JP2004241476A - カード型キーレスリモコン用携帯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】カード型の携帯機に曲げ応力が加えられた場合においても、内部に搭載されているプリント基板の損傷を防止することのできるカード型キーレスリモコン用携帯機を提供する。
【解決手段】車両に搭載される通信機との間で通信を行い、遠隔操作にて当該車両の制御を行うカード型キーレスリモコン用携帯機において、電気回路を備えるプリント基板2と、当該プリント基板2を収納する上側ケース5、及び下側ケース4とからなり、下側ケース4、及び上側ケース54は、互いに嵌合する嵌合突起6,7が4隅部近傍に形成され、プリント基板2は、2箇所の隅部近傍に嵌合突起6,7よりもやや広径の透孔8が穿設され、他の2箇所の隅部近傍には長孔9が形成され、下側ケース4の4隅部に形成された嵌合突起6をプリント基板2に形成された透孔8、及び長孔9を貫通させて上側ケース5の嵌合突起7と嵌合させる。
【選択図】 図1
【解決手段】車両に搭載される通信機との間で通信を行い、遠隔操作にて当該車両の制御を行うカード型キーレスリモコン用携帯機において、電気回路を備えるプリント基板2と、当該プリント基板2を収納する上側ケース5、及び下側ケース4とからなり、下側ケース4、及び上側ケース54は、互いに嵌合する嵌合突起6,7が4隅部近傍に形成され、プリント基板2は、2箇所の隅部近傍に嵌合突起6,7よりもやや広径の透孔8が穿設され、他の2箇所の隅部近傍には長孔9が形成され、下側ケース4の4隅部に形成された嵌合突起6をプリント基板2に形成された透孔8、及び長孔9を貫通させて上側ケース5の嵌合突起7と嵌合させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用のキーレスリモコン装置に用いられるカード型携帯機の構造に係り、特に、当該携帯機が変形した場合でも内部基板の損傷を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両用ドアロックの施錠、解錠を遠隔操作にて行う目的で、キーレスリモコン装置が多く用いられている。キーレスリモコン装置は、携帯機側の操作スイッチを押すことにより、ドアロックの施錠、解錠が可能となるので、わざわざ鍵穴にキーを差し込み、回転させるという煩わしい操作を回避することができる。
【0003】
また、昨今においては、スイッチ操作を省略することが可能なパッシブ型のキーレスリモコン装置が考案され、実用に供されている。パッシブ型のキーレスリモコン装置は、車体側の通信装置と、携帯機との間で通信を行うことにより、携帯機を携行する人がこの車両に接近すると、自動的にドアを解錠し、反対に、車両から遠ざかると、自動的にドアを施錠するように制御する。
【0004】
従って、車両の運転者は、スイッチ操作を行う必要がなくなるので、多くの荷物を持って両手がふさがっているような場合には、極めて有用である。
【0005】
また、パッシブ型のキーレスリモコン装置用の携帯機は、通常、運転者の財布等に入れて所持することが多いので、カード型の携帯機が用いられている。つまり、携帯機をカード型とすることにより、財布や定期入れ等に容易に入れておくことができるようにし、また、紛失を防止するという効果がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯機をカード型の形状とし、該携帯機を財布に入れて運転者が所持する場合には、例えば、ズボンの後側のポケットに入れた場合、携帯機に曲げ応力が加えられる場合がある。即ち、図7に示すように、回路基板102が収納ケース103に収納された状態で、当該収納ケース103に撓みが生じると、回路基板102が収納ケース103と共に撓んでしまう。
【0007】
このような場合には、携帯機の内部に搭載されている回路基板102に無理なストレスが加えられることになり、回路基板102が破損したり、或いは回路基板102に実装されている部品が脱落してしまうという問題があった。
【0008】
