JP2004242775A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】灰皿装置を備えた遊技機において、遊技者自身で灰皿本体を回転できない灰皿装置の使用によって、同一の灰皿装置を備えた遊技機を喫煙用と禁煙用の各島台に設置できるようにすることである。
【解決手段】基枠2に対して垂直な回転軸を中心にして灰皿本体Bが回転可能な灰皿装置Aを備えた遊技機であって、前記灰皿装置Aは、灰皿本体Bの使用位置と前記使用位置を基準にして灰皿本体Bが半回転した非使用位置とにおいてそれぞれ灰皿本体Bが被係止体Eに対して回転不能に係止可能な係止機構Fと、前記使用位置及び非使用位置の双方において前記被係止体Eに対する灰皿本体Bの係止解除を不能にするために、基枠2の背面側に配置されたロック機構Rとを備えた構成とする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の前面に対して垂直な回転軸を中心にして灰皿本体が回転可能な灰皿装置を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のパチンコホールは、喫煙用と禁煙用の島台に分かれているものがあり、前者の島台に設置されるパチンコ機は灰皿を備えているが、後者の島台に設置されるパチンコ機は灰皿を備えていない。このため、パチンコ機のメーカーでは、二種類の仕様のパチンコ機を供給する必要がある。
【0003】
ここで、二種類の仕様のパチンコ機を製作する替わりに、例えば特許文献1に示されるように、遊技機に対して垂直な回転軸を中心にして灰皿本体が回転可能な灰皿装置を設置して、禁煙用の島台においては、灰皿本体を反転させて、その底面を上方に向けておくことが考えられる。しかし、上記特許文献1に開示の灰皿装置は、遊技者が自由に回動(回転)させることが可能であるので、禁煙用の島台において、遊技者自身で灰皿本体を反転させ、灰を収容可能にして喫煙できる。これでは、島台を喫煙用と禁煙用に分離して、禁煙者を保護する目的が達成できない。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−43400号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記構成の灰皿装置を備えた遊技機において、遊技者自身で灰皿本体を回転できない灰皿装置の使用によって、同一の灰皿装置を備えた遊技機を喫煙用と禁煙用の各島台に設置できるようにすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1解決手段(請求項1の発明)は、遊技機の前面に対して垂直な回転軸を中心にして灰皿本体が回転可能な灰皿装置を備えた遊技機であって、前記灰皿装置は、灰皿本体の使用位置と前記使用位置を基準にして灰皿本体が半回転した非使用位置とにおいてそれぞれ灰皿本体が被係止部材に対して回転不能に係止可能な係止機構と、前記使用位置及び非使用位置の双方において前記被係止部材に対する灰皿本体の係止解除を不能にするために、遊技機の背面側に配置されたロック機構と、を備えていることを特徴としている。
【0007】
第1解決手段によれば、喫煙用及び禁煙用の各島台においては、遊技機に取付けられた灰皿本体を相互に反転させて配置し、遊技機の背面側に設置されたロック機構により、被係止部材に対する灰皿本体の係止を維持させればよい。このため、同一の灰皿装置を備えた遊技機を喫煙用と禁煙用の各島台に設置できる。また、灰皿本体の使用位置及び非使用位置において、灰皿本体を被係止部材に対して係止させた状態を維持しているロック機構は、遊技機の背面側に配置されていて、遊技者は操作できない。よって、遊技者は、禁煙用の島台の遊技機に取付けられた灰皿本体を非使用位置から使用位置に反転させられないので、遊技者が禁煙用の島台において喫煙するのを防止できる。
【0008】
