JP2004243124A - ゴルフボール用のディンプルパターン - Google Patents

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Abstract

【課題】 改善されたディンプルパターンをもつゴルフボールを提供する。
【解決手段】 ディンプルをもつ外側表面を含み、該ディンプルの幾分かは、ゴルフボール表面の第一領域内に、第一のディンプル配置配列に従って、該外側表面に配置されており、かつ該ディンプルの幾分かは、該ゴルフボール表面の第二領域内に、第二の、かつ異なるディンプル配置配列に従って、該外側表面に配置されていることを特徴とする、ゴルフボール。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ゴルフボールに関連し、またより詳しくは改善されたディンプルパターンをもつゴルフボールに関するものである。
19世紀中頃の、平滑表面を持つグッタペルカゴルフボール導入直後に、競技者は、これらゴルフボールが、古くなるにつれて、また抉り取られるにつれて遠くまで飛ぶことを観測した。そこで、競技者は、新しいゴルフボールの表面をハンマーで粗くして、飛距離を高めようとし始めた。製造業者は、直ぐにこれを理解して、ゴルフボール上に平滑でない外側表面を成型することを始め、ついには、該外側表面に形成されたディンプルを持つゴルフボールが製造され始めた。従来のディンプルは、抗力を減じ、かつ揚力を高めるように作用する窪みである。これらディンプルは、ディンプル壁が該ボールの外側表面から傾斜し、窪みを作るように生成された。
ゴルフボール上にディンプルを収容するための一つの方法は、該ゴルフボールの表面を、八面体の面に相当する、8つの球状三角形に分割することであり、この八面体は、8つの三角形状の面により境を接する立体である。従って、ディンプルは、ある配置配列に従って、表面の分割部各々に配置されている。該表面分割部を、更に分割して、これら生成する再分割部を、ディンプルで満たされたものとすることが可能である。八面体を基本とするディンプルパターンは、一般にディンプルをもつゴルフボール表面の約60-75%を占める。米国特許第5,415,410号および同第5,957,786号は、八面体を基本とするディンプルパターンを開示している。
もう一つのディンプル充填法は、該ゴルフボールの表面を、二十面体の面に相当する、20個の球状三角形に分割することであり、この二十面体は三角形状の平面を持つ多面体である。従って、ディンプルは、ある配置配列に従って、これら表面分割部各々に配置される。これら表面分割部を更に分割して、生成する再分割部を、ディンプルで満たされたものとすることが可能である。殆どの二十面体を基本とするディンプルパターンは、高度の六角形充填に組み込まれるので、これらは、典型的に75%を越えるディンプル被覆率を達成する。米国特許第4,560,168号および同第5,957,786号は、二十面体を基本とするディンプルパターンを開示している。
ゴルフボール上のこれらディンプルは、抗力を減じ、かつ揚力を高める上で重要である。抗力とは、該ゴルフボールに対して、その飛翔方向とは逆方向に作用する、空気抵抗である。該ボールが空気中を飛行する場合、該ボールを取り巻く空気が、様々な速度を持ち、結果として異なる圧力を持つ。該ボールの前方における淀み点において、この空気は最大の圧力を及ぼす。このように、該空気は、高い速度で該ボール表面の周りを流動し、圧力を減じる。ある分離点において、この空気は該ボール表面から離れ、該ボールの背後に、大きな乱流領域を発生する。伴流と呼ばれるこの流動域は、低い圧をもつ。該ボール前方の高い圧力と、該ボール背後の低い圧力との差が、該ボールの速度を落とすように作用する。これが、ゴルフボールに関する抗力の主な源である。
該ゴルフボール上のディンプルは、該ボールの外側表面近傍に、空気の薄い境界層を生成して、該空気を乱流状に流動させる。従って、該薄い境界層は、乱流境界層と呼ばれる。この乱流は、該境界層を活発化して、該分離点を更に後方に移動させる役目を果たし、結果的にこの層は、該ゴルフボール外側表面に沿って、更に付着した状態を維持する。その結果、該伴流領域の減少、該ボール背後の圧力における増加および抗力における実質的な減少が起こる。
