JP2004250274A - プレス成形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】抜け落ち防止ピンによって胴型と下型とを連結しなくても、胴型と下型とを一体に、かつ、容易に搬送可能なプレス成形装置を提案すること。
【解決手段】プレス成形装置に用いられる金型2において、下型7は、胴型8を載せたときに胴型8の外部に位置する下型本体部分70と、この下型本体部分70から上方に突出して胴型8の成形穴82内に差し込まれる円柱状の下型側突起73とを備えている。下型本体部分70には、上面721で胴型8の下面を支持する円盤状のフランジ状大径部72と、このフランジ状大径部72より細い径をもってフランジ状大径部72の中央部分から下方に突き出た円柱状の小径部71とを備え、小径部71の周りに位置するフランジ状大径部72の環状の下面722によって、フォーク状の搬送具5の爪51が係合する係合部が構成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】プレス成形装置に用いられる金型2において、下型7は、胴型8を載せたときに胴型8の外部に位置する下型本体部分70と、この下型本体部分70から上方に突出して胴型8の成形穴82内に差し込まれる円柱状の下型側突起73とを備えている。下型本体部分70には、上面721で胴型8の下面を支持する円盤状のフランジ状大径部72と、このフランジ状大径部72より細い径をもってフランジ状大径部72の中央部分から下方に突き出た円柱状の小径部71とを備え、小径部71の周りに位置するフランジ状大径部72の環状の下面722によって、フォーク状の搬送具5の爪51が係合する係合部が構成されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラスモールドプレスなどに用いられるプレス成形装置に関するものである。さらに詳しくは、当該プレス成形装置の金型の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ヘッド装置に用いられるガラス製の対物レンズは、レンズ面が非球面になっているなどの理由で、研磨などの機械加工では高い精度のものを得ることができない。そのため、近年はガラスモールドプレスによる成形が注目されている。
【0003】
このガラスモールドプレスに使用されるプレス成形装置において、金型は、従来、図6に示すように、胴型104と、胴型104の上側から差し込まれる上型102と、胴型104の下側から差し込まれる下型103とを有しており、金型101内に配置したガラス素材105を金型101とともに所定の温度まで加熱した後、上型102を下方に加圧することにより金型101内のガラス素材105にプレス成形を施す。そして、ガラス素材105への成形を終えた後は、胴型104から上型102および下型103を抜いて成形品を取り出す。
【0004】
ここで、胴型104の外周壁上端には、フランジ部104aが形成されており、このフランジ部104aの下面(搬送具との係合部)にフォーク状の搬送具51を係合させ、金型101を持ち上げて搬送を行う。この際、胴型104に差し込んだ下型103が抜け落ちないように、胴型104の側面から抜け落ち防止ピン106を嵌めて胴型104と下型103とを連結している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の金型101では、抜け落ち防止ピン106により胴型104と下型103とを連結しているので、成形を行うたびに抜け落ち防止ピン106を差し込んで胴型104と下型103とを連結した状態で金型101を搬送し、成形が終わるたびに抜け落ち防止ピン106を抜いて胴型104と下型103の連結を解除して成形品を取り出す必要がある。このため、従来の金型101の構造では、抜け落ち防止ピン106の着脱に要する時間分だけ、生産性が低いという問題点がある。
【0006】
以上の問題を鑑みて、本発明の課題は、抜け落ち防止ピンによって胴型と下型とを連結しなくても、胴型と下型とを一体に、かつ、容易に搬送可能なプレス成形装置を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、少なくとも胴型および下型を備えた金型と、加熱手段と、プレスユニットと、前記金型を搬送するための搬送具とを有し、前記金型および該金型内の成形素材を前記加熱手段により所定の温度に加熱した状態で前記プレスユニットによって前記金型内の成形素材を所定形状にプレス成形するプレス成形装置において、前記下型は、該下型の上に前記胴型を載せたときに前記胴型の外部に位置する下型本体部分と、前記下型本体部分から上方に突出して前記胴型内に差し込まれる下型側突起とを備え、前記下型本体部分には、前記胴型を載せた状態で前記下型を前記搬送具が持ち上げるときに当該搬送具が係合する係合部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明では、下型の上に胴型を載せたときに下型本体部分は胴型の外部に位置し、この下型本体部分には、下型を持ち上げるときに搬送具が係合する係合部が形成されている。