JP2004247169A - 車両用リアランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接して配設される2つのランプの光り方を意匠上調和のあるものに改善し、ランプの見栄えを向上すること。
【解決手段】本発明は、車両の後部に装着される車両用リアランプであって、第1の光源22と、第1の光源22を収容する第1のチャンバを画成する第1のリフレクタ30と、第1のリフレクタ30の背後に配設されたLEDランプ24と、第1のリフレクタ30に設けられ、LEDランプ24の光を前記第1のチャンバ内へと透過するレンズ部材25a−dと、第2の光源18と、第1のリフレクタ30の近傍に配設され、第2の光源18を収容する第2のチャンバを画成する第2のリフレクタ12とを備え、第2のリフレクタ12には、第2の光源18からの光を前方に向けて実質的に反射しない疑似ステップ70a−dが形成されており、車両の背面を前方から見たとき、疑似ステップ70a−dと第2の光源18との位置関係が、レンズ部材25a−dと第1の光源22との位置関係に対応していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の後部に装着される車両用リアランプに係り、特に、隣接して配置される2つのランプ間で光り方の調和が図られた車両用リアランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
車体後部には、ブレーキペダル操作時に点灯するストップランプ及び夜間走行時等に点灯されるテールランプや、ストップランプとテールランプを一体化したコンビネーションランプ(以下、これらランプを総称する際には「リアランプ」という)が、左右に対になって配設されている。これらのリアランプは、車体後部の意匠性に大きな影響を与えるため、ランプ点灯時や非点灯時の車体の意匠を高めるための種々の提案がなされている。
【0003】
例えば、指向特性の異なる2つ反射面が交互に形成されたリフレクタを備えたテールランプが知られている(例えば、特許文献1)。この従来技術は、ランプの奥行き感や透明感、更には輝き感等の見栄えを損なうことなく、本来の点灯状態と太陽光による疑似点灯状態とを明確に区別することを課題としている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−111014号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車体後部の全体としての意匠を高めるためには、個々のリアランプの奥行き感や透明感等の光り方を改善するだけでは足りず、異なるリアランプ間で光り方の調和を図る必要性がある。例えば、車体後部にコンビネーションランプ及びテールランプが隣接して配設される場合がある。かかる場合、コンビネーションランプのテールランプと、単独のテールランプとが同時に点灯した際、これら2つのテールランプの光り方に相異が生ずると、車体後部の全体としての意匠性が損なわれるという問題点がある。
【0006】
そこで、本発明は、隣接して配置される各ランプの光り方を意匠上調和のあるものに改善することができる車両用リアランプの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1に記載する如く、車両の後部に装着される車両用リアランプであって、
第1の光源と、
前記第1の光源を収容する第1のチャンバを画成する第1のリフレクタと、
前記第1のリフレクタの背後に配設されたLEDランプと、
前記第1のリフレクタに設けられ、前記LEDランプの光を前記第1のチャンバ内へと透過するレンズ部材と、
第2の光源と、
前記第1のリフレクタの近傍に配設され、前記第2の光源を収容する第2のチャンバを画成する第2のリフレクタとを備え、
前記第2のリフレクタには、前記第2の光源からの光を前方に向けて実質的に反射しない疑似ステップが形成されており、
車両の背面を前方から見たとき、前記疑似ステップと前記第2の光源との位置関係が、前記レンズ部材と前記第1の光源との位置関係に対応していることを特徴とする、車両用リアランプにより達成される。
【0008】
