JP2004252417A - 光ファイバ用フェルールとこれを用いた光ファイバ固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバ用フェルールにおいて、加工時間が短くしかも、境界部にエッジの生じない良好な光ファイバ挿入部および境界部を得る。
【解決手段】光ファイバ用フェルールにおいて、光ファイバ挿入部およびそれに続く貫通孔の一部がセラミックス素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、かつ焼成面該貫通孔が内径研磨された該貫通孔とわずかの段差にて接続された形状とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信等に使用される、光ファイバを固定するための光ファイバ用フェルールに関するものである。
従来より、光通信などの光信号処理に用いられる光ファイバーを固定するための光ファイバ用フェルールは、光ファイバ同士を接続するために用いられる光コネクタもしくは、半導体レーザと光ファイバ等から構成される半導体レーザモジュール等に用いられている。
光ファイバ用フェルールは図2に示す様に、軸方向に光ファイバを収納するための貫通孔11を有し、かつ該貫通孔11の後端部12に形成した円錐形状の光ファイバ挿入部13を有し、かつ該光ファイバ挿入部13と貫通孔11との境界部14は曲面形状をなし、先端部15とスリーブ挿入案内部16をそなえた形状である。
光ファイバ挿入部13は、素材を射出成形やプレス成形等で成形した場合、成型時に使用する金型形状を転写した状態のままで円錐形状を形成できるので後加工が不要となり、その為焼成肌面となっていた(特許文献1参照)。
又、素材を押出成形で成形した場合は、成型時に光ファイバ挿入部13を形成出来ないので、焼成後に研削、切削もしくは研磨等で円錐形状を形成しなければならなかった(特許文献2参照)。
特開平7−253521号公報 実開平3−45504号公報
ところが、従来の射出成形もしくはプレス成形等で成形した光ファイバ用フェルールでは、貫通孔11の内径寸法精度を高めるために研磨加工した際に、貫通孔11と光ファイバ挿入部13との境界部14にエッジが生じるため、貫通孔11の研磨加工のあとに境界部14の曲面形成加工を行わなければならなかった。そのため成型時に曲面形状としていたにも関わらず、再加工しなければならず、低価格を要求される市場状況にあってコストを低減できない大きな要因となっていた。
又、押出成形で成形した従来の光ファイバ用フェルールでは、研削、切削もしくは研磨等で円錐形状の光ファイバ挿入部13を形成した後に、境界部14を滑らかな曲面で貫通孔11につなげて加工する必要がある。
材料がセラミックスの場合に、加工はダイヤモンド砥石もしくはダイヤモンド砥粒を用いて加工しなければならず、砥石もしくは加工ツール形状が複雑になるばかりでなく、加工装置の剛性を高めしかも構造を複雑にしなければならず、低価格が要求される市場状況にあってコストを低減できない大きな要因となっていた。
更に、上記従来のいずれの例においても光ファイバ挿入部13および境界部14は焼成面もしくは、研削、研磨等の加工面となっており、貫通孔11の内径寸法精度を高めるために研磨加工した際に、貫通孔11と光ファイバ挿入部13との境界部14にエッジが生じるため、挿入部13と境界部14と貫通孔11が滑らかな曲面形状をなしていなかった。
そのために、光ファイバ挿入時に光ファイバ外周に傷を付け、光コネクタを組み上げた後の、熱衝撃試験等の信頼性試験において、光ファイバがマイクロクラックの為に断線するという問題があった。
また、上記光ファイバ用フェルールの外周にフランジを圧入固定した光ファイバ固定具において、圧入時の圧力により、圧入後のフェルールの貫通孔径が小さくなり光ファイバが通りにくくなるという問題があった。
上記に鑑みて本発明は、軸方向に光ファイバを収納するための貫通孔を有し、該貫通孔の後端部に形成した円錐形状の光ファイバ挿入部を有し、かつ該光ファイバ挿入部と貫通孔との境界部を曲面形状としてなる光ファイバ用フェルールにおいて、上記光ファイバ挿入部およびそれに続く貫通孔の一部がセラミックス素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、かつ焼成面で形成された貫通孔の一部が、微小段差を介して内径研磨された貫通孔と連続していることを特徴とする。
又、上記微小段差が0.05μm〜10μmであることを特徴とする。
さらに、光ファイバ挿入部およびそれに続く焼成面で形成した貫通孔の表面粗さRaが0.1μm〜1.0μmであり、内径研磨された貫通孔の表面粗さRaが0.01μm〜0.1μmであることを特徴とする。
