JP2004243099A - 生理活性装置 - Google Patents

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Mitsugi Yamashita
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Abstract

【課題】生理活性物質を空気中に放出して、空気を介して体内に摂取させる装置を提供することにより、生理活性効果を常に得る。
【解決手段】ケーシング(2)内に空気を吸い込んで、外部に吹き出す送風機(3)を備えている。該送風機(3)により吸い込まれた空気に、生理活性物質を含有する活性液を液滴として噴射するインクジェット機構の液滴噴射部(11)を備えた放出手段(4)を備えている。放出手段(4)は複数個設けられ、この複数の放出手段(4)を制御する制御手段(5)を備えている。この結果、ユーザーは希望する生理活性物質を空気を介して体内に摂取することができ、生理活性効果を常に得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生理活性物質を体内に摂取させるための生理活性装置に関するものである。
従来より、生理活性物質としては温感組成物や疲労回復作用物質などがある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、温感組成物や疲労回復作用物質などの生理活性物質を体内に摂取させる方法として、温感組成物等の生理活性物質を直接、あるいは香料組成物中に含有せしめた状態で、飲食品または口腔製品に添加して体内に摂取させる方法が提案されている。
ここに、生理活性物質とは、生体機能に微量で活性作用する物質の総称であり、例えば、ビタミンやホルモンなどがあげられる。
特開2002−176950号公報
ところが、上述した生理活性物質の体内への摂取方法では、効果が短時間しか持続しないという問題があった。
そこで、体内に生理活性物質を容易に摂取させ、且つ、長時間生理活性効果を持続させる全く新たな装置の出現が望まれていた。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生理活性物質を空気中に放出して、空気を介して体内に摂取させる装置を提供することにより、生理活性効果を常に得ることである。
具体的に、請求項1に係る発明は、空気を介して生理活性物質を体内に摂取させるための生理活性装置を前提としている。
そして、上記生理活性装置は、生理活性物質を含有する活性剤が貯留され、該活性剤を空気中に放出する放出手段(4)を備えている。
上記の発明では、放出手段(4)は生理活性物質を含有する活性剤を貯留し、該活性剤を空気中に放出するので、生理活性物質が空気中に浮遊拡散される。したがって、生理活性物質は空気を介してユーザーの体内に摂取される。そして、空気を介して摂取されるため、ユーザーは生理活性効果を常に得られる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1において、活性剤は、生理活性物質を含有する活性液で構成されている。一方、放出手段(4)は、貯留された活性液を液滴として噴射する液滴噴射部(11)を備えている。
上記の発明では、放出手段(4)は液滴噴射部(11)を備えているので、生理活性物質を含有する活性液が液滴として空気中に噴射される。
また、請求項3に係る発明は、請求項2において、液滴噴射部(11)は、インクジェット機構で構成されている。
上記の発明では、生理活性物質を含有する活性液は、インクジェット機構によって確実に液滴となって空気中に放出される。
また、請求項4に係る発明は、請求項3において、液滴噴射部(11)は、活性液の一部を加熱し気泡を発生させることにより生じる圧力で活性液を噴射するように構成されている。
上記の発明では、活性液の一部を急激に加熱することにより、該活性液は沸騰し、気泡が発生する。そして、発生した気泡の内部圧力により周囲の活性液を押しのけることによって、活性液が噴射される。したがって、生理活性物質を含有する活性液が空気中に放出され、生理活性物質は空気を介して体内に摂取される。
