JP2004240417A - 光学素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 二つの回折格子を積層方向に具える回折光学素子の各回折格子間の位置合わせ精度を高めることである。
【解決手段】母材4の一面に第一凹凸パターン2を形成し、次いで、前記第一凹凸パターン2面上に未硬化の樹脂を接触させて樹脂層6を形成し、その後、前記樹脂層6を硬化させることにより、硬化された樹脂層5の前記第一凹凸パターン2面側と反対側の面上に前記第一凹凸パターン2との位置ずれが極めて小さい第二凹凸パターン3を形成する。
【選択図】図2

Description

光学素子及びその製造方法
本発明は、カメラ等の光学装置の光学系に用いられる光学素子、例えば回折光学素子等の光学素子及びその製造方法に関する。
回折光学素子は、集光作用等様々な光学作用を有する光学素子であり、カメラ等の撮影光学系の光学素子として、幅広く用いられている。
回折光学素子は、回折格子パターンとしての役割を果たす凹凸パターンを有する光学面を具える光学素子である。
最近、回折効率の波長依存性等の問題を解決する為に、積層方向に回折格子を複数具えた回折光学素子が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2000−98118号公報
しかしながら、従来の、回折格子を複数具える回折光学素子は、製造に当たって回折格子の山又は谷の位置を各回折格子間で正確に合わせることが極めて困難であるという問題があった。
従来は複数の回折格子間で山又は谷の位置を合わせる為に、複数の回折格子間の相対的位置を可変にし、各回折格子に位置合わせ用のマークを予め設けておき、顕微鏡等の測定器で各マークを観察しながら各回折格子を互いにずらし、各マークを合わせる等することによって位置合わせをしていた。
この位置合わせ作業は、多大な熟練を要し、困難であるばかりでなく、位置合わせ精度を測定器の精度以上に高くすることが出来なかった。又、位置合わせをする為に必要な測定時間、測定器、測定場所は回折光学素子の製造コストを上昇させていた。
又、従来の回折格子を複数具える回折光学素子の回折格子の形成に当たっては、切削法やリソグラフィー法を用いるよりも製造原価が低い成形法を用いることが好ましかった。成形で回折格子を形成する為には成形対象の回折格子の格子パターンの反転パターンの型面を有する成形型を準備する必要があった。この格子パターンは寸法精度が高い凹凸パターンから構成されるので、この格子パターンを成形する為の成形型の凹凸パターンにも高精度が必要であり、この成形型の製造の為には製造原価が高い機械加工やガラス成形等が必要であった。
本発明は以上の課題を解決し、回折格子等の凹凸パターンを複数具え、各凹凸パターン間の位置合わせ精度が極めて高い回折光学素子等の光学素子、及びその光学素子を容易に製造する方法を提供することにある。
以上の課題を解決する為に、本発明の第一の態様の光学素子は、積層方向に第一凹凸パターンと第二凹凸パターンとを具え、前記第一凹凸パターンと第二凹凸パターンとは各々凹部と凸部とを有し、前記第一凹凸パターンが有する凹部の底の位置と前記第二凹凸パターンが有する凹部の底の位置との位置ずれ、又は前記第一凹凸パターンが有する凸部の山の位置と前記第二凹凸パターンが有する凸部の山の位置との位置ずれが100nm以下であるものである。
本発明の第二の態様の光学素子の製造方法は、積層方向に第一凹凸パターンと第二凹凸パターンとを具える光学素子の製造方法であって、母材の一面に第一凹凸パターンを形成する段階と、前記第一凹凸パターン面上に未硬化の樹脂を接触させて樹脂層を形成し、その後、前記樹脂層を硬化させることにより前記樹脂層の前記第一凹凸パターン面側と反対側の面上に第二凹凸パターンを形成する段階とを具えるものである。
本発明の第3の態様の光学素子の製造方法は、第2の態様の光学素子の製造方法であって、前記第1凹凸パターン面上に前記未硬化の樹脂を接触させ、凹凸形状を有さない所望の面形状の金型を用いることによって前記未硬化の樹脂層を形成するものである。
