JP2004244939A - 建物の外装及びそのパネル取付治具 - Google Patents

建物の外装及びそのパネル取付治具 Download PDF

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Abstract

【課題】パネルを斜めの姿勢で正しい位置に取付けできると共に、建物躯体の層間変位にパネルが追従できる建物の外装とする。
【解決手段】建物躯体1にパネル2をパネル取付治具3で第1取付部2−1、第2取付部2−2、第3取付部2−3の3点で取付けた建物の外装で、この各取付部は仮想三角形の頂点に位置していると共に、第1取付部2−1は最上部に位置してパネル面直交方向及びパネル面平行全方向に動かないように支持し、第2取付部2−2は中間部に位置してパネル面平行重力方向の回転を止めるように支持し、第3取付部2−3は最下部に位置してパネル面平行全方向に移動自在に支持している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の屋根、建物の外壁等の建物の外装、詳しくは、ガラス板などの複数のパネルで構成した建物の外装及びパネルを建物躯体に取付けるパネル取付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に複数のパネルで構成した建物の外装が開示されている。
この建物の外装は、建物躯体にパネル取付治具を取付け、このパネル取付治具で上下・左右に隣接した4枚のパネルのコーナー部を支持することで、複数のパネルを建物躯体に取付けたものである。
かかる建物の外装においては、地震時などに建物躯体の層間変位にパネルが追従できるようにしている。
例えば、特許文献2に開示されたように、矩形状のパネルの上下左右の4点を面外方向に移動しないように取付け、上下いずれか一方の左右一対の取付部は面内方向左右に移動可能で、下方には動かないようにパネルを支持し、残りの左右一対の取付部は面内方向の左右・上下に移動可能にパネルを支持することで、建物躯体の層間変位にパネルが追従できるようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−266441号公報
【特許文献2】
特許第2858422号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述のようにパネルを建物躯体に取付けると、上の左右一対の取付部、下の左右一対の取付部がそれぞれ上下方向に同一位置(つまり、同一高さ)であればパネルを所定の位置に取付けできる。
しかし、上の左右一対の取付部の高さが異なったり、下の左右一対の取付部の高さが異なる場合にはパネルが自重で斜め下方に動いてしまうから所定の位置に取付けできない。
例えば、矩形状のパネルを水平の姿勢に取付ける場合は問題がないが、そのパネルを斜めの姿勢に取付ける場合には前述のようにパネルが斜め下方に動いて所定の位置からずれてしまう。
【0005】
本発明は前述の課題を鑑みなされたものであって、その目的は、建物躯体の層間変位にパネルが追従できること、パネルを任意の姿勢で所定の位置に正しく取付けできることを満足した建物の外装及びそのパネル取付治具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、建物躯体に複数のパネルをパネル取付治具で取付けた建物の外装であって、
前記パネルは、仮想三角形の各頂点に位置する少なくとも第1・第2・第3取付部の3点で取付けてあり、
その第1取付部はパネル面直交方向及びパネル面平行全方向に動かないようにパネルを支持し、第2取付部はパネル面直交方向及びパネル面平行方向の重力方向に動かないようにパネルを支持し、第3取付部はパネル面直交方向に動かないと共に、パネル面平行全方向に移動可能に支持することを特徴とする建物の外装である。
【0007】
第2の発明は、第1の発明において3つの取付部の高さがそれぞれ異なる場合に、最上部の取付部を第1取付部、中間部の取付部を第2取付部、最下部の取付部を第3取付部とする建物の外装である。
【0008】
第3の発明は、本体と、この本体に設けた支持部材と、一端部がパネルに固着され、且つ他端部が前記支持部材に支持される少なくとも3つのパネル取付部材を備え、