このため、係合部に搬送具を係合させるだけで、胴型を載せた状態で下型を持ち上げて搬送することができ、このとき、下型側突起は胴型内に差し込まれた状態にあるので、胴型が下型から落ちるおそれがない。それ故、抜け落ち防止ピンによって胴型と下型とを連結しなくても、胴型と下型とを一体に、かつ、容易に搬送することができる。
【0009】
本発明において、前記成形素材は、例えば、ガラス製の光学部品を製造するためのガラス素材である。
【0010】
本発明において、前記下型本体部分は、上面で前記胴型の下面を支持するフランジ状大径部と、該フランジ状大径部より細い径をもって当該フランジ状大径部の中央部分から下方に突き出た小径部とを備え、前記係合部は、前記小径部の周りに位置する前記フランジ状大径部の下面によって構成されていることが好ましい。このように構成すると、フォーク状の搬送具をフランジ状大径部の下面に引っ掛けた状態で、搬送具は小径部を両側から挟み込んだ状態となる。従って、下型が横方向にずれて搬送具から脱落することはない。
【0011】
本発明において、前記下型本体部分には、当該下型本体部分の外周面で開口する周溝が形成され、当該周溝内の上面壁によって、前記係合部が構成されていることが好ましい。このように構成すると、フォーク状の搬送具を周溝内に差し込んだ状態で、搬送具は周溝内で下型を挟み込んだ状態となる。従って、下型が横方向にずれて搬送具から脱落することはない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に参照して、本発明を適用したプレス成形装置を説明する。
【0013】
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係るプレス成形装置の全体構成を示す説明図である。図2(a)および(b)はそれぞれ、図1に示すプレス成形装置の金型の概略斜視図、および金型の概略断面図である。
【0014】
図1に示すように、本形態のプレス成形装置1は、所定の温度に加熱されたガラス素材(成形素材)を金型2内でプレス成形してガラス素材に金型形状を転写させるものであり、金型2と、金型2をプレスするためのプレスユニット3と、金型2を加熱するための加熱装置4と、プレスユニット3内に金型2を着脱するためのフォーク状の搬送具5とを有している。
【0015】
金型2は、上型6と、下型7、上型6と下型7との間に挟まれた円筒状の胴型8とを有している。
【0016】
図2(a)、(b)に示すように、上型6は、円盤状の上型側フランジ部61と、上型側フランジ部61の中央部分から下方に向けて垂直に突出されている円柱状の上型側突起62とを備えている。
【0017】
胴型8は、中空円筒に形成された円筒状胴部81を備え、この円筒状胴部81には、上面から下面まで当該円筒状胴部81を貫通する軸方向の成形穴82が形成されている。また、胴型8の側壁の中央付近では、空気抜き孔83が横方向から貫通している。
【0018】
下型7は、下型7の上に胴型8を載せたときに胴型8の外部に位置する下型本体部分70と、この下型本体部分70から上方に突出して胴型8の成形穴82内に差し込まれる円柱状の下型側突起73とを備えている。
【0019】
また、下型本体部分70には、上面721で胴型8の下面を支持する円盤状のフランジ状大径部72と、このフランジ状大径部72より細い径をもってフランジ状大径部72の中央部分から下方に突き出た円柱状の小径部71とを備えており、小径部71の周りに位置するフランジ状大径部72の環状の下面722によって、後述する搬送具5が係合する係合部が構成されている。本形態では、フランジ状大径部72は、胴型8の外径よりも大きな径を有している。
【0020】
このように構成した金型2において、上型6および下型7の突起62、73を胴型8の成形穴82に差し込んだ時に、これらの突起62、73の先端部分620、730、および胴型8の円筒状胴部81の内周壁部によりキャビティ(空洞部分)9が形成され、このキャビティ9は、プレス成形加工を行う光学部品の外形と同形とされている。
【0021】
