JP2004236331A - カラープルーフにおける色調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原色であるシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックを用いて印刷されたカラープルーフにおける色を調整する方法を提供する。
【解決手段】シアンビットマップ2、マゼンタビットマップ4、イエロービットマップ6、およびブラックビットマップ8を組み合わせて、1つのマルチビット画像202とした上で、このマルチビット画像202を用いて各々の原色着色剤を画像化する。
【選択図】図21

Description

本発明は、2値ビットマップ画像からハーフトーンカラープルーフを印刷する方法に関するが、特に、原色の2値ビットマップを組み合わせて1つのマルチビット画像とした上で、各原色を複数の露光量で露光することでプルーフにおける原色およびオーバープリントカラーを調整する方法に関する。
印刷前の色校正(pre-press color proofing)は、印刷された素材の見本画像を作成するために印刷業界が用いる手順である。この手順によって、印刷版を作成して高速大量印刷機をセットアップする際に必要となる高額なコストおよび時間が回避されて、所期の画像を生産運転する前の校正用に単一の所期の画像が作成される。印刷前の校正がないと、一連の生産運転において、顧客の要求に応えるために所期の画像に対して数回にわたって訂正を加えることが必要となる場合もあるだけでなく、所期の画像の各々について、新しい印刷版セットが必要となるであろう。印刷前の色校正を利用することによって、時間と費用が節減される。
ハーフトーンの色校正機能を有するレーザー感熱プリンタが、同一出願人による米国特許第5,268,708号明細書(特許文献1)Harshbarger(ハーシュバーガーら)に開示されている。この米国特許第5,268,708号明細書(特許文献1)の装置は、染料を、染料ドナー材料から感熱印刷媒体に転写することによってシート状の感熱印刷媒体上に画像を形成することが可能である。これは、熱エネルギを染料ドナー材料に加えることで感熱印刷媒体上に画像を形成することによって実現される。開示された装置は、材料供給アセンブリと、旋盤ベッド走査サブシステムであって、旋盤ベッド走査フレームと、並進駆動装置と、並進ステージ部材と、レーザープリントヘッドと、を含む旋盤ベッド走査サブシステムと、回転可能な真空撮像ドラムと、感熱印刷媒体および染料ドナー材料のための送出機構とを備える。
この米国特許第5,268,708号明細書(特許文献1)の装置は、材料供給アセンブリからロールの形で感熱印刷媒体の長さを計測して供給する。感熱印刷媒体は、測定された上で必要な長さのシートに切断されて、真空撮像ドラムに給送されて、真空撮像ドラムの周りに巻き付けられて固定される。ドナーロール材料は、材料供給アセンブリから計測供給されて、測定された上で、必要な長さのシートに切断される。シート状の染料ドナー材料は、真空撮像ドラムに給送されて、その周りに巻き付けられて、感熱印刷媒体と位置合わせして重ね合わされる。走査サブシステムは、プリントヘッドを、回転している真空撮像ドラムに沿って軸方向に横断させて、感熱印刷媒体上に画像を作成する。画像は、プリントヘッドがドラム軸に平行に動かされるのに従って、撮像ドラムと同軸で、連続的な螺旋状に描き出されることから、単一の帯状で書き込まれる。
この米国特許第5,268,708号明細書(特許文献1)の装置は、染料ドナー材料を一定の露光量で画像化することによって印刷プロセスを模擬的に行う。インクを転写したり転写しなかったりする印刷プロセスと同様に、染料ドナーを用いて、感熱印刷媒体にマークをつけたりマークをつけなかったりする。この装置によって、各染料ドナー材料の露光量を、所定の範囲にわたって変化させることが可能となることで、顧客が、感熱印刷媒体上に付着した染料の濃度を、印刷機で画像を印刷するために用いることになるインクの濃度と一致させることが可能となる。
米国特許第5,268,708号明細書(特許文献1)において開示されたプリンタの性能は申し分ないが、原色であるシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックは、濃淡のない領域濃度(solid area density)について調整されるにすぎない場合がある。濃淡のない領域濃度の色はドナー材料によって決定される。原色の濃度レベルが決定されると、オーバープリント(重ね刷り)の濃度および色は固定される。例えば、シアンの上にマゼンタを重ね刷りするとオーバープリントのブルーが作り出される。シアンの上にイエローを重ね刷りするとグリーンが作り出される。マゼンタの上にイエローを重ね刷りするとレッドが作り出される。原色の濃度を設定することで、間接的に、オーバープリントカラーの濃度が設定される。顧客が、両方ではないがいずれか一方の濃度を設定する場合もある。
米国特許第5,268,708号明細書(特許文献1)に記載されたプリンタにおいては、校正(calibrate)するために数多くのステップが必要とされる。まず第1に、各々の色版(color plane)の露光量は、濃淡のない領域濃度を一致させるように調整される。第2に、各々の色版のドットゲインは、異なるハーフトーン淡色レベル(tint levels)におけるドットゲイン一致を実現するように調整される。第3に、ドットゲイン曲線と濃度レベルが、3色オーバープリントにおける良好なニュートラル(無彩色)一致または鮮やかな色調の色一致のいずれかを実現するように細かく調整される場合もある。ものによっては、例えば、緑色の草や薄い青色の空のようなその他の記憶色を、極めて重要な色(critical color)として一致させる場合もある。最終的に、ドットゲイン曲線をさらに調整して、より良好な性能がハイライトまたは影の領域において発揮されるようにする場合もある。これらのステップは、非常に重要であり、一般に、顧客が望む外観を実現するためには、プルーフ作業者と顧客との間において多くの反復が行われる。
カラープルーファ(color proofers:色校正装置)は、ラスタ画像プロセッサ(RIP:Raster Image Processor)を用いて、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの色版のハーフトーンビットマップを作成する。顧客の挿し絵(artwork)は、例えば、クォーク社のクォークエクスプレス(Quark Express)(登録商標)やアドビ社のインデザイン(Adobe InDesign)(登録商標)のようなソフトウエアを用いてページの中に組み入れられる。これらのページは、カラー画像、白黒画像、挿し絵、線画、およびテキストからなる場合もある。画像は、連続階調であっても、マルチレベルであっても、2値であってもよい。また、ページは、PDFコードまたはポストスクリプト(PostScript)コードを含む場合もある。RIPによって、入力されたページが処理されて、プリンタの書き込み解像度で各々の色版のハーフトーンビットマップファイルが作成される。RIPによって、例えば、連続階調画像における画素のような、マルチレベルの入力が、適当な大きさのハーフトーンドットに変換される。
ダイレクトデジタルカラーハーフトーンプルーファを用いる従来の校正方法では、印刷するためのファイルをリッピング(ripping)することとは別に、校正するためのファイルをリッピングすることになるが、リッピングプロセスの一部として校正用ファイルにドットゲインを追加する。米国特許第5,255,085号明細書(特許文献2)スペンス(Spence)は、印刷機つまり出力プリンタの階調再現曲線を調整する方法を開示する。この方法では、印刷機からのターゲットつまり所望の出力プルーフを作成して、校正デバイスの特性をベンチマークテストして、元のファイルのドットゲインを調整して校正デバイスにおける目標を達成するための参照テーブルを生成する。米国特許第5,268,708号明細書(特許文献1)は、適応プロセス値を追加して、測定されたベンチマークと目標データセットとの間を補間することで、米国特許第5,293,539号明細書(特許文献3)スペンスにおけるその他のスクリーンルーリング、スクリーン角度、およびドット形状におけるドットゲイン階調スケール曲線を校正する。