前記支持部材は、本体の周囲に間隔を置いて位置する少なくとも3つの支持部を有し、その1つの支持部に前記パネル取付部材の他端部をパネル面直交方向及びパネル面平行全方向に動かないように固定し、他の1つの支持部に前記パネル取付部材の他端部をパネル面直交方向に固定し、かつパネル面平行方向の重力方向に動かないように支持し、残りの支持部に前記パネル取付部材の他端部をパネル面直交方向に固定し、かつパネル面平行全方向に移動自在に支持することを特徴とするパネル取付治具である。
【0009】
第4の発明は、第3の発明において支持部材の各支持部は、本体中心を中心とする仮想円軌跡上に等間隔で位置し、かつコマ取付用穴を有し、このコマ取付用穴に着脱自在に設けられ、1つの支持部に取付けられる第1コマと他の1つの支持部に取付けられる第2コマを備え、
前記第1コマはパネル取付部材の他端部が嵌合する支承孔を有し、第2コマはパネル取付部材の他端部が重力方向において接する孔を有するパネル取付治具である。
【0010】
第5の発明は、第4の発明において第1コマ、第2コマはコマ取付用穴に対し、仮想円軌跡の周方向に沿って移動可能に設けてあるパネル取付治具である。
【0011】
第6の発明は、第3・第4・第5いずれか1つの発明において支持部材の支持部は、本体中心を中心とする仮想円軌跡上に等間隔で6コ有するパネル取付治具である。
【0012】
【作 用】
第1の発明によれば、建物躯体とパネルは第3取付部でパネル面平行全方向に相対的に移動できるから、地震時等に建物躯体の層間変位にパネルが追従できる。
また、パネルに作用するパネル面平行重力方向の回転力は第2取付部で支持され、パネルを斜めの姿勢で取付けても回転変位することがなく、任意の姿勢で所定の位置に正しく取付けできる。
また、パネルに作用するパネル面直交方向の荷重は第1・第2・第3取付部で支持されるから、強風雨などでパネルがパネル面直交方向に動くことがない。
【0013】
第2の発明によれば、最上部の取付部でパネル面平行全方向に動かないように支持し、中間部の取付部でパネル面平行重力方向の回転力を支持し、最下部の取付部で建物躯体とパネルが相対変位する。
よって、パネルのパネル面平行重力方向の回転を確実に止めることができると共に、建物躯体の層間変位にパネルがスムーズ追従することができる。
【0014】
第3の発明によれば、1つのパネル取付治具で少なくとも3つのパネルのコーナー部を、パネル面直交方向及びパネル面平行全方向に固定して支持、パネル面直交方向に固定しかつパネル面平行重力方向に動かないように支持し、パネル面直交方向に固定し、かつパネル面平行全方向に移動自在に支持する。
よって、少なくとも3つのパネルのコーナー部を支持することができるから、このパネル取付治具を複数用いることで複数のパネルを、建物躯体の層間変位に追従できると共に、任意の姿勢で所定の位置に正しく取付けできる。
【0015】
第4の発明によれば、第1コマを設けた支持部が第3の発明の1つの支持部、第2コマを設けた支持部が第3の発明の他の支持部、コマを設けない支持部が第3の発明の残りの支持部である。
よって、第1・第2コマを取付けたり、外したりすると共に、異なる支持部のコマ取付用穴に取付けることで、各支持部は前述の3種類の支持部のいずれにもできる。
したがって、パネルを任意の姿勢で取付ける場合に、そのパネルの姿勢に対応した支持部とすることができるから、同一のパネル取付治具を用いてパネルを任意の姿勢で正しく所定の位置に取付けできる。
【0016】
第5の発明によれば、第1・第2コマを移動することで支承孔、孔の中心とコマ取付用穴の中心をずらすことができるから、コーナー部の角度が異なる複数のパネルを取付ける場合に、コーナー角度の1/2の位置にパネル取付部材の一端部を固着し、そのパネル取付部材の他端部を第1・第2コマの支承孔、孔に挿入することができる。
よって、1つのパネル取付治具でコーナー角度が異なる複数のパネルを確実に支持することができる。
【0017】
第6の発明によれば、1つのパネル取付治具で6つのパネルのコーナー部を支持して建物躯体に取付けできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、建物躯体1に複数のパネル2をパネル取付治具3で取付けて建物の外装を形成している。
