JP2004246464A - チケット配信装置および方法、チケット配信プログラムならびにチケット配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者が、自宅に居ながらにして、あるいはコンビニエンスストア等身近な場所でチケットが入手でき、かつ、セキュリティ上の対応のためにカスタマイズされたチケットの配信を可能とする。
【解決手段】チケット配信装置1は、チケット予約が成立したときに付与されるユニークなチケット番号を含み、チケット予約時に利用者によって登録された識別情報(利用者識別情報、プリンタ識別情報)をチケット情報と共に符号化し端末装置2に配信し、端末装置2は、セキュリティのための措置が施されたカスタマイズチケットを発券する。そして、イベント会場等に設置されたチケット読み取り装置4で符号化情報を復号する。
【選択図】 図1
【解決手段】チケット配信装置1は、チケット予約が成立したときに付与されるユニークなチケット番号を含み、チケット予約時に利用者によって登録された識別情報(利用者識別情報、プリンタ識別情報)をチケット情報と共に符号化し端末装置2に配信し、端末装置2は、セキュリティのための措置が施されたカスタマイズチケットを発券する。そして、イベント会場等に設置されたチケット読み取り装置4で符号化情報を復号する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チケット配信装置および方法、チケット配信プログラムならびにチケット配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、映画やコンサート等、イベントに関するチケットの予約は、利用者が直接カウンタに直接出向くか、電話やインターネットを介して主催者あるいはチケット販売代行業者が運営するサイト(チケット配信システム)にアクセスすることにより行われていた。
また、コンビニエンスストアやファーストフード販売店舗等身近な場所に設置された専用端末を操作することによっても同様に、チケットの予約、発券を行うことができる。
ところが、上記により発券されるチケットは、定型の用紙に単に予約情報が印刷されたものであり、コピーや改竄が比較的簡単に行えることからセキュリティ上の問題があった。
【0003】
一方、磁気カードを用い、カード基材の上面にコーティングされた磁気インク層に磁気インクを印刷して識別符号を形成し、コピーや改竄を不可能にした識別符号付磁気カードが知られている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平3−207071号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術によれば、磁気カードに磁気インクで固有の識別符号を印刷するため、これをチケットに転用した場合、コピーや改竄は困難となる。
しかしながら、これは、磁気カードを基材とするため、発券のためには専用の設備が必要となり、利用者が自宅に居ながら、あるいはコンビニエンスストア等身近な場所でチケットを入手でき、かつ、セキュリティ上の対応のためにカスタマイズが必要なチケット配信システムへの適用には不向きであった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、利用者が指定された場所でなく、自宅に居ながらにして、あるいはコンビニエンスストア等、馴染みのある身近な場所でチケットが入手でき、かつ、セキュリティ上の対応のためにカスタマイズされたチケットを配信が可能な、チケット配信装置および方法、チケット配信プログラムならびにチケット配信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本発明は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置とはネットワークを介して接続されるチケット配信装置であって、前記端末装置からチケット予約情報を受信し、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成するチケット情報生成手段、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、チケット情報生成手段が、端末装置からチケット予約情報を受信し、プリンタに印刷させるチケット予約に関する可視情報と、端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成するため、チケット予約購入者である利用者は、自宅に居ながらにしてセキュリティのための措置が施されたカスタマイズチケットを発券することができる。
【0009】
