JP2004237838A - ブロワ装置用ケーシング - Google Patents

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勝治 桑田
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Abstract

【課題】冷却風の流通効率すなわちブロワモータの冷却効率が向上したブロワ装置用ケーシングを提供することである。
【解決手段】ブロワ装置は、ブロワ22を駆動するブロワモータ24と、ブロワモータを保持するケーシング30とから成る。ケーシング30は送風ダクト10に取り付けられるフランジ部37と、フランジ部と一体化されブロワモータを保持する保持部31と、保持部から遠心方向に延びブロワモータの冷却風の通路65を形成する通路形成部45とから成る。通路形成部45の根本部47に冷却風通路内の駄空間を埋める充填部48が形成されている。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置のブロワ装置用ケーシングに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の空調装置では、送風ダクト内に空気の流れ方向で上流から下流に向かってブロワ装置、蒸発器(エバポレータ)及びヒータコア等が配置されている。最上流の外気取入口から取り入れた外気と内気取入口から取り入れた内気との混合空気が、ブロワ装置により下流側に送られる。エバポレータ及びヒータコアにより冷却及び加熱されて空調空気となり、吹出口から車室に吹き出される。
【0003】
ブロワ装置は送風ファン(ブロワ)と、ブロワを回転駆動するブロワモータと、ケーシングとから成る。ケーシングはブロワモータを保持する保持部を持ち、更に発熱による温度上昇を防止する冷却風を取り込む通路部を持つ。
【0004】
従来のブロワ装置用ケーシング(特許文献1参照)は、図10に示すように、容器状のカバー150と、該カバー150とは別体の蓋状のフランジ155とから成る。カバー150の一部から遠心方向(半径方向外向き)に通路部152が延びている。また、フランジ部155の中心部にはブロワモータ160を保持する保持部157が形成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−222099号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のケーシングでは、カバー150とフランジ155とを別々に成形し、その後両者を結合している。これでは、カバー150及びフランジ155の成形工程と結合工程とが必要となり、製造コストが上昇する。
【0007】
さりとて、カバー150とフランジ155とを一体成形しようとすると、成形全型の構造が複雑になる。また、保持部157と通路部157との間に駄空間159が形成されている。冷却風がこの駄空間159に流れると、滞留して流速が落ち、ブロワモータ160の冷却効率が低下する。樹脂材料を成形して成るケーシングでは、成形の都合上等の理由によりこのような駄空間が存在し易い。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、冷却風通路内に形成される駄空間を排除又は極力少なくすることにより、冷却風の流通効率すなわちブロワモータの冷却効率が向上したブロワ装置用ケーシングを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願の発明者は、冷却風通路内の駄空間を充填材で埋めることを思い付いて、本発明を完成した。
【0010】
本発明によるブロワ装置用ケーシングは請求項1に記載したように、外気と内気との混合空気を下流側に送るブロワを回転駆動するブロワモータと、逆風ダクトに取り付けられブロワモータを保持するケーシングとから成るブロワ装置において、ケーシングは、送風ダクトに取り付けられたフランジ部と、フランジ部と一体化されブロワモータを保持する保持部と;保持部から遠心方向に延びブロワモータの冷却風通路を形成し、その根本部に駄空間を埋める充填部が形成された通路形成部と;から成る。このケーシングにおいて、充填部の形成により元々の駄空間は実質的に壁部の一部となり、冷却風の滞留を防いで流通効率を向上させる。
