JP2004236925A - 酸素富化閉空間システム - Google Patents

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Abstract

【課題】炭酸ガス除去装置に捕集された炭酸ガスが所定量になって炭酸ガス除去装置の炭酸ガス除去性能が低下した場合も、酸素富化膜ユニットの運転を停止することなく継続し得るようにすると共に、閉空間内の人体から発生した炭酸ガスをも除去し得るようにする。
【解決手段】空気中の酸素濃度を富化させる酸素富化膜ユニット5と、酸素富化空気中の炭酸ガスを除去し得るようにした切換え可能な複数の炭酸ガス除去装置15,16と、炭酸ガス除去装置15,16の何れかから送給された酸素富化空気が吹込まれる閉空間21と、閉空間21内の空気中の炭酸ガスを除去するための炭酸ガス除去装置31を設ける。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は酸素富化閉空間システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
肺疾患患者は一般人よりも酸素濃度の高い空気が必要である。このため、従来は、例えば、ボンベから供給される空気を吸引するために酸素吸入器が使用されており、酸素吸入器は顔に装着する必要がある。しかし、酸素吸入器を顔に装着すると、治療等、通常の行動にも不便であり、又、リハビリするときもやり難いという問題がある。そこで、近年、高濃度の酸素を肺疾患患者の居住する部屋、テント等の閉空間に供給し、患者が酸素吸入器なしで治療したり、リハビリを行うことができるような対策が求められている。
【0003】
このため、酸素富化膜ユニットにより酸素濃度を高めた空気を患者の居住する閉空間に供給することが検討されており、酸素富化膜ユニットで酸素濃度を高めた空気を閉空間へ供給するようにした装置として、特許文献1、特許文献2に示すような装置が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−39569号公報
【特許文献2】
特開平6ー79127号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の装置の場合、酸素富化膜ユニットにより酸素が富化された酸素富化空気を室内に供給するようにしてはいるが、酸素と共に富化された炭酸ガス(CO)を酸素富化空気から除去することに対しては何等考慮が払われていない。
【0006】
又、特許文献2の装置の場合には、酸素富化膜ユニットにより酸素が富化された酸素富化空気を閉空間に供給するようにすると共に、酸素と共に富化された炭酸ガスを、炭酸ガス除去装置により酸素富化空気から除去するようにしている。しかし、炭酸ガス除去装置により酸素富化空気から除去された炭酸ガスの量が炭酸ガス除去装置において規定値に達した場合の対策や、閉空間内の人体から発生した炭酸ガスの除去対策については、何等考慮が払われていない。
【0007】
本発明は上述の実情に鑑み、炭酸ガス除去装置により除去された炭酸ガスが炭酸ガス除去装置において所定量になり、炭酸ガス除去装置の炭酸ガス除去性能が低下した場合も、酸素富化膜ユニットの運転を停止することなく継続し得るようにすると共に、閉空間内の人体から発生した炭酸ガスをも除去し得るようにすることを目的としてなしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の酸素富化閉空間システムは、空気中の酸素を富化させる酸素富化膜ユニットと、該酸素富化膜ユニットで生成された酸素富化空気中の炭酸ガスを除去し得るようにした切換え可能な複数の炭酸ガス除去装置と、何れかの炭酸ガス除去装置により炭酸ガスを除去された酸素富化空気が導入される閉空間とを設けたことを最も主要な特徴とする。
【0009】
請求項2の酸素富化閉空間システムは、酸素富化空気中に含有されている水分を除去するためのドライヤ手段と、該ドライヤ手段で水分を除去された酸素富化空気に水分を除去されていない酸素富化空気を混合させて所定量の水分を含有する酸素富化空気を生成させる手段を設けたことを主要な特徴とする。
【0010】
請求項3の酸素富化閉空間システムは、閉空間へ導入される酸素富化空気の酸素濃度が所定の値になるよう調整する酸素濃度調整手段を設けたことを主要な特徴とし、請求項4の酸素富化閉空間システムは、閉空間内に導入される酸素富化空気を所定の温度になるよう調整する空調手段を設けたことを主要な特徴とし、請求項5の酸素富化閉空間システムは、閉空間内の酸素富化空気中の炭酸ガスを除去すると共に炭酸ガスを除去した酸素富化空気を前記閉空間へ戻し得るようにした炭酸ガス除去装置を設けたことを主要な特徴とする。