また、本発明において、前記チケット情報生成出力手段は、チケット予約時、前記端末装置により登録される利用者を認証する識別情報と前記プリンタを認証する識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記チケット予約が成立したときに付与されるユニークなチケット番号を含む前記識別情報を前記チケット情報と共に符号化し、前記プリンタ識別情報に基づく認証が得られたときに前記端末装置に配信するチケット情報生成出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、チケット情報生成出力手段が、チケット予約が成立したときに付与されるユニークなチケット番号を含み、チケット予約時に利用者によって登録された識別情報(利用者識別情報、プリンタ識別情報)をチケット情報と共に符号化し端末装置に配信することで、端末装置でセキュリティのための措置が施されたカスタマイズチケットを発券することが可能なチケット配信装置を提供することができる。
また、プリンタ識別情報に基づく認証が得られた場合にのみ端末装置に配信されるため、プリンタドライバ使用時に割り振られたプリンタ以外に配信が行われることはなく、従って、一層セキュリティ効果が増す。
【0011】
上記した課題を解決するために本発明のチケット配信方法は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置からネットワークを介してチケット予約情報を受信する工程と、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成し、前記端末装置に配信する工程と、を備えることを特徴とする。
【0012】
上記した課題を解決するために本発明は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置とはネットワークを介して接続されるチケット配信装置に用いられるチケット配信プログラムであって、前記端末装置からチケット予約情報を受信するステップと、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成し、前記端末装置に配信するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0013】
上記した課題を解決するために本発明は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置と、当該端末装置とはネットワークを介して接続されるチケット配信装置から成るチケット配信システムであって、前記チケット配信装置は、前記端末装置からチケット予約情報を受信し、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成して前記端末装置へ配信するように構成され、前記端末装置は、前記可視情報を通常のインクで、前記識別情報を磁気が混入されたインクで印刷するように制御し、イベント会場に設置されるチケット読み取り装置で前記識別情報が復号されるように構成したこと、を特徴とする。
【0014】
本発明によれば、チケット配信装置が、端末装置からチケット予約情報を受信して、プリンタに印刷させるチケット予約に関する可視情報と、端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成して発券のために端末装置へ配信し、利用者が端末装置を介して発券されるチケットを、イベント会場にあるチケット読み取り装置へ読み取らせてはじめてチケット情報が復号され、利用者識別情報による認証等を経て入場が許可される。
このことにより、端末装置ではチケット情報が復号されず、符号化されたチケット情報を入手するだけであるため第三者に知られることがないためコピーや改竄のための機会が減り、セキュリティ効果が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のチケット配信システムのシステム構成を示し、具体的には、本発明のチケット配信方法を実現するビジネルモデル、ならびにそのときに使用される通信インフラストラクチャを説明するために引用した図である。
図1において、1は、本発明のチケット配信装置が実装されるサーバであり、2、3は、IP(Internet Protocol)網等のネットワーク5を介して接続される、それぞれ、端末装置(2)、ネットプリンタ(3)である。
端末装置2は利用者の自宅にあり、周辺装置としてプリンタ20を備えている。なお、端末装置2は、ブラウザを内蔵したネットワーク5に接続可能なパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)、インターネット接続機能付きのテレビや電話機、携帯電話などである。
【0016】
ネットプリンタ3は、コンビニエンスストア等に設置される専用端末であり、自宅にある端末装置2付属のプリンタ20同様、インクジェットタイプが採用される。
図5にインクジェットを用いた磁気プリンタの一例を示す。ネットプリンタ3およびプリンタ20には、カラーインク、ブラックインク、ならびに、磁気インクを備えたカートリッジ52が搭載され、印刷用紙51に対して通常のカラー印刷(絵柄等)の他に、磁気インク印刷が可能になっている。具体的には、ヘッド53として使用されるピエゾ素子に通電することによってインクカートリッジ内の体積を変化させ、インク噴射量の微量コントロールを可能としている。
【0017】
4は、チケット読み取り装置であって、磁気インクで印刷された文字をマグネタイザで磁化させ、それを磁気ヘッドで読み取ってパータンマッチングにより文字認識を行うMICR(Magnetic Ink Character Reader)を備える。ここでは、イベント会場に設置され、チケットに磁気インクで印刷された符号化情報を復号する。
