JP2004240253A - 楽音生成装置及び方法 - Google Patents

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近藤  洋一
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Abstract

【課題】歩行ステップに応じて演奏を進行させることにより、新規な演奏進行技術を提供することを課題とする。
【解決手段】歩行ステップを検出するためのステップセンサと、検出された歩行ステップに応じて演奏を進行させる楽音生成手段とを有する楽音生成装置が提供される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、楽音生成技術に関し、特に演奏進行のための楽音生成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子楽器には、自動演奏データを読み出して再生することにより自動演奏を行うことができるものがある。また、演奏者が鍵盤を押鍵することにより、自動演奏データのキーオンタイミングを指定し、半自動演奏を行うことができる電子楽器もある。この場合、発音される音高は、自動演奏データの音高である。
また、下記の特許文献1が公開されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−342282号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、歩行ステップに応じて演奏を進行させることにより、新規な演奏進行技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、歩行ステップを検出するためのステップセンサと、前記検出された歩行ステップに応じて演奏を進行させる楽音生成手段とを有する楽音生成装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、歩行ステップを検出する検出ステップと、前記検出された歩行ステップに応じて演奏を進行させる楽音生成ステップとを有する楽音生成方法が提供される。
【0006】
歩行ステップに応じて演奏を進行させることにより、新規な演奏進行技術を提供することができる。これにより、リズムの観念を体得でき、リズム感を養うことができる。また、歩行が楽しくなる。また、歩行運動において、歩調を一定にして歩くことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態による楽音生成装置100の外観図を示す。この楽音生成装置100は、電子楽器に万歩計(R)(歩数計)の技術を応用するものであり、歩行者の歩行ステップに応じて演奏を進行させる。歩行者は、万歩計(R)のように、楽音生成装置100を腰の位置に装着する。
【0008】
楽音生成装置100は、コンサートマジックスイッチ101、曲選択スイッチ102、スタート/ストップスイッチ103、テンポ操作子104及びヘッドホン端子105を有する。コンサートマジックスイッチ101がオフのときには、通常の自動演奏モードになり、自動演奏データに応じた演奏の進行が行われる。
コンサートマジックスイッチ101がオンのときには、歩行ステップ(半自動演奏)モードになり、歩行ステップに応じた演奏の進行が行われる。
【0009】
曲選択スイッチ102は、演奏される曲を選択するためのスイッチである。スタート/ストップスイッチ103は、演奏のスタート及びストップを交互に切り替えるためのスイッチである。なお、早送りスイッチを設けてもよい。テンポ操作子104は、演奏のテンポを指定するための操作子である。テンポは、演奏速度であり、例えば1分間の拍数である。ヘッドホン端子105にヘッドホンを差し込めば、歩行者はヘッドホンで演奏を聴くことができる。
【0010】
上記の歩行ステップモードには、下記の2つの方法がある。
(1)歩行ステップの1歩で1拍が進む。すなわち、歩行ステップに応じて拍を進行させる。この方法は、歩行にとって大変相性がよい。歩かないと演奏が止まり、歩行が遅くなれば演奏に間隔(休止)が生じる。
(2)歩行ステップの1歩で1音符が進む。すなわち、歩行ステップに応じて音符(ノートイベント)を進行させる。この方法は、軽いダンス等を行うときに向いている。音符(メロディ)のリズムに合わせて、ステップを踏まないと、正しい演奏が再生されないので、体でリズム感覚を養うことができる。
【0011】