揚力は、該ボール上部と該ボール底部との間における圧力差により生じる、該ボールに作用する上向きの力である。この圧力における差は、該ボールのバックスピンに起因する、気流における歪みによって生じる。このバックスピンのために、該ボールの上部は、該気流と共に移動し、そのために該空気の分離点を更に後方の位置まで退かせる。逆に、該ボールの底部は、該気流に抗して移動し、該分離点を前方に移動する。この非対称的な分離は、該ボールの上方を流れる該空気が、該ボールの底部に沿って流れる空気よりも、高速で移動することを必要とする、該流動パターン中にアーチを生成する。結果として、該ボール上の空気は、該ボール下方の空気よりも低圧となる。この圧力差が、該ボールに対して上向きに作用する、揚力と呼ばれる、全体としての力をもたらす。ゴルフボールの空気力学に関する更なる議論については、2001年11月21日付で出願された、「カテナリーカーブプロフィールをもつ、ゴルフボールディンプル(Golf Ball Dimples with a Catenary Curve Profile)」と題する継続中の特許出願09/989,191号および1999年10月14日付で出願された、「葉序を基本とするディンプルパターン(Phyllotaxis-Based Dimple Patterns)」と題する継続中の特許出願09/418,003号(現在の米国特許第6,338,684号)を参照のこと。
殆ど全てのゴルフボール製造業者が、ゴルフボールの飛距離を伸ばすための、ディンプルのパターンを捜し求めている。高度のディンプル被覆率が、長い飛距離にとって有益であるが、それは該ディンプルが妥当なサイズのものである場合に限られる。小さなディンプルで空間を満たすことにより得られたディンプル被覆率が、極めて効果的である訳ではない。というのは、小さなディンプルは、良好な乱流の発生体ではないからである。多くの今日のボールは、依然として多数の大きな空間を、ディンプル間に持つか、あるいは平均的なゴルフボールの速度において、十分な乱流を生成しない、極めて小さなディンプルでこれら空間を満たしている。
米国ゴルフ協会(USGA)は、様々な規則を配布しており、その一つは、ゴルフボールの対称性に向けられたものである。このUSGAの対称性に関する要件は、ゴルフボールが、あたかも球対称であるかのごとく振舞うように設計並びに製造する必要があることを指示している。殆どのディンプルパターンは、該ボールの方向性に基く、種々の飛翔特性を生じる傾向がある。例えば、殆どの二十面体を基本とするパターンは、ポール-オーバー-ポール(pole-over-pole)または極に垂直な位置におけるよりも、極に水平な位置(該極がターゲット線を横切って水平に向いている)において、僅かに低空でかつより長く飛翔する傾向を持つ。これは、部分的に製造工程によるものである。というのは、殆どのゴルフボールディンプルは、ツーピース(二個構成)金型を用いて製造され、これら2つの部分は分離線(即ち、該ボールの赤道)においてかみ合わされ、殆どのゴルフボールは、該金型の該分離線に対応する少なくとも一つの大きな円を持ち、そこにはディンプルが形成されていない。更に、多くの二十面体を基本とするパターンは、該赤道近傍におけるよりも、該極近傍において、より高密度で充填されたディンプルを持つ。このボールの赤道に沿った、ディンプルの相対的な不足状態は、このボールの空力的な性能に影響を与えるので、該ボールの他の領域は、該USGAの対称性に関する規則に従うために、変更する必要がある。
この非対称性の問題に対する一解決策は、ディンプルが全く形成されていない、該ゴルフボールの表面近傍の、追加の大きな円により、該分離線を釣り合わせることである。これらは、「偽の分離線(false parting line)」として知られている。典型的に、このような2つの分離線が、二十面体を基本とする配置で使用され、該ボールにおける分離線の総数を3とする。このようなパターンの持つ欠点の一つは、このパターン内に配置される多くのディンプルが、整列したディンプル列を与える平行な緯度方向の通路をもたらすことであり、これは低い飛翔特性を与える可能性がある(ディンプル非-整合性(dimple non-alignment)を開示する米国特許第4,960,281号を参照のこと)。もう一つの欠点は、これら多数の大きな円が、ディンプルで満たすことのできる、ゴルフボール表面の割合を減じてしまうことである。
該分離線によって生じる非対称性を克服するもう一つの方法は、極の周りのディンプルを変えることである。しかし、これは弾道を高くし、かつ該極に水平な方向の飛距離を低下させ、該ポール-オーバー-ポール方向のこれらと釣り合って、該ボールの全体的な空力性能を低下する。
即ち、必要なものは、高いディンプル被覆率をもたらし、しかも同時に対称的な飛翔特性を与える、ゴルフボール用の改善されたディンプルパターンである。
