JP2004250022A - ラベル保持器具及びラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル保持器具及びラベル貼付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004250022A
JP2004250022A JP2003040540A JP2003040540A JP2004250022A JP 2004250022 A JP2004250022 A JP 2004250022A JP 2003040540 A JP2003040540 A JP 2003040540A JP 2003040540 A JP2003040540 A JP 2003040540A JP 2004250022 A JP2004250022 A JP 2004250022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
label holding
slide
holding device
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003040540A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Miyazaki
幸夫 宮崎
Kenji Hashizume
健二 橋爪
Masaru Ikebe
優 池辺
Koji Shimizu
浩二 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2003040540A priority Critical patent/JP2004250022A/ja
Publication of JP2004250022A publication Critical patent/JP2004250022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

【課題】ラベルシートに撓みが生じた場合でもラベルシートを確実に保持でき、ラベルシートを光ディスクに密着でき、ラベルシートを光ディスクに対し正確な位置に貼り付けることのできるラベル保持器具及びラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】このラベル保持器具20は、光ディスクに貼付可能なラベルシートを載置可能な載置面を有する載置台21と、ラベルシート10を載置面上で位置決めし保持するために中央孔10aで保持する複数のラベル保持部22と、各ラベル保持部を互いに離反または接近するスライド方向にスライドさせるスライド機構と、を有し、各ラベル保持部は載置面から突き出てラベルシートの中央孔の口縁に当接するように設けられたラベル保持片22aを有し、各ラベル保持片が中央孔の口縁と当接する側に突起部を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク等の表面に貼付するためのラベルシートを保持するラベル保持器具及び光ディスク等の表面にラベルシートを貼付するラベル貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CD−RやCD−RW等の書き込み可能な光ディスクに、その記録情報の内容を表示するためにユーザがプリンタ等で作成したラベルシートを貼付するラベル貼付器が公知である(下記特許文献1参照)。ラベルシートは、その中央に円形の中央孔が形成されているが、この中央孔の内径は、例えば17〜41mmの範囲で製造メーカや製品タイプ毎に様々に異なる。かかるラベル貼付器として、本出願人は、先に、内径の異なる中央孔が形成された各種のラベルシートを正確かつ容易に位置決めし保持し得るラベル保持器具及びラベル貼付装置を提案した(特願2002−250009参照)。このラベル保持器具及びラベル貼付装置を図13に示す。
【0003】
図13のラベル保持器具1は、ディスク状体に貼付可能に構成されたラベルシート10を円形部1a上に載置可能な載置台2と、ラベルシートの中央部に形成された中央孔10aの口縁に当接してラベルシートを載置台2の円形部1a上のラベル保持位置に位置決めし保持する3つのラベル保持部3と、を備える。各ラベル保持部3は、ラベルシートの中央孔10aの口縁にその内側から当接可能なように円形部1aの平面から突き出た保持片3aと、保持片3aに連結し円形部1aの半径方向の案内溝3c内で移動可能なスライド部3bとを有し、各保持片3aが互いに離反または接近するように円形部1aの半径方向にスライド可能に構成される。各保持片3aの中央に設けられたつまみ4を回転させることで各保持片3aが各スライド部3bとともに同期して円形部1aの半径方向にスライドするようになっている。ラベル保持器具1は、載置台2の円形部1a上にラベルシート10を載せ、つまみ4の回転で各保持片3aをスライドさせラベルシートの中央孔10aの口縁に当接させてラベルシート10を保持する。
【0004】
図13のラベル貼付装置は、例えば直径が12cmの光ディスクDにラベルシート10を貼付するために、上記ラベル保持器具1と、光ディスクDを収容する収容ケース5と、を備える。収容ケース5は、本体6、蓋体7及びトレー8を備え、本体6はトレー8を取付け、蓋体13を回動軸7aで回動可能に軸支している。トレー8は、複数のディスク係止片9aで光ディスクDの中心孔Daの口縁を係止して光ディスクDをトレー8に保持する。蓋体7の内面側には側壁から4つの保持片7bが突出しており、ラベル保持器具1を蓋体7の内面に取り付け保持片7bで保持する。ラベル貼付装置は、本体6のトレー8に光ディスクDを保持し、蓋体7のラベル保持器具1にラベルシート10を保持した状態で、本体6と蓋体7とを図の回転方向E1,E2に互いに接近するよう相対回転させて収容ケース5を閉じることで、ラベルシートを光ディスクDの表面に貼り付ける。
【0005】
上述のようなラベル保持器具及びラベル貼付装置には下記の点で改良する余地がある。
【0006】
