JP2004253964A - 画像読取装置の取手構造,画像読取装置の筐体,及び画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置の取手構造,画像読取装置の筐体,及び画像読取装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】分離型画像読取装置を移動させるときに生じるひずみや衝撃等を軽減すること。
【解決手段】上段筐体の側面及び底面の一部に接する上段側略L字状部と,前記上段側略L字状部と一体で下段筐体の側面及び底面の一部と接する下段側略L字状部とから,階段状に形成されてなる階段状部材を設ける。また,前記階段状部材が,防振緩衝部材を介して上段筐体及び下段筐体を支持する構成とする。更にまた,前記階段状部材が,前記下段筐体を水平方向に摺動自在に支持するレール部を介して前記下段狭体の底面を支持する構成とする。
これにより,筐体全体の剛性が高められ,外部から加わる衝撃や振動が有効に吸収される。
【選択図】図1
【解決手段】上段筐体の側面及び底面の一部に接する上段側略L字状部と,前記上段側略L字状部と一体で下段筐体の側面及び底面の一部と接する下段側略L字状部とから,階段状に形成されてなる階段状部材を設ける。また,前記階段状部材が,防振緩衝部材を介して上段筐体及び下段筐体を支持する構成とする。更にまた,前記階段状部材が,前記下段筐体を水平方向に摺動自在に支持するレール部を介して前記下段狭体の底面を支持する構成とする。
これにより,筐体全体の剛性が高められ,外部から加わる衝撃や振動が有効に吸収される。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,画像形成装置から機械的に分離して使用される画像読取装置に関し,特に該画像読取装置の取手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より,画像形成装置と電気的に接続しつつ,機械的に分離して使用される画像読取装置がある。このように分離された画像読取装置は接続ケーブル等の長さの範囲内であれば,一定区域内において持ち運ぶことが可能である。操作者はかかる特徴を活かし,原稿のある場所に画像読取装置を移動させることによって,多量の原稿をわざわざ画像形成装置の傍に持ち運ぶ手間を省くことができる。従って,前記画像読取装置にはこれを持ち運びやすくするために取手が取り付けられている。
【0003】
特許文献1には,給紙カセットを移動可能なように取り付けられた給紙カセットの取手を給紙カセットの位置に応じて起立状態と傾倒状態とに変形させることにより,当該取手の収納スペースを小さくすることができる取手構造が提案されている。
また,特許文献2には,給紙カセット本体と取手とを別部材とすると共に,取手が給紙カセット本体の水平方向の移動を規制する部材を兼ねることにより,種類の異なる例えば複写機やプリンタ等の画像形成装置に対して共通に装着して使用され得る給紙カセットが提案されている。
【0004】
【特許文献1】特開平11−322127号公報
【特許文献2】特開平09−194042号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前記画像読取装置に取り付けられた取手は,取手としての機能しか果たさず,単に画像読取装置の側面にねじ等により接合されているだけである。一般に前記画像読取装置は水平方向に長く平たい箱状体であり,そのため取手間の距離が長いため,画像読取装置を持ち上げることにより,画像読取装置にねじれ或いはたわみ等のひずみが生じる恐れがある。また,前記画像読取装置はCCDユニットやモータ等の比較的重量の大きい機器を備えているため,その配設位置の偏りによる偏荷重が生じる。かかる偏荷重もまた前記ひずみ等の発生の原因である。かかるひずみ,或いは該画像読取装置を置く時に生じる衝撃等は,内部に配設されたCCDユニット等の光学系機器の性能を低下させる原因となり問題である。
また,特許文献1に記載される取手構造は給紙カセットの取り出しに使用されるものであり,特許文献2に記載されている取手構造は複写機等に装着するために使用されるものであることから,いずれの取手構造も,前記問題点を解決するものではない。
従って,本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,画像読取装置を移動させるときに生じるひずみや衝撃等を軽減することができる画像読取装置及び画像読取装置の筐体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は,画像形成装置から機械的に分離して使用され,上段筐体と該上段筐体より幅寸法が小さい下段筐体とにより構成される画像読取装置の筐体に取り付けられる取手構造において,前記上段筐体の側面及び底面の一部に接する上段側略L字状部と,該上段側略L字状部と一体で前記下段筐体の側面及び底面の一部と接する下段側略L字状部とから,階段状に形成されてなる階段状部材を具備することを特徴とする画像読取装置の取手構造として構成されている。