前記各パネル2は少なくとも第1取付部2−1、第2取付部2−2、第3取付部2−3の3点で建物躯体1に取付けてある。この第1・第2・第3取付部2−1,2−2,2−3は仮想三角形の各頂点に位置している。
前記第1取付部2−1はパネル面直交方向(つまり、パネル2の厚さ方向)及びパネル面平行方向上下・左右(つまり、パネル面平行全方向)に動かないようにパネル2を支持する。
前記第2取付部2−2はパネル面直交方向及びパネル面平行方向の重力方向に動かないようにパネル2を支持してパネル2のパネル面平行重力方向の回転を止める。
前記第3取付部2−3はパネル面直交方向に動かないと共に、パネル面平行方向上下・左右(つまり、パネル面平行全方向)に移動可能に支持する。
【0019】
このようであるから、パネル2に作用するパネル面直交行方向の荷重は各取付部で支持され、強風雨などでパネル2がパネル面直交方向に動くことがない。
また、パネル2が斜めに取付けられたりして、そのパネル2にパネル面平行重力方向の回転力が生じた場合には第2取付部2−2でパネル面平行重力方向の回転を止めることができるので、パネル2を任意の姿勢で所定の位置に正しく取付けできる。
また、パネル2は建物躯体1に対して第3取付部2−3でパネル面平行全方向に移動できるから、建物躯体1の層間変位にパネル2が追従できる。
【0020】
前述のパネル2が斜めに取付けられた場合とは、例えば図2(a),(b)に示すように2つの取付部を結ぶ直線が水平(つまり、同一高さ)でなく、3つの取付部の高さがそれぞれ異なる場合である。
この場合には、最上部の取付部を第1取付部2−1、中間部の取付部を第2取付部2−2、最下部の取付部を第3取付部2−3とする。
つまり、図2(a)に示すようにパネル2が水平に対して右上りの斜めである場合には、最上部の第1取付部2−1を中心として矢印で示すように反時計方向(左回り)に向かうパネル面平行重力方向の回転力が生じるので、左側に位置する中間部の取付部を第2取付部2−2としてパネル面平行重力方向の回転を止めることが好ましい。
また、図2(b)に示すようにパネル2が水平に対して左上りの斜めである場合には、最上部の第1取付部2−1を中心として矢印で示すように時計方向(右回り)に向かうパネル面平行重力方向の回転力が生じるので、右側に位置する中間部の取付部を第2取付部2−2としてパネル面平行重力方向の回転を止めることが好ましい。
【0021】
この実施の形態では建物躯体1は、複数の枠材4を連結して複数の三角形枠部5を有し、かつ全体として平面三角形状で、その3つの頂点を図3に示すように基盤6に取付けることでほぼ球面形状の屋根用枠組体である。
例えば、図1に示すように隣接した2つの第1継手部7a、2つの第2継手部7b、2つの第3継手部7cを有する継手7を用いて枠材4を三角形状に順次連結して三角形枠部5を形成すると共に、前述の第1・第2・第3継手部7a,7b,7cの水平に対する角度がそれぞれ異なり、隣接する三角形枠部5が水平に対して所定の角度を成すようにすると共に、各三角形枠部5は1つの曲面に沿って配設され、屋根用枠組体はほぼ球面形状である。
前記パネル2は三角形のガラス板で、各三角形枠部5に4つのパネル2が取付けられ、複数のパネル2は1つの曲面に沿って配設してある。これによってほぼ球面形状でガラス板より成る屋根を形成している。
【0022】
例えば、前記各三角形枠部5に複数のパネル取付治具3がそれぞれ取付けられ、1つのパネル取付治具3で隣接する三角形枠部5に取付けられる複数のパネル2のコーナー部が支持される。この実施の形態では各継手7と3本の枠材4の長手方向中間部にそれぞれ6つのパネル取付治具3を取付け、1つの三角形枠部5に4枚のパネル2を取付け、1つのパネル取治具3に6枚のパネル2のコーナー部が支持される。
前記屋根用枠組体(建物躯体1)は屋外側で、パネル2は屋内側であり、このパネル2は屋根用枠組体にパネル取付治具3で吊り下げるように取付けてある。なお、これに限ることはなく、屋根用枠組体が屋内側、ガラス板2を屋外側としても良い。
【0023】
本発明は、これに限ることはなくほぼ球面形状の外壁、一平面形状の屋根、外壁でも良い。
また、パネル2はガラス板であるが、樹脂パネル、木質パネル、石材パネル、セメントパネル、枠体をガラス板等を取付けたユニットパネルなどであっても良い。
また、パネル2の形状は三角形に限ることはなく、矩形、五角形、六角形などでも良いし、形状の異なるパネル2を組み合わせて用いることもできる。