現在用いられているダイレクトデジタルカラーハーフトーンプルーファは、ラスタ画像プロセッサ(RIP)を用いてコード値をハーフトーンビットマップに変換する前に、曲線を介して印刷されているコード値を修正することによってドットゲインを実現する。ドットゲインは連続階調画像データにのみ適用されて、線画やテキストには適用されない。ドットゲインは、原色であるシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色について調整される場合もある。また、ドットゲイン曲線は、スポットカラーであるオレンジ、グリーン、レッド、ブルー、ホワイト、およびメタリックについて特定される場合もある。ドットゲイン曲線が原色に適用されると、オーバープリントカラーのドットゲインが固定される。場合によっては、原色のドットゲイン曲線が、オーバープリントにおけるドットゲインを補正するように調整される。これは、結果として、原色の階調スケールにおける軽微な誤りをもたらす。
原色およびオーバープリントカラーの色調および階調スケールを調整するもう1つの方法は、国際カラーコンソーシアム(ICC:International Color Consortium)の“カラープロファイルのファイルフォーマット(File Format for Color Profiles)”である仕様ICC.1A:1999−04に定義されているようなICCプロファイルおよび色変換を利用することによる。ICCプロファイルは、原画像の色空間(一般に、RGB)から中間のCMYKの色空間への変換を具体的に示す。さらに、この変換に引き続いて、CMYKからCMYKcmへの変換が行われるが、これは、好適には、米国特許第6,312,101号明細書(特許文献4)Couwenhoven(コーウェンホーヴェンら)に開示された方法による。デジタルハーフトーンカラープルーファの場合は、ICCプロファイルを用いることで、結果として、原色のハーフトーンドットを加減することに加えて、ハーフトーンドットの大きさを変化させることになる。これによって、ハーフトーンドットの大きさにおける小さな変化に対して許容可能なプルーフが作成される。この方法によれば、何もないところに余計なカラードットが追加された場合には、低品質のハーフトーンプルーフが作成される。もう1つの短所は、濃淡のない領域に穴が加えられた場合である。第3の短所は、ICCプロファイルを用いることで、プリンタに過剰な柔軟性が与えられて、顧客にとってプルーフにおける加減を理解することを困難にするという点である。
また、印刷業界は、印刷前の色校正において、標準色であるシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラック(CMYK)以外の色を使用可能である必要がある。CMYK各色は、プロセスカラーと呼ばれることが多い。印刷業界において、シアン、マゼンタ、およびイエロー以外のその他の色が、印刷物に対するグラフィックデザイナの意図に応じて用いられる。“キー”となる色が、挿し絵における特定の成分を強調するために加えられる場合もある。スクリーンによる連続階調画像の場合は、このキーカラーには、一般に、ブラックが選ばれる。画像に修正を施して、シアン、マゼンタ、およびイエローを同時に用いる代わりに、ブラックを用いることで、画像内の輝度レベルが調整される。これは、下色除去(under color removal)と呼ばれる。ものによっては、顧客は、別の色、例えば、ブラウンをキーカラーとして用いることを選ぶ場合もある。これは、例えば、シリアルの箱の表面上または日焼けした対象物を伴う画像において適切である場合もある。このジョブを印刷するために、プリンタは、シアン、マゼンタ、イエロー、およびキーカラーを用いる。費用を節減するために、これらのうちの一色または複数の色を取り除く場合もある。挿し絵の場合は、印刷業界は、その作者が用いたまさにそのインクを用いてジョブを印刷する場合もある。これらの場合において、プリンタは、レッド、ブルー、またはいくつかの色の組み合わせを印刷することになる場合もあるが、それらの色が、CMYKを含む場合もあれば含まない場合もある。
数多くの場合において、対象物の色が、標準色であるCMYKの着色剤を用いてうまく再現されない場合もある。このとき、追加のカラー印刷版を作成して、対象物の所望の色にほぼ一致しているインクを用いて印刷する場合もある。この追加の色は、CMYK層とともに画像化され、“バンプ(bump)”プレートと呼ばれる。一色または複数のプロセスカラーを取り除いたり、バンプカラーと取り替えたりする場合もあるということに留意することは重要なことである。例えば、赤色を用いて赤い車の色をバンプする場合に、ブラックまたはシアンのプロセスカラーをレッドバンプカラーと取り替える場合もある。
既存のプリプレスシステムでは、これを達成するために追加のドナーカラーが必要となるであろう。例えば、ポラロイド社のグラフィックスイメージングポラプルーフ(Polaroid Graphics Imaging Polaproof)(登録商標)、デュポン社のデジタルハーフトーンプルーフィングシステム(Dupont Digital Halftone Proofing System)(登録商標)、およびイメーション社のマッチプリントレーザープルーフテクノロジ(Imation Matchprint Laser Proof Technology)(登録商標)のような市販のシステムによれば、その全てが特色(special colors:特別な色)を用いてデジタルハーフトーンプルーフを作成するために追加のドナー着色剤が利用可能であることを宣伝してきている。しかしながら、この方法では、製造業者が、追加の染料ドナーシートを特色で、多くの場合は、少量で、作成することを必要とする。1つの色のために、このような少量生産を行うことは不経済である。
もう1つの問題が生じるのは、印刷機中の版材の位置合わせがずれた場合である。その場合には、余白エラーが生じないように各色がやや大きめに重複して画像化される。印刷業界では、ある色の線幅を太くすることによって、その暗めの色の後ろに色配置エラーを隠すようにして、この不具合を隠す。この技術は、“トラッピング(trapping)”と呼ばれている。ハーフトーンプルーフにおいて印刷された各々の色版におけるトラッピングが認識可能であるということは重要である。トラッピングを表示する機能は、現時点における最先端技術を用いたプリプレスカラープルーファにおいて、特色染料ドナーシートを用いることなく容易に利用することはできない。
印刷機では、従来から、階調スケールを生じさせるためにハーフトーンスクリーンを用いる。印刷プロセスでは、通常、不透明であるインクを送出したり送出しなかったりということが可能であるにすぎない。これは、2値の印刷プロセスである。薄い淡色を作り出すためには、小さなドットのインクが用いられる。暗めの淡色を作り出すためには、インクドットが、拡大されてドットとドットの間に空いているスペースに及んで、これをふさぐ。米国特許第5,268,708号明細書(特許文献1)に開示されたハーフトーンプルーファは、CMYKの着色剤を高解像度で画像化する。例えば、コダック社のアプルーバルXPシステム(Kodak Approval XP system)(登録商標)によれば、ソフトウエアラスタ画像プロセッサ(ソフトウエアRIP)を用いて2400dpiまたは2540dpiのいずれかで画像を作成して、ビットマップを作り出すが、これによって、プリンタ内のレーザーがCMYKの各フィルムにマークをつける時はいつかが決定される。各色は、格子状に配列されており、ドットからドットのハーフトーンピッチは、1インチ当たりのドット数を単位とするスクリーンルーリング(screen ruling)と呼ばれる。格子(グリッド)の角度は、スクリーン角度と呼ばれる。各々の色が、異なるスクリーン角度で印刷されることで、各カラースクリーンの互いに対するアライメントおよび精度によって生じるビーティング(beating)またはエイリアジング(aliasing)を隠す。最適な状態を得るために、シアン、マゼンタ、およびブラックのスクリーンは、それぞれ30度分離される。さらに、4番目の色であるイエローは、その他の色のうち2色に係る角度の中間の角度に置かれる。各々のカラースクリーンは、デジタルハーフトーンプルーファの書き込み解像度のピクセルグリッドを有する別々のビットマッププレーンとして完全に分離される。ソフトウエアRIPは、ハーフトーンドットを印刷するためにレーザーを作動させる必要がある場合のグリッドにおける位置を決定する。