このように構成されることにより,前期階段状部材は上段筐体と下段筐体とを組み付けて画像読取装置の筐体を形成する継金具の役目を果たすと共に,該画像読取装置の取手として機能する。また,従来の取手のように,側面だけでなく底面とも接して支持することで,支持点間の距離が縮まり,これにより筐体底面の曲げモーメントが大きくなるので,筐体全体が曲がりにくくなり,画像読取装置に生じるひずみ等が抑えられる。更に,階段状の曲げ加工が施されることにより,階段状部材の断面2次モーメントが大きくなるので,該部材が高剛性化される。その結果,画像読取装置の筐体全体の剛性も高められ,ひずみ等が有効に抑制されることになる。
【0007】
また,前記階段状部材が,防振緩衝部材を介して前記上段筐体及び前記下段筐体の側面及び底面の一部を支持するものであることが考えられる。
このように構成されることによって,外部から加わる衝撃や振動が有効に吸収されるばかりでなく,筐体内部に配設されたCCDユニット等の光学系機器の駆動により発生する騒音等を効果的に防止することができる。その結果,前記光学系機器の性能の低下を抑制する効果を奏する。
【0008】
更に,前記階段状部材が,前記下段筐体を水平方向に摺動自在に支持するレール部を介して前記下段狭体の底面を支持するものであることが考えられる。かかるレール構造は,前記取手の強度を高めるだけでなく,前記下段筐体に配設された機器の収納及び保守を容易にさせる。
【0009】
また,前記課題は下記の画像読取装置の筐体によっても解決され得る。
即ち,前記課題解決のために,画像形成装置から機械的に分離して使用され,上段筐体と該上段筐体より幅寸法が小さい下段筐体とにより構成される画像読取装置の筐体において,前記上段筐体と前記下段筐体とが,前記上段筐体の側面及び底面の一部に接する上段側略L字状部と,該上段側略L字状部と一体で前記下段筐体の側面及び底面の一部と接する下段側略L字状部とから,階段状に形成されてなる階段状部材により接合されてなることを特徴とする画像読取装置の筐体が提供される。
【0010】
更にまた,前記課題は,前記画像読取装置の取手構造を具備してなることを特徴とする画像読取装置によっても解決され得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成を説明する図であり,図1の(a)は画像読取装置Aを上方から見た平面図,(b)は(a)に示されるP−P間の断面図である。
【0012】
ここで,図1を用いて,本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略構成について説明する。
図1に示される画像読取装置Aは,いわゆる分離型画像読取装置と称されるものであって,複写機やイメージスキャナ等の画像形成装置と通信ケーブル等により電気的に接続され,機械的には分離されて使用可能とされるものである。
図1(b)に示されるように,画像読取装置Aは,少なくとも原稿が載置される原稿台14と,載置された原稿に照明光を照射する照射装置13と,ミラー15を経由して原稿台14で反射した照明光の反射光を受光するCCDレンズ12と,前記反射光から原稿画像を読み取るスキャナユニット11と,スキャナユニット11により読み取られた原稿画像情報に基づき画像処理等を行う回路基板(不図示)と,前記各光学系機器等を収容する画像読取装置Aの筐体10と,を具備して構成されている。
【0013】
これら光学系機器は正常な原稿画像を読み取るため緻密に配列されており,この配列位置に少しでもズレ等が生じると正常な画像を読み取ることができなくなる。従って,外部から加わる衝撃や応力等によってこのようなズレ等を生じさせないためにも,前記筐体10は強固な構造を具備する必要がある。以下に,かかる筐体10の構成及び構造について図2から図7を用いて説明する。
ここに,図2は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の組立体を示す組立図,図3,4及び5は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の主要構成部品の分解斜視図,図6及び図7は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の取手構造を示す斜視図である。
【0014】
まず,画像読取装置Aの筐体10の構成の概略について説明する。
図2〜図5に示されるように,前記筐体10は主要構成部品である上段筐体100と,該上段筐体100とは別体で,上段筐体100より幅寸法が小さい下段筐体200と,前記上段筐体100及び前記下段筐体200の側面及び底面の一部と接する階段状部材300及び400と,上段筐体100と下段筐体200との間に装着され所定の振動や衝撃を防振或いは緩衝するための防振緩衝部材21と,により構成されている。尚,前記階段状部材300と400は前記筐体10の両側面に対称に取り付けられるものであり,その構造も略対称的に形成されているため,以下の説明においては階段状部材300を用いてその構造及び機能を説明することとする。
