JP2004242862A - 柔軟運動座布団 - Google Patents

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Takashi Iwasaki
孝志 岩崎
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Abstract

【課題】同じ姿勢で長時間座り続けていると、脊柱と腰部の筋肉が常に姿勢を維持しようと繰り返し働いて、筋肉が緊張して血液の循環が悪くなり、腰痛やしびれ、コリの原因となってしまうのが問題である。
【解決手段】本発明の柔軟運動座布団1は袋状の表面生地2と内部の緩衝材4とその内側に設けた内部緩衝材4よりも硬い芯材3からなり、形状は円柱状で曲面を座面とし、股間8部で身体を支え、座った状態で腰部の仙骨9と脊柱10の傾きを前後左右、斜めに自由に大きく動かしやすいことを特徴とし、柔軟な運動が行え、椎間関節や筋肉の緊張と緩和を図ることを目的とした座布団。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明の柔軟運動座布団は股間で身体を支え、座りながら自由な方向に腰部を動かしやすくしたことを特徴とし、柔軟な運動ができる座布団に関する。
【0002】
【従来の技術】
座布団は柔らかく、座り心地がよく、又、長時間姿勢を維持するために坐骨底部で身体を支え、骨盤の傾きを固定、確保し、姿勢を正しく矯正した目的のものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
同じ姿勢を長時間続けて座っていると姿勢が崩れて、前かがみになり内臓を圧迫したり、腰椎に負担をかけてしまう。また、姿勢を正して座っていると頭を支える脊柱と腰部の筋肉が常に姿勢を維持しようと繰り返し働いて筋肉が緊張し、血液の循環が悪くなり、腰痛やしびれ、コリの原因となってしまう問題がある。
【0004】
本発明は股間(骨盤底部の肛門、会陰、海綿体筋、内転筋を示す。)部で身体を支え、これを支点として座りながら骨盤の傾きを変えられるように自由に動かしやすくした事を特徴とし、柔軟な運動を行ない、椎間関節や筋肉の緊張と緩和を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
円柱状に形成した袋状の表面生地とその内部に充填した緩衝材からなる座布団において、前記円柱状の断面中央位置に略片方の端部からもう一方の略端部まで横位置に配し、棒状で可塑性を有した芯材で、その芯材よりも柔らかい緩衝材を芯材の周りに包み込んだ形態からなる緩衝積層体とし、円柱状に形成した袋状の表面生地内部に緩衝積層体を充填したことを特徴とする座布団。
【0006】
請求項2の発明においては、前記円柱状の形状が長い手方向に直角に曲がったL字型の形状を特徴とする請求項1記載の座布団。
【0007】
請求項3の発明においては、前記形状において、座面が曲面で底部が平面のかまぼこ型の形状を特徴とする請求項1記載の座布団。
【0008】
請求項4の発明においては、前記形状において、周囲を平面状とし、その中央部にかまぼこ状の座部を設けた形状を特徴とする請求項1記載の座布団。
【0009】
請求項5の発明においては、前記形状において、表面生地形状が犬や猫、あざらし等の動物の形態や大根やニンジン等の野菜の形態、そして物の形態を視覚的に演出した形状を特徴とする請求項1記載の座布団。
【0010】
請求項6の発明においては、形状が請求項1から6までの座面にポケットを設け、カイロが収納でき、股間部を暖めることができる特徴を有する座布団。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に発明の実施の形態を図に基づき説明する。
【0012】
一般的な座布団は柔らかく、座り心地が良い。又、長時間姿勢を維持する為に坐骨底部で身体を支え、骨盤の傾きを固定、確保し、姿勢を正しく矯正しているものが多い。
腰は身体の中心で仙骨9で脊柱10を支えている重要な部分である。脊柱は座っていても常に揺れて姿勢を維持するために常に筋肉が脊柱と腰部に働いている。
姿勢を長時間維持し座り続けると、やがて筋肉は疲労を起こしてしまう。 緊張した筋肉は血液の循環が悪くなり、腰痛やしびれ、コリの原因となってしまうことがある。また、頚部のコリも誘発する。
【0013】
これに対して、本発明の柔軟運動座布団1は腰部を動かないように固定して姿勢を矯正するのではなく、座りながら股間(骨盤底部の肛門、会陰、海綿体筋、内転筋を表す)8部を支点にして、腰部(仙椎と腰椎)を前後左右そして斜めに、またひねったりして、どの方向にも大きく自由に動かせる事を特徴とし、柔軟な運動が容易にできる。
腰部の椎間関節や筋肉を伸ばしたり、緊張させたり、又、緩和させて血液の循環を良くし、腰痛やコリが起こりにくくする事を目的とした座布団である。
【0014】