本発明において、車両の後部に装着される車両用リアランプは、第1及び第2のチャンバを有している。第1及び第2のチャンバには、第1及び第2の光源が収容される。また、第1のチャンバの背後には、ストップランプを実現するLEDランプが配設される。LEDランプからの光は、第1のリフレクタに設けられたレンズ部材を透過して外部に放出される。しかしながら、第1のリフレクタにレンズ部材を設けると、レンズ部材は、第1の光源からの光を前方(“前方”とは、車両を基準にすると車軸に沿った車両後方)に出射しないので、第1のリフレクタには、前方(車両後方)から見て光を発していないように見える領域が局所的に形成される。この場合、第1のリフレクタの近傍に位置する第2のリフレクタにも、同様の光を発していないように見える領域が存在しない限り、特に第1及び第2の光源が同時に点灯した際、第1のリフレクタ及び第2のリフレクタが異なる態様で光っているように見え、車体後部の全体としての意匠性が損なわれてしまう。これに対して、本発明では、第2のリフレクタには、第2の光源からの光を前方に向けて実質的に反射しない疑似ステップが形成される。従って、第2のリフレクタにも、第1のリフレクタと同様に、前方から見て光を発していないように見える領域が局所的に形成される。更に、本発明では、車両の背面を前方(車両後方)から見たとき、疑似ステップと第2の光源との位置関係が、レンズ部材と第1の光源との位置関係に対応しているため、第1のリフレクタ及び第2のリフレクタの光り方が非常に類似したものとなる。従って、本発明によれば、隣接して配設された2つのランプの光り方を意匠上調和のあるものに改善することができる。
【0009】
また、請求項2に記載する如く、前記疑似ステップの形状が、対応する前記レンズ部材の形状に略等しい場合には、第1のリフレクタ及び第2のリフレクタの光り方がより一層類似したものとなるため、隣接して配設された2つのランプの光り方をより意匠上調和のあるものに改善することができる。
【0010】
また、請求項3に記載する如く、前記第1の光源が、前記第2の光源と同時に点灯するように構成されている場合には、第1及び第2の光源が同時に点灯した状態では、第1のリフレクタ及び第2のリフレクタが太陽光等の外部光のみを反射している状態に比して、第1のリフレクタ及び第2のリフレクタの光り方の調和(即ち、2つのランプの光り方の調和)をより明確に視認できる。
【0011】
また、上記目的は、請求項4に記載する如く、車両の後部に装着される車両用リアランプであって、
第1の光源と、
前記第1の光源を収容する第1のチャンバを画成する第1のリフレクタと、
前記第1のリフレクタの背後に配設されたLEDランプと、
前記第1のリフレクタに設けられ、前記LEDランプの光を前記第1のチャンバ内へと透過するレンズ部材と、
第2の光源と、
前記第1のリフレクタの近傍に配設され、前記第2の光源を収容する第2のチャンバを画成する第2のリフレクタとを備え、
前記第2のリフレクタには、他の領域に比して反射率が低い低反射率領域が形成されており、
車両の背面視において、前記低反射率領域と前記第2の光源との位置関係が、前記レンズ部材と前記第1の光源との位置関係に対応していることを特徴とする、車両用リアランプによっても達成される。
【0012】
本発明において、車両の後部に装着される車両用リアランプは、第1及び第2のチャンバを有している。第1及び第2のチャンバには、第1及び第2の光源が収容される。また、第1のチャンバの背後には、ストップランプを実現するLEDランプが配設される。LEDランプからの光は、第1のリフレクタに設けられたレンズ部材を透過して外部に放出される。しかしながら、第1のリフレクタにレンズ部材を設けると、レンズ部材は、第1の光源からの光を前方に出射しないので、第1のリフレクタには、前方から見て光を発していないように見える領域が局所的に形成される。この場合、第1のリフレクタの近傍に位置する第2のリフレクタにも、同様の光を発していないように見える領域が存在しない限り、特に第1及び第2の光源が同時に点灯した際、第1のリフレクタ及び第2のリフレクタが異なる態様で光っているように見え、車体後部の全体としての意匠性が損なわれてしまう。これに対して、本発明では、第2のリフレクタには、他の領域に比して反射率が低い低反射率領域が形成される。従って、第2のリフレクタにも、第1のリフレクタと同様に、前方から見て光を発していないように見える領域が局所的に形成される。更に、本発明では、車両の背面を前方から見たとき、低反射率領域と第2の光源との位置関係が、レンズ部材と第1の光源との位置関係に対応しているため、第1のリフレクタ及び第2のリフレクタの光り方が非常に類似したものとなる。従って、本発明によれば、隣接して配設された2つのランプの光り方を意匠上調和のあるものに改善することができる。尚、低反射率領域の反射率は、対応する前記レンズ部材の反射特性に応じて決定されてよい。
【0013】