本発明は、ディンプルが形成されている表面を持つゴルフボールを提供するものであり、該表面は2またはそれ以上の異なる領域に再分割され、そこでは、異なる領域においては、異なるディンプル配置配列が利用されている。好ましい態様は、八面体を基準とするディンプルパターンに従ってディンプル形成された極領域と、二十面体を基準とするディンプルパターンに従ってディンプル形成された赤道領域とをもつ。この好ましい態様は、様々なサイズのディンプルを持ち、また全体で388個のディンプルを持つ。
本発明の第一の好ましい態様では、ゴルフボールはディンプルのある外側表面を含む。該ディンプルの幾分かは、第一のディンプル配置配列に従って、該外側表面に配置されており、かつ該ディンプルの幾分かは、第二の、かつ異なるディンプル配置配列に従って、該外側表面に配置されている。該第一のディンプル配置配列にあるディンプルは、該ゴルフボール表面の第一領域内に位置し、かつ該第二のディンプル配置配列にあるディンプルは、該ゴルフボール表面の第二領域内に位置する。これらディンプルは、該ボール上で、該ディンプルの数が該極に向かって偏り、しかも該ディンプルの容積が該赤道に向かって偏るように配列されている。
ディンプルが全く形成されていない、大きな円弧が複数存在するが、ディンプルが全く形成されていない、大きな円は存在しない。該円弧(アーク)各々は、該極の選択された一つから、該赤道に向かって伸びており、しかも該選択された極と該赤道との間の点において終端している。これらアークは、該第一領域に制限され、また該分離線に対して直交していても良い。
該第一のディンプル配置配列は、好ましくは八面体を基本とするディンプルパターンを含み、また該第二のディンプル配置配列は、好ましくは二十面体を基本とするディンプルパターンを含む。該第二領域は、好ましくは赤道領域であり、またディンプルが全く形成されていない、単一の大きな円によって二分割されていても良い。あるいはまた、該第二領域は、ディンプルが全く形成されていない、大きな円を含まないものである。該第一および第二領域は、好ましくはディンプルを持たない、緯度線によって区別される。
本発明の第二の好ましい態様において、ゴルフボールは、ディンプルを持つ外側表面を含み、該ディンプルは第一群のディンプルと第二群のディンプルとを含む。該第一群におけるディンプルは、第一のディンプル配置配列に従って、該外側表面上に配置されており、また該第二群におけるディンプルは、第二のディンプル配置配列に従って、該外側表面上に配置されており、該第一の配列は、該第二の配列とは異なっている。
該第一ディンプル配置配列は、好ましくは八面体を基本とするディンプルパターンを含み、かつ該第二ディンプル配置配列は、二十面体を基本とするディンプルパターンを含む。該八面体を基本とするディンプルパターンは、好ましくは該ゴルフボールの極に向かって偏っており、かつ該二十面体を基本とするディンプルパターンは、好ましくは該ゴルフボールの赤道に向かって偏っている。
このゴルフボールは、第三のディンプル配置配列に従って、該外側表面に配置された第三群のディンプルを含む。該第一および第三群は、該ゴルフボールの極に向かって偏っており、かつ該第二群は該ゴルフボールの赤道に向かって偏っている。該第三のディンプル配置配列は、好ましくは該第一のディンプル配置配列と同一である。
本発明の第三の好ましい態様では、ゴルフボールは、外側表面を有し、該外側表面には複数のディンプルが形成されている。該ディンプルは、該外側表面を8つの球状三角形(または主な球状三角形)に分割することにより配置され、該8つの球状三角形各々は、更に第一および第二ゾーンに細分されている。該ディンプルは、該第一ゾーンでは第一のディンプル配置配列に従って、かつ該第二ゾーンでは第二のディンプル配置配列に従って配置されており、該第一および第二のディンプル配置配列は、相互に異なっている。該第一ゾーンは、好ましくは球状三角形(または小さな球状三角形)であり、また該第二ゾーンは、好ましくは球状の台形である。「主な球状三角形」および「小さな球状三角形」なる用語は、明確化のために用いた。該主な球状三角形各々は、好ましくは実質的に同一であり、また該主な球状三角形各々は、好ましくは該極の一つから該赤道に向かって伸びている。
4つの隣接する小さな球状三角形が、該ゴルフボール表面上に、単一の異なる領域を画成でき、該領域はその全体に渡り共通のディンプル配置配列を持つ。該領域内の該ディンプル配置配列は、ディンプルが全く形成されていない、複数の大きな円弧による、該領域の再分割部を含む。
該8つの球状台形は、該ゴルフボール表面上に単一の異なる領域を画成し、該領域はその全体に渡る共通のディンプル配置配列を持つ。一変更において、該領域は、分離線に位置し、かつディンプルが全く形成されていない、単一の大きな円により、再分割できる。第二の変更では、該領域を、ディンプルが全く形成されていない、大きな円の弧により再分割することはできない。