(1)ラベルシートに撓みが生じると、ラベルシート10をラベル保持器具1の保持片3aに中央孔10aの口縁に当接させて保持するときに、保持片3aから中央孔10aが外れ易い。このため、ラベルシート10をラベル保持器具1に保持するのに手間取る。特に、ラベルシートの材質が紙の場合、撓みが発生し易い。
【0007】
(2)ラベルシート10を光ディスクDに確実に貼り付けるためにラベル保持器具1で保持したラベルシート10をトレー14に保持した光ディスクDにできるだけ密着させることが必要である。
【0008】
(3)ラベルシート10の中央孔10aに合わせて保持片3aをスライドさせるため保持片3aのスライドを容易かつ正確に行い、保持片3aをラベルシート10の中央孔10aに合わせて正確に位置決めし、ラベルシート10を光ディスクDに対し正確な位置に貼り付けることが必要である。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−2041公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、ラベルシートに撓みが生じた場合でもラベルシートを確実に保持でき、ラベルシートを光ディスクに密着でき、ラベルシートを光ディスクに対し正確な位置に貼り付けることのできるラベル保持器具及びラベル貼付装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によるラベル保持器具は、ディスク状体に貼付可能なラベルシートを載置可能な載置面を有する載置台と、前記ラベルシートを前記載置面上で位置決めし保持するラベル保持手段と、を備え、前記ラベル保持手段が前記ラベルシートの中央孔で保持する複数のラベル保持部と、前記各ラベル保持部を互いに離反または接近するスライド方向にスライドさせるスライド機構と、を有するラベル保持器具であって、前記各ラベル保持部は前記載置面から突き出て前記ラベルシートの中央孔の口縁に当接するように設けられたラベル保持片を有し、前記各ラベル保持片が前記中央孔の口縁と当接する側に突起部を有することを特徴とする。
【0012】
このラベル保持器具によれば、ラベルシートをその中央孔の口縁にラベル保持片に当接させて保持するとき、各ラベル保持片の突起部によりラベルシートが中央孔から外れ難くなる。このため、ラベルシートに撓みが発生していてもラベルシートを確実に保持でき、かかるラベル保持器具をラベル貼付装置で用いることで、ラベルシートをディスク状体に対し正確な位置に貼り付けることができる。
【0013】
上記ラベル保持器具では、前記突起部は前記載置面と反対側の前記各ラベル保持片上部に設けられていることが好ましい。
【0014】
また、前記各ラベル保持部は、前記各ラベル保持片に連結し前記スライド機構によりスライドされるスライド部を有し、前記各スライド部は弾性変形可能に構成され前記各ラベル保持片とともに前記載置台内に押し込まれ得るように構成することが好ましい。かかるラベル保持器具をラベル貼付装置で用い、ラベルシートをディスク状体の表面に接近させたとき、各スライド部と各ラベル保持片とが弾性変形し載置台側に押し込まれるので、ラベルシートがディスク状体の表面に密着でき、また、上述の突起部を設けた各ラベル保持片からラベルシートの中央孔が逃げることができ、ラベルシートをディスク状体に確実に貼り付けることができる。また、各ラベル保持片からラベルシートの中央孔が逃げることで、ラベルシートへの傷付きを防止できる。
【0015】
この場合、前記各ラベル保持部は、前記各ラベル保持片と前記各スライド部とを前記載置台内への押し込み方向と反対方向に付勢する弾性部を有することにより、弾性部の復元力により各スライド部のへたりを防止できる。
【0016】
また、前記ラベル保持手段は前記各スライド部を案内するための案内部材を有し、前記案内部材はその外周に設けられた操作部を操作して回転させることで前記各スライド部を前記スライド方向にスライドさせるように構成することが好ましい。案内部材の外周の操作部を操作して案内部材を容易かつ正確に回転させることができるので、スライド部をより安定してスライドさせることができかつ正確に位置決めすることができる。このため、ラベル保持片をラベルシートの中央孔の口縁に適切に当接させてラベルシートを確実に保持できる。
【0017】
なお、案内部材は、内周側から外周側に向けて半径が大きくなるような円弧状の案内開口等の案内部を備えることが好ましく、この案内部に沿ってスライド部がスライド方向にスライドできる。
【0018】
また、前記案内部材は前記各スライド部の案内突起がはまり込む案内開口等の案内部を有し、前記各案内突起は前記案内部から抜け出ないように抜け止め部を有することで、スライド部が安定してスライドでき、また衝撃等でスライド部が案内部から外れたり位置ずれを起こしたりすることを防止できる。
【0019】
また、前記案内部材が前記各スライド部を前記スライド方向にスライドさせるために回転するときの回転範囲を規制する規制部を備えることで、スライド部を安定してスライド操作できる。
【0020】
本発明による別のラベル保持器具は、ディスク状体に貼付可能なラベルシートを載置可能な載置面を有する載置台と、前記ラベルシートを前記載置面上で位置決めし保持するラベル保持手段と、を備え、前記ラベル保持手段が前記ラベルシートの中央孔で保持する複数のラベル保持部と、前記各ラベル保持部を互いに離反または接近するスライド方向にスライドさせるスライド機構と、を有するラベル保持器具であって、前記各ラベル保持部は、前記載置面から突き出て前記ラベルシートの中央孔の口縁に当接するように設けられたラベル保持片と、前記各ラベル保持片に連結し前記スライド機構によりスライドされるスライド部と、を有し、前記各スライド部は弾性変形可能に構成され前記各ラベル保持片とともに前記載置台内に押し込まれ得ることを特徴とする。
【0021】
このラベル保持器具によれば、ラベル保持器具をラベル貼付装置で用い、ラベルシートをディスク状体の表面に接近させたとき、各スライド部と各ラベル保持片とが弾性変形し載置台側に押し込まれるので、ラベルシートがディスク状体の表面に密着でき、ラベルシートをディスク状体に確実に貼り付けることができる。
【0022】
