JP2004254547A - 豆類脱粒機 - Google Patents

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【課題】豆類穀稈に過大な衝撃力を付与しないものとなす。また扱室9内に手が誤って入っても負傷し難いものとなす。
【解決手段】扱室9を備えた豆類脱粒機において、前記扱室9内に中心軸線を横向きとなされた胴部20を横向き回転軸10を介して該横向き回転軸10と同心状の回転可能に装設し、該胴部20の周面の半径方向外側の特定半径位置に位置され且つ前記横向き回転軸10回りの適当角度間隔ごとに位置され且つ前記横向き回転軸10と平行となされて前記胴部20と同体状に固定された3〜6本程度の支持棒部材21を設け、該支持棒部材21のそれぞれに、比較的大きな曲率半径の衝突面を有する衝撃体22の複数を密状の単列状に配置すると共に、該衝撃体のそれぞれを自身の重心G位置から特定距離だけ離れた個所で左右向き線回りへ回転自在となるように装着した構成となす。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は豆類脱粒機に関する。
【0002】
【従来の技術】
扱室内に特定横向き回転中心軸線回りへ回転駆動される扱胴を装設されたもので、該扱胴がその周面に逆U字形となされた扱歯の多数を散点状且つ突出状に固定されたものとなされている豆類脱粒機は存在している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−324936号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した在来の豆類脱粒機では豆類を能率的に脱粒処理するには適するものの、脱粒処理中に扱歯が豆粒を過度に強打する現象が発生し易いのであり、このように強打されると、特に黒豆の場合、豆粒の表面に外傷が見えなくても、これを煮たとき胴割れが生じるなどして黒豆の使用された商品の品質を低下させるという問題がある。本発明は斯かる事態を解消させるものとした豆類脱粒機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、請求項1に記載したように、扱室を備えた豆類脱粒機において、前記扱室内に中心軸線を横向きとなされた胴部を横向き回転軸を介して該横向き回転軸と同心状の回転可能に装設し、該胴部の周面の半径方向外側の特定半径位置に位置され且つ前記横向き回転軸回りの適当角度間隔ごとに位置され且つ前記横向き回転軸と平行となされて前記胴部と同体状に固定された3〜6本程度の支持棒部材を設け、該支持棒部材のそれぞれに、比較的大きな曲率半径の衝突面を有する衝撃体の複数を密状の単列状に配置すると共に、該衝撃体のそれぞれを自身の重心位置から特定距離だけ離れた個所で左右向き線回りへ回転自在となるように装着したものである。
【0006】
この発明によれば、前記横向き回転軸が回転するとき、前記支持棒部材及びこれに装着された前記衝撃体が該横向き回転軸回りへ該横向き回転軸と同体状に回転し、前記衝撃体のそれぞれに遠心力が作用するものとなる。該遠心力は各々の前記衝撃体の重心に前記横向き回転軸の回転半径外方向へ向かうように作用し、各々の前記衝撃体を前記支持棒部材に対し前記横向き回転軸の回転半径方向の最外方位置に安定的に位置させるものとなる。そして、各々の前記衝撃体が前記最外方位置に位置した状態の下で、前記扱室内に豆類の穀稈が挿入されたとき、前記横向き回転軸回りへ回転される前記各支持棒部材に装着された複数の前記衝撃体群は適当間隔でその穀稈を打撃する。この打撃のときに穀稈に特定大きさ以上の衝撃力を付与するものとなった前記衝撃体は前記横向き回転軸回りの反回転方向側へ一時的に退避変位し、豆類の穀稈に過大な衝撃力を付与しないものとなる。また各々の前記衝撃体は比較的大きな曲率半径の衝突面を有するため、莢殻から脱粒された豆粒に衝突しても豆粒表面の単位面積個所に可大な圧力が作用するものとならないのである。