【0011】
本発明によれば、閉空間内に酸素富化空気を供給できるため、肺疾患患者であっても、酸素吸入器を顔に装着する必要がなく、従って、治療等に便利であり、又、リハビリも容易に行うことができ、更に、閉空間内の人体から発生した炭酸ガスをも除去することができるため、肺疾患患者に支障を与えることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例である。
図中、1はケーシングであり、ケーシング1内には、ファン2から空気供給管3を介し導入された空気から塵埃を除去するために2段に設けられたフィルタ4a,4b、フィルタ4a,4bで塵埃の除去された空気を処理して酸素の富化された酸素富化空気を生成させるための酸素富化膜ユニット5が収納されている。
【0013】
酸素富化膜ユニット5は、減圧ポンプ6により、ケーシング1内の空気を吸引して無孔の分離膜5aの両面に圧力差を与えることにより、ケーシング1内の空気中の酸素が膜表面に「溶解」して膜内を「拡散」移動し、減圧側(減圧ポンプ6側)の膜表面から「離脱」するという原理で酸素富化空気が得られるようになっている。因みに、酸素富化膜ユニット5においては、ケーシング1内(大気側)の空気中の約21%の濃度の酸素が、減圧側では、約31〜32%の濃度になるよう構成されている。
【0014】
ファン2の吸込み側には、内部にプレフィルタ7が収納された空気取込みチャンバ8が接続されている。又、ケーシング1に供給された空気のうち、酸素富化膜ユニット5で処理されない過剰の空気は、ダクト9から空気排出チャンバ10を介し外部へ排出し得るようになっている。
【0015】
減圧ポンプ6の吐出側には、管路11が接続されると共に、管路11の空気流れ方向上流側中途部には、管路11に対し並列状態に配置されるよう、管路12が接続されている。而して、管路11の管路12接続部間の部分及び管路12には、空気流れ方向上流側から下流側へ向けて、切換え弁13,14、炭酸ガス除去装置15,16が接続されている。
【0016】
炭酸ガス除去装置15,16のケーシング15a,16a内には、活性剤であるNaOHとKOHをシリカと珪藻土で固化したソーダライムが収納されており、ソーダライムにより酸素富化空気中の炭酸ガスを吸収し、除去し得るようになっている。
【0017】
管路11の管路12下流側端部接続部よりも空気流れ方向下流側には、管路11に対し並列状態に配置されるよう管路17が接続されている。而して、管路11の管路17接続部間の部分には、冷凍式のドライヤ18が接続されており、管路17には、流量調整弁19が接続されている。又、管路11の管路17下流側端部接続部よりも空気流れ方向下流側には、露点計20が接続されており、露点計20からは流量調整弁19に弁開度指令V1を与え得るようになっている。
【0018】
管路11の空気流れ方向下流側端部は、肺疾患患者が居住する室等の閉空間21内に設置した空調機22のケーシング22aに接続されており、管路11の露点計20接続部よりも空気流れ方向下流側には、流量調整弁23が接続されている。而して、空調機22のケーシング22a内には、循環する媒体により管路11から供給された酸素富化空気を加熱し或は冷却するための熱交換器22bと、加熱又は冷却により温度調整された酸素富化空気を空気吹込み口22cから閉空間21内に供給するための、インバータ制御器22dを備えたファン22eが設置されている。22fはケーシング22aに形成されて閉空間21内の酸素富化空気を取込み得るようにした空気取込み口である。
【0019】
閉空間21内には酸素濃度指示調節計24、炭酸ガス濃度指示調節計25、温度指示調節計26が配置されている。而して、酸素濃度指示調節計24からは、流量調整弁23へ弁開度指令V2を与え得るようになっており、炭酸ガス濃度指示調節計25からは、炭酸ガス濃度上限信号V3を選択器27に与え得るようになっており、選択器27からは、炭酸ガス濃度上限信号V3に対応して切換え弁13,14へ弁切換え指令V4,V5を与え得るようになっている。
【0020】
又、温度指示調節計26からは空調機22の媒体循環系に設けた凝縮器28のファン28aの制御器及びファン22eのインバータ制御器22dに温度に対応した回転数指令V6を与え得るようになっている。
【0021】
なお、図中、29は閉空間21内に設置したベッド、30は閉空間21の内圧調整用のバランサダンパである。
【0022】
次に、上記した図示例の作動を説明する。