本発明による更に別のラベル保持器具は、ディスク状体に貼付可能なラベルシートを載置可能な載置面を有する載置台と、前記ラベルシートを前記載置面上で位置決めし保持するラベル保持手段と、を備え、前記ラベル保持手段が前記ラベルシートの中央孔で保持する複数のラベル保持部と、前記各ラベル保持部を互いに離反または接近するスライド方向にスライドさせるスライド機構と、を有するラベル保持器具であって、前記各ラベル保持部は、前記載置面から突き出て前記ラベルシートの中央孔の口縁に当接するように設けられたラベル保持片と、前記各ラベル保持片に連結し前記スライド機構によりスライドされるスライド部と、を有し、前記ラベル保持手段は、前記各スライド部を案内するための案内部材を有し、前記案内部材はその外周に設けられた操作部を操作して回転させることで前記各スライド部を前記スライド方向にスライドさせることを特徴とする。
【0023】
このラベル保持器具によれば、案内部材の外周の操作部を操作して案内部材を容易かつ正確に回転させることができるので、スライド部をより安定してスライドさせることができかつ正確に位置決めすることができる。このため、ラベル保持片をラベルシートの中央孔の口縁に適切に当接させてラベルシートを確実に保持できる。
【0024】
また、前記案内部材は前記各スライド部の案内突起がはまり込む案内部を有し、前記各案内突起は前記案内部から抜け出ないように抜け止め部を有することで、スライド部が安定してスライドでき、また衝撃等でスライド部が案内部から外れたり位置ずれを起こしたりすることを防止できる。
【0025】
また、前記案内部材が前記各スライド部を前記スライド方向にスライドさせるために回転するときの回転範囲を規制する規制部を備えることで、スライド部を安定してスライド操作できる。
【0026】
本発明によるラベル貼付装置は、上述のラベル保持器具と、前記ディスク状体を収容する第1の部材と、前記ラベル保持器具を収容し前記第1の部材に対し相対的に回動する第2の部材と、を備え、前記第1の部材と前記第2の部材とを相対的に回動させ接近させて前記第1の部材側の前記ディスク状体の表面に前記第2の部材側の前記ラベル保持器具に保持されたラベルシートを貼り付けることを特徴とする。
【0027】
このラベル貼付装置によれば、ラベルシートに撓みが生じた場合でもラベルシートを確実に保持でき、またラベルシートをディスク状体に密着でき、ラベルシートをディスク状体に対し正確な位置に貼り付けることができる。
【0028】
本発明による別のラベル貼付装置は、上述のラベル保持器具と、前記ディスク状体を収容する第1の部材と、前記ラベル保持器具を収容し前記第1の部材に対し相対的に回動する第2の部材と、を備え、前記第1の部材と前記第2の部材とを相対的に回動させ接近させて前記第1の部材側の前記ディスク状体の表面に前記第2の部材側の前記ラベル保持器具に保持されたラベルシートを貼り付ける際に、前記各ラベル保持部の前記各スライド部が前記各ラベル保持片とともに前記載置台内に押し込まれることで前記ディスク状体の表面と前記ラベルシートとが密着することを特徴とする。
【0029】
このラベル貼付装置によれば、ディスク状体の表面にラベル保持器具に保持されたラベルシートを貼り付けるときに、各スライド部と各ラベル保持片とが弾性変形し載置台側に押し込まれるので、ラベルシートがディスク状体の表面に密着でき、ラベルシートをディスク状体に確実に貼り付けることができる。
【0030】
なお、本発明によるラベル保持器具は、ディスク状体に貼付可能なラベルシートを載置する載置面を有する載置台と、前記ラベルシートを前記載置面上で位置決めし保持するラベル保持手段と、前記載置台を収容する収容ケースに設けられた被係止部に係止可能な係止部と、を備えることが好ましい。このラベル保持器具によれば、ラベル保持器具の載置台を収容ケースに収容したとき、係止部が収容ケースに設けられた被係止部に係止することで、ラベル保持器具が収容ケースから不測に外れてしまうことを防止できる。
【0031】
また、本発明によるラベル貼付装置は、ディスク状体に貼付可能なラベルシートを載置する載置面を有する載置台と前記ラベルシートを前記載置面上で位置決めし保持するラベル保持手段とを有するラベル保持器具と、前記ディスク状体を収容する第1の部材と前記ラベル保持器具を収容し前記第1の部材に対し相対的に回動する第2の部材とを有する収容ケースと、を備え、前記第1の部材と前記第2の部材とを相対的に回動させ接近させて前記第1の部材側の前記ディスク状体の表面に前記第2の部材側の前記ラベル保持器具に保持されたラベルシートを貼り付けるラベル貼付装置であって、前記ラベル保持器具は前記第2の部材に設けられた被係止部に係止可能な係止部を備え、前記載置台が前記第2の部材に収容されたときに前記係止部が前記被係止部に係止することで前記収容ケースからの離脱を防止するように構成することが好ましい。このラベル貼付装置によれば、ラベル保持器具を収容ケースに収容したとき、係止部が収容ケースの第2の部材に設けられた被係止部に係止することで、ラベル保持器具が収容ケースから不測に離脱し外れてしまうことを防止できる。
【0032】
上記ラベル貼付装置において前記第2の部材が前記載置台を収容する矩形状の凹部を構成するように設けられた側壁に前記被係止部として開口を有することが好ましい。また、前記第2の部材が前記開口近傍に前記載置台を保持する保持片を有することが好ましく、この場合、前記開口は前記側壁に前記保持片を成型金型で成形する際に配置された金型部材により形成されたものであることが好ましい。保持片を成形するための成形金型の構造から形成される開口を被係止部として用いることができるので、開口を特別に形成する必要がなく、コスト高につながらない。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本実施の形態によるラベル貼付装置の斜視図である。図2は図1のラベル貼付装置の平面図である。図3は図1のラベル貼付装置の側面図である。図4は図1のラベル貼付装置のラベル保持器具におけるラベル保持片の位置が図2と異なる場合の平面図である。但し、図2乃至図4はラベル貼付装置の収容ケース内に光ディスクを収容していない状態を示す。