図1および図2(a)、(b)において、金型2をプレスするためのプレスユニット3は、上部プレスロッド32と、下部プレスロッド31を有しており、下部プレスロッド31の上面が金型2の載置部になっている。
【0022】
プレスユニット3の外周側に配置されている加熱装置4は、光加熱集光式の赤外線ランプユニット41を有し、700℃まで金型2および金型2内に配置されたガラス素材を加熱可能である。金型2の温度測定は、下型7を下面7cから下型側突起73の先端730付近まで届くように形成された熱電対挿入穴74に熱電対(図示せず)を挿入することにより行われる。
【0023】
搬送具5は、金型2の下型7のフランジ状大径部72と係合可能な2本の爪51を備えたフォーク形状を有している。従って、上に胴型8を載せた状態の下型7を持ち上げるときには、小径部71を挟むようにフォーク状の搬送具5の2本の爪51をフランジ状大径部72の下に差し込んだ後、搬送具5をわずか上に移動させるだけで、搬送具5の各爪51は、フランジ状大径部72の下面722に係合する。
【0024】
それ故、胴型8および上型6を載せたそのままの状態で下型7を持ち上げて金型2全体を搬送することができ、このとき、下型側突起73は胴型8内に差し込まれた状態にあるので、胴型8が下型7から落ちるおそれがない。それ故、抜け落ち防止ピンによって胴型8と下型7とを連結しなくても、胴型8と下型7とを一体に、かつ、容易に搬送することができる。
【0025】
また、本形態において、フォーク状の搬送具5の爪51をフランジ状大径部72の下面722に引っ掛けた状態で、搬送具5の爪51は小径部71を両側から挟み込んだ状態となる。従って、下型7が横方向にずれて搬送具5から脱落することはない。
【0026】
(光学部品の成形動作)
図3(a)ないし(g)は、プレス成形装置を用いてガラス素材を光学部品に成形する動作を示す説明図である。
【0027】
図3(a)〜(g)を参照して、上記構成のプレス成形装置を用いてガラス素材を光学部品に成形する動作を説明する。まず、図3(a)に示すように、下型7の下型側突起73を金型2の胴型8に差し込むようにしてフランジ状大径部72の上面721に胴型8を載置し、ガラス球またはガラスプリフォームなどのガラス素材10を成形穴82内の下型側突起73の先端部分730に載せる。
【0028】
次に、図3(b)に示すように、胴型8の上側から金型2の上型6の上型側突起62を差し込んだ後、下型7のフランジ状大径部72の下面722にフォーク状の搬送具5の爪51を係合させて、図3(c)に示すように、搬送具5によって金型2をプレス成形装置1内まで搬送し、金型2をプレスユニット3の下部プレスロッド31の上面に配置する。
【0029】
次に、加熱装置4の赤外線ランプユニット41により金型2、および金型2内のガラス素材10を加熱する。そして、ガラス素材10が所定の温度に達すると、プレスユニット3の上部プレスロッド32が下降し、あるいは下部プレスロッド31が上昇して金型2内のガラス素材10に対するプレス成形を行う(図3(d)の状態)。その結果、ガラス素材10は、その上下方向に配置された金型2の上型6および下型7によりプレスされ、金型形状が転写される。
【0030】
金型形状が転写されたガラス素材10については、金型2と共にプレス成形装置1内部で冷却した後、図3(e)に示すように、再び、下型7のフランジ状大径部72の下面722にフォーク状搬送具5の爪51を係合させて、搬送具5によって金型2をプレス成形装置1外まで搬送する(図3(f)の状態)。
【0031】
そして、図3(g)に示すように、金型2の解体を行い、成形品10′(レンズ)を取り出す。そして、金型2については、図3(a)を参照して説明した工程に戻し、次の光学部品の成形を行う。
【0032】
[実施の形態2]
図4は、本発明の実施の形態2に係るプレス成形装置に用いた金型の概略断面図である。なお、以下に説明する実施の形態2、3に係るプレス成形装置は、基本的な構成が実施の形態1と同様であるため、共通する部分には、同一の符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
【0033】
図4に示すように、本形態のプレス成形装置に用いた金型2も、実施の形態1と同様、上型6と、下型7、上型6と下型7との間に挟まれた円筒状の胴型8とを有している。また、下型7は、下型7の上に胴型8を載せたときに胴型8の外部に位置する下型本体部分70と、この下型本体部分70から上方に突出して胴型8の成形穴82内に差し込まれる円柱状の下型側突起73とを備えている。下型本体部分70は、上面721で胴型8の下面を支持する円盤状のフランジ状大径部72と、このフランジ状大径部72より細い径をもってフランジ状大径部72の中央部分から下方に突き出た円柱状の小径部71とを備えており、本形態において、フランジ状大径部72は、胴型8の外径と略同サイズの径を有している。従って、本形態の金型2は、実施の形態1の金型2と比較して小型化されている。