例えば、米国特許第5,309,246号明細書(特許文献5)に記載されているように、濃淡のない色領域をプロセスカラーのハーフトーンパターンと取り替えることによって、特色版(special color planes)すなわちプロセスカラー以外の色を含む版を表現することは色校正において一般的に行われていることである。通常、これらのプルーフに補足指示を付けて、顧客およびプリンタに置換が行われたということを知らせることが必要である。ハーフトーン色校正システムにおいて極めて望ましいのは、最終的な印刷ジョブをより忠実に表現する色で特色版を再現することである。レーザー感熱材料転写プルーフィングシステムの場合において、よく知られていることではあるが、これは、特色版に必要とされる固有の色を有する個々のドナーを用いることによって達成可能であるとはいえ、このプロセスでは、上述したように余計な経費が加算されるのである。
米国特許第5,309,246号明細書(特許文献5)バリー(Barry)らによれば、特色を作り出す際に、その特色の主成分に係る別々のスクリーンを用いる。これらのスクリーンは、各原色において大きさが異なるハーフトーンドットからなり、“レシピ”カラーを構成するとともにプルーフにおいて必要とされる特色を模倣する。レシピカラーに係る各ハーフトーンスクリーンが一定濃度の原色となるように設計される場合には、それらは合成されて1つのパスとなる場合もある。トラッピングは、それらが単一のパスとなる場合には表示されないであろう。特色は、ハーフトーンドットの大きさを用いて調整された濃度によって得られるので、書き込まれた特色のハーフトーンドットの大きさは、印刷と一致しないことになる。米国特許第5,309,246号明細書(特許文献5)の利点としては、ハーフトーン特色が、その特色の良好な近似であるということがある。米国特許第5,309,246号明細書(特許文献5)の欠点としては、特色と原色との間におけるトラッピングを表示するためには更なる露光パスが必要とされるということがある。
米国特許第6,060,208号明細書(特許文献6)ワン(Wang)によれば、特色を模倣する際に、特色をスクリーニング(網かけ)した上で、画素を消去することによって、スクリーニングされたビットマップを修正するので、修正されたビットマップがプリンタの原色を用いて画像化されるときに、より淡い濃度が印刷されて、結果として得られるプルーフは、追加の特別な着色剤を用いて画像化されたような外観となる。また、米国特許第6,060,208号(特許文献6)の方法によれば、特色のハーフトーン画像が作成される。但し、米国特許第6,060,208号明細書(特許文献6)の方法では、プルーフ上の特色ハーフトーンドット内に顕著な穴がある。少量の画素が取り去られたり少数の画素が追加されたりする場合についていえば、米国特許第6,060,208号明細書(特許文献6)の方法は、米国特許第5,309,246号明細書(特許文献5)と同様である。米国特許第6,060,208号明細書(特許文献6)の方法を用いることで、原色が単一のパスで画像化されるように、特色ビットマップが、原色ビットマップと組み合わせられる場合もある。しかしながら、このパスのための露光量は一定であり、マイクロピクセル当たりに転写される濃度もまた一定である。プリンタ解像度が画像における個々のマイクロピクセルを一つ一つ認識するのに十分なほど高い場合には、米国特許第6,060,208号明細書(特許文献6)の方法は、ハーフトーンプルーフにおいて視認可能である。プリンタ解像度が書き込み解像度よりも低い場合には、欠落しているマイクロピクセルまたは追加のマイクロピクセルが、画像において不鮮明となり、米国特許第6,060,208号明細書(特許文献6)の方法は、米国特許第5,309,246号明細書(特許文献5)と同様にハーフトーンプルーフにおける濃度を調整することになる。いくつかのマイクロピクセルを追加したり原色から取り去ったりする場合には、米国特許第6,060,208号明細書(特許文献6)の方法は、好ましい結果をもたらす。しかしながら、少量の原色が必要とされる場合には、いくつかのマイクロピクセルを一定の濃度で用いることは、特色のハーフトーンスクリーンを作成する上で低品質のジョブとなる。これについては、ある1つの色の小さなハーフトーンドットを、もう1つの色のより大きなハーフトーンドットに追加して、第3の色を実現することとして、米国特許第5,309,246号明細書(特許文献5)他に記載されている。
米国特許第5,268,708号明細書 米国特許第5,255,085号明細書 米国特許第5,293,539号明細書 米国特許第6,312,101号明細書 米国特許第5,309,246号明細書 米国特許第6,060,208号明細書 特開2001−293908号公報
2001年3月9日に出願された同一出願人による同時係属中の特願2001−67492号公報(特許文献7)は、特色を複数の原色を用いて固有の露光量で画像化することで、異なる量の原色をハーフトーンプルーフ上において混合する方法について記載する。特願2001−67492号は、特色における各色について単一の2値ビットマップを用いる。特願2001−67492号公報(特許文献7)の欠点としては、特色において各々の追加の着色剤を画像化するためには追加の露光パスが必要であるということである。
カラープルーファは、レーザー出力とドラム速度の両方を用いて、各々の着色剤について露光量を調整する場合もある。ドラム速度を25RPM単位で加速すると、ほとんどの場合、ほぼ最大のレーザー出力が可能となるが、これによって印刷処理能力が高まる。カラープルーファは、1パス当たり1つの露光量で1つのビットマップを画像化する。高い書き込み解像度と、ほぼ25μmの小さなスポットサイズを用いて、一般に、印刷機において画像化される中央重点(center weighted)ハーフトーンドットとテキストを模倣する。原色の複数の露光量を用いて特色を印刷することは、追加の露光パスを必要とする。これらの余分なパスのために、より長い時間がかかり、デジタルハーフトーンプルーファの処理能力が低下することになる。
このように、現在、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの着色剤を用いて特色を校正するための方法がいくつか存在している。これらの方法では、余計な時間がかかる。加えて、プルーフにおけるオーバープリントおよび原色の濃度および色を調整可能である必要がある。
簡単に述べると、本発明の1つの態様によれば、原色であるシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックを用いて印刷されたカラープルーフにおける色を調整するための方法が、
a)シアン2値ビットマップ、マゼンタ2値ビットマップ、イエロー2値ビットマップ、およびブラック2値ビットマップを組み合わせて、1画素当たり4ビットで構成される画像を形成して、
b)前記1画素当たり4ビットの画像を用いて、レッド、シアン、グリーン、マゼンタ、ブルー、イエロー、およびニュートラルを含む群から選択された複数の色を特定して、
c)前記原色の各色について、順次、
1)前記原色からなる群から選択されたカラードナーを装填するステップと、
2)前記選択された複数の色の各色におけるカラードナーの量となるように前記装填されたカラードナーの濃度を設定するステップと、
3)前記濃度を画像化するために必要とされる露光量セットを計算するステップと、
4)前記露光量セットの最大値に等しいかそれよりも大きい数値である最大露光量レベルを設定するステップと、
5)前記設定された最大露光量レベルを用いて前記露光量セットについてパルス幅変調レベルを計算するステップと、
6)単一のパスにおいて前記1画素当たり4ビットの画像における各レベルについて前記パルス幅変調レベルを用いて前記設定された最大露光量レベルで前記カラードナーを印刷するステップと、
を行うことによって達成される。
1つの実施の形態によれば、本発明は、2値ビットマップ画像に基づいてハーフトーンカラープルーフを印刷するための方法に関する。さらに具体的には、本発明は、原色の2値ビットマップを論理結合して複数のビットマップとした上で、これらのビットマップを調整可能な量の原色を用いて画像化することで、プルーフにおける原色およびオーバープリントカラーを調整するためのものである。