【0015】
次に,前記階段状部材300の形態について説明する。
図6及び7に示されるように,前記階段状部材300は,前記上段筐体100の側面及び底面の一部に接っし,Z軸方向から見た断面で略L字状の上段側略L字状部304と,該上段側略L字状部と一体で,前記下段筐体の側面及び底面の一部と接っし,Z軸方向から見た断面で略L字状の下段側略L字状部305とから,階段状に形成されてなるものである。かかる階段状部材300には,画像読取装置Aを持ち運ぶための取手の機能を果たす取手部301と,上段筐体100の側面と接合すると共に上段筐体100を支持する上段側面接合部308と,上段筐体100の底面と接合すると共に上段筐体100を支持する上段底面接合部306と,下段筐体200の底面と接合すると共に下段筐体を支持する下段底面接合部307と,が形成されている。
このように構成されることにより,前記階段状部材300は,前記上段筐体100と前記下段筐体200とを組み付けて画像読取装置Aの筐体10を形成する継金具の役目を果たすと共に,画像読取装置Aの取手として機能する。また階段状の曲げ加工が施されているため,前記階段状部材300は全体としてその剛性が高められ,特に図6及び図7に示すX方向に生じる振動が抑制され,Z方向に対する強度が高められる。
【0016】
更に,前記階段状部材300には,該部材自身を補強する構造である補強部を備えている。即ち,上段側略L字状部304にはX方向に対する強度を高めるための補強構造である上段側補強部309が形成されており,下段側略L字状部305にはX方向に対する強度を高めるための補強構造である下段側補強部303が形成されている。前記上段側補強部309は,上段側略L字状部304の側端部において90度に折り曲げられ,更にその下端309aが上段側略L字状部304の水平部304aと接しているため,上段側略L字状部304の剛性を向上させている。また,前記下段補強部303は,下段側略L字状部305の側端部において90度に折り曲げられ,更にその下端303aが下段側略L字状部305の水平部305aと接しているため,下段側略L字状部305の剛性を向上させている。
このように構成された階段状部材300及び400により上段筐体100と下段筐体200とが組み付けられることで,画像読取装置Aの筐体10全体の剛性が高められ,該画像読取装置Aに生じるひずみ等が軽減されることになる。
【0017】
更にまた,図6に示すように,前記階段状部材300には,前記下段筐体200を支持すると共に該下段筐体を水平方向に滑らしめるレール構造であるレール部302が備えられている。具体的には,かかるレール部302は,前記階段状部材300の下段側略L字状部305の前記下段筐体200の底面を支持する面,即ち下段側略L字状部305の水平部305aに形成されており,当該面の端辺を上方向へ曲げ,更に水平方向へ曲げ返すことによって形成されている。このレール部302は前記下段筐体200を水平方向に容易にスライドさせるためのものであるが,そのためには,該レール部302と前記下段筐体200の底面との摩擦抵抗が極力抑えられ,かつ支持可能な幅で形成されていなければならない。このように形成されたレール部302は,前記階段状部材300の強度を高めるだけでなく,前記下段筐体200に配設された回路基板等の光学系機器の収納及び保守を容易にさせる効果を要する。
【0018】
続いて,前記上段筐体100,下段筐体200,階段状部材300及び400の組み付けについて説明する。
前記上段側面接合部308が該接合部に対応して前記上段筐体100の側面に形成された被接合部(不図示)に接合され,前記上段底面接合部306が該接合部に対応して前記上段筐体100の底面に形成された被接合部101(図4)に接合され,図外のねじ等により締め付けられることによって,上段筐体100が前記階段状部材300に組み付けられる。また,同様に前記下段底面接合部307が該接合部に対応して前記下段筐体200に形成された被接合部(不図示)に接合され,ねじ締めされることによって,下段筐体200が前記階段状部材300に組み付けられる。このように組みつけられることにより画像形成装置Aの筐体10が形成される。尚,このように組み付けられるためには,前記下段筐体200が前記上段筐体100より幅寸法が小さく形成されていなければならず,その寸法差は少なくとも前記階段状部材300の段差と前記階段状部材400の段差の合算値以上でなければならない。