【0034】
このように構成した金型2においても、小径部71の周りに位置するフランジ状大径部72の環状の下面722によって、搬送具5が係合する係合部が構成されている。このため、実施の形態1と同様、小径部71を挟むようにフォーク状の搬送具5の爪51をフランジ状大径部72の下に差し込んだ後、搬送具5をわずか上に移動させるだけで、搬送具5の各爪51は、フランジ状大径部72の下面722に係合する。それ故、胴型8および上型6を載せたそのままの状態で下型7を持ち上げて金型2を搬送することができるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
【0035】
[実施の形態3]
図5は、本発明の実施の形態3に係るプレス成形装置に用いた金型の概略断面図である。
【0036】
図5に示すように、本形態のプレス成形装置に用いた金型2も、実施の形態1と同様、上型6と、下型7、上型6と下型7との間に挟まれた円筒状の胴型8とを有している。
【0037】
また、実施の形態1と同様、下型7は、下型7の上に胴型8を載せたときに胴型8の外部に位置する下型本体部分70と、この下型本体部分70から上方に突出して胴型8の成形穴82内に差し込まれる円柱状の下型側突起73とを備えている。
【0038】
本形態において、下型本体部分70には、この下型本体部分70の外周面で開口する周溝75が形成されており、この周溝75内の上面壁751によって、下型7をフォーク状の搬送具5が持ち上げるときに搬送具5の爪51が係合する係合部が形成されている。従って、フォーク状の搬送具5の爪51を周溝75に差し込んだ後、搬送具5をわずか上に移動させるだけで、搬送具5の各爪51は、周溝75の上面壁751に係合する。それ故、胴型8および上型6を載せたそのままの状態で下型7を持ち上げて金型2を搬送することができる。
【0039】
また、フォーク状の搬送具5の爪51を周溝75内に差し込んだ状態で、爪51は周溝75内で下型7を挟み込んだ状態となる。従って、下型7が横方向にずれて搬送具5から脱落することはない。また、下型7に振動が加わっても下型7が浮き上がることがないという利点がある。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプレス成形装置の金型は、下型の上に胴型を載せたときに下型本体部分は胴型の外部に位置し、この下型本体部分には、下型を持ち上げるときに搬送具が係合する係合部が形成されている。このため、係合部に搬送具を係合させるだけで、胴型を載せた状態で下型を持ち上げて搬送することができ、このとき、下型側突起は胴型内に差し込まれた状態にあるので、胴型が下型から落ちるおそれがない。それ故、抜け落ち防止ピンによって胴型と下型とを連結しなくても、胴型と下型とを一体に、かつ、容易に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプレス成形装置の概略断面図である。
【図2】(a)および(b)は、図1のプレス成形装置の金型の概略斜視図、および金型の概略断面図である。
【図3】(a)ないし(g)は、プレス成形装置を用いてガラス素材を光学部品に成形する動作を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るプレス成形装置に用いた金型の概略断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係るプレス成形装置に用いた金型の概略断面図である。
【図6】従来のプレス成形装置の金型の概略断面図である。
【符号の説明】
1 プレス成形装置
2 金型
3 プレスユニット
31 上部プレスロッド
32 下部プレスロッド
4 加熱装置
41 赤外線ランプユニット
5 フォーク状の搬送具
51 搬送具の爪
6 上型
61 上型側フランジ部
62 上型側突起
7 下型
70 下型本体部分
71 下型の小径部
72 下型側フランジ状大径部
721 下型側フランジ状大径部の上面
722 下型側フランジ状大径部の下面(係合部)
73 下型側突起
75 周溝
751 周溝の上面部(係合部)
8 胴型
81 円筒状胴部
82 成形穴
83 空気抜き孔
9 キャビティ(空洞部分)
10 ガラス素材
10′ 成形品(レンズ)