また、本発明は、2値ビットマップ画像に基づいてハーフトーンカラープルーフを印刷するための方法、さらに具体的には、原色の2値ビットマップを論理結合して1つのマルチビット画像とした上で、各々の原色を固有の複数の露光量で露光することで、プルーフにおける原色およびオーバープリントカラーを調整するための方法に関する。
具体的には、当該方法は、オーバープリントカラーの各色の特色ビットマップ、純色の特色ビットマップ、および元のビットマップを作成した上で、全てのビットマップをレシピカラーおよびデジタルハーフトーンカラープルーファを用いて画像化することに関する。さらに、当該方法によれば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのハーフトーンビットマップを組み合わせて1画素当たり4ビットの1つの画像とした上で、この1画素当たり4ビットの画像を、各々の原色を用いて複数の露光量で画像化することで、オーバープリントおよび原色の着色剤を調整する。当該方法は、各々のパルス幅変調レベルについて、基準デューティサイクルおよび立ち下がりエッジ延長カウント値であるTEEカウントを計算するステップをさらに含むことを特徴とする。
本発明の利点としては、オーバープリントの濃度および色を、原色とは別に調整可能であるということがある。
本発明の利点としては、追加量の原色各色を互いに追加することによって、原色を同様に調整可能であるということがある。
本発明の利点としては、調整可能な量の原色を用いて用紙(paper)の色を着色可能であるということがある。
本発明の利点としては、原色の各色を単一の露光パスで画像化することが可能であるということがある。
本発明の好適な実施の形態を、印刷前の校正刷り(プリプレスプルーフ)を作成するための積層装置(laminating apparatus)との関連において説明する。図面を参照するが、図中、同様の符号は、各図を通して同一または対応する部材を示す。
図1に示したような4色のハーフトーン画像は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラック(CMYK)の分解版(separation)からなる。各々の分解版のためのビットマップが、例えば、デジタルハーフトーンプルーファのようなデジタルハーフトーンカラープルーファにおける印刷時にラスタ画像プロセッサ(RIP)によって作成される。シアンビットマップ、マゼンタビットマップ、イエロービットマップ、またはブラックビットマップは、画像、テキスト、バーコード、および線画であることがある。シアン分解版のためのシアンビットマップ2を、図2に示す。マゼンタ分解版のためのマゼンタビットマップ4を、図3に示す。イエロー分解版のためのイエロービットマップ6を、図4に示す。ブラック分解版のためのブラックビットマップ8を、図5に示す。
本発明に係る第1の実施の形態によれば、イエロービットマップ6およびマゼンタビットマップ4の論理ANDによって算出された図6のようなレッドビットマップ10が計算される。なお、本発明において、論理ANDは、画素が、フィルムにマークをつけるのは論理“1”つまりオンレベルであるときであり、フィルムにマークをつけないのは論理“0”つまりオフレベルであるときであるというポジティブとしての意味で用いられる。仮に、反対の意味で用いられたとしたら、すなわち、“0”レベルでフィルムにマークをつけるとしたら、その場合、レッドビットマップは、イエロービットマップ6およびマゼンタビットマップ4の論理ORによって形成される。
第1の実施の形態によれば、イエロービットマップ6およびシアンビットマップ2の論理ANDによって算出された図7のようなグリーンビットマップ12が計算される。
第1の実施の形態によれば、マゼンタビットマップ4およびシアンビットマップ2の論理ANDによって算出された図8のようなブルービットマップ14が計算される。
第1の実施の形態によれば、ハーフトーンデジタルプルーフを作成する際に、シアン濃度レベルでのシアンビットマップ2、マゼンタ濃度レベルでのマゼンタビットマップ4、イエロー濃度レベルでのイエロービットマップ6、ブラック濃度レベルでのブラックビットマップ8、濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるレッドレシピでのレッドビットマップ10、濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるグリーンレシピでのグリーンビットマップ12、および濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるブルーレシピでのブルービットマップ14を用いる。レッドレシピ、グリーンレシピ、およびブルーレシピによって、レッド、グリーン、およびブルーのオーバープリント領域に着色剤を加えることが可能となる。これによって、オーバープリントカラーを、原色着色剤の濃度レベルとは無関係に変化させることが可能となる。
本発明に係る第2の実施の形態では、オーバープリント領域において必要とされる原色着色剤が原色よりも少ない場合もあるということが予期されている。第2の実施の形態によれば、イエロービットマップ6およびマゼンタビットマップ4および反転シアンビットマップ2および反転ブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図6に示したレッドビットマップ10が計算される。なお、本発明の開示において、論理ANDは、画素が、フィルムにマークをつけるのは論理“1”つまりオンレベルであるときであり、フィルムにマークをつけないのは論理“0”つまりオフレベルであるときであるというポジティブとしての意味で用いられる。
第2の実施の形態によれば、イエロービットマップ6および反転マゼンタビットマップ4およびシアンビットマップ2および反転ブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図7に示したグリーンビットマップ12が計算される。
第2の実施の形態によれば、反転イエロービットマップ6およびマゼンタビットマップ4およびシアンビットマップ2および反転ブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図8に示したブルービットマップ14が計算される。
第2の実施の形態によれば、イエロービットマップ6およびマゼンタビットマップ4およびシアンビットマップ2および反転ブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図10に示した3色ブラック/ニュートラルビットマップ16が計算される。
第2の実施の形態によれば、イエロービットマップ6およびマゼンタビットマップ4およびシアンビットマップ2およびブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図11に示した4色ブラックビットマップ18が計算される。
第2の実施の形態によれば、反転イエロービットマップ6および反転マゼンタビットマップ4およびシアンビットマップ2およびブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図12に示したダークシアン(暗いシアン)ビットマップ20が計算される。
第2の実施の形態によれば、反転イエロービットマップ6およびマゼンタビットマップ4および反転シアンビットマップ2およびブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図13に示したダークマゼンタ(暗いマゼンタ)ビットマップ22が計算される。
第2の実施の形態によれば、イエロービットマップ6および反転マゼンタビットマップ4および反転シアンビットマップ2およびブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図14に示したダークイエロー(暗いイエロー)ビットマップ24が計算される。
第2の実施の形態によれば、反転イエロービットマップ6および反転マゼンタビットマップ4およびシアンビットマップ2および反転ブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図15に示したピュアシアン(純粋なシアン)ビットマップ26が計算される。
