JP2004250010A - 包装体貼付装置および包装体貼付方法 - Google Patents

包装体貼付装置および包装体貼付方法 Download PDF

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JP2004250010A
JP2004250010A JP2003039727A JP2003039727A JP2004250010A JP 2004250010 A JP2004250010 A JP 2004250010A JP 2003039727 A JP2003039727 A JP 2003039727A JP 2003039727 A JP2003039727 A JP 2003039727A JP 2004250010 A JP2004250010 A JP 2004250010A
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Kenji Kishida
賢治 岸田
Tomoaki Hosomi
智明 細見
Yoshiyuki Yura
佳之 由良
Noriyuki Yamazaki
規行 山崎
Kenichi Sugawara
健一 菅原
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AOBA REITO KK
MITSUHASHI SEISAKUSHO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Mitsuhashi Corp
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AOBA REITO KK
MITSUHASHI SEISAKUSHO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Mitsuhashi Corp
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Abstract

【課題】簡単な装置構成で既設の包装容器搬送ラインを使用でき、ホットメルトのような使用環境維持管理を不要とし、容易に包装体の貼付けを可能とした包装体貼着装置を提供する。
【解決手段】所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部13により複数の包装部11を区画連成してなる連続包装体10を搬送経路に沿って搬送する包装体供給手段20と、連続包装体10の一側面に両面テープ24を連続的に貼り付けるテープ貼着手段30と、包装部11のうち隣り合う2つの包装部11間の横シール部13を切断する包装体切断手段40と、切断された包装体12の両面テープ24側を包装容器18に対向させて包装体12を包装容器18に貼付ける包装体貼付手段50とを備えるものとする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料品等が入った包装容器にストロー等が入った包装体を貼り付ける包装体貼付装置に関し、特に、複数の包装部を区画連成された連続包装体を包装部毎に切断して貼り付ける包装体貼付装置および包装体貼付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、牛乳、清涼飲料等の液体食品は、一般に、包装容器に収容されて販売されている。このうち、購入者が一度で飲み切る小容量の包装容器は、ストローをフィルム内に収容することによって形成された包装体を、前記包装容器に貼着(ちょうちゃく)して販売するようにしたものが知られている。
【0003】
また、ヨーグルト、冷菓等の流動体食品の包装容器においても、通常、樹脂製のスプーンをフィルム内に収容することによって形成された包装体を、前記包装容器に貼着して販売するようにしたものが知られている。
【0004】
従来例として、包装容器の側面に棒状体包装体、例えば、ストローパッケージが貼着されたものが有り、該包装容器の購入者は、包装容器から前記ストローパッケージを引き剥がし、該ストローパッケージからストローを取り出すことができるようになっている。
【0005】
前記ストローパッケージは、1個ずつ個別に包材に包装されるとともに複数個を一括した連続包装体として製造され、1個ずつカットされて包装容器に貼着される。
【0006】
上述するような包装容器に別体の包装体を貼着する方法として、包装容器の貼着位置に予めホットメルトなどの接着剤を塗布して、そこへストロー等が包装された別体の包装体を配布して押し付けることにより貼り付けるようにしたり、包装容器と包装体との間に熱溶融する接着フィルムを介在させて加熱溶融により貼着するようにしたものが提案されている(特許文献1を参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−257650号公報(第2−6頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ホットメルトを用いた貼付装置の場合、(1)ホットメルトの溶融状態を維持するための加熱装置を含むホットメルト供給装置が必要となるため、装置自体が大型化するとともにコストが非常に高価となる、(2)ホットメルト供給装置の据付環境(温度、湿度)による調整管理が必要となる、(3)ホットメルトを安定して供給するためにエージングやテスト運転が必要なため、始動開始から安定した供給を行うことができない、(4)ホットメルトを吐出するノズルをメンテナンスするための維持管理が必要、(5)ホットメルトを用いた貼付装置に合わせたライン構成が必要となる、等の問題点がある。