本発明の第4の態様の光学素子は、第1の態様の光学素子であって、紫外線硬化型樹脂層を具え、前記紫外線硬化型樹脂層の一方の面に前記第1凹凸パターンを、前記紫外線硬化型樹脂層の他方の面に前記第2凹凸パターンを具えるものである。
本発明の第5の態様の光学素子の製造方法は、第2の態様の光学素子の製造方法であって、前記第1凹凸パターンの面上に未硬化の紫外線硬化型樹脂を接触させて紫外線硬化型樹脂層を形成し、その後、紫外線を前記紫外線硬化型樹脂層に照射して硬化させることにより前記紫外線硬化型樹脂層の前記第1凹凸パターン面側と反対側の面上に第2凹凸パターンを形成する段階を具えるものである。
本発明の第6の態様の光学素子の製造方法は、第5の態様の光学素子の製造方法であって、前記紫外線を第1凹凸パターン側から前記紫外線硬化型樹脂層に照射するものである。
本発明の第7の態様の光学素子の製造方法は、第5又は第6の態様の光学素子の製造方法であって、凹凸形状を有さない所望の面形状の金型で前記紫外線硬化型樹脂層を形状創成しながら前記紫外線を前記紫外線硬化型樹脂層に照射する段階を具えるものである。
本発明の光学素子は積層された複数の凹凸パターンの位置ずれが100nm以下であるので、フレアが少なく、回折効率が高い。又、本発明の光学素子の製造方法によれば、凹凸パターンの位置ずれが100nm以下の光学素子を容易に製造することができるる。
[第一実施形態]
図1は本発明の実施の形態の光学素子1を示す。
本発明の実施の形態の光学素子1は、第一凹凸パターン2と第二凹凸パターン3とを具える。そして第一凹凸パターン2の凹部と第二凹凸パターン3の凹部との位置ずれa2、又は第一凹凸パターン2の凸部と第二凹凸パターン3の凸部との位置ずれa1は100nm以下に形成されている。
又、本発明の実施の形態の光学素子1は、表面に第二凹凸パターン3を有する第二基材5と、第二基材5に隣接し、第2基材との境界に第一凹凸パターン2を有する第一基材4とを具える。第一基材4は樹脂又はガラス製であり、第二基材5は第一基材4とは異なる屈折率を有する樹脂材料からなる。
本発明の実施の形態の光学素子1は、その第一凹凸パターン2と第二凹凸パターン3が回折格子パターンであるときに、更には、ブレーズ型回折格子パターンであるときに特に発明の効果を発揮する。しかしながら入射光に対して何らかの変調を与えるものであれば、第一又は第二凹凸パターン2、3は回折格子パターンに限定されるものではない。
また、回折格子の格子面がブレーズ型の格子面の場合、図1の2で示されるような通常の連続面を持つ形状ではなく、ガラスプロセスで作製される、図3(e)の15で示されるような階段状形状にすることもできる。
本発明の実施の形態の光学素子1の第一凹凸パターン2を有する面は第一光学面を構成し、第二凹凸パターン3を有する面は第二光学面を構成する。これら第一光学面と第二光学面は平面、球面、又は、非球面等どのような面に沿って凹凸パターンが形成された形状でも良い。
又、本発明の実施の形態の光学素子1の第一基材4の第一凹凸パターン2が形成された第一光学面の対向面は第三光学面9を形成する。第三光学面9は平面状、球面状、非球面状、又は格子面状等の凹凸形状の何れの形状でも良い。
本発明の実施の形態の光学素子1の第一基材4の樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の何れでも使用可能である。
本発明の実施の形態の光学素子1の第一基材4に用いる熱可塑性樹脂としては、ポリカーボネート、ポリスチレン、スチレン系ポリマーアロイ、ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アモルファスポリオレフィン、アクリル樹脂(例えば、ポリメチルメタクリレ−ト系)、ポリ塩化ビニール、熱可塑性ポリウレタン、ポリエステル、ナイロン等が好ましく、熱硬化性樹脂としては、熱硬化性ポリウレタン、エポキシ樹脂、不飽和アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂、不飽和ポリエステル、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート樹脂等が好ましく、又主成分として、ウレタン化ポリ(メタ) アクリレートやポリカーボネートジ(メタ) アクリレート、アセタールグリコールジアクリレートを含む樹脂液を硬化させた樹脂も好ましい。