このように構成されることにより,取手301で持ち上げたときに,前記上段筐体100及び前記下段筐体200が前記上段略L字状部の水平部304aとレール部302で夫々支持されるので側面部だけで支持する従来の取手と較べて支持点間距離が短くなり,また支持点間で囲まれる面積が小さくなる。その結果,筐体10の底面の曲げモーメントが大きくなり,筐体全体が曲がりにくくなるので,画像読取装置Aに生じるねじれやゆがみ等が抑えられる。更に,階段状の曲げ加工が施されることにより,階段状部材300の断面2次モーメントが大きくなる。その結果,前記階段状部材300が高剛性化されることになり,筐体全体の剛性も高められ,画像読取装置Aに生じるひずみ等や振動等が有効に抑制されることになる。
【0019】
この場合,前記階段状部材300が,防振緩衝部材21を介して前記上段筐体100及び前記下段筐体200の側面及び底面の一部を支持するものであってもよい。即ち,前記各接合部のいずれか若しくは全てが,防振緩衝部材21を介して接合される構成であってもよい。例えば,図5に示されるように,前記階段状部材300の上段側略L字状部304に形成された上段底面接合部306と上段筐体100に形成された被接合部101とを防振緩衝部材21を介して接合する構成が該当する。
上述したように,筐体10に収容された光学系機器の配列位置に少しでもズレ等が生じると正常な画像を読み取ることができなくなることに鑑みれば,持ち運び可能であるがために画像読取装置Aに生じることとなった衝撃等を放置するのは好ましくない。かかる衝撃等とは操作者が画像読取装置Aを床面等に載置したときに生じる衝撃や振動が該当する。また,取手301及び401を持って画像読取装置Aを持ち上げた時の外画像読取装置Aの自重によるねじれやたわみ等のひずみも無視することはできない。従って,かかる防振緩衝部材21は,防振ゴムや緩衝ゴム(クッションゴム)等であって,前記衝撃,振動及びひずみ等を有効に防振,緩衝する素材であることが望ましい。このように構成されることによって,前記外部からの衝撃や振動が有効に吸収されるばかりでなく,前記光学系機器の駆動により発生する騒音等を効果的に防止する効果も奏することになる。その結果,筐体内部に配設されたCCDユニット等の光学系機器の性能の低下を抑制する効果を奏する。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,階段状の部材が筐体をその側面だけでなく底面も支持する継金具の役目を果たすと共に,画像読取装置の取手としての機能も有するよう形成されていることにより,筐体の曲げモーメント及び階段状部材の断面2次モーメントを向上させることができる。その結果,筐体全体の剛性が高められ,画像読取装置を取手で持ち上げることにより生じるゆがみやねじれ等のひずみや,画像読取装置を載置したときに生じる衝撃や振動を有効に抑制する効果を奏する。
また,前記階段状部材が,防振緩衝部材を介して筐体を支持する構成をしていることにより,外部から加わる衝撃や振動が有効に吸収されるばかりでなく,筐体内部に配設されたCCDユニット等の光学系機器の駆動により発生する騒音等を効果的に防止することができる。その結果,前記光学系機器の性能の低下を抑制することができる。
更にまた,前記階段状部材が,前記下段筐体を水平方向に摺動自在に支持するレール部を介して前記下段狭体の底面を支持する構成をしていることにより,階段状部材の高度が増すばかりでなく,前記下段筐体に配設された機器の収納及び保守が容易にされ得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成を説明する図。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の組立体を示す組立図。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の主要構成部品の分解斜視図。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の主要構成部品の分解斜視図。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の主要構成部品の分解斜視図。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の取手構造を示す斜視図。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の取手構造を示す斜視図。
【符号の説明】
10…画像読取装置Aの筐体
11…スキャナユニット
12…CCDレンズ
13…照射装置
14…原稿台
15…ミラー
21…防振緩衝部材
100…上段筐体
101…被接合部
200…下段筐体
300,400…階段状部材
301,401…取手部
302,402…レール部
303,403…下段側補強部
303a,403a…下段側補強部下端
304,404…上段略L字状部
304a,404a…上段略L字状部の水平部
305,405…下段略L字状部
305a,405a…下段略L字状部の水平部
306,406…上段底面接合部
307,407…下段底面接合部
308,408…上段側面接合部