即ち本発明によれば、光ファイバ挿入部とおよびそれに続く該貫通孔の一部がセラミックス素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、かつ焼成面で形成した貫通孔が微小段差を介して内径研磨された貫通孔と連続する形状にすることにより、光ファイバ挿入時に光ファイバ外周に傷を付けることがなくなり、長期信頼性に優れた光ファイバ用フェルールを得ることが出来る。
また、上記光ファイバ用フェルールの外周にフランジを圧入固定してなる光ファイバ固定具において、該光ファイバ用フェルールの焼成面で形成された貫通孔の径が内径研磨された貫通孔の径より0.1μm以上大きいことを特徴とする。
さらに、前記光ファイバ固定具において、光ファイバ用フェルールの焼成面で形成された貫通孔の長さがフランジの圧入長さより長いことを特徴とする。
このように、本発明によれば、軸方向に光ファイバを収納するための貫通孔を有し、該貫通孔の後端部に形成した円錐形状の光ファイバ挿入部を有し、かつ該光ファイバ挿入部と貫通孔との境界部を曲面形状としてなる光ファイバ用フェルールにおいて、上記光ファイバ挿入部およびそれに続く貫通孔の一部がセラミックス素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、かつ焼成面で形成された貫通孔が、微小段差を介して内径研磨された貫通孔と連続する形状とすることにより、境界部にエッジの生じない良好なフェルールを得ることができることから、光ファイバに傷をつけず信頼性の高い光コネクタが得られる。
以下本発明の実施形態を図によって説明する。
図1は本発明の実施形態を示す光ファイバ用フェルールの断面図で、軸方向に光ファイバを収納するための内径研磨された貫通孔11を有し、該貫通孔11と微小段差18を介して連続する焼成面で形成された貫通孔17の後端部12に円錐形状の光ファイバ挿入部13を有し、かつ該光ファイバ挿入部13と焼成面で形成された貫通孔17との境界部14は曲面形状をなし、先端部15とスリーブ挿入案内部16をそなえた形状である。
本発明の光ファイバ用フェルールを形成する材料は、ジルコニアを主成分とするセラミックスの他、アルミナ、窒化珪素、炭化珪素、窒化アルミニウム、コージェライト、ムライト等を主成分とする結晶粒子を有するセラミックス、あるいは結晶化ガラスなどであればどれでも用いることが出来る。
また、上記光ファイバ挿入部13およびそれに続く貫通孔17の表面は、セラミック素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、射出成形もしくはプレス成形等で一体成形されたものであるため、滑らかな表面で形成され光ファイバを挿入しやすく、光ファイバ挿入時に光ファイバ外周に傷をつけない滑らかな表面を得ることが出来る。
ここで、光ファイバ挿入部13およびそれに続く貫通孔17がセラミック素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、かつ焼成面で形成された貫通孔17が内径研磨された貫通孔11と0.05μm〜10μmの微小段差18にて連続する形状としている。これは、上記微小段差18で貫通孔17の方を小径とすることにより、この貫通孔17は内径研磨を行うことで、光ファイバを正確に保持できるとともに、貫通孔17の内径研磨の際に焼成面で形成された貫通孔17が加工されず、ファイバ挿入時にファイバ端面にカケ、チッピングを発生させないことが好ましいからである。
また、微小段差18の光ファイバ用フェルール先端端面からの位置L1は挿入する光ファイバに傷がつかず、かつ光ファイバとフェルールの固定強度が十分になるように、光ファイバ用フェルール全長Lの50〜95%がよい。
なお、光ファイバ挿入部13およびそれに続く焼成面で形成された貫通孔17の表面粗さ(算術平均粗さRa)は0.1μm〜1.0μmで、内径研磨された貫通孔11の表面粗さRaは0.01μm〜0.1μmであることが好ましい。
次に、本発明の光ファイバ用フェルールの製造方法について説明する。
まず、射出成形、プレス成形等で成形に使用する金型を作成する時、予め所定の位置に所定の寸法の段を設けたコアピンを作成する。先端部は研磨しろを見込んでわずかに小さめにしておく。このコアピンを金型本体に取りつけ成形を行う。成形後の製品を焼成した後、貫通孔11のみをピアノ線等で内径研磨して所定の寸法に仕上げる。なお、微小段差18はテーパーにして角度をつけることがより望ましい。