第2の実施の形態によれば、反転イエロービットマップ6およびマゼンタビットマップ4および反転シアンビットマップ2および反転ブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図16に示したピュアマゼンタ(純粋なマゼンタ)ビットマップ28が計算される。
第2の実施の形態によれば、イエロービットマップ6および反転マゼンタビットマップ4および反転シアンビットマップ2および反転ブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図17に示したピュアイエロー(純粋なイエロー)ビットマップ30が計算される。
第2の実施の形態によれば、反転イエロービットマップ6および反転マゼンタビットマップ4および反転シアンビットマップ2およびブラックビットマップ8の論理ANDによって算出された図18に示したピュアブラック(純粋なブラック)ビットマップ32が計算される。
第2の実施の形態では、次に述べるものを用いて、ハーフトーンデジタルプルーフを作成する。
a)シアン濃度レベルのピュアシアンビットマップ26、
b)マゼンタ濃度レベルのピュアマゼンタビットマップ28、
c)イエロー濃度レベルのピュアイエロービットマップ30、
d)ブラック濃度レベルのピュアブラックビットマップ32、
e)濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるレッドレシピのレッドビットマップ10、
f)濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるグリーンレシピのグリーンビットマップ12、
g)濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるブルーレシピのブルービットマップ14、
h)濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるダークシアンレシピのダークシアンビットマップ20、
i)濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるダークマゼンタレシピのダークマゼンタビットマップ22、
j)濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるダークイエローレシピのダークイエロービットマップ24、
k)濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなる3Kレシピの3色ブラック/ニュートラルビットマップ16、および
l)濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなる4Kレシピの4色ブラックビットマップ18。
第2の実施の形態によれば、純粋な原色着色剤の濃度を、原色を含むオーバープリントにおける濃度成分よりも低くしたり、高くしたり、あるいは同程度にしたりすることが可能となる。
第2の実施の形態によれば、純粋な原色の各ビットマップを、単一の色成分の代わりにレシピを用いて画像化することが可能となる。
第2の実施の形態によれば、元の原色ビットマップを、計算された各ビットマップの1つの代わりに、またはこれに加えて用いることが可能となる。これによって、各ビットマップ分解版(bitmap separations)の間における余白エラーをなくすことが可能となる。
例えば、レッドビットマップ10、ピュアイエロービットマップ30、およびピュアマゼンタビットマップ28が、各々のビットマップの間に位置合わせエラーを伴ってプリント上の領域に画像化されると、プルーフ上のイエロー、レッド、およびマゼンタの各領域の間に余白エラーが存在する場合もある。本発明の実施の形態では、イエローを画像化する時に、ピュアイエロービットマップ30またはレッドビットマップ10のいずれか一方の代わりに元のイエロービットマップ6を用いることによって、その余白エラーをなくす。マゼンタを画像化する時には、ピュアマゼンタビットマップ28またはレッドビットマップ10のいずれか一方の代わりに元のマゼンタビットマップ4を用いる。
元の原色ビットマップを用いるための方法の各ステップは、以下のとおりである。
a)シアンを画像化するためには、
1)レシピ群(ピュアシアン、ブルーレシピ、グリーンレシピ、ダークシアン、3K、
4K)のための濃度セットの中で最も淡いシアン濃度(CMIN)を有するビットマ
ップ(CLIGHTEST)を見つけて、
2)最も淡いシアン濃度CMINを有するビットマップCLIGHTESTを元のシア
ンビットマップ2に取り替えて、
3)最も淡いシアン濃度CMINで元のビットマップを画像化して、
4)ビットマップCLIGHTESTを除いたレシピ群(ピュアシアン、ブルーレシピ
、グリーンレシピ、ダークシアン、3K、4K)における残りの各々のビットマップ
を、最も淡いシアン濃度CMINを除いたそれらに対応する濃度レベルで画像化する

b)マゼンタを画像化するためには、
1)レシピ群(ピュアマゼンタ、ブルーレシピ、レッドレシピ、ダークマゼンタ、3K
、4K)のための濃度セットの中で最も淡いマゼンタ濃度(MMIN)を有するビッ トマップ(MLIGHTEST)を見つけて、
2)最も淡いマゼンタ濃度MMINを有するビットマップMLIGHTESTを元のマ
ゼンタビットマップ4に取り替えて、
3)最も淡いマゼンタ濃度MMINで元のビットマップを画像化して、
4)ビットマップMLIGHTESTを除いたレシピ群(ピュアマゼンタ、ブルーレシ
ピ、レッドレシピ、ダークマゼンタ、3K、4K)における残りの各々のビットマッ
プを、最も淡いマゼンタ濃度MMINを除いたそれらに対応する濃度レベルで画像化
する。
c)イエローを画像化するためには、
1)レシピ群(ピュアイエロー、ブルーレシピ、グリーンレシピ、ダークイエロー、3
K、4K)のための濃度セットの中で最も淡いイエロー濃度(YMIN)を有するビ
ットマップ(YLIGHTEST)を見つけて、
2)最も淡いイエロー濃度YMINを有するビットマップYLIGHTESTを元のイ
エロービットマップ6に取り替えて、
3)最も淡いイエロー濃度YMINで元のビットマップを画像化して、
4)ビットマップYLIGHTESTを除いたレシピ群(ピュアイエロー、ブルーレシ
ピ、グリーンレシピ、ダークイエロー、3K、4K)における残りの各々のビットマ
ップを、最も淡いイエロー濃度YMINを除いたそれらに対応する濃度レベルで画像
化する。
d)ブラックを画像化するためには、
1)レシピ群(ピュアブラック、ダークシアンレシピ、ダークマゼンタレシピ、ダーク
イエロー、3K、4K)のための濃度セットの中で最も淡いブラック濃度(KMIN
)を有するビットマップ(KLIGHTEST)を見つけて、
2)最も淡いブラック濃度KMINを有するビットマップKLIGHTESTを元のブ
ラックビットマップ8に取り替えて、
3)最も淡いブラック濃度KMINで元のビットマップを画像化して、
4)ビットマップKLIGHTESTを除いたレシピ群(ピュアブラック、ダークシア
ンレシピ、ダークマゼンタレシピ、ダークイエロー、3K、4K)における残りの各
々のビットマップを、最も淡いブラック濃度KMINを除いたそれらに対応する濃度 レベルで画像化する。
図19は、本発明の実施の形態である。連続階調画像が、ディスク100上のポストスクリプトファイルに存在しており、これは、コンピュータ102上に存在するハーレクイン(Harlequin)社のラスタ画像プロセッサ(RIP)ソフトウエアプログラムによって読み出される。ハーレクインRIPによって、シアンビットマップ分解版2、マゼンタビットマップ分解版4、イエロービットマップ分解版6、およびブラックビットマップ分解版8が作成される。通常、例えば、コダック社のアプルーバルXPのようなデジタルハーフトーンカラープルーファ112によって、これらの分解版を、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各々で画像化して、ハーフトーンプルーフ114を作成することになる。この実施の形態では、コンピュータ104上に存在するカスタム“C”プログラムによって、シアンビットマップ2、マゼンタビットマップ4、イエロービットマップ6、およびブラックビットマップ8が読み出された上で、結果的に、レッドビットマップ10、グリーンビットマップ12、ブルービットマップ14、3色ブラック/ニュートラルビットマップ16、ピュアシアンビットマップ26、ピュアマゼンタビットマップ28、およびピュアイエロービットマップ30となる論理結合(logical combinations)が作成される。この実施例におけるプリンタの着色剤は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックである。