また、第2解決手段は、第1解決手段において、前記係止機構は、灰皿本体の背面側に設けられた係止爪と、遊技機に固定されて、前記係止爪を係止させるための被係止部材と、前記灰皿本体を遊技機の前側に向けて付勢させる付勢部材とから成り、前記被係止部材は、前記係止爪を挿入した状態で灰皿本体が回動可能なように、灰皿本体の回転軸を挿通する軸挿通孔の軸心を中心とした環状溝が外周面に形成され、前記環状溝よりも手前側における周方向の位相が180°異なる部分に前記係止爪を係止させる一対の被係止溝が設けられた構成であることを特徴としている。
【0009】
第2解決手段によれば、灰皿本体の背面側に設けられた係止爪が、被係止部材の被係止溝に挿入係止された状態において、付勢部材により灰皿本体は手前側に付勢されて、灰皿本体の係止爪と被係止部材との係止状態が維持される。一方、付勢部材の付勢力に抗して灰皿本体を奥側に押圧すると、灰皿本体の係止爪は被係止部材の被係止溝から奥側に脱出して、両者の係止が解除されると共に、灰皿本体の係止爪は、被係止部材の被係止溝の奥側に形成された環状溝に挿入されて、灰皿本体は被係止部材に対して回転可能となる。このように、第2解決手段によれば、灰皿本体の使用位置と前記使用位置を基準にして灰皿本体が半回転した非使用位置とにおいてそれぞれ灰皿本体が被係止部材に対して回転不能に係止可能な係止機構を簡単に構成できる。
【0010】
また、第3解決手段は、第1又は第2の解決手段において、前記ロック機構は、灰皿本体に一体に取付けられた回転軸が被係止部材の軸挿通孔に挿通された状態で、前記回転軸における遊技機の背面側に突出した部分に一体に取付けられた係止解除防止部材と、前記係止解除防止部材を前記遊技機に対して回転不能に連結するための連結ピンとで構成されることを特徴としている。
【0011】
第3解決手段によれば、遊技機の背面側において、連結ピンを介して係止解除防止部材を遊技機に対して回転不能に連結すると、被係止部材に対して灰皿本体がロックされて回転不能となる。
【0012】
また、第4解決手段は、第1又は第2の解決手段において、前記ロック機構は、灰皿本体に一体に取付けられた回転軸が被係止部材の軸挿通孔に挿通された状態で、前記回転軸における遊技機の背面側に突出した部分に一体に取付けられた係止解除防止部材と、前記係止解除防止部材が後退するのを防止するために前記遊技機の背面側に回動可能に取付けられた後退防止部材とで構成されることを特徴としている。
【0013】
第4解決手段によれば、遊技機の背面側において、後退防止部材を回動させて係止解除防止部材の後退を防止すると、灰皿本体は、被係止部材と係止した状態において後退できなくなる。そのため、被係止体に対する灰皿本体の係止状態(ロック状態)が維持される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る灰皿装置Aを備えたパチンコ機の全体斜視図であり、図2は、図1の灰皿装置Aの部分の拡大図である。図1及び図2において、外枠1には、遊技盤(図示せず)を取付けた基枠2がヒンジピン3を介して水平面内で回動可能に連結されており、前記基枠2の前方は開閉可能なガラス枠4によって覆われている。基枠2には、遊技球を貯留させる上皿5及び下皿6が相上下して設けられ、下皿6の右側方には発射ハンドル7が配置されていると共に、下皿6の左側方には、本発明に係る灰皿装置Aが取付けられている。
【0015】
次に、本発明の第1実施形態の灰皿装置Aについて説明する。図3は、本発明の第1実施形態の灰皿装置Aの分解斜視図であり、図4は、灰皿装置Aの使用状態の縦断面図であり、図5は、図4のX−X線断面図であり、図6は、灰皿本体Bを僅かに後退させた状態の灰皿装置Aの縦断面図である。図3ないし図6に示されるように、灰皿装置Aは、吸殻を収容可能な吸殻収容部12を備えた灰皿本体Bと、前記基枠2に固定されて、前記灰皿本体Bの背面側に一体に設けられた一対の係止爪13を係止可能な被係止体Eと、前記灰皿本体Bを前方(遊技者の側)に押圧して付勢させる圧縮バネSとを備えている。
【0016】
