JP2004251017A - リモコン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】便器に備えられて人体局部を洗浄する人体局部洗浄装置のリモコン装置において、リモコン送信機側においても本体部の状態についての情報を信号で受けてこれを表示できるようにする。またその際にリモコン送信機における電池の消耗を可及的に低く抑えるようにする。
【解決手段】送信部40Aから所定の信号を送信するワイヤレスのリモコン送信機34と、受信部32Bにおいて送信部40Aからの送信信号を受信し、その信号に応じた動作を所定の機能部に実行させる本体部24とを有する局部洗浄装置20のリモコン装置において、リモコン送信機34に受信部40Bを設ける一方、本体部24に送信部32Aを設け且つ送信部32Aからの受信停止信号により受信部40Bを動作停止させるようになす。
【選択図】 図1
【解決手段】送信部40Aから所定の信号を送信するワイヤレスのリモコン送信機34と、受信部32Bにおいて送信部40Aからの送信信号を受信し、その信号に応じた動作を所定の機能部に実行させる本体部24とを有する局部洗浄装置20のリモコン装置において、リモコン送信機34に受信部40Bを設ける一方、本体部24に送信部32Aを設け且つ送信部32Aからの受信停止信号により受信部40Bを動作停止させるようになす。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は便器に備えられ、噴射ノズルから人体局部に洗浄水を噴射する局部洗浄装置等に適用して好適なリモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
便器に備えられ、噴射ノズルから人体局部に向けて洗浄水を噴射し洗浄する局部洗浄装置が従来から広く使用されている。
この局部洗浄装置には、通常、送信部を備えてその送信部から操作信号等所定の信号を送信するワイヤレスのリモコン送信機と、受信部を備えてその受信部においてリモコン送信機の送信部から送信された信号を受信し、噴射ノズルから洗浄水を噴射させるなど、送信信号に応じた動作を所定の機能部に実行させる本体部とを有するリモコン装置が備えられている。
【0003】
通常そのリモコン送信機は、便器と離隔した位置において便器側方の壁等に取り付けられて使用される。
このリモコン送信機は電池を電源として動作するようになっており、電池の交換頻度を少なくするため極力電池消耗を少なくすることが求められる。
【0004】
そのためかかるリモコン送信機には、従来、受信部が備えられていない。
送信部は信号の送信が必要なときだけ動作させれば良いが、受信部は信号を受ける側であって常時動作状態としておくのが普通であり、この場合受信部が多量の電気エネルギーを消費してしまうからである。
【0005】
しかしながらリモコン送信機の側に受信部が無いと、本体部からの信号を受けて本体部の現在の状態を、リモコン送信機の表示部に表すといった機能をリモコン送信機に持たせることができず、便器使用者が本体部の状態をリモコン送信機を通じて知ることができないといった不都合がある。
リモコン送信機は、便器の使用者にとって操作し易く且つ見やすい位置に設置されることから、そのリモコン送信機の表示部に本体部の状態を表示できれば望ましいが、従来ではそれができなかったのである。
【0006】
これに対して下記特許文献1には、リモコン送信機の側に受信手段を設ける一方、便座本体側に本体送信手段を設け、本体側からリモコン送信機側に信号を送信するようになした点が開示されている。
また下記特許文献2には、給湯器の本体部に設けた送受信部からリモコン送信機の送受信部に信号を送信し、その後リモコン送信機側の送受信部、つまりその受信部を一定時間だけ受信可能状態に保持した後、これを動作停止させるようにした点が開示されている。
【0007】
しかしながらリモコン送信機側の受信部を画一的に一定時間オン状態(動作状態)に保つとなると、本体部から信号が返って来ない(送信されて来ない)ようなときにも、本体部の送信部からの信号の有無と無関係に受信部を動作状態に保持することとなり、無駄な待受時間が長くなって電気エネルギーを多く消費することとなり、ひいては電池交換の頻度を高めてしまう問題を生ずる。
【0008】
以上便器の人体局部洗浄装置のリモコン装置を例として述べたが、この問題はワイヤレスで信号を送受する他のリモコン装置にも共通して生じる問題である。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−268631号公報
【特許文献2】
特許第3232831号公報
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のリモコン装置はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、送信部を備えて該送信部から所定の信号を送信するワイヤレスのリモコン送信機と、受信部を備えて該受信部で該送信部から送信された信号を受信し、その信号に応じた動作を所定の機能部に実行させる本体部とを有するリモコン装置において、前記リモコン送信機に受信部を設ける一方、前記本体部に送信部を設けて、該本体部の送信部から該リモコン送信機の受信部に送信を行うようになし、且つ該リモコン送信機の受信部は該本体部の送信部からの受信停止信号により動作停止するようになしてあることを特徴とする。
