JP2004242910A - 薬剤揮散器 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬剤による効果を保つことができる蒸散容器を提供する。
【解決手段】ケーシング11内にヒータ25を設け、吸上芯23で吸い上げられた液体薬剤3を加熱して蒸散する蒸散部26を構成する。取付部材21に隔壁41を設け、少なくとも蒸散部26より上方領域を後側の第1空間43と前側の第2空間44とに区画する。隔壁部41にヒータ25の発熱部31上へ延出する棚部45を設け、棚部45上に、空気をマイナスイオン化するマイナスイオン発生器46を設ける。ケーシング11上部に、第1空間43に連通する放出口81と、第2空間44に連通する蒸散口82とを設ける。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、芳香剤などの薬剤を揮散する薬剤揮散器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、薬剤を揮散する際には、薬剤揮散器が用いられていた(例えば特許文献1参照)。
【0003】
この薬剤揮散器は、容器内の抽出成分液が供給される蒸散部材と、該蒸散部材の下部に設けられたヒータとを備えており、前記蒸散部材に供給された抽出成分をヒーターの熱によって蒸散できるように構成されている。
【0004】
また、気化された抽出成分を外部へ放出する放出孔の手前には、イオン線が設けられており、放出される空気をマイナスイオン化できるように構成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−56802号明細書(「実施例」の欄及び図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような薬剤揮散器にあっては、薬剤が蒸散された空気をマイナスイオン化するため、蒸散された薬剤成分を変質させてしまう。
【0007】
これにより、芳香液の場合には香りが変化したり、消臭剤の場合には予定した消臭効果が得られないことがあった。
【0008】
また、薬剤が蒸散された空気をマイナスイオン化するため、蒸散された薬剤成分が、イオン化電極に付着して汚れてしまい、使用に従って適切な放電が行われなくなり、安定してマイナスイオンが発生しなくなってしまうといった問題点を有していた。
【0009】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、薬剤による効果を保ち、かつ安定してマイナスイオンを発生することができる薬剤揮散器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1の薬剤揮散器にあっては、薬剤を加熱して蒸散する蒸散部と、空気をマイナスイオン化するマイナスイオン発生器とを備えた薬剤揮散器において、ケーシングの少なくとも前記蒸散部より上方の空間を前記マイナスイオン発生器側の第1空間及び前記蒸散部側の第2空間に区画する隔壁と、前記ケーシング内に流入した空気を前記第1空間を介して外部へ流出する放出孔と、前記ケーシング内に流入した空気を前記第2空間を介して外部に連通する蒸散孔と、発熱部で発生した熱が伝達される伝導体で前記蒸散部を構成し、かつ前記発熱部からの熱を前記第1空間内へ伝達するヒータと、を備え、前記マイナスイオン発生器を前記放出孔から流出する空気の通流経路上に配置するとともに、前記蒸散部を前記蒸散孔から流出する空気の通流経路上に配置した。
【0011】
すなわち、ケーシング内には、熱が伝達される伝導体で液体薬剤を加熱して蒸散する蒸散部と、空気をマイナスイオン化するマイナスイオン発生器とが設けられており、このケーシング内部は、少なくとも前記蒸散部より上方の空間が隔壁によって、前記マイナスイオン発生器側の第1空間と、前記蒸散部側の第2空間とに区画されている。そして、このケーシングには、前記第1空間に連通する放出口と、前記第2空間に連通する蒸散口とが設けられている。
【0012】
このため、前記マイナスイオン発生器でマイナスイオン化された空気は、発熱部で発生した熱による上昇気流によって前記放出口より外部へ放出される一方、前記伝導体で蒸散された液体薬剤は、前記蒸散口より外部へ供給される。
【0013】
また、請求項2の薬剤揮散器においては、前記発熱部上に前記マイナスイオン発生器を配設した。
【0014】
これにより、マイナスイオン発生器でマイナスイオン化された空気は、発熱部で発生した熱の上昇気流によって放出口より外部へ放出される。
【0015】
さらに、請求項3の薬剤揮散器では、前記マイナスイオン発生器を、前記発熱部上に配置され空気の通路面を形成する板状部材と、該板状部材に相対向して配置され電圧印加時に前記通路面の空気をマイナスイオン化する電極とにより構成した。
【0016】
すなわち、マイナスイオン発生器は、発熱部上に配置される板状部材を備えており、該板状部材は、空気の通路面を形成する。また、この板状部材には、電圧が印加される電極が相対向して配置されており、前記通路面の空気をマイナスイオン化できるように構成されている。