また、請求項5に記載する如く、前記低反射率領域の形状が、対応する前記レンズ部材の形状に略等しい場合には、第1のリフレクタ及び第2のリフレクタの光り方がより一層類似したものとなるため、隣接して配設された2つのランプの光り方をより意匠上調和のあるものに改善することができる。
【0014】
また、本発明による車両用リアランプは、請求項6又は7に記載する如く、互いに隣接して配設されることにより光り方の調和が実現される第1の車両用リアランプ又は第2の車両用リアランプであってよい。
【0015】
また、上記目的は、請求項8に記載する如く、車両の後部に装着される車両用リアランプであって、
第1の光源と、
前記第1の光源を収容する第1のチャンバを画成し、前記第1の光源からの光を前方に向けて実質的に反射しない第1の非発光領域を有する第1のリフレクタと、
第2の光源と、
前記第2の光源を収容する第2のチャンバを前記第1のチャンバに近傍に画成し、前記第2の光源からの光を前方に向けて実質的に反射しない第2の非発光領域を有する第2のリフレクタとを備え、
車両の背面を前方から見たとき、前記第2の非発光領域と前記第2の光源との位置関係が、前記第1の非発光領域と前記第1の光源との位置関係に対応していることを特徴とする、車両用リアランプによっても達成される。
【0016】
本発明によれば、第2の非発光領域と第2の光源との位置関係が、前記第1の非発光領域と前記第1の光源との位置関係に対応しているため、互いに隣接する第1のリフレクタ及び第2のリフレクタの光り方が非常に類似したものとなる。従って、本発明によれば、隣接して配設された2つのランプの光り方を意匠上調和のあるものに改善することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施例のリアランプが装着された車体右後部の背面図である。本実施例では、図1に示すように、車体の背面には、夜間走行時等に点灯されるテールランプ10、及び、コンビネーションランプ20が装着されている。コンビネーションランプ20は、テールランプ機能とストップランプ機能とを一体化した構成を有する。
【0019】
図2は、図1のラインI−Iに沿って切断した際のコンビネーションランプ20の断面図である。図2に示すように、コンビネーションランプ20は、リフレクタ30、インナレンズ32、アウタレンズ34、及び、テールランプバルブ22を備えている。テールランプバルブ22は、白熱バルブであり、そのバルブ中心は、リフレクタ30及びインナレンズ32が画成する空間(チャンバ)内に設定されている。リフレクタ30の表面には、アルミ蒸着等の処理が施されている。リフレクタ30には、テールランプバルブ22からの光を前方に反射するステップ30aが形成されてよい。テールランプバルブ22が発光した際、リフレクタ30の表面で反射した光は、インナレンズ32及びアウタレンズ34を介して外部に放射される。これにより、コンビネーションランプ20のテールランプ機能が実現される。尚、テールランプバルブ22は、例えばユーザがステアリングハンドル近傍に設けられたテール用のライトコントロールスイッチ(図示せず)をオンにすることにより、発光するように構成されている。
【0020】
また、コンビネーションランプ20は、発光ダイオード(LED)で構成されたLEDランプ24を備えている。LEDランプ24は、ブレーキペダルが操作された際に発光するように構成されている。LEDランプ24は、リフレクタ30の背後(車室側)に配設され、テールランプバルブ22の周辺に複数個(本例では、図1に示すように12個)設定されている。リフレクタ30には、また、各LEDランプ24に対応して貫通穴30bが複数個形成されている。リフレクタ30の各貫通穴30bは、各LED用レンズ25により覆われている。従って、各LEDランプ24が発光した際(即ち、ブレーキペダル操作時)、各LEDランプ24から放出される光は、各LED用レンズ25を透過し、インナレンズ32及びアウタレンズ34を介して外部に放射される。これにより、コンビネーションランプ20のストップランプ機能が実現される。
【0021】
ところで、一般的なコンビネーションランプには、上述のLEDランプ24に代わって、ストップランプ機能を実現するために白熱バルブが設定されている。一方、本実施例のコンビネーションランプ20には、上述の如く、ストップランプ機能を実現するためにLEDランプ24が設定されている。白熱バルブに代わりLEDランプ24を設定した場合には、白熱バルブを設定した場合に比して、点灯時の見栄えが斬新となり、更には、点灯速度が良好で安全性が向上し、消費電力も低減されるという有利な効果が奏される。一方、LEDランプ24の設定には、LEDランプ24の非点灯時の見栄えを考慮して、LED用レンズ25の設定が伴われる。即ち、LEDランプ24が貫通穴30bを介して露出していると、LEDランプ24自体の赤色が赤い点として外部から直接視認され見栄えが悪化するので、LEDランプ24を覆うLED用レンズ25の設定が必要となる。