【0011】
請求項2のものは、請求項1において、前記リモコン送信機の受信部は該リモコン送信機に備えられた操作部が操作されることによって動作開始するようになしてあることを特徴とする。
【0012】
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記リモコン装置が、便器に備えられて噴射ノズルより人体局部に洗浄水を噴射する局部洗浄装置のリモコン装置であることを特徴とする。
【0013】
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記本体部の送信部が前記リモコン送信機からの送信信号に対応した一連の応答信号を送信した後前記受信停止信号を送信するようになしてあることを特徴とする。
【0014】
請求項5のものは、請求項3において、前記本体部には人体検知センサが備えてあり、使用者が便座から立ち上がり若しくは立ち去ったことを検知したとき、前記本体部の送信部から受信停止信号を送信するようになしてあることを特徴とする。
【0015】
【作用及び発明の効果】
以上のように本発明は、リモコン送信機に備えた受信部を、本体部の送信部からの受信停止信号により動作停止するようになしたものである。
本体部の送信部はリモコン送信機の受信部に対して信号を送信する側であり、従ってリモコン送信機の受信部がオン状態(動作状態)にある必要があるかどうかを最も良く知る立場にある。
【0016】
そこで本発明では、本体部における送信部からの受信停止信号により、リモコン送信機の受信部を動作停止させるようになしたもので、本発明によれば、リモコン送信機の受信部が送られて来る信号の可能性が殆ど無いにも拘わらずオン状態(動作状態)をキープ(継続)している無駄を無くすことができる。
これによりリモコン送信機の受信部による電気エネルギー消費を可及的に少なく抑え得て、リモコン送信機の受信部を効率的に働かせることができる。
従って本発明によれば、リモコン送信機が電池を電源として作動するものにおいて、電池の消耗を可及的に少なく抑え得て電池寿命を永く延ばすことができる。
【0017】
ここでリモコン送信機の受信部は、リモコン送信機に備えられた操作部が操作されることによって動作開始するようになしておくことができる(請求項2)。
本発明は、種々のリモコン装置に対して適用可能なものであるが、特に噴射ノズルより人体局部に洗浄水を噴射する局部洗浄装置のリモコン装置として好適なものである(請求項3)。
【0018】
本発明は、本体部の送信部がリモコン送信機からの送信信号に対応した一連の応答信号を送信した後、受信停止信号を送信するようになしておくことができる(請求項4)。
例えば洗浄水の噴射のための操作信号をリモコン送信機が送信したとき、これに対応した本体部の状態についての情報信号、例えば温水タンクの温水が何℃であるとか洗浄水の噴射の強さがどの程度であるとかといった一連の応答信号を送信した後受信停止信号を送信するようになすことができる。
このようにしておけば、リモコン送信機の受信部の動作継続時間が短い場合であっても、最も欲しく且つ必要な情報をリモコン送信機側で得ることができ、これを表示部に表示して使用者に知らせることが可能となる。
【0019】
尚、本体部に人体検知センサが備えてあるものでは、使用者が便座から立ち上がり若しくは立ち去ったことを人体検知センサが検知したとき、本体部の送信部から受信停止信号を送信するようになすことができる(請求項5)。
このようになした場合においても、リモコン送信機の受信部を少ないエネルギーで効率的に働かせることができる。
【0020】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において10は便器(洋風便器)で、12は便器本体、14は便座、16は便蓋、18は洗浄水タンク(ロータンク)である。
20は、便器10に備えられて噴射ノズル22から洗浄水を人体局部に向けて噴射し洗浄する局部洗浄装置で、24はその本体部である。
【0021】
本体部24はボックス26を有しており、そしてそのボックス26の、便器本体12から図中左側方に突き出した左袖部の上面に操作パネル28が設けられていて、そこに操作スイッチとしての押ボタンスイッチ30が複数設けられている。
ボックス26にはまた、押ボタンスイッチ30の近傍位置且つ便器本体12側の内側面に近い位置において人体検知センサ31が設けられている。
【0022】
この人体検知センサ31は、便器の使用者が便座14から立ち上がったとき或いは便器10から立ち去ったときにこれを検知する。
但し人体検知センサ31にて使用者が便器10から立ち去ったことを検知するようにし、そしてこれとは別に便座14への着座の有無を検知する着座センサを人体検知センサ31として設けておいて、その着座センサからなる人体検知センサ31により着座の有無だけを検知するようになすこともできる。
【0023】
操作パネル28の設けられたのとは反対側の右袖部には、後述するリモコン送信機34との間で信号を送受する送受信部32が設けられている。
ここで送受信部32は送信部32Aと受信部32Bとを有している。