【0034】
図1に示すように、本実施の形態によるラベル貼付装置11は、ディスク状体として光ディスクDを保持し収容する収容ケース19と、収容ケース19に保持され収容されるとともに光ディスクDの表面に貼り付けられるラベルシート10を保持するラベル保持器具20と、を備える。なお、ラベルシート10の図1の表面側は接着剤が塗布された接着面に形成され、その裏面は所定の情報がプリントされている。
【0035】
収容ケース19は、光ディスクDを保持するトレー部14が取り付け固定された本体12と、ラベル保持器具20が着脱自在に取り付けられる蓋体13と、を備える。本体12と蓋体13とは、回動軸13aで回動可能に軸止されて連結され、図1のように180度開放されるとともに、図1の開放状態から180度相対的に回動して閉塞可能である。
【0036】
本体12は、矩形状の底板12aと、底板12aから垂直に設けられた側壁12b、12bと、同じく垂直に設けられた前面壁12cと、を備え、その内部にトレー部14を固定的に設けている。トレー部14は、図1〜図4のように、光ディスクDを中心孔Daで保持するディスク保持部15を備え、ディスク保持部15は、複数に分割されて底面から突き出て弾性変形可能なディスク係止片15aで光ディスクDの中心孔Daの口縁を係止するようにして光ディスクDをトレー部14の凹部14a内で保持する。
【0037】
蓋体13は、矩形状の上板13dと、上板13dから垂直に設けられた側壁13e,13eと、ラベル保持器具20を保持するように各側壁13eから半円状に突き出てた保持突起13b,13bと、ラベル保持器具20の位置規制のために底板12の前面壁12cに対応して前面側に設けられたストッパ13c、13cと、を備える。蓋体13の奥側(回動軸13a側)にある保持突起13b,13bの下部の各側壁13eには、図1のように、開口13fが形成されており、載置台21の係止部25がはまり込むようになっている(図2,図4参照)。
【0038】
図1乃至図4のように、ラベル保持器具20は、図1のラベルシート10が載る円形平面21aを有する円形状の載置台21と、円形平面21aの中央部分に設けられた複数のラベル保持部22と、載置台21内に設けられた案内板23と、を備える。
【0039】
図1乃至図4のラベル保持器具20の各部分について図5乃至図10により更に説明する。図5は図1のラベル保持器具の載置台の平面図(a)、図5(a)のB−B線方向に切断して見た断面図(b)及び図5(a)のC−C線方向に切断して見た断面図(c)である。図6は図5の載置台の底面図である。図10はラベル保持器具20の各部分の分解斜視図である。
【0040】
図5(a),(b),(c),図6のように、ラベル保持器具20の載置台21は、ラベル保持器具20が保持突起13b,13bにより蓋体13に保持されるように四隅に設けられた板状の保持部24a,24b,24c,24dと、円形平面21aの中央部にほぼ等間隔に3つ股に形成され円形平面21aの半径方向にそれぞれ延びる開口21aと、円形平面21aが保持部24a,24b,24c,24dの平面よりも突き出てその内部に案内板23を配置できるように裏面側に凹んで形成された凹部21bと、を備える。
【0041】
また、図2,図4,図5(a),図10のように、載置台21の凹部21を形成する円形状の壁面の一部が切り欠かれて切り欠き部21cが形成されており、この切り欠き部21cから案内板23の操作部23b(図7)が突き出て外部から操作できる。
【0042】
また、図5(a)に示すように、載置台21の保持部24a,24bには、収容ケース19の蓋体13の側壁13eに接近する側に係止部25が設けられている。即ち、保持部24a,24bの一部が面状に切り欠かれて切り欠き25bが係止部25近傍に形成され、切り欠き25bにより係止部25が弾性変形可能に構成され、係止部25の先端には爪部25aが形成されている。載置台21を蓋体13に取り付けるとき係止部25が全体的に弾性変形して爪部25aが蓋体13の側壁13eに形成された開口13fに係止する(図2,図4参照)。
【0043】
蓋体13の開口13fは、成形時に成形金型で各側壁13eに保持突起13b,13bを成形する際に形成できるが、この成形金型について図14を参照して説明する。図14は図1の蓋体を成形する成形金型の保持突起を成形する部分を示す部分断面図である。図14のように、固定側金型51と可動側金型52とスライド部材53とでキャビティの保持突起形成空間54を形成し、成形後の離型時に、スライド部材53を図の水平方向Hに引き抜き、固定側金型51と可動側金型52とを図の垂直方向Vに引き離すことで、保持突起を有する成形品を得ることができるが、この成形品の側壁にはスライド部材53の先端部53aに対応して上記開口13fが形成される。
【0044】
図7は図1のラベル保持器具の案内板の平面図(a)、側面図(b)及び図7(a)のCC−CC線方向に切断して見た断面図(c)である。図8は図7の案内板の底面図(a)及び図8(a)のBB−BB線方向に切断して見た断面図(d)である。
【0045】
図7(a),(b),(c),図8のように、ラベル保持器具20の案内板23は、円形状に構成され、載置台21の凹部21b内に回転可能に配置されるとともに、載置台21の各開口21aに対応して形成された案内開口23aと、外周から突き出て案内板23を容易に回転できるように設けられた操作部23bと、を備える。
【0046】
各案内開口23aは、案内板23の中心Pに関し点対称に形成され、中心Pから比較的近い位置から次第に遠ざかるような円弧状に形成されている。ラベル保持部22のスライド部(図9)を案内開口23aに沿って案内することで載置台21の円形平面21aの半径方向にスライドさせることができる。各案内開口23aの一端23cは比較的大きな開口に形成されている。
【0047】
案内板23が載置台21の凹部21bに配置されると、図5(a)の切り欠き部21cを通して操作部23bが載置台21の外側に出て掴むことで案内板23を容易に回転できる。案内板23は切り欠き部21cの一端21dと他端21eとの間を往復移動できるが、この案内板23の回転移動時に操作部23bが一端21d、他端21eに当接することで案内板23の回転が規制され、その回転範囲が切り欠き部21cの一端21dと他端21eとの間に制限される。