また、請求項5に係る発明は、請求項2〜4の何れか1項において、生理活性装置は、ケーシング(2)と、該ケーシング(2)に収納され、ケーシング(2)の外部空気を吸い込み、ケーシング(2)の外部に吹き出すための送風機(3)とを備えている。一方、放出手段(4)は、送風機(3)によってケーシング(2)内に吸い込まれた外部空気に活性液を噴射し、該活性液を含んだ活性空気を生成するように構成されている。
上記の発明では、送風機(3)によってケーシング(2)内に吸い込まれた外部空気は、放出手段(4)により噴射された活性液とともにケーシング(2)の外部に吹き出されるので、生理活性物質が確実に空気中に浮遊拡散される。したがって、生理活性物質は空気を介して確実に体内に摂取される。
また、請求項6に係る発明は、請求項1〜5の何れか1項において、放出手段(4)は、種類が異なる複数の生理活性物質を放出するように複数個設けられている。
上記の発明では、放出手段(4)は複数個設けられ、種類の異なる複数の生理活性物質が空気中に放出される。したがって、ユーザーは異なる複数の生理活性効果を得られる。
また、請求項7に係る発明は、請求項6において、生理活性装置は、複数の放出手段(4)を制御し、所定の放出手段(4)が所定の活性剤を放出するように放出手段(4)の運転を制御する制御手段(5)を備えている。
上記の発明では、制御手段(5)により所定の放出手段(4)から所定の活性剤、すなわち所定の生理活性物質が空気中に放出されるので、ユーザーの希望する生理活性物質が確実に空気中に放出され、ユーザーの体内に摂取される。
したがって、請求項1に係る発明によれば、生理活性物質を含有する活性剤が貯留され、該活性剤を空気中に放出する放出手段(4)を設けるようにしたために、生理活性物質を空気中に放出することができる。この結果、空気を介して容易に且つ継続的に生理活性物質を体内に摂取することができ、該生理活性物質の効果を常に得ることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、上記活性剤を活性液で構成し、放出手段(4)に液滴噴射部(11)を設けるようにしたために、生理活性物質を含有する活性液を液滴として空気中に放出することができる。
また、請求項3に係る発明によれば、上記液滴噴射部(11)にインクジェット機構を利用するようにしたために、活性液を液滴として確実に空気中に放出することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、加熱および加熱停止を切り換えることによって、生理活性装置(1)の運転のオン・オフ切換を容易に行うことができる。
また、請求項5に係る発明によれば、送風機(3)を設けて、ケーシング(2)内に外部空気を吸い込み、その外部空気に放出手段(4)から噴射される活性液を含有せしめた活性空気をケーシング(2)の外部に吹き出すようにしたために、生理活性物質を積極的に空気中に放出することができる。この結果、ユーザーは生理活性物質を確実に体内に摂取することができる。
また、請求項6に係る発明によれば、種類の異なる複数の生理活性物質を放出するように上記放出手段(4)を複数個設けるようにしたために、ユーザーは複数の異なる生理活性効果を得ることができる。
また、請求項7に係る発明によれば、上記複数の放出手段(4)のうち所定の放出手段(4)から所定の活性剤を放出するように制御する制御手段(5)を設けるようにしたために、ユーザーは希望する生理活性物質を体内に摂取することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
図1に示すように、本実施形態1の生理活性装置(1)は、生理活性機能の他、空気清浄機能を備えている。
上記生理活性装置(1)は、ケーシング(2)と、該ケーシング(2)に収納された送風機(3)および活性液の放出手段(4)とを備えている。
上記ケーシング(2)は、縦長の矩形体に形成され、前面に空気吸込口(図示しない)が、上面に空気吹出口(図示しない)が形成されている。
上記送風機(3)は、ケーシング(2)の外部空気である室内空気を空気吸込口より吸い込み、空気吹出口よりケーシング(2)外に吹き出すように構成されている。
なお、上記ケーシング(2)内には、空気吸込口と送風機(3)との間に位置して集塵フィルタ(6)と脱臭フィルタ(7)とが設けられている。つまり、該集塵フィルタ(6)および脱臭フィルタ(7)は、送風機(3)により空気吸込口から吸い込まれた外部空気が、集塵フィルタ(6)、脱臭フィルタ(7)と順に通過し浄化されて、ケーシング(2)内に取り込まれるように構成されている。