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラスモールドプレスなどに用いられるプレス成形装置に関するものである。さらに詳しくは、当該プレス成形装置の金型の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ヘッド装置に用いられるガラス製の対物レンズは、レンズ面が非球面になっているなどの理由で、研磨などの機械加工では高い精度のものを得ることができない。そのため、近年はガラスモールドプレスによる成形が注目されている。
【0003】
このガラスモールドプレスに使用されるプレス成形装置において、金型は、従来、図6に示すように、胴型104と、胴型104の上側から差し込まれる上型102と、胴型104の下側から差し込まれる下型103とを有しており、金型101内に配置したガラス素材105を金型101とともに所定の温度まで加熱した後、上型102を下方に加圧することにより金型101内のガラス素材105にプレス成形を施す。そして、ガラス素材105への成形を終えた後は、胴型104から上型102および下型103を抜いて成形品を取り出す。
【0004】
ここで、胴型104の外周壁上端には、フランジ部104aが形成されており、このフランジ部104aの下面(搬送具との係合部)にフォーク状の搬送具51を係合させ、金型101を持ち上げて搬送を行う。この際、胴型104に差し込んだ下型103が抜け落ちないように、胴型104の側面から抜け落ち防止ピン106を嵌めて胴型104と下型103とを連結している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の金型101では、抜け落ち防止ピン106により胴型104と下型103とを連結しているので、成形を行うたびに抜け落ち防止ピン106を差し込んで胴型104と下型103とを連結した状態で金型101を搬送し、成形が終わるたびに抜け落ち防止ピン106を抜いて胴型104と下型103の連結を解除して成形品を取り出す必要がある。このため、従来の金型101の構造では、抜け落ち防止ピン106の着脱に要する時間分だけ、生産性が低いという問題点がある。
【0006】
以上の問題を鑑みて、本発明の課題は、抜け落ち防止ピンによって胴型と下型とを連結しなくても、胴型と下型とを一体に、かつ、容易に搬送可能なプレス成形装置を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、少なくとも胴型および下型を備えた金型と、加熱手段と、プレスユニットと、前記金型を搬送するための搬送具とを有し、前記金型および該金型内の成形素材を前記加熱手段により所定の温度に加熱した状態で前記プレスユニットによって前記金型内の成形素材を所定形状にプレス成形するプレス成形装置において、前記下型は、該下型の上に前記胴型を載せたときに前記胴型の外部に位置する下型本体部分と、前記下型本体部分から上方に突出して前記胴型内に差し込まれる下型側突起とを備え、前記下型本体部分には、前記胴型を載せた状態で前記下型を前記搬送具が持ち上げるときに当該搬送具が係合する係合部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明では、下型の上に胴型を載せたときに下型本体部分は胴型の外部に位置し、この下型本体部分には、下型を持ち上げるときに搬送具が係合する係合部が形成されている。このため、係合部に搬送具を係合させるだけで、胴型を載せた状態で下型を持ち上げて搬送することができ、このとき、下型側突起は胴型内に差し込まれた状態にあるので、胴型が下型から落ちるおそれがない。それ故、抜け落ち防止ピンによって胴型と下型とを連結しなくても、胴型と下型とを一体に、かつ、容易に搬送することができる。
【0009】
本発明において、前記成形素材は、例えば、ガラス製の光学部品を製造するためのガラス素材である。
【0010】
本発明において、前記下型本体部分は、上面で前記胴型の下面を支持するフランジ状大径部と、該フランジ状大径部より細い径をもって当該フランジ状大径部の中央部分から下方に突き出た小径部とを備え、前記係合部は、前記小径部の周りに位置する前記フランジ状大径部の下面によって構成されていることが好ましい。このように構成すると、フォーク状の搬送具をフランジ状大径部の下面に引っ掛けた状態で、搬送具は小径部を両側から挟み込んだ状態となる。従って、下型が横方向にずれて搬送具から脱落することはない。
【0011】