【0007】
また請求項2に記載した発明は、前面側に被処理物を挿入するための開口を形成された扱室を備えた豆類脱粒機において、前記扱室内に中心軸線を左右向きとなされた胴部を左右向き回転軸を介して該左右向き回転軸と同心状の回転可能に装設し、該胴部の周面の半径方向外側の特定半径位置に位置され且つ前記左右向き回転軸回りの等角度間隔ごとに位置され且つ前記左右向き回転軸に平行となされて前記胴部と同体状に固定された3〜6本の支持棒部材を設け、該支持棒部材のそれぞれに、左右長さ凡そ数cm程度及び直径凡そ数cm程度となされ且つ中心線を左右向きとなされた円柱形の衝撃体の複数を密状の単列状に配置すると共に、該衝撃体のそれぞれを自身の重心位置から特定距離だけ離れた個所で左右向き線回りへ回転自在となるように装着したものである。
【0008】
この発明によれば、請求項1記載の発明と同様な作用が得られる上に次のような作用が得られるのであって、即ち、各々の前記衝撃体は比較的大きな曲率半径の円弧状周面で豆類の穀稈を打撃するようになるため、比較的大きな脱粒能力を発揮する状態の下であっても、莢殻から脱粒された後の豆粒の表面の局部に過大な押圧力を付与しないものとなる。
【0009】
また請求項3に記載した発明は、前面側に被処理物を挿入するための開口を形成された扱室を備えた豆類脱粒機において、前記扱室内に、中心軸線を左右向きとなされた断面四角形の胴部を左右向き回転軸を介して該左右向き回転軸と同心状の回転可能に装設し、且つ、該胴部の周面の半径方向外側の特定半径位置に位置され且つ前記左右向き回転軸回りの90度間隔ごとに位置され且つ前記左右向き回転軸に平行となされて前記胴部と同体状に固定された4本の支持棒部材を設け、該支持棒部材のそれぞれに、左右長さ凡そ数cm程度及び直径凡そ40〜80cm程度となされ且つ中心線を左右向きとなされ且つ合成樹脂材で形成された円柱形の衝撃体の複数を密状の単列状に配置すると共に、該衝撃体のそれぞれを自身の重心位置から特定距離だけ離れた個所で左右向き線回りへ回転自在となるように装着したものである。
【0010】
この発明によれば、請求項2記載の発明と同様な作用が得られる上に次のような作用が得られるのであって、即ち、各々の前記衝撃体は合成樹脂材製であるため、適度な質量及び硬さとなって豆類の穀稈に適当な大きさの打撃力を付与すると共に前記支持棒部材上で潤滑剤の存在を要することなく円滑に揺動変位するものとなる。
【0011】
上記各発明は次のように具体化するのがよいのであって、即ち、前記扱胴が毎分凡そ180〜240回転程度の速さで回転される構成となす。このようにすれば、各々の前記衝撃体はこれに作用する遠心力が適当な大きさとなって豆類の穀稈に適度な打撃力を付与すると共に毎秒数回〜数十回の頻度で豆類の穀稈を打撃して豆粒に効果的な打撃を付与するものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る豆類脱粒機の側面視断面図、図2は前記豆類脱粒機の蓋部を開放した状態を示す図、図3は前記扱室内の後部を斜め上方から見た図、図4は前記豆類脱粒機を斜め後方から見た図、図5は前記豆類脱粒機の衝撃体などを示す図、図6は前記豆類脱粒機の使用状態を示す図である。
本発明の豆類脱粒機は、図1に示すように、脱粒処理部1、穀稈供給部2、豆粒流出部3、排塵口部4及び駆動部5からなっている。
【0013】
各部を詳細に説明すると、図1及び図2に示すように、脱粒処理部1は左右の側面壁部6a、6b、底面部7のほか、上面側を覆う蓋部8で外周囲を囲まれてなる前後向きの扱室9と、該扱室9内に横向き回転軸である左右向き回転軸10回りの回転自在に装設された扱胴11とを備えている。
【0014】