本発明の実施の形態の第一基材4に熱硬化性樹脂を用いる場合、この熱硬化性樹脂は低分子量の樹脂液を硬化することにより形成される。前記樹脂液中には、紫外線照射で硬化させる場合は硬化触媒を、加熱して硬化させる場合には硬化剤を添加する。
紫外線照射で硬化させる場合には、硬化触媒として、光増感剤を使用する。この光増感剤としてはアセトフェノン系、ベンゾインアルキルエーテル系、プロピオフェノン系、ケトン系、アントラキノン系、チオキサントン系のものを、又はこれらから選んだ複数種を混合して使用することができる。特にケトン系の1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン等が転写性能、離型性能、品質安定性の面で好ましい。上記増感剤を上記熱硬化性樹脂に添加することにより、上記熱硬化性樹脂を紫外線硬化型樹脂に変えることができる。前記樹脂液中には、静電気対策のために、帯電防止剤を樹脂液に混合してもよい。あるいは、型面に薄い帯電防止層(例えば、Pt層)を形成しても良い。このような対策は、焼け焦げ、変形、剥離、ゴミ付着等の問題を防止する。
本発明の実施の形態の光学素子1の第二基材5の樹脂としては、上に述べた第一基材4の場合と同様な樹脂を使用することができる。
凹凸パターン2、3がブレーズ型回折格子パターンの場合、本発明の実施の形態の光学素子1は回折光学素子となり、第一回折格子パターン2と第二回折格子パターン3の位置ずれa1、a2が0.1μm以下である。一般に回折光学素子は、第一回折格子パターンと第二回折格子パターンとの間に位置ずれがあると、高次回折して迷光として失われ、回折効率が低減する。この回折効率低減量は、回折格子のピッチに対する位置ずれ率(例えば、位置ずれが1μm、格子ピッチが10μmの場合、10%である)に比例するので、位置ずれa1、a2が同じ場合、ピッチが4μm、3μm、2μmと小さくなるほど大きくなる。本発明の実施の形態の光学素子1は比較的細かいピッチの回折格子で2次回折光を使用光とした場合に、3次光、4次光等の高次回折光がほぼ零だった。これに対して、第一回折格子パターン2と第二回折格子パターン3の位置ずれが1μm以上の従来の回折光学素子では、3次光、4次光等の高次回折光が無視できない強度で観察された。
以上のように、本発明の実施の形態の光学素子1が回折光学素子のとき、第一回折格子パターン2と第二回折格子パターン3との位置ずれが0.1μm以下であるので、迷光として、高次回折して失われる光が低減するので、回折効率が高い。
このような本発明の実施の形態の光学素子1をカメラレンズ等の撮影光学系に用いたところ、回折効率が高く、フレア等の発生が少ないカメラレンズを得ることができた。
図2は本発明の実施の形態の光学素子の製造方法を示す。
本発明の実施の形態の光学素子の製造方法は、以下のようにして行なわれる。
(1)先ず、第一凹凸パターン2を有する第一基材4を作製する。
(2)次に、第一基材4の第一凹凸パターン2面上に未硬化の樹脂を接触させ、樹脂層6を形成する。
(3)樹脂層6を硬化させ、表面上に第二凹凸パターン3を形成することにより第二基材5を形成し、光学素子1を作製する。
[第一基材の作製法]・・・(1)
本発明の実施の形態の光学素子の作製方法の凹凸パターン2を有する第一基材4の作製方法は特に限定されない。リソグラフィー法、切削法、等どのような方法で作製しても良い。
リソグラフィー法での第一基材4の作製を図3を参照して説明する。
(a)先ず、所望形状のシリコン、石英ガラス、又はガラスの基板8にレジストをスピンコート法により塗布してレジスト層を形成し、その後、所望の第一凹凸パターン2に対応した輪帯状のマスクの像を投影露光法により基板8面上のレジスト層に投影、露光し、次いでレジスト層を現像し、パターン状のレジスト層11を形成する。
(b)次に、基板8をエッチングする。エッチング方法はウエット、ドライ何れでも良い。