【0011】
請求項2のケーシングは、請求項1において、保持部は有底円筒形状である。請求項3のケーシングは、請求項1において、通路形成部は保持部から延びた上壁部、保持部から延び途中で屈曲した下壁部及び保持部から延びた一対の側壁部とを含み、断面L字形状の冷却風通路を区画している。請求項4のケーシングは、請求項3において、下壁部は保持部から遠心方向に延びた第1壁部分、第1壁部分に連続して軸方向に延びた第2壁部分及び第2壁部分に連続して遠心方向に延びた第3壁部分を有する。
【0012】
請求項5のケーシングは、請求項1において、通路形成部は保持部から延びた上壁部、保持部から延びるにつれて上壁部に接近する下壁部及び保持部から延びた一対の側壁部を含み、傾斜した冷却風通路を区画している。請求項6のケーシングは、請求項3又は5において、上壁部は保持部から遠心方向に延びたフランジ部の一部から成る。
【0013】
請求項7のケーシングは、請求項6において、充填部は所定の幅及び高さを持ち、遠心方向に延びる複数の短冊状リブから成る。請求項8のケーシングは、請求項6において、充填部は遠心方向に延びる複数の第1リブと、第1リブと直交する方向に延びる複数の第2リブとを含む格子状リブから成る。請求項9のケーシングは、請求項1においてフランジ部、保持部及び通路形成部は樹脂材料により一体成形されている。
【0014】
【発明の実施の形態】
<ブロワ装置>
ブロワ装置はブロワ(送風ファン)、ブロワを回転するブロワモータ及びブロワモータを保持し送風ダクトに取り付けるケーシングとからなる。ブロワは送風ダクト内に、ブロワモータは送風ダクト外に、それぞれ配置されている。ブロワモータによりブロワを回転させ、送風ダクトの空気通路内において、外気と内気との混合空気を下流側に送る。
<ケーシング>
ケーシングは少なくともフランジ部、保持部及び通路形成部を含み、樹脂材料(例えばポリプロピレン)により一体成形されることが望ましい。フランジ部等と一体成形するためには、成形時に通路形成部の一部に金型を挿入して貫通孔を形成し、成形後にこの貫通孔に蓋部材を取り付ければ良い。
▲1▼フランジ部、保持部
フランジ部はケーシングを送風ダクトに取り付ける部分で、全体として中空円板形状を持つ。保持部はブロワモータを保持する部分で、ブロワモータの外形に対応して、有底円筒形状又は円筒形状を持つ。その外周面においてフランジ部の内周縁と一体化されている。
▲2▼通路形成部
通路形成部はブロワモータを冷却する冷却風の通路(冷却風通路)を形成する部分である。上壁部、下壁部及び一対の側壁部で構成され、保持部から遠心方向に延びている。フランジ部と通路形成部とは一体成形されるので、フランジ部の円周方向の一部で上壁部を形成することができる。下壁部は複数の屈曲壁から成り屈曲した冷却風通路を形成しても良いし、傾斜壁から成り傾斜した冷却風通路を形成しても良い。
【0015】
通路形成部の根本部特にその内面に駄空間を埋める充填部が形成されている。本発明において「駄空間」とは、角部や隅部等、冷却風が流れ難く滞留し易い部分である。複数の型から成る成形金型でケーシングを一体成形する際、複数の型の交差部等に角部や隅部が存在し易い。元々駄空間であった空間は充填部の形成により実質的に壁部の一部になり、駄空間は排除される。
【0016】
根本部の内面であれば、上壁部、下壁部又は一対の側壁部の何れに充填部を形成することもできる。通路形成部を通して保持部の下方側からブロワモータに冷却風を送る場合、保持部の上方側に駄空間が形成され易い。この意味で、上壁部の内面に形成することが望ましい。
【0017】
充填部はリブから成ることができる。具体的には、上壁部の根本部の内面の肉厚を他の部分よりも少し薄くし、この薄い根本部の内面に複数のリブを上壁部の長手方向に短冊状に形成すればよい。また、上壁部の長手方向及び幅方向に格子状に形成しても良い。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面に基づき説明する。