上記放出手段(4)は、送風機(3)とケーシング(2)の空気吹出口との間に設けられ、送風機(3)から吹き出された空気に生理活性物質を含有する活性液を噴射して、該活性液を含んだ活性空気を生成するように構成されている。上記放出手段(4)は、複数個(本実施形態では、3個)設けられている。そして、各々の放出手段(4)は、種類の異なる生理活性物質を含有する活性液が貯留され、異なる生理活性物質を送風機(3)から吹き出された空気に噴射するように構成されている。
また、上記生理活性装置(1)は、複数の放出手段(4)の運転を制御するための制御手段(5)を備えている。つまり、制御手段(5)は、ユーザーが希望の生理活性物質を上記制御手段(5)に入力設定すると、制御手段(5)から制御信号を放出手段(4)に送るように構成されている。そして、放出手段(4)は、送られた制御信号に基づき所定の放出手段(4)から所定の活性液を噴射するように構成されている。なお、制御手段(5)は、ユーザーが複数の生理活性物質を入力設定すると、所定の複数の放出手段(4)から種類の異なる所定の活性液を同時に噴射させるように構成されていることは勿論である。
上記放出手段(4)は、図3に示すように、生理活性物質を含有する活性液を貯留するためのタンク(図示しない)と、上記活性液を噴射するための液滴噴射部(11)とを備えている。
上記活性液に含有する生理活性物質としては、例えば、温感効果のあるトウガラシやショウガの成分、スギやヒノキなどに含まれる樹木の天然香気成分の一種で睡眠誘導やストレス鎮静の効果があるセドロール、ラズベリーに含まれるダイエット効果のあるラズベリーケトン、癒し効果のあるα-ピネンなどを用いる。
上記液滴噴射部(11)は、インクジェット機構で構成されている。該インクジェット機構は、サーマルジェット方式(バブルジェット(R)方式)が採用され、活性液の一部を加熱し気泡を発生させることにより生じる圧力で活性液を噴射するように構成されている。そして、上記液滴噴射部(11)は、ハウジング(12)とベース板(13)とヒータボード(14)とを備えている。
上記ベース板(13)およびヒータボード(14)は、各々板状に形成されており、ヒータボード(14)は、ベース板(13)の上面に重ねて取り付けられている。
上記ハウジング(12)は、天板(15)とフロント板(16)とを備えている。該天板(15)は、板状に形成され、ヒータボード(14)の上面に接するように配置されている。上記フロント板(16)は、天板(15)の一端が下方に延び、ベース板(13)およびヒータボード(14)の側端が当接するように設けられている。
そして、天板(15)の下面には、溝状の活性液通路(17)が複数並列に形成されている。該活性液通路(17)の断面は、逆U字状に形成され、下面がヒータボード(14)で閉塞されている。上記活性液通路(17)の前端は、天板(15)の前面付近まで延びており、後端はタンクに連通し、矢符Aに示すように、活性液が供給されている。また、天板(15)の前面には、各々の活性液通路(17)に連通するノズル(18)が形成されている。
上記活性液通路(17)内における、ヒータボード(14)の上面には、活性液を加熱するための板状のヒータ(19)が埋め込まれている。
上記ヒータ(19)は、加熱させると、該ヒータ(19)近傍の活性液を沸騰させ、気泡を発生させるように構成されている。そして、上記放出手段(4)は、気泡の圧力によって周囲の活性液が押しのけられ、ノズル(18)から活性液を液滴として、送風機(3)から吹き出された空気に噴射するように構成されている。
−運転動作−
次に、生理活性装置(1)の生理活性物質の放出動作について説明する。
まず、図4(a)に示すように、活性液通路(17)内に活性液(30)が充填されている。
次に、ヒータ(19)をONにすると、ヒータ(19)近傍の活性液(30)が急激に加熱され、微少な気泡(31)が発生する(図4(b)参照)。
その後、活性液が急激に気化し、上記微少な気泡(31)が成長する(図4(c)参照)。
そして、上記ヒータ(19)の表面がさらに高温(例えば、約300℃)になると、上記微少な気泡(31)は膜気泡となり、気泡が最大に膨張すると、活性液がノズル(18)の先端から膨出する(図4(d)参照)。