そして、左右の側面壁部6a、6bのそれぞれには前記左右向き回転軸10を回転自在に支承するための図示しない軸受部材が設けられるのであり、また底面部7は前半部7aと後半部7bとを異なる構造となされているのであって、即ち、前半部7aは左右方向を水平となされ前後方向を前上がり傾斜された平板部材12で形成され、後半部7bは図3に示すように前後向きとなされて後上がり傾斜された棒部材13の多数を左右方向へ並設したものとした選別面部となされている。
【0015】
蓋部8は図2及び図4に示すように前面板部14、後面板部15、左右の側面板部16a、16b、及び上面板部17を具備した箱形状のもので、後面板部15と、左右の側面壁部16a、16bの後端部上縁間に橋渡し状に固定した後端上面板18の前縁個所とを左右一対のヒンジ部材19a、19bを介して結合することにより開閉変位自在となされ、通常使用状態である閉鎖状態では図4に示すように水平状となされ、開放時には図2に示すように人為力によりヒンジ部材19a、19b回りの上方へ開放変位されるものとなされている。
【0016】
扱胴11は図1及び図2に示すように、中心軸線を左右向きとなされた胴部20と、該胴部20の周面の半径方向外側の特定半径位置に位置され且つ前記左右向き回転軸10と平行に位置された4本の支持棒部材21と、該支持棒部材21のそれぞれに装着された多数の衝撃体22とを備えたものとなされている。
【0017】
そして、胴部20は扱室9内に位置した左右向き回転軸10部分の左右端部に左右方向で正対した姿勢となされて固定された一対の四角状端面板23a、23bと、これら端面板23a、23bの対向面間に橋渡し状に固着された四角筒部材24とを備えたものとなされており、また各支持棒部材21は一対の四角状端面板23a、23bの対応した隅角部間に橋渡し状に固定して前記左右向き回転軸10回りの90度間隔ごとに位置されたものとなされており、さらに各衝撃体22は図5に示すように比較的短い円柱形となされていて中心線sが支持棒部材21に対し左右向きとなるように配置され該衝撃体22の重心G位置から特定距離Lだけ離れた部位に左右向きの透孔22aを形成され、該透孔22a内に支持棒部材21を挿通させることにより該支持棒部材21に左右向き軸回りの回動自在に装着されたものとなされている。
【0018】
この際、衝撃体22は支持棒部材21に密状の単列状に装着されており、それぞれが左右長さL2を凡そ数cm程度となされ且つ直径L1を凡そ40〜80mm程度となされ且つ全体を合成樹脂材で中実状に形成されている。
【0019】
また図1及び図2に示すように、穀稈供給部2は前上がり状の樋状となされていて、左右の側面部25a、25bと底面部25cとを具備すると共に後端部を扱室9の前部開口9aに連通させたものとなされており、また豆粒流出部3は前記選別面部7bの下側に左下がり状の案内路26を形成したものとなされていて、選別面部7bから漏下した豆粒などを受けて左側面壁部6a側の流出口26aを通じてこれの外方へ自重により落下させるものとなされており、また排塵口部4は図4にも示すように扱室9の後端開口9bの後側に後下がり状の案内樋27を形成したものとなされていて、前記後端開口9bから排出された排塵を受けてさらに後方へ自重により落下させるものとなされている。
【0020】
また図1及び図4に示すように、駆動部5は扱胴11を回転駆動するもので、扱室9の前部下側に電動モータ28を固設し、該電動モータ28の出力軸に固定された駆動プーリ29と左右向き駆動軸10の右端部に固定された従動プーリ30とに無端状の伝動ベルト31を掛け回すと共に、該伝動ベルト31を緊張させるためのテンションプーリ32を右側の側面壁部6bに装着したものとなされている。
なお、左右の側面壁部6a、6bの前後端のそれぞれには全体を支持するための左右一対の脚部材33、33が縦向きに固定してあり、また図2に示すように前側の左右の脚部材33、33間に架設した前面カバー板34には電動モータ28を発停させるためのスイッチ35が設けてある。
【0021】
上記のように形成した本実施例の豆類脱粒機の使用例及び各部の作用について説明する。