【0024】
次に、パネル取付治具3について説明する。
前記パネル取付治具3は図4〜図6に示すように、建物躯体1、例えば枠材4に取付けられる本体10と、この本体10に設けた支持部材11と、本体10の先端部に設けたシール材受け部材12と、前記支持部材11に支持される複数のパネル取付部材13を備え、そのパネル取付部材13がパネル2に固着される。
なお、シール材受け部材12は具備しなくとも良い。
前記支持部材11は本体10の周囲に間隔を置いて位置する少なくとも3つの支持部11aを有する。この各支持部11aは図7、図8に示すようにコマ取付用穴14を有し、そのコマ取付用穴14に着脱自在な第1コマ15、第2コマ16を備えている。
前記各コマ取付用穴14(支持部11a)は本体10の中心を中心とした仮想円軌跡X上に等間隔で位置している。この実施の形態は6つのパネル2のコーナー部2aを支持するので6つのコマ取付用穴14(支持部11a)を60度間隔で備えている。
前記第1コマ15は支承孔17を有し、第2コマ16は回転止め用の孔18を有する。この回転止め用の孔18の下部内面18aは水平に対して傾斜、つまり斜めである。好ましくは三角形のパネル2の一端面とほぼ水平である。
【0025】
前記各パネル取付部材13は、その一端部13aがパネル2に固定される。好ましくはパネル2のコーナー部2aに固定される。
前記パネル取付部材13の他端部13bは前記支承孔17に嵌合し、回転止め用の孔18に遊嵌しかつその孔の下部内面18aに接し、コマ取付用穴14に遊嵌する。そして、このパネル取付部材13の他端部13bは各支持部11aにパネル面直交方向に固定される。
このようであるから、パネル取付部材13の他端部13bを支承孔17に嵌合することで図2に示す前述の第1取付部2−1となり、回転止め用の孔18に遊嵌することで図2に示す前述の第2取付部2−2となり、コマ取付用穴14に遊嵌することで図2に示す前述の第3取付部2−3となる。
つまり、第1コマ15を設けた支持部11aが第1取付部2−1を形成する支持部で、第2コマ16を設けた支持部11aが第2取付部2−2を形成する支持部で、コマを設けない支持部11aが第3取付部2−3を形成する支持部である。
【0026】
また、第1コマ15、第2コマ16は取り外しできるし、任意のコマ取付用穴14に取付けできるので、6つの支持部11aを第1取付部2−1、第2取付部2−2、第3取付部2−3のいずれを形成する支持部にできる。
このようであるから、前述した複数の三角形のパネル2をほぼ球面形状に配設して取付けると共に、その6つのパネル2の1つのコーナー部2aを1つのパネル取付治具3で支持するようにした場合に、パネル2の姿勢、例えば斜めの状態によってその6つのパネル2における1つのパネル取付治具3で支持するコーナー部2aが、第1・第2・第3取付部2−1,2−2,2−3のいずれになることがあるが、その場合でも共通のパネル取付治具3を用いることができる。
【0027】
前記第1コマ15、第2コマ16は支持部11aのコマ取付用穴14に対して前述の仮想円軌跡Xに沿った方向に移動自在である。
例えば、コマ取付用穴14は大径穴14aと小径穴14bで前記仮想円軌跡Xの径方向一対の段差面14cを有する形状である。この実施の形態ではコマ取付用穴14は矩形状であるが、これに限ることはない。
前記第1コマ15と第2コマ16は、一対の段差面14cに接すると共に、その仮想円軌跡Xの周方向に沿った寸法Hが大径穴14aの仮想円軌跡Xの周方向に沿った寸法Hよりも小さい。この実施の形態では第1・第2コマ15,16は矩形状であるが、これに限ることはない。
【0028】
このようであるから、コーナー部2aの角度が異なる三角形のパネル2に応じて第1コマ15、第2コマ16を移動することで、その支承孔17、回転止め用の孔18をパネル取付部材13の他端部13bに合致させることができる。
すなわち、図7に示すように各支持部11aのコマ取付用穴14の中心14−1は仮想円軌跡X上に等間隔、この実施の形態では60度間隔に位置している。前記パネル取付部材13の一端部13aは図9に示すようにパネル2のコーナー部2aにおけるコーナー角度θの1/2の位置に固定される。