309,409…上段側補強部
309a,409a…上段側補強部下端
【発明の属する技術分野】
本発明は,画像形成装置から機械的に分離して使用される画像読取装置に関し,特に該画像読取装置の取手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より,画像形成装置と電気的に接続しつつ,機械的に分離して使用される画像読取装置がある。このように分離された画像読取装置は接続ケーブル等の長さの範囲内であれば,一定区域内において持ち運ぶことが可能である。操作者はかかる特徴を活かし,原稿のある場所に画像読取装置を移動させることによって,多量の原稿をわざわざ画像形成装置の傍に持ち運ぶ手間を省くことができる。従って,前記画像読取装置にはこれを持ち運びやすくするために取手が取り付けられている。
【0003】
特許文献1には,給紙カセットを移動可能なように取り付けられた給紙カセットの取手を給紙カセットの位置に応じて起立状態と傾倒状態とに変形させることにより,当該取手の収納スペースを小さくすることができる取手構造が提案されている。
また,特許文献2には,給紙カセット本体と取手とを別部材とすると共に,取手が給紙カセット本体の水平方向の移動を規制する部材を兼ねることにより,種類の異なる例えば複写機やプリンタ等の画像形成装置に対して共通に装着して使用され得る給紙カセットが提案されている。
【0004】
【特許文献1】特開平11−322127号公報
【特許文献2】特開平09−194042号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前記画像読取装置に取り付けられた取手は,取手としての機能しか果たさず,単に画像読取装置の側面にねじ等により接合されているだけである。一般に前記画像読取装置は水平方向に長く平たい箱状体であり,そのため取手間の距離が長いため,画像読取装置を持ち上げることにより,画像読取装置にねじれ或いはたわみ等のひずみが生じる恐れがある。また,前記画像読取装置はCCDユニットやモータ等の比較的重量の大きい機器を備えているため,その配設位置の偏りによる偏荷重が生じる。かかる偏荷重もまた前記ひずみ等の発生の原因である。かかるひずみ,或いは該画像読取装置を置く時に生じる衝撃等は,内部に配設されたCCDユニット等の光学系機器の性能を低下させる原因となり問題である。
また,特許文献1に記載される取手構造は給紙カセットの取り出しに使用されるものであり,特許文献2に記載されている取手構造は複写機等に装着するために使用されるものであることから,いずれの取手構造も,前記問題点を解決するものではない。
従って,本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,画像読取装置を移動させるときに生じるひずみや衝撃等を軽減することができる画像読取装置及び画像読取装置の筐体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は,画像形成装置から機械的に分離して使用され,上段筐体と該上段筐体より幅寸法が小さい下段筐体とにより構成される画像読取装置の筐体に取り付けられる取手構造において,前記上段筐体の側面及び底面の一部に接する上段側略L字状部と,該上段側略L字状部と一体で前記下段筐体の側面及び底面の一部と接する下段側略L字状部とから,階段状に形成されてなる階段状部材を具備することを特徴とする画像読取装置の取手構造として構成されている。
このように構成されることにより,前期階段状部材は上段筐体と下段筐体とを組み付けて画像読取装置の筐体を形成する継金具の役目を果たすと共に,該画像読取装置の取手として機能する。また,従来の取手のように,側面だけでなく底面とも接して支持することで,支持点間の距離が縮まり,これにより筐体底面の曲げモーメントが大きくなるので,筐体全体が曲がりにくくなり,画像読取装置に生じるひずみ等が抑えられる。更に,階段状の曲げ加工が施されることにより,階段状部材の断面2次モーメントが大きくなるので,該部材が高剛性化される。その結果,画像読取装置の筐体全体の剛性も高められ,ひずみ等が有効に抑制されることになる。
【0007】
また,前記階段状部材が,防振緩衝部材を介して前記上段筐体及び前記下段筐体の側面及び底面の一部を支持するものであることが考えられる。
このように構成されることによって,外部から加わる衝撃や振動が有効に吸収されるばかりでなく,筐体内部に配設されたCCDユニット等の光学系機器の駆動により発生する騒音等を効果的に防止することができる。その結果,前記光学系機器の性能の低下を抑制する効果を奏する。
【0008】
更に,前記階段状部材が,前記下段筐体を水平方向に摺動自在に支持するレール部を介して前記下段狭体の底面を支持するものであることが考えられる。かかるレール構造は,前記取手の強度を高めるだけでなく,前記下段筐体に配設された機器の収納及び保守を容易にさせる。
【0009】