即ち従来にあっては受信部32Bだけであったのが、ここでは受信部32Bと併せて送信部32Aも本体部24に設けられている。
【0024】
34は便器本体12とは離隔して壁Wに取り付けられた、局部洗浄装置20のワイヤレスのリモコン送信機で、操作パネル36上に複数の操作スイッチとしての押ボタンスイッチ38が設けられている。
ここで押ボタンスイッチ38は、例えば噴射ノズル22からの洗浄水のシャワー噴射のためのスイッチ,温風ファンからの乾燥用温風の吹出しのためのドライスイッチ,それらの動作を停止させるためのストップスイッチ等からなっている。
【0025】
リモコン送信機34にはまた、送受信部40と液晶表示部42とが設けられている。
送受信部40は、送信部40Aと受信部40Bとを有しており、送信部40Aから押ボタンスイッチ38の操作に対応した信号を光信号として送信する。
この送信部40Aから送信された信号は、本体部24側の受信部32Bで受信される。
また一方受信部40Bは、本体部24側の送信部32Aから送信された光信号を受信する。
【0026】
図2に示しているように、リモコン送信機34にはその動作を制御するためのマイコンからなる制御部44が設けてあり、その制御部44によって、送信部40A及び受信部40Bの動作が制御される。
尚46はリモコン送信機34に備えられたLED表示部であり、48はその電源となる電池である。
【0027】
一方本体部24においてもマイコンからなる制御部50が設けられており、その制御部50によって送信部32A及び受信部32Bが動作制御される。
また同じ制御部50によって局部洗浄装置20における各種機能部、即ち温水タンク内の水を加熱して温水化する温水ヒータ52,便座を加温する便座ヒータ54,噴射ノズル22からの洗浄水のシャワー噴射を行わせるシャワーバルブ56,乾燥空気を送り出す温風ファン58,便座を開閉させる便座開閉モータ60等が動作制御される。
尚、本体部24及び各種電気的機能部は商用電源を電源として駆動される。
【0028】
本例のリモコン装置にあっては、リモコン送信機34の押ボタンスイッチ38が操作されることで、受信部40Bが動作開始され、そして本体部24側の送信部32Aから受信停止信号が送信されることによって、リモコン送信機34の受信部40Bが動作停止する。
【0029】
図3はその際の具体的な制御の例を示したものである。
この図3に示す例は、局部洗浄装置20の本体部24における送信部32Aから本体部24側の一連の状態信号を送信した後、受信停止信号を送信し、これに基づいてリモコン送信機34における受信部40Bが動作停止する場合の例である。
図示のようにここでは噴射ノズル22からの洗浄水のシャワー噴射を行わせる押ボタンスイッチ38の押操作(S10)によりシャワー信号が送信部40Aから光信号として送信される(S12)とともに、液晶表示部42にシャワー表示が行われ(S14)、そしてこれとともにリモコン送信機34の受信部40Bが動作開始される(S16)。
【0030】
一方本体部24側においては、受信部32Bが送られた信号を受信し、これに基づいて信号を正しく受信した旨のシャワー了解信号、現在節電モードであるとか、便座を加温中であるとか、或いはその他の現状のステータス信号を、そして最後に受信停止信号をそれぞれ送信する(S18)。
リモコン送信機34は受信部40Bでこれを受けてS20,S22,S24を次々と実行する。
詳しくは現在節電モード,便座加温中等を液晶表示部42に表示し、またその他の本体部24側の現在の状態についての情報を液晶表示部42に表示する。そしてそれらの表示を実行した後、最後に受信部40Bを動作停止させる。
【0031】
図4は他の例を示したものである。
ここでは温風吹出用のドライの押ボタンスイッチ38の押操作(S25)により、対応したドライ信号がリモコン送信機34における送信部40Aから送信される(S26)。
続いて液晶表示部42にドライ表示され(S27)、続いて受信部40Bの起動、即ち動作開始が行われる(S28)。
【0032】
一方送信部40Aからのドライ信号を受信部32Bで受信した本体部24は、これに応じた情報を送信部32Aから受信部40Bに向けて送信する。例えば局部洗浄装置20が温風ファンによるドライ機能を有していない場合には、ドライ機能無しとの情報を信号として送信し、それに続いて受信停止信号を送信する(S29)。
リモコン送信機34は受信部40Bでこれを受けて、これに対応した動作を実行する。具体的にはここでは局部洗浄装置20にはドライ機能無しとの表示を液晶表示部42で表示させ(S30)、その後に受信部40Bを動作停止させる(S32)。
【0033】
かかる本例のリモコン装置によれば、本体部24の送信部32Aからの受信停止信号によりリモコン送信機34の受信部40Bを動作停止させるようになしてあるので、受信部40Bによる電気エネルギー消費を可及的に少なく抑え得て、受信部40Bを効率的に働かせることができ、電池の消耗を可及的に少なく抑え得て電池寿命を永く延ばすことができる。
【0034】
図5は本発明の更に他の実施例を示したものである。