このために、パネル2のコーナー部2aの角度θが異なると図10に示すようにパネル取付部材13の中心13−1とコマ取付用穴14の中心14−1がずれ、パネル取付部材13の他端部13bが支承孔17、回転止め用の孔18に入らなくなるので、前述のように第1コマ15、第2コマ16を移動して支承孔17、回転止め用の孔18をパネル2のコーナー角度θの1/2の位置とし、パネル取付部材13の他端部13bが支承孔17、回転止め用の孔18に入るようにする。
【0029】
この実施の形態では、前記第1・第2コマ15,16は一対の段差面14cに仮想円軌跡Xの周方向に位置決めして保持でき、支持部材11が水平でなく、その支持部11aのコマ取付用穴14に取付ける第1・第2コマ15,16が水平でなく斜めであっても所定の位置に保持できるようにしてある。
例えば、前記段差面14cと第1・第2コマ15,16の裏面には微細な凹凸が仮想円軌跡Xの周方向に沿って間隔を置いて形成され、その微細な凹凸相互を嵌め合わせて移動しないように保持する。
また、第2コマ16は、その表面にも微細な凹凸が前述と同様に形成され、表裏反転して使用できるようにしてある。これによって1種類の第2コマ16を生産すればよいから、コストがかからない。
【0030】
なお、第1・第2・第3の取付部2−1,2−2,2−3の位置関係が常に同一であると共に、各パネル2のコーナー部2aの角度が同一、例えば各パネル2を一平面となるように同一姿勢で取付ける場合であれば、前述の支持部11aは第1・第2コマ15,16を設けずに支承孔17、回転止め用の孔18、大径孔(コマ取付用穴14)を有するものとすることができる。
【0031】
前記シール材受け部材12は本体10の中心と同心状で、図6に示すように隣接したパネル2間の目地部aが連続するクロス部bに位置している。
好ましくは、クロス部bの中央に位置している。
各パネル2のコーナー部2aは、隣接する2つの端面2bと所定の長さのシール材受け先端面2cでほぼ台形状である。つまり、尖端部を切断(面取り)して所定の長さのシール材受け先端面2cを有する形状である。
このようであるから、クロス部bにおいて各パネル2のコーナー部2aにおけるシール材受け先端面2cとシール材受け部材12との間にシール材19を装着すれば良いので、そのクロス部bにおけるシール材装着部の幅Hがクロス部b全体の幅よりも小さく、クロス部bにシール材19を装着し易いと共に、確実にシールできる。
【0032】
この実施の形態では、前述のクロス部bにおけるシール材装着部の幅H、つまり、パネル2のシール材受け先端面2cとシール材受け部材12との間の寸法が目地部aの幅H、つまり隣接したパネル2の端面2b間の寸法がほぼ同一、好ましくは同一である。
よって、目地部aとクロス部bに亘ってシール材19を容易に装着できると共に、見栄えが良い。
【0033】
この実施の形態では、支持部材11とシール材受け部材12は本体10に対して出入り自在である。
このようであるから、屋根用枠組体の組立て誤差や取付け誤差等によって各三角形枠部5が1つの曲面に沿って正しく配設されずに、本体10の高さ方向の位置がずれた場合に支持部材11、シール材受け部材12を出入りしてパネル2を正しい位置に取付けできる。
【0034】
例えば、シール材受け部材12を出入りして先端面12aを1つの曲面に合致した高さ位置とする。この動作は基盤6等に設置した測定器械、例えばレーザートランシットでシール材受け部12の先端面12aの高さ位置を検出し、予め設定した曲面に合致するように出入り調整する。
この後に、支持部材11を出入りしてパネル2の表面がシール材受け部12の先端面12aと同一高さ位置とする。
【0035】
前記本体10は枠材4に対して直行する2方向に移動自在である。例えば、枠材4の径方向に移動自在で、枠材4の長手方向に移動自在である。
このようであるから、屋根用枠組体の組立誤差や取付け誤差、本体10の取付け誤差等があった場合に、本体10を図1に示すように所定の位置に移動調整できる。
【0036】
次に、パネル取付治具3の具体形状を説明する。
本体10は図4〜図6、図11に示すように、ファスナー20で屋根用枠組体(建物躯体1)に取付けられる。このファスナー20は枠材4に固着される下地ファスナー21と、この下地ファスナー21に固着した1次ファスナー22と、この1次ファスナー22に直行する2方向に移動自在に取付けた2次ファスナー23を備え、この2次ファスナー23に本体10が取付けられる。