(c)レジスト層11を基板8から除去することにより、1段の凹凸パターン13が形成された基板8を作製する。尚、1段の凹凸パターンからなる回折光学素子をBOE(Binary Optical Element)という。
(d)以上(a)(b)(c)の工程を輪帯状のマスクの形状を変えながらもう一度繰り返せば、2段の凹凸パターン13を形成することができる。同様に2段の凹凸パターンからなる回折光学素子を2BOEという。
(e)更に、以上(a)(b)(c)の工程を輪帯状のマスクの形状を変えながらもう二度繰り返せば、4段の凹凸パターン13を形成することができる。この凹凸パターン13は階段状形状の格子面15、又、第一凹凸パターン2に対応する。又、4段の凹凸パターンからなる回折光学素子を4BOEという。
このようにして作製された1BOE、2BOE、4BOEなどの凹凸パターン13を有する基板12をそのまま本発明の実施の形態の光学素子1の第一基材4として用いることもできるが、以上の工程(a)(b)(c)を繰り返して作製された基板12は高価であるので、このようにして作製された基板12をガラスプロセス原盤12と呼び、通常は第一基材4に第一凹凸パターン2を成形するための成形型として用いる。
このガラスプロセス原盤12を成形型として用いるときには、このガラスプロセス原盤12の凹凸パターン13に樹脂を接触させて樹脂層を形成し、その後、樹脂層を硬化し、樹脂層をガラスプロセス原盤から離型することにより、凹凸パターン13の反転形状の第一凹凸パターン2を有する樹脂製の第一基材4が作製される。この場合、ガラスプロセス原盤12の凹凸パターン13は所望の第一凹凸パターン2の反転形状にする必要がある。
尚、樹脂成形の際、図4に示すように、ガラスプロセス原盤12の凹凸パターン13を樹脂層の一方の面に押し当て、他の面には所望の形状の第三光学面9を転写する為の第三光学面9の反転形状の型面を有する成形型14を押し当て、その後樹脂層を硬化すれば、第一凹凸パターン2を有する第一光学面と第三光学面との両面を同時に樹脂製の第一基材4面上に形成することができる。
又、ガラスプロセス原盤12の寿命の関係で、量産規模が大きいときには、ガラスプロセス原盤12から、更にレプリカとして、第二の成形型を製造して、その第二の成形型を第一基材4の第一凹凸パターン2形成用の成形型として用いることもできる。
この第二成形型は、ガラスプロセス原盤12の凹凸パターン13面上に電鋳法、無電解メッキ法、又は金属成膜法で厚い膜を形成し、その後ガラスプロセス原盤12からこの厚い膜を離型することにより作製される。このような第二成形型を用いることにより第一基材4を大量生産することができる。この場合、ガラスプロセス原盤12の凹凸パターン13形状は第一基材4の所望の第一凹凸パターン2の形状と同じになる。
第二成形型で第一基材4を成形する場合、樹脂成形のみならず、低融点ガラスを用いたガラスモールド法を用いることができる。
尚、ガラスモールドの場合にも樹脂成形の場合と同様に、第二成形型の凹凸パターン13を低融点ガラスの一方の面に、低融点ガラスの他方の面に所望の形状の光学面11を転写する為の第三光学面9の反転形状の型面を有する成形型を押し当てて、第一凹凸パターン2を有する第一光学面と第三光学面との両面を同時に形成することができる。
又、第一基材4の第一凹凸パターン2の成形の為に、ガラスプロセス原盤12、或いはガラスプロセス原盤12のレプリカである第二成形型を用いず、金属母材に切削法で第一凹凸パターン2の反転形状を型面として形成した成形型を用いても良い。又、上記切削法で型面を形成した成形型の該型面上に電鋳法、無電解メッキ法、又は金属成膜法で厚い膜を形成し、その後型面からこの厚い膜を離型することにより、上記切削法で型面を形成した成形型のレプリカを作製し、このレプリカを用いて第一凹凸パターン2を転写しても良い。
又、第一凹凸パターン2は複数の成形型を用いて転写しても良い。この場合、第一凹凸パターン2の一部分を一つの成形型で転写し、形成し、次に、残りの部分を他の成形型で光学材料に転写し、形成する。
以上のような方法で第一基材4が作製される。
[第二基材の作製法]・・・(2)、(3)
図2にて、第二基材5は樹脂から成り、以下のようにして作製される。