この実施の形態における論理結合は、以下のとおりである。
1)レッドビットマップ = マゼンタビットマップ AND イエロービットマップ
2)グリーンビットマップ = イエロービットマップ AND シアンビットマップ
3)ブルービットマップ = シアンビットマップ AND マゼンタビットマップ
4)3色ブラック/ニュートラルビットマップ = シアンビットマップ AND マゼンタビットマップ AND イエロービットマップ
5)ピュアシアンビットマップ = シアンビットマップ AND (NOT マゼンタビットマップ) AND (NOT イエロービットマップ)
6)ピュアマゼンタビットマップ = (NOT シアンビットマップ) AND マゼンタビットマップ AND (NOT イエロービットマップ)
7)ピュアイエロービットマップ = (NOT シアンビットマップ) AND (NOT マゼンタビットマップ) AND イエロービットマップ
コンピュータ106上に存在するアプルーバルコンフィギュレーションユーティリティ(ACU:Approval Configuration Utility)と呼ばれるプログラムを用いて、セット(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、3色ブラック/ニュートラル、レッド、グリーン、ブルー、ピュアシアン、ピュアマゼンタ、およびピュアイエロー)における各色のためのレシピを入力することで、これらのレシピがディスク108上に保存される。コンピュータ110上に存在するアプルーバルインターフェースツールキット(AIT:Approval Interface Toolkit)と呼ばれるプログラムによって、これらのレシピがディスク108から読み出されて、ビットマップ(2,4,6,8,10,12,14,16,26,28,30)が取り込まれることで、コンピュータ110上における印刷ジョブが作成される。この印刷ジョブは、原色(シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラック)をビットマップ(2,4,6,8,10,12,14,16,26,28,30)と組み合わせて画像化することでハーフトーンプルーフ114を作成するダイレクトデジタルカラーハーフトーンプルーファであるプリンタ112に送信される。ハーレクイン社のソフトウエアRIP、ACU、AIT、およびプリンタであるコダック社のアプルーバルXP(登録商標)は、米国コネチカット州ノーウォーク(Norwalk CT)のコダックポリクロームグラフィックス(Kodak Polychrome Graphics)社から入手可能である。また、ハーレクインRIPは、別途、英国に所在するグローバルグラフィックス(Global Graphics)社から入手することも可能である。
図20は、本発明を用いる場合と用いない場合の色を示すA対Bプロットである。印刷されたパッチの色が、cieLAB色空間を用いて、グレタグ社のスペクトロマット分光計(Gretag Spectromat spectrometer)で測定される。各パッチは、0%、25%、50%、75%、および100%のハーフトーンドットを用いて、原色およびオーバープリントの各々で作成される。なお、テストされたパッチにブラックはない。本発明を用いない場合として、我々は、1.35ステータスTシアン濃度でシアンを、1.45ステータスTマゼンタ濃度でマゼンタを、0.85ステータスTイエロー濃度でイエローを画像化した。本発明を用いない場合におけるAおよびBの測定値を以下のように示す。
1)イエロー120
2)レッドオーバープリント126
3)マゼンタ132
4)ブルーオーバープリント138
5)シアン144
6)グリーンオーバープリント150
元のビットマップを伴わない本発明を用いて、我々は、以下を画像化した。1.3シアンのピュアシアン、1.45マゼンタのピュアマゼンタ、0.85イエローと0.15マゼンタのピュアイエロー、1.5マゼンタと0.75イエローのレッド、1.3シアンと0.15マゼンタと0.85イエローのグリーン、1.3シアンと1.25マゼンタのブルー、および1.3シアンと1.35マゼンタと0.75イエローの3色ブラック。AおよびBの測定値は以下のように図20に図示する。
1)イエロー122
2)レッドオーバープリント128
3)マゼンタ134
4)ブルーオーバープリント140
5)シアン146
6)グリーンオーバープリント152
元のビットマップを伴わない場合には、細い余白エラーが、色と色との間において視認可能であった。
元のビットマップを伴う本発明を用いることで余白エラーは解消された。画像化するのは以下のとおりである。1.3シアンの元のシアンビットマップ、1.25マゼンタの元のマゼンタビットマップ、0.75イエローの元のイエロービットマップ、ピュアシアンビットマップは使用せず、0.2マゼンタのピュアマゼンタ、0.15マゼンタと0.1イエローのピュアイエロー、0.25マゼンタのレッド、0.15マゼンタと0.1イエローのグリーン、ブルーは使用せず、0.1マゼンタの3色ブラック。AおよびBの測定値は以下のように図20に図示する。
1)イエロー124
2)レッドオーバープリント130
3)マゼンタ136
4)ブルーオーバープリント142
5)シアン148
6)グリーンオーバープリント154
図20におけるイエロー淡色156,158は、修正された色で構成される淡色スケール(tint scale)もまた本発明によって影響を受けるということを示す。
本発明に係る第3の実施の形態によれば、反転シアンビットマップ2、マゼンタビットマップ4、イエロービットマップ6、およびブラックビットマップ8の論理ANDによってダークレッドビットマップが計算される。この実施の形態では、濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるダークレッドレシピを用いて、ダークレッドビットマップを画像化する。
第3の実施の形態によれば、シアンビットマップ2、反転マゼンタビットマップ4、イエロービットマップ6、およびブラックビットマップ8の論理ANDによってダークグリーンビットマップが計算される。この実施の形態では、濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるダークグリーンレシピを用いて、ダークグリーンビットマップを画像化する。
第3の実施の形態によれば、シアンビットマップ2、マゼンタビットマップ4、反転イエロービットマップ6、およびブラックビットマップ8の論理ANDによってダークブルービットマップが計算される。この実施の形態では、濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるダークブルーレシピを用いて、ダークブルービットマップを画像化する。
第3の実施の形態によれば、反転シアンビットマップ2、反転マゼンタビットマップ4、反転イエロービットマップ6、および反転ブラックビットマップ8の論理ANDによって、図9に示したような、ペーパービットマップ34が計算される。この実施の形態では、濃度セット(シアン濃度、マゼンタ濃度、イエロー濃度、およびブラック濃度)のうちの少なくとも1つからなるペーパーレシピを用いて、ペーパービットマップを画像化する。
同一出願人による米国特許出願第10/355,932号(出願日:2003年1月31日、発明の名称:“APPARATUS FOR PRINTING A MULTIBIT IMAGE”、発明者:サンガー(Sanger)ら)と組み合わせた本発明のもう1つの実施の形態によれば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各ビットマップ分解版を組み合わせて1つの4ビット画像とした上で、各着色剤を単一のパスで複数の露光量レベルを用いて画像化することで、プルーフの色を調整する。
本発明に係る第4の実施の形態は、カラープルーフにおけるハーフトーンドットの印刷された色を調整するための方法である。本発明を、図21に示す。
