JP2004249534A - 射出成形機及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源からの電流供給停止後に、平滑コンデンサの放電を短時間で完了できるサーボモータドライバを提供する。
【解決手段】制御装置121は、三相交流電源111から整流器113へ供給される三相交流電流を遮断するコンタクタ112をオフさせると同時に、モータ118からの回生エネルギーを消費するための回生抵抗器119に接続されたトランジスタ120をオンさせる。この結果、回生抵抗器119が電解コンデンサ114に電気的に並列接続され、電解コンデンサう114に蓄積されているエネルギーが、回生抵抗器119によって消費される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出成形機及びその制御方法に関し、特に、射出成形機の駆動モータの回転を駆動制御するサーボモータドライバのコンバータに含まれる平滑コンデンサの放電技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に、従来の電動射出成形機の一構成例を示す。
【0003】
図示の電動射出成形機10は、射出装置20及び型締装置50等から構成される。
【0004】
射出装置20は、加熱シリンダ21を備え、加熱シリンダ21には、ホッパ22が配設される。また、加熱シリンダ21内には、スクリュー23が進退自在かつ回転自在に配設される。スクリュー23の後端は、支持部材24によって回転自在に支持される。支持部材24には、サーボモータ等の計量モータ25が駆動部として取り付けられ、計量モータ25の回転は、計量モータ25の出力軸26に取り付けられたタイミングベルト27を介して、スクリュー23に伝達される。
【0005】
射出装置20は更に、スクリュー23と平行にねじ軸28を回転自在に備える。ねじ軸28の後端は、サーボモータ等の射出モータ29の出力軸30に取り付けられたタイミングベルト31を介して、射出モータ29に連結されている。従って、射出モータ29によってねじ軸28が回転する。ねじ軸28の前端は支持部材24に固定されたナット32と螺合させられる。従って、駆動部たる射出モータ29を駆動し、タイミングベルと31を介してねじ軸28を回転させると、支持部材24は前後進可能となり、その結果、スクリュー23を前後進させることが出来る。
【0006】
型締装置50は、可動側の金型51が取り付けられた可動プラテン52と、固定側の金型53が取り付けられた固定プラテン54を含む。可動プラテン52と固定プラテン54は、タイバー55によって連結される。可動プラテン52はタイバー55に沿って摺動可能である。また、型締装置50は、一端が可動プラテン52と連結し、他端がトグルサポート56と連結するトグル機構57を含む。
トグルサポート56の中央においては、ボールねじ軸59が回転自在に支持されている。
【0007】
ボールねじ軸59には、トグル機構57に設けられたクロスヘッド60に形成されたナット61が螺合されている。また、ボールねじ軸59の後端にはプールー62が配設され、サーボモータ等の型締モータ63の出力軸64とプーリー62との間には、タイミングベルト65が張設されている。
【0008】
従って、型締装置50において、駆動部たる型締モータ63を駆動すると、型締モータ63の回転が、タイミングベルト65を介して、駆動伝達部たるボールねじ軸59に伝達される。そして、ボールねじ軸59及びナット61によって、回転運動が直線運動に変換され、トグル機構57が作動する。トグル機構57が作動すると、可動プラテン52はタイバー55に沿って摺動し、型閉じ、型締め及び型開きが行われる。
【0009】
このように、図3の電動射出成形機10では、計量モータ25、射出モータ29、型締モータ63等の電動機(モータ)がアクチュエータとして採用され、成形時には、計量、射出、型締等の各動作が連続して行われる。
【0010】
上述したような電動射出成形機等で使用されるサーボモータ(三相交流モータ)の駆動には、通常、コンバータとインバータとを備えたサーボモータドライバが用いられる。
【0011】
従来のサーボモータドライバは、図4に示すように、三相交流電源41に接続されるコンタクタ42と、コンタクタ42に接続され、コンタクタ42を介して三相交流電源41から供給される三相交流を整流し、直流を出力する整流器43と、整流器43の出力側に接続され、整流器43から出力される直流を平滑化する電解コンデンサ44と、電解コンデンサ44に並列に接続される放電抵抗器45と、電解コンデンサ44により平滑化された直流を交流に変換するインバータ46と、このインバータ46によって駆動されるモータ47(図3の計量モータ25、射出モータ29、或いは型締モータ63等)からの回生エネルギーを消費する回生抵抗器48とを備えている。なお、整流器43と電解コンデンサ44とがコンバータを構成する。
【0012】
図4に示すサーボモータドライバは、更に、図示しない制御装置を備えている。この制御装置は、コンタクタ42のオン/オフ制御を行うとともに、インバータ46を制御してモータ47の回転速度を制御する。
【0013】