この発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、カード型の携帯機に曲げ応力が加えられた場合においても、内部に搭載されている基板の損傷を防止することのできるカード型キーレスリモコン用携帯機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、車両に搭載される通信機との間で通信を行い、遠隔操作にて当該車両の制御を行うカード型キーレスリモコン用携帯機において、電気回路を備える基板と、当該基板を収納する上側ケース、及び下側ケースとからなり、前記上側ケース、及び下側ケースは、互いに嵌合する嵌合突起が4隅部近傍に形成され、前記基板は、2箇所の隅部近傍に前記嵌合突起よりもやや広径の透孔が穿設され、他の2箇所の隅部近傍には長孔が形成され、前記下側ケースの4隅部に形成された嵌合突起を前記基板に形成された透孔、及び長孔を貫通させて前記上側ケースの嵌合突起と嵌合させることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、前記上側ケース、及び下側ケースは、長辺、短辺を有する長方形状をなし、前記透孔は、当該長方形状の各ケースの一方の短辺に沿った隅部近傍に形成され、前記長孔は、各ケースの他方の短辺に沿った隅部近傍に形成されることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、車両に搭載される通信機との間で通信を行い、遠隔操作にて当該車両の制御を行うカード型キーレスリモコン用携帯機において、電気回路を備える基板と、当該基板を収納する上側ケース、及び下側ケースとからなり、前記上側ケース、及び下側ケースは、互いに嵌合する嵌合突起が互いに隣接する2つの隅部近傍に形成され、且つ、各ケースの前記嵌合突起が形成された隅部から嵌合突起が形成されない隅部へ向かう辺の略中央部の前記上側ケースには、押圧用突起が形成され、前記基板は、隅部の2箇所に前記嵌合突起よりもやや広径の透孔が穿設され、前記下側ケースの2隅部近傍に形成された嵌合突起を前記基板に形成された透孔に貫通させて、前記上側ケースの嵌合突起と嵌合させることを特徴とする。
【0012】
請求項4の記載の発明は、前記上側ケース、及び下側ケースは、長辺、短辺を有する長方形状をなし、前記透孔は、当該長方形状の各ケースの一方の短辺に沿った隅部近傍に形成され、前記押圧用突起は、各ケースの長辺の略中央部に形成されることを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、前記上側ケース、及び下側ケースは、樹脂にて形成されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の構成を示す分解斜視図、図2は、側面方向の断面図、図3は、当該キーレスリモコン用携帯機に撓みが発生したときの様子を示す側面方向の断面図である。なお、図2,図3は、理解促進のため、厚さ方向(図中上下方向)の長さを誇張して示している。
【0015】
図示のように、このキーレスリモコン用携帯機1は、電気回路を備えるプリント基板2と、当該プリント基板2を収納するカード形状の収納ケース3から構成されている。また、収納ケース3は、下側ケース4と、該下側ケース4と嵌合してケーシング構造をなす上側ケース5から構成されている。
【0016】
収納ケース3、即ち、下側ケース4、及び上側ケース5は、長方形状をなしており、その材質は、プラスチック等の樹脂とされている。従って、外部応力が加えられた際には、若干の撓みが発生する。
【0017】
また、下側ケース4の2つの長辺部4aに沿った部位(隅部近傍)には、それぞれ2箇所ずつ、合計4箇所に嵌合突起6が形成されている。同様に、上側ケース5の2つの長辺部5aに沿った部位(隅部近傍)には、それぞれ2箇所ずつ、合計4箇所に嵌合突起7が形成されている。そして、各ケース4,5に形成された嵌合突起6,7が、ゴムブッシュ30を介して嵌合することにより、下側ケース4と上側ケース5が固定される。また、上側ケース5には、操作用の押しボタンスイッチ10が取り付けられている。
【0018】
また、プリント基板2は長方形状をなしており、それぞれの長辺部2aに沿った部位(隅部近傍)には、円形状の透孔8、及び長孔9が形成されている。更に、該プリント基板2には、ボタン電池11を含む各種の電気部品が実装されている。
【0019】
そして、プリント基板2に形成された透孔8、及び長孔9に、下側ケース4に形成された4箇所の嵌合突起6を挿通させ、その後、上側ケース5をかぶせて、該上側ケース5に形成された4箇所の嵌合突起7と、下側ケース4の嵌合突起6とをはめ合わせることにより、プリント基板2を収納ケース3内に収納固定する。
【0020】
次に、上述にように構成された本実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機1の、作用について説明する。
【0021】