【0009】
また、加熱溶融型の貼付装置の場合は、熱溶着部を備え、据付環境(温度、湿度)による調整管理が必要となるという問題点がある。
【0010】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な装置構成で既設の包装容器搬送ラインを使用でき、ホットメルトのような使用環境維持管理を不要とし、容易に包装体の貼付けを可能とした包装体貼着装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、包装体貼付装置に係り、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を前記搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記連続包装体の一側面に粘着テープを連続的に貼り付けるテープ貼着手段と、前記包装部のうち隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断する切断手段と、切断された包装体の粘着テープ側を被貼付体に対向させて該包装体を被貼付体に貼付ける包装体貼付手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
このように構成することで、ホットメルト等の接着剤を使用したり、熱溶着するような構成を必要としないため、ホットメルト等の接着剤供給装置を構成することなく、簡単な装置構成で低コストな包装体貼付装置を実現できる。また、ホットメルト等の接着剤供給装置を使用する際の接着剤の良好な接着性を維持するための熱源や温度管理の必要がなく、日常的な調整やメンテナンスを必要としないため、取扱いが容易な包装体貼付装置を実現できる。
さらに、本発明によれは、ホットメルト等の接着剤を使用したり、熱溶着するような構成を必要としないため、温度、湿度等の設置環境による影響が少なく、冷凍食品を扱う5℃以下の環境においても安定した貼付け作業を行うことができる。
【0013】
また、本発明は、前記連続包装体として、棒状体、例えばストローのようなものを搬送経路と略直交した状態で包装したものとすることが好ましい。
このように構成することで、包装体の送り量を少なくして工程を短くできるとともに、包袋体をハンドリングする際の空間を省スペース化できるので、コンパクトな装置構成を実現できる。
【0014】
さらに、本発明は、粘着テープとして両面テープを使用することが好ましい。このように構成することで、装置の構成を簡略化して省スペースな包装体貼付装置を実現できる。
【0015】
また、本発明は、前記包装体貼付手段として、切断された包装体を保持するとともに所定位置まで搬送する包装体保持手段と、前記包装体を所定位置で被貼付体に圧着する圧着手段とを備えることが好ましい。このように構成することで、切断された包装体を確実に保持して包装容器に確実に貼着することができる。
【0016】
次に、本発明は、包装体貼付方法に係り、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を搬送する工程と、粘着テープを搬送して前記連続包装体の一側面に該粘着テープを貼着させる工程と、前記連続包装体を間欠搬送して前記包装部のうち隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断する工程と、切断された包装体を被貼付体に貼着する工程とを備えたことを特徴とするものである。
【0017】
このような方法によれば、ホットメルト等の接着剤を使用したり、熱溶着することなく、簡単な方法で包装体を被貼付体に貼り付けることができる。また、ホットメルト等の接着剤供給装置を使用する際の接着剤の良好な接着性を維持するための熱源や温度管理の必要がなく、日常的な調整やメンテナンスを必要としないため、取扱いが容易となる。
さらに、本発明によれは、ホットメルト等の接着剤を使用したり、熱溶着する必要がないため、温度、湿度等の設置環境による影響が少なく、冷凍食品を扱う5℃以下の環境においても安定した貼付け作業を行うことができる。
【0018】
また、本発明は、前記連続包装体として、棒状体、例えばストローのようなものを搬送経路と略直交した状態で包装したものとすることが好ましい。
このような方法によれば、包装体の送り量を少なくして工程を短くできる。
【0019】
さらに、本発明は、粘着テープとして両面テープを使用することが好ましい。このように構成することで、工程を簡略化でき、容易に包装体を被貼付体に貼り付けることができる。
【0020】