<第1実施例>
(構成)
図1に示すように、この実施例の車両用空調装置は送風ダクト10と、その内部に配置されたブロワ装置20、エバポレータ70及びヒータコア72等とから成る。このうち、箱形状の送風ダクト10は空気通路17を区画し、最上流部に外気取入口11a及び内気取入口11bと、切換ドア12とを備える。最下流部に複数の吹出口14a,14b及び14cと、開閉ドア15a,15b及び15cとを備えている。
【0019】
図1及び図4から分かるように、空気の流れ方向で最上流に配置されたブロワ装置20は送風ファン(ブロワ)22と、ブロワモータ(以下、実施例では「モータ」と呼ぶ)24と、ケーシング30とを含む。ブロワ22は多数のファンを備え、モータ24の出力軸25に取り付けられている。
【0020】
図2、図3及び図4から分かるように、ケーシング30は保持部31、フランジ部37及び通路部45を有し、これらが樹脂により一体的に成形され、一体樹脂構造物となっている。このうち、保持部31はケーシングの中心に形成され、円筒部32と底壁部33とを備え有底円筒形状を有する。次述するフランジ部37と一体化されモータ24を支持している。。円筒部32の直径(内径)はモータ24の直径(外径)に対応し、長さはモータ24の長さに対応している。円筒部32の下端寄りの円周方向の一部に通風孔34が形成されている。
【0021】
フランジ部37は一定厚さの中空円板部38と、その外周縁に形成された屈曲部39とを含み、中空円板部38の内周縁で円筒部32に一体化されている。ケーシング30はフランジ部37の屈曲部39において送風ダクトの底壁18に結合されている。
【0022】
通路形成部45はフランジ部37の上壁部46、下壁部50及び一対の側壁部61から成る。上記フランジ部37のうち、一定幅で遠心方向に延びた部分が上壁部46を形成している。下壁部51は保持部31の底壁部33から斜め方向に延びる第1壁部分52、軸方向上方に延びる第2壁部分54及び遠心方向に延びる長い第3壁部分55を備える。矩形状の第1壁部分52は矩形状孔を覆い(図3参照)、半径方向外方のヒンジ部52aの周りに回動可能である。一対の側壁部61は円筒部32から遠心方向に延びている。
【0023】
上壁部46と下壁部51及び一対の側壁部61により区画された断面L字形の冷却風通路65は軸方向部分66と半径方向部分67とを含み、半径方向部分67の先端に空気取入口69が形成されている。先端開口には蓋部材71が取り付けられ、下方のヒンジ部71aの周りに回動可能となっている。
【0024】
図4及び図5から分かるように、上壁部46の根本部47の下面47aには複数のリブ(充填部)48が形成されている。各リブ48は肉厚が薄い根本部47に形成され、幅方向(図5で上下方向)に一定幅を持つとともに、上壁部46の肉厚方向に一定高さを持ち、半径方向に延びている。これにより元々駄空間であった根本部47の内面側の空間が上壁部46の一部となっている。
【0025】
上記蓋状の第1壁部分52及び蓋部材71は保持部31、フランジ部37及び下壁部51等の一体成形後、組み付けられたものである。通路形成部45の一体成形時、第1壁部分52を取り付けるべき貫通孔に型を挿入し、保持部31、上壁部46のリブ47及び第2壁部54を形成する。また、蓋部材71を取り付けるべき貫通孔から型を挿入して、上壁部46や第3壁部55を形成する。
【0026】
ブロワ装置20の下流に配置されたエバポレータ70は、その内部を流れる低温の冷媒とその周囲を流れる空気との間で熱交換し、冷風を生成する。エバポレータ70の下流に配置されたヒータコア72は、その内部を流れる冷却温水とその周囲を流れる空気との間で熱交換し、温風を生成する。ヒータコア72の上流側には回動可能なエアミックスドア74が配置されている。
(作動)
この実施例では、図1において、外気取入口11a及び内気取入口11bから取り入れ混合された混合空気はブロワ装置20により下流側に送られる。モータにより回転されるブロワ22が混合空気を下流側に送る。その際、図6に示すように、冷却風が空気取入口69から冷風風通路65を通してモータ24に供給され、発熱による温度上昇が抑制される。