図2に示すように、収納ケース3に応力が加えられず、平坦な形状をなしているときには、内部に収納されているプリント基板2には応力は加えられず、収納ケース3内にて堅固に固定されている。つまり、上側、及び下側の各嵌合突起6,7により、プリント基板2に形成された円形状の透孔8の部分を固定しているので、該プリント基板2は収納ケース3に対して、位置ずれが生じることがない。
【0022】
また、図3に示すように、収納ケース3に外部応力F1が加えられると、樹脂製の収納ケース3は、長辺に沿った方向に撓みが発生する。この際、プリント基板2の各長辺部2aに沿って形成された2箇所の孔のうち、1箇所が長孔9とされているので、各嵌合突起6,7がこの長孔9に沿ってスライドすることになり、収納ケース3に加えられる外部応力F1が、直接プリント基板2に伝達されることを回避することができる。つまり、収納ケース3に撓みが生じた場合であっても、内部に収納されているプリント基板2は、平坦形状を保持することができる。こうして、プリント基板2に実装されている電気部品の脱落、破損等のトラブルを防止することができるのである。
【0023】
このようにして、本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機1では、プリント基板2の各長辺部2aに沿って、それぞれ透孔8、及び長孔9が形成されているので、該プリント基板2を収納ケース3内にて堅固に固定することができ、且つ、収納ケース3に外部応力が加えられ、該収納ケース3に撓みが発生した場合であっても、プリント基板2に無理なストレスが加えられることがなく、確実にプリント基板2を保護することができる。
【0024】
従って、操作者がこのキーレスリモコン用携帯機1を財布等に入れて携行する場合であっても、当該携帯機1のプリント基板2を損傷するというトラブルの発生を回避することができる。
【0025】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の構成を示す分解斜視図、図5は、側面方向の断面図、図6は、当該キーレスリモコン用携帯機に撓みが発生したときの様子を示す側面方向の断面図である。
【0026】
同図に示すように、このキーレスリモコン用携帯機21は、前述した第1の実施形態と同様に、電気回路を備えるプリント基板22と、当該プリント基板22を収納するカード形状の収納ケース23から構成されている。また、収納ケース23は、下側ケース24と、該下側ケース24と嵌合してケーシング構造をなす上側ケース25から構成されている。
【0027】
収納ケース23、即ち、下側ケース24、及び上側ケース25は、長方形状をなしており、その材質は、プラスチック等の樹脂とされている。従って、外部応力が加えられた際には、若干の撓みが発生する。
【0028】
また、下側ケース24の2つの長辺部24aに沿った一方の端部付近(隅部近傍)には、嵌合突起26が形成されている。同様に、上側ケース5の2つの長辺部5aに沿った一方の端部付近(隅部近傍)には、嵌合突起27が形成されている。
【0029】
そして、各ケース24,25に形成された嵌合突起26,27が互いに嵌合し、且つ、上側ケース25と下側ケース24の縁部が係合することにより、下側ケース4と上側ケース5が固定される。
【0030】
更に、上側ケース25の2つの長辺部25aに沿った略中央部には、下方に向けて突起した押圧用突起29が形成されている。また、上側ケース25には、操作用の押しボタンスイッチ31が取り付けられている。
【0031】
また、プリント基板22は長方形状をなしており、それぞれの長辺部22aに沿った一方の端部(隅部近傍)には、円形状の透孔28が形成されている。
【0032】
そして、プリント基板22に形成された2箇所の透孔28に、下側ケース24に形成された2箇所の嵌合突起26を挿通させ、その後、上側ケース25をかぶせて、該上側ケース25に形成された2箇所の嵌合突起27と、下側ケース4の嵌合突起26とをはめ合わせることにより、プリント基板22を収納ケース23内に収納固定する。
【0033】
次に、上述にように構成された本実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機21の、作用について説明する。
【0034】
収納ケース23に外部応力が加えられていないときには、図5に示すように、該収納ケース23は平坦な形状とされ、内部に収納されているプリント基板22には、無理な力は加えられない。
【0035】