図1断面図において、請求項1の柔軟運動座布団1は、円柱状に形成した袋状の表面生地2とその内部に充填した緩衝材4からなる座布団において、前記円柱状の断面中央位置に略片方の端部からもう一方の略端部まで横位置に配し、棒状で可塑性を有した芯材3である。
芯材3は平面状のウレタンゴムやフェルト、綿等をロール状にかたく巻いた物を使用した。表面生地2はアクリルや塩化ビニール、レザー等である。
緩衝材4は発泡ウレタンやスポンジ等である。
その芯材3よりも柔らかい緩衝材4を芯材3の周りに包み込んだ形態からなる緩衝積層体を特徴とし、円柱状に形成した袋状の表面生地2内部に緩衝積層体を充填した座布団で股間8部をしっかりと支えられるものとする。
柔軟運動座布団1の形状は円柱状図2とし、図3の断面図のように横位置で曲面部を座面とし、馬乗り状態に座ることができる。
緩衝材4は股間8部を柔らかく受けとめ、芯材3は少しへこむ硬さであるが、身体の重みでつぶれてしまう柔らかさでもなく、しっかりと股間8部を支持できる硬さで、腰部の運動時に股間を受けとめることができる。。
【0015】
図14は柔軟運動座布団1に座った状態で、背面から腰部の動きを説明した図である。
アは正しい姿勢で馬乗り状態に股間8部で座り、仙骨9、脊柱10、頭11をまっすぐに保った状態を示す。 イは股間8部を左にずらし、仙骨9を傾けて脊柱10の腰椎を曲げた状態を示す。 ウは股間8部を右にずらし、仙骨9を傾けて脊柱10の腰椎を曲げた状態を示す。
【0016】
図15は柔軟運動座布団1に座った状態の側面から腰部の動きを説明した図である。
アは正しい姿勢の状態で股間8部で座り、仙骨9、脊柱10、頭11の位置の状態を示す。
イは仙骨9の傾きをアの姿勢よりも後に傾けた場合の仙骨9と脊柱10、頭11の状態を示す。
ウは仙骨9の傾きをアの姿勢よりも前に傾けた場合の仙骨9と脊柱10、頭11の状態を示す。
【0017】
図4において、請求項2の柔軟運動座布団1は円柱状で内部芯材3共長い方向に直角に曲がったL字型とし、図5のように人5がまたがって座り、両手で抱きかかえることができる請求項1に記載の柔軟運動座布団である。
柔軟運動座布団1をL字型に発展させたことで図5のように人5が座った姿勢で腰を前後左右に自由に動かすときに身体の正面で手で支えられるようにしたことで図14、図15のように柔軟な運動がより大きく楽にできるようになった。
【0018】
図6において、請求項3の柔軟運動座布団1は、座面が曲面で底部が平面状のかまぼこ状で図7のような円柱の小口を半分にカットした半円の断面とし、請求項1に記載の柔軟運動座布団である。
請求項1の円柱状の柔軟運動座布団1は図7の椅子の座面12に置いたときに転がり落ちる可能性がある為、転がり落ちないように底部を平面とし、安定させたものである。 椅子の座面に置くことで、馬にまたがるときのように股間8部で身体を支えて、仙骨9の角度を大きく動かすことができる。
【0019】
図9において、請求項4の柔軟運動座布団1は周囲を平面状とし、その中央部にかまぼこ状の座部を設けた形状を特徴とする請求項1記載の座布団である。
座ったときに脚部が直接床に触れずに座部周囲の平面状の緩衝材4上に載せられるように発展させたものである。
【0020】
図10において、請求項5の柔軟運動座布団1は表面生地2が犬や猫、あざらしなどの動物や、図11のように大根やニンジンなどの野菜の形態をなしている。また、物の形等を視覚的に演出した形状の特徴を有し、請求項1記載の座布団である。
【0021】
図12において、請求項6の柔軟運動座布団1は請求項1から5までの形態と特徴を有し、座面にポケット6を設け、カイロ7を収納でき、股間8部を暖めることができる座布団である。図13は断面図である。
【0022】
【発明の効果】
本発明の柔軟運動座布団は股間部で身体を支え、ここを支点に座った状態で、自由に腰部(仙椎と腰椎)を大きく動かしやすくした特徴があり、柔軟な運動ができ、椎間関節や筋肉を伸ばし、緊張と緩和をさせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の柔軟運動座布団のA〜A断面図
【図2】請求項1の柔軟運動座布団の斜視図
【図3】請求項1の柔軟運動座布団にすわった状態の断面説明図
【図4】請求項2の柔軟運動座布団の斜視図
【図5】請求項2の柔軟運動座布団に座った状態の斜視図
【図6】請求項3の柔軟運動座布団の斜視図
【図7】請求項3の柔軟運動座布団のA〜A断面図
【図8】請求項3の柔軟運動座布団の椅子の座面に置いた状態の斜視図
【図9】請求項4の柔軟運動座布団の斜視図
【図10】請求項5の表面生地が動物の形態をした斜視図
【図11】請求項5の表面生地が野菜の形態をした斜視図
【図12】請求項6の柔軟運動座布団の斜視図
【図13】請求項6の柔軟運動座布団の断面図
【図14】背面からみた腰部の運動説明図 アは正しい姿勢 イは左に傾斜 ウは右に傾斜
【図15】側面からみた腰部の運動説明図 アは正しい姿勢 イは仙骨の後傾姿勢 ウは仙骨の前傾姿勢
【符号の説明】
1 柔軟運動座布団
2 表面生地
3 芯材
4 緩衝材
5 人
6 ポケット
7 カイロ
8 股間
9 仙骨
10 脊柱
11 頭
12 椅子