この例は、リモコン送信機34より送信された信号が本体部24側の受信部32Bで正常に受信できなかった場合に、そのことをリモコン送信機34側に本体部24側から送信し、そしてその対応方法をリモコン送信機34の液晶表示部42に表示させた後、リモコン送信機34における受信部40Bを動作停止させるようにした例である。
具体的には、この例ではビデ洗浄用の押ボタンスイッチ38の押操作(S40)により、対応したビデ信号がリモコン送信機34の送信部40Aから送信され(S42)、続いてリモコン送信機34の液晶表示部42にビデ表示された上で(S44)、受信部40Bの起動、即ち動作開始が行われる(S46)。
【0035】
このリモコン送信機34から送信されたビデ信号を本体部24側の受信部32Bで正常に受信できなかった場合、本体部24は再送要求の信号を送信部32Aからリモコン送信機34に向けて送信する(S48,S50)。
リモコン送信機34は、受信部40Bでこれを受けてビデ信号を再度送信する(S52)。
リモコン送信機34から送信されたビデ再送信号が依然として本体部24側の受信部32Bで正常に受信できなかった場合、本体部24はリモコン送信機34に向けて受信不良の情報を送信し、それに続いて受信停止信号を送信する(S54,S56)。
【0036】
リモコン送信機34はこれを受けて、リモコン送信機34内に設置されている電池48の電圧を検査し、設定基準電圧よりも小さい場合には、使用者に電池交換を促す表示を液晶表示部42で表示させ(S58,S60)、その後受信部40Bを動作停止させる(S62)。
【0037】
一方電池48の電圧が設定基準電圧以上である場合には、リモコン送信機34の位置を変更するよう促す表示を液晶表示部42で表示させ(S64)、その後受信部40Bを動作停止させる(S62)。
【0038】
図6は本発明の更に他の実施例を示している。
この例は、便器10側で故障が発生し、正常に動作できなくなった場合に、故障発生の情報や対応方法をリモコン送信機34側で表示した後、受信部40Bを動作停止するようになした例である。
詳しくは、ここでは便器洗浄用の押ボタンスイッチ(流すスイッチ)38の押操作(S68)により、対応した流す信号がリモコン送信機34の送信部40Aから送信される(S70)。
続いてリモコン送信機34側において液晶表示部42に流す表示され(S72)、続いて受信部40Bの起動、即ち動作開始が行われる(S74)。
【0039】
一方本体部24側では、受信した流す信号に対し正常な動作が行われなかった場合、送信部32Aから重大な故障発生の情報と、それに続いて受信停止の信号を送信する(S76,S78)。
リモコン送信機34側の受信部40Bはこれを受けて、故障コード等の故障発生に関する情報と、その対応方法を液晶表示部42に表示させ(S80)、その後受信部40Bが動作停止する(S82)。
【0040】
図7は本発明の更に他の実施例を示している。
図3の例では本体部24の送信部32Aから本体部24の現在の状態を表す一連の情報信号を送信するのと併せて受信停止信号を送信するようにしているが、ここではその情報信号だけを送信して受信停止信号は送信せず(S34)、その後人体検知センサ31が人体非検知となったところで(或いは使用者が便座14から立ち上がったところで)、その後に受信停止信号を送信するようになした例である(S36、S38)。
そしてリモコン送信機34は、その後受信部40Bを動作停止するようにしている。
本例によってもリモコン送信機34の受信部40Bを少ないエネルギーで効率的に働かせることができる。
【0041】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明は車庫その他のシャッターのワイヤレスのリモコン装置や給湯器のリモコン装置その他のリモコン装置に適用することも可能であるなど、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるリモコン装置を周辺部とともに示す図である。
【図2】同実施例のリモコン装置におけるリモコン送信機と本体部の構成をブロック図として表す図である。
【図3】同実施例のリモコン装置におけるリモコン送信機側の受信部の受信停止の例を示すフローチャートである。
【図4】図3とは異なる態様で受信停止させる例を示すフローチャートである。
【図5】図3とは異なる態様で受信停止させる例を示すフローチャートである。
【図6】図3とは異なる態様で受信停止させる例を示すフローチャートである。
【図7】図3とは異なる態様で受信停止させる例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 洋風便器
14 便座
20 局部洗浄装置
22 噴射ノズル
24 本体部
31 人体検知センサ
32A 送信部
32B 受信部
34 リモコン送信機
38 押ボタンスイッチ(操作部)
40A 送信部
40B 受信部
52 温水ヒータ(機能部)
54 便座ヒータ(機能部)
56 シャワーバルブ(機能部)
58 温風ファン(機能部)
60 便座開閉モータ(機能部)
【発明の属する技術分野】
この発明は便器に備えられ、噴射ノズルから人体局部に洗浄水を噴射する局部洗浄装置等に適用して好適なリモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
便器に備えられ、噴射ノズルから人体局部に向けて洗浄水を噴射し洗浄する局部洗浄装置が従来から広く使用されている。