ここで、図6に示すように、収納ケース23の端部側に符号F2に示す如くの応力が加えられると、樹脂製の収納ケース23は、長辺に沿った方向に撓みが発生する。この際、プリント基板22は、透孔28にて下側ケース24、及び上側ケース25のそれぞれ2箇所に設けられた各嵌合突起26,27にて固定されているだけであるので、収納ケース23に加えられた力が、プリント基板22に伝達することを防止することができる。
【0036】
また、プリント基板22の各長辺部22aに沿った適所に形成された押圧用突起29がプリント基板22を押しつけるので、プリント基板22を、堅固に収納ケース23内に固定することができる。つまり、プリント基板22は、2箇所の嵌合突起26,27、及び2つの押圧用突起29により、収納ケース23内に固定されるので、通常時においてガタが生じることがない。
【0037】
こうして、プリント基板22への外部応力の伝達を防止し、該プリント基板22に実装されている電気部品の脱落、破損等のトラブルを防止することができるのである。
【0038】
このようにして、本発明の第2の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機21では、プリント基板22の各長辺部2aの一端部に形成された透孔28、が嵌合突起26,27により固定され、更に、上側ケース25に形成された押圧用突起29により、当該プリント基板22が収納ケース23内に押さえられるので、プリント基板22を収納ケース23内に堅固に固定することができる。
【0039】
更に、収納ケース23に外部応力が加えられ、該収納ケース23に撓みが発生した場合であっても、プリント基板22に無理なストレスが加えられることがなく、確実にプリント基板22を保護することができる。
【0040】
従って、操作者がこのキーレスリモコン用携帯機21を財布等に入れて携行する場合であっても、当該携帯機21を損傷するというトラブルの発生を回避することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本願請求項1、2、5の発明によれば、基板に形成された透孔、及び長孔に、上側ケース、及び下側ケースに形成された嵌合突起を貫通させてケース内に収納するので、基板を堅固に固定することができる。また、ケースに曲げ応力が加えられ撓みが生じた場合であっても、嵌合突起が基板に形成された長孔をスライドすることにより、曲げ応力の基板への伝達を阻止することができる。従って、基板の損傷、或いは実装部品の脱落といったトラブルの発生を回避することができる。
【0042】
また、本願請求項3、4、5の発明によれば、基板に形成された透孔に、上側ケース、及び下側ケースに形成された嵌合突起を貫通させ、且つ押圧用突起により基板を押圧固定するので、基板をケース内に堅固に固定することができる。またケースに曲げ応力が加えられ撓みが生じた場合であっても、基板がケースの長辺方向にスライドすることにより、曲げ応力の基板への伝達を阻止することができる。従って、基板の損傷、或いは実装部品の脱落といったトラブルの発生を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図であり、外部応力が加えられている状態を示す。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の構成を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図であり、外部応力が加えられている状態を示す。
【図7】従来におけるキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図であり、外部応力が加えられている状態を示す。
【符号の説明】
1,21 キーレスリモコン用携帯機
2,22 プリント基板(基板)
2a,22a 長辺部
3,23 収納ケース
4,24 下側ケース
5,25 上側ケース
6,26 嵌合突起(下側)
7,27 嵌合突起(上側)
8,28 透孔
9 長孔
10,31 押しボタンスイッチ
11 ボタン電池
29 押圧用突起
30 ゴムブッシュ
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用のキーレスリモコン装置に用いられるカード型携帯機の構造に係り、特に、当該携帯機が変形した場合でも内部基板の損傷を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両用ドアロックの施錠、解錠を遠隔操作にて行う目的で、キーレスリモコン装置が多く用いられている。キーレスリモコン装置は、携帯機側の操作スイッチを押すことにより、ドアロックの施錠、解錠が可能となるので、わざわざ鍵穴にキーを差し込み、回転させるという煩わしい操作を回避することができる。