吸殻収容部12を有する灰皿本体Bは、四角形の箱状を呈していて、その手前側の周壁には、喫煙中のタバコを前記吸殻収容部12に一時的に収容する際に、その一部を収容して転倒を防止する凹部14が設けられていると共に、その背面側の周壁には、円盤部15が一体に設けられている。前記円盤部15には、回転軸部16が前記基枠2の前面に対して垂直となり、しかも同心状となって背面側に突出して設けられていると共に、一対の係止爪13が前記回転軸部16の中心に対して対称位置に設けられている。即ち、一対の係止爪13は、周方向に沿った位相が180°異なる部分にそれぞれ形成されている。一対の係止爪13は、いずれもL字形をしていて、その爪部13aが内側(回転軸部16の中心側)を向いて相対向している。ここで、灰皿本体Bと、その背面側に一体に設けられた円盤部15とは、図5に示されるように、正面視において、箱状をした灰皿本体Bの対角線が円盤部15の中心を通り、しかも前記対角線の長さと円盤部15の直径とがぼほ等しくなる関係にある。
【0017】
また、被係止体Eは、前記灰皿本体Bの一対の係止爪13を係止させる被係止溝18を備えていて、基枠2における灰皿本体Bの配置部位に貫通された嵌合孔19に回転不能に嵌合される。即ち、被係止体Eは、その中心部に灰皿本体Bの回転軸部16を挿通させる軸挿通孔20が貫通して形成され、一対の被係止溝18が設けられた鍔部21、環状溝22、嵌合部23及び当接板部24が、その手前側から背面側に向けて上記順序で設けられた構成である。一対の被係止溝18は、灰皿本体Bの一対の係止爪13の各爪部13aが係止される部分であって、軸挿通孔20の軸心に対して対称位置にそれぞれ形成されている。環状溝22は、図6に示されるように、灰皿本体Bを後退させた際に、灰皿本体Bの一対の係止爪13の各爪部13aを遊嵌可能にして、被係止体Eに対して灰皿本体Bを回転可能にする部分である。嵌合部23は、基枠2における灰皿本体Bの配置部位に貫通された嵌合孔19に隙間なく嵌合されて、基枠2に対して被係止体Eを固定する部分であり、当接板部24は、基枠2の背面に当接させて、基枠2に対する被係止体Eの前後方向の位置決めを行う部分である。なお、当接板部24は、ビス(図示せず)を介して基枠2の背面に固定される。
【0018】
また、図3、図4及び図6に示されるように、基枠2の嵌合孔19に被係止体Eの嵌合部23を嵌合固定して、灰皿本体Bの回転軸部16を基枠2の前面側から被係止体Eの軸挿通孔20に挿通させる。ここで、基枠2の嵌合孔19に被係止体Eの嵌合部23を嵌合固定した状態では、被係止体Eの前端面と基枠2の前面とは、ほぼ同一面となっていて、灰皿本体Bの一対の係止爪13を被係止体Eの一対の被係止溝18にそれぞれ係止させた状態で、灰皿本体Bを背面側にわずかに移動させて、その一対の係止爪13を被係止体Eの環状溝22に遊嵌させると、図6に示されるように、灰皿本体Bの回転軸部16は、被係止体Eの後端面から後方に所定長だけ突出するようになっている。被係止体Eの後端面には、リング板状をした係止解除防止板25が複数本のビス26を介して固定されていると共に、灰皿本体Bの回転軸部16の後端面に形成されたバネ収容孔16aと、基枠2の背面側に固定されたバネ支持ブラケット27との間に圧縮バネSが弾装されている。これにより、灰皿本体Bは、圧縮バネSの復元力により前側に付勢されている。図4は、係止解除防止板25が灰皿本体Bの回転軸部16の後端面に当接して、灰皿本体Bの一対の係止爪13が被係止体Eの一対の被係止溝18に係止された状態を示し、これにより灰皿本体Bは、使用位置〔図4及び図8(イ)参照〕、又は非使用位置〔図8(ロ)参照〕に固定配置される。
【0019】
上記実施形態では、灰皿本体Bの使用位置と前記使用位置を基準にして灰皿本体Bが半回転した非使用位置とにおいてそれぞれ灰皿本体Bが被係止体E対して回転不能に係止可能な係止機構Fは、灰皿本体Bの背面側に設けられた一対の係止爪13と、前記基枠2の固定された前記被係止体Eの前面側に設けられて、前記一対の係止爪13をそれぞれ係止させるための一対の被係止溝18と、前記灰皿本体Bを手前側に付勢させる圧縮バネSとで構成される。