上記の方法(1)の場合には、ビート切り替えを行うとよい。1歩を1拍とすると、通常、テンポは100〜140位が適切である。しかし、例えばテンポ60の曲の場合、そのままでは遅すぎてしまう。そのような場合は、1歩を1/2拍にすればよく、歩行ステップに応じて8分音符毎に演奏が進行する。逆に、テンポが240の曲の場合は、1歩を2拍にすれば、歩行者はテンポ120のスピードで歩くことができる。すなわち、歩行ステップの1歩は、1拍でない拍数とすることができる。
【0012】
図2は、本実施形態による楽音生成装置の構成を示す概念図である。楽音生成装置は、ステップセンサ201、コンサートマジック(以下、CMという)モジュール202、テンポ生成部211、クロック生成部212、スイッチ203、シーケンサ204、音源205、アンプ206及びヘッドホン207を有する。
【0013】
スイッチ203は、CMスイッチ101(図1)に応じて切り替わる。CMスイッチ101をオンにすると、シーケンサ204はCMモジュール202に接続される。CMスイッチ101をオフにすると、シーケンサ204はクロック生成部212に接続される。
【0014】
まず、CMスイッチ101がオンの場合を説明する。ステップセンサ201は、万歩計(R)と同じ構成を有する。すなわち、歩いたときの振動により、内部の磁石が動いてリードスイッチ(磁性体の薄い板)に近づくと、リードスイッチの接点が閉じ、歩行ステップを検出することができる。CMモジュール202は、検出された歩行ステップに応じた演奏の進行をシーケンサ204に指示する。
シーケンサ204は、歩行ステップに応じた演奏進行で演奏データを読み出して再生する。音源205は、再生された演奏データを基に楽音信号を生成する。アンプ206は、楽音信号を増幅する。ヘッドホン207からは楽音信号に応じた楽音が発音される。
【0015】
次に、CMスイッチ101がオフの場合を説明する。テンポ生成部211は、テンポ操作子104(図1)により指定されたテンポをクロック生成部212に与える。クロック生成部212は、テンポに応じたクロックを生成し、シーケンサ204に供給する。シーケンサ204は、クロックに応じて演奏データを読み出して再生する。その際、キーオン及びキーオフのタイミング等は、演奏データに応じて決まる。音源205、アンプ206及びヘッドホン207は、上記と同様の動作を行う。
【0016】
図3(A)〜(D)は、歩行ステップと再生のテンポの関係を示す。横軸は時間である。図のステップは、1歩行ステップを1クロックで表す。
【0017】
図3(A)は、歩行者のステップが再生のテンポに対してちょうどよい例を示す。1歩行ステップで1拍分の演奏データの再生が行われる。ステップが再生のテンポにあっているので、各拍の演奏が連続して行われ、適切な再生が行われる。
【0018】
図3(B)は、歩行者のステップが再生のテンポよりも遅い例を示す。1歩行ステップで1拍分の演奏データの再生が行われる。ステップが再生のテンポより遅いので、各拍の演奏に隙間ができ、不自然な演奏再生になる。この場合、歩行ステップを速めるか、又はテンポを遅くすることにより、図3(A)に近づけることができる。
【0019】
図3(C)は、歩行者のステップが再生のテンポよりも速い例を示す。1歩行ステップで1拍分の演奏データの再生が行われる。ステップが再生のテンポより速いので、再生中に次のステップが入力される。この結果、前拍の演奏再生と次拍の演奏再生が一部重なって発音される。
【0020】
図3(D)は、歩行者のステップが再生のテンポよりも速い他の例を示す。1歩行ステップで1拍分の演奏データの再生が行われる。ステップが再生のテンポより速いので、再生中に次のステップが入力されるが、そのステップ入力を無視すれば、前拍の演奏再生は継続して行われ、次拍の再生は行われない。そして、その次のステップの入力により、次拍の演奏再生が開始する。この場合、次拍の再生を待つ時間が長くなる。
【0021】
図3(C)及び(D)の場合、歩行ステップを遅くするか、又はテンポを速くすることにより、図3(A)に近づけることができる。
【0022】
図4は、図1の楽音生成装置100のハードウエア構成を示すブロック図である。バス400には、CPU401、ROM402、RAM403、フレキシブルディスクコントローラ404、インタフェース406、パネルスキャン回路408、及び音源(楽音生成部)410が接続されている。
【0023】
ステップセンサ407は、図2のステップセンサ201に相当し、歩行ステップを検出する。インタフェース406は、検出された歩行ステップをバス400に供給する。パネルスイッチ409は、図1のスイッチ101〜103及びテンポ操作子104を含む。パネルスキャン回路408は、パネルスイッチ409の操作に応じて操作情報をバス400に供給する。フレキシブルディスクドライブ405は、複数の曲の演奏データを記憶する。フレキシブルディスクコントローラ404は、フレキシブルディスクドライブ405の演奏データをバス400に供給する。なお、楽音生成装置100を小型化したい場合には、演奏データをROM402に記憶させ、フレキシブルディスクドライブ405及びフレキシブルディスクコントローラ404を削除してもよい。