この局部洗浄装置には、通常、送信部を備えてその送信部から操作信号等所定の信号を送信するワイヤレスのリモコン送信機と、受信部を備えてその受信部においてリモコン送信機の送信部から送信された信号を受信し、噴射ノズルから洗浄水を噴射させるなど、送信信号に応じた動作を所定の機能部に実行させる本体部とを有するリモコン装置が備えられている。
【0003】
通常そのリモコン送信機は、便器と離隔した位置において便器側方の壁等に取り付けられて使用される。
このリモコン送信機は電池を電源として動作するようになっており、電池の交換頻度を少なくするため極力電池消耗を少なくすることが求められる。
【0004】
そのためかかるリモコン送信機には、従来、受信部が備えられていない。
送信部は信号の送信が必要なときだけ動作させれば良いが、受信部は信号を受ける側であって常時動作状態としておくのが普通であり、この場合受信部が多量の電気エネルギーを消費してしまうからである。
【0005】
しかしながらリモコン送信機の側に受信部が無いと、本体部からの信号を受けて本体部の現在の状態を、リモコン送信機の表示部に表すといった機能をリモコン送信機に持たせることができず、便器使用者が本体部の状態をリモコン送信機を通じて知ることができないといった不都合がある。
リモコン送信機は、便器の使用者にとって操作し易く且つ見やすい位置に設置されることから、そのリモコン送信機の表示部に本体部の状態を表示できれば望ましいが、従来ではそれができなかったのである。
【0006】
これに対して下記特許文献1には、リモコン送信機の側に受信手段を設ける一方、便座本体側に本体送信手段を設け、本体側からリモコン送信機側に信号を送信するようになした点が開示されている。
また下記特許文献2には、給湯器の本体部に設けた送受信部からリモコン送信機の送受信部に信号を送信し、その後リモコン送信機側の送受信部、つまりその受信部を一定時間だけ受信可能状態に保持した後、これを動作停止させるようにした点が開示されている。
【0007】
しかしながらリモコン送信機側の受信部を画一的に一定時間オン状態(動作状態)に保つとなると、本体部から信号が返って来ない(送信されて来ない)ようなときにも、本体部の送信部からの信号の有無と無関係に受信部を動作状態に保持することとなり、無駄な待受時間が長くなって電気エネルギーを多く消費することとなり、ひいては電池交換の頻度を高めてしまう問題を生ずる。
【0008】
以上便器の人体局部洗浄装置のリモコン装置を例として述べたが、この問題はワイヤレスで信号を送受する他のリモコン装置にも共通して生じる問題である。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−268631号公報
【特許文献2】
特許第3232831号公報
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のリモコン装置はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、送信部を備えて該送信部から所定の信号を送信するワイヤレスのリモコン送信機と、受信部を備えて該受信部で該送信部から送信された信号を受信し、その信号に応じた動作を所定の機能部に実行させる本体部とを有するリモコン装置において、前記リモコン送信機に受信部を設ける一方、前記本体部に送信部を設けて、該本体部の送信部から該リモコン送信機の受信部に送信を行うようになし、且つ該リモコン送信機の受信部は該本体部の送信部からの受信停止信号により動作停止するようになしてあることを特徴とする。
【0011】
請求項2のものは、請求項1において、前記リモコン送信機の受信部は該リモコン送信機に備えられた操作部が操作されることによって動作開始するようになしてあることを特徴とする。
【0012】
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記リモコン装置が、便器に備えられて噴射ノズルより人体局部に洗浄水を噴射する局部洗浄装置のリモコン装置であることを特徴とする。
【0013】
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記本体部の送信部が前記リモコン送信機からの送信信号に対応した一連の応答信号を送信した後前記受信停止信号を送信するようになしてあることを特徴とする。
【0014】
請求項5のものは、請求項3において、前記本体部には人体検知センサが備えてあり、使用者が便座から立ち上がり若しくは立ち去ったことを検知したとき、前記本体部の送信部から受信停止信号を送信するようになしてあることを特徴とする。
【0015】
【作用及び発明の効果】
以上のように本発明は、リモコン送信機に備えた受信部を、本体部の送信部からの受信停止信号により動作停止するようになしたものである。
本体部の送信部はリモコン送信機の受信部に対して信号を送信する側であり、従ってリモコン送信機の受信部がオン状態(動作状態)にある必要があるかどうかを最も良く知る立場にある。
【0016】
そこで本発明では、本体部における送信部からの受信停止信号により、リモコン送信機の受信部を動作停止させるようになしたもので、本発明によれば、リモコン送信機の受信部が送られて来る信号の可能性が殆ど無いにも拘わらずオン状態(動作状態)をキープ(継続)している無駄を無くすことができる。