【0022】
しかしながら、LED用レンズ25を設定した場合、コンビネーションランプ20のテールランプバルブ22のみが発光している状態において、LED用レンズ25に起因して、リフレクタ30の表面に、(外部から見て)光を発していないように見える領域が局所的に生ずる。即ち、LED用レンズ25は、LEDランプ24の光を透過させるべく光透過性のある材料で形成されているため、テールランプバルブ22からの光の大部分を透過し、結果として、リフレクタ30の表面に光らない領域が画成されてしまう。
【0023】
この場合であっても、コンビネーションランプ20が単独で車体背面に配設されているのであれば、光らない領域が意匠上の問題となることはない。しかしながら、本実施例のようにコンビネーションランプ20とは別にテールランプ10が設定されている場合、テール用のライトコントロールスイッチがオンにされた際、テールランプ10とコンビネーションランプ20が共に点灯状態となる。この点灯状態において、前記光らない領域に起因してテールランプ10とコンビネーションランプ20との間に光り方の相異が生ずる場合には、車体背面の全体としての意匠の調和が損なわれてしまうという不都合が生じる。従って、LEDランプが設定されたコンビネーションランプと共に別のテールランプを配設する場合(特に2つのリアランプを互いに近接して配設する場合)には、2つのリアランプ間で光り方に関する意匠の調和を図ることが望ましい。これに対して、本実施例では、以下図3を参照して詳説するように、テールランプ10に疑似ステップ70を設けることで、2つのリアランプ間で光り方の調和を図ることを可能とする。
【0024】
図3は、図1のラインII−IIに沿って切断した際のテールランプ10の断面図である。尚、テールランプ10は、図1に示すように、コンビネーションランプ20に隣接して配設されている。
【0025】
図3に示すように、テールランプ10は、コンビネーションランプ20と同様、リフレクタ12、インナレンズ14、アウタレンズ16、及び、テールランプバルブ18を備えている。テールランプバルブ18は、白熱バルブであり、そのバルブ中心は、リフレクタ12及びインナレンズ14が画成する空間(チャンバ)内に設定されている。尚、テールランプバルブ18は、例えばユーザがテール用のライトコントロールスイッチをオンにすることにより、発光するように構成されている。従って、テールランプバルブ18は、コンビネーションランプ20のテールランプバルブ22と同時に発光することになる。
【0026】
リフレクタ12の表面には、アルミ蒸着等の処理が施されている。リフレクタ12には、コンビネーションランプ20のリフレクタ30と同様、テールランプバルブ18からの光を略前方(図中Y方向)に反射するステップ12aが形成されている。ここで、用語“前方”とは、車体背面を背にした時の前方を指し、車両を基準にすると車軸に沿った車両後方を指す。本実施例のリフレクタ12には、更に、テールランプバルブ18からの光を前方(図中Y方向)に反射しない疑似ステップ70が形成されている。疑似ステップ70は、テールランプバルブ18からの光を例えばリフレクタ12の他の表面やテールランプバルブ18を覆うカバーレンズ18aに向けて反射するように構成されてよい。尚、疑似ステップ70は、リフレクタ12の成形時に一体形成される。
【0027】
疑似ステップ70とテールランプバルブ18との位置関係は、コンビネーションランプ20のLEDランプ24(LED用レンズ25)とテールランプバルブ22との位置関係に対応している。この位置関係の対応付けは、例えば、LEDランプ24の中心点からテールランプバルブ22(又は、カバーレンズ22a)の外形ライン(断面線)(又は、バルブ中心)までの距離と、疑似ステップ70の中心点からテールランプバルブ18(又は、カバーレンズ18a)の外形ライン(断面線)(又は、バルブ中心)までの距離を略等しくすることや、両距離の比を各疑似ステップ70間で略等しくすることにより実現されてよい。
【0028】
