JP2004252417A - 光ファイバ用フェルールとこれを用いた光ファイバ固定具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ファイバ用フェルールにおいて、光ファイバ挿入部およびそれに続く貫通孔の一部がセラミックス素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、かつ焼成面該貫通孔が内径研磨された該貫通孔とわずかの段差にて接続された形状とする。
【選択図】図1
Description
ここで、以下に示す方法で実験を行った。
次に、図1に示すジルコニアセラミックス製のシングルモード光ファイバ用フェルールを外径D=φ2.5mm、長さL=10.5mm、貫通孔11の内径d1=φ0.126mmで、光ファイバ挿入部開口径f=1.0mm、光ファイバ挿入部角度θ=30°とし、貫通孔17の内径d2をφ0.1261mm、φ0.130mm、φ0.134mm、φ0.138mm、φ0.142mm、φ0.146mm、φ0.150mmの7種類のサンプルを各10個作成した。
次に、図1(a)に示すジルコニアセラミックス製のシングルモード光ファイバ用フェルールを外径D=Ф2.5mm、長さL=10.5mm、光ファイバ用フェルール内径D5=Ф0.1256mmで、光ファイバ挿入部開口径f=1.0mm、光ファイバ挿入部角度θ=30°、焼成面で形成された貫通孔17の長さL2=2.45mmとし、焼成面で形成された貫通孔の径D2をФ0.1256mm、Ф0.1257mm、Ф0.1258mm、Ф0.1259mm、Ф0.1260mmの5種類として、金具フランジの圧入長さL3=2.55mmに圧入固定したファイバ固定具のサンプルを各10個作成した。
次に、図1(a)に示すジルコニアセラミックス製のシングルモード光ファイバ用フェルールを外径D=φ2.5mm、長さL=10.5mm、光ファイバ用フェルール内径D5=φ0.1256mmで、光ファイバ挿入部開口径f=1.0mm、光ファイバ挿入部角度θ=30°、焼成面で形成した貫通孔の径D2=0.1256mmとし、焼成面で形成した貫通孔の長さL2を2.54mm、2.55mm、2.56mm、2.57mm、2.58mmの5種類のサンプルを作成し、金具フランジの圧入長さL3=2.55mmとしたファイバ固定具のサンプルを各10個作成した。
12 後端部
13 光ファイバ挿入部
14 境界部
15 先端部
16 スリーブ挿入案内部
17 貫通孔
18 微小段差
19 外周部
20 金具フランジ
θ 角度
f 光ファイバ挿入部開口径
D1 金具内径
D2 内径焼成面貫通孔
D3 光ファイバ用フェルール外径
D4 金具圧入部径
D5 光ファイバ用フェルール内径
L1 光ファイバ端面からの位置
L2 内径焼成面長さ
L3 圧入長
L 全長
Claims (5)
- 軸方向に光ファイバを収納するための貫通孔を有し、該貫通孔の後端部に形成した円錐形状の光ファイバ挿入部を有し、かつ該光ファイバ挿入部と貫通孔との境界部を曲面形状としてなる光ファイバ用フェルールにおいて、上記光ファイバ挿入部およびそれに続く貫通孔の一部がセラミックス素材の焼成状態の粒界を有する焼成面で構成され、かつ焼成面で形成された貫通孔の一部が、微小段差を介して内径研磨された貫通孔と連続することを特徴とする光ファイバ用フェルール。
- 上記微小段差が0.05μm〜10μmであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ用フェルール。
- 前記光ファイバ挿入部およびそれに続く焼成面で形成された貫通孔の表面粗さRaが0.1μm〜1.0μmであり、内径研磨された貫通孔の表面粗さRaが0.01μm〜0.1μmであることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ用フェルール。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバ用フェルールの外周にフランジを圧入固定し、上記フェルールの焼成面で形成された貫通孔の径が内径研磨された貫通孔の径より0.1μm以上大きいことを特徴とする光ファイバ固定具。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバ用フェルールの外周にフランジを圧入固定し、上記フェルールの焼成面で形成された貫通孔の長さが、フランジの圧入長さより長いことを特徴とする光ファイバ固定具。
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WO2017163880A1 (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 住友電気工業株式会社 | 光コネクタフェルール |
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2003
- 2003-10-17 JP JP2003358185A patent/JP2004252417A/ja active Pending
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