【0018】
上記したシステム構成において、チケットを予約し、購入者である利用者は、まず端末装置2を操作することによってサーバ(チケット配信装置)1にログインし、チケット予約を行う(▲1▼)。このことにより、サーバ(チケット配信装置)1は、可視情報と磁気情報が符号化されたチケット情報を生成し、要求のあった端末装置2、あるいはネットプリンタ3へ配信する(▲2▼)。なお、磁気情報は、単に符号化される他に、暗号化を施してもよい。暗号化することにより一層セキュリティが強まる。
ここで、「可視情報」とは、チケット予約情報に含まれ印刷用紙に印刷させる、イベント名、予約日時、開催日時、開催場所、予約席等から成るチケット予約情報であり、また、「磁気情報」とは、上記したチケット予約情報の他に、ユーザID、パスワード、プリンタIDから成る識別情報、予約が成立したときに付与されるチケット番号等をいう。前者は、端末装置2あるいはネットプリンタ3で復号が可能であるのに対し、後者は、イベント会場にあるチケット読み取り装置4以外は復号ができないものとする。また、暗号化が施されてある場合は、チケット読み取り装置4で解読される。
【0019】
次に、端末装置2、あるいはネットプリンタ3は、受信した可視情報を復号して印刷用紙51に印刷し、一方、磁気情報は、符号化された内容をそのまま印刷してチケットとして発券する(▲3▼)。
利用者はそのチケットを持参してイベント会場に設置されたチケット読み取り装置4に装填することにより、チケット認証が行われ(▲4▼)、また、このとき、利用者認証を行うことにより入場が許可される。
【0020】
このことにより、チケットを購入する利用者は、専用のセキュリティが施されたカスタマイズチケットを、指定された場所でなく、自宅やコンビニエンスストア、ファーストフード販売店舗等、馴染みのある身近な場所で入手できる。
また、チケット販売側においても、チケットの作成、送付のための手間が不要となり、また、個人の購入履歴から嗜好等の情報を入手でき、次回イベント開催時の参考データとすることができる。更に、イベント会場入り口でのチェックにより、改竄チケットの利用を防ぐことができる。
【0021】
図2は、図1に示す本発明のチケット配信装置1の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
本発明のチケット配信装置1は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置2あるいはネットプリンタ3とはネットワーク5を介して接続される。そして、端末装置2あるいはネットプリンタ3からチケット予約情報を受信し、プリンタ20、あるいはネットプリンタ3に印刷させるチケット予約に関する可視情報と、端末装置2またはネットプリンタ3に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成するチケット情報生成手段10として機能する。このチケット予約情報生成手段10は、予約情報受信手段11と、識別情報受信手段12と、チケット情報生成出力手段13と、チケット情報DB(データベース)ならびに認証DB14で構成される。
【0022】
予約情報受信手段11は、チケット予約時に利用者が端末装置2を操作することによって入力されるイベントの種類、予約日時、席等のチケット予約情報を受信する。
識別情報受信手段12は、同じくチケット予約時に利用者が端末装置2を操作することにより入力される、利用者を認証する識別情報(ユーザID、パスワード)と、プリンタ20あるいはネットプリンタ3を認証するユニークな識別情報(プリンタID)を受信する機能を持つ。
チケット情報生成出力手段13は、チケット予約が成立したときに付与されるユニークなチケット番号を含むユーザID、パスワードから成る識別情報をチケット予約情報と共に符号化し、プリンタIDに基づく認証が得られたときに端末装置2あるいはネットプリンタ3に配信する、いわゆるセキュリティチェック機能を持ったプリンタドライバとして動作する。
【0023】
なお、チケット情報DBおよび認証DB14には、チケット発券の際に使用されるチケット雛型情報、あらかじめ登録済みのユーザID、プリンタID等識別情報のそれぞれが格納されている。
【0024】
図3、図4は、図2に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用した図であり、本発明のチケット配信装置1、端末装置2のそれぞれの動作を示すフーチャートである。図3は、具体的には、本発明のチケット配信プログラムの処理手順を示す。
以下、図3、図4に示すフローチートを参照しながら、図1、図2に示す本発明実施形態の動作について説明する。
【0025】
まず、チケット配信装置1は、端末装置2からログイン要求を受信したときに(ステップS31、ステップS41)、ログイン情報として送信される、イベント種類、予約日時、席等のチケット予約情報、ならびにユーザID、パスワード、プリンタID等、認証に必要な識別情報を受信する(ステップS32、ステップS42)。前者は、予約情報受信手段11で、後者は識別情報受信手段12で受信し、それぞれチケット情報生成出力手段13を駆動する。