本実施例では、図1に示すように、4つの疑似ステップ70a〜dが、12個のうちの特定の4個のLED用レンズ25a〜dの設定位置及び形状に倣って設定されている。但し、本発明は、特にこれに限定されることはなく、テールランプ10の配光性等が損なわれない限り、全てのLED用レンズに対応して疑似ステップを設定することや、他の適切な位置のLED用レンズに対応して疑似ステップを設定すること等も当然に可能である。また、本実施例の疑似ステップ70は、図1に示すように、LED用レンズの外形に倣って略矩形の外形を有しているが、疑似ステップ70は、円形や楕円形や多角形といった種々の外形を有してよい。
【0029】
図4は、テールランプ10の断面を概略的に示す疑似ステップ70の機能説明図である。図4に示すように、疑似ステップ70は、リフレクタ12の基本面に凸部を設定することにより形成される。疑似ステップ70の基本面71は、上述の如く、テールランプバルブ18からの光を前方(図4のY方向参照)に反射しないように構成されている。従って、疑似ステップ70の高さ(段差)及び疑似ステップ70の基本面71の傾斜度は、リフレクタ12の表面形状及びテールランプバルブ18のバルブ中心の位置との関係で定まる。
【0030】
本実施例において、テールランプバルブ18から放出される光は、図4に示すように、疑似ステップ70の基本面71上の各点で斜め方向に反射し(即ち、前方以外の方向に反射し)、車両背面を正面に見る観測者Zに直接到達することはない(例えば、リフレクタ12の表面やテールランプバルブ18を覆うカバーレンズ18a等での反射を介して観測者Zに到達することになる。)。一方、疑似ステップ70以外のリフレクタ12の表面では、テールランプバルブ18の光は略前方(図中のY方向)に反射され、車両背面を正面に見る観測者Zに直接到達することになる。
【0031】
従って、本実施例では、テールランプ10の点灯状態において、疑似ステップ70の設定領域が上述の如く光を前方に出射しない故に、リフレクタ12の表面には、(車両背面を正面に見て)光らない領域(或いは、他の領域に比して暗い領域)が局所的に生ずる。この光らない領域(疑似ステップ70a〜dの設定領域)とテールランプバルブ18との位置関係は、図1に示すように、車両背面視において、コンビネーションランプ20の光らない領域(LED用レンズ25a〜dの設定領域)とテールランプバルブ22との位置関係に対応している。従って、本実施例によれば、2つのリアランプ間で(即ち、コンビネーションランプ20及びテールランプ10)意匠(光り方)の調和が実現される。即ち、本実施例では、テールランプ機能のみが実現された状態(即ち、ブレーキペダル非操作時で且つテール用のライトコントロールスイッチがオン状態の時)において、コンビネーションランプ20とテールランプ10の点灯状態での外観が互いに類似し、車体背面の全体としての見栄えが向上する。
【0032】
また、本実施例では、コンビネーションランプ20及びテールランプ10の非点灯時においても(即ち、外部光(例えば、太陽光)のみが各リフレクタ30、12で反射している状況下においても)、疑似ステップ70の形状及び設定領域とLED用レンズ25の形状及び設定領域が対応している故に、コンビネーションランプ20とテールランプ10の外観が互いに類似し、コンビネーションランプ20及びテールランプ10間で光り方の調和が実現される。
【0033】
尚、本実施例では、疑似ステップ70の基本面71の全体を光らない領域にするために、疑似ステップ70の基本面71上の全領域が、光を前方に出射しない領域となるように構成されているが、光を前方に出射しない領域は必ずしも疑似ステップ70の基本面71上の全領域である必要はなく、基本面71上の一部の領域が、光を略前方に出射する領域であってもよい。例えば、疑似ステップ70の基本面71に、光を散乱させるための微小な凹凸部を形成することも可能である。かかる場合には、テールランプ10の点灯時において、疑似ステップ70は、光を部分的に前方に出射することになるので、疑似ステップ70の基本面71にある程度の輝き感が付与される。このように、疑似ステップ70の基本面71の一部に光を略前方に出射する領域を形成することで、LED用レンズの反射特性に疑似ステップ70の反射特性を合わせることも可能である。
【0034】
また、本実施例では、リフレクタ12の表面に、光を前方に出射しない領域を画成するために、リフレクタ12の表面に段差(即ち、疑似ステップ70)を設けているが、リフレクタ12の表面に段差を設けることなく、リフレクタ12の表面に他の領域に比して反射率の低い領域を形成してもよい。反射率の低い領域は、例えば、疑似ステップ70に対応する領域をマスキングしてリフレクタ12のアルミ蒸着を行うことで形成されてよい。或いは、リフレクタ12自体を反射率の異なる2以上の部品から構成することで、リフレクタ12の表面に、光を前方に出射しない領域(又は、反射率の小さい領域)を画成してもよい。