4つの隣接する小さな球状三角形の第一群は、該極の一つの周りにおける該ゴルフボール表面上に、第一の異なる領域を画成することができ、該第一領域はその全体に渡る共通のディンプル配置配列を持つ。該8つの球状台形は、該赤道の周りにおける該ゴルフボール表面上に、第二の異なる領域を画成し、該第二の領域がその全体に渡る共通のディンプル配置配列を持つことを可能とする。4つの隣接する小さな球状三角形の第二群は、該極の他方の周りにおける該ゴルフボール表面上に、第三の異なる領域を含み、該第三の領域はその全体に渡る共通のディンプル配置配列を持つ。該第一および第三領域の該ディンプル配置配列は同一であり、また好ましくは該第二領域の該ディンプル配置配列とは異なっている。
該第一のディンプル配置配列は、好ましくは八面体を基本とするディンプルパターンを含み、かつ該第二のディンプル配置配列は、好ましくは二十面体を基本とするディンプルパターンを含む。該ディンプルは、好ましくはディンプルの全く形成されていない、複数の大きな円弧は存在するが、ディンプルの全く形成されていない、大きな円は存在しないように、配列されている。該円弧各々は、好ましくは該極の選択された一方から、該赤道に向かって伸び、かつ該選択された極と該赤道との間の点において終端している。
好ましい態様では、該ディンプルは8つの異なるサイズをもつ。該第一ゾーン内のディンプルは、5種のディンプルサイズを持ち、かつ該第二ゾーン内のディンプルは、3種のディンプルサイズをもつ。好ましくは、388個のディンプルが存在する。
以下、本発明を添付図面を参照しつつ、説明する。添付図面において、同様な参照記号は、同様な要素を表す。
図1-4は、336個のディンプルを持つ八面体形状のディンプルパターンを示すものである。図1は、正八面体の面に対応する、8個の同等な球状三角形領域21、22、23、24、25、26、27および28(見ることはできない)に分割された、ディンプルを持たないゴルフボールの表面を示すものである。これら領域の境界は、3つの相互に直交する大きな円形通路10、11および12を含む。
図2において、領域22は、3つの同心状三角形のリング形状に配列された、42個のディンプル13で満たされている。該外側リングは、21個のディンプルを含み、該中間リングは、15個のディンプルを含み、かつ該内側リングは6個のディンプルを含む。好ましくは、これらディンプルは、該ボール表面の被覆率を最大とするようなサイズを持ち、またそのように配置される。このディンプル群は、全ディンプルパターンを作成する基本的な要素である。
図3は、領域22におけるものと同等なディンプル群で、その他の領域21、23、24、25、26、27および28各々を満たすことにより作成された、完全なディンプルパターンを示す。
図4に示したように、領域21−28各々におけるディンプルの好ましい配置は、2種のサイズのディンプルAおよびBを含む。以下の表1は、ディンプルAおよびBの径に関する好ましい値を与える。
Figure 2004243124
図5-6は、642個のディンプルを持つ、二十面体ディンプルパターンを示すものである。図5-7を参照すると、ゴルフボール60上の、図5に示された実線62は、20個の二十面体形球状三角形64を形成し、これらは正二十面体の面に相当する。ゴルフボール60は、各二十面体形三角形64において実質的に繰り返される、ディンプルパターン66をもつ。該二十面体パターンは、該ボール60の上部および底部両者に形成された、5つの三角形64を持つ。これら5つの三角形64各々は、頂部のディンプル68を分け合っている。また、該ボール60の赤道領域の周りに伸びた、10個の三角形64がある。
図6および7は、図5における三角形64の一つの、詳しい配置を与える。このディンプルパターンは、同心状の三角形64、70および72内に形成された、サイズMおよびNをもつディンプル66を含む。該二十面体形三角形64の縁部に沿って配置された、ディンプルNは、該二十面体形三角形64内に、三角形70および72に沿って中央部に配置されたディンプルMよりも、小さな径を持つ。
三角形64および72のエッジ各々は、奇数のディンプル66を有し、三角形70のエッジ各々は、偶数のディンプル66をもつ。各三角形64および70は、その各隣接するより小さな三角形70および72よりも、エッジにおいて9個余分にディンプル66を有する。該大きな三角形64は、中央部の三角形70よりも全体として9個余分にディンプル66を有し、かつ中央部の三角形70は、小さな三角形72よりも9個余分にディンプル66を有する。隣接するディンプル列66は、比較的ジグザグ状態にある。
これは、六角形状の充填を生じ、そこでは殆ど全てのディンプル66が、6個の他のディンプルにより包囲されている。好ましくは、少なくとも75%の該ディンプルが、6個の隣接するディンプル66を持つ。より好ましくは、該頂部のディンプル68のみが、六角形状の充填状態を持たない。