【0024】
CPU401は、歩行ステップモード時には検出された歩行ステップに応じて演奏を進行させるように演奏データを読み出し、自動演奏モード時には演奏データに応じて演奏データを読み出し、音源410に楽音パラメータを出力する。音源410は、楽音パラメータを基に楽音信号を生成し、D/A変換部411に出力する。D/A変換部411は、楽音信号をデジタル形式からアナログ形式に変換して、アンプ412に出力する。アンプ412は、楽音信号を増幅し、スピーカ413に出力する。スピーカ413からは楽音が発音される。スピーカ413の代わりに、図1のようにヘッドホン端子105を設けてもよい。
【0025】
ROM402は、演奏データ及びコンピュータプログラム等を記憶する。CPU401は、そのコンピュータプログラムに応じて、後に説明する図6〜図10の処理等を行う。また、CPU401は、タイマ414の時間情報に応じて、後に説明する図7のタイマ割り込み処理を行う。RAM403は、CPU401のワークエリア等を有する。
【0026】
図5は、本実施形態による楽音生成装置の動作例を示す図である。タイミングt1において、歩行ステップが検出されてパルス(歩行ステップパルス)が入力されると、フラグBtFが1(オン)になる。クロックT_Clockは、タイマカウントが開始する。演奏位置Song_Locは、n拍目に設定される。再生状況は、n拍目の再生が開始する。
【0027】
次に、タイミングt3では、クロックT_Clockが1拍分をカウントし終わり、0にリセットされる。フラグBtFは、0(オフ)になる。再生状況は、n拍目の再生が終了する。
【0028】
次に、タイミングt4では、次の歩行ステップパルスが入力されるとする。フラグBtFは1になる。クロックT_Clockは、タイマカウントを開始する。演奏位置Song_Locは、n+1拍目が設定される。再生状況は、n+1拍目の再生が開始する。
【0029】
次に、タイミングt5では、次の歩行ステップパルスが入力されるとする。フラグBtFは1を維持する。クロックT_Clockは、0にリセットされ、タイマカウントを開始する。演奏位置Song_Locは、n+2拍目が設定される。再生状況は、図3(C)及び(D)とは異なる再生を行う。すなわち、n+1拍目の再生は中止され、n+2拍目の再生が開始する。n+1拍目は、再生中止により、未再生部分が生じる。
【0030】
タイミングt6では、本来、n+1拍目の再生が終了するタイミングであるが、n+1拍目の再生は中止されているので、フラグBtFは1を維持し、クロックT_Clockはカウントを続行する。
【0031】
タイミングt7では、クロックT_Clockが1拍分をカウントし終わり、0にリセットされる。フラグBtFは、0になる。
【0032】
図6は、本実施形態による楽音生成装置が行う処理のメインルーチンを示すフローチャートである。楽音生成装置の電源がオンされると、以下の処理を行う。
まず、ステップS601では、後に示すステップS602〜S604以外の他の処理を行う。次に、ステップS602では、パネルスイッチ409の操作に応じたパネルスイッチ処理を行う。この処理の詳細は、後に図8を参照しながら説明する。次に、ステップS603では、ステップセンサ407が検出した歩行ステップのパルス入力処理を行う。この処理の詳細は、後に図9を参照しながら説明する。次に、ステップS604では、シーケンサ再生処理を行う。この処理の詳細は、後に図10を参照しながら説明する。その後、ステップS601に戻り、処理を繰り返す。
【0033】
図7は、タイマ割り込みルーチンを示すフローチャートである。この処理は、タイマ414の割り込みにより、所定時間(例えば10ms)間隔で定期的に行われる。まず、ステップS701では、後に示すステップS702及びS703以外の他の処理を行う。次に、ステップS702では、フラグBtFがオン(1)であるか否かをチェックする。フラグBtFの初期値はオフ(0)である。フラグBtFがオンであれば、図5に示すように、ステップS703にて、クロックT_Clockをインクリメントする。クロックT_Clockの初期値は0である。その後、処理を終了する。
【0034】