図4のコンバータでは、制御装置からの制御によりコンタクタ42がオンすると、整流器43に三相交流電源41からの三相交流が供給される。整流器43は、コンタクタ42を介して三相交流電源41からの三相交流の供給を受けると、それを整流して直流を出力する。整流器43から出力される直流は、電解コンデンサ44により平滑化される。インバータ46は、制御装置からの制御に基づいて、コンバータからの直流を交流に変換してモータ47に供給する。その結果、モータ47が回転駆動される。
【0014】
制御装置からインバータ46にモータ47の減速指示があると、インバータ46からモータ47への交流の供給は無くなるが、モーター47は慣性により回転を続け、モータ47からインバータ46側に向かう回生エネルギーが発生する。
回生抵抗器48は、この回生エネルギーを熱に変換して消費する。
【0015】
制御装置からの制御によりコンタクタ42がオフすると、三相交流電源41から整流器43への三相交流の供給が停止する。このとき、電解コンデンサ44に蓄積されているエネルギーは、放電抵抗器45により消費される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来の射出成形に用いられるサーボモータドライバでは、放電抵抗器として、可能な限り大きい抵抗値を持つ抵抗器が用いられている。これは、放電抵抗器の抵抗値を小さくすると、コンバータから出力された直流がそこを流れやすくなるので、インバータの入力側の電圧を所定電圧に維持するために、非常に大きな熱容量の放電抵抗器が必要となり、コスト、スペース、及び発熱の問題が生じるからである。
【0017】
このように、従来のサーボモータドライバでは、可能な限り大きな抵抗値の放電抵抗器が用いられるので、電源からコンバータへの電流供給を遮断してから、平滑コンデンサの放電が完了するまでに長時間を要する。一方、平滑コンデンサの端子間電圧が所定の電圧以下でなければ、メンテナンス作業を開始することは非常に危険である。従って、従来のサーボモータドライバには、電源からの電流供給を停止してからメンテナンス作業を開始できるまでに長い待機時間を必要とするという問題点がある。
【0018】
そこで、本発明は、電源からの電流供給停止後に、平滑コンデンサの放電を短時間で完了することができるサーボモータドライバを備えた射出成形機及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、整流回路と平滑コンデンサとを含むコンバータと、該コンバータから出力される直流を交流に変換してモータを駆動する複数の第1のトランジスタと、前記コンバータの正電極と前記コンバータの負電極に接続された第2のトランジスタとの間に接続され、前記モータからの回生エネルギーを消費する回生抵抗器と、前記複数の第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを制御する制御装置とを備えた射出成形機において、前記制御装置が前記第2のトランジスタをオンさせ、これによって、前記回生抵抗器を前記平滑コンデンサの放電に利用することを特徴とする射出成形機が得られる。
【0020】
また、本発明によれば、整流回路と平滑コンデンサとを含むコンバータと、
該コンバータから出力される直流を交流に変換してモータを駆動する複数の第1のトランジスタと、前記コンバータの正電極と前記コンバータの負電極に接続された第2のトランジスタとの間に接続され、前記モータからの回生エネルギーを消費する回生抵抗器と、前記複数の第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを制御する制御装置とを備えた射出成形機の制御方法において、前記制御装置からの指令により前記第2のトランジスタをオンさせ、これによって、前記回生抵抗器を前記平滑コンデンサの放電に利用することを特徴とする射出成形機の制御方法が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0022】
図1に、本発明の一実施の形態に係るサーボモータドライバを示す。図示のサーボモータドライバは、例えば、従来の技術の欄において図3を参照して説明したような電動射出成形機に使用されるものであって、三相交流電源111に接続されたコンタクタ112と、コンタクタ112に接続された整流器113と、整流器113の出力側に接続された電解コンデンサ(平滑コンデンサ)114と、電解コンデンサ114に並列に接続された放電抵抗器115と、整流器113及び電解コンデンサ114からなるコンバータ116に接続されるインバータ117と、インバータ117により駆動制御されるモータ118からの回生エネルギーを消費する回生抵抗器119と、回生抵抗器119に接続されたトランジスタ120と、コンタクタ112、インバータ117及びトランジスタ120を制御する制御装置121とを有している。
【0023】
コンタクタ112は、制御装置121によってオン/オフ制御され、三相交流電源111からの三相交流を整流器113へ供給し、またその供給を遮断する。
【0024】
整流器113は、例えば、ダイオードブリッジであって、コンタクタ112を介して三相交流電源111から供給される三相交流を整流し、直流を出力する。
【0025】