チケット情報生成出力手段13は、Ch.1情報としてチケット予約情報から成る符号化された可視情報を生成し、Ch.2情報として、ユーザID、プリンタID等から成る符号化された磁気情報を生成し、出力する(ステップS33)。
【0026】
チケット情報生成出力手段13には他にプリンタIDが入力されており、予約成立時、ここでプリンタ認証が行われる(ステップS34)。プリンタ認証は、チケット情報ならびに認証DB14に登録済みのプリンタIDと照合することにより行われ、ここで認証が得られたときに、先に生成されたCh.1情報とCh.2情報を端末装置2へ配信する(ステップS35)。すなわち、ドライバ使用時に割り付けられたプリンタIDによってセキュリティチェックが行われる。
端末装置2は、チケット配信装置1による予約がOKであった場合(ステップS43)、Ch.1情報とCh.2情報を受信してプリンタ20へ出力する。プリンタ20は、Ch.1情報、あるいは、Ch.2情報のいずれであるかを判断し(ステップS44)、前者の情報を通常のカラーインクを用いたカラー印刷(ステップS45)、後者の情報を、磁気インクを用いた磁気印刷を行うように制御する(ステップS46)。
【0027】
以上説明のように本発明は、チケット配信装置が、プリンタに印刷させるチケット予約に関する可視情報と、端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成出力することにより、利用者は、指定された場所ではなく、チケットを自宅に居ながらにして、あるいは、コンビニエンスストア等、身近な馴染みのある場所で入手でき、かつ、セキュリティ上の対応のためにカスタマイズされたチケットの発券を行うものである。
なお、磁気情報の中に、籤や、利用実績に応じて付与されるポイントを割り付けることにより、イベント会場入場時にその中身を知ることができ、イベントとは別の新たな楽しみが増える。また、上記した本発明実施形態は、映画やコンサート等のイベントに使用するチケットを例示したが、他に、航空機、電車、バス等にも同様に適用は可能である。
【0028】
なお、図2に示す、チケット情報生成手段10、ならびにチケット情報生成手段10を構成する予約情報受信手段11、識別情報受信手段12、チケット情報生成出力手段13のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより本発明のチケット配信装置ならびにチケット配信システムが実現され、構築されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0029】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0030】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0031】
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチケット配信システムを示す図である。
【図2】本発明のチケット配信装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図4】端末装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】磁気プリンタの動作を説明するために引用した図である。
【符号の説明】
1…チケット配信装置(サーバ)、2…端末装置、3…ネットプリンタ、4…チケット読み取り装置、5…ネットワーク、10…チケット情報生成手段、11…予約情報受信手段、12…識別情報受信手段、13…チケット情報生成出力手段、14…チケット情報ならびに認証DB、20…プリンタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、チケット配信装置および方法、チケット配信プログラムならびにチケット配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、映画やコンサート等、イベントに関するチケットの予約は、利用者が直接カウンタに直接出向くか、電話やインターネットを介して主催者あるいはチケット販売代行業者が運営するサイト(チケット配信システム)にアクセスすることにより行われていた。
また、コンビニエンスストアやファーストフード販売店舗等身近な場所に設置された専用端末を操作することによっても同様に、チケットの予約、発券を行うことができる。
ところが、上記により発券されるチケットは、定型の用紙に単に予約情報が印刷されたものであり、コピーや改竄が比較的簡単に行えることからセキュリティ上の問題があった。
【0003】
一方、磁気カードを用い、カード基材の上面にコーティングされた磁気インク層に磁気インクを印刷して識別符号を形成し、コピーや改竄を不可能にした識別符号付磁気カードが知られている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平3−207071号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術によれば、磁気カードに磁気インクで固有の識別符号を印刷するため、これをチケットに転用した場合、コピーや改竄は困難となる。