【0017】
これにより、発熱部の熱は前記板状部材に伝達され、電極でマイナスイオン化された通路面上の空気が加熱される。これにより、この空気は、上部の放出口へ向けて上昇する。
【0018】
加えて、請求項4の薬剤揮散器にあっては、前記通路面の前記電極間の部位に下方に貫通する穴を開設した。
【0019】
これにより、板状部材下部の発熱部で加熱され上昇する空気は、通路面に開設された穴を介して電極間を通過し、該電極によってマイナスイオン化される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる薬剤揮散器1を示す図であり、詰替瓶2に収容された液体薬剤3を揮散する装置である。
【0021】
この薬剤揮散器1のケーシング11は、容器状の前部部材12と後部部材13とによって形成されている。前記前部部材12には、取り付けられた詰替瓶2内の液体薬剤3の残量を確認するための覗き窓14が設けられており、該覗き窓14の上部には、発光ダイオード15が設けられている。前記後部部材13の下部からは、図2にも示すように、家庭用コンセントに差し込まれるプラグ16が延出しており、当該後部部材13と前記前部部材12との両側面には、内部に連通するスリット17,・・・が開設されている。
【0022】
前記前部部材12の内側面には、図3に示すように、前記詰替瓶2を着脱自在の取り付けるための取付用部材21が固定されており、この取付用部材21と前記前部部材12との間には、下方開口状の瓶取付口22が設けられるとともに、前記取付用部材21と前記前部部材12とによって前記詰替瓶2を挟持した状態で保持できるように構成されている。前記取付用部材21の上部には、液体薬剤3吸い上げ用の吸上芯23が挿通するガイド穴24が設けられており、前記吸上芯23をガイドできるように構成されている。また、前記前部部材12には、図3及び図4に示すように、ヒータ25がねじ止めされており、前記吸上芯23で吸い上げられた液体薬剤3を加熱して蒸散する蒸散部26が構成されている。
【0023】
このヒータ25は、図5に示すように、矩形状の発熱部31と、該発熱部31で発生した熱を伝達する伝導体32とによって構成されている。前記発熱部31は、容器体33と該容器体33の上部開口部を閉鎖する蓋体34とを備えており、前記容器体33には、矩形筒状のブロック35が収容されている。このブロック35内には、電力の供給を受けて発熱する発熱体36と、該発熱体36に電力を供給する端子37,37とが収容されており、この端子37,37は前記容器体33外部へ延出するように構成されている。
【0024】
前記容器体33の側部には、前記伝導体32の延出片38,38が密着するように配置されており、前記発熱部31で発生した熱を伝達できるように構成されている。この両挟持片38,38の先端には、筒状に湾曲された筒状部39が形成されており、図3に示したように、該筒状部39を包囲する部位が前記取付部材21に固定されている。この筒状部39は、前記ガイド穴24の真上に延出しており、該ガイド穴24にガイドされた前記吸上芯23が遊嵌するとともに、外周部から加熱されるように構成されている。
【0025】
また、前記取付部材21には、隔壁41が図外の箇所で固定されており、薬剤揮散器1のケーシング11内部の少なくとも前記蒸散部26より上方領域が区画されている。これにより、ケーシング11内には、前記取付部材21下端に開口した小穴42が連通する後側の第1空間43と、前記スリット17,・・・が連通する蒸散部26側である前側の第2空間44とが形成されている。
【0026】
なお、前記第1及び第2空間43,44は、前記蒸散部26より下方側にて連通しても良く、この場合、第1空間43に連通する小穴42と、第2空間44に連通するスリット17,・・・とを一つの穴で構成しても良い。
【0027】
この隔壁41の上端部には、前記ヒータ25の前記発熱部31上に延出する棚部45が形成されており、該棚部45の先端部は、ケーシング11上部へ向かって屈曲されている。この棚部45上には、空気をマイナスイオン化するマイナスイオン発生器46が配設されており、当該隔壁41で区画された前記第1空間43には、前記マイナスイオン発生器46によってイオン発生部47が構成されている。
【0028】
ここで、前記発熱部31上にマイナスイオン発生器46を配置した場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものでは無く、前記発熱部31は、前記第1空間43内の空気を加熱して上昇気流を発生させるように配置すれば良い。
【0029】
前記マイナスイオン発生器46は、図4に示したように、前記棚部45上に配置された板状部材51と、該板状部材51に設けられたマイナス電極52と、該マイナス電極52に相対向して設けられたプラス電極53とによって構成されている。該プラス電極53は、断面L字状の板材によって構成されており、前記マイナス電極52に対面するように構成されている。また、前記マイナス電極52は、先細りした先端が前記プラス電極53側へ向けて固定されており、電圧印加時にプラス電極53とマイナス電極52間にて放電し、前記板状部材51上面が形成する通路面54上の空気をマイナスイオン化するように構成されている。