(2)第一基材4の凹凸パターン2面上に樹脂を接触させ樹脂層6を構成する。
この樹脂層6を硬化させたものが第二基材5を構成する。そこで、所望の第二基材5の厚みを比較的小さく、且つ第二凹凸パターン3が形成される第二光学面を第一凹凸パターン2が形成された第一光学面に全体としてほぼ平行にする場合は第一凹凸パターン2面上にスピンコータで樹脂を塗布することにより樹脂層6を形成する。所望の第二基材5の厚みが大きい場合は、図5に示すように、第一基材4の第一凹凸パターン2を樹脂層6の一方の面に押し当て、他の面には所望の平面、球面、又は非球面形状を転写する為の、所望形状の反転形状の型面を有する成形型18を押し当て、厚みを調整して樹脂層6を形成する。
(3)樹脂層6を硬化させることにより第二光学面に第二凹凸パターン3を形成し、第二基材5を作製する。
このような方法により何故第二凹凸パターンが形成できるか、理由は明確でないが、理由の一つに、樹脂層6の硬化時の収縮があるのではないかと推定している。
以上のようにして、積層された第一凹凸パターン2と第二凹凸パターン3とが形成された光学素子1が作製される。
このようにして作製される光学素子1の第一凹凸パターン2の凹部の位置と第二凹凸パターン3の凹部の位置との位置ずれa2、又は第一凹凸パターン2の凸部の位置と第二凹凸パターン3の凸部の位置との位置ずれa1は100nm以下となっている。尚、樹脂層6をスピンコート法で形成する場合、第一凹凸パターン2と第二凹凸パターン3との凹凸の位置ずれは殆ど認められなかった。
[実施例1]
図2を参照して本実施例の光学素子の製造方法を説明する。
炭素鋼製の基板面上にNi及びPを主成分とする無電解メッキ層を形成し、この無電解メッキ層を先端径が3μmのダイヤモンドバイトで切削加工し、第一回折格子パターン2の反転形状の型面を形成することにより成形型を作製した。
(1)ガラスモールド装置に該成形型と低融点ガラス母材と第三光学面を転写するための成形型とをこの順番に配置して加熱し、低融点ガラス母材を軟化させ、その後、前記二つの成形型を前記ガラス母材の両側から加圧することにより、ピッチが1μm〜5μm、段差が1μm〜25μmの第一回折格子パターン2を低融点ガラス母材に転写し、第一基材4を作製した。
(2)次に、第一回折格子パターン2面上に前述の紫外線硬化型樹脂を滴下し、該樹脂に所望の凸の球面形状の反転形状の凹の球面形状の型面を有する成形型を、圧力を0〜30Kgへと徐々に増やしながら押圧し、樹脂層6を形成した。
(3)樹脂層6に第一基材4の側から紫外線を照射して光硬化させたところ、第二基板5の表面に第二凹凸パターン3が形成されていた。この第二凹凸パターン3のピッチと位置は第一凹凸パターンのピッチと位置とに正確に一致し、ピッチは1μm〜5μm、位置ずれは100nm以下だった。段差は、SEM観察、AFM観察、三次元形状測定器(製品名UA3P)で行なったところ、100nmだった。この同じ位置に対応する第一凹凸パターンの段差は16μmだった。
[実施例2]
本実施例の光学素子の製造方法の実施例1との違いは、実施例1の(2)の工程では、第一回折格子パターン2面上に前述の紫外線硬化型樹脂を滴下し、該樹脂を所望の凸の球面形状の反転形状の凹の球面形状の型面を有する成形型で押圧して樹脂層6を形成しているが、本実施例では第一回折格子パターン2面上に紫外線硬化型樹脂をスピンコート法で塗布して樹脂層6を形成した点のみである。
スピンコートは、回転速度を約10rpmから最高1000rpmまで徐々に上げながら行なった。
その後、樹脂層6に第一基材4の側から紫外線を照射して光硬化させたところ、第二基板2の表面に第二凹凸パターン3が形成されていた。この第二凹凸パターン3のピッチと位置は第一凹凸パターンのピッチと位置とに正確に一致し、ピッチは1μm〜5μm、位置ずれは100nm以下だった。段差は、SEM観察、AFM観察、三次元形状測定器(製品名UA3P)で行なったところ、100nmだった。この同じ位置に対応する第一凹凸パターンの段差は16μmだった。
[実施例3]
図2を参照して本実施例の光学素子の製造方法を説明する。
所望の第一回折格子パターン2の反転形状の型面を有するガラスプロセス原盤を作製した。