しかしながら、これは、磁気カードを基材とするため、発券のためには専用の設備が必要となり、利用者が自宅に居ながら、あるいはコンビニエンスストア等身近な場所でチケットを入手でき、かつ、セキュリティ上の対応のためにカスタマイズが必要なチケット配信システムへの適用には不向きであった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、利用者が指定された場所でなく、自宅に居ながらにして、あるいはコンビニエンスストア等、馴染みのある身近な場所でチケットが入手でき、かつ、セキュリティ上の対応のためにカスタマイズされたチケットを配信が可能な、チケット配信装置および方法、チケット配信プログラムならびにチケット配信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本発明は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置とはネットワークを介して接続されるチケット配信装置であって、前記端末装置からチケット予約情報を受信し、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成するチケット情報生成手段、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、チケット情報生成手段が、端末装置からチケット予約情報を受信し、プリンタに印刷させるチケット予約に関する可視情報と、端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成するため、チケット予約購入者である利用者は、自宅に居ながらにしてセキュリティのための措置が施されたカスタマイズチケットを発券することができる。
【0009】
また、本発明において、前記チケット情報生成出力手段は、チケット予約時、前記端末装置により登録される利用者を認証する識別情報と前記プリンタを認証する識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記チケット予約が成立したときに付与されるユニークなチケット番号を含む前記識別情報を前記チケット情報と共に符号化し、前記プリンタ識別情報に基づく認証が得られたときに前記端末装置に配信するチケット情報生成出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、チケット情報生成出力手段が、チケット予約が成立したときに付与されるユニークなチケット番号を含み、チケット予約時に利用者によって登録された識別情報(利用者識別情報、プリンタ識別情報)をチケット情報と共に符号化し端末装置に配信することで、端末装置でセキュリティのための措置が施されたカスタマイズチケットを発券することが可能なチケット配信装置を提供することができる。
また、プリンタ識別情報に基づく認証が得られた場合にのみ端末装置に配信されるため、プリンタドライバ使用時に割り振られたプリンタ以外に配信が行われることはなく、従って、一層セキュリティ効果が増す。
【0011】
上記した課題を解決するために本発明のチケット配信方法は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置からネットワークを介してチケット予約情報を受信する工程と、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成し、前記端末装置に配信する工程と、を備えることを特徴とする。
【0012】
上記した課題を解決するために本発明は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置とはネットワークを介して接続されるチケット配信装置に用いられるチケット配信プログラムであって、前記端末装置からチケット予約情報を受信するステップと、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成し、前記端末装置に配信するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0013】
上記した課題を解決するために本発明は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置と、当該端末装置とはネットワークを介して接続されるチケット配信装置から成るチケット配信システムであって、前記チケット配信装置は、前記端末装置からチケット予約情報を受信し、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成して前記端末装置へ配信するように構成され、前記端末装置は、前記可視情報を通常のインクで、前記識別情報を磁気が混入されたインクで印刷するように制御し、イベント会場に設置されるチケット読み取り装置で前記識別情報が復号されるように構成したこと、を特徴とする。
【0014】