【0003】
また、昨今においては、スイッチ操作を省略することが可能なパッシブ型のキーレスリモコン装置が考案され、実用に供されている。パッシブ型のキーレスリモコン装置は、車体側の通信装置と、携帯機との間で通信を行うことにより、携帯機を携行する人がこの車両に接近すると、自動的にドアを解錠し、反対に、車両から遠ざかると、自動的にドアを施錠するように制御する。
【0004】
従って、車両の運転者は、スイッチ操作を行う必要がなくなるので、多くの荷物を持って両手がふさがっているような場合には、極めて有用である。
【0005】
また、パッシブ型のキーレスリモコン装置用の携帯機は、通常、運転者の財布等に入れて所持することが多いので、カード型の携帯機が用いられている。つまり、携帯機をカード型とすることにより、財布や定期入れ等に容易に入れておくことができるようにし、また、紛失を防止するという効果がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯機をカード型の形状とし、該携帯機を財布に入れて運転者が所持する場合には、例えば、ズボンの後側のポケットに入れた場合、携帯機に曲げ応力が加えられる場合がある。即ち、図7に示すように、回路基板102が収納ケース103に収納された状態で、当該収納ケース103に撓みが生じると、回路基板102が収納ケース103と共に撓んでしまう。
【0007】
このような場合には、携帯機の内部に搭載されている回路基板102に無理なストレスが加えられることになり、回路基板102が破損したり、或いは回路基板102に実装されている部品が脱落してしまうという問題があった。
【0008】
この発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、カード型の携帯機に曲げ応力が加えられた場合においても、内部に搭載されている基板の損傷を防止することのできるカード型キーレスリモコン用携帯機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、車両に搭載される通信機との間で通信を行い、遠隔操作にて当該車両の制御を行うカード型キーレスリモコン用携帯機において、電気回路を備える基板と、当該基板を収納する上側ケース、及び下側ケースとからなり、前記上側ケース、及び下側ケースは、互いに嵌合する嵌合突起が4隅部近傍に形成され、前記基板は、2箇所の隅部近傍に前記嵌合突起よりもやや広径の透孔が穿設され、他の2箇所の隅部近傍には長孔が形成され、前記下側ケースの4隅部に形成された嵌合突起を前記基板に形成された透孔、及び長孔を貫通させて前記上側ケースの嵌合突起と嵌合させることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、前記上側ケース、及び下側ケースは、長辺、短辺を有する長方形状をなし、前記透孔は、当該長方形状の各ケースの一方の短辺に沿った隅部近傍に形成され、前記長孔は、各ケースの他方の短辺に沿った隅部近傍に形成されることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、車両に搭載される通信機との間で通信を行い、遠隔操作にて当該車両の制御を行うカード型キーレスリモコン用携帯機において、電気回路を備える基板と、当該基板を収納する上側ケース、及び下側ケースとからなり、前記上側ケース、及び下側ケースは、互いに嵌合する嵌合突起が互いに隣接する2つの隅部近傍に形成され、且つ、各ケースの前記嵌合突起が形成された隅部から嵌合突起が形成されない隅部へ向かう辺の略中央部の前記上側ケースには、押圧用突起が形成され、前記基板は、隅部の2箇所に前記嵌合突起よりもやや広径の透孔が穿設され、前記下側ケースの2隅部近傍に形成された嵌合突起を前記基板に形成された透孔に貫通させて、前記上側ケースの嵌合突起と嵌合させることを特徴とする。
【0012】
請求項4の記載の発明は、前記上側ケース、及び下側ケースは、長辺、短辺を有する長方形状をなし、前記透孔は、当該長方形状の各ケースの一方の短辺に沿った隅部近傍に形成され、前記押圧用突起は、各ケースの長辺の略中央部に形成されることを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、前記上側ケース、及び下側ケースは、樹脂にて形成されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の構成を示す分解斜視図、図2は、側面方向の断面図、図3は、当該キーレスリモコン用携帯機に撓みが発生したときの様子を示す側面方向の断面図である。なお、図2,図3は、理解促進のため、厚さ方向(図中上下方向)の長さを誇張して示している。
