分離し、続いて蒸気、酸、アルカリ、セルラーゼまたはそれらの組合せによる処理によりセルロースを加水分解して、グルコースを生成させることが好ましい。
本発明では、培養、L−アミノ酸の培地からの回収および精製等は、微生物を用いてアミノ酸を生産する従来の発酵プロセスに類似した様式で実施され得る。培養に使用される培地は、培地が炭素源および窒素源ならびに無機塩類、および必要である場合には微生物の生育に要する適切な量の栄養分を含む限りは、合成培地または天然の培地のいずれであってもよい。
L−イソロイシン産生エシェリヒア・コリTDV5株を、グルコースおよびペントースの混合物の発酵によるL−イソロイシンの生産用の菌株として使用した。TDV5株は、エシェリヒア・コリTDH6/pVIC40株(VKPM B−3996)の誘導体であり、同株ではさらにilvオペロンが増幅されている(プラスミドpMWD5)(Hashiguchi K. et al, Biosci. Biotechnol. Biochem., 1999, 63(4), 672-9)。
種培養物を得るために、前記菌株をLBブロス中で37℃で7時間培養して、1/20(v/v)の割合で発酵培地に添加した。種培養物2mlを、種々の糖およびそれらの混合物を含有する発酵培地の入った20×200mmの試験管に移し、ロータリーシェーカーを用いて37℃で72時間培養した。培養後、培地中に蓄積されたL−イソロイシン量をTLCにより決定した。蛍光指示薬なしの0.11mmのSorbfilシリカゲル層をコーティングした10×15cmのTLCプレート(Stock Company Sorbpolymer, Krasnodar, Russia)を使用した。移動相:プロパン−2−オール:酢酸エチル:25%アンモニア水:水=80:80:25:50(v/v)を用いて、Sorbfilプレートを展開した。ニンヒドリンのアセトン溶液(2%)を可視化試薬として使用した。結果(少なくとも3回の別個の実験データ)を表2に示す。
炭水化物 40.0
(NH4)2SO4 18.0
K2HPO4 2.0
MgSO4・7H2 O 1.0
チアミンHCl 0.02
CaCO3 25.0
グルコースおよび硫酸マグネシウムは別々に滅菌される。CaCO3は180℃で2時間乾熱滅菌される。pHは7.0に調整される。
によるL−ヒスチジンの生産
L−ヒスチジン産生エシェリヒア・コリ80株を、グルコースおよびペントースの混合物の発酵によるL−ヒスチジンの生産用の菌株として使用した。エシェリヒア・コリ80株(VKPM B−7270)は、ロシア国特許RU2119536号に記載されている。
炭水化物 100.0
豆濃 TNとして0.2
(ダイズ蛋白加水分解物)
L−スレニオン 0.8
(NH4)2SO4 25.0
K2HPO4 2.0
MgSO4・7H2O 1.0
FeSO4・7H2O 0.01
MnSO4・5H2O 0.01
チアミンHCl 0.001
ベタイン 2.0
CaCO3 6.0
グルコース、L−スレニオンおよび硫酸マグネシウムは別々に滅菌される。CaCO3は110℃で30分乾熱滅菌される。pHは、滅菌前にKOHによって6.0に調整される。
糖を効果的に利用することができ、グルコースを単独で用いた発酵により生産されるL−ヒスチジンの量に匹敵する量でL−ヒスチジンを生産することができることが表3からわかる。
L−スレニオン産生エシェリヒア・コリTDH6/pVIC40株(VKPM B−3996)を、グルコースおよびペントースの混合物の発酵によるL−スレニオンの生産用の株として使用した。エシェリヒア・コリTDH6/pVIC40株は、米国特許第5,175,107号に詳述されている。
培養後、培地中に蓄積されたL−スレニオン量をTLCにより決定した。移動相:プロパン−2−オール:アセトン:水:25%アンモニア水=25:25:7:6(v/v)を用いてSorbfilプレート(Stock Company Sorbpolymer, Krasnodar, Russia)を展開した。ニンヒドリンのアセトン溶液(2%)を可視化試薬として使用した。結果(少なくとも3回の別個の実験データ)を表4に示す。
炭水化物 40.0
(NH4)2SO4 10.0
K2HPO4 1.0
MgSO4・7H2O 0.4
FeSO4・7H2O 0.02
MnSO4・5H2O 0.02
チアミンHCl 0.0002
酵母エキス 1.0
CaCO3 20.0
グルコースおよび硫酸マグネシウムは別々に滅菌される。CaCO3は180℃で2時間乾熱滅菌される。pHは7.0に調整される。抗生物質は、滅菌後培地に導入される。
合されたペントース糖を効果的に利用することができ、グルコース単独を用いた発酵により生産されるL−スレニオンの量に匹敵する量で生産することができることが表4からわかる。
実施例4:グルコースおよびペントースの混合物の発酵におけるL−トリプトファン産生細菌によるL−トリプトファンの生産
トリプトファン産生エシェリヒア・コリSV164(pGH5)株を、グルコースおよびペントースの混合物の発酵によるトリプトファンの生産用の株として使用した。エシェリヒア・コリSV164(pGH5)株は、米国特許第6,180,373号またはヨーロッパ特許第0662143号に詳述されている。
v/v)を用いてSorbfilプレートを展開した。ニンヒドリンのアセトン溶液(2%)を可視化試薬として使用した。得られたデータ(少なくとも3回の別個の実験データ)を表6に示す。
本発明をその好適な実施形態を参照して記載したが、本発明の範囲を逸脱しない範囲で種々の改変を行うことができ、均等なものが適用されることは、当業者には明らかであろう。外国の優先権書類すなわちロシア特許出願2003105269を含む上述の文献は、援用してそのままここに取り込まれる。
Claims (13)
- L−アミノ酸を生産する細菌を培地に培養し、生成および蓄積しL−アミノ酸を前記培地から回収することを含み、前記培地はグルコースおよびペントース糖の混合物を含有する、L−アミノ酸の製造方法。
- 前記ペントース糖はアラビノースおよびキシロースである、請求項1に記載の方法。
- 前記糖の混合物は、セルロース系バイオマスから得られる糖の原料混合物である、請求項2に記載の方法。
- 前記L−アミノ酸を生産する細菌がエシェリヒア属に属する細菌である、請求項1に記載の方法。
- 前記L−アミノ酸を生産する細菌は、ペントース糖の利用の割合が増加するように改変された、請求項4に記載の方法。
- 前記L−アミノ酸がL−イソロイシンである請求項1に記載の方法。
- 前記細菌は、L−イソロイシン生合成に関する遺伝子の発現が高められた、請求項6に記載の方法。
- 前記L−アミノ酸がL−ヒスチジンである請求項1に記載の方法。
- 前記細菌は、L−ヒスチジン生合成に関する遺伝子の発現が高められた、請求項8に記載の方法。
- 前記L−アミノ酸がL−スレニオンである請求項1に記載の方法。
- 前記細菌は、L−スレニオン生合成に関する遺伝子の発現が高められた、請求項10に記載の方法。
- 産生される前記L−アミノ酸はL−トリプトファンである、請求項1に記載の方法。
- 前記細菌は、L−トリプトファン生合成に関する遺伝子の発現が高められた、請求項12に記載の方法。
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