【0048】
図9は図1のラベル保持部のラベル保持片及びスライド部の底面図(a)、平面図(b)、左側面図(c)、右側面図(d)、正面図(e)及び図9(b)のF−F線方向に切断して見た断面図(f)である。
【0049】
図9(a)乃至(f)に示すように、図1乃至図4のラベル保持器具20の各ラベル保持部22は、略矩形の板状に形成され載置台21の開口21aに対応して配置されるスライド部22bと、スライド部22bの先端側(円形平面21aの中心側)に設けられた円弧状のラベル保持片22aと、を有する。各ラベル保持片22aは、垂直方向に開口21aを通して円形平面21aから突き出るように設けられ、また各スライド部22bがスライドし最も接近したときに、連続的な円形を構成するようになっている。
【0050】
また、円形平面21aから突き出たラベル保持片22aの上部には、図9(b),(e),(f)に示すように、小突起が突き出るように突起部22が設けられており、各ラベル保持片22aでラベルシート10を中心孔10aで保持したときに、ラベルシート10が中心孔10aから外れ難くなっている。
【0051】
また、各スライド部22bの長手方向の略中心からラベル保持片22aの付け根部にかけて矩形状の開口22gが形成され、図9(e)、(f)のように開口22gのラベル保持片22aと対向する端部から下方にスライド部22bの平面に対し傾斜し弾性変形の可能な弾性部22cが板状に形成されている。
【0052】
また、矩形状の開口22gの弾性部22cを挟んで反対側に別の開口22hが形成され、図9(e)、(f)のように弾性部22cの近傍の開口22hの端部から下方に突き出るようにして案内突起22eが設けられている。案内突起22eは、案内板23の案内開口23aにはまり込み、また、案内突起22eの先端側には略半円状に突き出るように抜け止め部22fが設けられ、スライド部22bが案内開口23aから抜け出ないようになっている。
【0053】
また、スライド部22bは案内板23に案内突起22eから案内開口23aにはめ込まれて取り付けられるが、この取り付け後、ラベル保持片22a及びその近傍部分は案内板23側に弾性的に撓むことができ、押し込まれると弾性的に復元可能になっている。この押し込みのときの押し込み力に抗して弾性部22cが案内板23に当接しスライド部22bを弾性復元するように付勢する。
【0054】
上述のような載置台21,ラベル保持部22及び案内板23を図10のように組み立ててラベル保持器具20を得ることができる。即ち、各ラベル保持部22を図9の案内突起22eの抜け止め部22fから案内板23の案内開口23aの比較的大きな一端23cにはめ込んでそれぞれ取り付ける。そして、ラベル保持部22を取り付けた案内板23を載置台21の裏面側から凹部21b内に取り付ける。このとき、各ラベル保持部22のスライド部22bが載置台21の各開口21aに対応して取り付けられ、ラベル保持片22aが載置台21の円形平面21aから突き出るとともに、案内板23の操作部23bが載置台21の切り欠き部21cから突き出る。
【0055】
上述のようにして、ラベル保持器具20を組み立てることで、案内板23と、複数のラベル保持部22と、載置台21の複数の開口21aとでスライド機構を構成でき、案内板23を操作部23bで回転させることにより、各ラベル保持部22が案内突起22eと案内開口23aとの相対位置を変えながら載置台21の複数の開口21a内で半径方向にスライドできる。
【0056】
以上のように組み立てられたラベル保持器具20は、収容ケース19の蓋体13の内面側に、保持部24a、24bから差し込み、保持部24a、24bの各係止部25が蓋体13の各側壁13eの開口13fにはまり込むまで押し込むことで、ラベル保持器具20を収容ケース19に不測に抜け出ないように取り付けることができる。このようにして、収容ケース19にラベル保持器具20を取り付けてラベル貼付装置11を得ることができる。
【0057】
次に、図1乃至10のラベル保持器具20及びラベル貼付装置11の動作について図11、図12を更に参照して説明する。図11は図2のラベル保持器具のラベル保持部を図2のDD−DD線方向に切断して見た要部側断面図である。図12は図11のラベル保持部の位置をラベルシートに合わせて移動させてからラベルシートと光ディスクとを密着させた状態を示す要部側断面図である。
【0058】
図2、図11のように、ラベル保持器具20において、各ラベル保持部22は、スライド部22bが載置台21の内面と案内板23の上面との間の空間内に位置し、載置台21の円形平面21aの半径方向にスライド可能である。即ち、操作部23bを図2のように載置台21の一端21eまで回転させると、各スライド部22bが中心方向にスライドし最も中心側に接近して各ラベル保持片22aが最小径となる。この状態で、図1のラベルシート10を載置台21の円形平面21a上に載せると、その中心孔10aがラベル保持片22aの外側に位置する。
【0059】
次に、操作部23bで案内板23を図2の回転方向Rに回転させると、各スライド部22bは、案内突起22eと案内開口23aとの相対位置が変化し、案内突起22eの位置が案内開口23aにより中心から半径方向に離れる方向に移動するため、半径方向の外側方向r(図11)にスライドし、このスライドにより各ラベル保持片22aが互いに離れるようにして移動する。このようにして、操作部23bで案内板23を回転させてラベル保持片22aをラベルシート10の中心孔10aの口縁に当接させる。これにより、ラベル保持器具20において複数のラベル保持部22でラベルシート10を中心孔10aで確実に保持できる。
【0060】
なお、操作部23bにより案内板23を図2の回転方向Rへ載置台21の切り欠き部21cの他端21dまで回転させると、図4のように各スライド部22bは、案内突起22eが案内開口23aの半径方向に最も離れた位置までスライドし、ラベル保持片22aが載置台21の開口21aの外方端21f(図5)に当接し、そこで停止する。そして、案内板23を操作部23bで回転方向Rと逆回転方向R’に回転させることで、各ラベル保持片22aを半径方向に接近する方向にスライドさせることができる。