これによりリモコン送信機の受信部による電気エネルギー消費を可及的に少なく抑え得て、リモコン送信機の受信部を効率的に働かせることができる。
従って本発明によれば、リモコン送信機が電池を電源として作動するものにおいて、電池の消耗を可及的に少なく抑え得て電池寿命を永く延ばすことができる。
【0017】
ここでリモコン送信機の受信部は、リモコン送信機に備えられた操作部が操作されることによって動作開始するようになしておくことができる(請求項2)。
本発明は、種々のリモコン装置に対して適用可能なものであるが、特に噴射ノズルより人体局部に洗浄水を噴射する局部洗浄装置のリモコン装置として好適なものである(請求項3)。
【0018】
本発明は、本体部の送信部がリモコン送信機からの送信信号に対応した一連の応答信号を送信した後、受信停止信号を送信するようになしておくことができる(請求項4)。
例えば洗浄水の噴射のための操作信号をリモコン送信機が送信したとき、これに対応した本体部の状態についての情報信号、例えば温水タンクの温水が何℃であるとか洗浄水の噴射の強さがどの程度であるとかといった一連の応答信号を送信した後受信停止信号を送信するようになすことができる。
このようにしておけば、リモコン送信機の受信部の動作継続時間が短い場合であっても、最も欲しく且つ必要な情報をリモコン送信機側で得ることができ、これを表示部に表示して使用者に知らせることが可能となる。
【0019】
尚、本体部に人体検知センサが備えてあるものでは、使用者が便座から立ち上がり若しくは立ち去ったことを人体検知センサが検知したとき、本体部の送信部から受信停止信号を送信するようになすことができる(請求項5)。
このようになした場合においても、リモコン送信機の受信部を少ないエネルギーで効率的に働かせることができる。
【0020】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において10は便器(洋風便器)で、12は便器本体、14は便座、16は便蓋、18は洗浄水タンク(ロータンク)である。
20は、便器10に備えられて噴射ノズル22から洗浄水を人体局部に向けて噴射し洗浄する局部洗浄装置で、24はその本体部である。
【0021】
本体部24はボックス26を有しており、そしてそのボックス26の、便器本体12から図中左側方に突き出した左袖部の上面に操作パネル28が設けられていて、そこに操作スイッチとしての押ボタンスイッチ30が複数設けられている。
ボックス26にはまた、押ボタンスイッチ30の近傍位置且つ便器本体12側の内側面に近い位置において人体検知センサ31が設けられている。
【0022】
この人体検知センサ31は、便器の使用者が便座14から立ち上がったとき或いは便器10から立ち去ったときにこれを検知する。
但し人体検知センサ31にて使用者が便器10から立ち去ったことを検知するようにし、そしてこれとは別に便座14への着座の有無を検知する着座センサを人体検知センサ31として設けておいて、その着座センサからなる人体検知センサ31により着座の有無だけを検知するようになすこともできる。
【0023】
操作パネル28の設けられたのとは反対側の右袖部には、後述するリモコン送信機34との間で信号を送受する送受信部32が設けられている。
ここで送受信部32は送信部32Aと受信部32Bとを有している。
即ち従来にあっては受信部32Bだけであったのが、ここでは受信部32Bと併せて送信部32Aも本体部24に設けられている。
【0024】
34は便器本体12とは離隔して壁Wに取り付けられた、局部洗浄装置20のワイヤレスのリモコン送信機で、操作パネル36上に複数の操作スイッチとしての押ボタンスイッチ38が設けられている。
ここで押ボタンスイッチ38は、例えば噴射ノズル22からの洗浄水のシャワー噴射のためのスイッチ,温風ファンからの乾燥用温風の吹出しのためのドライスイッチ,それらの動作を停止させるためのストップスイッチ等からなっている。
【0025】
リモコン送信機34にはまた、送受信部40と液晶表示部42とが設けられている。
送受信部40は、送信部40Aと受信部40Bとを有しており、送信部40Aから押ボタンスイッチ38の操作に対応した信号を光信号として送信する。
この送信部40Aから送信された信号は、本体部24側の受信部32Bで受信される。
また一方受信部40Bは、本体部24側の送信部32Aから送信された光信号を受信する。
【0026】
図2に示しているように、リモコン送信機34にはその動作を制御するためのマイコンからなる制御部44が設けてあり、その制御部44によって、送信部40A及び受信部40Bの動作が制御される。
尚46はリモコン送信機34に備えられたLED表示部であり、48はその電源となる電池である。
【0027】
一方本体部24においてもマイコンからなる制御部50が設けられており、その制御部50によって送信部32A及び受信部32Bが動作制御される。
また同じ制御部50によって局部洗浄装置20における各種機能部、即ち温水タンク内の水を加熱して温水化する温水ヒータ52,便座を加温する便座ヒータ54,噴射ノズル22からの洗浄水のシャワー噴射を行わせるシャワーバルブ56,乾燥空気を送り出す温風ファン58,便座を開閉させる便座開閉モータ60等が動作制御される。