【0035】
また、本実施例では、上述の如くストップランプをLEDランプ24(LED用レンズ25)で構成することに起因して生ずる“光らない領域”に対応して、テールランプ10に疑似ステップ70を設けているが、LEDランプ24(LED用レンズ25)を設定しない場合であっても、コンビネーションランプ20のリフレクタ30に同様の光らない領域が存在する場合(例えば、デザイン性の観点から“光らない領域”を意図的に設定する場合)には、当該光らない領域に対応して、テールランプ10に同様の疑似ステップ70を設けることも可能である。
【0036】
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
【0037】
例えば、上述の実施例は、互いに隣接して配置されたコンビネーションランプ20及びテールランプ10に関するものであったが、本発明は特にランプの種類や個数に限定されることはなく、例えば、3個以上のリアランプや、互いに隣接して配置されたストップランプ及びテールランプ10に対しても同様に適用可能である。後者の場合であっても、ストップランプ及びテールランプ10の非点灯時において(即ち、外部光(例えば、太陽光)のみが各リフレクタで反射している状況下において)、ストップランプとテールランプ10の外観(光り方)が互いに類似し、ストップランプとテールランプ10間で光り方の調和が実現される。
【0038】
また、各リアランプは、上述の実施例のように別部品として構成されている必要はなく、本発明は、2つのチャンバが存在する一体型のリアランプに対しても同様に適用可能である。かかる場合、上述の実施例と同様、一方のチャンバを構成するリフレクタに疑似ステップを設けることで、例えばLEDランプ用レンズが設けられた他方のチャンバのリフレクタとの間での光り方の調和が実現される。
【0039】
また、上述の実施例では、疑似ステップ70及びLEDランプ24(LED用レンズ25)をテールランプバルブ18及びテールランプバルブ22をそれぞれ基準にして対応付けることで、テールランプ10とコンビネーションランプ20の光り方の意匠上の調和を図るものであったが、本発明は、特にこれに限定されることはなく、点灯状態での意匠上の調和が図られる限り、疑似ステップ70とLEDランプ24(LED用レンズ25)をテールランプ10とコンビネーションランプ20の外形や中心位置を基準にして対応付けることも可能である。また、疑似ステップ70とLEDランプ24(LED用レンズ25)及びテールランプバルブ18とテールランプバルブ22を全体として意匠上統一があるように配置することで、テールランプ10とコンビネーションランプ20の光り方の意匠上の調和を図ることも可能である。
【0040】
更に、図5(図1と同様の背面図)に示すように、LEDランプ24が複数個(本例では、3個)の集合でテールランプバルブ22周りに配設されている場合、LEDランプ24の各集合の中心位置Aとテールランプバルブ18との位置関係に、疑似ステップ70とテールランプバルブ18との位置関係を対応付けてもよい。この場合、位置関係を対応付けることには、例えば、LEDランプ24の各集合の中心位置Aからテールランプバルブ22の外形ライン(又は、バルブ中心)までの距離と、疑似ステップ70の中心点からテールランプバルブ18の外形ライン(又は、バルブ中心)までの距離を等しくすることや、両距離の比を各疑似ステップ70間で等しくすることが含まれる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、隣接して配設された2つのランプの光り方を意匠上調和のあるものに改善し、ランプの見栄えを向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のリアランプが装着された車体右後部の背面図である。
【図2】図1のラインI−Iに沿って切断した際のコンビネーションランプの断面図である。
【図3】図1のラインII−IIに沿って切断した際のテールランプの断面図である。
【図4】本発明による疑似ステップの機能説明図である。
【図5】本発明によるリアランプの代替実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 テールランプ
12 リフレクタ
18 テールランプバルブ
20 コンビネーションランプ
22 テールランプバルブ
24 LEDランプ
25 LED用レンズ
30 リフレクタ
70 疑似ステップ

Claims (8)

  1. 車両の後部に装着される車両用リアランプであって、