本発明の目的にとって、図8に示すように、任意の2つのディンプル66、例えばディンプル66aおよび66bは、隣接していると考えられ、そこでは、ディンプル66aおよび66b各々に対する接点から、他方のディンプル66aおよび66bの中心までの2つの線分74を含む、4つの線分74は、如何なる他のディンプル66とも交差しない。しかし、ディンプル66bおよび66cは、図9に示すように、隣接しておらず、ディンプル66bおよび66cの一方に接して、ディンプル66bおよび66cの他方の中心まで伸びている、少なくとも一つの該線分76は、もう一つのディンプル66aまたは66dと交差する。相互に約0.0762 cm (0.03 in)内にエッジを持つディンプルも、隣接しているものと考えられる。単純化のために、図8および9の例は、平坦な表面に配置されたディンプルを示すが、ボール上のディンプルは、球状に彎曲した表面上にあり、また線分74および76は、大きな円弧に沿って伸びているものと理解される。
好ましくは、隣接ディンプル66間の間隔の30%未満が、0.0254 cm (0.01 in)を越える。より好ましくは、隣接ディンプル66間の間隔の15%未満が、0.0254 cm (0.01 in)を越える。
図5-7に示されたゴルフボールでは、如何なるディンプル66とも交差しない、大きな円形の通路は存在しない。これは、ディンプル66によって覆われている外側表面の割合を増す。該二十面体状のディンプルパターンに従うゴルフボールは、好ましくは如何なるディンプル66とも交差しない、一つの大きな円形の通路が存在するように配列されたディンプル66を持つ。より好ましくは、如何なるディンプル66とも交差しない、大きな円形の通路は存在しない。
如何なるディンプル66とも交差しない、該赤道に沿った一つの大きな円形を与えることにより、製造が容易になり、特に金型から取り出した後に、該ゴルフボールの分離点を研磨する工程を単純化する。更に、多くの競技者は、ディンプルのない赤道部を持つことを好み、競技者等は、パッティングのために、このボールを並べるのに利用できる。従って、ディンプルパターンは、しばしば如何なるディンプル66とも交差しない赤道部を形成するように、中央部の回りに変更された三角形64を持つ。
この二十面体状のディンプルパターンにおいて、該ディンプル66の直径は、以下の表2に与えるような値である。
Figure 2004243124
図10-14は、本発明によるディンプルパターンを持つゴルフボール100を示す。図10は、ゴルフボール100の等角投影図である。図11は、ゴルフボール100のディンプルパターンの基礎となる、領域表面分割を示し、該ゴルフボールの極102および赤道104を示している。各半球は、該極近傍における4つの三角形状の領域122と、赤道帯領域123を含む。該三角形状の領域122は、緯度線110との組合せで、直交する大きな円弧120および121によって、描写されている。該赤道帯領域123は、緯度線110および該赤道104により描写されている。
図12は、ディンプル106の好ましい配列で満たされている、極領域分割部122の一つを示す。これらディンプルは、境界線110、120、121の内側に配置されている。これらディンプル106は、線110、120、121とは交差していない。A、B、C、DおよびEで表される5種の異なるサイズの、26個のディンプルを使用する。以下の表3は、これらサイズのディンプル各々の径を与えるものである。



Figure 2004243124
線120、121は、極102から放射状に伸びる、ディンプルを持たない大きな円弧を形成する。例示した例においては、線120、121は赤道104に対して直角であるが、これは必須ではない。本発明の別の態様は、赤道104に対して直角とならないように配列された、線120、121を持つことができる。
図13は、ディンプル106の好ましい配列によって満たされた、赤道帯領域123を示す。3列の30個のディンプル各々は、該赤道104に対して平行に配列される。各列では、F、GおよびHによって示した、異なるディンプルサイズを使用する。対応するディンプルの径を、以下の表4に与える。
Figure 2004243124
このゴルフボールの製造を容易にするために、最下部のディンプルは、赤道104と交差しない。しかし、これらディンプルは、該赤道と交差することができ、かつ反対側の半球由来のディンプルと相互にかみ合って、「シームレス」の外観を与えることができる。あるいはまた、一列のディンプルが、赤道に沿った中央部にあり、同一の効果を与えることができる。これらの何れにおいても、該2つの対向する半球の該赤道帯領域123は、単一の広いバンド内に効率的に併合される。