例えば、前記1次ファスナー22には一方向に向かう第1長溝24が形成され、2次ファスナー23には第1長溝24と直行する他方向に向かう第2長溝25が形成してある。
第1長溝24と第2長溝25にボルト26を挿通し、ナット27を螺合して固定してある。
このようであるから、ナット27を弛めることでボルト26を第1長溝24に沿って移動することで2次ファスナー23とともに本体10が一方向に移動し、2次ファスナー23の第2長溝25をボルト26に対して移動することで本体10が他方向に移動する。
【0037】
前記本体10の一端部が2次ファスナー23に固定される。例えば、2次ファスナー23の筒体28に嵌合して固定される。
前記本体10の他端寄りにねじ部29が形成されていると共に、このネジ部29は平面部を有する。
前記本体10は先端面に開口したねじ穴30が形成され、前記シール材受け部材12は円柱形状で、基端寄りにねじ部31が形成してある。このねじ部31をねじ穴30に螺合して本体10に取付けてある。
よって、シール材受け部材12を締め込み、弛めることで本体10に対して出入りする。
【0038】
前記支持部材11は、リング体32に複数のアーム33を放射状で周方向に等間隔で一体的に設け、この各アーム33の先端部に前述したコマ取付用穴14を形成したものである。この実施の形態では6本のアーム33を設けてある。
前記リング体32を本体10のネジ部29に回転しないように嵌め込み、そのねじ部29に螺合した一対のナット34をリング体32の面外方向両端面に接して支持部材11を本体10に取付ける。
このようであるから、一対のナット34を弛めることで出入り調整できる。
【0039】
前記パネル取付部材13は、パネル2に固定されるパネルホルダー40と、このパネルホルダー40に設けたねじ杆41と、このねじ杆41に螺合したナット42a、ねじ杆41が挿通する座金42b、弛み止めロックナット43を備え、そのパネルホルダー40が前述の一端部13aで、ねじ杆41が他端部13bである。
前記パネルホルダー40はパネル2の透孔44に挿通して固着される。
前記ねじ杆41はコマ取付用穴14を貫通し、ナット42aが支持部11aのパネル面直交方向一側面に接し、他側面に座金42bが接してパネル面直交方向に固定する。
弛み止めナット43は座金42bに押しつけられる。
【0040】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、建物躯体とパネルは第3取付部でパネル面平行全方向に相対的に移動できるから、地震時等に建物躯体の層間変位にパネルが追従できる。
また、パネルに作用するパネル面平行重力方向の回転力は第2取付部で支持され、パネルを斜めの姿勢で取付けても回転変位することがなく、所定の位置に正しく取付けできる。
また、パネルに作用するパネル面直交方向の荷重は第1・第2・第3取付部で支持されるから、強風雨などでパネルがパネル面直交方向に動くことがない。
【0041】
請求項2に係る発明によれば、最上部の取付部でパネル面平行全方向に動かないように支持し、中間部の取付部でパネル面平行重力方向の回転力を支持し、最下部の取付部で建物躯体とパネルが相対変位する。
よって、パネルのパネル面平行重力方向の回転を確実に止めることができると共に、建物躯体の層間変位にパネルがスムーズに追従することができる。
【0042】
請求項3に係る発明によれば、1つのパネル取付治具で少なくとも3つのパネルのコーナー部を、パネル面直交方向及びパネル面平行全方向に固定して支持、パネル面直交方向に固定しかつパネル面平行重力方向に動かないように支持し、パネル面直交方向に固定し、かつパネル面平行全方向に移動自在に支持する。
よって、少なくとも3つのパネルのコーナー部を支持することができるから、このパネル取付治具を複数用いることで複数のパネルを、建物躯体の層間変位に追従できると共に、任意の姿勢で所定の位置に正しく取付けできる。
【0043】
請求項4に係る発明によれば、第1コマを設けた支持部が請求項3の1つの支持部、第2コマを設けた支持部が請求項3の他の支持部、コマを設けない支持部が請求項3の残りの支持部である。
よって、第1・第2コマを取付けたり、外したりすると共に、異なる支持部のコマ取付用穴に取付けることで、各支持部は前述の3種類の支持部のいずれにもできる。