空気取込みチャンバ8に取込まれた外気は、プレフィルタ7により塵埃を除去され、ファン2によりケーシング1に送給され、フィルタ4a,4bで塵埃を除去される。又、減圧ポンプ6の駆動により、ケーシング1内の空気は酸素富化膜ユニット5の分離膜5a表面に「溶解」して膜内を「拡散」移動し、減圧側(減圧ポンプ6側)の膜表面から「離脱」するという原理で酸素の富化した酸素富化空気が生成される。酸素富化膜ユニット5において生成された酸素富化空気中の酸素濃度は、約31〜32%になる。酸素富化膜ユニット5で処理されなかった空気はダクト9、空気排出チャンバ10を経て外部へ排出される。
【0023】
分離膜5aを通って生成された酸素富化空気は、減圧ポンプ6から管路11へ送給され、例えば、切換え弁13が開き、切換え弁14が閉止している場合には、切換え弁13を通って炭酸ガス除去装置15へ送給され、酸素富化空気中の炭酸ガスは、ソーダライムにより吸収され、除去される。酸素富化空気中の炭酸ガスを炭酸ガス除去装置15で除去するのは以下の理由による。すなわち、酸素富化膜ユニット5で生成された酸素富化空気中には、分離膜5aにおけるガスの種類の違いによる選択性の相違により、約700〜1000ppm程度の炭酸ガスが含有されており、この炭酸ガスが閉空間21へ導入されるのは、人体の保健上好ましくないためである。
【0024】
炭酸ガスが除去された酸素富化空気の一部は、管路17へ送給され、露点計20からの弁開度指令V1に対応した開度の流量調整弁19を通り、下流の管路11へ送給される。又、残りの酸素富化空気は、ドライヤ18へ送給されて水分を除去され、下流の管路11へ送給される。酸素富化空気中の水分をドライヤ18で除去するのは以下の理由による。すなわち、酸素富化膜ユニット5で生成された酸素富化空気中には、分離膜5aにおける水分子の透過性の高さにより、多量の水蒸気(水分)が含有されており、黴発生の原因や人体の不快感となるためである。
【0025】
而して、水分を除去された酸素富化空気と流量調整弁19により流量を調整された、水分を除去されていない酸素富化空気は、管路11の管路17下流側端部接続部で合流し、所定の水分を含有した酸素富化空気として管路11中を送給され、露点計20の部分及び流量調整弁23を通り、空調機22のケーシング22a内に導入される。
【0026】
管路11の管路17下流側端部接続部で合流した酸素富化空気は、露点計20の部分を通る際に露点が測定され、そのデータに対応して露点計20からは弁開度指令V1が流量調整弁19に与えられ、流量調整弁19は、閉空間21へ導入される酸素富化空気の水分が所定の量となるよう、所定の開度に調整される。
【0027】
又、閉空間21内の酸素濃度指示調節計24で検出された、閉空間21内の酸素濃度に対応した弁開度指令V2は、流量調整弁23へ与えられて流量調整弁23は所定の開度に調整され、その結果、閉空間21内の酸素濃度は所定の状態(約31〜32%)に保持される。
【0028】
空調機22のケーシング22aに導入された酸素富化空気は循環する媒体により熱交換器22bで加熱若しくは冷却されて温度調整され、ファン22eにより空気吹込み口22cから閉空間21内に吹込まれる。
【0029】
閉空間21内の温度指示調節計26で検出された室温に対応した回転数指令V6はインバータ制御器22d及び図示してない制御器に与えられてファン22e及び凝縮器28のファン28aの回転数や圧縮機の運転停止動作が調整され、所定流量の空気が空気取込み口22fからケーシング22a内に導入され、上述のごとく温度制御されて閉空間21内に吹込まれる。このため、閉空間21内の温度は所定の温度に保持される。
【0030】
所定時間の間運転を継続すると、炭酸ガス除去装置15に吸収、除去された炭酸ガスの量が増え、炭酸ガス除去装置15における炭酸ガス分離性能が低下する。このため、閉空間21内に導入される酸素富化空気中の炭酸ガスの濃度が増加する。
【0031】
そうすると、炭酸ガス濃度指示調節計25で検出された炭酸ガス濃度が所定の値に達し、温度指示調節計26からは、炭酸ガス濃度上限信号V3が選択器27に与えられ、選択器27からは、切換え弁13に弁切換え指令V4が与えられて切換え弁13が閉止すると共に、切換え弁14に弁切換え指令V5が与えられて切換え弁14が開く。このため、以降の酸素富化空気中の炭酸ガスの除去は、再び切換えが行われるまでは、炭酸ガス除去装置16において行われる。
【0032】
切換えられて運転の停止された炭酸ガス除去装置15においては、ソーダライムの交換が行われる。なお、弁切換え指令V4,V5を用いて炭酸ガス除去装置15,16におけるソーダライムの要交換の表示を出すこともできる。