【0030】
前記隔壁41の裏面には、高圧発生装置61が設けられており、該高圧発生装置61からの出力がハーネス62を介して前記各電極52,53に供給されている。
【0031】
すなわち、図6は、前記高圧発生装置61を示す回路図であり、該高圧発生装置61は、抵抗71を介して前記プラグ16から商用電源の供給を受けるように構成されている。この高圧発生装置61には、前記ヒータ25が並列に設けられており、該ヒータ25を発熱できるように構成されている。前記電源には、前記発光ダイオード15が直列接続されており、発光して通電状態を表示できるように構成されている。この発光ダイオード15の先には、サイリスタ72で断続されるチョッパー電流でトランス73の二次側に高圧を発生させる高圧発生回路74が構成されており、この高圧を前記両電極52,53に印加するように構成されている。
【0032】
そして、前記ケーシング11の上部には、図1に示したように、前記第1空間43に連通する放出孔である放出口81が前記後部部材13側に設けられており、前記マイナスイオン発生器46は、前記小穴42からケーシング11内に流入した後、第1空間43を介して前記放出穴81から流出する空気の通流経路上に配置されている。また、前記ケーシング11の上部には、前記第2空間44に連通する蒸散孔としての蒸散口82が前記前部部材12側に設けられており、前記蒸散部26は、前記スリット17,・・・からケーシング11内に流入した後、前記第2空間44を介して前記蒸散口82から流出する空気の通流経路上に配置されている。
【0033】
前記蒸散口82は、前記ガイド穴24の真上に設けられており、前記吸上芯23で蒸散された液体薬剤3を外部へ供給できるように構成されている。前記放出口81は、前記マイナスイオン発生器46の両電極52,53の真上よりずれた位置であって、両電極52,53間の上部に設けられており、マイナスイオン化された空気を外部へ放出できるように構成されている。
【0034】
前記放出口81の中央部には、棒状の架橋部83が設けられており、当該放出口83に棒状部材が挿入された場合であっても、この棒状部材を斜めに傾倒できないように構成されている。
【0035】
以上の構成にかかる本実施の形態において、薬剤揮散器1のケーシング11内には、熱が伝達される伝導体32で吸上芯23を外周部から加熱して吸い上げられた液体薬剤3を蒸散する蒸散部26と、空気をマイナスイオン化するマイナスイオン発生器46とが設けられており、このケーシング11内部の前記マイナスイオン発生器46側の第1空間43と、前記蒸散部26側の第2空間44とが隔壁41で区画されている。そして、このケーシング11の上部には、前記第1空間43に連通する放出口81と、前記第2空間44に連通する蒸散口82とが設けられている。
【0036】
また、蒸散された薬剤成分が、イオン化電極に付着して汚れてしまう事がないので、長期の使用でも安定してマイナスイオンを発生させることができる。
【0037】
さらに、薬剤を蒸散させる為の熱を有効に利用してケーシング11内部の上昇気流を起こして効率良くマイナスイオンを拡散させることができるので、ファン等の別の拡散手段が不要となり、装置の小型化を図れるとともに、製品コストも安く抑えることができる。
【0038】
このため、前記マイナスイオン発生器46でマイナスイオン化された空気は、ヒータの発熱部31で発生した熱の上昇気流によって前記放出口81より外部へ放出される一方、前記ヒータ25の伝導体32で蒸散された液体薬剤3は、前記蒸散口82より外部へ供給される。
【0039】
このように、液体薬剤3が蒸散された空気とマイナスイオン化された空気とを混合すること無く、加熱して対流させ、異なる放出口81及び蒸散口82から外部へ供給することができる。
【0040】
したがって、液体薬剤が蒸散した空気をマイナスイオン化する従来のように、蒸散された薬剤成分を変質させてしまうといった不具合を確実に防止することができる。これにより、前記液体薬剤3が芳香液の場合には香りの変化を防止することができるとともに、消臭剤の場合には予定した消臭効果を発揮することができる。
【0041】
また、前記マイナスイオン発生器46は、発熱部31上に配置される板状部材51を備えており、該板状部材51は、空気の通路面54を形成している。そして、この板状部材51には、電圧が印加されるプラス及びマイナス電極52,53が相対向して配置されており、前記通路面54上の空気をマイナスイオン化できるように構成されている。
【0042】
これにより、各電極52,53間でマイナスイオン化された通路面54上の空気を、発熱部31から伝達される熱で加熱して、上部の放出口81へ向けて上昇することができる。
【0043】
【0044】
図7は、他の実施の形態を示す図であり、前述した実施と異なる部分についてのみ説明する。
【0045】
すなわち、マイナスイオン発生器46の板状部材51は、発熱部31から若干離間して設けられている。この板状部材51には、前記通路面54における前記両電極52,53間の部位に下方に貫通する円形の穴101が開設されている。