上記膜気泡が最大に膨張すると、該膜気泡が断熱層となって、ヒータ(19)表面から活性液(30)への熱の移動が遮られる。このため、上記膜気泡の膨張は断熱膨張となり、この断熱膨張による冷却によって膜気泡は急激に収縮する。この収縮により、ノズル(18)の先端から膨出した活性液が逆にノズル(18)内に引っ張られるので、活性液は滴状になる(図4(e)参照)。
上記滴状の活性液はノズル(18)の先端から押し出されて、図4矢印に示すように、ノズル(18)から飛び出す。一方、活性液通路(17)内には毛細管現象によりタンクからの活性液(30)が充填され(図4(f)参照)、ヒータ(19)の加熱により微少な気泡(31)が再び発生する。つまり、ヒータ(19)が加熱している間、膜気泡の発生・消滅が繰り返され、ノズル(18)の先端から活性液の液滴(32)が連続して噴射される。
一方、ユーザーは、希望する生理活性物質を制御手段(5)に入力設定した後に、送風機(3)を駆動させる。
送風機(3)が駆動すると、空気吸込口(図示しない)からケーシング(2)内に吸い込まれた室内空気は、集塵フィルタ(6)、脱臭フィルタ(7)を順に通って、清浄化され、送風機(3)内に吸い込まれる。
一方、制御手段(5)は、上述したユーザーの入力設定に基づき、所定の放出手段(4)を駆動し、この所定の放出手段(4)のヒータ(19)が加熱される。
上記ヒータ(19)が加熱すると、上述したサーマルジェット方式の放出動作に基づいて、ノズル(18)から所定の生理活性物質を含有した活性液の液滴がケーシング(2)内の浄化された空気に連続的に噴射される。
そして、所定の生理活性物質を含有した活性空気は、上記送風機(3)によって空気吹出口(図示しない)からケーシング(2)の外部に吹き出される。したがって、所定の生理活性物質が室内空気を介して放出され、ユーザーの体内に長時間に亘って摂取される。
−実施形態の効果−
以上説明したように、本実施形態によれば、生理活性物質を室内空気中に放出して、その室内空気を介してユーザーの体内に摂取させるようにしたために、ユーザーは長時間に亘ってしかも容易に生理活性物質を体内に摂取することができ、該生理活性物質の効果を長時間に亘って持続させることができる。
具体的に言えば、上記生理活性物質が、例えば、トウガラシやショウガの成分の場合は温感効果を、セドロールの場合は睡眠誘導やストレス鎮静の効果を、ユーザーは得ることができる。
また、生理活性装置(1)は、液滴噴射部(11)にインクジェット機構のサーマルジェット方式を用いるようにしたために、生理活性物質を含有する活性液を液滴として確実に室内空気中に放出することができ、またヒータ(19)のオン・オフを切り換えることによって、生理活性装置(1)の運転のオン・オフ切換を容易に行うことができる。
また、送風機(3)を設けて、ケーシング(2)内に室内空気を吸い込み、該室内空気に放出手段(4)から噴射される活性液を含有せしめた活性空気をケーシング(2)の外部に吹き出すようにしたために、生理活性物質を積極的に空気中に放出することができる。したがって、ユーザーは生理活性物質を確実に体内に摂取することができる。
また、放出手段(4)は複数個(本実施形態では、3個)設けるようにしたために、種類の異なる複数の生理活性物質を貯留することができ、ユーザーは複数の異なる生理活性効果を得ることができる。
また、制御手段(5)を設けるようにしたために、ユーザーは該制御手段(5)に入力設定することにより、ユーザーが希望する生理活性物質を空気中に放出することができる。
また、上記生理活性装置(1)は空気清浄機能をも有するようにしたために、空気清浄作用を行いながら生理活性物質を体内に摂取することができる。
《発明の実施形態2》
次に、本発明の実施形態2を図面に基づいて説明する。
本実施形態2は、図2に示すように、実施形態1における集塵フィルタ(6)および脱臭フィルタ(7)を取り除き、携帯用として小型化したものである。
これにより、ユーザーは屋外に居ながらにして、常にしかも容易に生理活性効果を得ることができる。その他の構成、作用および効果は、実施形態1と同様である。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