【0015】
図示のように、このキーレスリモコン用携帯機1は、電気回路を備えるプリント基板2と、当該プリント基板2を収納するカード形状の収納ケース3から構成されている。また、収納ケース3は、下側ケース4と、該下側ケース4と嵌合してケーシング構造をなす上側ケース5から構成されている。
【0016】
収納ケース3、即ち、下側ケース4、及び上側ケース5は、長方形状をなしており、その材質は、プラスチック等の樹脂とされている。従って、外部応力が加えられた際には、若干の撓みが発生する。
【0017】
また、下側ケース4の2つの長辺部4aに沿った部位(隅部近傍)には、それぞれ2箇所ずつ、合計4箇所に嵌合突起6が形成されている。同様に、上側ケース5の2つの長辺部5aに沿った部位(隅部近傍)には、それぞれ2箇所ずつ、合計4箇所に嵌合突起7が形成されている。そして、各ケース4,5に形成された嵌合突起6,7が、ゴムブッシュ30を介して嵌合することにより、下側ケース4と上側ケース5が固定される。また、上側ケース5には、操作用の押しボタンスイッチ10が取り付けられている。
【0018】
また、プリント基板2は長方形状をなしており、それぞれの長辺部2aに沿った部位(隅部近傍)には、円形状の透孔8、及び長孔9が形成されている。更に、該プリント基板2には、ボタン電池11を含む各種の電気部品が実装されている。
【0019】
そして、プリント基板2に形成された透孔8、及び長孔9に、下側ケース4に形成された4箇所の嵌合突起6を挿通させ、その後、上側ケース5をかぶせて、該上側ケース5に形成された4箇所の嵌合突起7と、下側ケース4の嵌合突起6とをはめ合わせることにより、プリント基板2を収納ケース3内に収納固定する。
【0020】
次に、上述にように構成された本実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機1の、作用について説明する。
【0021】
図2に示すように、収納ケース3に応力が加えられず、平坦な形状をなしているときには、内部に収納されているプリント基板2には応力は加えられず、収納ケース3内にて堅固に固定されている。つまり、上側、及び下側の各嵌合突起6,7により、プリント基板2に形成された円形状の透孔8の部分を固定しているので、該プリント基板2は収納ケース3に対して、位置ずれが生じることがない。
【0022】
また、図3に示すように、収納ケース3に外部応力F1が加えられると、樹脂製の収納ケース3は、長辺に沿った方向に撓みが発生する。この際、プリント基板2の各長辺部2aに沿って形成された2箇所の孔のうち、1箇所が長孔9とされているので、各嵌合突起6,7がこの長孔9に沿ってスライドすることになり、収納ケース3に加えられる外部応力F1が、直接プリント基板2に伝達されることを回避することができる。つまり、収納ケース3に撓みが生じた場合であっても、内部に収納されているプリント基板2は、平坦形状を保持することができる。こうして、プリント基板2に実装されている電気部品の脱落、破損等のトラブルを防止することができるのである。
【0023】
このようにして、本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機1では、プリント基板2の各長辺部2aに沿って、それぞれ透孔8、及び長孔9が形成されているので、該プリント基板2を収納ケース3内にて堅固に固定することができ、且つ、収納ケース3に外部応力が加えられ、該収納ケース3に撓みが発生した場合であっても、プリント基板2に無理なストレスが加えられることがなく、確実にプリント基板2を保護することができる。
【0024】
従って、操作者がこのキーレスリモコン用携帯機1を財布等に入れて携行する場合であっても、当該携帯機1のプリント基板2を損傷するというトラブルの発生を回避することができる。
【0025】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の構成を示す分解斜視図、図5は、側面方向の断面図、図6は、当該キーレスリモコン用携帯機に撓みが発生したときの様子を示す側面方向の断面図である。
【0026】