【0033】
本図示例によれば、閉空間21内に酸素富化空気を供給できるため、肺疾患患者であっても、酸素吸入器を顔に装着する必要がなく、従って治療等に便利であり、又、リハビリも容易に行うことができる。更に、空気吹込み口22cから吹込まれる酸素富化空気により、閉空間21内は大気に対し約+2mmAq程度の圧力に保持できるため、外気が閉空間21内に流入することがなく、安心して治療やリハビリを行うことができる。
【0034】
図2は本発明を実施する形態の他の例で、図中、図1と同一の部分には同一の符号が付してある。而して、本図示例の特長は、閉空間21内に炭酸ガス除去装置31を設置した点である。炭酸ガス除去装置31のケーシング31a内には、炭酸ガス除去装置15,16と同様、ソーダライムが収納されており、ファン31bによりケーシング31a内に取込まれた酸素富化空気中の炭酸ガスは、ソーダライムに吸収、除去され、炭酸ガスの除去された酸素富化空気は閉空間21内に戻し得るようになっている。
【0035】
本図示例の場合は前記図示例と同様な作用効果を奏し得る他、例えば、閉空間21内の人体から発生した炭酸ガスは、閉空間21内の酸素富化空気と共に炭酸ガス除去装置31へ導入される。従って、人体から発生した炭酸ガスは、炭酸ガス除去装置31で除去され、炭酸ガスの除去された酸素富化空気は閉空間21内に戻されるため、肺疾患患者に支障を与えることがない。
【0036】
なお、本発明の酸素富化閉空間システムに適用される閉空間としては、室、テント等が挙げられる。又、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、露点計20の代わりに測定点の温度をある一定の範囲にして相対湿度計としても実施可能であり、温度指示調節計26を空調機22の吸込み口に内蔵させるようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜請求項5の酸素富化閉空間システムによれば、閉空間内に酸素富化空気を供給できるため、肺疾患患者であっても、酸素吸入器を顔に装着する必要がなく、従って、治療等に便利であり、又、リハビリも容易に行うことができ、更に、閉空間内の人体から発生した炭酸ガスをも除去することができるため、肺疾患患者に支障を与えることがない、等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の酸素富化閉空間システムの実施の形態の一例の概要を表わすフロー図である。
【図2】本発明の酸素富化閉空間システムの実施の形態の他の例の概要を表わすフロー図である。
【符号の説明】
5 酸素富化膜ユニット
15 炭酸ガス除去装置
16 炭酸ガス除去装置
18 ドライヤ(ドライヤ手段)
19 流量調整弁(所定量の水分を含有する酸素富化空気を生成させる手段)
20 露点計(所定量の水分を含有する酸素富化空気を生成させる手段)
21 閉空間
22 空調機(空調手段)
22b 熱交換器(空調手段)
22e ファン(空調手段)
23 流量調整弁(酸素濃度調整手段)
24 酸素濃度指示調節計(酸素濃度調整手段)
26 温度指示調節計(空調手段)
28a ファン(空調手段)
31 炭酸ガス除去装置

Claims (5)

  1. 空気中の酸素を富化させる酸素富化膜ユニットと、該酸素富化膜ユニットで生成された酸素富化空気中の炭酸ガスを除去し得るようにした切換え可能な複数の炭酸ガス除去装置と、何れかの炭酸ガス除去装置により炭酸ガスを除去された酸素富化空気が導入される閉空間とを設けたことを特徴とする酸素富化閉空間システム。
  2. 酸素富化空気中に含有されている水分を除去するためのドライヤ手段と、該ドライヤ手段で水分を除去された酸素富化空気に水分を除去されていない酸素富化空気を混合させて所定量の水分を含有する酸素富化空気を生成させる手段を設けた請求項1に記載の酸素富化閉空間システム。
  3. 閉空間へ導入される酸素富化空気の酸素濃度が所定の値になるよう調整する酸素濃度調整手段を設けた請求項1又は2に記載の酸素富化閉空間システム。
  4. 閉空間内に導入される酸素富化空気を所定の温度になるよう調整する空調手段を設けた請求項1、2又は3に記載の酸素富化閉空間システム。
  5. 閉空間内の酸素富化空気中の炭酸ガスを除去すると共に炭酸ガスを除去した酸素富化空気を前記閉空間へ戻し得るようにした炭酸ガス除去装置を設けた請求項1、2、3又は4に記載の酸素富化閉空間システム。
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