スイッチ35を操作して電動モータ28を回転させると、該電動モータ28の回転が電動ベルト31などを介して扱胴11に伝達され、扱胴11は凡そ毎分180〜240回転程度の速度で図1中右回りへ回転される。
該回転状態では、衝撃体22に遠心力が作用して、各衝撃体22は図1に示すようにこれの重心Gが扱胴11回転半径方向の最外方位置へ変位した状態となって胴部20と同体状に回転される。
【0022】
この状態の下で、図6に示すように、乾燥させた黒豆などの穀稈wの根元部を手で持って穀稈供給部2から稈先部を扱室9の内方へ挿入し、必要に応じて該豆類穀稈wの上下を反転操作する。これにより、稈先部は各支持棒部材21の多数の衝撃体22に適当時間間隔及び適当距離間隔で打撃されて莢殻は割れ裂け、豆粒と莢殻とが分離される脱粒処理が行われ、これら豆粒や莢殻は扱胴11の回転で後側へ送られて選別面部7b上へ移動し、ここで豆粒や小さい穀稈片が選別面部7bから漏下し案内路26に案内されて流出口26aから流下し適宜に用意した容器内に収容される。一方、選別面部7bで漏下しなかった莢殻片などの穀稈片は後端開口9bを通じて扱室9後側へ排出され、続いて案内樋27に案内されて適宜に用意された別の容器内に収容される。穀稈wを扱室9内に挿入してから適当時間が経過して該穀稈wの脱粒処理の終了が確認されたとき、その処理済み穀稈wを扱室9内から引き出して近傍場所に投棄する。以後は、次の未処理穀稈wを上述同様に脱粒処理することを繰り返す。
【0023】
上記脱粒処理中、衝撃体22が特定大きさ以上の衝撃力で穀稈wに衝突したときはそれと同等の反力が衝撃体22に作用して該衝撃体を回転方向後側へ押し変位させるようになるため、該衝撃体22は過度に大きな力で穀稈wを打撃しないのであり、また各打撃体22は穀稈wと衝突する周面部を豆粒に較べて大きな曲率半径となされているため、脱粒処理された豆粒の局部に大きな押圧力を付与するものとならない。従って、扱室9内の豆粒は打撃体22の衝突に起因した損傷を受けなくなるのである。
【0024】
また脱粒処理時には扱胴11の回転力により穀稈wを扱室9内に引き込まれることがあるが、このとき穀稈wを握った手が扱室9内に一時的に引き込まれても、衝撃体22が円柱形となされ且つこれを支持した支持棒部材21回りへ回動可能であるため、手を負傷する事態は回避される。
さらに特定方向へ回転される胴部20の存在は穀稈供給部2から挿入した豆類穀稈wを扱室9下部へ導くと共にその豆類穀稈wが左右向き回転軸10に絡み付く現象を阻止するのである。
【0025】
【発明の効果】
上記した本発明によれば、次のような効果が得られる。
即ち、請求項1記載のものによれば、衝撃体22が豆類穀稈wに衝突したときその衝突力の大小に関連して左向き回転軸10回りへ退避移動するため豆類穀稈wに過大な衝撃力を付与しないものとなり、また各々の衝撃体22が比較的大きな曲率半径の衝突面を有するため、衝撃体22がたとえ莢殻から脱粒された豆粒に衝突するなどしても豆粒表面の単位面積個所に過大な押圧力が作用するものとならないので、豆類穀稈wから黒豆などを損傷させることなく脱粒させることができるのであり、これにより黒豆などを煮たときに生じるその胴割れを防止することができる。
【0026】
請求項2に記載したものによれば、請求項1記載の発明と同様な効果が得られる上に次のような効果が得られるのであって、即ち、各々の衝撃体22が比較的大きな曲率半径の円弧状周面個所で豆類穀稈wを打撃するものとなるため、豆類穀稈wに対する適当な脱粒能力を発揮させることができると同時に衝撃体22による豆粒の損傷を防止することができる。また衝撃体22が円柱状となされ支持棒部材21回りへ回動自在となされているため、扱室9内に誤って手を引き込まれても負傷し難いものとなすことができる。
【0027】