Claims (6)

  1. 円柱状に形成した袋状の表面生地とその内部に充填した緩衝材からなる座布団において、前記円柱状の断面中央位置に略片方の端部からもう一方の略端部まで横位置に配し、棒状で可塑性を有した芯材で、その芯材よりも柔らかい緩衝材を芯材の周りに包み込んだ形態からなる緩衝積層体とし、円柱状に形成した袋状の表面生地内部に緩衝積層体を充填したことを特徴とする座布団。
  2. 前記円柱状の形状が長い手方向に直角に曲がったL字型の形状を特徴とする請求項1記載の座布団。
  3. 前記形状において、座面が曲面で底部が平面のかまぼこ型の形状を特徴とする請求項1記載の座布団。
  4. 前記形状において、周囲を平面状とし、その中央部にかまぼこ状の座部を設けた形状を特徴とする請求項1記載の座布団。
  5. 前記形状において、表面生地形状が犬や猫、あざらし等の動物の形態や大根やニンジン等の野菜の形態、そして物の形態を視覚的に演出した形状を特徴とする請求項1記載の座布団。
  6. 形状が請求項1から6までの座面にポケットを設け、カイロが収納でき、股間部を暖めることができる特徴を有する座布団。
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JP5902857B1 (ja) * 2015-08-18 2016-04-13 村山 哲夫 腹筋運動補助具

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