図1(b)は本発明の光ファイバ用フェルールを用いた光ファイバ固定具の断面図で、光ファイバ用フェルールの外周部19を金具フランジ20に圧入固定したものである。上記金具フランジ20の材料は、ステンレス、真鍮等の金属、あるいはプラスチックなどであればどれでも用いることができる。
また、上記光ファイバ固定具の金具フランジ20の圧入部径D4は光ファイバ用フェルールの外径D3よりわずかに小さな外径である為、光ファイバ用フェルールは圧入固定される。
ここで、光ファイバ用フェルールはジルコニア等の弾性体にて構成されており、焼成面で形成された貫通孔17の径D2が内径研磨された貫通孔11の径D5より0.1μm以上大きい径とすることが好ましい。これはフェルールに金具フランジ20を圧入固定した時、圧入力により貫通孔17の径D2が変形して小さくなったとしても、光ファイバの挿入を容易にするためである。
また、焼成面で形成された貫通孔17の長さL2は金具フランジ20の圧入長L3より長い事が望ましい。これは貫通孔17の径D2が内径研磨された貫通孔11の径D5とわずかの径差しかない場合に、圧入により径D2が変形して小さくなり光ファイバの挿入ができなくなることが考えられるためである。
本発明の光ファイバ用フェルールはシングルモ−ド、マルチモード共に適用できる。
実施例1
ここで、以下に示す方法で実験を行った。
図1に示すジルコニアセラミックス製のシングルモード光ファイバ用フェルールを外径D=φ2.5mm、長さL=10.5mm、貫通孔11の内径d1=φ0.126mm、貫通孔17の内径d2=φ0.130mmで、光ファイバ挿入部開口径f=1.0mm、光ファイバ挿入部角度θ=30°とし、本発明実施例のサンプルを20個作成した。
また、比較の為に図2に示す従来のジルコニアセラミック製のシングルモード光ファイバ用フェルールを外径D=φ2.5mm、長さL=10.5mm、貫通孔d1=φ0.126mm、光ファイバ挿入部開口径f=1.0mm、光ファイバ挿入部角度θ=30°とし、サンプルを20個作成した。
次にクラッド径φ0.1255mmのファイバをクリーブエンド処理し、それぞれのフェルールに挿入して20回転させ、抜き出してファイバの端面のカケ、チッピング、およびファイバ外周の傷、クラックの確認をした。
その結果を表1に示す。
この結果より、従来のフェルールはファイバ外周部に10%の傷が発生しており、かつファイバ端面のカケが5%発生しているのに対し、本発明によるフェルールではファイバ外周部の傷、端面でのカケの発生はなく、明らかに違いを判別することが出来る。
Figure 2004252417
実施例2
次に、図1に示すジルコニアセラミックス製のシングルモード光ファイバ用フェルールを外径D=φ2.5mm、長さL=10.5mm、貫通孔11の内径d1=φ0.126mmで、光ファイバ挿入部開口径f=1.0mm、光ファイバ挿入部角度θ=30°とし、貫通孔17の内径d2をφ0.1261mm、φ0.130mm、φ0.134mm、φ0.138mm、φ0.142mm、φ0.146mm、φ0.150mmの7種類のサンプルを各10個作成した。
次にクラッド径φ0.1255mmのファイバをクリーブエンド処理し、それぞれのフェルールに挿入して20回転させ、抜き出してファイバの端面のカケ、チッピング、およびファイバ外周の傷、クラックの確認をした。
その結果を表2に示す。
この結果より、貫通孔17の内径d2はφ0.146mmまではファイバ端面および外周部にカケ等の発生はないが、φ0.150mmになるとファイバ端面にカケが発生する。このことより、微小段差18は0.00005〜0.01mmの範囲、即ち0.05μm〜10μmの範囲とすることが望ましい。
Figure 2004252417
以上より、光ファイバ挿入部およびそれに続く該貫通孔の一部がセラミックス素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、かつ内径焼成面該貫通孔が内径研磨された該貫通孔とわずかの段差にて接続された形状とすることにより、ファイバ挿入がスムーズにでき、境界部にエッジのない良好なフェルールを得ることができることから、光ファイバに傷をつけず信頼性の高い光コネクタを得ることができた。
実施例3
次に、図1(a)に示すジルコニアセラミックス製のシングルモード光ファイバ用フェルールを外径D=Ф2.5mm、長さL=10.5mm、光ファイバ用フェルール内径D5=Ф0.1256mmで、光ファイバ挿入部開口径f=1.0mm、光ファイバ挿入部角度θ=30°、焼成面で形成された貫通孔17の長さL2=2.45mmとし、焼成面で形成された貫通孔の径D2をФ0.1256mm、Ф0.1257mm、Ф0.1258mm、Ф0.1259mm、Ф0.1260mmの5種類として、金具フランジの圧入長さL3=2.55mmに圧入固定したファイバ固定具のサンプルを各10個作成した。