同図に示すように、このキーレスリモコン用携帯機21は、前述した第1の実施形態と同様に、電気回路を備えるプリント基板22と、当該プリント基板22を収納するカード形状の収納ケース23から構成されている。また、収納ケース23は、下側ケース24と、該下側ケース24と嵌合してケーシング構造をなす上側ケース25から構成されている。
【0027】
収納ケース23、即ち、下側ケース24、及び上側ケース25は、長方形状をなしており、その材質は、プラスチック等の樹脂とされている。従って、外部応力が加えられた際には、若干の撓みが発生する。
【0028】
また、下側ケース24の2つの長辺部24aに沿った一方の端部付近(隅部近傍)には、嵌合突起26が形成されている。同様に、上側ケース5の2つの長辺部5aに沿った一方の端部付近(隅部近傍)には、嵌合突起27が形成されている。
【0029】
そして、各ケース24,25に形成された嵌合突起26,27が互いに嵌合し、且つ、上側ケース25と下側ケース24の縁部が係合することにより、下側ケース4と上側ケース5が固定される。
【0030】
更に、上側ケース25の2つの長辺部25aに沿った略中央部には、下方に向けて突起した押圧用突起29が形成されている。また、上側ケース25には、操作用の押しボタンスイッチ31が取り付けられている。
【0031】
また、プリント基板22は長方形状をなしており、それぞれの長辺部22aに沿った一方の端部(隅部近傍)には、円形状の透孔28が形成されている。
【0032】
そして、プリント基板22に形成された2箇所の透孔28に、下側ケース24に形成された2箇所の嵌合突起26を挿通させ、その後、上側ケース25をかぶせて、該上側ケース25に形成された2箇所の嵌合突起27と、下側ケース4の嵌合突起26とをはめ合わせることにより、プリント基板22を収納ケース23内に収納固定する。
【0033】
次に、上述にように構成された本実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機21の、作用について説明する。
【0034】
収納ケース23に外部応力が加えられていないときには、図5に示すように、該収納ケース23は平坦な形状とされ、内部に収納されているプリント基板22には、無理な力は加えられない。
【0035】
ここで、図6に示すように、収納ケース23の端部側に符号F2に示す如くの応力が加えられると、樹脂製の収納ケース23は、長辺に沿った方向に撓みが発生する。この際、プリント基板22は、透孔28にて下側ケース24、及び上側ケース25のそれぞれ2箇所に設けられた各嵌合突起26,27にて固定されているだけであるので、収納ケース23に加えられた力が、プリント基板22に伝達することを防止することができる。
【0036】
また、プリント基板22の各長辺部22aに沿った適所に形成された押圧用突起29がプリント基板22を押しつけるので、プリント基板22を、堅固に収納ケース23内に固定することができる。つまり、プリント基板22は、2箇所の嵌合突起26,27、及び2つの押圧用突起29により、収納ケース23内に固定されるので、通常時においてガタが生じることがない。
【0037】
こうして、プリント基板22への外部応力の伝達を防止し、該プリント基板22に実装されている電気部品の脱落、破損等のトラブルを防止することができるのである。
【0038】
このようにして、本発明の第2の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機21では、プリント基板22の各長辺部2aの一端部に形成された透孔28、が嵌合突起26,27により固定され、更に、上側ケース25に形成された押圧用突起29により、当該プリント基板22が収納ケース23内に押さえられるので、プリント基板22を収納ケース23内に堅固に固定することができる。
【0039】
更に、収納ケース23に外部応力が加えられ、該収納ケース23に撓みが発生した場合であっても、プリント基板22に無理なストレスが加えられることがなく、確実にプリント基板22を保護することができる。
【0040】
従って、操作者がこのキーレスリモコン用携帯機21を財布等に入れて携行する場合であっても、当該携帯機21を損傷するというトラブルの発生を回避することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本願請求項1、2、5の発明によれば、基板に形成された透孔、及び長孔に、上側ケース、及び下側ケースに形成された嵌合突起を貫通させてケース内に収納するので、基板を堅固に固定することができる。また、ケースに曲げ応力が加えられ撓みが生じた場合であっても、嵌合突起が基板に形成された長孔をスライドすることにより、曲げ応力の基板への伝達を阻止することができる。従って、基板の損傷、或いは実装部品の脱落といったトラブルの発生を回避することができる。