第4の実施の形態は、シアン2値ビットマップ2、マゼンタ2値ビットマップ4、イエロー2値ビットマップ6、およびブラック2値ビットマップ8を組み合わせることから始まる。シアンビットマップ、マゼンタビットマップ、イエロービットマップ、またはブラックビットマップは、画像、テキスト、バーコード、および線画であることがある。
ビットマップを組み合わせることによって、1画素当たり4ビットの画像202が形成される。この方法は、続いて、その1画素当たり4ビットの画像202を用いて、以下に示す色を特定する:レッド10、シアン2、グリーン12、マゼンタ4、ブルー14、イエロー6、および3色ブラック/ニュートラル16。代替色には、ピュアシアン26、ピュアマゼンタ28、ピュアイエロー30、ピュアブラック32、ダークシアン20、ダークマゼンタ22、ダークイエロー24、4色ニュートラル18、およびこれらの組み合わせが含まれる。
最も簡素な実施の形態によれば、ビット0にシアンビットマップ2を、ビット1にマゼンタビットマップ4を、ビット2にイエロービットマップ6を、ビット3にブラックビットマップ8を用いて、1画素当たり4ビットの画像202が作成される。この結果、表1のカラーマッピングが得られる。順次、各々の原色のために、当該方法は、数々のステップを要する。第1のステップでは、カラードナー206を装填することを伴う。最も簡素な実施の形態におけるカラードナーは、シアン、マゼンタ、イエロー、またはブラックである場合もある。
第2に、装填されたカラードナーの濃度208が、特定された各々の色におけるカラードナーの量となるように設定される。例えば、シアンドナーを画像化する際には、ペーパー34におけるシアン、ピュアシアン26におけるシアン、ピュアマゼンタ28におけるシアン、ブルー14におけるシアン、ピュアイエロー30におけるシアン、グリーン12におけるシアン、レッド10におけるシアン、3色ブラック16におけるシアン、ピュアブラック32におけるシアン、ダークシアン20におけるシアン、ダークマゼンタ22におけるシアン、ダークブルーにおけるシアン、ダークイエロー24におけるシアン、ダークグリーンにおけるシアン、ダークレッドにおけるシアン、および4色ブラック18におけるシアンとなるように各濃度が設定される。マゼンタを画像化する際には、特定された各々の色におけるマゼンタの量となるように濃度208が設定される。
次に、当該方法は、各濃度208を画像化するために必要な露光量セット210を計算して、さらに、最大露光量レベル212を設定することを要する。最大露光量レベル212は、露光量セット210のうちの最大値に等しいかそれよりも大きい数値である。
パルス幅変調レベル214は、露光量セット210における各々の露光量を、設定された最大露光量レベル212で割ることによって計算することが可能である。
当該方法にはいくつかの計算が含まれることから、本発明では、計算された露光量が、図22に示したような、濃度対露光量を示す曲線を用いて計算可能であるということが予期されている。最大露光量レベル212は、50mJ/cm〜1000mJ/cmの範囲内で変動可能である。パルス幅変調レベル214は、露光量セット210における各々の露光量を、最大露光量レベル212で割ることによって計算される。各々のパルス幅変調レベルは、露光量リストから1つの露光量を得るために必要な最大露光量に対する比率(fraction)を示す。パルス幅変調レベルは、4ビット画像内の画素をピクセル時間全体に対するある割合の時間にわたって“オン”にすることによって、プリンタ204において実現される場合もある。名目上、50%のパルス幅変調レベルを得るためには、画素をピクセル時間の1/2の間にわたってオンにすることになるであろう。ピクセル時間とは、“p”ビット画像における単一の画素を画像化するために充てられる時間である。
ドラム速度“S”および書き込み解像度“R”で回転する、周囲長“C”のドラムに媒体が取り付けられたプリンタ204の場合に、ピクセル時間216は、式1を用いて計算される。例えば、1800回転/分の速度および2540ドット/インチの書き込み解像度で回転する、周囲長58.75cm/回転のドラムを有するプリンタのピクセル時間(216)は、{2.54(cm/in)×60(秒/分)×10(ナノ秒/秒)/[58.75(cm/回転)×1800(回転/分)×2540(dpi)]}=567.4(ナノ秒)である。50%のパルス幅変調レベルで画素を露光するためには、567.4ナノ秒のうちの283.7ナノ秒にわたって画素をオンにすることになるであろう。

式1:ピクセル時間の計算
ピクセル時間=1/(周囲長×書き込み解像度×ドラム速度)
米国特許出願第10/355,932号(出願日:2003年1月31日、発明の名称:“APPARATUS FOR PRINTING A MULTIBIT IMAGE”、発明者:サンガーら)に記載されたプリンタでは、パルス幅変調レベル214を、1/16ピクセル時間のインクリメントで量子化する。基準デューティサイクル(base duty cycle)218とは、パルス幅変調レベルの範囲内における1/16ピクセル時間の最大のインクリメント数である。1/16ピクセルよりも細かいインクリメントで、各々の画素の露光量をさらに制御するために、このプリンタでは、各々のパルス幅変調された画素の立ち下がりエッジを、立ち下がりエッジ延長(Trailing Edge Extension)カウント値であるTEEカウント220によって延長することを可能にする。各々のTEEカウントインクリメントによって、パルスの立ち下がりエッジが、TEE時間と呼ばれる一定量だけ延長される。0.5〜3秒の間におけるTEEインクリメントによって、1/16ピクセルの基準デューティサイクルの間における細かい解像度が提供される。
図23a、図23b、および図23cは、プリンタに対する“オン”コマンドに相当する一連のパルスを示す。図23aは、単一のピクセル露光のための時間に相当する1つのパルスを示す。図23bは、1/16ピクセルの倍数である、基準デューティサイクル218の間にわたってオンである1つのパルスを示す。図23cは、立ち下がりエッジがTEEカウント220によって延長された同様のパルスを示す。図23aに示した画素のパルス幅変調レベルは100%である。図23bに示した画素のパルス幅変調レベルは、1/16ピクセルの数が8であるときに50%となるであろう。1/16ピクセルの数が8であるときに、図23bの場合の基準デューティサイクル218もまた50%である。図23cに示した画素のパルス幅変調レベルは、1/16ピクセルの数が8であって、TEEカウントが2であって、TEE時間が1.89ナノ秒/カウントであって、ピクセル時間が567.4ナノ秒であるときに、50%に1.89ナノ秒×2/567.4ナノ秒を加えた、50.667%となる。
量子化された基準デューティサイクルが1/16ピクセルのインクリメントを有するプリンタにおいて、結果として、各々の基準デューティサイクルの設定において露光量が多少変動することになる場合もある。露光量設定における不正確さを考慮すべく、異なる基準デューティサイクルおよび最大露光量を用いて濃度が印刷される。続いて、測定された各々の濃度を実現するのに相当する100%の露光量が、例えば、図22に示したような感光特性上の反応を用いて算出される。続いて、相当するパルス幅変調レベルが、各々の最大露光量をその100%露光量で割ることによって算出される。最後に、基準デューティサイクルスロープ(mBaseDC)とパルス幅変調インターセプト(PWMインターセプト)が、基準デューティサイクルをパルス幅変調レベル(PWMレベル)と関連づけて計算される。これは、結果として、式2となる。

式2:基準デューティサイクルの関数である校正されたパルス幅変調レベル
PWMレベル=mBaseDC×BaseDC+PWMインターセプト
立ち下がりエッジ延長カウントを伴うプリンタでは、結果として、各々の立ち下がりエッジ延長カウントの設定において露光量が多少変動することになる場合もある。露光量設定における不正確さを考慮すべく、異なる基準デューティサイクル、TEEカウント、および最大露光量を用いて濃度が印刷される。続いて、測定された各々の濃度を実現するのに相当する100%の露光量が、例えば、図22に示したような感光特性上の反応を用いて算出される。続いて、相当するパルス幅変調レベルが、各々の最大露光量をその100%露光量で割ることによって算出される。最後に、基準デューティサイクルスロープ(mBaseDC)、TEEカウントスロープ(mTEECount)、およびパルス幅変調インターセプト(PWMインターセプト)が、基準デューティサイクルとTEEカウントをパルス幅変調レベル(PWMレベル)と関連づけて計算される。式3によって、基準デューティサイクルとTEEカウントの関数である校正されたパルス幅変調レベルが計算される。