また,前記課題は下記の画像読取装置の筐体によっても解決され得る。
即ち,前記課題解決のために,画像形成装置から機械的に分離して使用され,上段筐体と該上段筐体より幅寸法が小さい下段筐体とにより構成される画像読取装置の筐体において,前記上段筐体と前記下段筐体とが,前記上段筐体の側面及び底面の一部に接する上段側略L字状部と,該上段側略L字状部と一体で前記下段筐体の側面及び底面の一部と接する下段側略L字状部とから,階段状に形成されてなる階段状部材により接合されてなることを特徴とする画像読取装置の筐体が提供される。
【0010】
更にまた,前記課題は,前記画像読取装置の取手構造を具備してなることを特徴とする画像読取装置によっても解決され得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成を説明する図であり,図1の(a)は画像読取装置Aを上方から見た平面図,(b)は(a)に示されるP−P間の断面図である。
【0012】
ここで,図1を用いて,本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略構成について説明する。
図1に示される画像読取装置Aは,いわゆる分離型画像読取装置と称されるものであって,複写機やイメージスキャナ等の画像形成装置と通信ケーブル等により電気的に接続され,機械的には分離されて使用可能とされるものである。
図1(b)に示されるように,画像読取装置Aは,少なくとも原稿が載置される原稿台14と,載置された原稿に照明光を照射する照射装置13と,ミラー15を経由して原稿台14で反射した照明光の反射光を受光するCCDレンズ12と,前記反射光から原稿画像を読み取るスキャナユニット11と,スキャナユニット11により読み取られた原稿画像情報に基づき画像処理等を行う回路基板(不図示)と,前記各光学系機器等を収容する画像読取装置Aの筐体10と,を具備して構成されている。
【0013】
これら光学系機器は正常な原稿画像を読み取るため緻密に配列されており,この配列位置に少しでもズレ等が生じると正常な画像を読み取ることができなくなる。従って,外部から加わる衝撃や応力等によってこのようなズレ等を生じさせないためにも,前記筐体10は強固な構造を具備する必要がある。以下に,かかる筐体10の構成及び構造について図2から図7を用いて説明する。
ここに,図2は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の組立体を示す組立図,図3,4及び5は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の主要構成部品の分解斜視図,図6及び図7は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の取手構造を示す斜視図である。
【0014】
まず,画像読取装置Aの筐体10の構成の概略について説明する。
図2〜図5に示されるように,前記筐体10は主要構成部品である上段筐体100と,該上段筐体100とは別体で,上段筐体100より幅寸法が小さい下段筐体200と,前記上段筐体100及び前記下段筐体200の側面及び底面の一部と接する階段状部材300及び400と,上段筐体100と下段筐体200との間に装着され所定の振動や衝撃を防振或いは緩衝するための防振緩衝部材21と,により構成されている。尚,前記階段状部材300と400は前記筐体10の両側面に対称に取り付けられるものであり,その構造も略対称的に形成されているため,以下の説明においては階段状部材300を用いてその構造及び機能を説明することとする。
【0015】
次に,前記階段状部材300の形態について説明する。
図6及び7に示されるように,前記階段状部材300は,前記上段筐体100の側面及び底面の一部に接っし,Z軸方向から見た断面で略L字状の上段側略L字状部304と,該上段側略L字状部と一体で,前記下段筐体の側面及び底面の一部と接っし,Z軸方向から見た断面で略L字状の下段側略L字状部305とから,階段状に形成されてなるものである。かかる階段状部材300には,画像読取装置Aを持ち運ぶための取手の機能を果たす取手部301と,上段筐体100の側面と接合すると共に上段筐体100を支持する上段側面接合部308と,上段筐体100の底面と接合すると共に上段筐体100を支持する上段底面接合部306と,下段筐体200の底面と接合すると共に下段筐体を支持する下段底面接合部307と,が形成されている。
このように構成されることにより,前記階段状部材300は,前記上段筐体100と前記下段筐体200とを組み付けて画像読取装置Aの筐体10を形成する継金具の役目を果たすと共に,画像読取装置Aの取手として機能する。また階段状の曲げ加工が施されているため,前記階段状部材300は全体としてその剛性が高められ,特に図6及び図7に示すX方向に生じる振動が抑制され,Z方向に対する強度が高められる。
【0016】