【0042】
また、本願請求項3、4、5の発明によれば、基板に形成された透孔に、上側ケース、及び下側ケースに形成された嵌合突起を貫通させ、且つ押圧用突起により基板を押圧固定するので、基板をケース内に堅固に固定することができる。またケースに曲げ応力が加えられ撓みが生じた場合であっても、基板がケースの長辺方向にスライドすることにより、曲げ応力の基板への伝達を阻止することができる。従って、基板の損傷、或いは実装部品の脱落といったトラブルの発生を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図であり、外部応力が加えられている状態を示す。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の構成を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図であり、外部応力が加えられている状態を示す。
【図7】従来におけるキーレスリモコン用携帯機の、側面方向の断面図であり、外部応力が加えられている状態を示す。
【符号の説明】
1,21 キーレスリモコン用携帯機
2,22 プリント基板(基板)
2a,22a 長辺部
3,23 収納ケース
4,24 下側ケース
5,25 上側ケース
6,26 嵌合突起(下側)
7,27 嵌合突起(上側)
8,28 透孔
9 長孔
10,31 押しボタンスイッチ
11 ボタン電池
29 押圧用突起
30 ゴムブッシュ
Claims (5)
- 車両に搭載される通信機との間で通信を行い、遠隔操作にて当該車両の制御を行うカード型キーレスリモコン用携帯機において、
電気回路を備える基板と、当該基板を収納する上側ケース、及び下側ケースとからなり、
前記上側ケース、及び下側ケースは、互いに嵌合する嵌合突起が4隅部近傍に形成され、
前記基板は、2箇所の隅部近傍に前記嵌合突起よりもやや広径の透孔が穿設され、他の2箇所の隅部近傍には長孔が形成され、前記下側ケースの4隅部に形成された嵌合突起を前記基板に形成された透孔、及び長孔を貫通させて前記上側ケースの嵌合突起と嵌合させることを特徴とするカード型キーレスリモコン用携帯機。 - 前記上側ケース、及び下側ケースは、長辺、短辺を有する長方形状をなし、前記透孔は、当該長方形状の各ケースの一方の短辺に沿った隅部近傍に形成され、前記長孔は、各ケースの他方の短辺に沿った隅部近傍に形成されることを特徴とする請求項1に記載のカード型キーレスリモコン用携帯機。
- 車両に搭載される通信機との間で通信を行い、遠隔操作にて当該車両の制御を行うカード型キーレスリモコン用携帯機において、
電気回路を備える基板と、当該基板を収納する上側ケース、及び下側ケースとからなり、
前記上側ケース、及び下側ケースは、互いに嵌合する嵌合突起が互いに隣接する2つの隅部近傍に形成され、且つ、各ケースの前記嵌合突起が形成された隅部から嵌合突起が形成されない隅部へ向かう辺の略中央部の前記上側ケースには、押圧用突起が形成され、
前記基板は、隅部の2箇所に前記嵌合突起よりもやや広径の透孔が穿設され、前記下側ケースの2隅部近傍に形成された嵌合突起を前記基板に形成された透孔に貫通させて、前記上側ケースの嵌合突起と嵌合させることを特徴とするカード型キーレスリモコン用携帯機。 - 前記上側ケース、及び下側ケースは、長辺、短辺を有する長方形状をなし、前記透孔は、当該長方形状の各ケースの一方の短辺に沿った隅部近傍に形成され、前記押圧用突起は、各ケースの長辺の略中央部に形成されることを特徴とする請求項3に記載のカード型キーレスリモコン用携帯機。
- 前記上側ケース、及び下側ケースは、樹脂にて形成されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のカード型キーレスリモコン用携帯機。
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2003
- 2003-02-04 JP JP2003027019A patent/JP2004241476A/ja active Pending
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