尚、本体部24及び各種電気的機能部は商用電源を電源として駆動される。
【0028】
本例のリモコン装置にあっては、リモコン送信機34の押ボタンスイッチ38が操作されることで、受信部40Bが動作開始され、そして本体部24側の送信部32Aから受信停止信号が送信されることによって、リモコン送信機34の受信部40Bが動作停止する。
【0029】
図3はその際の具体的な制御の例を示したものである。
この図3に示す例は、局部洗浄装置20の本体部24における送信部32Aから本体部24側の一連の状態信号を送信した後、受信停止信号を送信し、これに基づいてリモコン送信機34における受信部40Bが動作停止する場合の例である。
図示のようにここでは噴射ノズル22からの洗浄水のシャワー噴射を行わせる押ボタンスイッチ38の押操作(S10)によりシャワー信号が送信部40Aから光信号として送信される(S12)とともに、液晶表示部42にシャワー表示が行われ(S14)、そしてこれとともにリモコン送信機34の受信部40Bが動作開始される(S16)。
【0030】
一方本体部24側においては、受信部32Bが送られた信号を受信し、これに基づいて信号を正しく受信した旨のシャワー了解信号、現在節電モードであるとか、便座を加温中であるとか、或いはその他の現状のステータス信号を、そして最後に受信停止信号をそれぞれ送信する(S18)。
リモコン送信機34は受信部40Bでこれを受けてS20,S22,S24を次々と実行する。
詳しくは現在節電モード,便座加温中等を液晶表示部42に表示し、またその他の本体部24側の現在の状態についての情報を液晶表示部42に表示する。そしてそれらの表示を実行した後、最後に受信部40Bを動作停止させる。
【0031】
図4は他の例を示したものである。
ここでは温風吹出用のドライの押ボタンスイッチ38の押操作(S25)により、対応したドライ信号がリモコン送信機34における送信部40Aから送信される(S26)。
続いて液晶表示部42にドライ表示され(S27)、続いて受信部40Bの起動、即ち動作開始が行われる(S28)。
【0032】
一方送信部40Aからのドライ信号を受信部32Bで受信した本体部24は、これに応じた情報を送信部32Aから受信部40Bに向けて送信する。例えば局部洗浄装置20が温風ファンによるドライ機能を有していない場合には、ドライ機能無しとの情報を信号として送信し、それに続いて受信停止信号を送信する(S29)。
リモコン送信機34は受信部40Bでこれを受けて、これに対応した動作を実行する。具体的にはここでは局部洗浄装置20にはドライ機能無しとの表示を液晶表示部42で表示させ(S30)、その後に受信部40Bを動作停止させる(S32)。
【0033】
かかる本例のリモコン装置によれば、本体部24の送信部32Aからの受信停止信号によりリモコン送信機34の受信部40Bを動作停止させるようになしてあるので、受信部40Bによる電気エネルギー消費を可及的に少なく抑え得て、受信部40Bを効率的に働かせることができ、電池の消耗を可及的に少なく抑え得て電池寿命を永く延ばすことができる。
【0034】
図5は本発明の更に他の実施例を示したものである。
この例は、リモコン送信機34より送信された信号が本体部24側の受信部32Bで正常に受信できなかった場合に、そのことをリモコン送信機34側に本体部24側から送信し、そしてその対応方法をリモコン送信機34の液晶表示部42に表示させた後、リモコン送信機34における受信部40Bを動作停止させるようにした例である。
具体的には、この例ではビデ洗浄用の押ボタンスイッチ38の押操作(S40)により、対応したビデ信号がリモコン送信機34の送信部40Aから送信され(S42)、続いてリモコン送信機34の液晶表示部42にビデ表示された上で(S44)、受信部40Bの起動、即ち動作開始が行われる(S46)。
【0035】
このリモコン送信機34から送信されたビデ信号を本体部24側の受信部32Bで正常に受信できなかった場合、本体部24は再送要求の信号を送信部32Aからリモコン送信機34に向けて送信する(S48,S50)。
リモコン送信機34は、受信部40Bでこれを受けてビデ信号を再度送信する(S52)。
リモコン送信機34から送信されたビデ再送信号が依然として本体部24側の受信部32Bで正常に受信できなかった場合、本体部24はリモコン送信機34に向けて受信不良の情報を送信し、それに続いて受信停止信号を送信する(S54,S56)。
【0036】
リモコン送信機34はこれを受けて、リモコン送信機34内に設置されている電池48の電圧を検査し、設定基準電圧よりも小さい場合には、使用者に電池交換を促す表示を液晶表示部42で表示させ(S58,S60)、その後受信部40Bを動作停止させる(S62)。
【0037】
一方電池48の電圧が設定基準電圧以上である場合には、リモコン送信機34の位置を変更するよう促す表示を液晶表示部42で表示させ(S64)、その後受信部40Bを動作停止させる(S62)。
【0038】
図6は本発明の更に他の実施例を示している。
この例は、便器10側で故障が発生し、正常に動作できなくなった場合に、故障発生の情報や対応方法をリモコン送信機34側で表示した後、受信部40Bを動作停止するようになした例である。