図14は、該極領域122の全ておよび上記のように満たされた赤道帯領域123をもつ、完全なディンプルパターンを示し、全体として388個のディンプルを生成する。集合的に、各極に於ける4つの領域分割部122は、各々104個のディンプルを含む極部ゾーン112を形成する。同様に、これら2つの赤道帯領域123は、180個のディンプルを含む赤道ゾーン114を生成する。これらゾーン112と114との間の境界は、緯度線110である。
このディンプルパターンの各ゾーン112、114内のディンプル106は、異なるディンプル充填配列に従って配置されている。図10-14に示した例において、ゾーン112内にあるディンプル106は、八面体状のディンプルパターンに特徴的な配列に従って配置されており、ここでは該ディンプル106の多くが、六角形の充填状態を取らない(即ち、6個の隣接するディンプルを持たない)。ゾーン114内のディンプル106は、典型的な二十面体状のディンプル充填配列に従って配置されており、これは勿論該ゾーンの境界に沿ったもの以外、全てのディンプルに対して六角形の充填状態をもたらす。
線110の位置は、該赤道ゾーン内のディンプルの列数およびそのサイズにより決定される。例示した態様においては、該赤道領域123各々において、3列のディンプルをもつものと決定した。線110は、これら領域123内の、最も外側におけるディンプル106列の、直上または直下に配置されている。この構成において、該赤道ゾーン114は、該ゴルフボール表面の約52%を占め、また該極ゾーン112は、該ゴルフボール表面の約48%を占める。
このディンプルパターンは、ディンプルの固有の極/赤道分布を与える。ディンプル位置およびディンプル容積の極/赤道分布を定量化する一つの方法は、配列対称性指数(array symmetry index) Ni および容積対称性指数(volume symmetry index) Vi によるものであり、ここで該指数は米国特許第5,908,359号に記載されている。1よりも大きな指数値は、赤道への偏りを示し、一方1未満の値は、極への偏りを示す。上記表3および4に与えられた径の値およびディンプルエッジ角15度を用いると、我々はNi =0.946およびVi =1.026であることが分かる。このように、該ディンプルの位置および数は、極に向かって偏っているが、ディンプルの容積は赤道に向かって偏っている。殆どのディンプルパターンが、そのディンプル位置およびディンプル容積両者共に、極方向に偏っており、これは、打撃を加えた際のボールの配向に依存して変動する飛翔性能をもたらす恐れがある。これは、ゴルフ競技に関する2つの統治機関である、USGAおよびセントアンドリウスのザロイヤル&エンシェントゴルフクラブ(The Royal & Ancient Golf Club)によって確立された如き、ゴルフ規則(The Rules of Golf)に従うことを困難にする。一般的に「対称性規則(the symmetry rule)」と呼ばれる、一規定は、ゴルフボールが打撃を受けた場合に、その配向とは無関係に、該ゴルフボールが、本質的に同一の距離および本質的に同一の時間飛翔することを要求する。殆どのディンプルパターンと同様に、本発明のパターンは、極に向かって偏ったディンプル位置を持つが、該ディンプル容積の対向する偏りは、配向とは無関係に、一様に飛翔するボールを与える、均衡化因子として作用する。
上方から観察した際に、好ましいディンプルは円形であるが、これらディンプルは卵形、三角形、正方形、五角形、六角形、七角形、八角形等であり得る。可能な断面形状は、円弧、円錐台形、扁平台形、および放物曲線により画成される輪郭、楕円、半球状曲線、ソーサー形曲線、サイン曲線、または対称軸の回りにカテナリー曲線を回転させることによって発生する形状等を含むが、これらに限定されない。他の可能なディンプル模様は、ディンプル内ディンプル模様および一定深さのディンプルを包含する。更に、所望により、1種を越える形状または型のディンプルを、単一のボールにおいて使用できる。
本発明のディンプルパターンは、任意の競技特性をもつ、任意の型のゴルフボールで利用できる。例えば、このディンプルパターンは、公知のゴルフボール、即ち中実のまたは糸巻きボールについて使用できる。これらボールは、典型的に少なくとも一つのコア層と少なくとも一つのカバー層とを含む。糸巻きボールは、典型的に球状の中実ゴムまたは液体充填中心を有し、これはその上に張力を掛けた弾性糸が巻かれている。しかし、糸巻きボールは、典型的に、打撃を受けた場合に、ツーピースボールと比較して、飛距離は短い。中実ボールのコアは、一般にポリブタジエン組成物で作られている。ワンピースコアに加えて、中実コアは、例えば二重コアゴルフボールにおけるように、多数の層を含むことも可能である。中実または糸巻きボール用のカバーは、一般にイオノマー樹脂、バラタ、またはポリウレタンで作られ、また単一の層からなっていてもよく、あるいは複数の層を含むことができ、また場合によっては該コア近傍に配置された少なくとも一つの中間層を含むこともできる。