【0046】
これにより、前述した効果に加えて、前記板状部材51下部の発熱部31で加熱され上昇した空気を、前記穴101を介して両電極52,53間を通過させ、両電極52,53によって効率良くマイナスイオン化することができる。
【0047】
なお、本実施の形態では、マイナスイオン発生器46は、マイナス電極52とプラス電極53間で放電してマイナスイオン化するいわゆるコロナ放電方式について説明したが、これに限定されるものではなく、マイナス電極から空気中に直接電子を放出するパルス放電式等他のマイナスイオン発生器を用いることも可能である。
【0048】
また、本実施の形態では、液体の薬剤を吸上芯23で吸い上げ、伝導体32の筒上部から蒸散させる方式について説明したが、これに限定されるものではなく、面状の伝導体上に固形の薬剤を配置して蒸散させる方式等他の方式を採用することもできる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1の薬剤揮散器にあっては、液体薬剤が蒸散された空気とマイナスイオン化された空気とを混合すること無く、加熱して上昇し、異なる放出口及び蒸散口から外部へ供給することができる。
【0050】
したがって、液体薬剤が蒸散した空気をマイナスイオン化する従来のように、蒸散された薬剤成分を変質させるといった不具合を確実に防止することができる。これにより、芳香液の場合には香りの変化を防止することができるとともに、消臭剤の場合には予定した消臭効果を発揮することができる。
【0051】
そして、蒸散された薬剤成分が、イオン化電極に付着して汚れてしまう事がないので、長期の使用でも安定してマイナスイオンを発生させることができる。加えて、薬剤を蒸散させる為の熱を有効に利用してケーシング内部の上昇気流を起こして効率良くマイナスイオンを拡散させることができるので、ファン等の別の拡散手段が不要となり、装置の小型化を図れるとともに、製品コストも安く抑えることができる。
【0052】
また、請求項2の薬剤揮散器においては、マイナスイオン発生器でマイナスイオン化された空気を、発熱部で発生した熱の上昇気流によって放出口より外部へ放出することができる。
【0053】
さらに、請求項3の薬剤揮散器では、電極でマイナスイオン化された通路面上の空気を、発熱部から伝達される熱で加熱して、上部の放出口へ向けて上昇することができる。
【0054】
加えて、請求項4の薬剤揮散器にあっては、通路面の電極間の部位に穴が開設されており、板状部材下部の発熱部で加熱され上昇した空気を、前記穴を介して電極間を通過させ、この電極によってマイナスイオン化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図で、(a)は正面図であり、(b)は平面図である。
【図2】(a)は同実施の形態の側面図であり、(b)は背面図である。
【図3】(a)は同実施の形態の横断面図であり、(b)は縦断面図である。
【図4】同実施の形態の要部を示す水平断面図である。
【図5】同実施の形態のヒータを示す分解斜視図である。
【図6】同実施の形態の高圧発生装置を示す回路図である。
【図7】他の実施の形態の要部を示す水平断面図である。
【符号の説明】
1 薬剤揮散器
3 液体薬剤
11 ケーシング
26 蒸散部
31 発熱部
32 伝導体
41 隔壁
43 第1空間
44 第2空間
46 マイナスイオン発生器
47 イオン発生部
51 板状部材
52 プラス電極
53 マイナス電極
54 通路面
101 穴

Claims (4)

  1. 薬剤を加熱して蒸散する蒸散部と、空気をマイナスイオン化するマイナスイオン発生器とを備えた薬剤揮散器において、
    ケーシングの少なくとも前記蒸散部より上方の空間を前記マイナスイオン発生器側の第1空間及び前記蒸散部側の第2空間に区画する隔壁と、
    前記ケーシング内に流入した空気を前記第1空間を介して外部へ流出する放出孔と、
    前記ケーシング内に流入した空気を前記第2空間を介して外部に連通する蒸散孔と、
    発熱部で発生した熱が伝達される伝導体で前記蒸散部を構成し、かつ前記発熱部からの熱を前記第1空間内へ伝達するヒータと、
    を備え、
    前記マイナスイオン発生器を前記放出孔から流出する空気の通流経路上に配置するとともに、前記蒸散部を前記蒸散孔から流出する空気の通流経路上に配置したことを特徴とする薬剤揮散器。
  2. 前記発熱部上に前記マイナスイオン発生器を配設したことを特徴とする請求項1記載の薬剤揮散器。
  3. 前記マイナスイオン発生器を、前記発熱部上に配置され空気の通路面を形成する板状部材と、該板状部材に相対向して配置され電圧印加時に前記通路面の空気をマイナスイオン化する電極とにより構成したことを特徴とする請求項2記載の薬剤揮散器。
  4. 前記通路面の前記電極間の部位に下方に貫通する穴を開設したことを特徴とする請求項3記載の薬剤揮散器。
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