【0061】
次に、図1のように、収容ケース19において光ディスクDがディスク保持部15にはめ込まれて固定された本体12と、ラベルシート10を保持したラベル保持器具20が取り付けられた蓋体13とを、方向E1,E2に相対的に回動させることで、閉じる。これにより、図12のように、光ディスクDの表面にラベルシート10が密着することで、ラベルシート10の表面側の接着面でラベルシート10が光ディスクDの表面に貼り付けられる。その後、本体12と蓋体13とを開放し、光ディスクDを本体12から取り出す。光ディスクDにはラベルシート10が貼り付けられ、ラベルシート10は所定情報のプリントされた面が外側に位置する。
【0062】
以上の図1乃至図12のラベル保持器具20及びラベル貼付装置11によれば、次のような効果を得ることができる。
【0063】
(1)ラベル保持器具20でラベルシート10をその中央孔10aの口縁に各ラベル保持片22aを保持する際に、各ラベル保持片22aの突起部22dによりラベルシート10が中央孔10aから外れ難くなる。例えば、ラベルシート10に撓みが発生していても中央孔10aが突起部22dでラベル保持片22aから外れない。このようにして、ラベル保持部22によりラベルシート10を正確な位置に確実に保持できるので、ラベル貼付装置11によりラベルシート10を光ディスクDに対し正確な位置に貼り付けることができる。
【0064】
(2)本体12と蓋体13とを閉じてラベルシート10を光ディスクの表面に接近させたとき、例えば光ディスクDの表面が各ラベル保持片22aを押し付けることでスライド部22bがラベル保持片22aの近傍で弾性変形し載置台21側に押し込まれるので、ラベルシート10が光ディスクDの表面に密着でき、また、突起部22dを設けた各ラベル保持片22aからラベルシート10の中央孔10aが逃げるように移動することで、ラベルシート10を光ディスクDの表面に確実に貼り付けることができる。また、各ラベル保持片22aからラベルシート10の中央孔10aが逃げることで、ラベルシート10の中央孔10a近傍への傷付きを防止できる。
【0065】
(3)図11のように各ラベル保持部22を組み立てると、各弾性部22cが案内板23に押し付けられた状態となって、ラベル保持片22aとスライド部22b載置台21内への押し込み方向と反対方向に付勢することで、弾性部22cの復元力によりスライド部22bのへたりを防止できる。
【0066】
(4)案内板23を外周に設けた操作部23bにより回転させることで各スライド部22bを載置台21の半径方向にスライドさせるので、案内板23を容易かつ正確に回転させることができ、スライド部22bをより安定してスライドさせることができラベル保持片22aを正確に位置決めできる。このため、ラベル保持片22aをラベルシート10の中央孔10aの口縁に適切に当接させてラベルシート10を確実に保持できる。
【0067】
(5)案内板23は、その操作部22bが載置台21の切り欠き部21cの両端21d,21eに当接することで、その回転範囲が規制されるので、スライド部22bを安定してスライド操作できる。
【0068】
(6)各ラベル保持部22は、案内板23の案内開口23aにはまり込む案内突起22eで抜け止め部22fを有するので、案内開口23aから抜け難くなり、スライド部22bが安定してスライドでき、また衝撃等でスライド部22bが案内開口23aから外れたり位置ずれを起こしたりすることを防止できる。
【0069】
(7)ラベル保持器具20を収容ケース19の蓋体13に取り付けたとき、ラベル保持器具20の各係止部25が弾性変形し蓋体13側の開口13fにはまり込み、爪部25aが開口13fに係止することで、ラベル保持器具20が収容ケース19から不測に抜け出ないようにでき、ユーザが誤ってラベル保持器具20を収容ケース19から外してしまうことを防止できる。また、収容ケース19の蓋体13側の開口13fは、蓋体13の保持突起13bを成形するための成形金型の構造から不可避的に形成される開口であるので、開口を特別に形成する必要がなく、被係止部としての開口13fを設けても、コスト高にはならない。
【0070】
以上のように本発明を実施の形態により説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、ラベル保持部は、3個以外であってもよく、2個または4個以上であってよい。
【0071】
また、案内板の案内開口の形状や載置台の開口の形状を変更することで、ラベル保持部のスライド範囲を変えることができる。また、ラベルシートの貼り付け対象は、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW等の光ディスクであってよく、また、光ディスク以外のディスク状体であってもよいことは勿論である。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、ラベルシートに撓みが生じた場合でもラベルシートを確実に保持でき、ラベルシートをディスク状体に密着でき、ラベルシートをディスク状体に対し正確な位置に貼り付けることのできるラベル保持器具及びラベル貼付装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるラベル貼付装置の斜視図である。
【図2】図1のラベル貼付装置の平面図である。
【図3】図1のラベル貼付装置の側面図である。
【図4】図1のラベル貼付装置のラベル保持器具におけるラベル保持片の位置が図2と異なる場合の平面図である。
【図5】図1のラベル保持器具の載置台の平面図(a)、図5(a)のB−B線方向に切断して見た断面図(b)及び図5(a)のC−C線方向に切断して見た断面図(c)である。
【図6】図5の載置台の底面図である。
【図7】図1のラベル保持器具の案内板の平面図(a)、側面図(b)及び図7(a)のCC−CC線方向に切断して見た断面図(c)である。
【図8】図7の案内板の底面図(a)及び図8(a)のBB−BB線方向に切断して見た断面図(d)である。