本発明によれば、チケット配信装置が、端末装置からチケット予約情報を受信して、プリンタに印刷させるチケット予約に関する可視情報と、端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成して発券のために端末装置へ配信し、利用者が端末装置を介して発券されるチケットを、イベント会場にあるチケット読み取り装置へ読み取らせてはじめてチケット情報が復号され、利用者識別情報による認証等を経て入場が許可される。
このことにより、端末装置ではチケット情報が復号されず、符号化されたチケット情報を入手するだけであるため第三者に知られることがないためコピーや改竄のための機会が減り、セキュリティ効果が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のチケット配信システムのシステム構成を示し、具体的には、本発明のチケット配信方法を実現するビジネルモデル、ならびにそのときに使用される通信インフラストラクチャを説明するために引用した図である。
図1において、1は、本発明のチケット配信装置が実装されるサーバであり、2、3は、IP(Internet Protocol)網等のネットワーク5を介して接続される、それぞれ、端末装置(2)、ネットプリンタ(3)である。
端末装置2は利用者の自宅にあり、周辺装置としてプリンタ20を備えている。なお、端末装置2は、ブラウザを内蔵したネットワーク5に接続可能なパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)、インターネット接続機能付きのテレビや電話機、携帯電話などである。
【0016】
ネットプリンタ3は、コンビニエンスストア等に設置される専用端末であり、自宅にある端末装置2付属のプリンタ20同様、インクジェットタイプが採用される。
図5にインクジェットを用いた磁気プリンタの一例を示す。ネットプリンタ3およびプリンタ20には、カラーインク、ブラックインク、ならびに、磁気インクを備えたカートリッジ52が搭載され、印刷用紙51に対して通常のカラー印刷(絵柄等)の他に、磁気インク印刷が可能になっている。具体的には、ヘッド53として使用されるピエゾ素子に通電することによってインクカートリッジ内の体積を変化させ、インク噴射量の微量コントロールを可能としている。
【0017】
4は、チケット読み取り装置であって、磁気インクで印刷された文字をマグネタイザで磁化させ、それを磁気ヘッドで読み取ってパータンマッチングにより文字認識を行うMICR(Magnetic Ink Character Reader)を備える。ここでは、イベント会場に設置され、チケットに磁気インクで印刷された符号化情報を復号する。
【0018】
上記したシステム構成において、チケットを予約し、購入者である利用者は、まず端末装置2を操作することによってサーバ(チケット配信装置)1にログインし、チケット予約を行う(▲1▼)。このことにより、サーバ(チケット配信装置)1は、可視情報と磁気情報が符号化されたチケット情報を生成し、要求のあった端末装置2、あるいはネットプリンタ3へ配信する(▲2▼)。なお、磁気情報は、単に符号化される他に、暗号化を施してもよい。暗号化することにより一層セキュリティが強まる。
ここで、「可視情報」とは、チケット予約情報に含まれ印刷用紙に印刷させる、イベント名、予約日時、開催日時、開催場所、予約席等から成るチケット予約情報であり、また、「磁気情報」とは、上記したチケット予約情報の他に、ユーザID、パスワード、プリンタIDから成る識別情報、予約が成立したときに付与されるチケット番号等をいう。前者は、端末装置2あるいはネットプリンタ3で復号が可能であるのに対し、後者は、イベント会場にあるチケット読み取り装置4以外は復号ができないものとする。また、暗号化が施されてある場合は、チケット読み取り装置4で解読される。
【0019】
次に、端末装置2、あるいはネットプリンタ3は、受信した可視情報を復号して印刷用紙51に印刷し、一方、磁気情報は、符号化された内容をそのまま印刷してチケットとして発券する(▲3▼)。
利用者はそのチケットを持参してイベント会場に設置されたチケット読み取り装置4に装填することにより、チケット認証が行われ(▲4▼)、また、このとき、利用者認証を行うことにより入場が許可される。
【0020】
このことにより、チケットを購入する利用者は、専用のセキュリティが施されたカスタマイズチケットを、指定された場所でなく、自宅やコンビニエンスストア、ファーストフード販売店舗等、馴染みのある身近な場所で入手できる。
また、チケット販売側においても、チケットの作成、送付のための手間が不要となり、また、個人の購入履歴から嗜好等の情報を入手でき、次回イベント開催時の参考データとすることができる。更に、イベント会場入り口でのチェックにより、改竄チケットの利用を防ぐことができる。
【0021】
図2は、図1に示す本発明のチケット配信装置1の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