【0027】
図1に戻って、混合空気は、エバポレータ70により冷却されて冷風となり、ヒータコア72により加熱されて温風となる。エアミックスドア74の回動角度を調整してエバポレータ70を通過する空気とバイパスする空気との割合を変更することにより、空調空気の温度が調整される。所定温度の空調空気は所定の吹出口14a14b及び14cから車室に吹き出される。
(効果)
この実施例によれば、第1に、冷却風通路65の軸方向部分66の半径方向部分67とが直交する角部における冷却風の滞留が防止される。これは、上壁部46の根本部47の内面に、所定の幅及び高さを持ち上壁部46の長手方向に延びた複数のリブ48を形成したことによる。その結果、冷却風が冷却風通路65を流通しやすくなり、ブロワモータ24に効率よく冷却風が供給され、温度上昇が抑制される。
【0028】
第2に、通路形成部45内の冷却風の流れがスムーズで、風切り音も発生しない。これは冷却風通路45を断面L字形状としたこと、及びリブ48を上壁部46の長手方向に形成し、冷却風の流れ方向と一致させたことによる。
<第2実施例>
図7に示した第2実施例は、第1実施例と比べて、冷却風通路102の構成及び充填部91の構成が異なる。
【0029】
フランジ部80の一部により上壁部85が構成される。下壁部95は保持部81の底壁部82から遠心方向に延び、遠心方向に進むにつれて上壁部85に接近している。下壁部95の中間部はヒンジ部96の周りに回動可能な蓋部材97から成る。この蓋部材97は通路形成部100の成形後に組み付けられたものである。その結果、上壁部85の空気取入口101から保持部81の通気孔83にかけて漸次下降する下り坂状の冷却風通路102が形成されている。
【0030】
上壁部85の下面には、上壁部85の幅方向(図7の紙面と直交する方向)に複数のリブ91が並設されている。各リブ91は一定幅で、上壁部85の根本部86から先端部87近くまで、即ち上壁部85のほぼ全長に亘って延びている。高さは先端部87側が低く、根本部86側に進むにつれて漸増している。これは、下方に傾斜した蓋部材97により冷却風通路102が同方向に傾斜し、中心に向かうにつれて大きな駄空間が形成されるためである。
【0031】
この実施例によれば、冷却風通路102は高さが全体に亘って一定で、通気取入口101から通気孔83まで直線的に延びているので、冷却風の流れがスムーズになる。上壁部111の根本部115の上面にヒケが発生する心配もない。
<比較例>
図8に第2実施例の比較例を示す。図8(a)に示す第1比較例は、通路形成部110の上壁部111の先端部112の内面にリブ113を形成し、根本部115にはリブを形成していない。根本部115にリブを形成しないのは、リブの形成によるヒケの発生を防止するためである。下壁部117はヒンジ118の周りに回動可能な第1蓋部分119と、中間部分121と、ヒンジ120の周りに回動可能な第3蓋部分122から成る。
【0032】
この第1比較例では、根本部112におけるヒケの発生は抑制されるが、冷却風の一部が空間114内に流れ冷却効率が低下し易い。
【0033】
図8(b)に示す第2比較例は、上壁部111の先端部112の内面にリブ125を形成し、根本部115の内面に駄肉部126を形成している。このようにすれば、無駄な空間はなくなるが、上壁部111の根本部115の上面127にヒケが発生し易い。
【0034】
尚、上面127の一部を肉盗みすれば、ヒケの発生をある程度抑制することができるが、ファン22からの風が肉盗み部に衝突し気障りな異音が発生し易い。
<充填部の変形例>
上記図5のリブ48の変形例を図9に示す。図9(a)のリブ130は上壁部46の根本部47の半径方向に延びる複数の長手方向リブ部131と、幅方向(図9(a)の紙面と直角方向)に延びる複数の幅方向リブ部132とが直交して形成され、格子形状を持つ。
【0035】
これに対して、図9(b)に示すリブ135は上壁部46の根本部47の長手方向及び幅方向で整列された多数の矩形状の突起137から成る。