【図9】図1のラベル保持部のラベル保持片及びスライド部の底面図(a)、平面図(b)、左側面図(c)、右側面図(d)、正面図(e)及び図9(b)のF−F線方向に切断して見た断面図(f)である。
【図10】図1のラベル保持器具の各部分の分解斜視図である。
【図11】図2のラベル保持器具のラベル保持部を図2のDD−DD線方向に切断して見た要部側断面図である。
【図12】図11のラベル保持部の位置をラベルシートに合わせて移動させてからラベルシートと光ディスクとを密着させた状態を示す要部側断面図である。
【図13】従来のラベル保持部及びラベル貼付装置の斜視図である。
【図14】図1の蓋体を成形する成形金型の保持突起を成形する部分を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10・・・ラベルシート
10a・・・ラベルシートの中央孔
11・・・ラベル貼付装置
12・・・本体
13・・・蓋体
19・・・収容ケース
20・・・ラベル保持器具
21・・・載置台
21a・・・円形平面(載置面)
21c・・・切り欠き部
22・・・ラベル保持部
22a・・・ラベル保持片
22b・・・スライド部
22c・・・弾性部
22d・・・突起部
22e・・・案内突起
22f・・・抜け止め部
23・・・案内板(案内部材)
23a・・・案内開口(案内部)
23b・・・操作部
D・・・光ディスク(ディスク状体)

Claims (13)

  1. ディスク状体に貼付可能なラベルシートを載置可能な載置面を有する載置台と、前記ラベルシートを前記載置面上で位置決めし保持するラベル保持手段と、を備え、前記ラベル保持手段が前記ラベルシートの中央孔で保持する複数のラベル保持部と、前記各ラベル保持部を互いに離反または接近するスライド方向にスライドさせるスライド機構と、を有するラベル保持器具であって、
    前記各ラベル保持部は前記載置面から突き出て前記ラベルシートの中央孔の口縁に当接するように設けられたラベル保持片を有し、前記各ラベル保持片が前記中央孔の口縁と当接する側に突起部を有することを特徴とするラベル保持器具。
  2. 前記突起部は前記載置面と反対側の前記各ラベル保持片上部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のラベル保持器具。
  3. 前記各ラベル保持部は、前記各ラベル保持片に連結し前記スライド機構によりスライドされるスライド部を有し、
    前記各スライド部は弾性変形可能に構成され前記各ラベル保持片とともに前記載置台内に押し込まれ得ることを特徴とする請求項1または2に記載のラベル保持器具。
  4. 前記各ラベル保持部は、前記各ラベル保持片と前記各スライド部とを前記載置台内への押し込み方向と反対方向に付勢する弾性部を有することを特徴とする請求項3に記載のラベル保持器具。
  5. 前記ラベル保持手段は前記各スライド部を案内するための案内部材を有し、前記案内部材はその外周に設けられた操作部を操作して回転させることで前記各スライド部を前記スライド方向にスライドさせることを特徴とする請求項3または4に記載のラベル保持器具。
  6. 前記案内部材は前記各スライド部の案内突起がはまり込む案内部を有し、前記各案内突起は前記案内部から抜け出ないように抜け止め部を有することを特徴とする請求項5に記載のラベル保持器具。
  7. 前記案内部材が前記各スライド部を前記スライド方向にスライドさせるために回転するときの回転範囲を規制する規制部を備えることを特徴とする請求項5または6に記載のラベル保持器具。
  8. ディスク状体に貼付可能なラベルシートを載置可能な載置面を有する載置台と、前記ラベルシートを前記載置面上で位置決めし保持するラベル保持手段と、を備え、前記ラベル保持手段が前記ラベルシートの中央孔で保持する複数のラベル保持部と、前記各ラベル保持部を互いに離反または接近するスライド方向にスライドさせるスライド機構と、を有するラベル保持器具であって、
    前記各ラベル保持部は、前記載置面から突き出て前記ラベルシートの中央孔の口縁に当接するように設けられたラベル保持片と、前記各ラベル保持片に連結し前記スライド機構によりスライドされるスライド部と、を有し、
    前記各スライド部は弾性変形可能に構成され前記各ラベル保持片とともに前記載置台内に押し込まれ得ることを特徴とするラベル保持器具。
  9. ディスク状体に貼付可能なラベルシートを載置可能な載置面を有する載置台と、前記ラベルシートを前記載置面上で位置決めし保持するラベル保持手段と、を備え、前記ラベル保持手段が前記ラベルシートの中央孔で保持する複数のラベル保持部と、前記各ラベル保持部を互いに離反または接近するスライド方向にスライドさせるスライド機構と、を有するラベル保持器具であって、
    前記各ラベル保持部は、前記載置面から突き出て前記ラベルシートの中央孔の口縁に当接するように設けられたラベル保持片と、前記各ラベル保持片に連結し前記スライド機構によりスライドされるスライド部と、を有し、
    前記ラベル保持手段は、前記各スライド部を案内するための案内部材を有し、前記案内部材はその外周に設けられた操作部を操作して回転させることで前記各スライド部を前記スライド方向にスライドさせることを特徴とするラベル保持器具。
  10. 前記案内部材は前記各スライド部の案内突起がはまり込む案内部を有し、前記各案内突起は前記案内部から抜け出ないように抜け止め部を有することを特徴とする請求項9に記載のラベル保持器具。
  11. 前記案内部材が前記各スライド部を前記スライド方向にスライドさせるために回転するときの回転範囲を規制する規制部を備えることを特徴とする請求項9または10に記載のラベル保持器具。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のラベル保持器具と、
    前記ディスク状体を収容する第1の部材と、
    前記ラベル保持器具を収容し前記第1の部材に対し相対的に回動する第2の部材と、を備え、