本発明のチケット配信装置1は、磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置2あるいはネットプリンタ3とはネットワーク5を介して接続される。そして、端末装置2あるいはネットプリンタ3からチケット予約情報を受信し、プリンタ20、あるいはネットプリンタ3に印刷させるチケット予約に関する可視情報と、端末装置2またはネットプリンタ3に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成するチケット情報生成手段10として機能する。このチケット予約情報生成手段10は、予約情報受信手段11と、識別情報受信手段12と、チケット情報生成出力手段13と、チケット情報DB(データベース)ならびに認証DB14で構成される。
【0022】
予約情報受信手段11は、チケット予約時に利用者が端末装置2を操作することによって入力されるイベントの種類、予約日時、席等のチケット予約情報を受信する。
識別情報受信手段12は、同じくチケット予約時に利用者が端末装置2を操作することにより入力される、利用者を認証する識別情報(ユーザID、パスワード)と、プリンタ20あるいはネットプリンタ3を認証するユニークな識別情報(プリンタID)を受信する機能を持つ。
チケット情報生成出力手段13は、チケット予約が成立したときに付与されるユニークなチケット番号を含むユーザID、パスワードから成る識別情報をチケット予約情報と共に符号化し、プリンタIDに基づく認証が得られたときに端末装置2あるいはネットプリンタ3に配信する、いわゆるセキュリティチェック機能を持ったプリンタドライバとして動作する。
【0023】
なお、チケット情報DBおよび認証DB14には、チケット発券の際に使用されるチケット雛型情報、あらかじめ登録済みのユーザID、プリンタID等識別情報のそれぞれが格納されている。
【0024】
図3、図4は、図2に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用した図であり、本発明のチケット配信装置1、端末装置2のそれぞれの動作を示すフーチャートである。図3は、具体的には、本発明のチケット配信プログラムの処理手順を示す。
以下、図3、図4に示すフローチートを参照しながら、図1、図2に示す本発明実施形態の動作について説明する。
【0025】
まず、チケット配信装置1は、端末装置2からログイン要求を受信したときに(ステップS31、ステップS41)、ログイン情報として送信される、イベント種類、予約日時、席等のチケット予約情報、ならびにユーザID、パスワード、プリンタID等、認証に必要な識別情報を受信する(ステップS32、ステップS42)。前者は、予約情報受信手段11で、後者は識別情報受信手段12で受信し、それぞれチケット情報生成出力手段13を駆動する。
チケット情報生成出力手段13は、Ch.1情報としてチケット予約情報から成る符号化された可視情報を生成し、Ch.2情報として、ユーザID、プリンタID等から成る符号化された磁気情報を生成し、出力する(ステップS33)。
【0026】
チケット情報生成出力手段13には他にプリンタIDが入力されており、予約成立時、ここでプリンタ認証が行われる(ステップS34)。プリンタ認証は、チケット情報ならびに認証DB14に登録済みのプリンタIDと照合することにより行われ、ここで認証が得られたときに、先に生成されたCh.1情報とCh.2情報を端末装置2へ配信する(ステップS35)。すなわち、ドライバ使用時に割り付けられたプリンタIDによってセキュリティチェックが行われる。
端末装置2は、チケット配信装置1による予約がOKであった場合(ステップS43)、Ch.1情報とCh.2情報を受信してプリンタ20へ出力する。プリンタ20は、Ch.1情報、あるいは、Ch.2情報のいずれであるかを判断し(ステップS44)、前者の情報を通常のカラーインクを用いたカラー印刷(ステップS45)、後者の情報を、磁気インクを用いた磁気印刷を行うように制御する(ステップS46)。
【0027】
以上説明のように本発明は、チケット配信装置が、プリンタに印刷させるチケット予約に関する可視情報と、端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成出力することにより、利用者は、指定された場所ではなく、チケットを自宅に居ながらにして、あるいは、コンビニエンスストア等、身近な馴染みのある場所で入手でき、かつ、セキュリティ上の対応のためにカスタマイズされたチケットの発券を行うものである。
なお、磁気情報の中に、籤や、利用実績に応じて付与されるポイントを割り付けることにより、イベント会場入場時にその中身を知ることができ、イベントとは別の新たな楽しみが増える。また、上記した本発明実施形態は、映画やコンサート等のイベントに使用するチケットを例示したが、他に、航空機、電車、バス等にも同様に適用は可能である。
【0028】
なお、図2に示す、チケット情報生成手段10、ならびにチケット情報生成手段10を構成する予約情報受信手段11、識別情報受信手段12、チケット情報生成出力手段13のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより本発明のチケット配信装置ならびにチケット配信システムが実現され、構築されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0029】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0030】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0031】