また、本発明は、切断された包装体を保持する工程と、該包装体の粘着テープ側を被貼付体に対向させる工程とを備えることが好ましい。このように構成することで、切断された包装体を確実に保持して包装容器に確実に貼着することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図7は発明を実施する形態の一例であって、図1は本発明に係る実施形態の包装体貼付装置の全体構成を示す正面図、図2は図1のA矢視図、図3の(a)は本実施形態の連続包装体の構成を示す説明図、(b)は前記連続包装体の側面図、図4は前記包装体貼付装置を構成する包装体供給部とテープ貼着手段の構成を示す正面図、図5は前記包装体貼付装置を構成する包装体切断手段の構成を示す正面図、図6は前記包装体貼付装置の包装体貼付手段の構成を示す部分詳細図、図7は図6のB矢視図である。
【0022】
本実施形態の包装体貼付装置1は、図1および図2に示すように、複数の包装部11が形成された連続包装体10を前記搬送経路に沿って供給する包装体供給手段20と、前記連続包装体10の一側面に両面テープ24を連続的に貼り付けるテープ貼着手段30と、前記連続包装体10を包装部11毎に単体の包装体12に切断する包装体切断手段40と、切断された包装体12の両面テープ24側を被貼付体である包装容器18に対向させて該包装体12を包装容器18に貼付ける包装体貼付手段50とを備えたものである。この包装体貼付装置1は、包装容器18を搬送供給する生産ライン60とは別体で構成されている。
【0023】
前記包装体貼付装置1は、前記包装体供給手段20とテープ貼着手段30とを1つの装置に集約し、一方、前記包装体切断手段40と包装体貼付手段50とを別体の装置として集約して構成されている。
【0024】
前記連続包装体10は、例えば、図3の(a)に示すように、所定の搬送経路(連続包装体10の搬送方向Bに相当)とほぼ直交して熱シール等により横シール部13が所定の間隔で形成されるとともに、該搬送経路に沿って熱シール等により縦シール部14が連続して形成され、該横シール部13および縦シール部14により区画された内部にストロー16を収納した包装部11が連成されている。前記ストロー16は、前記連続包装体10の長手方向(搬送方向B)に対して略直交する向きに並列して1つずつ包装部11内に収納されている。
【0025】
また、前記連続包装体10は、図3の(b)に示すように、主にベースとなる第1の包装材10aと、ストロー16を包囲する包装部11が形成される第2の包装材10bとにより構成され、第1の包装材10a側を平坦に形成するとともに、第2の包装材10b側を包装部11がストロー16に沿って所定の間隔で突出した状態で形成されている。
【0026】
そして、前記連続包装体10は、図4に示すように、ストロー16側を内側にしてフープ状に巻き束ねられて包装体供給手段20に装着される。
【0027】
前記包装体供給手段20は、図4に示すように、主に、フープ状の連続包装体10が回転可能に取付けられる連続包装体供給部21と、巻かれた両面テープ24が装着される両面テープ供給部22とを備えている。
【0028】
前記連続包装体供給部21は、前記両面テープ供給部22の下方に設けられ、前記連続包装体10の搬送経路と前記両面テープ24の搬送経路とが対向する位置に配置されている。
【0029】
前記両面テープ供給部22には、供給される両面テープ24が保持されるリール部23と、該リール部23に保持される両面テープ24の残量を検出するための残量検出器25とを備えている。
【0030】
前記残量検出器25は、発光部25aと受光部25bを有する透過式センサであって、巻かれた両面テープ24を挟んで配置され、該両面テープ24の巻き量が所定量以下になると巻き径が小さくなり、両面テープ24により遮光されていた発光部25aからの検出光が透過して受光部25bで検出されて、該両面テープ24の残量を検知するようにされている。
【0031】
前記連続包装体供給部21と両面テープ供給部22との間に、両方の搬送経路を一致させて、連続包装体10の第2の包装材10b側に両面テープ24を貼着するとともに該連続包装体10を搬送するテープ貼着手段30が設けられている。
【0032】
前記テープ貼着手段30は、図4に示すように、主に、連続包装体10の包装部11に対応して外周部に溝31aが設けられたいわゆるスターホイール31と、該スターホイール31と対向して配置されて前記連続包装体10を挟み込み搬送する押圧ローラ32とを備えている。
【0033】
また、前記テープ貼着手段30と前記連続包装体供給部21との間の連続包装体10搬送経路には、該連続包装体10の蛇行を抑制して搬送状態を安定させるガイドローラ33、34、35が配置されている。
【0034】
前記スターホイール31は、前記溝31aが包装部11の包装ピッチと同ピッチで形成され、図示しないパルスモータにより所定の送り量で間欠に回転駆動される。前記スターホイール31の上方には、前記両面テープ24の剥離紙24aを巻き取るための剥離紙巻取り部36が設けられている。また、前記スターホイール31の連続包装体10の流れ方向下流側には、剥離ローラ37が配設されている。
【0035】
前記剥離紙巻取り部36および剥離ローラ37により、剥離紙24aを連続包装体10の流れ方向とは逆方向に向かい且つ角度をもって図中上方に向かい両面テープ24より剥離して、該剥離紙巻取り部36に巻き取るようにされている。
【0036】
前記包装体切断手段40は、図5に示すように、主に、連続包装体10を後記するカッター部42へ搬送するためのフィード部41と、該フィード部41により搬送された連続包装体10を包装部11毎に切断するためのカッター部42とにより構成されている。