(1)該ガラスプロセス原盤の型面上に紫外線硬化型樹脂を滴下し、成形型で樹脂を押し拡げて樹脂層を形成し、その後、紫外線を照射して樹脂層を光硬化後に、樹脂層を離型することにより第一回折格子パターン2が転写された第一基材4を作製した。
(2)第一回折格子パターン2面上に紫外線硬化型樹脂をスピンコート法で塗布して樹脂層6を形成した。
(3)樹脂層6に紫外線を照射して光硬化させたところ、その第二基板5の表面に第二凹凸パターン3が形成されていた。この第二凹凸パターン3のピッチと位置は第一凹凸パターンのピッチと位置とに正確に一致し、ピッチは1μm〜5μm、位置ずれは100nm以下だった。段差は、SEM観察、AFM観察、三次元形状測定器(製品名UA3P)で行なったところ、50nmだった。この同じ位置に対応する第一凹凸パターン2の段差は5μmだった。
[実施例4]
本実施例の光学素子の製造方法を図6の(1)〜(4)に示す。
本実施例の光学素子の製造方法は、積層方向に第一回折格子パターン2と第二回折格子パターン3とを具え、ガラス基材と樹脂基材とから構成される光学素子の製造方法であって、第二回折格子パターン3を、凹凸パターンを有しない成形型で成形することに特徴がある。
以下、図6(1)〜(4)を参照して本実施例の光学素子の製造方法を説明する。
(1)炭素鋼製の凹球面形状の基板面上にNi及びPを主成分とする無電解メッキ層を形成し、この無電解メッキ層を先端径が3μmのダイヤモンドバイトで切削加工し、回折光学素子用の同心円状の第一回折格子パターン2の反転形状の型面を形成することにより成形型16を作製した。その後、不図示のガラスモールド装置に該成形型16と低融点ガラス母材である住田光学社製のP−SK60母材17と第三光学面9を転写するための成形型14とをこの順番に配置して420℃に加熱し、低融点ガラス母材17を軟化させ、二つの成形型16、14を前記低融点ガラス母材17の両側から圧力50kgf/cmで加圧し、二つの成形型16、14の型面のパターンを低融点ガラス母材17に転写するガラス成形を行なった。
(2)型面のパターンを低融点ガラス母材17に転写後に成形型16、14を離型することによって第一回折格子パターン2と第三光学面9を具える第一基材4を作製した。第一回折格子パターン2は同心円状のブレーズ格子パターンであり、格子高は16μm、格子ピッチは3mmだった。
次に、第一回折格子パターン2面上にシランカップリング剤として信越化学製のKBM503とエタノールとpH=4に調整した酢酸酸性水とを重量比2:48:50の割合で混合してなる混合液を塗布し、110℃で10分間加熱した。
(3)次に、シランカップリング処理をした第一回折格子パターン2面上に未硬化のアクリル系の紫外線硬化型樹脂を塗布し、塗布した樹脂の上に、所望の凸球面形状の反転形状の凹球面形状の型面を有するが、第二回折格子パターンに対応した凹凸パターンを有しない第二光学面成形型18を押し当て、樹脂を押し広げ樹脂層6を形成した。
その後、第一基材4側から高圧水銀ランプを用いて主波長365nmの紫外線を照射し、樹脂層6を光硬化させた。紫外線の照射量は2000mJ/cmだった。
(4)光硬化後に第二光学面成形型18を離型することによってガラス製の第一基材4と樹脂製の第二基材5とから構成される光学素子が作製された。
作製された光学素子の第二基材5の表面上には第二光学面成形型18から転写された所望の凸球面に沿って、第一回折格子パターン2と殆ど同じ位置に第二回折格子パターン3が形成されていた。
このようにしてガラス製の第一基材4と樹脂製の第二基材5とから構成され、第一基材4と第二基材5との境界の凸球面に沿って第一回折格子パターン2を、第二基材の表面の凸球面に沿って第二回折格子パターン3を、第一基材4の他の面に凸球面9を具える光学素子が作製された。
この第二回折格子パターンを三次元測定機(製品名UA3P)で測定したところ、段差は、0.3μmだった。
以上のように本実施例によれば、実施例1〜3と同様に、第一回折格子パターンと第二回折格子パターンとの位置ずれが極めて小さいという効果を奏する他に、凹凸パターンを有しない凹球面形状の型面を有する成形型を用いて所望の凸球面に沿って第二回折格子パターンを形成することができるので、成形型の製造費用が安く、その結果光学素子の製造コストが低い。