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチケット配信システムを示す図である。
【図2】本発明のチケット配信装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図4】端末装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】磁気プリンタの動作を説明するために引用した図である。
【符号の説明】
1…チケット配信装置(サーバ)、2…端末装置、3…ネットプリンタ、4…チケット読み取り装置、5…ネットワーク、10…チケット情報生成手段、11…予約情報受信手段、12…識別情報受信手段、13…チケット情報生成出力手段、14…チケット情報ならびに認証DB、20…プリンタ
Claims (5)
- 磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置とはネットワークを介して接続されるチケット配信装置であって、
前記端末装置からチケット予約情報を受信し、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成するチケット情報生成手段、
を備えることを特徴とするチケット配信装置。 - 前記チケット情報生成出力手段は、
チケット予約時、前記端末装置により登録される利用者を認証する識別情報と前記プリンタを認証する識別情報を受信する識別情報受信手段と、
前記チケット予約が成立したときに付与されるユニークなチケット番号を含む前記識別情報を前記チケット情報と共に符号化し、前記プリンタ識別情報に基づく認証が得られたときに前記端末装置に配信するチケット情報生成出力手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のチケット配信装置。 - 磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置からネットワークを介してチケット予約情報を受信する工程と、
前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成し、前記端末装置に配信する工程と、
を備えることを特徴とするチケット配信方法。 - 磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置とはネットワークを介して接続されるチケット配信装置に用いられるチケット配信プログラムであって、
前記端末装置からチケット予約情報を受信するステップと、
前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成し、前記端末装置に配信するステップと、
をコンピュータに実行させるチケット配信プログラム。 - 磁気が混入されたインクを持つプリンタを備えた端末装置と、当該端末装置とはネットワークを介して接続されるチケット配信装置から成るチケット配信システムであって、
前記チケット配信装置は、前記端末装置からチケット予約情報を受信し、前記プリンタに印刷させる前記チケット予約に関する可視情報と、前記端末装置に読み取り不能な磁気情報から成る認証のための識別情報とを生成して前記端末装置へ配信するように構成され、
前記端末装置は、前記可視情報を通常のインクで、前記識別情報を磁気が混入されたインクで印刷するように制御し、イベント会場に設置されるチケット読み取り装置で前記識別情報が復号されるように構成したこと、
を特徴とするチケット配信システム。
Priority Applications (1)
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JP2003033667A JP2004246464A (ja) | 2003-02-12 | 2003-02-12 | チケット配信装置および方法、チケット配信プログラムならびにチケット配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020042525A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社リコー | システム、画像形成装置、サーバ装置、印刷方法 |
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2003
- 2003-02-12 JP JP2003033667A patent/JP2004246464A/ja not_active Withdrawn
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US11397398B2 (en) | 2018-09-10 | 2022-07-26 | Ricoh Company, Ltd. | Authenticity determination system, image forming apparatus, and printing method |
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