図8は、図6のステップS602のパネルスイッチ処理の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS801では、後に示すステップS802〜S805以外の他の処理を行う。次に、ステップS802では、曲選択スイッチ処理を行う。すなわち、曲選択スイッチ102(図1)の操作に応じて、演奏する曲を設定する。次に、ステップS803では、CMスイッチ処理を行う。すなわち、CMスイッチ101(図1)の操作に応じて、上記の自動演奏モードと歩行ステップモードとを切り替える処理を行う。次に、ステップS804では、スタート/ストップスイッチ処理を行う。すなわち、スタート/ストップスイッチ103(図1)の操作に応じて、演奏のスタートとストップとを交互に切り替える。
次に、ステップS805では、テンポスイッチ処理を行う。すなわち、テンポ操作子104の操作に応じて、演奏のテンポ設定を行う。以上で、処理を終了する。
【0035】
図9は、図6のステップS603のパルス入力処理の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS901では、歩行ステップの検出によりパルス入力があるか否かをチェックする。ステップセンサ407が歩行ステップを検出すると、パルスが入力される。入力があればステップS902へ進み、入力がなければ処理を終了する。
【0036】
ステップS902では、フラグBtFがオンであるか否かをチェックする。オンであればステップS903へ進み、オフであればステップS904へ進む。ステップS903では、図5のタイミングt5のように、発音中の音を消す。その後、ステップS904へ進む。
【0037】
ステップS904は、上記の2つの歩行ステップ演奏方法(1)及び(2)に応じて処理方法が異なる。演奏方法(1)は、図5に示したように、歩行ステップの1歩で1拍進む方法である。演奏方法(2)は、歩行ステップの1歩で1音符進む演奏方法である。
【0038】
ステップS904では、以下の処理を行う。フラグBtFをオンに設定する。
次に、クロックT_Clockを0にリセットする。次に、クロック最大値T_Clock_MAXの値を設定する。演奏方法(1)の場合、クロック最大値T_Clock_MAXには1拍のクロック数が設定される。演奏方法(2)の場合、クロック最大値T_Clock_MAXには次の音符(ノートイベント)までのクロック数が設定される。次に、ソングロケーションSong_Locの設定を行う。演奏方法(1)の場合、ソングロケーションSong_Locは、図5に示すように、次の拍の先頭に移動する。演奏方法(2)の場合、ソングロケーションSong_Locは、次の音符(ノートイベント)に移動する。その後、処理を終了する。
【0039】
図10は、図6のステップS604のシーケンサ再生処理の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS1001では、後に示すステップS1002〜S1009以外の他の処理を行う。次に、ステップS1002では、フラグBtFがオンであるか否かをチェックする。オンであればステップS1003へ進み、オフであれば処理を終了する。
【0040】
ステップS1003では、クロックT_Clockがクロック最大値T_Clock_MAXより大きいか否かをチェックする。大きければステップS1004へ進み、大きくなければステップS1006へ進む。
【0041】
ステップS1004では、図5のタイミングt3のように、フラグBtFをオフに設定する。次に、ステップS1005では、クロックT_Clockにクロック最大値T_Clock_MAXをセットする。その後、ステップS1006へ進む。
【0042】
ステップS1006では、クロックT_ClockがクロックClock以上か否かをチェックする。クロックClock以上であればステップS1007へ進み、未満であれば処理を終了する。
【0043】
ステップS1007では、クロックT_ClockとクロックClockとの間に演奏データのイベントがあるか否かをチェックする。イベントがあればステップS1008へ進み、なければ処理を終了する。
【0044】
ステップS1008では、上記のイベントの処理を行う。ノートイベントがあればノートイベントを読み出して再生する発音処理を行う。次に、ステップS1009では、クロックClockにクロックClock_eventを加算する。クロックClock_eventは、イベント毎に持っている値であり、一つ前のイベントからのクロック数(相対時間)である。その後、ステップS1006へ戻り、処理を繰り返す。
【0045】
以上のように、本実施形態の楽音生成装置は、歩行ステップを検出するためのステップセンサと、検出された歩行ステップに応じて演奏を進行させる楽音生成手段とを有する。
【0046】
演奏方法(1)によれば、検出された歩行ステップに応じて拍を進行させて演奏を行う。この方法は、歩行にとって大変相性がよく、歩かないと演奏が止まり、歩行が遅くなれば演奏に間隔(休止)が生じる。
【0047】