[実施例5]
本実施例の光学素子の製造方法を図7の(1)〜(4)に示す。
本実施例の光学素子の製造方法は、積層方向に第一回折格子パターンと第二回折格子パターンとを具え、ガラス基材と二つの樹脂基材とから構成される光学素子の製造方法であって、前記第二回折格子パターンを、凹凸パターンを有しない成形型で成形することに特徴がある。
以下、図7(1)〜(4)を参照して本実施例の光学素子の製造方法を説明する。
(1)炭素鋼製の凹球面形状の基板面上にNi及びPを主成分とする無電解メッキ層を形成し、この無電解メッキ層を先端径が3μmのダイヤモンドバイトで切削加工し、回折光学素子用の所望の同心円状の第一回折格子パターン2の反転形状の型面を形成することにより成形型16を作製した。
次に外形50mmの両凸球面形状のBK7基板20を用意し、このBK7基板20の第一樹脂層21が接触する面上にシランカップリング処理をした。
その後、2官能アクリレートと2官能チオールと光重合開始剤とからなるUV硬化型樹脂を成形型16の型面上に塗布し、塗布した樹脂の上に、BK7基板20をシランカップリング処理をした面を樹脂に向けて押し当て、樹脂を押し広げ第一樹脂層21を形成した。
その後、BK7基板20側から高圧水銀ランプを用いて紫外線を照射し、第一樹脂層21を光硬化させた。紫外線の照射量は2000mJ/cmだった。
(2)光硬化後、成形型16を離型すると、第一基材4の第一樹脂層21の表面上には成形型16から転写された第一回折格子パターン2が転写されていた。
この第一回折格子パターン2は所望形状の同心円状のブレーズ格子パターンであり、格子高は20μm、格子ピッチは3mmだった。
(3)次に、第一回折格子パターン2面上に以下に成分を示す未硬化のアクリル系の紫外線硬化型樹脂を塗布し、塗布した樹脂の上に、所望の凸球面形状の反転形状を有するが凹凸が持たない凹球面形状の型面を有する第二光学面成形型18を押し当て、樹脂を押し広げ、第二樹脂層22を形成した。
アクリル系の紫外線硬化樹脂の成分:ベンジルメタクリレート、2-propenoicacid[5,5’-(1,1’-biphenyl)methylene]bis(1,1’-biphenyl)-2-poly(oxy-2,1-ethanediyl)ester]、フッ素系アクリル樹脂、と光重合開始剤とからなる。
その後、BK7基板20側から高圧水銀ランプを用いて主波長365nmの紫外線を照射し、第二樹脂層22を光硬化させた。紫外線の照射量は2000mJ/cmだった。
(4)光硬化後に第二成形型18を離型することによって、BK7基板20と、硬化した第一樹脂層21と、硬化した第二樹脂層22即ち第二基材とから構成される光学素子が作製された。
作製された光学素子の第二基材5の表面上には第二光学面成形型18から転写された所望の凸球面に沿って、第一凹凸パターン2に極めて近い位置に第二凹凸パターン3が形成されていた。
このようにして、BK7基板20と硬化した第一樹脂層21とからなる第一基材4と、硬化した第二樹脂層22からなる第二基材5とから構成され、硬化した第一樹脂層21と硬化した第二樹脂層22との境界の凸球面に沿って第一回折格子パターン2を、第二基材5の表面の凸球面に沿って第二回折格子パターン3を、BK7基板4の他の面に凸球面9を具える光学素子が作製された。
この第二凹凸パターンを三次元測定機(製品名UA3P)で測定したところ、段差は、0.4μmだった。
以上のように本実施例によれば、実施例1〜3と同様に、製造された光学素子が有する第一凹凸パターンと第二凹凸パターンとの位置ずれが極めて小さいという効果を奏する他に、凹凸パターンを有しない凹球面形状の型面を有する成形型を用いて所望の凸球面に沿って第二回折格子パターンを形成することができるので、成形型の製造費用が安く、その結果光学素子の製造コストが低い。
以上説明した実施例4と実施例5に於いて作製された光学素子は、成形型の型面には凹凸面がないにも係わらず、成形して形成された第二凹凸パターンの段差が各々0.3μm、0.4μmと大きかった。