【0036】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明のブロワ装置用ケーシングによれば、冷却風通路の根本部の駄空間が充填部で埋められるので、冷却風が滞留し難く流通性が向上し、ブロワモータを効率よく冷却することができる。
【0037】
請求項2のケーシングによれば、有底円筒形状の保持部がブロワモータをより安定して保持することができる。請求項3及び4のケーシングによれば、冷却風が通路形成部の断面L字形状の冷却風通路からブロワモータの下方側に流入し、ブロワモータを効率よく冷却する。
【0038】
請求項5のケーシングによれば、冷却風通路内における冷却風の流れがスムーズになり、上壁部の根本部の上面にヒケが発生する心配もない。請求項6のケーシングによれば、通路形成部の上壁部がフランジ部の一部で構成されるので、ケーシングがコンパクトになる。
【0039】
請求項7及び8のケーシングによれば、通路形成部の上壁部の根本部の駄空間が短冊状リブ又は格子状リブにより充填される。請求項9のケーシングによれば、保持部、フランジ部及び通路形成部が一体成型されるので、製造コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空調装置の全体を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施例によるブロワ装置用ケーシングの正面図である。
【図3】同じく下面図である。
【図4】同じく正面断面図である。
【図5】図4における4方向視図である。
【図6】第1実施例における冷却風の流れを示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施例によるブロワ装置用ケーシングの正面断面図である。
【図8】(a)及び(b)は比較例を示す説明図である。
【図9】充填部としてのリブの変形例を示す説明図である。
【図10】従来例を示す正面断面図である。
【符号の説明】
10:送風ダクト 22:送風ファン
30:ケーシング 31:保持部
37:フランジ部 45:通路形成部
46:上壁部 51:下壁部
65:冷却風通路 70:エバポレータ
72:ヒータコア 74:エアミックスドア

Claims (9)

  1. 外気と内気との混合空気を下流側に送るブロワを回転駆動するブロワモータと、送風ダクトに取り付けられ該ブロワモータを保持するケーシングとから成るブロワ装置において、
    前記送風ダクトに取り付けられるフランジ部と、
    前記フランジ部と一体化され、前記ブロワモータを保持する保持部と、
    前記保持部から遠心方向に延び前記ブロワモータの冷却風通路を形成し、その根本部に駄空間を埋める充填部が形成されている通路形成部と、
    から成ることを特徴とするブロワ装置用ケーシング。
  2. 前記保持部は有底円筒形状である請求項1に記載のケーシング。
  3. 前記通路形成部は、前記保持部から延びた上壁部、該保持部から延び途中で屈曲した下壁部及び該保持部から延びた一対の側壁部とを含み、断面L字形状の前記冷却風通路を区画している請求項1に記載のケーシング。
  4. 前記下壁部は前記保持部から遠心方向に延びた第1壁部分、該第1壁部分に連続して軸方向に延びた第2壁部分及び該第2壁部分に連続して遠心方向に延びた第3壁部分を有する請求項3に記載のケーシング。
  5. 前記通路形成部は、前記保持部から延びた上壁部と、該保持部から延びるにつれて該上壁部に接近する下壁部と、該保持部から延びた一対の側壁部とを含み、傾斜した前記冷却風通路を区画している請求項1に記載のケーシング。
  6. 前記上壁部は前記フランジ部の一部から成る請求項3又は5に記載のケーシング。
  7. 前記充填部は、所定の幅及び高さを持ち遠心方向に延びる複数の短冊状リブから成る請求項6に記載のケーシング。
  8. 前記充填部は、遠心方向に延びる複数の第1リブと、該第1リブと直交する方向に延びる複数の第2リブとを含む格子状リブから成る請求項6に記載のケーシング。
  9. 前記フランジ部、前記保持部及び前記通路形成部は樹脂材料により一体成形されている請求項1に記載のケーシング。
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