【0037】
前記フィード部41は、連続包装体10の包装部11に対応して外周部に溝43aが設けられたスターホイール43と、該スターホイール43と対向して配置されて前記連続包装体10を挟み込み搬送する押圧ローラ44とを備えている。
【0038】
前記スターホイール43は、前記溝43aが包装部11の包装ピッチと同ピッチで形成され、パルスモータ45により所定の送り量で間欠に回転駆動される。
前記押圧ローラ44は、少なくとも両面テープ24と対向する部分に逃げ部が形成され、連続包装体10を挟持するとともに両面テープ24の接着面と接触しないように構成されている。
【0039】
前記カッター部42には、連続包装体10の流れ方向に対して略垂直に動作するギロチン式のカッター46が設けられている。
【0040】
前記包装体貼付手段50は、図6に示すように、前記包装体切断手段40の下方に設けられ、主に、前記カッター部42で切断された包装体12を把持する把持部51と、該把持部51により所定位置に搬送された包装体12を包装容器18に押し付けるプッシャー部52とを備えている。
【0041】
前記把持部51は、連続包装体10がカッター部42で切断されて単体となった包装体12を把持するチャック部53と、把持された包装体12を略90度反転させるとともに包装容器18に近接配置するアーム部54とを備えている。
【0042】
前記アーム部54は、一方端部に前記チャック部53が設けられ、他方端部が回動自在に軸体54aに軸支されるとともに、同軸上に固定されたレバープレート55を介して連結されたシリンダ56をストロークすることにより回動(矢印C方向)するようにされている。前記レバープレート55の取付け角度を調整することで、前記アーム部54の回動角度を調整することができる。
【0043】
前記プッシャー部52は、図6および図7に示すように、包装体12を押える押圧部57aを一端部に備えたアーム部57と、該アーム部57を上下方向(矢印D方向)にストロークさせるシリンダ58とを備えている。
【0044】
前記押圧部57aは、包装容器18と対向する一側面にV字断面を有するガイド溝57bが包装体12の長手方向に沿って且つ該包装容器18の外周部12aの傾斜に沿って形成されている。
【0045】
次に、本実施形態の包装体貼付装置1による包装体の貼付工程について図面を参照して説明する。
図1、図4に示すように、ストロー16が一本毎に包装された連続包装体(ストロー包装品)10は、連続包装体供給部21に装着され、両面テープ24は、両面テープ供給部22に装着されている。
前記連続包装体10および両面テープ24は、共にテープ貼着手段30に搬送され、該連続包装体10の上側すなわち第2の包装材10b上に両面テープ24を重ね合わせた状態でスターホイール31と押圧ローラとに挟持されるとともに押圧されて搬送される。こうして、連続包装体10の平面状の一側面に両面テープ24が貼着される。
【0046】
そして、前記スターホイール31の下流側で、剥離ローラ37により連続包装体10上の両面テープ24の剥離紙24aが剥離される。剥離された剥離紙24aは、該剥離ローラ37上方に設けられた剥離紙巻取り部36に巻き取られる。
【0047】
そして、前記連続包装体10は、図5に示すように、包装体切断手段40に搬送され、フィード部41において、スターホイール43により包装部11が形成されるピッチと同ピッチで1ピッチ毎に間欠送りされてカッター部42に搬送される。
【0048】
詳しくは、パルスモータ45により前記スターホイール43を溝ピッチ分ずつ間欠回転させて、連続包装体10を間欠送りする。前記スターホイール43の溝ピッチは、連続包装体10の包装ピッチと同ピッチに形成されている。
【0049】
前記カッター部42において、連続包装体10は、該連続包装体10に形成された包装部11のうち隣り合う2つの包装部11間の横シール部13を連続包装体10の流れ方向に対して略垂直方向にカッター46により切断されて、単体の包装体12となる。この時、包装体貼付手段50の把持部51がカッター部42の下方に待機している。
【0050】
一方、生産ライン60から供給される包装容器18は、図1および図2に示すように、包装体切断手段40の下方に位置するように所定の間隔をもって搬送されてくる。
【0051】
前記包装体12は、図6に示すように、カッター部42により切断されると同時に、把持部51のチャック部53に保持される。このとき、前記包装体12の両面テープ24の接着面側方(アーム部54の揺動支点と反対側)に向いた状態となっている。
【0052】
そして、前記把持部51は、アーム部54を下方(反時計回り)に90度回動させて、前記包装体12の両面テープの接着面側を下方に向ける。この時、把持部51の包装体12は、包装体切断手段40の下方に位置する包装容器18と対向する位置に配置される。また、前記包装体12の上方には、把持部51と干渉しない位置にプッシャー部52が該包装体12を挟んで包装容器18と対向する位置に待機している。
【0053】
そこで、前記把持部51が包装体12を離すと同時に、プッシャー部52がその押圧部57aが包装容器18と当接する位置まで下降して、包装体12を包装容器18の側壁に押し付ける。このようにして、前記包装体12は両面テープ24により包装容器18に貼着される。