【0020】
また、基枠2の背面側には、灰皿本体Bの上記使用位置及び非使用位置において、灰皿本体Bの係止爪13と被係止体Eの被係止溝18との係止が解除されるのを防止するロック機構Rが設けられている。即ち、図3、図4及び図6に示されるように、ロック機構Rは、被係止体Eの後端面において軸挿通孔20の軸心に対して対称位置に設けられた一対の嵌合孔28と、前記係止解除防止板25に設けられた貫通孔29と、前記嵌合孔28及び貫通孔29が合致した状態で各孔28,29に挿入されるマグネットピン31とで構成される。そして、被係止体E及び係止解除防止板25を非磁性体(例えば、プラスチック)及び磁性体(例えば、鋼板)でそれぞれ構成しておくと、被係止体Eに対して係止解除防止板25が前記各孔28,29の軸方向に移動しても、マグネットピン31は、磁性体である係止解除防止板25と一体となったままで移動可能となって、係止解除防止板25から抜け落ちることはない。
【0021】
このため、図4に示される状態では、灰皿本体Bの背面側に設けられた一対の係止爪13が、被係止体Eの前面側に設けられた一対の被係止溝18にそれぞれ係止されていると共に、灰皿本体Bの回転軸部16の後端面に取付けられた係止解除防止板25が被係止体Eの後端面に当接しており、しかも圧縮バネSの復元力により灰皿本体Bの全体が前方に付勢されて、上記状態が維持されている。これに加えて、基枠2の背面側において、被係止体Eの嵌合孔28及び係止解除防止板25の貫通孔29にマグネットピン31が挿通されているため、図6に示されるように、圧縮バネSの復元力に抗して灰皿本体Bを後退させて、その一対の係止爪13を被係止体Eの環状溝22に遊嵌させることは可能であるが、灰皿本体Bの後退状態においても、被係止体Eの嵌合孔28及び係止解除防止板25の貫通孔29にマグネットピン31が挿通されているため、灰皿本体Bを回転させることはできない。この結果、灰皿本体Bの非使用状態において、遊技者の側で灰皿本体Bを反転させて、その吸殻収容部12を上方に向けることはできない。この操作を可能にするには、ホール側で、基枠2を開いて基枠2の背面側において、マグネットピン31を取り外して行う必要がある。また、図3に示されるように、バネ支持ブラケット27は、3本脚状になっているため、前記マグネットピン31は、バネ支持ブラケット27の各脚部27aとの干渉を避けて、各脚部27aの間に配置される。なお、図3において、32は、バネ支持ブラケット27を固定するためのビスを示す。
【0022】
また、灰皿本体Bを使用状態から非使用状態に変更したり、或いはその逆に変更する場合には、ホール側で、基枠2を開いて基枠2の背面側においてマグネットピン31を取り外した状態で、図6に示されるように、圧縮バネSの復元力に抗して灰皿本体Bを基枠2の背面側に僅かに移動させて、灰皿本体Bの一対の係止爪13を被係止体Eの一対の被係止溝18から脱出させて、被係止体Eの環状溝22に遊嵌させ、この状態で灰皿本体Bを反転させて行う。なお、図1ないし図6において、34は、灰皿本体Bの円盤部15が収容可能なように、化粧板35に設けられた円形孔部を示すと共に、図3及び図8においては、化粧板35は、模式的に図示してある。
【0023】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図7(イ),(ロ)は、それぞれ異なるロック機構Rを備えた灰皿装置Aの縦断面図及び背面図である。第2実施形態の灰皿装置Aは、第1実施形態に対してロック機構Rが異なるのみであるので、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して図示のみ行って、異なる部分についてのみ説明する。このロック機構Rは、係止解除防止板25の後退を防止するための後退防止板36が、基枠2の背面に支持ピン37を介して回動可能に取付けられて、前記後退防止板36が垂れ下がった状態で係止解除防止板25の背面側に配置されることにより、灰皿本体Bの後退そのものを防止する構成である。このように、ロック機構Rに関しても、基枠2の背面側に配置されているために、遊技者の操作は不能である。よって、遊技者が灰皿本体Bを非使用位置から使用位置に変更することを防止できる。