本発明において、前記下型本体部分には、当該下型本体部分の外周面で開口する周溝が形成され、当該周溝内の上面壁によって、前記係合部が構成されていることが好ましい。このように構成すると、フォーク状の搬送具を周溝内に差し込んだ状態で、搬送具は周溝内で下型を挟み込んだ状態となる。従って、下型が横方向にずれて搬送具から脱落することはない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に参照して、本発明を適用したプレス成形装置を説明する。
【0013】
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係るプレス成形装置の全体構成を示す説明図である。図2(a)および(b)はそれぞれ、図1に示すプレス成形装置の金型の概略斜視図、および金型の概略断面図である。
【0014】
図1に示すように、本形態のプレス成形装置1は、所定の温度に加熱されたガラス素材(成形素材)を金型2内でプレス成形してガラス素材に金型形状を転写させるものであり、金型2と、金型2をプレスするためのプレスユニット3と、金型2を加熱するための加熱装置4と、プレスユニット3内に金型2を着脱するためのフォーク状の搬送具5とを有している。
【0015】
金型2は、上型6と、下型7、上型6と下型7との間に挟まれた円筒状の胴型8とを有している。
【0016】
図2(a)、(b)に示すように、上型6は、円盤状の上型側フランジ部61と、上型側フランジ部61の中央部分から下方に向けて垂直に突出されている円柱状の上型側突起62とを備えている。
【0017】
胴型8は、中空円筒に形成された円筒状胴部81を備え、この円筒状胴部81には、上面から下面まで当該円筒状胴部81を貫通する軸方向の成形穴82が形成されている。また、胴型8の側壁の中央付近では、空気抜き孔83が横方向から貫通している。
【0018】
下型7は、下型7の上に胴型8を載せたときに胴型8の外部に位置する下型本体部分70と、この下型本体部分70から上方に突出して胴型8の成形穴82内に差し込まれる円柱状の下型側突起73とを備えている。
【0019】
また、下型本体部分70には、上面721で胴型8の下面を支持する円盤状のフランジ状大径部72と、このフランジ状大径部72より細い径をもってフランジ状大径部72の中央部分から下方に突き出た円柱状の小径部71とを備えており、小径部71の周りに位置するフランジ状大径部72の環状の下面722によって、後述する搬送具5が係合する係合部が構成されている。本形態では、フランジ状大径部72は、胴型8の外径よりも大きな径を有している。
【0020】
このように構成した金型2において、上型6および下型7の突起62、73を胴型8の成形穴82に差し込んだ時に、これらの突起62、73の先端部分620、730、および胴型8の円筒状胴部81の内周壁部によりキャビティ(空洞部分)9が形成され、このキャビティ9は、プレス成形加工を行う光学部品の外形と同形とされている。
【0021】
図1および図2(a)、(b)において、金型2をプレスするためのプレスユニット3は、上部プレスロッド32と、下部プレスロッド31を有しており、下部プレスロッド31の上面が金型2の載置部になっている。
【0022】
プレスユニット3の外周側に配置されている加熱装置4は、光加熱集光式の赤外線ランプユニット41を有し、700℃まで金型2および金型2内に配置されたガラス素材を加熱可能である。金型2の温度測定は、下型7を下面7cから下型側突起73の先端730付近まで届くように形成された熱電対挿入穴74に熱電対(図示せず)を挿入することにより行われる。
【0023】
搬送具5は、金型2の下型7のフランジ状大径部72と係合可能な2本の爪51を備えたフォーク形状を有している。従って、上に胴型8を載せた状態の下型7を持ち上げるときには、小径部71を挟むようにフォーク状の搬送具5の2本の爪51をフランジ状大径部72の下に差し込んだ後、搬送具5をわずか上に移動させるだけで、搬送具5の各爪51は、フランジ状大径部72の下面722に係合する。
【0024】
それ故、胴型8および上型6を載せたそのままの状態で下型7を持ち上げて金型2全体を搬送することができ、このとき、下型側突起73は胴型8内に差し込まれた状態にあるので、胴型8が下型7から落ちるおそれがない。それ故、抜け落ち防止ピンによって胴型8と下型7とを連結しなくても、胴型8と下型7とを一体に、かつ、容易に搬送することができる。
【0025】
また、本形態において、フォーク状の搬送具5の爪51をフランジ状大径部72の下面722に引っ掛けた状態で、搬送具5の爪51は小径部71を両側から挟み込んだ状態となる。従って、下型7が横方向にずれて搬送具5から脱落することはない。
【0026】
(光学部品の成形動作)
図3(a)ないし(g)は、プレス成形装置を用いてガラス素材を光学部品に成形する動作を示す説明図である。