例えば、上記実施形態1では、空気清浄機能と組み合わせて適用したが、空気調和機能、すなわちエアコン等に本発明の生理活性装置(1)を組み込んだ構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、放出手段(4)にインクジェット機構のサーマルジェット方式を用いて活性液を噴射させるようにしたが、例えば、活性液を収納した容器に開閉手段を設け、該容器を開状態にすることにより活性液を自然蒸発させ空気中に放出させるようにしてもよい。また、活性液を浸透せしめた活性液マット等を温めることにより、活性液を蒸発させ空気中に放出させるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、複数の放出手段(4)を設けるようにしたが、図5に示すように、放出手段(4)を1つのみ設けるようにしてもよいことは勿論である。
また、上記活性液に含有する生理活性物質としては、次のものを用いてもよい。
1)花粉症などのアレルギーを緩和する生理活性物質
例えば、ジャーマンカモミールおよびヤロウがある。これらは、アズレンが患部の炎症を鎮めると共に、アレルギー症状の原因となるヒスタミンなどの遊離を抑え、症状の発現を抑制する。また、シソエキスおよびシソ油がある。これらは、生体防御機能抑制作用によってアレルギーを緩和する。また、ラベンダスピカがある。これは、カンファ、メントンなどの成分が鼻の通りをよくする。その他には、γ−リノレン酸などがある。
2)風邪などに対する免疫を向上させる生理活性物質
例えば、ゼラニウムおよびティートリーがある。これらは、テルピネオールによる殺菌作用がある。
3)高脂血症を予防する生理活性物質
例えば、EPA/DHA(エイコサペンタエン酸/ドコサヘキサエン酸)がある。これは、血中のコレステロールを低下させ、高脂血症を予防する。また、大豆イソフラボンがある。これは、女性ホルモンであるエストロゲンと類似の作用によってコレステロールを低下させる。
4)動脈硬化を改善する生理活性物質
例えば、EPA/DHAがある。これは、血中のコレステロールや中性脂肪を低下させ、動脈硬化を予防する。また、ビタミンEがある。これは、コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化を予防する。また、キトサン、イチョウ葉および大豆イソフラボンがある。これらは、女性ホルモンであるエストロゲンと類似の作用によって動脈硬化を改善する。
5)糖尿病を緩和する生理活性物質
例えば、桑の葉エキスがある。これは、糖質の消化吸収に係わるα−アミラーゼおよびα−グルコシダーゼなどの酵素の働きを阻害することによって糖尿病を緩和する。
6)高血圧を緩和する生理活性物質
例えば、ラベンダーがある。これは、循環器系の働きを調整し、血圧を下げる。また、ゼラニウムおよびルチンがある。これらは、血管収縮作用物質であるアンギオテンシンの働きを弱めることによって血圧上昇を抑制する。
7)頭をすっきりさせるなどの疲労回復の生理活性物質
例えば、カフェインおよびガラナエキスがある。これは、カフェインの中枢神経刺激による疲労回復や眠気防止の作用がある。その他には、ペパーミントがある。
8)ダイエット効果のある生理活性物質
例えば、ガラナエキスがある。これは、カフェインによる代謝向上によって脂肪を燃焼する。また、ガルシニアがある。これは、[−]ヒドロキシクエン酸によって脂肪の蓄積を抑制し、脂肪の燃焼を促進する。また、L−カルニチンがある。これは、脂肪酸の代謝を促進する必須の物質であり、エネルギーを効率的に生産して運動持久力の向上や抗疲労効果を図る。また、バニリン、アリシンおよびカプサイシンがある。これらは、交感神経を刺激し、代謝機能を促進する。また、共役リノール酸、シトラス・アウレンチウムおよびフォルスコリンがある。これらは、脂肪燃焼効果がある。また、ラベンダーがある。これは、高ぶった神経を鎮静する作用があるため、イライラして食べたくなった時に有効である。その他には、トナリンなどがある。
9)体の活性化を図る生理活性物質
例えば、コエンザイムQ10がある。これは、ATPを作り出すのに不可欠な物質であり、ATPが効率よく作られることによって様々な症状が改善される。
10)痴呆防止の生理活性物質
例えば、ローズマリーおよびイチョウ葉エキスがある。これらは、脳血流増加の作用がある。その他には、大豆レシチン、EPA/DHA、ビタミンEおよびホスファチジルコリンがある。