請求項3に記載したものによれば、請求項2記載の発明と同様な効果が得られる上に次のような効果が得られるのであって、即ち、各々の前記衝撃体22が合成樹脂材で形成され特定大きさとなされているため、豆類穀稈wに適当な大きさの打撃力を付与することができると共に衝撃体22を支持棒部材21回りへ潤滑剤の存在を要することなく円滑に揺動変位させることができる。また衝撃体22が合成樹脂材で形成されていることにより、扱室9内に誤って手を入れても負傷し難いものとなすことができる。
【0028】
請求項4に記載したものによれば、衝撃体22に作用する遠心力を適当な大きさとなして豆類穀稈wに適度な打撃力を付与することができると共に、毎秒数回から数十回の頻度で豆類穀稈wを衝撃体22で打撃して豆粒に効果的な打撃を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る豆類脱粒機の側面視断面図である。
【図2】前記豆類脱粒機の蓋部を開放した状態を示す図である。
【図3】前記扱室内の後部を斜め上方から見た図である。
【図4】前記豆類脱粒機を斜め後方から見た図である。
【図5】前記豆類脱粒機の衝撃体などを示し、Aは側面図でBは正面図である。
【図6】前記豆類脱粒機の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
9 扱室
9a 開口
10 左右向き回転軸(横向き回転軸)
11 胴部
20 胴部
21 支持棒部材
22 衝撃体
G 重心
L 距離
L1 半径
L2 長さ
s 中心線

Claims (4)

  1. 扱室を備えた豆類脱粒機において、前記扱室内に中心軸線を横向きとなされた胴部を横向き回転軸を介して該横向き回転軸と同心状の回転可能に装設し、該胴部の周面の半径方向外側の特定半径位置に位置され且つ前記横向き回転軸回りの適当角度間隔ごとに位置され且つ前記横向き回転軸と平行となされて前記胴部と同体状に固定された3〜6本程度の支持棒部材を設け、該支持棒部材のそれぞれに、比較的大きな曲率半径の衝突面を有する衝撃体の複数を密状の単列状に配置すると共に、該衝撃体のそれぞれを自身の重心位置から特定距離だけ離れた個所で左右向き線回りへ回転自在となるように装着したことを特徴とする豆類脱粒機。
  2. 前面側に被処理物を挿入するための開口を形成された扱室を備えた豆類脱粒機において、前記扱室内に中心軸線を左右向きとなされた胴部を左右向き回転軸を介して該左右向き回転軸と同心状の回転可能に装設し、該筒状胴部の周面の半径方向外側の特定半径位置に位置され且つ前記左右向き回転軸回りの等角度間隔ごとに位置され且つ前記左右向き回転軸に平行となされて前記胴部と同体状に固定された3〜6本の支持棒部材を設け、該支持棒部材のそれぞれに、左右長さ凡そ数cm程度及び直径凡そ数cm程度となされ且つ中心線を左右向きとなされた円柱形の衝撃体の複数を密状の単列状に配置すると共に、該衝撃体のそれぞれを自身の重心位置から特定距離だけ離れた個所で左右向き線回りへ回転自在となるように装着したことを特徴とする豆類脱粒機。
  3. 前面側に被処理物を挿入するための開口を形成された扱室を備えた豆類脱粒機において、前記扱室内に、中心軸線を左右向きとなされた断面四角形の胴部を左右向き回転軸を介して該左右向き回転軸と同心状の回転可能に装設し、且つ、該胴部の周面の半径方向外側の特定半径位置に位置され且つ前記左右向き回転軸回りの90度間隔ごとに位置され且つ前記左右向き回転軸に平行となされて前記胴部と同体状に固定された4本の支持棒部材を設け、該支持棒部材のそれぞれに、左右長さ凡そ数cm程度及び直径凡そ40〜80cm程度となされ且つ中心線を左右向きとなされ且つ合成樹脂材で形成された円柱形の衝撃体の複数を密状の単列状に配置すると共に、該衝撃体のそれぞれを自身の重心位置から特定距離だけ離れた個所で左右向き線回りへ回転自在となるように装着したことを特徴とする豆類脱粒機。
  4. 前記扱胴が毎分凡そ180〜240回転程度の速さで回転されることを特徴とする請求項1、2又は3記載の豆類脱粒機。
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