【0027】
図3(a)〜(g)を参照して、上記構成のプレス成形装置を用いてガラス素材を光学部品に成形する動作を説明する。まず、図3(a)に示すように、下型7の下型側突起73を金型2の胴型8に差し込むようにしてフランジ状大径部72の上面721に胴型8を載置し、ガラス球またはガラスプリフォームなどのガラス素材10を成形穴82内の下型側突起73の先端部分730に載せる。
【0028】
次に、図3(b)に示すように、胴型8の上側から金型2の上型6の上型側突起62を差し込んだ後、下型7のフランジ状大径部72の下面722にフォーク状の搬送具5の爪51を係合させて、図3(c)に示すように、搬送具5によって金型2をプレス成形装置1内まで搬送し、金型2をプレスユニット3の下部プレスロッド31の上面に配置する。
【0029】
次に、加熱装置4の赤外線ランプユニット41により金型2、および金型2内のガラス素材10を加熱する。そして、ガラス素材10が所定の温度に達すると、プレスユニット3の上部プレスロッド32が下降し、あるいは下部プレスロッド31が上昇して金型2内のガラス素材10に対するプレス成形を行う(図3(d)の状態)。その結果、ガラス素材10は、その上下方向に配置された金型2の上型6および下型7によりプレスされ、金型形状が転写される。
【0030】
金型形状が転写されたガラス素材10については、金型2と共にプレス成形装置1内部で冷却した後、図3(e)に示すように、再び、下型7のフランジ状大径部72の下面722にフォーク状搬送具5の爪51を係合させて、搬送具5によって金型2をプレス成形装置1外まで搬送する(図3(f)の状態)。
【0031】
そして、図3(g)に示すように、金型2の解体を行い、成形品10′(レンズ)を取り出す。そして、金型2については、図3(a)を参照して説明した工程に戻し、次の光学部品の成形を行う。
【0032】
[実施の形態2]
図4は、本発明の実施の形態2に係るプレス成形装置に用いた金型の概略断面図である。なお、以下に説明する実施の形態2、3に係るプレス成形装置は、基本的な構成が実施の形態1と同様であるため、共通する部分には、同一の符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
【0033】
図4に示すように、本形態のプレス成形装置に用いた金型2も、実施の形態1と同様、上型6と、下型7、上型6と下型7との間に挟まれた円筒状の胴型8とを有している。また、下型7は、下型7の上に胴型8を載せたときに胴型8の外部に位置する下型本体部分70と、この下型本体部分70から上方に突出して胴型8の成形穴82内に差し込まれる円柱状の下型側突起73とを備えている。下型本体部分70は、上面721で胴型8の下面を支持する円盤状のフランジ状大径部72と、このフランジ状大径部72より細い径をもってフランジ状大径部72の中央部分から下方に突き出た円柱状の小径部71とを備えており、本形態において、フランジ状大径部72は、胴型8の外径と略同サイズの径を有している。従って、本形態の金型2は、実施の形態1の金型2と比較して小型化されている。
【0034】
このように構成した金型2においても、小径部71の周りに位置するフランジ状大径部72の環状の下面722によって、搬送具5が係合する係合部が構成されている。このため、実施の形態1と同様、小径部71を挟むようにフォーク状の搬送具5の爪51をフランジ状大径部72の下に差し込んだ後、搬送具5をわずか上に移動させるだけで、搬送具5の各爪51は、フランジ状大径部72の下面722に係合する。それ故、胴型8および上型6を載せたそのままの状態で下型7を持ち上げて金型2を搬送することができるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
【0035】
[実施の形態3]
図5は、本発明の実施の形態3に係るプレス成形装置に用いた金型の概略断面図である。
【0036】
図5に示すように、本形態のプレス成形装置に用いた金型2も、実施の形態1と同様、上型6と、下型7、上型6と下型7との間に挟まれた円筒状の胴型8とを有している。
【0037】
また、実施の形態1と同様、下型7は、下型7の上に胴型8を載せたときに胴型8の外部に位置する下型本体部分70と、この下型本体部分70から上方に突出して胴型8の成形穴82内に差し込まれる円柱状の下型側突起73とを備えている。
【0038】