次にファイバ固定具内径寸法のゲージ検査を実施し、さらにクラッド径Ф0.1255mmのファイバをクリーブエンド処理し、それぞれのフェルールに挿入できるかどうかを確認した。
その結果を表3に示す。
Figure 2004252417
この結果より、焼成面で形成した貫通孔の径D2は圧入固定により0.1〜0.2μm小さくなっていることがわかる。実際にφ0.1255mmのファイバの挿入試験の結果によると光ファイバ用フェルール内径D5と同じ寸法で仕上げたФ0.1256mmのサンプルでは1個も通らなかった。又Ф0.1257mmのサンプルでは6個が通り、4個は通らなかった。このことより、該光ファイバ用フェルールの焼成面で形成した貫通孔の径D2が内径研磨された貫通孔の径D5より0.1μm以上大きくすることが望ましい。
実施例4
次に、図1(a)に示すジルコニアセラミックス製のシングルモード光ファイバ用フェルールを外径D=φ2.5mm、長さL=10.5mm、光ファイバ用フェルール内径D5=φ0.1256mmで、光ファイバ挿入部開口径f=1.0mm、光ファイバ挿入部角度θ=30°、焼成面で形成した貫通孔の径D2=0.1256mmとし、焼成面で形成した貫通孔の長さL2を2.54mm、2.55mm、2.56mm、2.57mm、2.58mmの5種類のサンプルを作成し、金具フランジの圧入長さL3=2.55mmとしたファイバ固定具のサンプルを各10個作成した。
次にクラッド径φ0.1255mmのファイバをクリーブエンド処理し、それぞれのフェルールに挿入できるかどうかを確認した。
その結果を表4に示す。
Figure 2004252417
この結果より、焼成面で形成した貫通孔の長さL2が金具フランジの圧入長さL3と同等かそれ以下であると圧入固定の圧入力により内径焼成面該貫通孔が小さくなっていることがわかる。このことより、焼成面で形成した貫通孔の長さL2は金具フランジの圧入長さL3より長くすることが望ましい。
(a)は本発明の光ファイバ用フェルールを示す断面図、(b)はそれを用いた光ファイバ固定具を示す断面図である。 従来の光ファイバ用フェルールを示す断面図である。
符号の説明
11 貫通孔
12 後端部
13 光ファイバ挿入部
14 境界部
15 先端部
16 スリーブ挿入案内部
17 貫通孔
18 微小段差
19 外周部
20 金具フランジ
θ 角度
f 光ファイバ挿入部開口径
D1 金具内径
D2 内径焼成面貫通孔
D3 光ファイバ用フェルール外径
D4 金具圧入部径
D5 光ファイバ用フェルール内径
L1 光ファイバ端面からの位置
L2 内径焼成面長さ
L3 圧入長
L 全長

Claims (5)

  1. 軸方向に光ファイバを収納するための貫通孔を有し、該貫通孔の後端部に形成した円錐形状の光ファイバ挿入部を有し、かつ該光ファイバ挿入部と貫通孔との境界部を曲面形状としてなる光ファイバ用フェルールにおいて、上記光ファイバ挿入部およびそれに続く貫通孔の一部がセラミックス素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、かつ焼成面で形成された貫通孔の一部が、微小段差を介して内径研磨された貫通孔と連続することを特徴とする光ファイバ用フェルール。
  2. 上記微小段差が0.05μm〜10μmであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ用フェルール。
  3. 前記光ファイバ挿入部およびそれに続く焼成面で形成された貫通孔の表面粗さRaが0.1μm〜1.0μmであり、内径研磨された貫通孔の表面粗さRaが0.01μm〜0.1μmであることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ用フェルール。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバ用フェルールの外周にフランジを圧入固定し、上記フェルールの焼成面で形成された貫通孔の径が内径研磨された貫通孔の径より0.1μm以上大きいことを特徴とする光ファイバ固定具。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバ用フェルールの外周にフランジを圧入固定し、上記フェルールの焼成面で形成された貫通孔の長さが、フランジの圧入長さより長いことを特徴とする光ファイバ固定具。
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