JP2004246921A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. コンピュータシステムのための手持ち式ポインティングデバイスにおいて、
   結像可能な表面を有する操作面に沿って移動可能とされ、前記操作面に面する開口部を備える底面と、人間の手を受けるように形成された上面とを有し、前記操作面に沿って互いに交差する方向に第１の軸及び第２の軸を決定するハウジングと、
   該ハウジングの内部に取り付けられ、前記開口部を通して前記操作面を照明する照明源と、
   前記ハウジングの内部に取り付けられ、２次元的に配列される複数の光検出器及び該複数の光検出器からの出力情報を記憶するメモリを備えた光学式動き検出回路であって、前記複数の光検出器は、前記開口部を通して前記照明源によって照射された前記操作面からの光による光学像を検出し、前記メモリは、異なる時間に前記複数の光検出器によって検出された前記光学像の情報を順に基準フレーム及びサンプルフレームとして記憶し、前記基準フレーム及び前記サンプルフレームに記憶された前記情報を比較して得られる相関性に基づいて前記操作面上での前記第１の軸及び前記第２の軸に沿う方向への前記ハウジングの動きを示す動き信号を生成する光学式動き検出回路とを有し、
   前記光学式動き検出回路は、前記動き信号を比較のために前記第１の軸及び前記第２の軸の方向に沿って２次元的に並べ、並べられた前記動き信号から２次元方向での前記相関性が互いにほぼ等しいことを検知したときには、前記ハウジングの動き検出を自動的に阻止する自動ホールド手段をさらに備え、これにより、前記ハウジングが前記操作面から離れるときには、動き検出の作用を自動的にホールドできるとともに、前記ハウジングが再度前記操作面上に置かれるときには、前記動き検出の作用を自動的に開始できるよう構成されることを特徴とする手持ち式ポインティングデバイス。
2. 前記第１の軸は、前記ハウジングの前記上面のハンド・レストのかかと部分から前記上面の有する中指台の方向に延びる軸とされ、前記第２の軸は、前記第１の軸に直角方向に延びる軸として決定されることを特徴とする、請求項１に記載の手持ち式ポインティングデバイス。
3. 前記照明源からの照明光は、前記開口部を通過して、該開口部内で前記操作面を部分的に照射するよう構成されることを特徴とする、請求項１に記載の手持ち式ポインティングデバイス。
4. 前記動き信号は、前記基準フレーム及び前記サンプルフレームとして記憶された前記情報から得られる相関値とされ、前記自動ホールド手段は、相関性がほぼ等しいことを検知するために前記相関値の形成する相関面の平坦性を基準とすることを特徴とする、請求項１に記載の手持ち式ポインティングデバイス。
5. 前記操作面からの光による光学像は、前記操作面の空間的表面形状に依存する像とされることを特徴とする、請求項１に記載の手持ち式ポインティングデバイス。