11)冷え症を改善する生理活性物質
例えば、バニリン、ジンゲロール、イチョウ葉エキスおよびオレンジオイル(リモネン)がある。これらは、血行促進の作用がある。
12)便秘および下痢を改善する生理活性物質
例えば、アカメガシワがある。これは、整腸作用がある。
13)脳の活性化を図る生理活性物質
例えば、アシュワガンダがある。これは、人の恒常性維持システムに働きかける。
14)ニキビ防止の生理活性物質
例えば、グルコオリゴ糖とグルコースとフルクトースとの混合物がある。これは、有益な常在菌を特異的に増殖させ、健全な状態に維持する。
15)皮膚を保護する生理活性物質
例えば、アルギン酸Naがある。これは、重合度が高く、高分子量であるため、皮膚表面に留まり、煙などから皮膚を守る。
16)美白効果のある生理活性物質
例えば、ビタミンC〔安定化ビタミンCを含む〕がある。これは、メラニンの産生を抑制する。また、クランベリーパウダー、月見草エキス、リンゴポリフェノールおよびプロアントシアニジンがある。これらは、抗酸化作用がある。
17)しわを改善する生理活性物質
例えば、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンおよびスクワレンがある。これらは、保水作用がある。その他には、エラスチンおよびビタミンB群などがある。
18)喫煙を抑制する生理活性物質
例えば、シトラスグリーンおよびβ−カロチンがある。
19)抗うつ効果のある生理活性物質
例えば、セントジョーンズワートがある。これは、セロトニンの脳内濃度を上昇させ、気分の落ち込みを緩和する。その他には、ホップおよびカミツレエキスがある。
以上説明したように、本発明は、生理活性物質を空気中に放出させる装置について有用である。
実施形態1に係る生理活性装置の模式的な構造図である。 実施形態2に係る生理活性装置の模式的な構造図である。 サーマルジェット方式の液滴噴射部を示す斜視図である。 サーマルジェット方式における液滴発生過程を示すフロー図である。 実施形態1において、放出手段を1つ設けた生理活性装置の模式的な構造図である。
符号の説明
(1)生理活性装置
(2)ケーシング
(3)送風機
(4)放出手段
(5)制御手段
(11)液滴噴射部

Claims (7)

  1. 空気を介して生理活性物質を体内に摂取させるための生理活性装置であって、
    上記生理活性物質を含有する活性剤が貯留され、該活性剤を空気中に放出する放出手段(4)を備えている
    ことを特徴とする生理活性装置。
  2. 請求項1において、
    上記活性剤は、生理活性物質を含有する活性液で構成される一方、
    上記放出手段(4)は、貯留された活性液を液滴として噴射する液滴噴射部(11)を備えている
    ことを特徴とする生理活性装置。
  3. 請求項2において、
    上記液滴噴射部(11)は、インクジェット機構で構成されている
    ことを特徴とする生理活性装置。
  4. 請求項3において、
    上記液滴噴射部(11)は、活性液の一部を加熱し気泡を発生させることにより生じる圧力で活性液を噴射するように構成されている
    ことを特徴とする生理活性装置。
  5. 請求項2〜4の何れか1項において、
    ケーシング(2)と、
    該ケーシング(2)に収納され、ケーシング(2)の外部空気を吸い込み、ケーシング(2)の外部に吹き出すための送風機(3)とを備え、
    上記放出手段(4)は、送風機(3)によってケーシング(2)内に吸い込まれた外部空気に活性液を噴射し、該活性液を含んだ活性空気を生成するように構成されている
    ことを特徴とする生理活性装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項において、
    上記放出手段(4)は、種類が異なる複数の生理活性物質を放出するように複数個設けられている
    ことを特徴とする生理活性装置。
  7. 請求項6において、
    複数の放出手段(4)を制御し、所定の放出手段(4)が所定の活性剤を放出するように放出手段(4)の運転を制御する制御手段(5)を備えている
    ことを特徴とする生理活性装置。
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