電解コンデンサ114は、整流器113から出力される直流を平滑化する。また、インバータ117を介して供給されるモータ118からの回生エネルギーを蓄積する。
【0026】
放電抵抗器115は、電解コンデンサ114の放電を実現する。
【0027】
インバータ117は、第1のトランジスタである複数のトランジスタ(パワートランジスタ)122によって構成され、制御装置121からの制御の下、コンバータ116から供給される平滑化された直流を交流に変換してモータ118へ供給し、モータ118の回転を駆動制御する。
【0028】
回生抵抗器118は、コンバータ116の正電極と、負電極に接続された第2のトランジスタであるトランジスタ120との間に接続されており、トランジスタ120がオンしたとき、電気的に電解コンデンサ114に並列接続された状態となり、回生エネルギーを消費する。
【0029】
トランジスタ120は、制御装置121の制御に基づいてオン/オフし、回生抵抗器119を電解コンデンサ114に電気的に並列接続された状態にし、また電気的に切り離された状態にする。
【0030】
制御装置121は、設定器201、ゲートドライブ回路202及びコンタクタ駆動回路203を有し、設定器201に設定されたパラメータに基づき、コンタクタ112のオン/オフ制御、インバータ117を構成する複数のトランジスタ122のオン/オフ制御、及びトランジスタ120のオン/オフ制御を行う。また、制御装置121は、射出装置全体の制御も担う。
【0031】
次に、図1のサーボモータドライバの動作について説明する。
【0032】
制御装置121のコンタクタ駆動回路203が、コンタクタ112をオンさせると、三相交流電源111からの三相交流が整流器113に供給される。整流器113は、三相交流電源111からの三相交流がコンタクタ112を介して供給されると、それを整流して直流を出力する。整流器113から出力される直流は、電解コンデンサ114により平滑化され、インバータ117へと供給される。
【0033】
制御装置121のゲートドライブ回路202は、インバータ117を構成する複数のトランジスタ122のオン/オフを制御して、モータ118の回転駆動を制御する。このとき、ゲートドライブ回路202は、また、モータ118を減速或いは停止させるとき、即ち、回生エネルギーが発生する場合に、トランジスタ120をオンさせて、回生エネルギーを回生抵抗器119に消費させる。モータ118を加速する場合には、ゲートドライブ回路202は、トランジスタ120をオフさせて、回生抵抗器119をインバータ117及び電解コンデンサ114から電気的に切り離す。
【0034】
すなわち、モータ118を減速或いは停止させるため、コンタクタ駆動回路203がコンタクタ112をオフさせると同時に、ゲートドライブ回路202は、トランジスタ120をオンさせる。その結果、コンタクタ112がオフしたとき、電解コンデンサ114には、放電抵抗器115のみならず回生抵抗器119が電気的に並列接続され、回生抵抗器119によっても電解コンデンサ114に蓄えられた電荷が放電される。
【0035】
回生抵抗器119としては、できるだけ小さな抵抗値を持つものが用いられる。これは、回生エネルギーは、できるだけ素早く消滅させ(消費し)なければならないからである。
【0036】
トランジスタ120は、電解コンデンサの端子電圧が、人体に危険と判断される電圧以下になるまでオンさせておき、その後はオフさせるようにしてよい。この場合、トランジスタ19をオンさせた後、予め設定した所定時間が経過したらオフさせるようにしてもよいし、電解コンデンサの端子間電圧を検出して、検出電圧が予め設定された所定電圧以下になるとオフさせるようにしてもよい。
【0037】
図2に、電解コンデンサ114の放電を放電抵抗器115のみを用いて行う場合と、回生抵抗器119のみを用いて行う場合の、電解コンデンサ114の端子間電圧の時間変化を示す。ここでは、電解コンデンサ114の電気容量がC、放電抵抗器115の抵抗値がR、回生抵抗器119の抵抗値がRdb(<R)であって、放電抵抗器115を用いて電解コンデンサ114の放電を行う場合の時定数τは、τ=CR、回生抵抗器119を用いて電解コンデンサ114の放電を行う場合の時定数τは、τ=CRdb、であるとする。
【0038】
図2から明らかなように、回生抵抗器119を用いた場合のほうが、放電抵抗器115を用いた場合に比べ、時定数τが小さい為(Rdb<R)、電解コンデンサ114の放電に要する時間を大幅に短縮することができる。従って、本実施の形態に係るサーボモータドライバでは、コンタクタ112をオフさせて、三相交流電源111から整流器113への三相交流の供給を遮断してから、電解コンデンサ114の放電を完了するまで(端子間電圧が所定の電圧以下になるまで)に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0039】
なお、上記説明においては、コンタクタ112をオフさせると同時にトランジスタ120をオンさせているが、トランジスタ120をオンさせるタイミングは、必ずしもコンタクタ112をオフさせるタイミングと同時でなくともよく、予め定められた遅延時間経過後にオンさせるようにしてもよい。あるいは、制御電源をオフすると同時に、若しくは制御電源をオフしてから予め定められた遅延時間経過後に、トランジスタ120をオンさせるようにしてもよい。さらに、オペレータが必要と判断したときに、設定器201から手動操作によってトランジスタ120をオンさせるようにしてもよい。