【0054】
包装体12が貼着された包装容器18は、図2に示すように、矢印E方向に搬送され、次の包装容器18が包装体切断手段40の下方に搬送される。
このようにして、連続的に包装体12を包装容器18に貼り付けることができる。
【0055】
以上のように構成したので、本実施形態の包装体貼付装置1によれば、ホットメルト等の接着剤を使用したり、熱溶融により溶着するような装置構成を必要としないので、温度、湿度等の設置環境による影響が少なく、冷凍食品を扱う5℃以下の環境においても安定した貼付け作業を行うことができる。
【0056】
また、本実施形態によれば、包装体貼付装置1を生産ライン60と別体で構成したので、各装置構成を省スペースに構成できるので、既存の飲料容器搬送コンベア部分への据付が容易にできる。
【0057】
また、本実施形態によれば、包装体供給手段20とテープ貼着手段30とを1つの装置に集約し、包装体切断手段40と包装体貼付手段50とを別体の装置として集約して構成したので、生産ライン60に構築される包装体切断手段40と包装体貼付手段50の構成部分を軽量で省スペースな装置にすることができる。
【0058】
したがって、例えば、包装体切断手段40と包装体貼付手段50の構成部分を片持ち構成フレーム上に構成することも可能であり、既設のコンベア上へオーバーハングした状態にセットすることができる。このように構成することで、組み付け/運搬作業やメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0059】
また、本実施形態によれば、テープ貼着手段30の構成に、包装部11に対応した溝31aが形成されたスターホイール31を設けたことで、包装部11を潰すことなく搬送できるとともに、両面テープ24を該包装部11の裏側に確実に貼り付けることができる。
【0060】
また、本実施形態によれば、連続包装体10のフィード部41の構成に、包装部11に対応して溝43aが形成されたスターホイール43をもうけたことで、包装部11を潰すことなく、パルスモータ45により所定の送り量で確実な間欠搬送を行うことができる。
【0061】
また、本実施形態によれば、連続包装体10のフィード部41の構成に、少なくとも両面テープ24の接着面と対向する部分に逃げ部を形成した押圧ローラ44を設けたことで、連続包装体10を確実に挟持するとともに両面テープ24の接着面と接触することなく搬送することができる。
【0062】
また、本実施形態によれば、包装体貼付手段50の構成として、包装体12を把持する把持部51と、該把持部51により所定位置に搬送された包装体12を包装容器18に押し付けるプッシャー部52とを備えたことで、切断された包装体12を把持して、該包装体12を確実に包装容器18に押圧することができるので、包装体12の包装容器18への貼着を確実に行うことができる。
【0063】
また、本実施形態によれば、把持部51の構成を、包装体12を把持した状態から略90度反転させるとともに包装容器18に近接配置するようにしたので、簡単な構成で且つ短時間の工程で、縦方向(上下方向)に搬送される包装体12を、横方向に搬送される包装容器18に確実に貼着することができる。
【0064】
尚、本発明の包装体貼付装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の包装体貼付装置によれば、簡単な装置構成で既設の包装容器搬送ラインを使用でき、ホットメルトのような使用環境維持管理を不要とし、容易に包装体の貼付けを可能とした包装体貼付装置を実現できるという優れた効果を奏し得る。
【0066】
詳しくは、本発明に係る包装体貼付装置によれば、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を前記搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記連続包装体の一側面に粘着テープを連続的に貼り付けるテープ貼着手段と、前記包装部のうち隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断する切断手段と、切断された包装体の粘着テープ側を被貼付体に対向させて該包装体を被貼付体に貼付ける包装体貼付手段とを備えたことで、ホットメルト等の接着剤供給装置を構成することなく、簡単な装置構成で低コストな包装体貼付装置を実現できる。
【0067】
また、前記連続包装体として、棒状体、例えばストローのようなものを搬送経路と略直交した状態で包装したものとすることで、包装体の送り量を少なくして工程を短縮できるとともに、コンパクトな装置構成を実現できる。
さらに、粘着テープとして両面テープを使用することで、装置の構成を簡略化して省スペースな包装体貼付装置を実現できる。
【0068】
また、前記包装体貼付手段として、切断された包装体を保持するとともに所定位置まで搬送する包装体保持手段と、前記包装体を所定位置で被貼付体に圧着する圧着手段とを備えることで、切断された包装体を確実に保持して包装容器に確実に貼着することができる。
【0069】