詳しくは、ここでは便器洗浄用の押ボタンスイッチ(流すスイッチ)38の押操作(S68)により、対応した流す信号がリモコン送信機34の送信部40Aから送信される(S70)。
続いてリモコン送信機34側において液晶表示部42に流す表示され(S72)、続いて受信部40Bの起動、即ち動作開始が行われる(S74)。
【0039】
一方本体部24側では、受信した流す信号に対し正常な動作が行われなかった場合、送信部32Aから重大な故障発生の情報と、それに続いて受信停止の信号を送信する(S76,S78)。
リモコン送信機34側の受信部40Bはこれを受けて、故障コード等の故障発生に関する情報と、その対応方法を液晶表示部42に表示させ(S80)、その後受信部40Bが動作停止する(S82)。
【0040】
図7は本発明の更に他の実施例を示している。
図3の例では本体部24の送信部32Aから本体部24の現在の状態を表す一連の情報信号を送信するのと併せて受信停止信号を送信するようにしているが、ここではその情報信号だけを送信して受信停止信号は送信せず(S34)、その後人体検知センサ31が人体非検知となったところで(或いは使用者が便座14から立ち上がったところで)、その後に受信停止信号を送信するようになした例である(S36、S38)。
そしてリモコン送信機34は、その後受信部40Bを動作停止するようにしている。
本例によってもリモコン送信機34の受信部40Bを少ないエネルギーで効率的に働かせることができる。
【0041】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明は車庫その他のシャッターのワイヤレスのリモコン装置や給湯器のリモコン装置その他のリモコン装置に適用することも可能であるなど、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるリモコン装置を周辺部とともに示す図である。
【図2】同実施例のリモコン装置におけるリモコン送信機と本体部の構成をブロック図として表す図である。
【図3】同実施例のリモコン装置におけるリモコン送信機側の受信部の受信停止の例を示すフローチャートである。
【図4】図3とは異なる態様で受信停止させる例を示すフローチャートである。
【図5】図3とは異なる態様で受信停止させる例を示すフローチャートである。
【図6】図3とは異なる態様で受信停止させる例を示すフローチャートである。
【図7】図3とは異なる態様で受信停止させる例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 洋風便器
14 便座
20 局部洗浄装置
22 噴射ノズル
24 本体部
31 人体検知センサ
32A 送信部
32B 受信部
34 リモコン送信機
38 押ボタンスイッチ(操作部)
40A 送信部
40B 受信部
52 温水ヒータ(機能部)
54 便座ヒータ(機能部)
56 シャワーバルブ(機能部)
58 温風ファン(機能部)
60 便座開閉モータ(機能部)
Claims (5)
- 送信部を備えて該送信部から所定の信号を送信するワイヤレスのリモコン送信機と、受信部を備えて該受信部で該送信部から送信された信号を受信し、その信号に応じた動作を所定の機能部に実行させる本体部とを有するリモコン装置において、
前記リモコン送信機に受信部を設ける一方、前記本体部に送信部を設けて、該本体部の送信部から該リモコン送信機の受信部に送信を行うようになし、且つ該リモコン送信機の受信部は該本体部の送信部からの受信停止信号により動作停止するようになしてあることを特徴とするリモコン装置。 - 請求項1において、前記リモコン送信機の受信部は該リモコン送信機に備えられた操作部が操作されることによって動作開始するようになしてあることを特徴とするリモコン装置。
- 請求項1,2の何れかにおいて、前記リモコン装置が、便器に備えられて噴射ノズルより人体局部に洗浄水を噴射する局部洗浄装置のリモコン装置であることを特徴とするリモコン装置。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記本体部の送信部が前記リモコン送信機からの送信信号に対応した一連の応答信号を送信した後前記受信停止信号を送信するようになしてあることを特徴とするリモコン装置。
- 請求項3において、前記本体部には人体検知センサが備えてあり、使用者が便座から立ち上がり若しくは立ち去ったことを検知したとき、前記本体部の送信部から受信停止信号を送信するようになしてあることを特徴とするリモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003042918A JP2004251017A (ja) | 2003-02-20 | 2003-02-20 | リモコン装置 |
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- 2003-02-20 JP JP2003042918A patent/JP2004251017A/ja active Pending
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