【0024】
そして、喫煙用の島台においては、図1、図2及び図8(イ)に示されるように、吸殻収容部12を上方に向けた使用位置において、灰皿本体Bを基枠2に対してロックされると共に、禁煙用の島台においては、図8(ロ)に示されるように、底面38が上方を向いた非使用位置において、灰皿本体Bを基枠2に対してロックされる。
【0025】
また、上記各実施形態では、灰皿本体Bの背面側の回転軸部16の軸心に対して対称位置に一対の係止爪13を備えていて、各係止爪13は、いずれも被係止体Eの各被係止溝18に係止される構成であるために、灰皿本体Bの使用位置及び非使用位置のいずれにおいても、被係止体Eに対して灰皿本体Bを安定して支持できる利点がある。しかし、本発明においては、灰皿本体Bの背面側に設ける係止爪は、単に一つであっても、灰皿本体Bの回転を防止する機能は達成し得る。
【0026】
また、ホール側で基枠2を開いて、灰皿本体Bを使用位置から非使用位置に変更したり、或いはこの逆の位置に変更したりする場合には、基枠2の背面側で灰皿本体Bの回転軸部16の回転操作が必要となる。そこで、灰皿本体Bの回転軸部16の後端面に固定された係止解除防止板25の背面側に「摘み」を一体に設けておいて、バネ支持ブラケット27の各脚部27aの間に突っ込んで指先によって、前記「摘み」を掴むと、回転軸部16、即ち灰皿本体Bの回転操作が容易となる。また、前記各実施形態で使用した「マグネットピン」に替えて、一般的な「連結ピン」を挿入するものであってもよい。
【0027】
更に、本発明は、パチンコ機のみならず、スロットマシン等の他の遊技機に対しても実施可能である。
【0028】
【発明の効果】
本発明に係る灰皿装置は、灰皿装置を反転使用することにより、同一の灰皿装置を備えた遊技機を喫煙用と禁煙用の各島台に設置できると共に、遊技者の側では灰皿本体を回転させられないので、禁煙用の島台に設置された遊技機の灰皿装置を非使用状態から使用状態に変更できず、禁煙用の島台において喫煙されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る灰皿装置Aを備えたパチンコ機の全体斜視図である。
【図2】図1の灰皿装置Aの部分の拡大図である。
【図3】本発明の第1実施形態の灰皿装置Aの分解斜視図である。
【図4】灰皿装置Aの使用状態の縦断面図である。
【図5】図4のX−X線断面図である。
【図6】灰皿本体Bを僅かに後退させた状態の灰皿装置Aの縦断面図である。
【図7】(イ),(ロ)は、それぞれ異なるロック機構Rを備えた灰皿装置Aの縦断面図及び背面図である。
【図8】(イ),(ロ)は、それぞれ灰皿本体Bの使用状態、及び非使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
A:灰皿装置
B:灰皿本体
E:被係止体(被係止部材)
F:係止機構
,R:ロック機構
S:圧縮バネ(付勢部材)
2:基枠
13:係止爪
16:回転軸部
18:被係止溝
20:軸挿通孔
22:環状溝
25:係止解除防止板(係止解除防止部材)
31:マグネットピン(連結ピン)
36:後退防止板(後退防止部材)

Claims (1)

  1. 遊技機の前面に対して垂直な回転軸を中心にして灰皿本体が回転可能な灰皿装置を備えた遊技機であって、
    前記灰皿装置は、灰皿本体の使用位置と前記使用位置を基準にして灰皿本体が半回転した非使用位置とにおいてそれぞれ灰皿本体が被係止部材に対して回転不能に係止可能な係止機構と、前記使用位置及び非使用位置の双方において前記被係止部材に対する灰皿本体の係止解除を不能にするために、遊技機の背面側に配置されたロック機構と、を備えていることを特徴とする遊技機。
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