次に、本発明に係る包装体貼付方法によれば、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を搬送する工程と、粘着テープを搬送して前記連続包装体の一側面に該粘着テープを貼着させる工程と、前記連続包装体を間欠搬送して前記包装部のうち隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断する工程と、切断された包装体を被貼付体に貼着する工程とを備えることで、ホットメルト等の接着剤を使用したり、熱溶着することなく、簡単な方法で包装体を被貼付体に貼り付けることができる。
【0070】
また、前記連続包装体として、棒状体、例えばストローのようなものを搬送経路と略直交した状態で包装したものとすることで、包装体の送り量を少なくして工程を短くできる。
さらに、粘着テープとして両面テープを使用することが好ましい。このように構成することで、工程を簡略化でき、容易に包装体を被貼付体に貼り付けることができる。
【0071】
また、切断された包装体を保持する工程と、該包装体の粘着テープ側を被貼付体に対向させる工程とを備えることで、切断された包装体を確実に保持して包装容器に確実に貼着することができる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の包装体貼付装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】(a)は本実施形態の連続包装体の構成を示す説明図、(b)は前記連続包装体の側面図である。
【図4】前記包装体貼付装置を構成する包装体供給部とテープ貼着手段の構成を示す正面図である。
【図5】前記包装体貼付装置を構成する包装体切断手段の構成を示す正面図である。
【図6】前記包装体貼付装置の包装体貼付手段の構成を示す部分詳細図である。
【図7】図6のB矢視図である。
【符号の説明】
1 包装体貼付装置
10 連続包装体
10a 第1の包装材
10b 第2の包装材
11 包装部
12 包装体
12a 外周部
13 横シール部
14 縦シール部
16 ストロー
18 包装容器
20 包装体供給手段
21 連続包装体供給部
22 両面テープ供給部
23 リール部
24 両面テープ
24a 剥離紙
30 テープ貼着手段
31、43 スターホイール
31a、43a 溝
32、44 押圧ローラ
36 剥離紙巻取り部
37 剥離ローラ
40 包装体切断手段
41 フィード部
42 カッター部
50 包装体貼付手段
51 把持部
52 プッシャー部
53 チャック部
54 アーム部
57a 押圧部
57b ガイド溝
60 生産ライン

Claims (8)

  1. 所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を前記搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、
    前記連続包装体の一側面に粘着テープを連続的に貼り付けるテープ貼着手段と、
    前記包装部のうち隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断する切断手段と、
    切断された包装体の粘着テープ側を被貼付体に対向させて該包装体を被貼付体に貼付ける包装体貼付手段とを備えたことを特徴とする包装体貼付装置。
  2. 前記連続包装体は、棒状体を搬送経路と略直交した状態で包装したものとすることを特徴とする請求項1に記載の包装体貼付装置。
  3. 前記粘着テープは、両面テープとすることを特徴とする請求項1または2に記載の包装体貼付装置。
  4. 前記包装体貼付手段は、切断された包装体を保持するとともに所定位置まで搬送する包装体保持手段と、前記包装体を所定位置で被貼付体に圧着する圧着手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の包装体貼付装置。
  5. 所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を搬送する工程と、
    粘着テープを搬送して前記連続包装体の一側面に該粘着テープを貼着させる工程と、
    前記連続包装体を間欠搬送して前記包装部のうち隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断する工程と、
    切断された包装体を被貼付体に貼着する工程とを備えたことを特徴とする包装体貼付方法。
  6. 前記連続包装体は、棒状体を搬送経路と略直交した状態で包装したものとすることを特徴とする請求項5に記載の包装体貼付方法。
  7. 前記粘着テープは、両面テープとすることを特徴とする請求項5または6に記載の包装体貼付方法。
  8. 切断された包装体を把持する工程と、該包装体の粘着テープ側を被貼付体に対向させる工程とを備えたことを特徴とする請求項5乃至7のうちの何れか一項に記載の包装体貼付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102069930A (zh) * 2011-01-12 2011-05-25 陈家翘 自动贴管机
CN102085930A (zh) * 2010-12-21 2011-06-08 南京鹏力塑料科技有限公司 一种圆柱杯贴管机构

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