式3:基準デューティサイクルとTEEカウントの関数である校正されたパルス幅変調レベル
PWMレベル=mBaseDC×BaseDC+mTEECount×TEECount+PWMインターセプト
露光量設定においてより高い精度が必要とされる場合には、パルス幅変調レベルを校正するためのより複雑なモデルが作成される場合もあるということが予期されている。これらのモデルでは、色、ドラム速度、露光デバイスの出力、およびモデルの係数の少なくとも1つの間における相互関係を考慮に入れる場合もある。
プリンタ204に生じる場合があるもう1つの問題としては、少しの時間、画素をオフにすると、反応が非線形となる場合もあるということがある。最大露光量は、この影響を打ち消すように調整される。オフ時間222は、式4を用いて計算される。0ナノ秒のオフ時間は、100%の基準デューティサイクルにおいて得られる。プリンタは、100%デューティサイクルにおいて線形となる。例えば、0〜45ナノ秒の下限値に満たないオフ時間では、結果として、プリンタは、所定の画素について正味の露光量をほとんど変化させないことになる場合もある。

式4:オフ時間の計算
オフ時間=(1−PWMレベル)×ピクセル時間
露光量セット210では、最大露光量レベル212を露光量セット210の最大値とする。最大露光量レベル212およびプリンタ204に基づいて、式5を用いてドラム速度を計算する。式1を用いてピクセル時間を計算する。露光量セット210を最大露光量レベル212で割ることでパルス幅変調レベル214を計算する。各々のパルス幅変調レベルについて、式4を用いてオフ時間を計算する。下限値に満たないがゼロではないオフ時間が存在する場合には、最大露光量212を、露光量セット210の最大露光量×上記において計算されたピクセル時間/全量とするが、このとき上記において計算されたピクセル時間は、所要の最小ピクセル時間を除いた時間である。

式5:ドラム速度の計算
ドラム速度=(出力×書き込み解像度)/(周囲長×露光量)
また、第4の実施の形態は、ここに説明した方法によって作成されたカラープルーフ114でもある。原色一色当たり単一のパスで、少なくとも1つの原色の各色についての複数のビットマップを画像化することによって、この方法を用いてカラープルーフが作成される。原色としては、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、オレンジ、グリーン、ブルー、ホワイト、およびメタリックを含むプリンタ内において利用可能な色のいずれであってもよい。
最終的に、各々のドナーカラーについて、当該方法は、設定された最大露光量レベル212を用いて露光量セット210についてパルス幅変調レベル214を計算して、さらに、単一のパスで1画素当たり4ビットの画像202における各々の画素についてパルス幅変調レベル212を用いて設定された最大露光量レベル212でカラードナー206を印刷することを含む。
装填されたカラードナーの濃度は、印刷用紙の濃度に相当するように設定される場合もあれば、カラープルーフの濃度に相当するように設定される場合もあれば、あるいはインクジェット印刷の濃度に相当するように設定される場合もある。本発明について、そのいくつかの好適な実施の形態に特に言及しつつ限定のためではなく、考察のために、本発明の好適な実施の形態を、印刷前の校正刷りを作成するための積層装置との関連において詳細に説明してきたが、本発明の意図および範囲内で変更および修正を加えることが可能であることは言うまでもない。
4色ハーフトーン画像を示す図である。 シアン分解版/ビットマップを示す図である。 マゼンタ分解版/ビットマップを示す図である。 イエロー分解版/ビットマップを示す図である。 ブラック分解版/ビットマップを示す図である。 レッドビットマップを示す図である。 グリーンビットマップを示す図である。 ブルービットマップを示す図である。 ペーパービットマップを示す図である。 3色ブラック/ニュートラルビットマップを示す図である。 4色ブラックビットマップを示す図である。 ダークシアンビットマップを示す図である。 ダークマゼンタビットマップを示す図である。 ダークイエロービットマップを示す図である。 ピュアシアンビットマップを示す図である。 ピュアマゼンタビットマップを示す図である。 ピュアイエロービットマップを示す図である。 ピュアブラックビットマップを示す図である。 本発明の実施の形態を示す図である。 本発明を用いて印刷された色および本発明を用いないで印刷された色を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態を示す図である。 印刷された濃度対露光量を示す感光特性曲線である。 ピクセル時間を示すタイミング図である。 基準デューティサイクルおよびオフ時間を示すタイミング図である。 立ち下がりエッジの延長を伴う基準デューティサイクルおよびオフ時間を示すタイミング図である。
符号の説明
2 シアンビットマップ、4 マゼンタビットマップ、6 イエロービットマップ、8 ブラックビットマップ、10 レッドビットマップ、12 グリーンビットマップ、14 ブルービットマップ、16 3色ブラック/ニュートラルビットマップ、18 4色ブラックビットマップ、20 ダークシアンビットマップ、22 ダークマゼンタビットマップ、24 ダークイエロービットマップ、26 ピュアシアンビットマップ、28 ピュアマゼンタビットマップ、30 ピュアイエロービットマップ、32 ピュアブラックビットマップ、34 ペーパービットマップ、114 カラープルーフ、216 ピクセル時間、218 基準デューティサイクル、220 TEEカウント、222 オフ時間。

Claims (3)

  1. 原色であるシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックを用いて印刷されたカラープルーフにおける色を調整する方法であって、
    a)シアン2値ビットマップ、マゼンタ2値ビットマップ、イエロー2値ビットマップ、およびブラック2値ビットマップを組み合わせて、1画素当たり4ビットで構成される画像を形成して、
    b)前記1画素当たり4ビットの画像を用いて、レッド、シアン、グリーン、マゼンタ、ブルー、イエロー、およびニュートラルからなる群から選択された複数の色を特定して、
    c)前記原色の各色について、順次、
    1)前記原色からなる群から選択されたカラードナーを装填するステップと、
    2)前記選択された複数の色の各色におけるカラードナーの量となるように前記装填されたカラードナーの濃度を設定するステップと、
    3)前記濃度を画像化するために必要とされる露光量セットを計算するステップと、
    4)前記露光量セットの最大値に等しいかそれよりも大きい数値である最大露光量レベルを設定するステップと、
    5)前記設定された最大露光量レベルを用いて前記露光量セットについてパルス幅変調レベルを計算するステップと、
    6)単一のパスにおいて前記1画素当たり4ビットの画像における各レベルについて前記パルス幅変調レベルを用いて前記設定された最大露光量レベルで前記カラードナーを印刷するステップと、
    を行うことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記複数の色が、ピュアシアン、ピュアマゼンタ、ピュアイエロー、ピュアブラック、ダークシアン、ダークマゼンタ、ダークイエロー、3色ニュートラル、4色ニュートラル、およびそれらの組み合わせからなる群から選択された構成要素を含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、各々のパルス幅変調レベルについて、基準デューティサイクルおよび立ち下がりエッジ延長カウント値であるTEEカウントを計算するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
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