更に,前記階段状部材300には,該部材自身を補強する構造である補強部を備えている。即ち,上段側略L字状部304にはX方向に対する強度を高めるための補強構造である上段側補強部309が形成されており,下段側略L字状部305にはX方向に対する強度を高めるための補強構造である下段側補強部303が形成されている。前記上段側補強部309は,上段側略L字状部304の側端部において90度に折り曲げられ,更にその下端309aが上段側略L字状部304の水平部304aと接しているため,上段側略L字状部304の剛性を向上させている。また,前記下段補強部303は,下段側略L字状部305の側端部において90度に折り曲げられ,更にその下端303aが下段側略L字状部305の水平部305aと接しているため,下段側略L字状部305の剛性を向上させている。
このように構成された階段状部材300及び400により上段筐体100と下段筐体200とが組み付けられることで,画像読取装置Aの筐体10全体の剛性が高められ,該画像読取装置Aに生じるひずみ等が軽減されることになる。
【0017】
更にまた,図6に示すように,前記階段状部材300には,前記下段筐体200を支持すると共に該下段筐体を水平方向に滑らしめるレール構造であるレール部302が備えられている。具体的には,かかるレール部302は,前記階段状部材300の下段側略L字状部305の前記下段筐体200の底面を支持する面,即ち下段側略L字状部305の水平部305aに形成されており,当該面の端辺を上方向へ曲げ,更に水平方向へ曲げ返すことによって形成されている。このレール部302は前記下段筐体200を水平方向に容易にスライドさせるためのものであるが,そのためには,該レール部302と前記下段筐体200の底面との摩擦抵抗が極力抑えられ,かつ支持可能な幅で形成されていなければならない。このように形成されたレール部302は,前記階段状部材300の強度を高めるだけでなく,前記下段筐体200に配設された回路基板等の光学系機器の収納及び保守を容易にさせる効果を要する。
【0018】
続いて,前記上段筐体100,下段筐体200,階段状部材300及び400の組み付けについて説明する。
前記上段側面接合部308が該接合部に対応して前記上段筐体100の側面に形成された被接合部(不図示)に接合され,前記上段底面接合部306が該接合部に対応して前記上段筐体100の底面に形成された被接合部101(図4)に接合され,図外のねじ等により締め付けられることによって,上段筐体100が前記階段状部材300に組み付けられる。また,同様に前記下段底面接合部307が該接合部に対応して前記下段筐体200に形成された被接合部(不図示)に接合され,ねじ締めされることによって,下段筐体200が前記階段状部材300に組み付けられる。このように組みつけられることにより画像形成装置Aの筐体10が形成される。尚,このように組み付けられるためには,前記下段筐体200が前記上段筐体100より幅寸法が小さく形成されていなければならず,その寸法差は少なくとも前記階段状部材300の段差と前記階段状部材400の段差の合算値以上でなければならない。
このように構成されることにより,取手301で持ち上げたときに,前記上段筐体100及び前記下段筐体200が前記上段略L字状部の水平部304aとレール部302で夫々支持されるので側面部だけで支持する従来の取手と較べて支持点間距離が短くなり,また支持点間で囲まれる面積が小さくなる。その結果,筐体10の底面の曲げモーメントが大きくなり,筐体全体が曲がりにくくなるので,画像読取装置Aに生じるねじれやゆがみ等が抑えられる。更に,階段状の曲げ加工が施されることにより,階段状部材300の断面2次モーメントが大きくなる。その結果,前記階段状部材300が高剛性化されることになり,筐体全体の剛性も高められ,画像読取装置Aに生じるひずみ等や振動等が有効に抑制されることになる。
【0019】
この場合,前記階段状部材300が,防振緩衝部材21を介して前記上段筐体100及び前記下段筐体200の側面及び底面の一部を支持するものであってもよい。即ち,前記各接合部のいずれか若しくは全てが,防振緩衝部材21を介して接合される構成であってもよい。例えば,図5に示されるように,前記階段状部材300の上段側略L字状部304に形成された上段底面接合部306と上段筐体100に形成された被接合部101とを防振緩衝部材21を介して接合する構成が該当する。