ここに番号で記載した特許および特許出願の全ては、その全体を本発明の参考として、ここに組み入れる。
以上、本発明の好ましい態様を説明してきたが、これらは例示の目的でのみ、ここに提示されたものであり、本発明を限定するものではないと理解すべきである。当業者には、本発明の精神並びに範囲から逸脱すること無しに、形状および細部における様々な変更を行い得ることが、明らかであろう。例えば、好ましいディンプルサイズを上に与えたが、他のサイズのディンプルを使用することも可能である。従って、本発明は上記の例示的態様によって制限されるものではなく、別紙の特許請求の範囲およびその等価物によってのみ規定されるべきである。
八面体の8つの面に対応する、球の表面上の、球面状の三角形領域を示す図である。 ディンプルの好ましい配列によって満たされた、図1の三角形領域の一つを示す図である。 図2のディンプル配列で満たされた、全体で8個の、図1に示す三角形領域を含む、完全な好ましいディンプルパターンを示す図である。 図2の好ましい配列において使用した、様々なサイズのディンプルを示す図である。 二十面体型ディンプルパターンを持つゴルフボールの、斜視図である。 図5の球状三角形を示す図である。 図5の球状三角形を示す図である。 図5に示した、ゴルフボールのディンプルの幾分かを示す図である。 図5に示した、ゴルフボールのディンプルの幾分かを示す図である。 本発明によるゴルフボールの好ましい態様に係る、等角投影図である。 図10に示したゴルフボールディンプルパターンを構成する、球状表面の領域分割部を示す図である。 図11の極領域分割部の一つを満たすのに使用した、ディンプルの好ましい配列を示す図である。 図11の赤道領域分割部を満たすのに使用した、ディンプルの好ましい配列を示す図である。 図12および13に示したディンプル配列で満たされた、全ての領域分割部を含む、完全な好ましいディンプルパターンを示す図である。

Claims (32)

  1. ディンプルをもつ外側表面を含み、該ディンプルの幾分かは、ゴルフボール表面の第一領域内に、第一のディンプル配置配列に従って、該外側表面に配置されており、かつ該ディンプルの幾分かは、該ゴルフボール表面の第二領域内に、第二の、かつ異なるディンプル配置配列に従って、該外側表面に配置されていることを特徴とする、ゴルフボール。
  2. 更に、2つの極と、赤道線とを含み、該ディンプルの数が該極に向かって偏り、しかも該ディンプルの容積が該赤道線に向かって偏るように、該ディンプルが配列されている、請求項1記載のゴルフボール。
  3. ディンプルが形成されていない、複数の大きな円弧は存在するが、ディンプルが形成されていない、分離線に対応しない大きな円は存在しないように、該ディンプルが配列されている、請求項1記載のゴルフボール。
  4. 更に、2つの極と、赤道線とを含み、該円弧各々が、該極の選択された一方から、該赤道線に向かって伸びており、かつ該選択された極と該赤道線との間の点にて終端する、請求項3記載のゴルフボール。
  5. 該円弧が該第一領域に制限されている、請求項4記載のゴルフボール。
  6. 該円弧が該分離線に対して直交している、請求項5記載のゴルフボール。
  7. 該第一のディンプル配置配列が、八面体を基本とするディンプルパターンを含み、かつ該第二のディンプル配置配列が、二十面体を基本とするディンプルパターンを含む、請求項1記載のゴルフボール。
  8. 該第二領域が赤道領域であり、かつ単一の大きな円により2分割されており、その上にはディンプルが形成されていない、請求項7記載のゴルフボール。
  9. 該第二領域が赤道領域であり、かつディンプルが形成されていない大きな円を含まない、請求項7記載のゴルフボール。
  10. 該第一および第二領域が、ディンプルを持たない緯度線によって区別される、請求項7記載のゴルフボール。
  11. ディンプルを持つ外側表面を含み、該ディンプルが第一群のディンプルと第二群のディンプルとを含み、該第一群が第一のディンプル配置配列に従って、該外側表面上に配置されており、該第二群が第二のディンプル配置配列に従って、該外側表面上に配置されており、該第一配列が、該第二の配列とは異なっていることを特徴とする、ゴルフボール。