    第1の光源と、
    前記第1の光源を収容する第1のチャンバを画成する第1のリフレクタと、
    前記第1のリフレクタの背後に配設されたLEDランプと、
    前記第1のリフレクタに設けられ、前記LEDランプの光を前記第1のチャンバ内へと透過するレンズ部材と、
    第2の光源と、
    前記第1のリフレクタの近傍に配設され、前記第2の光源を収容する第2のチャンバを画成する第2のリフレクタとを備え、
    前記第2のリフレクタには、前記第2の光源からの光を前方に向けて実質的に反射しない疑似ステップが形成されており、
    車両の背面を前方から見たとき、前記疑似ステップと前記第2の光源との位置関係が、前記レンズ部材と前記第1の光源との位置関係に対応していることを特徴とする、車両用リアランプ。
  2. 前記疑似ステップの形状は、対応する前記レンズ部材の形状に略等しい、請求項1記載の車両用リアランプ。
  3. 前記第1の光源は、前記第2の光源と同時に点灯するように構成されている、請求項1又は2記載の車両用リアランプ。
  4. 車両の後部に装着される車両用リアランプであって、
    第1の光源と、
    前記第1の光源を収容する第1のチャンバを画成する第1のリフレクタと、
    前記第1のリフレクタの背後に配設されたLEDランプと、
    前記第1のリフレクタに設けられ、前記LEDランプの光を前記第1のチャンバ内へと透過するレンズ部材と、
    第2の光源と、
    前記第1のリフレクタの近傍に配設され、前記第2の光源を収容する第2のチャンバを画成する第2のリフレクタとを備え、
    前記第2のリフレクタには、他の領域に比して反射率が低い低反射率領域が形成されており、
    車両の背面視において、前記低反射率領域と前記第2の光源との位置関係が、前記レンズ部材と前記第1の光源との位置関係に対応していることを特徴とする、車両用リアランプ。
  5. 前記低反射率領域の形状は、対応する前記レンズ部材の形状に略等しい、請求項4記載の車両用リアランプ。
  6. 第1の光源と、前記第1の光源を収容する第1のチャンバを画成する第1のリフレクタと、前記第1のリフレクタの背後に配設されたLEDランプと、前記第1のリフレクタに設けられ、前記LEDランプの光を前記第1のチャンバ内へと透過するレンズ部材とを備えた第1の車両用リアランプに略隣接して車両後部に装着される車両用リアランプであって、
    第2の光源と、
    前記第2の光源を収容する第2のチャンバを画成する第2のリフレクタとを備え、
    前記第2のリフレクタには、前記第2の光源からの光を前方に向けて反射しない疑似ステップが形成されており、
    車両の背面を前方から見たとき、前記疑似ステップと前記第2の光源との位置関係が、前記レンズ部材と前記第1の光源との位置関係に対応していることを特徴とする、車両用リアランプ。
  7. 第2の光源と、前記第2の光源を収容する第2のチャンバを画成する第2のリフレクタと、前記第2のリフレクタに形成され、前記第2の光源からの光を前方に向けて反射しない疑似ステップとを備えた第2の車両用リアランプに略隣接して車両後部に装着される車両用リアランプであって、
    第1の光源と、
    前記第1の光源を収容する第1のチャンバを画成する第1のリフレクタと、
    前記第1のリフレクタの背後に配設されたLEDランプと、
    前記第1のリフレクタに設けられ、前記LEDランプの光を前記第1のチャンバ内へと透過するレンズ部材とを備え、
    車両の背面を前方から見たとき、前記疑似ステップと前記第2の光源との位置関係が、前記レンズ部材と前記第1の光源との位置関係に対応していることを特徴とする、車両用リアランプ。
  8. 車両の後部に装着される車両用リアランプであって、
    第1の光源と、
    前記第1の光源を収容する第1のチャンバを画成し、前記第1の光源からの光を前方に向けて実質的に反射しない第1の非発光領域を有する第1のリフレクタと、
    第2の光源と、
    前記第2の光源を収容する第2のチャンバを前記第1のチャンバに近傍に画成し、前記第2の光源からの光を前方に向けて実質的に反射しない第2の非発光領域を有する第2のリフレクタとを備え、
    車両の背面を前方から見たとき、前記第2の非発光領域と前記第2の光源との位置関係が、前記第1の非発光領域と前記第1の光源との位置関係に対応していることを特徴とする、車両用リアランプ。
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