上述したように,筐体10に収容された光学系機器の配列位置に少しでもズレ等が生じると正常な画像を読み取ることができなくなることに鑑みれば,持ち運び可能であるがために画像読取装置Aに生じることとなった衝撃等を放置するのは好ましくない。かかる衝撃等とは操作者が画像読取装置Aを床面等に載置したときに生じる衝撃や振動が該当する。また,取手301及び401を持って画像読取装置Aを持ち上げた時の外画像読取装置Aの自重によるねじれやたわみ等のひずみも無視することはできない。従って,かかる防振緩衝部材21は,防振ゴムや緩衝ゴム(クッションゴム)等であって,前記衝撃,振動及びひずみ等を有効に防振,緩衝する素材であることが望ましい。このように構成されることによって,前記外部からの衝撃や振動が有効に吸収されるばかりでなく,前記光学系機器の駆動により発生する騒音等を効果的に防止する効果も奏することになる。その結果,筐体内部に配設されたCCDユニット等の光学系機器の性能の低下を抑制する効果を奏する。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,階段状の部材が筐体をその側面だけでなく底面も支持する継金具の役目を果たすと共に,画像読取装置の取手としての機能も有するよう形成されていることにより,筐体の曲げモーメント及び階段状部材の断面2次モーメントを向上させることができる。その結果,筐体全体の剛性が高められ,画像読取装置を取手で持ち上げることにより生じるゆがみやねじれ等のひずみや,画像読取装置を載置したときに生じる衝撃や振動を有効に抑制する効果を奏する。
また,前記階段状部材が,防振緩衝部材を介して筐体を支持する構成をしていることにより,外部から加わる衝撃や振動が有効に吸収されるばかりでなく,筐体内部に配設されたCCDユニット等の光学系機器の駆動により発生する騒音等を効果的に防止することができる。その結果,前記光学系機器の性能の低下を抑制することができる。
更にまた,前記階段状部材が,前記下段筐体を水平方向に摺動自在に支持するレール部を介して前記下段狭体の底面を支持する構成をしていることにより,階段状部材の高度が増すばかりでなく,前記下段筐体に配設された機器の収納及び保守が容易にされ得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成を説明する図。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の組立体を示す組立図。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の主要構成部品の分解斜視図。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の主要構成部品の分解斜視図。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の筐体の主要構成部品の分解斜視図。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の取手構造を示す斜視図。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の取手構造を示す斜視図。
【符号の説明】
10…画像読取装置Aの筐体
11…スキャナユニット
12…CCDレンズ
13…照射装置
14…原稿台
15…ミラー
21…防振緩衝部材
100…上段筐体
101…被接合部
200…下段筐体
300,400…階段状部材
301,401…取手部
302,402…レール部
303,403…下段側補強部
303a,403a…下段側補強部下端
304,404…上段略L字状部
304a,404a…上段略L字状部の水平部
305,405…下段略L字状部
305a,405a…下段略L字状部の水平部
306,406…上段底面接合部
307,407…下段底面接合部
308,408…上段側面接合部
309,409…上段側補強部
309a,409a…上段側補強部下端
Claims (5)
- 画像形成装置から機械的に分離して使用され,上段筐体と該上段筐体より幅寸法が小さい下段筐体とにより構成される画像読取装置の筐体に取り付けられる取手構造において,
前記上段筐体の側面及び底面の一部に接する上段側略L字状部と,該上段側略L字状部と一体で前記下段筐体の側面及び底面の一部と接する下段側略L字状部とから,階段状に形成されてなる階段状部材を具備することを特徴とする画像読取装置の取手構造。 - 前記階段状部材が,防振緩衝部材を介して前記上段筐体及び前記下段筐体の側面及び底面の一部を支持する請求項1に記載の画像読取装置の取手構造。
- 前記階段状部材が,前記下段筐体を水平方向に摺動自在に支持するレール部を介して前記下段狭体の底面を支持する請求項1又は2に記載の画像読取装置の取手構造。
- 画像形成装置から機械的に分離して使用され,上段筐体と該上段筐体より幅寸法が小さい下段筐体とにより構成される画像読取装置の筐体において,
前記上段筐体と前記下段筐体とが,前記上段筐体の側面及び底面の一部に接する上段側略L字状部と,該上段側略L字状部と一体で前記下段筐体の側面及び底面の一部と接する下段側略L字状部とから,階段状に形成されてなる階段状部材により接合されてなることを特徴とする画像読取装置の筐体。 - 前記請求項1〜3に記載の画像読取装置の取手構造を具備してなることを特徴とする画像読取装置。
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