したがって、パネルを任意の姿勢で取付ける場合に、そのパネルの姿勢に対応した支持部とすることができるから、同一のパネル取付治具を用いてパネルを任意の姿勢で正しく所定の位置に取付けできる。
【0044】
請求項5に係る発明によれば、第1・第2コマを移動することで支承孔、孔の中心とコマ取付用穴の中心をずらすことができるから、コーナー部の角度が異なる複数のパネルを取付ける場合に、コーナー角度の1/2の位置にパネル取付部材の一端部を固着し、そのパネル取付部材の他端部を第1・第2コマの支承孔、孔に挿入することができる。
よって、1つのパネル取付治具でコーナー角度が異なる複数のパネルを確実に支持することができる。
【0045】
請求項6に係る発明によれば、1つのパネル取付治具で6つのパネルのコーナー部を支持して建物躯体に取付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す建物の外装の一部を見上げた状態の正面図である。
【図2】各取付部の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す屋根の全体概略斜視図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図1のB部拡大詳細図である。
【図7】支持部材の平面図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【図9】支持部材の支持部とパネル取付部材の中心のずれを示す分解斜視図である。
【図10】支持部とパネル取付部材の中心のずれを示す説明図である。
【図11】図4のD−D断面図である。
【符号の説明】
1…建物躯体(屋根骨組体)、2…パネル、2a…コーナー部、2−1…第1取付部、2−2…第2取付部、2−3…第3取付部、3…パネル取付治具、10…本体、11…支持部材、11a…支持部、13…パネル取付部材、13a…一端部、13b…他端部、14…コマ取付用穴、15…第1コマ、16…第2コマ、17…支承孔、18…回転止め用の孔。

Claims (6)

  1. 建物躯体に複数のパネルをパネル取付治具で取付けた建物の外装であって、
    前記パネルは、仮想三角形の各頂点に位置する少なくとも第1・第2・第3取付部の3点で取付けてあり、
    その第1取付部はパネル面直交方向及びパネル面平行全方向に動かないようにパネルを支持し、第2取付部はパネル面直交方向及びパネル面平行方向の重力方向に動かないようにパネルを支持し、第3取付部はパネル面直交方向に動かないと共に、パネル面平行全方向に移動可能に支持することを特徴とする建物の外装。
  2. 3つの取付部の高さがそれぞれ異なる場合に、最上部の取付部を第1取付部、中間部の取付部を第2取付部、最下部の取付部を第3取付部とする請求項1記載の建物の外装。
  3. 本体と、この本体に設けた支持部材と、一端部がパネルに固着され、且つ他端部が前記支持部材に支持される少なくとも3つのパネル取付部材を備え、
    前記支持部材は、本体の周囲に間隔を置いて位置する少なくとも3つの支持部を有し、その1つの支持部に前記パネル取付部材の他端部をパネル面直交方向及びパネル面平行全方向に動かないように固定し、他の1つの支持部に前記パネル取付部材の他端部をパネル面直交方向に固定し、かつパネル面平行方向の重力方向に動かないように支持し、残りの支持部に前記パネル取付部材の他端部をパネル面直交方向に固定し、かつパネル面平行全方向に移動自在に支持することを特徴とするパネル取付治具。
  4. 支持部材の各支持部は、本体中心を中心とする仮想円軌跡上に等間隔で位置し、かつコマ取付用穴を有し、このコマ取付用穴に着脱自在に設けられ、1つの支持部に取付けられる第1コマと他の1つの支持部に取付けられる第2コマを備え、
    前記第1コマはパネル取付部材の他端部が嵌合する支承孔を有し、第2コマはパネル取付部材の他端部が重力方向において接する孔を有する請求項3記載のパネル取付治具。
  5. 第1コマ、第2コマは、コマ取付用穴に対し、仮想円軌跡の周方向に沿って移動可能に設けてある請求項4記載のパネル取付治具。
  6. 支持部材の支持部は、本体中心を中心とする仮想円軌跡上に等間隔で6コ有する請求項3,4,5いずれか一項記載のパネル取付治具。
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