本形態において、下型本体部分70には、この下型本体部分70の外周面で開口する周溝75が形成されており、この周溝75内の上面壁751によって、下型7をフォーク状の搬送具5が持ち上げるときに搬送具5の爪51が係合する係合部が形成されている。従って、フォーク状の搬送具5の爪51を周溝75に差し込んだ後、搬送具5をわずか上に移動させるだけで、搬送具5の各爪51は、周溝75の上面壁751に係合する。それ故、胴型8および上型6を載せたそのままの状態で下型7を持ち上げて金型2を搬送することができる。
【0039】
また、フォーク状の搬送具5の爪51を周溝75内に差し込んだ状態で、爪51は周溝75内で下型7を挟み込んだ状態となる。従って、下型7が横方向にずれて搬送具5から脱落することはない。また、下型7に振動が加わっても下型7が浮き上がることがないという利点がある。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプレス成形装置の金型は、下型の上に胴型を載せたときに下型本体部分は胴型の外部に位置し、この下型本体部分には、下型を持ち上げるときに搬送具が係合する係合部が形成されている。このため、係合部に搬送具を係合させるだけで、胴型を載せた状態で下型を持ち上げて搬送することができ、このとき、下型側突起は胴型内に差し込まれた状態にあるので、胴型が下型から落ちるおそれがない。それ故、抜け落ち防止ピンによって胴型と下型とを連結しなくても、胴型と下型とを一体に、かつ、容易に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプレス成形装置の概略断面図である。
【図2】(a)および(b)は、図1のプレス成形装置の金型の概略斜視図、および金型の概略断面図である。
【図3】(a)ないし(g)は、プレス成形装置を用いてガラス素材を光学部品に成形する動作を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るプレス成形装置に用いた金型の概略断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係るプレス成形装置に用いた金型の概略断面図である。
【図6】従来のプレス成形装置の金型の概略断面図である。
【符号の説明】
1 プレス成形装置
2 金型
3 プレスユニット
31 上部プレスロッド
32 下部プレスロッド
4 加熱装置
41 赤外線ランプユニット
5 フォーク状の搬送具
51 搬送具の爪
6 上型
61 上型側フランジ部
62 上型側突起
7 下型
70 下型本体部分
71 下型の小径部
72 下型側フランジ状大径部
721 下型側フランジ状大径部の上面
722 下型側フランジ状大径部の下面(係合部)
73 下型側突起
75 周溝
751 周溝の上面部(係合部)
8 胴型
81 円筒状胴部
82 成形穴
83 空気抜き孔
9 キャビティ(空洞部分)
10 ガラス素材
10′ 成形品(レンズ)
Claims (4)
- 少なくとも胴型および下型を備えた金型と、加熱手段と、プレスユニットと、前記金型を搬送するための搬送具とを有し、前記金型および該金型内に配置した成形素材を前記加熱手段により所定の温度に加熱した状態で前記プレスユニットにより前記金型内の成形素材を所定形状にプレス成形するプレス成形装置において、
前記下型は、該下型の上に前記胴型を載せたときに前記胴型の外部に位置する下型本体部分と、該下型本体部分から上方に突出して前記胴型内に差し込まれる下型側突起とを備え、
前記下型本体部分には、上に前記胴型を載せた状態で前記下型を前記搬送具が持ち上げるときに当該搬送具が係合する係合部が形成されていることを特徴とするプレス成形装置。 - 請求項1において、前記成形素材は、ガラス製の光学部品を製造するためのガラス素材であることを特徴とするプレス成形装置。
- 請求項1または2において、前記下型本体部分は、上面で前記胴型の下面を支持するフランジ状大径部と、該フランジ状大径部より細い径をもって当該フランジ状大径部の中央部分から下方に突き出た小径部とを備え、
前記係合部は、前記小径部の周りに位置する前記フランジ状大径部の下面によって構成されていることを特徴とするプレス成形装置。 - 請求項1または2において、前記下型本体部分には、当該下型本体部分の外周面で開口する周溝が形成され、
前記係合部は、当該周溝内の上面壁によって構成されていることを特徴とするプレス成形装置。
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2003
- 2003-02-19 JP JP2003041675A patent/JP2004250274A/ja not_active Withdrawn
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