演奏方法(2)によれば、検出された歩行ステップに応じて音符を進行させて演奏を行う。この方法は、軽いダンス等を行うときに向いている。音符(メロディ)のリズムに合わせて、ステップを踏まないと、正しい演奏が再生されないので、体でリズム感覚を養うことができる。
【0048】
本実施形態によれば、歩行ステップに応じて演奏を進行させることにより、新規な演奏進行技術を提供することができる。これにより、リズムの観念を体得でき、リズム感を養うことができる。また、歩行が楽しくなる。また、歩行運動において、歩調を一定にして歩くことができる。
【0049】
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、歩行ステップに応じて演奏を進行させることにより、新規な演奏進行技術を提供することができる。これにより、リズムの観念を体得でき、リズム感を養うことができる。また、歩行が楽しくなる。また、歩行運動において、歩調を一定にして歩くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による楽音生成装置の外観図である。
【図2】本実施形態による楽音生成装置の構成を示す概念図である。
【図3】歩行ステップと再生のテンポの関係を示す図である。
【図4】本実施形態による楽音生成装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図5】本実施形態による楽音生成装置の動作例を示す図である。
【図6】本実施形態による楽音生成装置が行う処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図7】タイマ割り込みルーチンを示すフローチャートである。
【図8】パネルスイッチ処理の詳細を示すフローチャートである。
【図9】パルス入力処理の詳細を示すフローチャートである。
【図10】シーケンサ再生処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 楽音生成装置
101 CMスイッチ
102 曲選択スイッチ
103 スタート/ストップスイッチ
104 テンポ操作子
105 ヘッドホン端子
201 ステップセンサ
202 CMモジュール
203 スイッチ
204 シーケンサ
205 音源
206 アンプ
207 ヘッドホン
211 テンポ生成部
212 クロック生成部
400 バス
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 フレキシブルディスクコントローラ
405 フレキシブルディスクドライブ
406 インタフェース
407 ステップセンサ
408 パネルスキャン回路
409 パネルスイッチ
410 音源
411 D/A変換部
412 アンプ
413 スピーカ
414 タイマ

Claims (8)

  1. 歩行ステップを検出するためのステップセンサと、
    前記検出された歩行ステップに応じて演奏を進行させる楽音生成手段とを有する楽音生成装置。
  2. 前記楽音生成手段は、前記検出された歩行ステップに応じて拍を進行させて演奏を行う請求項1記載の楽音生成装置。
  3. 前記楽音生成手段は、前記検出された歩行ステップに応じて音符を進行させて演奏を行う請求項1記載の楽音生成装置。
  4. 前記楽音生成手段は、演奏データを読み出して再生することにより演奏を進行させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の楽音生成装置。
  5. 前記楽音生成手段は、歩行ステップが検出されない場合には演奏を進行させない請求項1〜4のいずれか1項に記載の楽音生成装置。
  6. 前記楽音生成手段は、歩行ステップの1歩を1拍として演奏を進行させる請求項2記載の楽音生成装置。
  7. 前記楽音生成手段は、歩行ステップの1歩を1拍でない拍数として演奏を進行させる請求項2記載の楽音生成装置。
  8. 歩行ステップを検出する検出ステップと、
    前記検出された歩行ステップに応じて演奏を進行させる楽音生成ステップとを有する楽音生成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007193907A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Yamaha Corp 音楽再生制御装置及び音楽再生装置
WO2016206057A1 (zh) * 2015-06-25 2016-12-29 马岩 根据跑步节奏播放音乐的方法和音乐播放器

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