【0040】
また、本実施の形態に係るサーボモータドライバは放電抵抗器115を備えているが、回生抵抗器119にその役目を兼ねさせるようにしてもよい。即ち、放電抵抗器115を用いずに、サーボドライバを構成するようにしてもよい。交流電源111がコンバータ116に接続されている状態(即ち、コンタクタ112がオンの状態)では、放電抵抗器115は、エネルギーを熱として放出しているだけである。したがって、放電抵抗器115を削除することにより、コンタクタ112がオンの状態のときの消費電力を減少させることが可能となり、成形機のランニングコストを削減することができる。
【0041】
また、通常、射出成形機においてサーボモータ118は、射出モータ29、計量モータ25、型締モータ63の他に金型内にて成形された成形品を突き出すエジェクトモータの4つに対応したインバータ117およびトランジスタ120が配設されている。トランジスタ120の容量はモータの容量に対応しており、最も容量が大きいサーボモータ118に取り付けられたトランジスタ120が、最も大きい電流を流すことができ、短時間で放電することができる。一般的には、最も容量が大きいモータは射出モータであるので、本願発明を射出モータ29に適用すると、最も効率を向上させることができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、コンバータへの電源供給を遮断したときに、回生抵抗器を放電抵抗器として利用するようにしたことで、短時間でコンバータに含まれる平滑コンデンサの放電を完了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るサーボモータドライバの構成を示す図である。
【図2】図1のサーボモータドライバに用いられる電解コンデンサを、同じく図1のサーボモータドライバに用いられる放電抵抗器と回生抵抗器とをそれぞれ用いて放電させた場合における、電解コンデンサの端子間電圧の時間変化を示すグラフである。
【図3】従来の射出成形機の一構成例を示す側面図である。
【図4】従来のサーボモータドライバの構成を示す図である。
【符号の説明】
111 三相交流電源
112 コンタクタ
113 整流器
114 電解コンデンサ
115 放電抵抗器
116 コンバータ
117 インバータ
118 モータ
119 回生抵抗器
120 トランジスタ
121 制御装置
122 トランジスタ
201 設定器
202 ゲートドライブ回路
203 コンタクタ駆動回路
41 三相交流電源
42 コンタクタ
43 整流器
44 電解コンデンサ
45 放電抵抗器
46 インバータ
47 モータ
48 回生抵抗器

Claims (5)

  1. 整流回路と平滑コンデンサとを含むコンバータと、
    該コンバータから出力される直流を交流に変換してモータを駆動する複数の第1のトランジスタと、
    前記コンバータの正電極と、前記前記コンバータの負電極に接続された第2のトランジスタとの間に接続され、前記モータからの回生エネルギーを消費する回生抵抗器と、
    前記複数の第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを制御する制御装置とを備えた射出成形機において、
    前記制御装置が前記第2のトランジスタをオンさせ、これによって、前記回生抵抗器を前記平滑コンデンサの放電に利用することを特徴とする射出成形機。
  2. 請求項1に記載の射出成形機において、前記コンバータと交流電源との間に接続されるコンタクタを有し、
    前記コンタクタをオフさせると同時に前記第2のトランジスタをオンさせることを特徴とする射出成形機。
  3. 請求項1に記載の射出成形機において、前記コンバータと交流電源との間に接続されるコンタクタを有し、
    前記コンタクタをオフさせた後、第1の所定の時間経過後に前記第2のトランジスタをオンさせることを特徴とする射出成形機。
  4. 請求項2または3に記載の射出成形機において、
    前記第2のトランジスタをオンさせた後、第2の所定の時間経過後、若しくは、前記コンバータの電圧検出値が所定の値まで低下すると前記第2のトランジスタをオフさせることを特徴とする射出成形機。
  5. 整流回路と平滑コンデンサとを含むコンバータと、
    該コンバータから出力される直流を交流に変換してモータを駆動する複数の第1のトランジスタと、
    前記コンバータの正電極と、前記コンバータの負電極に接続された第2のトランジスタとの間に接続され、前記モータからの回生エネルギーを消費する回生抵抗器と、
    前記複数の第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタを制御する制御装置とを備えた射出成形機の制御方法において、
    前記制御装置からの指令により前記第2のトランジスタをオンさせ、これによって、前記回生抵抗器を前記平滑コンデンサの放電に利用することを特徴とする射出成形機の制御方法。
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