    前記第1の部材と前記第2の部材とを相対的に回動させ接近させて前記第1の部材側の前記ディスク状体の表面に前記第2の部材側の前記ラベル保持器具に保持されたラベルシートを貼り付けることを特徴とするラベル貼付装置。
  13. 請求項3乃至11のいずれか1項に記載のラベル保持器具と、
    前記ディスク状体を収容する第1の部材と、
    前記ラベル保持器具を収容し前記第1の部材に対し相対的に回動する第2の部材と、を備え、
    前記第1の部材と前記第2の部材とを相対的に回動させ接近させて前記第1の部材側の前記ディスク状体の表面に前記第2の部材側の前記ラベル保持器具に保持されたラベルシートを貼り付ける際に、前記各ラベル保持部の前記各スライド部が前記各ラベル保持片とともに前記載置台内に押し込まれることで前記ディスク状体の表面と前記ラベルシートとが密着することを特徴とするラベル貼付装置。
JP2003040540A 2003-02-19 2003-02-19 ラベル保持器具及びラベル貼付装置 Pending JP2004250022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003040540A JP2004250022A (ja) 2003-02-19 2003-02-19 ラベル保持器具及びラベル貼付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003040540A JP2004250022A (ja) 2003-02-19 2003-02-19 ラベル保持器具及びラベル貼付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004250022A true JP2004250022A (ja) 2004-09-09

Family

ID=33024373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003040540A Pending JP2004250022A (ja) 2003-02-19 2003-02-19 ラベル保持器具及びラベル貼付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004250022A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103552717A (zh) * 2013-11-15 2014-02-05 胡和萍 一种贴标机的手动校正装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103552717A (zh) * 2013-11-15 2014-02-05 胡和萍 一种贴标机的手动校正装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
HU220438B (hu) Kompakt diszk (CD)-tartó berendezés
KR910008173Y1 (ko) 원형 정보 수록 디스크 수납 유지 장치
TW396334B (en) Disk tray and tray allocation box
US6732859B2 (en) Recording medium disc storage case and a recording medium disc
JPH06329189A (ja) 複数のコンパクトディスクを収納するための収納ケース
JPH11503098A (ja) イジェクト可能なコンパクトディスク容器
JP2004250022A (ja) ラベル保持器具及びラベル貼付装置
WO1997022539A1 (fr) Boitier pour cartouche de disque
US7191899B2 (en) Disc cartridge storage case having presentation stand
JP3095990U (ja) ラベル保持器具及びラベル貼付装置
JP3040996B1 (ja) コンパクトディスク用ラベル貼付器
JP3813912B2 (ja) ラベル保持具およびラベル貼付装置
US20060196789A1 (en) Tray for retaining a recording disc
US6964335B1 (en) Disc-media storage case and printed-media storage tray
KR20010098645A (ko) 디스크 수납체 수납 케이스
JP2004511398A (ja) 改良ディスクホルダ
JPH0510292U (ja) カセツト用ホルダー
JP2001010623A (ja) 記録ディスクのラベル貼付け用治具
JP3424177B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP4002538B2 (ja) 円盤状記録媒体の収納ケース
WO2004065262A1 (ja) ディスク状記録担体用収納ケース
JP3482800B2 (ja) ディスク収納体
JPH10139084A (ja) 収納用ケース
JP2001114374A (ja) コンパクトディスク収納ケース及びディスク収納補助トレイ
KR200244595Y1 (ko) 디스크 케이스

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060215

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Effective date: 20060404

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

A975 Report on accelerated examination

Effective date: 20060706

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20060908

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061129