発明者等は、このように大きな段差が形成された原因を、樹脂層6の通常の硬化収縮の効果に加えて、紫外線を第一基材4側から第一回折格子パターン2を通して照射することによって第一格子パターン2の凹凸に起因する光量分布が生じ、この光量分布が生じた紫外線を樹脂層6に照射したことにあるのではないかと推定している。
尚、実施例4と実施例5に於いては、第二回折格子パターンが所望の凸球面に沿って形成される例を説明したが、第二光学面成形型18の型面形状を対応して変えさえすれば、所望の凸球面の他、所望の凹球面形状や非球面形状のみならず一般曲面形状に沿って第二回折格子パターンを形成できることは言うまでもない。
本発明の実施の形態の光学素子1を示す。 本発明の実施の形態の光学素子の製造方法を示す。 本発明の実施の形態の光学素子の製造方法で用いるガラスプロセス原盤の製造方法を示す。 本発明の実施の形態の光学素子1の第一基材4の製造方法を示す。 本発明の実施の形態の光学素子の製造方法の樹脂層6の形成方法を示す。 本発明の実施例4の光学素子の製造方法を示す。 本発明の実施例5の光学素子の製造方法を示す。
符号の説明
1 光学素子
2 第一凹凸パターン(第一回折格子パターン)
3 第二凹凸パターン(第二回折格子パターン)
4 第一基材
5 第二基材
6 樹脂層
7 樹脂層面
8 基板
9 第三光学面
11 レジスト層
12 ガラスプロセス原盤(基板)
13 凹凸パターン
14 第三光学面成形型
15 階段状形状の格子面
16 第一回折格子パターン成形型
17 低融点ガラス母材(P−SK60母材)
18 第二光学面成形型
20 BK7基板
21 第一樹脂層
22 第二樹脂層
23 段差

Claims (7)

  1. 積層方向に第一凹凸パターンと第二凹凸パターンとを具え、前記第一凹凸パターンと第二凹凸パターンとは各々凹部と凸部とを有し、前記第一凹凸パターンが有する凹部の底の位置と前記第二凹凸パターンが有する凹部の底の位置との位置ずれ、又は前記第一凹凸パターンが有する凸部の山の位置と前記第二凹凸パターンが有する凸部の山の位置との位置ずれが100nm以下であることを特徴とする光学素子。
  2. 積層方向に第一凹凸パターンと第二凹凸パターンとを具える光学素子の製造方法であって、母材の一面に第一凹凸パターンを形成する段階と、前記第一凹凸パターン面上に未硬化の樹脂を接触させて樹脂層を形成し、その後、前記樹脂層を硬化させることにより前記樹脂層の前記第一凹凸パターン面側と反対側の面上に第二凹凸パターンを形成する段階とを具えることを特徴とする光学素子の製造方法。
  3. 請求項2に記載の光学素子の製造方法であって、前記第1凹凸パターン面上に前記未硬化の樹脂を接触させ、凹凸形状を有さない所望の面形状の金型を用いることによって前記未硬化の樹脂層を形成することを特徴とする光学素子の製造方法。
  4. 請求項1に記載の光学素子であって、紫外線硬化型樹脂層を具え、前記紫外線硬化型樹脂層の一方の面に前記第1凹凸パターンを、前記紫外線硬化型樹脂層の他方の面に前記第2凹凸パターンを具えることを特徴とする光学素子。
  5. 請求項2に記載の光学素子の製造方法であって、前記第1凹凸パターンの面上に未硬化の紫外線硬化型樹脂を接触させて紫外線硬化型樹脂層を形成し、その後、紫外線を前記紫外線硬化型樹脂層に照射して硬化させることにより前記紫外線硬化型樹脂層の前記第1凹凸パターン面側と反対側の面上に第2凹凸パターンを形成する段階を具えることを特徴とする光学素子の製造方法。
  6. 請求項5に記載の光学素子の製造方法であって、前記紫外線を第1凹凸パターン側から前記紫外線硬化型樹脂層に照射することを特徴とする光学素子の製造方法。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の光学素子の製造方法であって、凹凸形状を有さない所望の面形状の金型で前記紫外線硬化型樹脂層を形状創成しながら前記紫外線を前記紫外線硬化型樹脂層に照射する段階を具えることを特徴とする光学素子の製造方法。
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