  12. 該第一のディンプル配置配列が、八面体を基本とするディンプルパターンを含み、かつ該第二のディンプル配置配列が、二十面体を基本とするディンプルパターンを含む、請求項11記載のゴルフボール。
  13. 該八面体を基本とするディンプルパターンが、該ゴルフボールの極に向かって偏っており、かつ該二十面体を基本とするディンプルパターンが、該ゴルフボールの赤道に向かって偏っている、請求項12記載のゴルフボール。
  14. 更に、2つの極、赤道および第三のディンプル配置配列に従って、該外側表面に配置された第三群のディンプルを含み、該第一および第三群が、該ゴルフボールの極に向かって偏っており、かつ該第二群が該ゴルフボールの赤道に向かって偏っている、請求項11記載のゴルフボール。
  15. 該第三のディンプル配置配列が、該第一のディンプル配置配列と同一である、請求項14記載のゴルフボール。
  16. 外側表面を有し、該外側表面には複数のディンプルが形成されており、該ディンプルが、該外側表面を8つの主な球状三角形に分割することにより配置され、該8つの主な球状三角形各々が、更に第一および第二ゾーンに細分され、該ディンプルが、該第一ゾーンでは第一のディンプル配置配列に従って、かつ該第二ゾーンでは第二のディンプル配置配列に従って配置されており、該第一および第二のディンプル配置配列が、相互に異なっていることを特徴とする、ゴルフボール。
  17. 該主な球状三角形各々が、実質的に同一である、請求項16記載のゴルフボール。
  18. 更に、極と赤道とを含み、かつ該主な球状三角形各々が、該極の一方から該赤道に向かって伸びている、請求項16記載のゴルフボール。
  19. 該第一ゾーンが小さな球状三角形であり、かつ該第二ゾーンが球状の台形である、請求項16記載のゴルフボール。
  20. 4つの隣接する小さな球状三角形が、該ゴルフボール表面上に単一の異なる領域を含み、該領域がその全体に共通のディンプル配置配列を持つ、請求項19記載のゴルフボール。
  21. 該領域内の該ディンプル配置配列が、ディンプルが全く形成されていない、複数の大きな円弧による、該領域の再分割を含む、請求項20記載のゴルフボール。
  22. 該8つの球状台形が、該ゴルフボール表面上に単一の異なる領域を画成し、該領域がその全体に渡る共通のディンプル配置配列を持つ、請求項19記載のゴルフボール。
  23. 該領域が、分離線に位置し、ディンプルが全く形成されていない、単一の大きな円により、再分割されている、請求項22記載のゴルフボール。
  24. 該領域が、ディンプルが全く形成されていない、大きな円の弧により再分割できない、請求項22記載のゴルフボール。
  25. 更に極と赤道とを含み、4つの隣接する小さな球状三角形の第一群が、該極の一つの周りにおける該ゴルフボール表面上に、第一の異なる領域を含み、該第一領域がその全体に渡る共通のディンプル配置配列を持ち;該8つの球状台形が、該赤道の周りにおける該ゴルフボール表面上に、第二の異なる領域を画成し、該第二の領域がその全体に渡る共通のディンプル配置配列を持ち;かつ4つの隣接する小さな球状三角形の第二群が、該極の他方の周りにおける該ゴルフボール表面上に、第三の異なる領域を含み、該第三の領域がその全体に渡る共通のディンプル配置配列を持つ、請求項19記載のゴルフボール。
  26. 該第一および第三領域の該ディンプル配置配列が同一であり、かつ該第二領域の該ディンプル配置配列とは異なっている、請求項25記載のゴルフボール。
  27. 該第一のディンプル配置配列が、八面体を基本とするディンプルパターンを含み、かつ該第二のディンプル配置配列が、二十面体を基本とするディンプルパターンを含む、請求項16記載のゴルフボール。
  28. 該ディンプルが、ディンプルの全く形成されていない、複数の大きな円弧は存在するが、ディンプルの全く形成されていない、分離線に相当しない大きな円は存在しないように、配列されている、請求項16記載のゴルフボール。
  29. 更に、2つの極と赤道とを含み、該円弧各々が該極の選択された一方から、該赤道に向かって伸び、かつ該選択された極と該赤道との間の点において終端している、請求項28記載のゴルフボール。
  30. 該ディンプルが、8つの異なるサイズをもつ、請求項16記載のゴルフボール。
  31. 該第一のゾーン内の該ディンプルが、5つのディンプルサイズを持ち、かつ該第二のゾーン内の該ディンプルが、3つのディンプルサイズをもつ、請求項30記載のゴルフボール。
  32. 388個のディンプルが存在する、請求項16記載のゴルフボール。
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